【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』が22人の中でいつ死んだのか、 経典には記載されておりません。 その諍いの終盤にもいたという説、 序盤でとっくに死んでいたという説、 様々とあります。 死因についても議論は交わされますが、 これが正しいという主張が強いものはなく、 しかし箱庭が壊れ切った時、 そこに居なかったのは確実です。] (46) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:02 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[── 穏やかな安寧の地、 ここに居たらきっと永遠にそう過ごせるんだろう。 別にそれも悪くはない。 『神様』の事も、『箱庭』の事も、 嫌いじゃなかったし、好きだった。 あの楽しい日々が、大好きだった。] (/13) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:19 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ゼロが洋館で『名称』で人を呼んだのは、 無意識ながらきっと魂の記憶の一部である。 だから彼は、その『名称』を呼ぶことを、 "仲良しごっこ"だと自分でも思っていたのだ。] (47) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:41 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[愛すべき『恋人』がいて、 個性的なメンバーがいて、 気に入らないヤツもそりゃいたけれど。 『恋人』は愛しいし、 『愚者』も可愛いし、 『神様』も優しいし、 皆のやり取りも楽しいし。 だけど気付いてしまったんだ。 水面下にあるそれらの存在に。 別に誰が誰の事をどう思ってる、とか。 きちんと知っていたわけじゃない。 でも小さな衝突や残ったままの僅かな蟠り。 綺麗な景色の中にある見えない澱み。] (/14) udon 2022/12/20(Tue) 12:27:57 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[どきどきした。わくわくした。 些細な悪戯を思いついた時のような、 塗りたての塗料に傷をつけるような、 新雪に最初に足跡を残すような、 未知へと踏み出す最初の一歩のような、 果物をつついて腐らせるような、 蛇の群れにねずみを投げ込むような、 リンゴを、そこに一つだけ置くような、 そんな気持ちで、 溢れだす好奇心、背徳の誘惑、 全然どうなるか解らなくって、 きっと楽しい事になると思って、 取り返しのつかない事をしたくって、 そんな時、一つの疑問も思い浮かんでしまって、 あの時、自分はそれに抗えなかった。] (/16) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:06 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ「方法はいろいろ考えたんだよ。 俺もさあ、 一番効果的な方法をやりたいだろ?」 「誰がいいかなあとか、 どうするのがいいかなあ?とか? 本当にできるのかなあ?ともさ。 きちんと考えたんだよ、えらいと思わない?」 (/17) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:26 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ「だってこれで、 『箱庭』の『完璧』が終わったんだ、 もう22人揃う事はないからね。 これを知ったら皆どんな顔をするだろう。 これを見たら、『神様』はどう思うだろう?」 (/18) udon 2022/12/20(Tue) 12:29:39 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ「なあ仕方がなかったんだよ。 だって楽しそうだったんだ。 見ろよ、もう『愚者』は動かない。 安らかな顔だよ、羨ましいな。 なあ、ほら、 すごいと思わないか?! 『俺たち』って、 死ねるんだ! 」「『お前ら』も、 『誰か』を殺すことができるんだよ!」 (/19) udon 2022/12/20(Tue) 12:31:00 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[『神様』の事も、『箱庭』の事も、 嫌いじゃなかったし、好きだった。 あの楽しい日々が、大好きだった。 大好きだった、だけど、] (/20) udon 2022/12/20(Tue) 12:31:15 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[俺の行動が切欠で、箱庭が壊れていく。 それが楽しくて仕方がなくて、 誰の死だって面白がった。 『恋人』の死に方は確かに ちょっと残念だったけど、それだけ。 なあ神様!面白いだろう? "俺の事を嫌いになった?" 何をしても揺らがないその様子が 何をしても愛しいというその瞳が 俺は、俺は、俺は……] (/22) udon 2022/12/20(Tue) 12:49:08 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ聞きたかったんだ、神様。 ざまあみろ……。 [よく解らない。前世の記憶なんてない。 でも、強くそう思う。 この感情は多分正しくなんてない。 彼が愛していないのは"俺"であって、 『悪魔』ではないのだから。 それでも、神に見放されたのが嬉しくて、 悲しくて、取り返しがつかなくて、楽しくて、 正しい事のように思えて、どうしようもない。 混じるのは俺に対する羨ましさもあるのかもしれない。 この気持ちがある限り、きっと『悪魔』は、 何度だって『神』を否定するのだろう。 『神』がそれに気づかぬ限りは。 別れの言葉に返す挨拶はない。 倒れる男を助けるでもなく、ただ見ていた。] (50) udon 2022/12/20(Tue) 12:51:07 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[次に現れるのは喪失感だ。 重くなったような、軽くなったような。 今感じていた感情ももう遠い。 けれど確実に残っていて、苦い顔をする。 最後にひどい置き土産をするものだ。 そして、少しだけ隣を見るのが怖い。 『恋人』に対する崇拝にも似たあの感情が、 薄れているような気がして。 妙に指先が冷える感覚がある。 それに触れ、掬いあげるその手があって、 ぱっとそちらへと視線を向け、 ……そこにある姿には愛しさを覚える事が出来たから。 安堵のように、確認のように。恐る恐ると握り返す。] (51) udon 2022/12/20(Tue) 12:52:08 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ頼もしいな。 だったら俺がベルを護るよ。 [きっと考えてるほど甘くはないし、 嫌な予感もとてもしている。 22人揃う前にとっとと攫って行っておけばよかったという気持ちと、この区切りは必要だったのだと思う気持ちが両方あった。 正直、洋館を出た後の話に、 『証持ち』の身体の丈夫さを計算に入れていたのだ。 それが損なわれているとしたら、 もう少し準備がいるように思う。 できる事、できない事を確認しなければ。 でも、ここを出て、二人で、 彼女が見せてくれるだろう世界を 見てみたいから>>3:456。 手を握りしめたまま、少しだけ頭を寄せて、] (53) udon 2022/12/20(Tue) 12:52:47 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a20) udon 2022/12/20(Tue) 13:20:17 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a42) udon 2022/12/21(Wed) 7:17:38 |
]X『悪魔』 ゼロは、メモを貼った。 (a52) udon 2022/12/21(Wed) 22:22:56 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* やはり48hに一回ログ書くのがいっぱいだなという実感を得てしまった。 ベルごめんな〜〜〜〜 メモにもちゃんと書いておけばよかったからここは反省します なんとかなると思ったんだが…ならんかった…! (-108) udon 2022/12/21(Wed) 22:25:20 |
【独】 ]X『悪魔』 ゼロ/* 書きたいログ ・シンへのレス ・マドカへのレス ・アリアに関するちょいちょい ・諸々の思う所 書くログ ・ベルへのレス ・駆け落ち準備 (-113) udon 2022/12/21(Wed) 22:51:02 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』が『恋人』を愛していた理由は、 完璧な彼/彼女が健気で美しかったから。 不完全ゆえの完璧さを孕む様は魅力的で、 蠱惑的で、いっそ無理やり自分のものにすることも 考えなかった訳ではない。 けれど、 考えてもそれは絶対にしなかっただろう。 『恋人』は今のままが一番"自分好み"であったからだ。 彼/彼女がその地獄をおくっていたのもその一因だろう>>/42。 その ぎりぎりで、壊れそうで、儚く、 それでも完璧であろうとする姿が 『悪魔』は何よりも好きだった。 愛していた。 勿論その心内の全てを知っていたわけではないが>>100 『悪魔』は『恋人』が自分に靡かないだろう所も、 好ましいと思う箇所だ。 壊れたら取り返しのないものを つついて遊ぶ。 それは『愚者』を殺した時の感情に似ていた。] (/81) udon 2022/12/21(Wed) 23:37:46 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[どうせなら自分の手でその完璧を壊したかったけれど。 今までやこの混乱の中で『恋人』の精神が壊れてしまっていたのなら。 それは自分が壊したのも同じこと。 それに…… どうやら彼/彼女は 死ぬまで"それ"を貫いてくれたようだった>>/46。 だから直接殺した相手について大きく恨む事はない。 それでも少し羨ましいという気持ちがあったのは本当だけど。 それ故に、 『恋人』が最初に殺してほしいともし言ったとしても、 『悪魔』はそれをすぐに行う事はなかっただろう。 けれど、 ほどよく 適度に 丁寧に 壊して 壊れたら その時には ── …… ] (/83) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:13 |
【教】 ]X『悪魔』 ゼロ[『悪魔』は『恋人』を愛していた。 ぎりぎり壊れないように慈しみ愛しみ愛して愛して、 それで囲って、ずっと眺めていたい程度には。*] (/84) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:23 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[その分を返してくれる、とベルが言う>>102。 なんだろう、不思議な気持ちだった。 なんだろうか、本当に。 ベルに対してだけは、 今までも全て本心で接していたはずだった。 けれどどうしても『悪魔』の影響もあり、 自分も『悪魔』として『恋人』に接していたからだろうか。 自分だけの心を渡した事が、少ないような気がする。 彼女に向き合い始めて、 どれくらい彼女の事を考えたかは覚えていない。 けれど表面上は別のもので覆った言葉は 受け取ってもらえても、返してもらっても、 恐らく表面上で止まっていたのだろう。] (255) udon 2022/12/21(Wed) 23:38:38 |
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