「あ……占い、ありがとうございます。テンガンさんは白ですね。把握しました」

とりあえず手元のメモに書き足しておく。
テンガンの発言だとか、細かいことは後で考えよう。

「でも、この占い結果が本当とは限らないんですよね。まだどちらの占い師が本物か分かりませんし……」

「ヌンキの占い結果把握した。
　これで少なくともヌンキから見たテンガンは、人狼ではない……という訳だな。」

「……あっ、そうだ結果ね！えーと……」
反れていた気をゲームへ戻して、端末を確認する。

「」
シャンシャンシャーン。鈴も鳴らした。

「理由は〜……強いて言うならいっぱい喋ってたから？がんばってる人が狼側だったらイヤだよな〜と思って。
あとは、名前順が上の方だったからかなぁ……？
オレもテンガンさんは気になったんだけど、逆の逆に違うかな〜……と思った。あとカッコよかった。オレももうちょい黙ってああいうの言ってみたかったな……」
最後の方がただの感想になってしまった。

ベッドで横になりながら報告を聞いている。

「キューも白……。いや、テンガンもキューも暫定白というべきか……」

二人の占い師の報告、どちらかは嘘をついてるということになるが……？
とりあえずは両方信じておくことにした。

「テンガンさんがヌンキさんのもの」
「キューさんがカストルさんのもの…」

端末へ。簡略化してメモを取る。

「…黒が出なかった以上、吊りはグレーからですよね」

「不明な者はハマルさん、キファさん、バーナードさん、レグルスさん」
「それと、僕」

「………白の中にいれば良いのですが、僕としては狩人を処刑するのが恐ろしい。
故に、灰の中からならばランダムだというのを理解した上で提案します。

共有に、誰を処刑するか。ご指名いただきたい」

「キューさんも白ですか。これも確定ではないですけど…… うーん、どっちも信じたいですね。
思わせぶりなことを仰ってたテンガンさんが黒だと怖いですし、たくさん発言されてたキューさんが白だと心強いですし」

偽占いの結果がたまたま当たっていて、どちらも人狼ではない、という可能性もある。
とりあえず、2人は白だと思うことにしよう。

「占い結果諸々把握っと。狼が初手で仲間に白打ちしている可能性もあるから全面的には信じねえけど参考にはしとく」

あくびをしながら連絡中。

「んでもって吊りはグレーから、もしくは霊能ローラーって感じかね。霊能二人を吊れば少なくとも人外が一人確実に減るわけだし？」

(各役職COしたアンカーは前日まとめ参照)

占
カストル /キュー○→
ヌンキ / テンガン○→

霊
ムルイジ/
シェルタン/

共鳴
テレベルム
サルガス

大魚人
シトゥラ

グレー
ラサルハグ、ハマル、キファ、バーナード、レグルス


「……さて、こうかな。抜けがあったら教えて欲しいな」

端末にまとめた表をひらりと掲げる。