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【人】 かみさま 尊龍[伸ばした手に絡まる指。 真名を呼ばれれば愛し気にその指先に唇を落とそう。 もうこの指先は私のものだ。 私が触れた場所からお前は人から神となる] (6) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:46:30 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲指先だけでは、まだ足りぬな……。 [その体の、奥の奥まで触れて全てを私のものに。 魂で結ぶ縁を、より深く ――もう二度と、お前を手放さぬように。 囁く声には、神の神聖さよりも、 男の業の深さがあった] (-8) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:46:51 |
【人】 かみさま 尊龍えりさ。 さあ、おいで。 [柔く微笑み、誘って。 宙に身を投げ出すエリサを胸に抱いて受け止める。 柔く指先を絡めながら、片側の腕で抱き締めて。 ふわりと吹く風が二人を包んで世界を閉ざし――] (7) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:47:13 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲これでお前は私のものだ。 [ふっと満足げに囁く声。 善神と言うよりは、人攫いの鬼のよう。 だが、それも良いかと思う。 お前が私のものになるのなら、 鬼にすら変じてみせようと心に決めたのだ] (-9) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:47:38 |
【人】 かみさま 尊龍[ふわりと風が吹き止む頃。 見晴らしの良い丘に人の姿は見当たらず。 ただ穏やかな日差しが差し込む野菊の名所となった。 ――二人の行方は、まさに神のみぞ知る。**] (8) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:48:00 |
【雲】 かみさま 尊龍―― 神域 ―― [風が吹き止む頃。 エリサの額に唇をそっと落とし、 ここも私のもの。 腕の中のエリサに優しく声をかけよう] ……えりさ、周りを見てごらん。 ここが人の世から離れたかくりよ、神域だよ。 [周囲を見回せば、美しい草花や花木が咲く美しい里の光景。 小川の清らかなせせらぎや、水車小屋。 田畑で働く神子達の姿。 無邪気に笑い、走り回る子供の姿。 ――少し昔の日の本の、懐かしき情景がそこに] (D0) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:48:25 |
【雲】 かみさま 尊龍[エリサが何か聞きたいなら答えよう。 見たいものがあるなら連れ添おう。 そうしながら、抱き締めていた体を離し。 指は絡めたままで歩き出し] おいで、私の家に連れて行こう。 ……昔の屋敷と比べるとみすぼらしい家だが、 共に暮らすには不自由しない広さだと思う。 [そう言って、田畑の畦道をゆっくり歩き出す。 歩きながら、遊ぶ子供たちから、 「おりゅー様のお帰りだ!」 「うりゅー様!その人間は嫁ですか?」 などとわいわい聞かれるものだから。 私はくすりと笑って] (D1) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:48:41 |
【雲】 かみさま 尊龍ああ、そうだよ。 この子は私の嫁だ。 いずれ人から神となり、お前達の友となるだろう。 だから仲良くするのだよ。 困っているようなら助けてやってくれ。 いずれ他の神々へも挨拶に行くとしよう。 その時はよろしく頼む。 [そう言えば、子供たちは「はーい!」と元気に答えた。 そうして遊びに散っていくので、 私達も再び歩き出し――、そうして、私の家に着く] (D2) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:48:56 |
【雲】 かみさま 尊龍―― たけるの家 ―― [私の家は、御殿にはほど遠いささやかな民家だった。 藁葺屋根に土の壁、昔の農家と変わらぬ佇まい。 救いは九頭龍大神様から賜った便利な家具や品々がある事と、 人間界で長く暮らして家を留守にしていても、先程道で出会った神子達のような座敷童達が甲斐甲斐しく家の手入れや掃除をしてくれるのでいつも綺麗な事くらいだろうか。 だが、全盛期の屋敷と比べるとやはり慎ましすぎるとも思う。 嫁を迎えるのに、この程度の家でいいものか、と。 少し不安に思いつつ] ここが私の家だよ。 ……少し小さすぎる、かな? ……まあお入りなさい。 [エリサを家の中に招き入れれば、 普段は居間として使う畳の部屋にエリサを通す] (D3) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:49:36 |
【雲】 かみさま 尊龍[居間に通せばふかふかの座布団を勧め、 座敷童が用意した美味しいお茶と花の練りきり菓子をだす。 これは客人をもてなす為、でもあるが。 エリサが与えられた茶や菓子を飲み食いする前に、 制するように声をかける] えりさは「黄泉戸喫」というのを知っているかい? 人が神域のものを食べると人の世に戻れなくなる。 神域の食べ物を口にする事で、 人から神へと魂の本質が変わってしまうからだよ。 [そう言いながら、私は私用の茶を飲み菓子を食べ。 さくり、切り分けた菓子の断片。 じっと見下ろしながら、再びエリサを見つめ] (D4) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:50:17 |
【雲】 かみさま 尊龍……それでもいいなら食べなさい。 虫が集ってしまっては、いけないからね? [私が切り分けた菓子の断片に赤い蝶が集る。 ふわふわと、羽根を休ませ憩わせて。 ひらりと飛び立ったのなら、 今度はエリサの菓子にもとまろうとするか。 私は赤い蝶の羽ばたきとともにエリサの真横にふわりと座り。 さくり、彼女の菓子を楊枝で切り分けその口元へ] (D5) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:54:35 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲……さあ、おあがり? [私は人を浚う前の鬼のようにそれはもう優し気に微笑もう。 囁く声は、私のものか、赤い蝶のものか――、 ひらひらと、蝶は菓子の花に集りたいとでも言いたげに私達の周りを戯れに飛んでいた。**] (-10) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 14:57:31 |
【独】 かみさま 尊龍/* はぁーーーー……マリィと由人のペアどんな展開になるのかなーーーーエピで秘話見るのすごい楽しみーーー。(腐女子の感想) (-18) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 20:06:21 |
【独】 かみさま 尊龍/* この……、かみさまの綺麗なご尊顔で中の人の腐った感想を書くのが忍びないから、顔を隠してくれるこのチップ便利……。 (-19) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 20:08:12 |
【秘】 月森 瑛莉咲 → かみさま 尊龍つかまっちゃった。 [ へへ。 ぎゅっ、て顔を埋めてしまえば どっちの心音かわかんない……かなあ? そんな無駄な抵抗を図るのです。 あなたが人攫いの鬼さんなら 私は かみさまさらいの えりさになります。 でもだめね、 こんなに 頭の中がくらくらしてたら 簡単に心臓食べられちゃう。 きっとぴっぴち 美味しいと思う。 ……なんて、ね? ] (-21) あさき 2020/09/15(Tue) 20:51:19 |
【秘】 月森 瑛莉咲 → かみさま 尊龍……私は尊龍を愛してる。 [ いままで恋すら理解していなかった娘が 魂ごとの愛を囁いて ………なんちゃって。 ほんとうは恥ずかしくて死んじゃいそう。 もう死んでる? よく、わからないけれど、でも。 両手を広げて あなたを待ちわびても いいですか?**] (-23) あさき 2020/09/15(Tue) 21:11:39 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲ふふ……、えりさは愛くるしいな。 [胸の中に顔を埋める姿に目を細める。 胸に伝うのは人間が持つ心臓の鼓動。 神が持たぬ限りある命の音だ。 ああ、愛くるしい、愛おしい。 食べてしまいたいほどに可愛いえりさ。 ぎゅうと強く抱き締めその鼓動を肌で味わう] (-30) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:53:57 |
【雲】 かみさま 尊龍[神域に誘えば、感嘆の声をあげるえりさ。 気に入ってくれたようでよかったと思いつつ、 さらさらと流れる小川に近づくのなら、 寄り添い共に川を眺めよう。 川底の小石は翡翠に瑪瑙、石英が煌めき、 流れる魚はキラキラと白銀や金色の鱗をしたもの。 水面を覗き込めば、 流れる水面に浮世の風景が時折映る事だろう] ……いいや、死んではいないさ。死ではない。 魂の在り方が変わろうとしているのだよ。 [エリサには分からぬかもしれぬが本質を語る。 難しいだろうが、いつか理解できるだろう。 ――そう、それだけの時間がここにある。 安心させるように柔く頭を撫でて微笑んだ] (D15) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:54:17 |
【雲】 かみさま 尊龍[子供たちにエリサを嫁と紹介しながら、 気恥ずかし気なエリサに、 「なぜ恥ずかしいのか分からない」的な態度でいる。 いつしか自然に私の真名を呼ぶエリサ。 嬉しいと思うのだ、愛おしいと] えりさ。 [優しく微笑み見つめ合い。 家までの道中はそうして仲睦まじく共に歩いた] (D16) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:54:33 |
【雲】 かみさま 尊龍[家に帰りエリサを居間へと通し。 茶と菓子を振舞おう。 ――神域への招待。人の世との別れ。 よぉく考えるよう、促して――] ……確かに、死ぬことはなかろう。 だが、あちらの世のお前は”生きて”はいけまい。 生命として刻む軸を違えてしまうからな。 人々の記憶から己が消えていく悲しみ。 世の流れから己だけが取り残される侘しさ。 生命の輪廻に還れぬを悔やむ日もあるかもしれぬ。 ……お前のご両親にも、申し訳ないと思う。 それでも……、 [するり、えりさの隣に座り、 見上げてくるその瞳をよぉく覗き込み] (D17) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:55:10 |
【雲】 かみさま 尊龍[ひらひらと、赤い蝶が二人の周りを飛ぶ。 菓子をエリサが私の手に導くのなら、 それを受け取り手に取って――。 指が、菓子がエリサの唇へと誘われる。 囁かれる菓子よりも甘い言葉に心が躍り] 無論だ。 私の嫁になってほしい。 愛しているよ。 お前がお菊だからでも、瑛莉咲だからでもない。 お前がお前で在り続けるから、 その魂の美しさをこそ私は普遍に愛し続けている。 [口からするり出る言葉は迷いなく一途なもの。 愛おしさを込めてそう告げて――] (D18) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:55:29 |
【雲】 かみさま 尊龍ああ……、ふふっ……。 [菓子ごと私の指まで食べてしまうその愛くるしさに、 漏れる吐息は 色 を含んで愛し気に微笑み。ひらり。 蝶が霧のようにくらりと姿を変え、 するりと菓子と共にその口内に呑み込まれていった。 まるで新しい”命”を与えるように。 菓子を食べ終え、愛らしく赤い舌を出す姿。 ――ああ、愛おしい――] 偉いよ、えりさ。 よく食べれたね。 これで私達は同じ神。 ずっとずっと、共に生きる夫婦になれるのだよ。 [よくできたとばかり、エリサの頭を撫で。 両手を広げるエリサを強い力で抱き締めた。*] (D19) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:55:54 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲[肌越しに感じていたエリサの心臓の鼓動。 とくとくと鳴っていた鼓動は、 じきにその役目を終え動かなくなるのだろう。 エリサは今、人としての生を捨てたのだ。 私の為に、私の為だけに!] えりさ……、ああ、愛している……! [愛を囁きエリサの唇に私の唇を寄せて口付けて。 その体をかき抱き、 弱まる鼓動に恐怖を感じなければいい、と。 甘く、優しく。触れて食むように口付けを繰り返す。 すると背を、頭を、柔く撫でては愛を囁こう。 恐怖さえ和らぐ愛で埋め尽くしてしまおう] (-31) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:56:14 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲[そういえば、神域の菓子を初めて口にした人間は、 時に欲情にも似た快楽と共に体が熱を帯びるらしい。 すべての人間がそうではないが。 するりと、口付けをやめれば唇をエリサの首筋へ。 白く滑らかで無垢なその肌に柔く息を吹きかけ] ……大丈夫だよ、えりさ。 人の世の事などすぐに忘れさせてあげよう。 お前の”彼氏”? だか、 そんな男がお前に与えた児戯にも似た交わりなど、 消えうせるほどの悦びを与えてやろう。 [現世の男の事など、まったく眼中になかったが。 あえて引き合いに出して、 エリサに男女の繋がりを意識させ] (-32) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:56:42 |
【秘】 かみさま 尊龍 → 月森 瑛莉咲……私達はこれから夫婦になるのだから……。 [首筋に唇を落とし、 痛みすら与えるほどに強く吸い付き、 唇を離せば、白い首筋に咲く 赤い蝶 まるで体内から浮かび上がるように柔肌を彩る。 初めて与える所有の証。 ――私からの、夫としての愛。**] (-33) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 22:57:28 |
【独】 かみさま 尊龍/* >>D15 川辺の情景とか、宮沢賢治っぽさを出してみたくて書いた。 きっとみんな畑とか耕してるけど趣味とか娯楽とか、そんな感じ。 争いもなくみんなが笑って暮らせる平和な場所。 そんな神の世界をイメージしてみました! (-35) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 23:00:43 |
【独】 かみさま 尊龍/* あと本当に、たける君エリサの彼氏に何も思う所がないという。 嫉妬とかしろよーとか中の人は思うんだけど、 「エリサが愛しているのはいつだって私だろう(普遍の自信」 とかたける君思っててまったくブレませぬ!! あ、でもエリサの両親には申し訳ないなぁとか思ってる! お嫁さんにするのにちゃんと挨拶できてないしね。 出来るか分からないけど、エリサとの結婚式に両親達を夢の中の情景的に招待してお祝いとお別れと、感謝の言葉を伝えたい。 (-36) ゆき@青葱帯 2020/09/15(Tue) 23:07:39 |
【秘】 月森 瑛莉咲 → かみさま 尊龍……?!ぁ……っ [ 甘い甘い 赤い蜜 私のナカに染み込んで、心臓を縛りつけて くるしくて痛くて甘い快楽が駆け巡る。 まるで身体の内側から 尊龍に抱かれてるみたい。 ちがう……足りない もっともっともっともっともっと ] (-46) あさき 2020/09/16(Wed) 12:57:46 |
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