ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国


260 【身内】Secret

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ

[感情のない瞳をしていた子が
「たのしいってわらうほうが、しあわせ」と
言えるようになるまで痛いのを食べてやったのは自分だと
ただ誇らしげな気持ちになっていた。]
(-37) Ellie 2024/05/09(Thu) 22:21:05

【赤】 会社員 雷恩



 まだ俺の質問に答えてない。

 「こうするしかなかった」ってのは聞いたけど、
 本当に、ストーカー以外の方法、
 なりたかったもの、なかった?


[掴んだ腕は力を入れると折れそうだ。
時間稼ぎをしなくても、この場から離れようと思えば
離れられるのだ。

離さないのは、そうしたいから。]
(*104) Ellie 2024/05/09(Thu) 22:21:31

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ

[「だいすき」の後、
ルミの望んだことは聞いていただろうか?]
(-38) Ellie 2024/05/09(Thu) 22:22:15

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ

[自分は覚えが悪いから、今ルミが言うならそれを思い出にすり替えられるだろう。
歳の差についての会話があったかのように思えたように。*]
(-39) Ellie 2024/05/09(Thu) 22:23:11

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 美化され続ける思い出と、
  色褪せて消える思い出の違いはなんだろう。

  失った過去は二度と手に入らないが故にうつくしく、
  苦しい記憶を経てきたと思い難い防御本能故に
  ある程度の痛みならば無かったことになる。


  狩人はどうして白雪姫を助けたのか。
  見返りも求めずに? 憐憫のただひとつだけ?
  ────狩人に恋すれば白雪姫は死なずに済んだのに。

  りんごは落ちない。
  死ぬ" かもしれない "未来から助けたひとよりも
  既に骸となった自分を救った王子を選んだ姫。
  どうして死して尚、
  狩人の救済の尊さを覚えなかったのか。

  説明がつかないことを、恋と呼ぶ。 ]

 
(*105) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:03:04

【赤】 従業員 ルミ

 

  ……終われそう、じゃないの
  終わらせるの────お兄さんを好きな気持ちごと。

  全部、この家で
  あの公園を見れる場所で、思い出すら消えるくらいに。


[ 随分と口も回るようになったらしい。
  あの薬は効果こそ覿面だったけれど、
  害さぬよう与えるとなれば時間はこんなものか。 ]


  ……幻滅できるなら、とっくにしてる。


[ 貴方が見知らぬ女を抱いた日に。
  わたしを忘れて楽しく毎日を過ごす様子に。
  所詮そんなものか、と手離せる愛ならそうしてる。

  出来やしないから、心ごと殺すんだ。 ]

 
(*106) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:03:08

【赤】 従業員 ルミ

 

[ ぱち、と目が瞬く。 ]


  …………ああ。そっか。
  わたし、目的を達成した後の自分のこととか
  あんまり考えてなかったや。

  心を殺せば、自分は死ぬのと同じだと思ってた。
  お兄さんには、与えた傷と一緒に生きて貰う為に
  お金を渡すしかないと思って、慰謝料、用意したの

  どうせ生きてる意味もないなら
  いつ死んだって同じだし────


[ 新しい発見を得たというように頷いた。
  言うことを聞かないなら死ぬと脅した時はただ、
  善良な人間なら
  目の前で人が死ぬのは嫌だろうと思ったのだ。

  そこに期待がなかったといえば、嘘になるけれど ]

 
(*107) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:03:37

【赤】 従業員 ルミ

 


  そっかぁ
  いつ死んでも同じなら、逮捕とか待たなくて良いよね。

  ……でも、生きてれば
  お兄さんはずっとわたしに怯えてくれるかな?


[ " 今の "彼を分析できるほど、彼を知らない。
  とにかくこの恋を終わらせるために必死だった。

  恋を終わらせて、傷の中で会い続ける。
  わたしは貴方の傷になって生きていく。
  ────新しい世界を知った子どものような声で、
  独り言のように言葉を零して。 ]

 
(*108) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:05:13

【赤】 従業員 ルミ

 

  ──────……

  なんで、そんなこと聞くの?
  答えたら叶えてくれるっていうの?

  ばぁか。
  なりたいものなんか、……わたしの願いなんて
  お兄さんにとって、ずっと────……


 
(*109) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:05:19

【赤】 従業員 ルミ

 



   …………………ずっと、



 
(*110) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:05:32

【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩

 


  ずっといっしょにいようね、お兄さん!


 
(-40) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:05:38

【赤】 従業員 ルミ

 



    ………………ずっと 消えな、い、


 
(*111) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:05:42

【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩

 


  えへへ、おとなになったらねぇ
  けっこん? おつきあい…? ……つき……?
  ……そしたらずっといっしょにいられるんだってー!

  おいしいのかなー。たべもの?
  よくわかんないけど、おっきくなったら
  ルミとたべようね、おつきさま!


 
(-41) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:06:08

【赤】 従業員 ルミ

 



   …………ひどいね、お兄さんって
   叶わないこと言わせてどうするの?
   それが仕返しのつもり?


   好きって、あいしてるって言ったでしょう
   ……わたしがなりたかったのは、

 
(*112) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:06:20

【赤】 従業員 ルミ

 


  …………お兄さんと、ずっと一緒にいられる、存在。


 
(*113) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:07:52

【秘】 従業員 ルミ → 会社員 雷恩

 


  ……あ、でも、ルミしってるよ!
  こいびとどうしじゃないと、けっこんできないの!

  しょうらいのゆめ、それにする!


 
(-42) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:09:10

【赤】 従業員 ルミ

 



   雷恩お兄さんの、こいびとに、なりたかった
   ずっと ──ずっと


   
(*114) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:09:57

【赤】 従業員 ルミ

 


  ………………これ以外の方法なんか、しらない
  わたしは、新しいふたりで始めたかったわけじゃない

  わたしと、お兄さんで、……そうなりたかった


[ ほら。もうこれでいいでしょう。
  叶わなかった夢を語るほど、苦しいこともないのに。

  ひどいひと。
  今も昔も、──わたしの柔いところを刺し続ける。 ]

 
(*115) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:12:20

【赤】 従業員 ルミ

 


  答えたんだから、今度こそ離してよ。
  どうせもう動けるんでしょう。

  ……いじわるだね、お兄さん。


[ そんなところもやっぱり嫌いになれなくて、
  わたしは ぐ、と腕に力を込めた。* ]

 
(*116) 鬼葉 2024/05/09(Thu) 23:13:47

【赤】 会社員 雷恩

[すべてを知りたいと調べ、
手に入れる為に金を稼いで
本人を騙して傷をつけたかった恋は、――執着は。

計画の完了と共に消せるものなのか。

人生が交わらなかった10数年、
自分に彼女が出来た時にも、
帰省の際に公園を見て懐かしむような素振りを見せなくても
終われなかったのに。

幻滅でも満足でもないなら。
「ずっと」が自分の休暇期間だけで、
その後社会生活に戻れるように手放せるなら。

そうしてもルミは死なないのか。


死ぬことを考えてなかったことに安堵すると同時、
死なずに終わらせると決定されたことを酷く責めたくなる。]
(*117) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:11:51

【赤】 会社員 雷恩



 抉り続けないと傷は治るよ。


[ルミと再び離れ日常に帰れば、自分には家族や友達がいる。
「ルミしかいない」と当時から思っていたら、
公園に向かう頻度が落ちることはなかった。]


 俺がルミに「こうするしかなかった」って思わせた
 責任を取らせ続けたいなら、ずっとそのネタ
 擦ってないと。


[ただでさえ、人間の記憶は痛みを忘れさせることに
長けているのだから。

ルミが痛みを忘れなかったのは、
折につけて別離の痛みを思い出す自傷を
繰り返していたからで、

自分は残念ながら自傷の癖は持たない。

加害され続けることでしか傷を維持できないと目を細める。]
(*118) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:12:21

【赤】 会社員 雷恩



 逮捕なんかさせたら、俺はルミを傷つけただけの
 クソ野郎のまま、罰も受けなくて済むんだけど。

 「ずっと」生きて、俺に罪を突き付けてれば
 いーんじゃねーの。


[これを聞いて、それこそ憑き物が落ちたように
どうでも良くなるなら、二人はまた別の道を歩く。
それでルミがもう痛くないならそれで良い。

けれどまだ「お兄さんにルミのことをずっと考えてほしい」と
思うのなら、ずっと視界に映っていれば良いのだ。

24時間後に70%忘れる生き物も、
24時間以内に復習したら記憶が定着するのだから。]
(*119) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:12:52

【秘】 会社員 雷恩 → 従業員 ルミ


 けっこん?とかよくわっかんねーけど、
 つきを食べるのは賛成。
 こないだどっかの土産でもらったんだよ、
 黄色くて甘いクリーム入った奴。

 あれ一緒に食おうぜ!


[当時は結婚や恋人という単語に馴染みがなく、
月を食べるという話題で銘菓のことで頭がいっぱいになった。
情緒の発達がもう少し早ければ、結果は違っていたかもしれない。

だがそれではルミが惚れた「笹倉雷恩」ではなくなってしまう。]
(-43) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:13:27

【赤】 会社員 雷恩

[振り払われようとしているのか、腕に力が込められる。
そう簡単に振り解けない程に握力も耐久力も既に戻った。]


 俺はずっと俺だったし、
 思い出せないことがあって、今の俺が昔の俺じゃないなら
 ルミが記憶を補完してよ。

 それとも俺はもう「新しい」俺で、間に合ってない?

 違うよな?

 新しいって思ってんなら、そもそも「俺」に
 跨ってねーだろ。


[間に合う、と睨みつけるように。
酷いと詰って意地悪と責めてもいい。

過去と同じ自分ではないから、これで嫌われて終わるなら
それまでの「運命」だったのだろう。]
(*120) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:14:17

【赤】 会社員 雷恩


 ずっとって言うなら、たかだか10年ちょっとで
 終わらせんな!

 ずっと、ずーっと言えよ!
 そしたら今度こそ、 ……死ぬまで、忘れないから。


[強く腕を握って、それから撫でた。]


 いーたいの、いーたいの、おーれがたーべた!


[傷つけておいて、その傷を奪う傲慢な男は、
大仰な動作で飲み込んで、

「俺の」と呟いた。**]
(*121) Ellie 2024/05/10(Fri) 0:14:52

【独】 従業員 ルミ

/*
月化粧かな
あまいんだよねあれ、おいしい
あとお兄さんかわいい
(-44) 鬼葉 2024/05/10(Fri) 8:06:32

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 騙しても犯しても傷付けても手にしたかった。
  恋が実にならずに落ちるだけなら、
  愛が返ってこずに抱えるだけなら。
  責めて詰って喚いて足掻いて
  忘れ去られる透明な存在になってしまうのではなく
  思い出さずとも痛む傷になりたかった。

  その後自分が生きるか死ぬかなんてこと、
  心の底からどうでもよくて。
  積年の恋を殺して執着を埋めてしまったら
  わたしはわたしじゃなくなるから。

  いっそ本当に目の前で死んでやる方が
  深い心の傷になれただろうか。 ]


  
(*122) 鬼葉 2024/05/10(Fri) 18:57:56

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 抉らなければ傷は治る。
  その言葉が出てくる時点できっと、
  生涯の傷にはなれなかったのだろう。 ]


  責任……

  ……責任、じゃ、ない
  わたしの責任を取って欲しいんだったら
  それこそ子どもでも作って縛ってる。

  …………好きだから、忘れて欲しくないから
  こうするしかなかっただけ……


[ いや、それもある意味責任のひとつなのか。
  貴方が好きで忘れられたことが悲しくて、
  こうするしかなかった責任を取って
  傷付いてくださいと言うようなものかもしれない。

  結局安易で安直だった子どもの計画は、
  そうやって穴だらけのまま終幕を、 ]

  
(*123) 鬼葉 2024/05/10(Fri) 18:58:30

【赤】 従業員 ルミ

 

[ おしまいを迎え──── ]


  ………………?
  ……………………ずっと生きて
  お兄さんに突きつけ……

  罪を突きつけられるべきは、わたし、じゃ…?


[ 理解出来ずに数瞬固まって、
  俺に罪を突きつければという言葉を飲み込み
  今度は戸惑いながら首を傾ぐ。
  脳内処理が追いつかない時にぎこちなくなるのは
  幼い頃から変わらない癖だった。

  罪には罰が伴うもの。
  わたしの罪への罰はこの恋わたしを殺すこと。
  彼の忘却が罪だと言うのならば、
  その罰は今与えられているのでは無いか。

  探るように彼の目を覗き込んだ。
  未だなお恋に囚われた亡霊のままで。 ]

  
(*124) 鬼葉 2024/05/10(Fri) 18:59:05

【赤】 従業員 ルミ

 

[ 矢継ぎ早に彼の口から言葉が紡がれる。
  声が音になって、音が輪郭を持ち
  わたしに恋の種が降り注いで芽生えて。

  執着の果ては絶望のはずでは無いのか。
  終着の果てで過去が現在に塗り変わる。

  ──なんて、そんな、都合のいい夢は。 ]


  ……、な、んで?
  間に合わない方が、お兄さんにとっては
  関わらずに済んで良いんじゃないの……?

  わたしがかわいそうだから?
  罪悪感があるから?


[ 睨むような目の色で思わず声が萎む。
  間に合うと言いたげな様子を見て、
  疑問符ばかりが頭上に浮かんだ。

  新しい2人で始めたかったわけじゃない。
  昔のわたしたちを無かったことばかりにして
  平気なふりが出来るわたしと、
  平気なふりをさせるあなたなんてものじゃなくて。 ]

 
(*125) 鬼葉 2024/05/10(Fri) 19:00:01