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【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋影見ぬ三つの瀬にや惑はむ [ 殴られたようにぐわん、と頭の中で音が鳴り、 思わず目を固く瞑り、弄んでいた乳嘴を離します。 ] 三途の川を渡る時は美鶴を背負って 渡らねばなりませんねぇ。 なに、造作も無いことよ …斯様に文明が進んだ今でさえ、 遥か昔からの言い伝えが残っておるのですねぇ… [ 頬を、身体をも染めた彼女を見下ろしそう呟きます。 水揚げ専門と専ら噂の呉服屋の爺の顔を 引き合いに出して、さぞや重うて重うて 三途の川で沈んでしまうであろうよ、 そう言うて笑い合うたのはさて、 いつのことだったでしょうか。 ] (-39) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 19:54:23 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 彼女に抱えられていた頭で、触れられた髪が いつまでも擽ったいような甘さで纏わり付きます。 実の母から、亡き夫をその身に重ねられ 育てられたと言う彼女の言葉にはかける言葉も無く ただただ目を伏せて、そっと短い髪を撫でたでしょう。 女子としての喜びも幸せも、常人のようには 得られてこなかったのならば、尚更… 大層豊かな双丘を揉みしだいては 先端を舌と歯で愛でて。 細かに震える身体を感じれば 己の指先でつぅと触れ、 溢れ出す吐息混じりの嬌声を聞けば その口を己の唇で塞いでは喰み。 咎められ無いのを良いことに、 舌をぬるりとその口腔に割り入れては 綺麗に整った歯列をなぞり、上顎の裏側を掠めて 彼女の舌を絡め取っては吸うて。 立ち昇る女な香にくらりとしながら 離れられずにいますと、彼女の下半身から ことりと小さな硬い音が聞こえて動きを止めます。 目をやれば、先端だけが彼女の陰裂を蝕んでいた 張子が抜け落ちておりました。 ] (-40) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 19:58:20 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ す、と身体を起こしその張子を手に取り、 ふいと脇に寄せておきました。 そのまま、顔をまた彼女の火照る身体に近づけ、 臍のあたりに口付けます。 そこからじゅ、と音を立てながら下の方へ 舌を伝わせれば、むせ返るような濃い女の香に 目が眩み ……っ…んっ……!…… [ 突然己の足の間、中心のものに彼女の手が 触れたのが分かり思わず声を上げてしまいました。 信じられぬ思いで顔を上げ見れば、 その手の持ち主はまた更に顔を真っ赤に染めながら 恐る恐るといった様子で屹立を擦って居るのです。 ] ……っは……ぁぁ……… [ …嗚呼。 亡くした筈のものに、熱く滾る血液がどくんどくんと 脈打って、雷に撃たれたような刺激で ぐぐと立ち上がるのが分かります。 ] (-41) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:01:20 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋……最後、まで… [ 問うてくれる言葉を反芻して、 またぐらりと目眩が致しました。 ] ……其方は、良いのか。 この世のものですらない、 俺 のような幽霊が、初めての、相手だ、と… [ 眉根を寄せて吐き出す言葉は掠れ、 懸命に震えを堪えては紡ぎます。 答えなど、今更わかりきっているのでしょうが それでも問わずには居れずに。 ] …我が名は、宮野、利光。 名乗りもせず、狼藉を働いたな。 [ 困ったように小さく笑って。 ] (-42) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:03:31 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋…ちあき。 もしも、其方がいつか。 三途の川で渡れずに居るのを見かけたなら、 俺がしかと背負って渡ってやろう。 [ その時は、俺も、川を渡って、 あちらに行けるのだろうか。 二人ならまだ背負えるだろう、など思えば 何やら鼻の奥がつうんとするような気が致しました。 彼女はどのような顔をしていたのでしょうか。 拒む様子が見えたなら手を止め、 そうでないなら両の手で彼女の白い腿に触れて開き、 顔を埋めます。 じゅると音を立てながら陰核をそっと吸い、 ぐにぐにと弄んで。 張子が抜け落ちた秘裂にも舌を這わせれば ぬるりとその温かい襞の中にも舌を 忍ばせたりしたことでしょう。 ]* (-43) yukiyukiyuki 2020/08/14(Fri) 20:05:58 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 此処に存在する耳が己の名を呼ぶ声を 確かに拾います。 貴方が良い、と言うてくれる言葉も共に聞けば、 何故だか無性に込み上げてくる熱いものを 堪えるのに大層難儀しました。 背負うて良いのかと問えばこぼれ落ちそうな程 その目を見開いて、彼女の眼からは透明な滴が ほろりと流れました。 やはり恐ろしいのか、とちらりと過ぎりましたが 反して、女の形にして欲しい、 そう笑みを浮かべて懇願する彼女を見れば 己がかける言葉はひとつしかありませんでした。 ] …あいわかった。 もう、問わぬ。 止めよと言うても止まらぬかも知れぬぞ。 背負うて良いのだな。 あぁ、ならばそれ以上目方は増やさんで 居てくれると有り難い。 [ そうにやりと微笑って、秘所への悪戯を 続けることに致しました。 ] (-66) yukiyukiyuki 2020/08/15(Sat) 0:47:48 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 上等な布団の豪華な部屋に到底似つかわしくない はしたない水音を立てながら溢れ出る甘露を啜ります。 膣を舌でぐぐと押し広げつつ、 時折陰核を舌先でつついて、 またじゅうと吸い上げていれば響く 彼女の嬌声が心地良く。 彼女の腿が己の頭を挟み込めばふと笑って その腿にまた手をやり少し力を込めて 再びぐいと開かせてしまいましょう。 愛撫を続けていれば溢れ出す透明な蜜に ついつい夢中になってしまいます。 己の頭に添えられた彼女の手には力がこもり、 ざんばらになったままの髪をさらに乱してゆく 様子には此方の息も荒くなり。 ふと、いやいやと首を振りながら涙を流す 彼女に目をやって、あぁ達しそうなのだと 気づけば少し悩みながらも動きを止めました。 初めての女子にあまりに強い刺激は 辛いのやも知れぬと思うたからです。 ] (-69) yukiyukiyuki 2020/08/15(Sat) 0:50:54 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ すると彼女は荒い呼吸で胸を上下させながら、 己の屹立に手を伸ばし触れました。 先程から、もう既に痛い程に張り詰めた茎は、 撫でられれば鈴口から透明の涎を 垂らしてしまう位に熱く滾り。 ] ……ぅ…グッ………っあ……はぁ…… [ 情け無くも噛み締めた唇から 容易く声が漏れてしまいます。 さすがにこのまま果ててしまうなどすれば 切腹ものの恥ですから、ぐっと身体を 引いてしまいました。 照れ隠しになりますがその手を屹立から剥がすように 握っては、己の汁で濡れた彼女の指を一本ずつ 咥えて舐め上げました。 そうして今度は秘裂に指を少しずつ 沈めていくことにしたのです。 張子を咥えていた入り口はさほどではないにしても 絡みつく肉の感触はやはり狭くて きついものですからついつい眉間に皺が 寄りました。 ] (-70) yukiyukiyuki 2020/08/15(Sat) 0:55:45 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 彼女の表情を伺い見ては、痛みがあるようなら 進行を止めましょう。 そうでもないようならまた進めて、 時折中を広げるように指をぐにと動かして、 ゆっくりと割り拓いていきます。 挿入する指は、一本から二本へ。 逃げられぬよう腰をぐっと抑えながら 狭い膣内を押し広げる指は慎重に、 そして多少強引に中を探っていくのです。 痛みの訴えはあるのだろうかとふと思えば 眉根が寄ります。 幽霊とて男ですから、苦痛に泣きが入ったとて、 今更止められはしないのですけれども。 身体中のあちこちにに口付けを散らしながら もし痛みだけではない反応が見られたりしたのならば にやりと口角を上げて、そこばかりを執拗に刺激して 反応を楽しんだりしたかも知れませぬ。 ]** (-71) yukiyukiyuki 2020/08/15(Sat) 0:58:10 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋嫌であるはずがない… ちあきに触れられて達しそうだったのだ。 女にしてやると偉そうなことを誓っておいて、 役目も果たさずに先に果てたりしたなら 恥が過ぎて腹を切らねばならぬ。 [ わざと戯けた調子で目玉をくるりと回し そう言いました。 彼女が表情を緩めてくれたのなら 此方もくつくつと笑って。 大きな痛みの訴えはないように思いましたが、 時折その表情が何かを乞うように動くのを 目にすればやはり気遣って指の動きを止めました。 しかし止めれば止めたで、やめないで、と 懇願する様には思わずふわり笑みが溢れ、 会うたばかりの此の健気で強く美しい女子に やはり疑いようのない愛しさを憶えてしまうのです。] (-157) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 11:44:02 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 髪に隠れた耳に唇を這わせながら 襞に指を沿わせていた時、 背けるようにした顔とは裏腹に、 その熱い媚肉が噛み付くように 己の指を締め付けました。 ] 此処が、好いのか…? [ 同じ所を繰り返し弄って反応を確かめて。 甘く鳴く声は己の身体をも溶かしてしまうよう。 ] ちあき… 好いのなら、そう言うて教えてくれ。 [ わざと吐息混じりの声で耳元に囁けば 意地悪く聞こえたでしょうか。 彼女は応えてくれたでしょうか、 どちらにしてもその姿は己をどんどんと滾らせて、 休むことなく攻め続けますと、 びくり、とその身体が大きく震え、 涙がまた伝うのが見えました。 ] (-158) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 11:45:53 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 一度、二度と腰が打ちつけられるよう 彼女が跳ねれば肉壺から溢れた透明な愛蜜が どろりと卑猥に纏わり付きます。 そっと指を抜いてみればてらてらと艶かしく 濡れて居て、それをわざと見せつけるように してからぱくりと咥えてしまいました。 此方にその指先が伸ばされます。 小刻みに震えるそれをもう躊躇う事なく絡め取り、 己の身体に触れられるよう導きました。 此処まで目合っていて尚、一体彼女には 己がどのように見えているのか、 生身の人間のようにしかと縋ることが出来るのか、 今ひとつはっきりとはわからぬままでしたが、 それでもその身体の温もりを密に触れて 感じたいと願ってそのまま力を込めて 抱き寄せたのです。 呼ばれる名前がじんじんと響きます。 額から顎を伝い滴る汗が彼女の身体にぽたりと落ち、 自らの身体を起こして、少し躊躇いましたが すぐに無造作に着物を脱ぎ捨てました。 刀傷が見えるでしょうか、 恐ろしがられないと良いのですが。 ] (-159) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 11:47:56 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋ちあき。 …挿れても良いか…? [ 無粋であるかもしれませんがそう尋ねて、 はたと気付きます。 まさか子を成すことなどありはしないでしょうが、 このままで良いのか。 茎袋というものを生前に聞いたことはありましたが、 実際に被せたことはないのです。 困ったように眉尻を下げて、尋ねてみるでしょうか。 そのままで良いと言うてくれるのなら また身体を重ねて、痛い程に張り詰めた男根を 彼女の秘裂へあてがいましょう。 そういえば下生えは触れていましたか、 あまりに夢中で気にも止めませんでしたが。 子が出来ぬようにして欲しいと望まれれば、 見様見真似でなんとか現代の茎袋を 被せてみるでしょう。 滑稽な様子に耐えきれず笑いなど起これば 拗ねたように唇を尖らせて、 初めてなのだから仕方がないだろう、などと 言うては此方も耐えきれず、 吹き出したりしたかも知れません。 ]* (-161) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 11:50:00 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ あぁ、人の身体とは斯様に暖かいものでしたか… ぎゅうとしがみ付いてくる彼女をより強い力で 抱きしめ返せば、随分長い間冷んやりとしていた 腑までもが温もりで満たされます。 腹に走る刀傷にやはり驚いたのか目を瞠りながら、 それでもそっとそこに指を這わせる彼女の瞳には 驚き以上に何故か寂しげな色が浮かんで いたように見えました。 痛みこそもう感じることはないけれど、 魂になってさえ消えぬ傷は いつかの己の罪咎 忘れることも許さぬ為に在るその傷に、 今度は柔らかい唇が触れるのです。 刹那、目の前の景色が水幕でぼやけるのを感じ 慌てて瞬いて、またぎゅうと彼女を抱きしめました。 ] (-222) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:12:42 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ 野暮な問いに返された言葉にはふっと笑んで。 そうだな、すまない、と謝って。 そうしていれば聞こえ来る言葉に 今度は此方が目を瞠る番。 この女子との間に子が成れば、 それは素晴らしいこと、などと言う いつかの昔、あの時にすっかり枯れたと思った 滴がとうとう堪えきれず堰を越えて眼からひとつ、 組み敷いた身体に流れて落ちて行きました。 …彼女は気付いたでしょうか。 何事かと問われれば何でもないただの汗だと 言い張りますし、気付かれないままなら 安堵の息を密かに吐いて。 ] (-224) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:15:15 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ しがみ付く彼女を離さぬように抱いたまま、 少し口を開いた秘裂に滾ったものをあてがい、 浅く先端だけを挿れました。 それだけでも敏感な部分が、狭い入り口と、 驚くような熱さに包まれて、気を抜けば あっという間に食われ果ててしまいそう。 眉を顰めて手の甲で額の汗を拭います。 彼女の表情を見ながらそのままゆっくり 腰を押し進めました。 痛みの訴えがあれば侵入を止め、 しばらくじっとして。 声を聞いて、また進む。 誰もまだ拓いたことのない膣中は狭く、 きつく、茎を噛みつくように締め付けます。 荒い息を吐きながら、身体中に口付けを贈り ゆっくり、しかし止めることなく 割り開いていくのでした。 ] (-229) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:17:12 |
【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋[ こつり、と壁に当たる感触があれば動きを止めます。 そのまま、 ] …ちあき。 [ 唇を奪って舌を絡めて。 ] 少々…その、辛いかもしれんが、 すまないが、耐えてもらえるか。 [ そう告げて、顔を覗き込んでその表情を窺い見て。 少し強引に身体をふたつに折るように曲げて、 上からずくりと最後まで、貫くでしょう。 屹立が全て襞に包まれ収まったなら、 髪を撫でて、髪に、頬に、そして唇に口付けて。 涙のあとがあればそれもまた喰んで。 ] [ と笑んで。 途方もない幸福感に包まれながら、 襞の形が己の陰茎の形に馴染むまで、 しばらくじっとしていることでしょう。 ]** (-233) yukiyukiyuki 2020/08/16(Sun) 23:20:44 |
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