【人】 蕃神 雷恩 ……そう、「貴女」に。 [これ、という言葉を訂正する。>>49 本来であれば態々言及するというのはしないのだけれど。 何故か、それをしなければならないような気がしたのだ。 珍しいことに、己の未熟な感情の部分が刺激されている。] これを干渉というのなら、そうなのだろうね。 干渉というより、共鳴に近しくはある気がするよ。 ――……。 [何処か、貴女を拒絶しているような彼女。 口からまろびでるその願いは。 まるで、旧人類の行うゆるやかな自殺というものなのではなかろうか。 何せ、わざわざ旧人類に戻ろうというのだから。 ただ、少しだけ不思議ではあった。 貴女は食い尽くすというよりも。 寧ろそこで咲き誇るだけのように思えたから。 花は、食い尽くせば枯れるだけ。 ――それは違うような気がする。という言葉の代わりに。] (54) sinonome 2023/11/20(Mon) 21:13:46 |
【人】 蕃神 雷恩 できる保証はない。 だが、 君が望むのなら、協力はやぶさかではない。 [肯定を返す。 新たな新人類を、無に帰す行為であることを 咎めるだろうか。直青や、緋雁は。羅生らは。 ふと、過るのは保護者達。 桜花に関しては、何故か受け入れてくれるような気がしていた。 所謂近しい者への甘えというやつなのかもしれない。*] (55) sinonome 2023/11/20(Mon) 21:14:03 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム ――少しだけ、興味があった。 それによって、貴女をもっと深く感じられるようになれば。 俺のこの感情をどう、言葉にすることができるのだろう。>>51 ああ、君と貴女がどんな風にかわるのか。 見たい。みたい。 みせて?俺の手で変わるきみたちを。 可愛い、美しい、”あなたたち”* (-50) sinonome 2023/11/20(Mon) 21:14:26 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a23) sinonome 2023/11/20(Mon) 21:19:02 |
【人】 蕃神 雷恩 わかったよ。 ――じゃあ、目を閉じて。ゆだねて。 [貴女に、君を委ねて。と囁いて。 踏み込んだ一歩に、根が絡みつく。 物理的な?それとも。**] (73) sinonome 2023/11/20(Mon) 22:00:50 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム そう。 じゃあ”言葉”は――― [うぞり。己の中の植物の部分が歓喜を覚える。 よろこぶのは、どうして? 君が是を伝えたからだ! 貴女が、見てといったからだ! ]直接注ごう。 要らないね。 [嬉しそうに、芽吹いた何かが嗤う。] (-61) sinonome 2023/11/20(Mon) 22:01:19 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[”それ”と君が定義した貴女は。君の中で蠢くだろう。 張った根で、人の部分を犯すように細胞1つ1つに絡んで。 骨の奥まで、DNAすら書き換えるくらいに鮮烈な愛撫を。 脳を弄られるよりも気持ちよく 過ぎた快楽は君に痛みを齎すかもしれない。 咲いた花に、蟲が花粉とともに接吻するように。 刻み込まれたそれをより、自覚させるところから。 だって、そうでしょう? 君と貴女は一体化しているのだから 別であると感じたいのなら。 女の 快楽を。 痛みを。同時に引き出して。共鳴の 蠢く葉脈は、君の臓器を優しく撫でる。 其処は痛みというよりも不思議な感覚を齎すように、繊細ゆえに慎重に。 君は自覚すべきだ。 血管とともに寄り添うように張り巡らされたもう1つの貴女を。 君がそれでも分離を望むのならば。 それを叶えるように。 それが叶わぬように。 ――君を。*] (-62) sinonome 2023/11/20(Mon) 22:02:15 |
【人】 蕃神 雷恩[「彼女」がばつの悪く思っていることまで思い至らない。 提案に了承した。それをなすために近づいた。 己はそう、認識している。 ――もう少し情緒が育てば、様子に彼女の機微を察して 少しばかり躊躇いもしたかもしれないが。 現状は。] (117) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:32:39 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム[自分の腕の中で乱れる姿は、本能を刺激される。 それは人としてなのか。植物としてなのか。 或いは、両方なのか。 身もだえている。 触れた先の肌が汗ばんでいるようだ。 「貴女」はあまり痛いのはお気に召さないのか? 閾値を測るように。 或いは、どこまで受け入れられるか試すように。 君が貴女を認識するようにすると同時に、 それを齎す己を、刻み込む。] (-98) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:33:05 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム 君 ―― 貴女 は。我慢強いのだね。 きれいな声をしているのだね。 [語りかけるは、双方に。 破瓜のような衝撃を、散らさせるように。 髪に絡む葉を優しくなでる。] (-99) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:34:07 |
【赤】 蕃神 雷恩 ……なるほど。 [気の抜け、意識を失った彼女の口から出た葉を、 躰を抱きかかえながら、1枚手に取る。] 「貴女」は、こんな姿をしているのだね。 [そう呟く己の声は、凪いでいる。*] (*8) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:34:25 |
【人】 蕃神 雷恩[何にせよ。気絶した彼女を誰かに託そうとはするだろう。 リヒト―ヴか、緋雁か。或いは他のだれかにか。 それが終われば、己は再び大地に根を張る。 指先で、先程手に取った葉っぱ1枚、弄びながら。] (118) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:35:26 |
【人】 蕃神 雷恩[さて。場面は彼女が気を失ってからの噺にうつる。 己は近づいてきたリヒト―ヴと>>106 どけ、と感情をあらわにしているフランクル>>102に関して ただ、正直に頷くだけだった。 なお、フランクルに関しても新人類という認識はしていたが どうも、植物の香りがしないからだろうか。 不思議と興味はさほど湧いていなかったので。 多分、この時初めてその存在に興味の視線を向けた。 抱え上げる様子を眺めながら。 己はメディウムとフランクル、2人に興味を失したように 再び大地に根を張って。のんびりとしているのだ。 この空気には現状、不釣り合いの様。 何にせよ、それ以上メディウムへの干渉はしない。 彼らにすべて任せて。己は自分の生物的欲求へと 意識を向けるだけの、こと。**] (119) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:43:41 |
【人】 蕃神 雷恩― 邂逅より、時がたっても ― [フランクルが、或いはほかの誰かが。 接触を禁じるように言うこともあったかもしれないし なかったかもしれないが。 己は相変わらず。植物園や温室で根を張り そこで過ごしている。 己が探し回ることはしない。 必要になれば、来るだろうという認識。 彼女はどうかはわからないが。貴女なら。 乾いた葉を指先で弄びながら。 今日もまた、植物園の一角で。己は根を張り過ごしている。*] (120) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:47:41 |
【人】 蕃神 雷恩― 回想:桜花と ― [桜花がここまでいうのだ。 きっと彼にとってとても興味深いものだったのだろう。>>107 己はその断言に、小さくうなずいた。 表情は凪いだままではあったものの。 彼にとって興味深いものができたのは とても良いことであるという認識は己の中にあった。] 俺は、いいと思うぞ。 契約の中に、触れてはならないというものはなかったはずだ。 [害を与えることは禁じられているけれど。 「言葉」での定義というのは ある程度の裁量を認めるということと同義なのだと考える。 それと同時に、一度触れてしまった己は それを躊躇うことをしなくなった。 もし。あの時小さな遺骸に触れていたら 己は、どんな思考をするようになったのだろうか。 ――訪れなかったIFを、頭の中で消去して。 ] (121) sinonome 2023/11/21(Tue) 9:53:09 |
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