人狼物語 三日月国


100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】

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視点:


【神】 探偵 キエ

>>ミズガネの部屋
>>G10

「僕が見せて回るのォ? 面倒だなァ…しかし探偵っぽさを出す為には仕方ないか…」

渋々ハンカチでナイフを包むと懐に仕舞い込んだ。
キエは常日頃謎解きを面倒だと思うし答えがあるなら最初から知っていたいと考える。

「どんな人間にだって人殺す状況というものは在るだろうよ。そうでもしないと己が殺される正当防衛だって在るのだから。
 君はミズガネ君をそう評価するが果たして其れは本当かねェ? 君に嘘を見抜く力でもあるのなら真実なのだろうが」

だが
尤もらしい嘘を吐くのは
面倒だと思わない。

「此れは屋敷でよく使われるナイフだ。つまり部屋にナイフを持ち込んだのは館に長くいる人物、又は使用人だろう。
 彼が好色家なのは知ってるね? こっそりと使用人に聞いたのだが彼の抱き方は酷く乱暴であるそうだ。其れを好ましく思わないが立場上断れない者は多い。

 ⏤⏤僕が考えた仮定は幾つかあるが最有力候補は“彼を殺そうとした下女が返り討ちにあった”さ。

 彼は勿論抵抗しただろう。しかし男女の力量差を考えれば結果は見ての通り。そう考えると死体が見当たらないのも納得なんだ。
 女性が男性を運ぶなら当然引き摺る様な痕が少しでも残っているべきではないかね?」
(G11) wazakideath 2021/10/21(Thu) 15:44:55
キエは、ナイフの出処など知らない。
(a30) wazakideath 2021/10/21(Thu) 15:45:58

キエは、死体が神隠しに遭い易い事を知っている。
(a31) wazakideath 2021/10/21(Thu) 15:46:09

【神】 探偵 キエ

>>ミズガネの部屋
>>G12 ユピテル

「本当かい? 助かるなァ、それじゃあお願いするよ。
 だが見たまえよ。こんなに大量の血と凶器があるのに神隠しだと思う方がおかしいと思うがねェ? 此れはれっきとした殺人事件さ」

キエはユピテルに此の類いの嘘が通用しない事を知った。しかし其れでもあっさりと懐からナイフを取り出しユピテルに手渡した。

此の部屋には自分とユピテルしかいない。
自分がナイフについて述べた事を証明する手立ては無いと考えたからだ。
実際にそんな方法があったとしてもキエは其れを知らない。キエは全知全能の神ではない。難解な物言いをする為に分かり難いが実はキエは知らない事が多い。
(G13) wazakideath 2021/10/21(Thu) 18:50:09
キエは、詐欺師ではなく嘘吐きである。だから嘘を隠し通す必要が無い。
(a38) wazakideath 2021/10/21(Thu) 18:50:32

キエは、だからこそ気軽に嘘を吐く。
(a39) wazakideath 2021/10/21(Thu) 18:50:52

【神】 探偵 キエ

>>ミズガネの部屋
>>G12 ユピテル

「しかし……まるで僕が嘘をついているかの様な言い方はやめてほしいなァ。僕ァ君と違ってそんな力なんて無いんだよ? 状況から推測するしかないじゃないか。

 言っただろう? あくまで仮定の1つさ。誰かに肩入れしては探偵ではなく糾弾者になってしまう。そんな僕の立場も汲んでくれると嬉しいねェ」

そう言って肩を竦めるとキエは部屋を後にした。
(G14) wazakideath 2021/10/21(Thu) 18:51:36

【赤】 探偵 キエ

「僕ァ人が滅びれば消えてしまう儚い存在だよ? 僕らは君達知的生命体によって創られたから、君達の中に巣食わないと存在を保てないんだ。

 そして折角の言葉を否定して申し訳ないが…僕は賢者などでは無いよ。禍を撒くのは神と人のやる事であって僕らのやる事じゃあない。
 しかし見下した様に見えたのならすまないね」

少しも申し訳なさなど見られない口調だった。

「其れに脚本なんてものは無い方が良い。筋書き通りの悲劇なんてつまらないじゃないか。物語は予想外の事が起きてこそさ」
(*19) wazakideath 2021/10/21(Thu) 19:16:58

【赤】 探偵 キエ

「……ではそろそろ好きにさせてもらおうかな。
 もし神隠しに遭ってもきちんと手伝うし助言もするから、安心しておくれ?」

普段より僅かに上がった調子で告げた後、声は途絶えた。


……
………
(*20) wazakideath 2021/10/21(Thu) 19:17:43

【人】 探偵 キエ

>>
???
>>55

そうして1人になった後キエは紙面の一文を見つめた。

「“大概良い性格だものね、君”か………」

キエは此の館に来てから相手を何度も怒らせて来た。其れら全てを忘れた事などない。滞在して数日程であるから尚更そんな場面は絞られる。

「……案外近くにいそうだなァ。まるで僕の事を知っている様じゃないか」

自分が誰かを怒らせた時周囲に居た者を思い浮かべながら部屋を出る。そして通りがかった使用人に部屋を片付ける様に言った。
(62) wazakideath 2021/10/21(Thu) 19:33:52

【秘】 探偵 キエ → 夜の一族 チャンドラ

「……月は近く見える程に大きいからねェ。だから多くの者が月を眺め、月を想う。月を知らぬ者などいないだろうよ」

鴉は冷たいチャンドラの指に近づく。撫でる様に頭頂部の羽毛へ指先が埋まった。鴉は温かい。

「さて此処は高い空だから見晴らしが良い。…下をご覧、君には何が見える?」
(-301) wazakideath 2021/10/21(Thu) 19:51:26

【秘】 夜の一族 チャンドラ → 探偵 キエ

「下……?」

指先にやわらかなあたたかさ。
触れられた部分から血が通うように、少しずつ感覚の鮮明さが増していく。

言われたように下を見る。
無数の星々が煌めく中、ひときわ青く美しい星が見えた。

「……故郷が見えるわ。お父様に、一族のみんな。
 あそこに暮らしているのね」

愛する人が暮らす場所。
愛する月を見上げていた場所。
望郷の懐かしさとともに、一際身体がぶるりと震えた。
​指先以外は、酷く寒い。
(-310) oO832mk 2021/10/21(Thu) 20:13:12