人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:

全て表示


【赤】 会社員 雷恩

[自分の中では「薄れていった関係」でも、
彼女にとっては「切られた関係」だったのか。

ここに至るまでも、彼女は自分の解釈を大事にしていた。
今、口が上手く動かせて何か理由を言ったところで
彼女は納得しないだろう。

クラス替えで疎遠になる友達もいる、
SNSでフォローしあった頃には頻繁にリプを送っていても
1年も経てば日常ツイートはスルーするようになる、
そんな一般的な話をしたところで、

「雷恩お兄さんがルミを捨てた」とルミが結論づけているなら
何も変わらない。]
(*19) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:18:56

【赤】 会社員 雷恩

[きっとこの再会も仕組まれていたのだと漸く合点する。
そんなにも恨まれていたとは知らず、のこのこついて来て――

殺される、のだろうか。

胃液が内臓を巡る音も聞こえるのに、上手く吐けない。
仰向けに寝かされているから、今吐いても
吐瀉物が喉に詰まって窒息死間違いなしだろうが。]
(*20) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:19:25

【赤】 会社員 雷恩


   る、 み、


[それは果たして恋なのか。
ルミが思うなら、、、、、、、そうなのだろう。

言葉の通じる相手ではないなら、言葉の自由を
奪われていて好都合だったかもしれない。
対話を試みて絶望することはないから。

麻酔と異なり、触覚は残っているようで、
ベルトを外す時に一旦締められる苦しさに
顔を顰めた。――感覚では。]
(*21) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:20:15

【赤】 会社員 雷恩

[外気に晒された下着は濡れシミもなければその下の形が
はっきり見える訳でもないのに、羞恥で思わず目を閉じた。
意識的に閉じてしまえば二度と目が開かなくなる気がしたが、
初めて味わう屈辱的な状況に、もう耐えていられなかった。

ルミは甘ったるく言葉を紡ぐ。

別れた彼女が同僚だったことまで知っているとは。

どこでどうやって知ったかは知らないが]


 ス、ススストー、k、


[ストーカーは彼女自身だったのだろう。
わかったところでもうどうしようもないが。

ただ祈るしかできない。
上手く動かせない身体が、これから行われるだろう
ストーカー女の愛撫に反応しないことを。*]
(*22) Ellie 2024/05/07(Tue) 23:21:12

【赤】 会社員 雷恩

[殺さない、なんてのは、ニュースで知る殺人犯の
「殺すつもりはなかった」と同じ意味だろう。

歌舞伎町で出回るような、身体の自由を奪う薬が
臓器にも作用したら人体は簡単に生命活動を止める。
心臓や脳のバックアップは存在しないのだから。

泣くことも震えることも罵倒することも出来ない。
だが意識を手放すことも出来ない。

とんだ地獄だ。]
(*30) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:50:37

【赤】 会社員 雷恩

[持っている物差しが違えば、
同じ事象を測っても異なる結果が出る。

ルミにとって一般論が響かないこと同様に、
男には一般論がよく理解出来た。

当時やさしくしたのが自分だったから恋したと
聞けば、それはインプリンティングではないかと
答えたくなる。

だが自分もよく知る恋に堕ちる理由だって、
最初は「やさしくしてくれた」とか
「一緒にいて楽しかったから」とかなのだ。
インプリンティングだから恋ではないと
断じることは出来ない。

口が利けたとして、彼女の恋心を否定しなかっただろう。]
(*31) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:51:23

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


 えー、俺があげたいからあげてるだけなのに。
 でも「もらう」のって嬉しいからありがとう!

 ルミって器用なんだなー。
 これ茎?どーやって編んでんの?
 よく折れないな。


[大きさを踏まえて親指に嵌めた。
「指輪」は「指に嵌めるやつ」という知識しかなかった。

生花で出来た指輪は花瓶に生けたものよりも
寿命が短いのだと聞いて、親のガラケーで写真を撮って貰った。
もう少し昔なら、写真は全部現像していただろう。
もう少し最近なら、スマホデータはクラウド上に保存してあるだろう。

過渡期に撮ったガラケーのデータはどこにあるのか知らない。

指輪が枯れた時はとてもショックだったが、
写真は撮ってもらったからと安心しきって管理を怠った。

罪の記憶が蘇る。]
(-17) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:52:21

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ

[ライオンを認識したと聞いた時には恥ずかしさでどうにか
なってしまいそうだった。
ルミが帰った後に家族に当たり散らした。]


 ルミは「ルミ」でいーんだよ!!
 俺は「お兄さん」って呼んでもらえるからいーけど、
 ルミが「ひつじ」って名前で呼ばれたくなかったら
 どう呼んでいいかわかんないからな?!

 いいかっ!
 変えるの禁止だからな!
 俺が!「ルミ」って呼ぶから!


[いつも以上に大きな声を出してしまった気がする。

今も「雷恩」まで呼ばれるのを厭うから、
彼女にも「ライ」と呼んでもらっていた。
別れた理由に、「そんな小さいことにこだわるなんて」と
いうのがあったことも、ルミは把握しているのだろうか。]
(-18) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:52:55

【赤】 会社員 雷恩

[ストーカー呼ばわりで怒らせても、
今度は許しを乞わなかった。
訂正をする気はない。

その「好き」は、自分が思っているものとは違う。]
(*32) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:53:22

【赤】 会社員 雷恩



 ――――……



[声が出なかった。]
(*33) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:53:39

【赤】 会社員 雷恩

[目が開けられないというのは自己催眠かもしれないが
実際に瞼は強く閉じられてしまった。

衣擦れの音や陰茎に触れられる感触で恐怖が煽られる。
何度か擦られたがそこは芯を持たないままだ。]


 ル、ミ…………


[首を横に振って否定したかったのは何か
自分でもわからなくなっていた。

先端に爪が食い込むと痛みを感じる。
動けないのに痛覚は通っているのか。理不尽だ。

それとも薬は本当に効果が人体に害とならないように
濃度は抑えられていて、下肢に感覚が戻り始めているのか。]
(*34) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:54:13

【赤】 会社員 雷恩



 ルミ、


[そのまま続けて、行為が可能な形を作ったとして、
ルミはそこに跨るのだろうか。
もしかすると、それが命に繋がるかもしれないのに。

望まれないで生まれてしまう命がどうなるのか
ルミが一番よく知っているのに、
自分と繋がることだけを目的としているから、
そのリスクは考えていないのか

何れにせよ、本懐を遂げられてしまうのだろうとは思う。
頭ではどんなに拒否していても、身体は少しずつ
生理的反応を見せてしまっている。**]
(*35) Ellie 2024/05/08(Wed) 0:55:05

【赤】 会社員 雷恩

[白雪姫は毒林檎から救ってくれた王子に惚れた。
殺害を命じられても、自らが罰を受けるかもしれないのに
見逃してくれた狩人でもなく、
森の中で出会った自分の何倍も大きな姫に
衣食住を提供してくれた小人たちでもなく。

恋とはそういうものなのだろう。

ルミの人生で、自分と過ごした時間よりも
長く見知った顔もあったかもしれないが
恋をしたのは自分だった。

それ自体には何の罪もないが、
そこから王子は白雪姫の手を取ったのに対し
自分はルミの手を握ったままでいられなかったから
物語は誤った方向に進んでしまったのだ。]
(*48) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:23:58

【赤】 会社員 雷恩

[過去には自分がたくさん呼んでやると言った名前を
この10数年で口にしたことはあっただろうか。
自分の名前程人名として珍しい訳でもないが
親しくした中に同じ名前の女性はいなかった。

別の人間を「ルミ」と呼ぶことを
無意識に忌避していたのかもしれないが、
そんなことは目の前の「ルミ」の気持ちの慰めにも
ならないだろう。]


 ……っ、


[ああ彼女は痛かったのか。

他に誰も彼女の痛みを手当てする人間はいなかったから
自分にとって「思い出」とカテゴライズされた日々は
彼女にとってはまだ鮮明な「今」なのかもしれない。]
(*49) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:24:24

【赤】 会社員 雷恩


 …………………うん


[きっと後にも先にもその呼称を許すのは彼女にだけだ。
甥が喋るようになっても「おじさん」と呼ばせる心算だから。

「お兄さん」が後ろにつくなら名前も平気な気がした。

実際には、ルミにとって初めて触れた「らいおん」が
自分の名前だったから許せただけかもしれないが。]
(*50) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:24:47

【赤】 会社員 雷恩



 …………………ルミ


[所有権を否定しなかった理由を、
上手く喋れない所為だと思うだろうか。]
(*51) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:25:13

【赤】 会社員 雷恩

[生理的反応でも嬉しいものなのか。
この手は彼女を抱き締めることはなく
瞳も閉じられたままなのに。]


 …………ゃめ、


[そんなことをしなくても、
1人の男と女として知り合っていれば、
今ならば思い出を今に出来たのに。]
(*52) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:25:54

【赤】 会社員 雷恩

[弱弱しい声だけの抵抗も空しく陰茎に圧がかかる。
引き攣れるような圧迫が痛くて歯軋りした。

恋ゆえに繋がりたいなら、何故その裡は愛液で
満たされていないのか。
摩擦で生じる滑りは自分の勃起と同じ生理的反応で、
まるで自らも痛むことを課しているようだ。]


 ………………な、 ぃて、ンの、か、


[掠れながらも口を動かして声を発する。
力を込めれば手も動かせることに気づいた。
その手を使って虚を突けば、彼女の強姦行為を
辞めさせることが出来るかもしれないが。]
(*53) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:26:22

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


 ルミ。
 ……さすガに、 ぁたまにゃ、むりか。


[撫でるように手は虚空を凪いだ。]
(-20) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:26:57

【赤】 会社員 雷恩

[ルミの言葉はまるで本心を誤魔化すような印象を受けた。
あいしてると言いながら、相手からそう思われないことが
自分でもわかっているかのような。]


 なでられ、ンのと、 …一人でっづけ、 ンの、
 どっち、


[このまま騎乗位を続けていれば、徐々に感覚を取り戻している
下肢が身体的本能で放熱することは免れない。
それを阻止しようという計算からの問いではない。

ルミ自身が欲しいのは、セックスしたという事実ではないと
ルミが気づいたのではないか。

ただ、泣いている子を撫でたかった。
そしてそれを彼女にも望んでほしかった。

それだけ。**]
(*54) Ellie 2024/05/08(Wed) 17:27:20

【赤】 会社員 雷恩

[人は忘却の生き物だ。
覚えようとして取り組んだことさえ、1時間後に50%、
24時間後に70%、1か月後には殆どを忘れるという。

自分が忘れていることを詳細に覚えている彼女は、
毎日自分といた日々を思い出して記憶を定着させたのだろうか。

つきあっていた相手だって、毎日自分のことを想ってくれていた
とは限らないのに。

10数年会わない間毎日。

それはどれだけの労力だっただろう。

忘れてしまうことへの恐怖もあったかもしれない。
覚えていなくても咎める人なんていないのに、
「忘れたくない」と思ってくれていたのか。]
(*62) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:12:03

【赤】 会社員 雷恩

[片や、そんな労力も払わず思い出そうとしなかった
自分にも残っている記憶がある。

強く意識しなくても残っていたということは、
それだけ自分にとっても既に深い部分に
根付いていたということだ。

これから彼女が補完してくれれば、
もっと取り戻せる思い出もあるかもしれない。
]
(*63) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:12:30

【赤】 会社員 雷恩

[名前を呼ぶことがどうして逃げることに繋がるのか。
眉毛だけが疑問を浮かべるように動く。

騙して逃げようなんて計算が出来る男ではない。]


 ………………。


[痛いことに変わりはなくても、
同じ傷にはならないだろう。

だって、相手に離れられたという痛みと、
相手に恋心をぶつけられた痛みは
根本的に違うから。]
(*64) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:13:11

【赤】 会社員 雷恩

[声が震えている。
瞼はまだ重く開きにくいが、手を持ち上げられるということは
やはり薬の効果が切れ始めているのだろう。]


 ぅそ、ついて、なぃ。


[本当にならなかったことがあったとしても、
その時の気持ちは絶対に嘘の心算ではなかった。]


 ……にげるつもり、なら。
 もっと動けるよぅになるまで、待ってる。


[こんな少しだけしか動かない状態で
それをルミに明かすメリットなんてない。
動きを見せたのは、言葉と行動通り、撫でようとしただけだ。]
(*65) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:13:39

【赤】 会社員 雷恩

[ルミはどんな表情なのだろう。
目を閉じていると何も見えない。]


 ……ここまで生きてきたのに。
 昔のぉれのことに執着して、
 ぃまからのぉれはぁきらめられンだ?


[殺さない、とルミは言った。
その言葉はきっと嘘ではないだろうと今は疑っていない。

逃げたら死んでやる、とは。

罪悪感に苛まれろということか。

自分を加害した相手の自殺で此方の心が痛むと思っているのか。

忘れていたことを詰る癖、自分の中にルミを慈しむ気持ちが
残っていることを期待していないと出ない言葉だと思った。]
(*66) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:16:29

【赤】 会社員 雷恩



 ……まだないてる?


[摩擦がなくなり、水音を立てて外気に晒された性器が
萎れて落ちる。

二択で選んだのは、自分の望みと合致していると思っているから、
撫でる先を探してもう一度、先程よりもスムーズに
腕を持ち上げた。*]
(*67) Ellie 2024/05/08(Wed) 22:17:21

【赤】 会社員 雷恩

[忘れることも覚えていることも
男には傷とならなかった。

より多くの人と過ごして経験してきたことを背負うには
一つ一つの思い出のウェイトを軽くしないと
動けなくなることを、人間の脳は知っていて、
それに強い意思を介入させた者だけが
その最適化をカスタマイズすることができる。

物理的に流れた時間は同じ。
ルミが自分との思い出のウェイトを変えまいと
懸命に抗った結果負った痛みは、
「今」手当てすることはできない。]
(*74) Ellie 2024/05/08(Wed) 23:37:23

【赤】 会社員 雷恩

[だが、「今」痛んでいる彼女には間に合うと、
それを願ってしまった。

その想いが防衛本能から来るものと解釈することは
出来るだろう。
ストックホルム症候群と名付けたければそれで良い。
それで躊躇するくらいなら、動かしにくい腕に
無理に力を入れていない。]
(*75) Ellie 2024/05/08(Wed) 23:38:27

【赤】 会社員 雷恩



 俺だけを、想って、ここまでひとりで
 頑張ったって・・…聞いて、

 俺は、ふつうに感動した、けど。


[悪意なく取った行動を詰られることよりも、
「ずっと昔のお兄さんしかいないのに」という言葉の方が
胸を抉った。

会えない相手なんて忘れた方が楽な筈だ。
頑張る必要なんてどこにもない。

だが自分にだけ執着したルミは
生きることを放棄せず
自分への恋を何度も反芻して定着させた。

取った手段は犯罪だが、それに至る感情そのものには
感動としか言い表せない気持ちを産んだ。]
(*76) Ellie 2024/05/08(Wed) 23:39:03

【赤】 会社員 雷恩

[ケホ、と咳をする。
無理矢理口を動かしたからか喉奥がヒリヒリする。]



 ……間に合わなかったか。
 まーいいや。



[泣き止んだと聞いた。
本当かは知らないが、本当でも嘘でもやることは変わらない。

触った感触があった。
体温までは移らないほどの微か。

そこが頭でなかったとしても良い。
幾筋もの線が描かれた手首でも。]
(*77) Ellie 2024/05/08(Wed) 23:39:46