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【神】 跼蹐 カナイやはりいつも通り、所在なさげに、不安そうに。 そして何より申し訳無さそうにしていた。 脅威を退け、会議室に戻り、手当だのをしている間もずっと。 もっとやりようがあっただろう。 そう言われればその通りだったからだ。 理不尽な叱責は恐ろしい。けれど当たり前の事を、 当たり前に咎められないというのも、居心地が悪くて。 こと何かを傷付けるという一点に於いて、 この力はあまりにも使い勝手が良く、そして。想定外の相手をも 無差別に傷付けかねない使い勝手の悪さがあった。 それは自分自身も例外ではなく、けれど。 目に見えるあちらこちらに切疵こそあれ、既に血は止まっている。 (G4) unforg00 2022/06/06(Mon) 22:19:03 |
【神】 跼蹐 カナイそうして実に気まずそうにしながらも処置を済ませた後。 立て込んでいる間に送られた連絡を確認する事ができたのは 集合の時間を迎える少し前の事だった。 「…………」 幾つかの連絡を見て、また不安は色濃いものになる。 その全ての送り主の元へ行けたらどんなにか良いだろう。 けれど今、自分が真っ先に向かうべき先は。 「……すみません、僕……弓日向さんを迎えに行って来ます」 たった七文字の、けれど切実な願いの主の元へ。 「僕は一人で大丈夫です……一人じゃないと、だめなんです。 その、皆さんは安心できないかもしれませんけど… …でも、……深和さんのこと、お願いしますね」 ここに一人残して行ったとしても、 少なくとも、今にあなたが脅かされる事は無いだろう、と思う。 疲労の色濃いその表情に、一度そろりと視線を向けて。 そうして再び会議室を後にした。 どこか自分と同じ少女との、約束を果たす為に。 (G5) unforg00 2022/06/06(Mon) 22:20:24 |
【人】 跼蹐 カナイ──会議室の扉が、そっと後ろ手に閉められた。 消耗こそすれ神経が昂ぶったような感覚が持続し続けているのは いよいよおかしくなりつつあるのか最初からおかしかったのか。 一度深く息を吐いて、注意深く気配を探る。 自身に現れた力が特定の個人を探す事に長けたものではなくとも、 不安定に揺れる気配があれば、すぐに気付く事はできる。 それが多少遠くであっても、大まかな方向程度は。 『おねがいします』。 たったそれだけの文章でも、 何が起きたのかということを察するには十分だった。 だから闇雲に探す必要は無いのだと知っていた。 『ただ二つお願いがあるのです。 聞いてもらえるのです?』 『はい、構わないのです。 1つは、この能力が制御できなくなったら その時は僕を止めて欲しいのです。 叶様や他の人に害をなしたい訳ではないので』 (0) unforg00 2022/06/06(Mon) 22:47:34 |
カナイは、無事に、という言葉には、きっと何も言わないまま。 (a1) unforg00 2022/06/06(Mon) 22:48:59 |
カナイは、少し眉尻を下げるだけだった。 (a2) unforg00 2022/06/06(Mon) 22:49:10 |
【人】 跼蹐 カナイ>>+0 >>+1 弓日向 以前二人で歩いた道程を、今は一人で歩いている。 会議室を後にして、空気の良いとは言えない廊下を少し歩いて 一回、二回、角を曲がって、…… ────三回目の角を曲がった所に、あなたは居た。 その凄絶な姿を見て、 あなたの代わりに悲鳴を上げるように軋む音を聞いて。 ああ、と。 息を吐くようにやるせなさを吐き出した。 ──追想。 ……気味が悪くとも、こうして確かに利益を齎しているのなら。 けれど、益にならないなら?…… ……そしてあなたのそれは、あなたを何処まで、 どういったものにまで変化させ──変異させてしまうのか。…… (2) unforg00 2022/06/06(Mon) 23:28:44 |
【人】 跼蹐 カナイ>>+2 弓日向 人体には存在し得ないパーツが床へ近付いていく。 悲鳴じみた音を立てて、ゆっくりと。 その様相を見て胸の内に湧いたものは、恐怖ではなくて。 「…ああ……また僕は」 「死で何かを得た分、死で何かを失うんだ…」 ヒトとは異なる形状の骨。 四足歩行の──凡そイヌ科の特徴を呈するそれは。 唯一の慰めであり、拠り所だった、飼い犬を想起するものだった。 あの子も自身が恐怖から解放されたすぐ後に旅立ってしまった。 「……でも、これは」 「きっと、おれにしかできない事だから」 どうせもう引き返せない自分がやるべき事だ。 それに、あなたの状態は、自身の内にある力で対処する事が。 恐らくあまりにも──適切なものだったから。 そして何より、同じ理不尽を受けた被害者のあなただから。 こんな形でも、その願いの一つくらい、 叶 えたくて。やりたい事だ。だから引き返せない、引き返さない。 (4) unforg00 2022/06/07(Tue) 1:12:10 |
【人】 ハリの豺狼 カナイ>>+2 弓日向 だから逃れる為ではなく、向き合う為に。 その四文字を確かに認識したその直後、 また一つ、二つ、まるであなたの心の軋む音のようなむごい音。 それを聞きながら、叶はやはり逃げなかった。 ──恐怖を呼び起こし、研ぎ澄ます。 殆どあなたの理性による制御を外れた意思が、 どのような行動を取ろうとも、それを回避しようともせず。 恐れるものは、あなたではなくて。 これまで、そしてこれからの自身の行いと、その発覚だ。 この力はある程度対象を目視できなければならないようだった。 だから回避などに感けている余裕など無くて、 何れにしてもあなたに正面から向き合うほかなかった。 (5) unforg00 2022/06/07(Tue) 1:13:54 |
カナイは、この力を使う時の感覚が恐ろしくて。 (a4) unforg00 2022/06/07(Tue) 1:17:01 |
カナイは、それと同時に、どうしようもなく安心する。 (a5) unforg00 2022/06/07(Tue) 1:17:16 |
カナイは、多分、前に力を使った時からあまり時間が経っていない。 (a6) unforg00 2022/06/07(Tue) 1:18:24 |
【人】 ハリの豺狼 カナイ>>+3 >>+4 弓日向 そうして刹那に嵐は過ぎ去って。 再びの静寂と、それから徐々に血臭に満たされ始めた廊下。 ゆっくりと広がっていく血溜まりと、横たわる少女を見た。 能力の起源に紐付いた奇妙な安堵は長続きしない。 だから今この胸の内を満たすものは。 その思いを理解できたばかりの少女を失った事によって齎された 喪失感と、悲しみと、それから人を手に掛けた罪悪感だった。 「………弓日向さん」 ほんの少し軽く、けれど脱力しきって重く。 まだ温かい身体をすぐ近くの仮眠室へ運び込んだ。 野晒しは忍びなく、けれど会議室へ連れて行くには憚られた。 「あなたはあの時自分の事を薄汚い人間と言ったけど、 おれはそうは思いませんでした」 寝台へと寝かせて、瞼や唇が開いたままなら閉じさせて。 その横で殆ど唯一の遺品となるであろう端末に指を滑らせた。 連なる望みと、呪詛と、それから。 そして、あなたの最後の言葉を思い返して目を伏せた。 「おれの方がずっとどうしようもない」 そんな人殺しに感謝するだけでなく、生きろと言うなんて。 いったいこれから何処へ生きて行けと言うのだろう。 (8) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:05:59 |
【人】 ハリの豺狼 カナイ>>+3 >>+4 弓日向 だからそんな身勝手はすぐにしまい込んで。 きっとまた少し血に汚れた白衣の裾で目元を乱暴に拭った。 「神様なんて居ないかもしれないけど」 深く息をして、仮眠室を後にするべく立ち上がった。 「居ない方がいいのかもしれない」 だって、もし仮に、そんなものが居たら。 「おれはそれを殺さなきゃ気が済まないから」 たとえばこれが、誰かの描いた筋書きであるのだとしたら。 自分はその誰かを怨まずにはいられないだろう。 そしてきっと、それを殺さない限り。 自分に本当の意味での平穏が訪れる事は無いんだろう。 でなければ、真に恐ろしいものを取り除けはしないのだから。 (10) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:07:37 |
カナイは、静かに電気を消して、仮眠室を後にした。 (a10) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:08:01 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ貴方の脳裏に突然言葉が流れ込む。 その"声"はいつもずっと眠っている男の声に感じる。 時折起きた姿も見ているだろうが。 『行くな、……行くな!』 『誰か、あいつを止めてくれ。 水に近づいたら溶かされて、拳銃も持っていた。 このまま放っておいたら、またみんなが殺される!』 切羽詰まっていて、誰に届くかもわからない叫び声が響く。 走り回っているように声は離れたり近づいたり。 とにかく貴方を認識して話しているようには聞こえない。 放っておけば通り過ぎ、その声は聞こえなくなるだろう。 彼がこの状態ということは、少なくとも眠っているか意識がないことは思い当たるかもしれない。 この幻聴は、口に出さなくても返事することができるようだ。 (-12) toumi_ 2022/06/07(Tue) 5:15:44 |
【独】 跼蹐 カナイ/* 狼に助け求めに来るなよ!!!!!(理不尽) まあはい太刀打ちできるのここくらいしかないんですよね…… (-13) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:18:47 |
カナイは、また声を聞く。きっと仮眠室を出て少し後の事。 (a11) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:20:35 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 篝屋に来た カジヤマおそらくは、仮眠室を出て廊下を歩いていたところ。 会議室に戻る前のどこかの事。 「………篝屋さん…?」 聞き覚えのある、けれど印象にあるよりもずっと。 切羽詰まった声が不意に聞こえたような気がして。 音量や距離感の不安定な声の告げる内容は不穏なもの。 「ど、どこですか……?」 あまり大声を出すのも憚られて、おずおずと。 その傍らに、そろり、視線が周囲を見回した。 この声が何処から聞こえているのかわからない。 (-14) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:26:04 |
【独】 跼蹐 カナイ/* 暴れ人遭遇フラグ=死の斡旋= SUCCESS!!!!!! やっぱここで使用回数制限超過吐いちゃおっかな🎶 (-15) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:29:20 |
【独】 跼蹐 カナイ/* え、オレもしかしてモブ含め4キル目いくんですか?(素) 単独でやれるかっていうと……どうでしょうね……? (-16) unforg00 2022/06/07(Tue) 5:33:32 |
【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 跼蹐 カナイ『先輩!? あきちゃんがそっちいってるかもしれないっす! なんかやべー感じで人を襲うのを戸惑わない感じの!』 『え、俺ちゃん? 俺ちゃんは…… 今どこ系!? 』『真っ暗で何にもわからないっす。 多分〜、また何処かで寝てるか倒れてるんじゃないんすか?』 半分本当で半分嘘を言った。 篝屋の超能力のような"テレパシー"的な伝達は、 この青年の意識がない内に行われているようだ。 聞けば聞くほど――幽体離脱に思えなくもないのだが。 そして篝屋はこの現状の理由に気付いている。 自分は、倒れている。 痛みで、気を失って、意識を失っている。『そういう能力みたいなんすよ。先輩は一人じゃないっすか? ちゃあんと皆の所にいてくださいよー。 なんか小動物みたいって他の人からも思われてるんですから。 心配してるんすよ!』 (-20) toumi_ 2022/06/07(Tue) 6:33:25 |
【秘】 跼蹐 カナイ → 篝屋に来た カジヤマ「あきちゃん……奈尾、さん?」 ──『奈尾発見 危険 接近×』。 連想ゲームの行き着く先はあなたと、もう一人の少女の連絡。 ぞわ、と言い知れない悪寒がした。 「……俺はー。もしかして超能力があるなら……テレパシー系? それか幽体離脱系かもしれないっす。 寝てる間、どっか行っちゃうらしくって! さっきも何人かに捕まえて貰ってそれで起きたらこの吐き気」 「……幽体離脱、でしたっけ… あれ、でも……奈尾さんの様子を見に行ったんじゃ」 あなたの連絡は、恐らくは奈尾の様子に関するものだった。 そしてそれを今こうして伝えているという事は、 その場から離脱して何処かで寝ているか、それとも──── 「 ──わかりました。 僕は大丈夫です………きっと、あとで探しに行きますから……」 自分が、とは言えなかったけれど。 普段から考えれば異様に落ち着いた声で諒解を示し、 それから、まったくもっていつも通りに。 あなたを気遣う言葉を掛けて、弾かれたようにその場を後にした。 (-23) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:13:13 |
【赤】 跼蹐 カナイ『篝屋さんからもそう聞きました』 『今すぐ向かいます』 『あの人は銃を持っていて、水で溶かされる?そうです』 『おれが聞いたのはそれだけ』 返るのは簡潔な応答。今は時間が惜しい。 (*2) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:21:00 |
【人】 ハリの豺狼 カナイ仮眠室を出て、誰かの声を聞いた後。 弾かれたように廊下を駆け出して、 その傍らに気配を探る。読み取ろうとする。不安定な気配を。 今明確に排除すべき恐ろしいもの──奈尾の気配を。 進行方向がわかるのであれば、その背後に回り込むように。 殺さなければきっと殺される。 真に恐ろしいものから逃れるには、殺すしかない。 自分ならきっとできる。自分がやるしかない。 何れにしても脇目も振らず会議室への道を突っ切っていく。 元はドッグトレーナーを目指していたのだ。 犬と共に駆ける為の日々の名残は、まだ身体に残っている。 (11) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:35:45 |
カナイは、猟犬じみて廊下を駆けて行く。狩るか狩られるかは、まだわからない。 (a15) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:36:58 |
【独】 ハリの豺狼 カナイ/* 2回と3回どっちにしよっかな〜まあ3回でいいか なぜなら能力の起源と思想の問題で 能力そのものには殆ど忌避感や抵抗が無いからです…(嫌な感じはする) 能力引っ張り出すのも容易だから制御が結構上手くいってます。 (-25) unforg00 2022/06/07(Tue) 7:58:40 |
【独】 ハリの豺狼 カナイ/* 主語抜けてね?(眠気) 能力使用回数超過の事を言ってます 多分今日が山だろうしぱーっと使っちゃうのもいいよな〜 (-26) unforg00 2022/06/07(Tue) 8:04:33 |
【置】 ハリの豺狼 カナイ────居た。 遠く、けれど他人事ではない程度に近く。 轟く銃声がそれを確信じみたものにする。 そして『声』がそれを裏付ける。 ああ、でも、これじゃ迂回なんかしてる余裕は──いや、 動きを止めている。 最短距離を選びかけた足は即座に迂回路を選ぶ。 それが足を止めたという事がどういう事かはわかっている。 脅威を取り除く為にそれを直視し向き合う臆病者は、 もう嫌になるほど間近に迫った現実を見ている。 (L4) unforg00 2022/06/07(Tue) 13:48:10 公開: 2022/06/07(Tue) 13:50:00 |
【置】 ハリの豺狼 カナイ叶 西路は狂人だ。 誰だって当たり前に嫌な事が当たり前に嫌で、 当たり前にそれから掻暮に逃れたくて、 けれど手段を選ばないには当たり前に道徳観と理性があってしまって、 普通じゃない自分の欲求の事も当たり前に普通じゃないと思っていて、 それでも誰も助けてはくれなかった。 それは単なる思い込みで、ただ自分が誰も頼らなかっただけ。 だから自分が恐ろしいものから逃げる為にはそうするしかなくて、 やりたくないのと同じかそれ以上にやらなければならないんだと思ってしまって そう思い込んで当たり前の躊躇いを振り切ってしまった。 叶 西路は狂人だ。 きっと誰しもそう思うような事を切っ掛けとして道を踏み外した、 誰もが他人事ではない、当たり前のいびつさを抱えた狂人だ。 だからやりたくない事はやりたくなくて嫌な事は嫌だし、 だから他人とは言えない間柄の人を脅かすものがあれば他人事ではないし、 だから理由はどうあれ自分を庇ってくれた人を見捨てるのは嫌だし、 だから恐ろしいものは 二度とその暗がりから這い出す事の無いように殺さねばならなくて、 だからその為ならどんなに嫌でも意思は一線を踏み越える。 (L5) unforg00 2022/06/07(Tue) 13:49:02 公開: 2022/06/07(Tue) 13:50:00 |
カナイは、逃げない。 (a25) unforg00 2022/06/07(Tue) 13:50:17 |
カナイは、逃さない。 (a26) unforg00 2022/06/07(Tue) 13:50:21 |
【赤】 ハリの豺狼 カナイ/* めっちゃ"いいやつ"のロールの途中ですごいアレなんですけど 喫煙所(概念)で話してて凶狼気付いちゃったにゃんけど 今日人間二人屠っても明日の朝に焔狼お嬢様がおくたばりあそばせられるので つまり3:3にならずこれまだ決着しませんわね??? つまり人が何人か……ガチ死なさりますのね?おそらくは? (*5) unforg00 2022/06/07(Tue) 16:36:28 |
【人】 ハリの豺狼 カナイ──ひゅ、と風を切る微かな音がして。 ────パンッ!!!! 苦痛による、血を吐くような凄絶な絶叫が響いた後。 銃口より発せられる乾いたものとは異なる破裂音。 脇目も振らず廊下を駆け抜けた先でまず視界に入ったのは、 ナイフを振り被る長身痩躯のその背中。 ひどく焼け爛れ崩れた肉とそれが変質したらしき何か、 その間から時折顔を覗かせる白いもの。 惨憺たる有様となった奈尾の背中、その上部。 ともすれば頸にほど近い箇所で、 ともすれば剥き出しの骨に罅が入り、或いは砕けるような。 無防備な背に飛来した何かを避けられなければ、 奈尾はそんな凄まじい衝撃を感じる事になる。 痛みは無くとも。 音と衝撃の出どころは、 叶が咄嗟に奈尾の背に投げた、掌大のガラス片。 それが忽ち膨張するように体積を増し、炸裂したためだった。 (23) unforg00 2022/06/07(Tue) 18:07:17 |
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