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【人】 高比良―― 観月祭 ―― [観月祭のメインは神社での神楽や楽の音の奉納だ>>n1 もちろん月見で一杯という人もいるけど、そういう人たちは騒げる場所に行く 春の花見の時よりも静かに、厳かに披露されるそれを楽しみにしている大人たちは多い とはいえ、そこはやはり祭 祭事の行われる境内を離れた参道や仲見世は普段とは違う賑わいを見せている 定番の屋台はもちろん、紙芝居や射的やくじ引きやらと 子供たちにとってはそっちがメインと言っても舞違いじゃない それに、こういう時だけやってくる行商人も多くて 榛名では珍しい品物を、買えないまでも物珍しく眺めて回るのだ] (19) sammy 2022/10/04(Tue) 0:48:31 |
【人】 高比良 お、みんなもう来てたんだ、早いじゃん [先に来てた連中に声をかけ仲間に加わる あと誰が、と言いかけたところでその当人がやってきた] あ、やっぱちび達一緒なんだ 「おう、悪いな」 いつものことだし、忙しいんだろ? [なんて言ってる間にも仲間たちは小っちゃいのの相手を始めている ちび達も慣れたものでキャッキャとはしゃいでいる 最後の一人は薄墨神社の傍にある旅館の息子だ 当然、ここ数日は大忙しだから弟たちの面倒を見るのは当然で こんな時はいつも「子連れ」と決まっていたから] 「でも昨日と今日の手伝い分とこいつらの子守分の小遣い貰ったし!」 [ぐっとポーズを決めて言うのに「おぉー」と歓声をあげて、ついでになんか奢れとか言ってみたりする] (20) sammy 2022/10/04(Tue) 0:51:07 |
【人】 高比良 「まあ、こうして遊べるのも最後だからな」 [なんていうもんだから、はっとしてそいつを見る] やっぱ、上の学校行かずに家手伝うんだ? 「父さんたちは行けっていうけど早く仕事覚えたいしな」 [そう、俺たちは次の春には卒業する わかっちゃいるけど、来年はもうこの面子が揃う事は無い] 「高比良はどこ受けんの? やっぱ一高?」 ん、近いし 警察学校の受験資格、高卒なんだもんなぁ 「俺は妙高受けるから、運がよかったら榛名を出る、かな」 「えぇ、あそこ難関の学園都市じゃん!」 「好成績とれば学費減免あるし、資格とりたいからさ」 「あ、俺は親戚の工房に見習いで行くから、やっぱ榛名から出る口だわ」 (21) sammy 2022/10/04(Tue) 0:54:10 |
【人】 高比良[こうやって改めて進路を聞くと、本当にバラバラになるんだって思う しんみりしかけたところでちびが声をあげた] 「早く屋台見に行こうよー」 あ、そうだな。ぱーっといくか、ぱーっと! 「パーッといくほど金ないんだけど!」 「足りなかったら貸すけど後で返せよ?」 [なんて言いながらとりあえず仲見世へと向かって、そこで見覚えのある顔を見つけた>>8 道場にたまに顔を見せてる修理屋のおっちゃんだ。勿論、うちでもお世話になったことがある 初めて見かけた時思いっきり頭を撫でられた>>0:54 撫でられた、というよりはなんか体重掛けられた気がする>>0:55 「おっちゃん、重い」と言っては見たが、脚が悪いことに気付いて一応は耐えたけど でも、あのおっちゃんくらいの体格があったら警官になっても苦労しないだろうなぁ と思いながら見てたら慌てたように誰かを追っていった 気がつくと俺も仲間に置いて行かれかけていたから、あわてて後を追いかけたんだ**] (22) sammy 2022/10/04(Tue) 0:55:37 |
(a3) sammy 2022/10/04(Tue) 0:59:08 |
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