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サルガスは、覚束ない足取りで、少し遅れて処刑室へ。 (a1) yayaya8 2022/06/09(Thu) 21:55:34 |
サルガスは、壁際に立ち、見ている。 (a2) yayaya8 2022/06/09(Thu) 21:55:43 |
サルガスは、眼を閉じたり、開けたりを繰り返す。 (a9) yayaya8 2022/06/09(Thu) 23:37:53 |
【人】 天眼通 サルガス監視役は壁際に立ち、処刑を見守っていた。 「…… …… ……」 高揚感を煽る歌声と。 大根の砕ける鈍い音から始まる処刑。 刃が風を切り、爆弾が宙を舞い。 「……、……気持ちが、悪い、」 歌声による己の感情の高ぶりよりも。 人々の普段とは異なる感情の変化で、ぐにゃり、ぐにゃりと歪むように瞬く眼の 色彩 に。「……ッう゛、…… ……」 口元を手で抑えてえずいた。 酔いの方が勝ってしまった。 (29) yayaya8 2022/06/09(Thu) 23:39:17 |
サルガスは、カツ、コツ、コツン、とヒールの音を弱く響かせ処刑室から出ていった。 (a10) yayaya8 2022/06/09(Thu) 23:39:37 |
【独】 天眼通 サルガス酔いのままに、フラつくままに。 洗面台まで行けば、 「う゛……、おぇ、ぇ、……っ」 えずく。 「けほっ……ぅ、おぇ゛……けほっ、げほっ、」 何もお腹には入れていないから。 ぱたぱたと、咳き込む勢いで。 溢れ出るのは、 血液 混じりの唾液だけ。 (-40) yayaya8 2022/06/10(Fri) 3:05:51 |
【人】 天眼通 サルガス「……、けほっ、……」 コツン、コツン、とヒールの音が響く。 小さな咳き込みは搔き消える。 処刑が終わり、暫く経ってからサルガスは再び処刑室に現れた。 「……なんだ? もう終わった……のではないのか? そろそろ片付けに取り掛かる頃合いだと思ったのだが」 バラニが息をしていないことはもう認識している。 だからこれは、残る面々を見て出た疑問だ。 (63) yayaya8 2022/06/10(Fri) 4:09:10 |
サルガスは、あっ、……シャトとすれ違った。ので、そのままバラニの遺体のそばで片膝をついた。 (a27) yayaya8 2022/06/10(Fri) 5:03:47 |
【秘】 天眼通 サルガス → 生彩 バラニメレフが蘇生の申請を済ませ、運び出されてしまうまでの間。 貴方のそばで片膝をつき、 「バラニ、……」 そっと、貴方の髪を撫でて。 手に 赤 が移る。「死ぬのって、……他者に殺されるのって。 どんな気持ち、なのだろう……」 「…… ……僕は……、置いて逝かれてばかりだ」 滲む 白藍 邪魔になるといけないから……そっと、離れていく。 (-48) yayaya8 2022/06/10(Fri) 5:13:36 |
サルガスは、シアン大丈夫かな……になっている。 (a29) yayaya8 2022/06/10(Fri) 6:21:58 |
【人】 天眼通 サルガス>>80 シャト 「……よし、」 ハンカチで足りなければ 既に 手袋を使って拭う。赤 が移っていたサルガスにとっては見慣れてしまった光景。 でも君は違うのだろう。 「……大丈夫。彼はいなくならない、すぐに目を覚ますよ」 君の“眼”を見れば、その“感情”が直接流れ込んできて。 安心させたくて、手を伸ばして、柔く頭を撫でる。 「彼が起きたら三人で、ご飯を食べて、また遊ぼう。 それまでいい子で、待っていなさい。……ね?」 幼子に語りかけるように、ゆるやかに首を傾け声を掛けて。 君が望むならば、片付けの後にでも自室か蘇生室まで送り届けようとするだろう。 ……シアンが処理落ちしたままなら彼も引っ張ることになるかもしれないが。 (81) yayaya8 2022/06/10(Fri) 7:18:01 |
【独】 天眼通 サルガス/* 寝て起きたら秘話返して、落ち着き次第ルヘナに兎ダイレクトアタック。更に余裕があればキエにもラップ事件のこととか聞きにいきたい。 (独り言でメモをするな) (-51) yayaya8 2022/06/10(Fri) 7:28:40 |
【秘】 天眼通 サルガス → 害獣 シャト・フィー喜んでくれている、というのは認識できる。 口が緩む君も、笑い声を漏らす君も、微笑ましく思うし好ましい。 だからこそ少し苦しくなる。 いくら無知で純粋な兵器だとて、自我があればそれは 人 だ。「沢山、居たんだな。……ほう、みんなそれぞれ違うのか。 ……シャト・フィーはみんなのこと、大好きなのだな。 君は何が得意なのだろう? 早いし、高く跳んでいたし……」 贖罪を願い、廃棄を逃れ、君だけ生きて此処に在る。 君は 孤独 になってしまったのだろう、どこまでも。「無礼講のごはんは、色んなものがでるからな。 ……いや本当に色んなものが、ね。 私は囚人を担当に持つことはしていない、ある程度は自由に動ける筈だ。……勿論、宴でもその後でも、また一緒に食べよう」 サルガスができるのは、君の“楽しい”を守ることだけ。 ちまちま食べ進めていたチョコレートがなくなれば、銀紙をくしゃ、と丸めた。 (-68) yayaya8 2022/06/10(Fri) 19:59:06 |
【秘】 天眼通 サルガス → 花火師 ヴェルク「違うのか? 美学……独特の価値観は、個が強い意思を持つに必要。 ……なものだと思っていたのだが」 絶妙な反応をされてしまったので首を傾げつつ。 「参加した礼儀だ、私は勝利のために動く。 そして、自分の意思で動く者、勝利を目指す者の背を押したい。 ……君にとっても、悪い話ではないと思った次第だ」 つまり君にはその価値がある、サルガスはそう 見 出したのだと。期待を裏切らない君の笑みを見れば、また期待は深まるばかりで。 「光栄なことだな。……まあ、この話は急ぎでもない。 時間がある時にでも、検討してくれたら幸いだ」 話は以上だ、と。端末で連絡は取れるだろうからと。 特に引き留められなければこの場を後にするだろう。 これは気まぐれな矢が 花火師の男 警告もきっと間に合わない。 君が狼に食われれば、己の無力さ、至らなさを痛感する。 それでもサルガスは跳ね続けるのだろう。 (-73) yayaya8 2022/06/10(Fri) 21:47:40 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフ「何か飲むかい?」そう聞きながら座ろうとして…… 「片付いて、 なぃ……」 テーブルの上に砂糖菓子……金平糖、和三盆、琥珀糖の盛合せされている小皿が放置してあるのに気付いた。しかもかなり余ってる。一個しか食べてないので。 仕方ないのでそのまま向かいに座り、無言で一つ口に入れた。 「こほん。ええと……幼馴染の話、だったかな」 表にいる時と比べてどこか不安定気味に、おずおずと口を開く。 「最初に結論だけ言うとあの子はもう 死んだ よ。自殺……と言われていたが、私は今でもそうは思えない」 「罪人を救いたいという願いは、元々はあの子のものだった」 (-74) yayaya8 2022/06/10(Fri) 22:11:27 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフガリ、と琥珀糖を口内で噛み砕けば、小皿をス……と君の方へと寄せた。君も食べていいの意である。 「いや……これは大昔の話なんだ。 当時、私のいた国では延命治療の技術が出回ったばかり……重い病や障害を治し、寿命を伸ばすのが精一杯で、死んだ人間を蘇らせるには莫大な富が必要だった」 一度目を閉じて。 瞼の裏に面影を見る。 ゆっくりと目を開ければ、再び語りはじめるだろう。 あの子は自分と同じ、人の感情がわかる力を持っていたこと。 似た者同士のあの子とは、いつも一緒だったこと。 ある日、あの子の家が 放火 され両親が死んだこと。感情がわかる力で、犯人はあの子の弟であると知っていたこと。 そして、事件後行方を眩ませた弟を見つけ逮捕するに至ったこと。 ……それらがきっかけで探偵業を始め、後に弁護士になったこと。 あの子は、弟を理解してあげられなかった後悔で 罪人の救いになりたいという思想を持ち始めたこと。 「あの子はいつも、口下手で臆病な私を助けてくれていた。 私はあの子の願い、思想を叶える手伝いがしたかった」 「……今の私が在るのは、あの子が居たからだ」 (-115) yayaya8 2022/06/11(Sat) 6:13:06 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフ「……そうだな。半分正解で半分間違いだ」 遺志。否、これは 呪い だ。後悔も親愛によるものだとは限らない。 「私はあの子の意思を叶えたかっただけだったのだ。 あの子の後悔の色を……もう、見たくなかったのかもしれない」 話はまだ終わらない。 僕を、永久の時間に縛ることとなる記憶。 「……ある日、死刑囚の脱獄犯であったあの子の弟が殺された。 それに伴う連続殺人、及び連続放火罪で逮捕されたのが……あの子だったのだ」 ああ、今でも覚えているよ。 貴方の絶望、失望、そして…… 死に対する恐怖 。「勿論、私が弁護を担当した。……が、刑事事件で起訴され、裁判が始まってしまえばほぼ勝ち目はないんだ。通常、検察官は罪があると断定できる状態でなければ裁判を起こさないからな」 裁判を起こさない活動が求められる。 ひとりぼっちになってしまった僕には……無理だった。 「そして、あの子が有罪判決を受けてから、数日後の面会の日」 ▼ (-130) yayaya8 2022/06/11(Sat) 19:16:54 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフ『ぜんぶ私がやりました』 「檻の中の壁には 血文字 でそう綴られ……その傍で、脳と心臓が爆ぜたあの子が息絶えていた」 「…… ……それからだ、私が 罪人を救わなくては と思ったのは」そうして は死んだ。 そうして僕は永久の時を生きると誓った。 の思想と、僕の後悔で雁字搦めになったのがサルガスだ。 弁護じゃ彼らは救えない。 彼らがもう二度と罪を犯さないように。 彼らがもう二度と法を犯さないように。 彼らがもう二度と自分を殺してしまわないように。 「これで全てだ……これが、…… 僕 の答えだ」 (-132) yayaya8 2022/06/11(Sat) 19:23:10 |
【独】 天眼通 サルガス「…… ……はあ、」 自室で会議を聞いている。 頭を抱え、ああでもないこうでもない、と考え。 「レヴァティは後の方がいい、のもわかる。 ……キエに連絡を取る? それか……」 「…… ……僕、早めに落ちた方がいい、のかも」 ふと浮かんだのは、彼が見せてくれた二つの小瓶。 「骨が狩人になったのはもうわかっている、から…… 誰がどの陣営か、大体は……あとは僕が死んで、」 ぽつ、ぽつ、と。淡々と。思考を巡らせた。 (-157) yayaya8 2022/06/11(Sat) 23:06:58 |
【秘】 天眼通 サルガス → 枯木寒巌 メレフ「そうだな。縛られている。……いや、縛っている」 壊れてしまっている人間だらけだ、此処は。 それを違えるのは、法を犯したか、犯していないかのみで。 「私は罪人を救わなくてはならないのだ」 絵空事だとわかりきっている。 わかりきっている答えを抱えても尚、此処に在る。 それが己の 贖罪 「……さて、メレフ・アンソフィア。 君は此処で、どう在るべきだろう? どう在りたいだろう? それは誰が望む姿だ? 己か? 他人か? それとも法か?」 「君を縛っているものは、……一体、なんだろうな?」 (-171) yayaya8 2022/06/11(Sat) 23:58:49 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエこれはどこか都合のいい時間軸のお話。 コツ、コツ、と。 ヒールの音を鳴らし廊下を巡回する。 ……ように見せかけて実は人を、そう、君を探しているのだ。 部屋に居るのならば直接部屋へ、そうでなければ 範囲を広げ 探す。君はどこにいるだろうか? 見つけられるだろうか? (-173) yayaya8 2022/06/12(Sun) 0:07:27 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ廊下で君を見つければ、カツン! と甲高く音を立てる。 「キエ」 そうして名を呼び、君の近くまで歩み寄る筈だ。 逃げないのならば、そのまま話を続けるだろうか。 「君を探していた。……単刀直入に言おう」 声を潜める。君と自分との内緒話だと言わんばかりに。 「……君の 相方 が吊られないために手を組まないか?モンクロくん……と言えば、わかるかな?」 (-180) yayaya8 2022/06/12(Sun) 0:40:25 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ「ふふ、 ……そういうことだ」肯定には更に肯定を。 おどける姿には少しだけ口を緩めてしまったが…… 「これでも一応、窓を持つ者への接触は慎重にと思っていたのだが……そんな悠長なことも言っていられない。 私は勝利のために。そして、 勝利を欲する者のために在る 」「……君達はやる気がありそうだからな」 つまりは、君達に自分の票の権を譲ってもいいという話だ。 「先の投票、私はある者に委任し、その票は ミズガネ へと入れられた。……二票あるのだ、こちらもな。悪い話ではないと思うのだが」「質問があれば受付けよう」、と。 じ……と、淡い 白藍 見 る。 (-185) yayaya8 2022/06/12(Sun) 1:25:48 |
【秘】 天眼通 サルガス → 黒剣 シアン貴方の端末へ、一件のメッセージが届くだろうか。 『サルガスです 次の投票について少しだけ確認させてください。 貴方の票先が前回と同じならば、 僕の権は今回も貴方へと差し上げるつもりです。 もし、別の子への投票を検討しているならば、 僕の部屋で相談できると有難いです。 それ以外にも、別件で相談したいことがあるので これは貴方のお暇な時に、来てくださると嬉しいです。 それでは、また。 』 サルガスは慎重で聡い。 これだけ見れば、貴方以外には伝わらないような、そんな書き方だ。 (-188) yayaya8 2022/06/12(Sun) 1:46:57 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ白藍 見 つめ続ける。「ああ、そうか。ならば話は早いな」 君の感情が直接 眼 他人が視認することのない色。 己のみに映し出される色――染まるは 背信の菫色 。「……愚問だな。好きにするといい。こうして身を晒している時点で、私の存在など公に晒されたも同然だ。 仮に君が相方以外に私の存在を売ったとて、恨みはしないさ」 捨て身に等しい行動は今に始まったことではなく。 この役だ、裏切られても想定の範囲内でしかなく。 それでもサルガスは役を全うするために跳ね続けるだけだ。 「まあ、死ぬ気はあるから私を吊るのは まだ 待ってほしいんだがな」なんて、真剣な眼差しとは見合わない軽口を叩いた。 死ぬ気があるからこそ、“まだ”を欲した。 この“表明”は最初から変わらない。 (-190) yayaya8 2022/06/12(Sun) 2:11:41 |
【秘】 天眼通 サルガス → 神の子 キエ「そうか? まあ、そのあたりは君に任せるが…… 隠していた方が面白い、というのは同意見だな」 君とは対照的、サルガスはずっと君の眼を捉え続ける。 ブレる視線の先も、 その自然さも、 全て。「……なんだ、君は本当に話が早いな?」 続く取引の内容を聞けば、首を傾けながら少し目を丸くした。 協力的な者へはこちらからその提案をしようと思っていたのだ。 「……ああ、君の提案に異論はないよ。 君が私から票を逸らそうとしてくれるのならば、私が君に票を送ることはないだろう。 素より、君に票を送るつもりは無かったのだが」 だから答えはイエスだ。 頷きを落としながら、それでも 視線 君との取引を承諾した。 (-196) yayaya8 2022/06/12(Sun) 2:54:51 |
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