人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「あ?…まあ、いいけど。」

ギイ、と椅子が軋む音。
次いで、ドアが開く音が回線に入るだろう。

医務室のドアが、開く音だ。
(=20) pinjicham1377 2024/04/04(Thu) 22:57:07

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「回線だだっ開きにしてるところで襲ったりしたら、どうなるかくらい分かるだろ?」

上司に丸聞こえの状態で凶行に及べば、それは、もし貴方が騙していたのならばリスクが大きい行動だと踏んだのだった。

「レオンはそれを見逃すほどお人好しじゃない。
で、わざわざ来てどうした。」
(=22) pinjicham1377 2024/04/04(Thu) 23:02:15

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「来るんじゃないか、流石に。」

立場もあるし、すぐ動けるかは分からないけど。
疑惑の女が部下のところへ直接来ているなら、落ち着いてもいられないだろうから。

医者の方は、デスク横の椅子に腰を下ろしたまま
背もたれをギイ、と鳴らした。

「お顔ね。それで?」

リラックスしているように、振舞う。
回線は上司が来るまでは、開きっぱなし。
(=24) pinjicham1377 2024/04/04(Thu) 23:13:27

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「ほらな。」

来ただろう?なんて。
話題の重さを感じさせない軽さで言いながら。

「すみませんね。
大丈夫だと思ったんで、開けました。」

不用心に開けたことは、ちょっとだけ申し訳なかった。
揃ったところで、医者は話を聞く姿勢になる。
(=28) pinjicham1377 2024/04/04(Thu) 23:31:41

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「妹の…敵討ちか。」

静かに聞く。
この世界じゃ、良くある話。
奪い奪われ、恨み恨まれ。

けれど貴方にとっては、一番大事なこと。
(=31) pinjicham1377 2024/04/04(Thu) 23:42:10

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「俺は先に言った通りだな。」

回線が開けっ放しだったこと、そして下手な動きはしないだろうと信用してのことだったと。

この上司と部下はよく似ているようだった。

「なるほど、そういう訳、か。」

上司を見やった。
実際どうするかは、自分の口を出すところではない。
(=35) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 0:00:53

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「…もしかして、アウレア様か、エーラか。
どちらかお前の仲間だった、ってことか?」

妙に違和感があった、あの二人の遺体。
ソーレという組織が関与していたとなれば、どちらかが裏切り者であったなら、争い合ったことに筋は通るから。
(=37) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 0:10:40

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「…俺を受け入れるくらいだからな。
絶対裏切ったりはしないよ、この人は。」

良く知っている。
その懐の広さも、甘さも。
そしてそう決めたなら、自分も従うのは当然で。

「俺も片棒、担がせて貰いますよレオン様。」

貴方だけに背負わせはしない、と強い意思を。
(=42) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 0:48:17

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「良く知ってるよ。
過保護で甘やかし上手でどうしようもないお人好し、だからな。」

そんな人だから捻くれた自分が9年も傍に居られたのだし。

「でも頼りになる人だ。
甘えられるだけ甘えとけばいい。」
(=49) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 9:14:57

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

あなたにも負担を駆けたいわけではないのだが、どうも頼りないままな身体ではそんな顔をさせてしまう。

「迷惑をかけるつもりはなくて……。
 時間が出来たら伝えるつもりだったのですが」

膝擦りむく前に襲われたと、半分は憶測であるが事の顛末を話す。アウレアに相談したことからあまり良くないことが起こってしまったと。

「目的は割れて居ませんが、凡そ私の身体が目的かと」
「その〜」

ナルの身体には、データを入れる改造が為されているのは既に知っているだろう。
過去に人工データを入れる研究がなされた成果であるが、寿命が縮む致命的な欠点があり、まだこの時代には違法とされている。

しかしそれはもうここに来た時から破壊されており、機能せず手術で取り出しさえすればデータの取り込みもできなくなる。
若干問題ではあるが放置してもよいとされていたものだ。

人格データ
を私にいれるようだったみたいです。
 中身はどんなものかはわかりませんが……」

「多分
ソーレファミリー
の方だったと思います」
「さあ何が起きていたのでしょうね」

起きることがない事件でしたと。
自分の正体は何かで変わることの無いままで済んだと笑いかけるが、あなたがそれを追求し報告することがあれば十分に問題視されるかもしれない事実であるだろう。
(-394) toumi_ 2024/04/05(Fri) 9:49:11

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「過保護にしたくなる気持ちは俺も分かるのでまあ。
ちょうど良いかと言われればノーコメントで。」

褒めている、きっと。
そうでなきゃ従わないし。

「甘やかされ過ぎて逆に怖くなるくらいだったからな。
俺は特に、そういうのは警戒してしまう性質で。
懐いてるって言うか…、……。」

そこで言葉は止まった。
(=52) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 12:46:43

【秘】 捻くれもの ベルヴァ → 仕分人 ナル

「分かってる。後で報告はしとけよ。」

貴方が頼りないからではない。
ただ、自分はこうはあれないから、という引け目。
それが、男が苦しい顔をする理由。

「ソーレが絡んでるとなれば、此処の中だけで話が収まらないからな。それにまたお前が狙われるかもしれないし。」

「十分に気を付けておけよ、いいな。あとはまあ…必要があれば手術をしないといけないかもしれないな。」

しっかり取り出しておけば二度はない。
とはいえ、すぐに施術できるものでもないから、全てが落ち着いた頃にはなりそうだ。
(-403) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 12:56:44

【鳴】 捻くれもの ベルヴァ

「ばっ…!」


どういったものかを選んでいたら
上司がそんなことを言うものだから。

変な声を出して真っ赤になった。
否定は無かったから、つまりはそういうこと。
(=54) pinjicham1377 2024/04/05(Fri) 16:40:35