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【人】 演劇 アクタ「死にたくないんだから死にたくない。 それ以上に理由なんて無いだろ。」 椅子へと腰掛けながら 冷たい声で、君達の話し合いの輪に混ざる。 「僕は死にたくない。 死にたい奴が死んでくれ。」 (15) osatou 2022/02/20(Sun) 20:46:50 |
【人】 演劇 アクタ「身の上話……? 嗚呼、同情でも誘えってことか。」 腕を組み、ふんぞりかえれば 酷い態度で君達を一人一人睨み付ける。 「誰の為にも死にたくない。 僕は演劇界に必要不可欠な人間だからだ。 まだ実績は無いが……すぐに作ってみせる。 簡単に言ってしまえば、W叶えたい夢があるW。 ……このぐらいで良いか?」 (25) osatou 2022/02/20(Sun) 21:14:29 |
アクタは、ヒメノを一瞥。普段ならば、笑顔になっていただろう。 (a11) osatou 2022/02/20(Sun) 22:16:58 |
【人】 演劇 アクタフカワの提案。 定時連絡。生存確認。 「構わない。 知らん間に怪しい行動をされても困るからな。」 頷き、肯定を示した。 (80) osatou 2022/02/21(Mon) 0:18:45 |
【人】 演劇 アクタ>>87 ツルギ 「フン! そのくらいは施してやる。」 スマホによく似た端末を取り出せば 君へ向けてメッセージを送信して、すぐにポケットへ仕舞う。 そうしてこの場を後にしようと立ち上がれば 君からの『アドバイス』が耳に入り。 不服そうに息を吐き、 「相手の反応……いちいち伺ってやる必要があるのか? あー、寝首でもかかれないように、最悪のパターンを? まあ……少しくらいは、気に留めておいてやる。」 悪態をつく。 君の厚意を素直に受け取らないし、 それを告げてくれた真意すら考えないらしい。 「お前はいつも 最悪を想定して生きてんのか?」 ふん、ともう一度息を吐いて 君へと背を向けた。 (97) osatou 2022/02/21(Mon) 2:01:53 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ君の脳内へ、メッセージが届く。 このVR空間に存在する、 寮的な建物の場所の部屋番号。数字の羅列。 たったそれだけが、君に伝えられた。 そこが先程アドバイスを投げかけた、 後輩的存在の寝床らしい。 君は好きなタイミングで赴いても、赴かなくても、どちらでも良い。 訪ねるのならば、寮の部屋で過ごす彼が出迎えるだろう。 (-106) osatou 2022/02/21(Mon) 2:07:28 |
【人】 演劇 アクタ「明日以降も顔は出してやる。 僕以外のお前達── 誰が犠牲になるか の話し合いをしないといけないからな! 僕はぜっったいに、死にたくない!」 わがままな男が、 やっぱりわがままな言葉を吐き捨てて 議論の場を立ち去っていく。 「覚えておけ!」 (99) osatou 2022/02/21(Mon) 2:13:19 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ暫くして、君の寝床へ赴く青年の姿があった。 コンコン、と軽く扉を叩く。 「アクタ、俺だよ。開けていいか。」 最初に君が見た時と同じく道着を着ていた。 落ち着く服装なのかもしれない。 (-143) wazakideath 2022/02/21(Mon) 10:45:48 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「ダメだっつったら 一生そこで立ち尽くしてんのかよ。」 少しだけ間を置いて、内側からドアが開かれた。 「入れば」と小さく呟いて、自分はさっさと中へ戻る。 立ち入れば、特に他の部屋との差異はない。 テーブルの上には紙束。──目を向けるならば、台本のプロットが汚い字で書き殴られているのが分かるだろう。 それ以外は、ベッドの上にお菓子の袋やジュースのボトルが散らかっている程度。 そうして、我儘な男の格好も、また先程と同じ学生服だ。 「お前が どうしても と言うので本当に不本意だが仕方なく 、この僕と話す機会を設けてやった。」話を盛っている。 「夜通し何でも聞いてやるし、喋ってやる! 僕がどれほど演劇界に必要な人間か、今に理解するだろう!」 ベッドへ腰掛ければ、此方へ手招きをして お菓子を挟んで自らの隣へと君を誘う。 その様子は言葉とは裏腹に、ちょっと楽しそう。 (-151) osatou 2022/02/21(Mon) 12:49:11 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタダメだと言われたら、ドアを蹴破るつもりだった…とは言わないでおく。 「あー、まあそれでいいよ。うん。」 中へ入れば、君に促されるままベッドへ腰掛けた。 断りもなくお菓子に手を伸ばす。 「俺、エノさんとかヒメノのこともそうなんだけど、あんまり芸術とか芸能っていうのかな、知らないんだよね。 だから理解できるかはわからないけど、聞けるだけ聞いてみる。」 「演劇界つったって、色々あるんだろ?役者とか演出とか、なんか色々。」 (-155) wazakideath 2022/02/21(Mon) 13:50:39 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ菓子を摘み始めた君を見つめれば 満足そうにうんうんと頷く。 「理解しようとして、理解出来るモノでも無いだろ。 勝手に心が揺さぶられた時が、理解した時だ。 だから、変に身構えずに見聞きすれば良い。」 エノさん、ヒメノ、と名が上がれば 先程集まった面子の顔をぼんやりと思い起こしながら 自分も用意した菓子に手を付け始める。 「そう!色々だ。 役者、監督、脚本家、演出家、音楽家……、 勿論観客だって舞台の一部だ。演劇は奥が深い。 一晩で語るには時間が足りないだろうな……。」 胡座をかいて、腕を組む。 相変わらず態度はでかいが、 その眼差しは夢と希望を詰め込んだかのように輝いて君を見た。 ▽ (-205) osatou 2022/02/21(Mon) 18:45:06 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「僕はそれの……、脚本家。 シナリオライターになりたいんだ。」 簡単に警戒心は解けたらしく 大きな態度はそのままに、ぽつりぽつりと口を開く。 「子供の頃にさ、家族で舞台を見に行ったんだ。 派手に動く役者、最高の演出、どれも素晴らしかったけど 一番は、その話に凄く引き込まれた。 ……それからずーっと、頭の中そればっか! まだ実績は無いけど、部屋はああいうので溢れてる。」 ちら、とテーブルの上に広がる 紙束を視線で示す。 「いつか僕も、物語で誰もを魅了したい。 ……って、それだけ。 どうだ、素晴らしい身の上話だろう。」 ひとしきり語れば、自信満々に笑ってやった。 パジャマパーティのような雰囲気を作らないと、話し辛かったから。 (-206) osatou 2022/02/21(Mon) 18:47:08 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタキラキラとした眼差しを、眩しく思いながら話を聞いていた。 叶うかもしれない、可能性がある夢。目標と言うべきか。羨ましいと思った。 「うん、良いな。夢を語るだけじゃなくて、叶える為に努力してるわけだし。 話からして、家族も反対はしていないんだろ?」 絵に描いたような、理想の家族。 家族で芸術に触れるような人たちが、本当に存在するんだ。 最初に出た感想はそれだった。 「演劇部にでも入ってんの?それか、専門校とか。」 (-211) wazakideath 2022/02/21(Mon) 19:59:22 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「………まあ、実績は無いが。 演劇部も……先輩の方が今はまだ僕よりもほんの少しだけ良い物語を書くが。今だけな。ほんのちょっとだけな。1ミリ程な。」 少し早口だった。 「親も祖父母も反対してないし、 将来は専門的な道に進みたい旨も話してる。だから……、」 そっと視線を落とせば 自信に満ちた眉は下がっていく。 「……自分が恵まれてるって、知った。 お前の話を聞いて、気付いた。 もっと話をしても良いかなって思ったんだ。 けっ、見解を広げる為に。この僕の糧とする為にな!」 ジュースのペットボトルをひとつ掴めば 君の頬へ押し付ける。 「ほら、次はお前だ、何でも話せ! お前のこと、聞いてやるから。」 (-224) osatou 2022/02/21(Mon) 20:30:53 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ「はいはい、そうなんだな。がんばれ。」 早口の部分には適当な相槌を打っておいた。 きっと君は負けず嫌いなのだろう。それと同時に、今現在の自分が劣っている事実を認めている。 君が良い環境で育ってきたことが、子供ながらに分かってしまう。 「ま、災害を風化させない為に〜…ってよく言うしな。ドキュメンタリーとかさ。 俺でよければどうぞ。」 きっと君の本音ではなく建前だろうその言葉を、そのまま受け止めて頷く。 「でもなあ、俺はもう殆ど話しただろ。 何だ、避難生活の話とか?もうそういう資料は沢山あると思うけど… あ、施設での生活とかもアクタには新鮮かな。」 自分に聞かれることと言えば、大抵そのあたりだ。 (-227) wazakideath 2022/02/21(Mon) 20:51:32 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「ああ、そういうのたまにテレビで見るな。 確かに経験のない環境の話は新鮮だ。」 ふむ、と息を吐いて、思案。 君に聞きたい事。君の知りたい事。 「……お前が楽しかった話は? 僕はW被災者WじゃなくてWお前Wと話してるんだし。 遊んで楽しかったとか、何が好きとか、そういうの無いのか?」 『君の話』と言えば、そういうものが知りたい。 ダメだろうか、と探るように君を見る。 (-231) osatou 2022/02/21(Mon) 21:12:07 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ「…難しいのが来たな……」 眉間に少し皺が寄り、数秒唸った。 剣道部ではあるが、趣味という程打ち込んでいるわけでもない。竹刀を握っている間は、様々な雑念を忘れられる。 それが目的であり、実を言えば他の部活でも構わなかった。 「楽しかったこと…は、ん〜…学校は楽しいし好きだ。」 そこでは子供でいられるから。 「バイトも知らないことが知れて、面白いと思う。」 そこでは労働者でいられるから。 残念ながら、大人としては在れない。 「あ〜………」 自分でもこの返答はどうかと思った。まるで面接のようではないか。 他の話題を掘り起こし、やっと口を開く。 「炭酸が好き。甘いのは結構好きだな…」 剣城一成は夢や目標もなく、その上無趣味の人間だった。 (-235) wazakideath 2022/02/21(Mon) 21:24:59 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギこれまで無表情であった君が、眉を寄せた。 なんだか面白くて、ずい、と顔を近寄せる。 ──学校。 「へえ、奇遇だな。 部活があるから僕も好きだ。」 ──バイト。 「やった事ないな。 生きて帰れば僕も探してみるか。」 ──好みの飲料。炭酸。 「お、そうか。 じゃあ僕のチョイスは完璧だったようだな。」 ベッドの上に散らかるペットボトルのひとつを手に取り それがしゅわ、と泡を見せれば君へ差し向ける。 「フン、寂しい奴め。 何より、それだけしか話さないのも不公平だと思わんか? だから、そうだな。……朝になったら何処か出掛けるか。 人と遊ぶのは、W楽しい事Wだろ? 無いなら作れ。」 我ながら完璧な計画だ。──かなり強引だが。 君の返事も待たずに、既にカフェや図書館の位置を思い返し始めている。 君はこれを断っても、勿論良いだろう。 (-236) osatou 2022/02/21(Mon) 21:43:32 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ「まあ不公平だよなあ…」 小さく礼を言えば、ペットボトルを受け取った。 やはり半分程を一気飲みすると、外出の誘いに軽く頷きを返す。断る理由が無い。 「どうせならドライブとかどうだ。俺免許持ってるし。 さっき外で見かけたけど、フカワさんバイク乗ってた。」 免許を取得する際、初めて四月生まれであることに感謝したことを思い出す。 とはいえ、バイトでしか運転したことは無い。 (-251) wazakideath 2022/02/21(Mon) 22:12:13 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「え!」 免許があるのか。そういえば1コ上だったような。 今更意識したような、驚いた表情。 「乗りたい。 ここ、VR? 空間……なんだったか。 現実とは少し違う……? それでも楽しそうだ。乗りたい。」 大きな態度が一変。 子供らしく、楽しそうに君へ笑う。 友達と、遊びの予定を立てるみたいに。 「どこまで行く? ドライブと言えば……海とかだろうが、 ここにあるとも思えないし。 運転手だし、好きに決めて良いぞ。」 (-267) osatou 2022/02/21(Mon) 23:32:34 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ素直な笑みを見た。 きょうだいがいたら、こんな気分なのだろうか、と。 こんな家庭であるのなら、確かに生きて帰りたいと思うかもしれない。 先ほどとは違う羨望。 「多少は違うんじゃないか、知らないけど。 海ならユスが作ってたっぽいし、初期エリア一周してそっち行くか。」 好きに決めて良いとなれば、してみたかったこともできそうだ。 自家用車は無い為、いわゆるサンデードライバーである。 それにどうせVRなら、道路交通法も気にしなくて良いのだし… 君が聞いたら怒り出しそうなことを真顔で考えていた。 (-274) wazakideath 2022/02/21(Mon) 23:52:56 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「そうか、じゃあ問題無いな。 飲み物とか、食べ物とか用意しておいて お前が疲れ果てるまで運転してもらおうか。」 君の考えなんてカケラも知らずに 何を出そうかとソワソワ思案している。 VR空間だからこその特権だ。 まずは炭酸飲料。 これは炭酸が抜けると美味しくないだろうから、その都度自分が出すとして。 運転しながらでも手軽に食べられる軽食もあると良いか。 ───本当に、ただ子供が浮かれているだけ。 「 もう今から行くか? 」浮かれているだけ。 (-284) osatou 2022/02/22(Tue) 0:51:44 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ「 いいよ 。」現実と違い、ここには門限などない。深夜に外出をしても咎める大人もいないのだ。 「朝になったらフカワさんがまたバイク乗るかもしれないし。 今なら交通事故も起こらないだろ。」 立ち上がればさっさと扉へ向かう。寝る気は無いようだ。 眠らなくても健康に支障がないのは、VRのメリットである。 (-287) wazakideath 2022/02/22(Tue) 1:25:42 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ「 よし。 」ガッツポーズ。 ベッドの上から炭酸の飲み物をいくつか引っ掴んで 君の後に続いて部屋を出ていく。 「交通事……え? 安全運転………え?」 大丈夫だろうか、このVR空間。 (-293) osatou 2022/02/22(Tue) 1:49:44 |
【人】 演劇 アクタ>>131 ツルギ 静まり返る夜の世界。 ペットボトルを抱えて君の隣を歩く。 癖であくびをひとつ漏らしながら ぽん、と生み出された車におお、と目を見張る。 「トラックか。 この後ろのスペース、風が気持ちよさそうで いつか乗ってみたいんだよな。」 荷台を名残惜しそうに眺めながら 今日はこっち、と当然のように助手席へ乗り込めば ボトル達を膝に抱え直して 「こういうの、青春っぽいな。 僕も大概インドア派だし、免許も無いから なかなか新鮮で、楽しみだ。」 シートベルトは締めるべきだろうか。 少し悩んで、結局やめた。 深夜のドライブ。はしゃいでいるのは、明らかだ。 (132) osatou 2022/02/22(Tue) 1:53:50 |
アクタは、「よし、行け!」 (a54) osatou 2022/02/22(Tue) 1:56:49 |
アクタは、「え?」 (a66) osatou 2022/02/22(Tue) 7:55:58 |
アクタは、咄嗟にシートベルトを締めた。 (a67) osatou 2022/02/22(Tue) 7:56:14 |
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