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【念】 口に金貨を ルチアーノふらりと貴方の離席中にホテルの一室にやってきた人影はソファーにぐったりと伸びている。 仮眠しているのか、新聞紙を顔に乗せて静かなようだ。 (!3) toumi_ 2023/09/16(Sat) 12:42:47 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラバッグはずっしりと重く、ガチャガチャと音がする。 まったく、女子に運ばせるようなものではないだろう。 スーツケースの方も同じく、何かが入っている。 こちらも大分ずっしりと重く、しかし バッグ程…つまりは金属ではなさそうだ。 キャスターが付いている分、バッグよりは楽だろうけど。 …それを家に持ち帰ったのなら、新しい宅配便が届いている。 箱を開けると、 『おだちん』 なんてメモと一緒に、 まるでイチゴのジェラートのような薄紅色のバスボムが、 ファンシーなラッピングと共に収められていた。 (-263) gt 2023/09/16(Sat) 13:31:21 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ昼夜問わず、女の姿なくとも明かりのついた一室。 だから帰りついた女は、玄関時点ではあなたの在室に気付かなかった。 「……? あー」 だからあなたに気づいた時、そんな間の抜けた音を漏らす。 多少の肉体労働のあとで、このとき女も少しばかり疲労していた。 そうっと近寄り見つめた後、傍に静かにしゃがみ込む。 ……電気、消した方がいいのだろうか。 顔の上の新聞紙を見ながら、そんな逡巡。 (!4) oO832mk 2023/09/16(Sat) 13:45:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードガレージには人の気配がない。 どこかにでかけてしまっているのだろうか。 あなたの言葉に買える声もなく、ずっしりとしたスーツケースの重さだけがタイヤを軋ませる。 中身を覗かないのなら、その中身を知る機会はしばらくないだろう。 ジェラート屋にも夜には人気がなく、 忘れ物はつつがなく終了するだろう。 あなたのメッセージにはすぐに、 『助かった。このことはナイショでな』 …と返ってくるだろう。 ついでに家に帰れば、宅配便が届いている。 中にはシックな皮のキーケースが入っていて、 『おだちん』 なんて書かれていた。 ……キーケースには、最初から一本の鍵がついている。 どこの鍵だろうか。説明が特にない、不親切な男だ。 (-264) gt 2023/09/16(Sat) 13:50:46 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「どうにもな、握ったままにするのが苦手なんだ」 掌を見せて、握ったり開いたり。 握り締めたままにしておく、掴んでおく。 そういうことが、男はどうしてもできなかった。 …それでも散財ができるくらいに金が入ってくるのが、カポというポジションではあるのだが。 「そうだろ、10年頑張って働いてんだぞ、 もうちょっと労わってくれていいと思う」 「まあ、長引くものじゃあないよな。 その辺は、幹部会でも上がったが…俺も調べておくよ。 ………警察の方も混乱してるみてえでは、あるが」 とりあえず、怪しいヤツがいたらこうだ、と力こぶ。 ここ10年はまともに喧嘩はしていないはずの男だが、 根っこの考えはさほど変わってはいない。 「あー……」 そして、孤児院についての算段をあなたが語れば、 がりがりとこめかみをかいて考えるような間。 「わかった、なるべくやっておこう。 ただ分かってると思うが、秘密ってえのは漏れるもんだからな」 それは、ファミリー内部への情報隠蔽まで手を出すということだろうか。 …血の掟的に怪しいところだ。 (-265) gt 2023/09/16(Sat) 14:13:49 |
【赤】 黒眼鏡/*襲撃相手(イレネオさん)の方には告知するよう、運営ちゃんに連絡しておきますね。もしRPでは話しつつ別の方をコッソリ襲撃したいなら、別途運営ちゃんにご相談ください! (*18) gt 2023/09/16(Sat) 14:17:57 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡アパルトメントへと荷物を運び込み。 なかなかの肉体労働だった。次に会ったとき何か仕返しに困らせることでも言ってやろうか。 結局実行になんて移しやしないくせに、そんな益体のないことをひとりで思う。 ダンボールの積まれた室内に、スーツケースとボストンバッグが仲間入り。 …もうひとつ、新しい荷物が届いていた。 箱を開け、中を見る。バスボムを持ち上げ見つめた後、もう一度箱に戻した。 左手小指のエナメルがまた欠けている。 それに気付いたのは、もう更に後のことだった。 (-266) oO832mk 2023/09/16(Sat) 14:19:37 |
【人】 法の下に イレネオ>>52 アリーチェ 心外である。 と、いう顔をするのはいくらかの後のことだったろう。何分これは頭が固くて、自分の言葉が自分の考え以外の受け取り方をされるなんて思っていなくて、だから貴方の言葉の意図が分からなくて。 もう一度反芻して、もう一度考えて。それからようやく。 「俺、犬か何かと思われていますか。」 心外だ。 表情で語って、不服そうに言う。言いながら、フィリングがついてしまった指を舐める様はそれこそ動物のようではある。 その合間にも隣の先輩の方を見て、ふんと鼻を鳴らした。 「しませんよ。怒らせたくありませんから。」 これは可愛い後輩とは言い難い態度や図体をしているけれど、本人なりに貴方たちを慕っている。 そうして本人なりに、まあ、怒られれば決まりが悪くはあるのだ。 「いいんですか。いいなら、貰いますが。」 慕っているからと言って、遠慮をするわけではないのだが。 #警察署 (56) rik_kr 2023/09/16(Sat) 15:11:42 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡声をかけたのは半ば習慣のようなもの。 ここで生活している訳ではないものの、「帰るところ」という気持ちが強かった事による刷り込みだった。 スーツケースの中身を見てもよかったんだろうか、という考えが過ったのは家に帰り着いてからのこと。 貴方からのメッセージを見て、これで間違っていなかったんだと思う。 届けられた『おだちん』をみて、心底嬉しそうに胸に抱いた。 次に会ったら、たくさん言いたいことがある。 役に立てましたか、他にももっとできることはありますか。 それでも今忙しいはずの貴方の手を煩わせたくはない。 だから端末に打ち込まれた文字は、 『内緒にします。 また珈琲飲みながらお話してくださいね』 だけとなった。 (-268) NineN 2023/09/16(Sat) 15:41:07 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオはっきりとした回答ではなかったのに。 それでも珍しく眉を下げて破顔した顔を見て、思わず閉口してしまった。 だって、ズルいだろう。 こんなのは、誰だって無駄に意識してしまう。 伸ばされた手が触れられる事がなくて、残念にすら思ってしまうではないか。 だから逆に、空いてる方の手をあなたの頭に伸ばして、ぽんぽんと緩く撫でてやる。 触れたいなら、触れれば良い。 この、力を失っても掴んだままの手みたいに。 「身を粉にしてるつもりはなかったんだけど……」 ただ、卑怯だと言われようとも、誰が、自分が傷つこうとも構わないというだけ。 男がやろうとしていたのは、自分にできる最大の我が侭だったから。とても、正義感などという褒められた思想ではない。 今まで犠牲になった大事な人への罪滅ぼしがしたかった。 「僕がやろうとしていたのは、幸の押し売りだから」 「……別に、そこに自分が居ようとは全く思わなかったな」 それはなんて傲慢で自分勝手なことだろうか。 (-269) eve_1224 2023/09/16(Sat) 15:48:51 |
【人】 Chiavica テオドロ別に食いさしが良ければくれてやりますけど。 軽い逆上と苦笑が織り交ざった奇妙な口角の上げ方をして。 「警察の犬に徹することができるなら、 この状況下では寧ろ良いことなのではありませんか?」 「何か業務に支障が出たら即刻叱責の用意をしますが…… そうでないのならいちいち目くじらは立てません。 非効率的な真似をしなければ大体は些事ですので」 こちらもこちらで、敢えて嫌味な言葉を選ぶものの、 存外根っからの狭量というわけではないのである。 苺のクロスタータ片手に講釈垂れる様は、 どことなくギャップがあって僅かに滑稽にすら見える。 #警察署 (57) backador 2023/09/16(Sat) 15:49:19 |
【人】 路地の花 フィオレ「みんな、元気にしてた?」 落ち着いた頃に再び外へ繰り出して。 寄付や差し入れのためによく訪れている、 院内に入るや否や。ワイワイ集まってきた子供たちの頭を慣れたように撫でている。 世間のざわつきに子供たちは気付いているのかいないのか、ほとんど変わった様子はないけれど。 この場所に何もなければいいと思うのだ。 子供たちが、社会の闇に晒される必要はない。 「……守ってあげないと」 どうしたのー?と足元から声を掛けられて。小さく笑った女は、何でもないのよと目線を合わせるようにしゃがんで。 その額にキスを送ってあげるのだ。 #養育院 (58) otomizu 2023/09/16(Sat) 15:53:17 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ夜、ざわめきが少しは静かになる、そんな時間に。 見回りと散歩を兼ねて 路地裏に足を踏み入れる男がいた。 法が施行されたせいで 普段よりも殺気が増しているかもしれないし 逆に静まりかえっているかもしれないけれど。 変化が少なくはないだろうそこを 様子を窺うようにして進むだろう。 その姿に刺さる視線はきっと、冷たい。 #路地裏 (59) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 15:57:44 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ「大型犬で間違ってない気がするけど……、警察の犬っていうと聞こえが悪くないかい? 権力に屈して靴を舐めてるみたいじゃないか」 このメンバーだから良いことではあるが、上に聞かれていたら大分失言な気がしている。 まぁ、この程度で逮捕されるなんてことはないとは思うけれど。 「それにしても二人とも朝からよく入るね……。 Scusa.アリーチェ。僕は1枚が限界だ……」 いつも朝食べるの忘れちゃうからねと言う様子はいつものように悪びれてはいない。 #警察署 (60) eve_1224 2023/09/16(Sat) 15:59:49 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「女史も知っての通り、情報とは資源だ。 故にその資源の融通が組織間を通して行われぬとき、 "とぐり"を使えぬならば社会通念に照らし合わすしかない。 罪悪感、社会的道徳、社会圧力、それらが彼らの得手だ。 だがそれらでも口を割らぬ者がいた場合、 最も安易で安価な方法が"とぐり"であるのは、 あちらもこちらも同じであるという話だ」 つら、と独り言のように述べて、 止める間もなく、和服を腰まで開ける。 ――白い肌を捩じるように、背中一面に、拷問痕がある。 「故。警察の拿捕は無事を保証出来ん。 長く生きたければあちらを深追いするべきではない、 という旧知からの在り来たりな助言と共に――」 ▽ (-270) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:17:24 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「女史は―― 彼奴らに"面子"を潰されてでも長く生きたいか? という問いを投げに来た」 その笑顔は、彼らから見ての"悪"のそれである。 同胞を辱められてなお、震えて安寧に過ごせるほど 己も人間が出来てはいない。 少しでも情報を知る者がいたら、 命を奪うまで責めよう、と視線が告げている。 (-271) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:18:36 |
ネロは、言いながら、肌蹴た服を着直した。 (a13) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:19:17 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「ああ、」 「よかった!」 ぱ、と密着していた身体を離して。 ヒールでいつもよりも近い位置にある顔を見上げる。満面の笑み。 そう言ってくれるだろうと分かっていたかのような。 背に回していた腕は、後ろ手に。 手の中に隠した小さな注射器は、ポケットにするりと仕舞われた。 「どうなったっていいわ。あなたがいなくならないのなら」 「"あなたが何しようと勝手に喜んでる女"で、変わらず物好きなんだから」 目を細め、口元がにまと弧を描いた。 女は色んな顔を使い分けるもの。 傍に寄せたが最後、蔦を絡みつかせて逃がさないように。 「それでね、私にも守りたいものがあるの」 「テオが私を守ってくれるなら、安心して意識を向けてあげられるわ」 自分よりも立場の弱い、小さな命。 この町にはたくさんの、恵まれない子供たちが暮らしている。 もし、養っている大人が捕まるような事があったら…と思うと気が気ではないのだ。 「加えてより安心を取るなら、出来る限り一緒に生活できたほうがいいんだけど……」 新しく用意した方がいいかしら、なんて唇に指を当てて。うーんと声を上げている。 あなたの事情を置いて、話がどんどん進んでいく。止めた方がいいだろう。 (-272) otomizu 2023/09/16(Sat) 16:27:39 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「それじゃあ、いつか大切なものまで 手放してしまうわよ、ねぇ?」 手放す癖がついた人は、何かを握り続けていられない。 いくらでも入ってくるお金ならそれでもいいだろう。 でも、何もかもにそうなってはほしくない。 貴方には多少なりお世話になってるのだから、 そう思わずにはいられない。 「ふふ♡その胡散臭い眼鏡をはずして 真摯に人と目を合わせたら労われるかも♡」 「そうね、お願いするわ。 下の子達の事はアタシたちメイドマンに任せてちょうだい。 出来る限りは手綱を握っておいてア・ゲ・ル♡」 あら〜久々に暴れちゃいたいわね〜♡なんて 貴方に呼応するように拳を握って見せて。 スラムで育った血は簡単に消える事はない。 自分に危害を加えるものには……死ぬまで噛みつけ! それが路地裏の掟だ。 「えぇ、いいのよ、出来るだけやってくれたら。 何もアレちゃんに危ない橋を渡らせたいわけじゃないの。 自分のケツくらい、自分で拭くわ。」 明日には捕まっちゃうかもしれない物騒な世の中だし、 急がないといけないわねぇ……と、どこか遠くを見て呟いて。 それからぱっとまた笑みを浮かべて、 どこか飲みにでも行く?なんて誘うのだった。 (-273) arenda 2023/09/16(Sat) 16:36:24 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ…暫くして、立ち上がり電気を消した。 振り返った室内は暗く、それでも何も見えないほどじゃない。 「…」 今朝持って出た 弁当 の中身は、半分ほども減っていない。昨日と打って変わって食欲がしなかった。 …パオロは今頃、どうしているんだろう。檻の中の冷たさを女は知らない。 それでも彼が眠っているうちに、これだけは空にしたかった。 黙々とひとくち、ふたくち、食べ進める。 (!5) oO832mk 2023/09/16(Sat) 16:42:26 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「……ああ」 今見せた、害意とも言い難い何かの気配に、 首筋を這うかのような鈍い警鐘がした。 ほんの僅かでも不自然な動きの名残を見せたならば、周囲にも、勿論あなたにも警戒していた男は、何をしようとしていたかはともかくつぶさに感じ取って。 そして余計な衝突のないように黙って──線を引きなおす。 今度は、外側に。 「今俺にリードを付けておくのは良い判断じゃないですか。 俺にも……変に自分の命を使い潰さなくて済むという点で、しっかりと利がある」 不可解には思わない。証拠に今自分は笑っている。女であれ男であれ、水面下で駆け引きをするのは当然で、嫌いではなかったから。 男は時には知らぬふりをしてでも相手を悦ばせてやるべきだ。 枯れるまで面倒を見てやる。それが甲斐性というもの。 「住所でも教えてやりましょうか? 来たけりゃ来ればいい。何もありませんけどね」 ただ好かれるよりも、価値を見出されるほうが、 こちらにとってはよっぽど上等に思えた。 (-274) backador 2023/09/16(Sat) 16:49:49 |
【独】 Chiavica テオドロ/* 2日目は前日にいろいろちょっかいかけられたこともあって、これでも結構上機嫌らしい(テオドロ㊙情報) (-275) backador 2023/09/16(Sat) 16:58:02 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* よろしくお願いします! 運営様への確認事項、待たずに始めても大丈夫でしたか? こちらは待てのできる警察なのでごゆっくりどうぞ! (-276) rik_kr 2023/09/16(Sat) 17:04:06 |
【人】 Chiavica テオドロ「あなたの胃が縮んでしまってるんでしょうが。 ……差し引いて俺も良く食う方なのは認めますが」 誰のせいなんだか。幼馴染の方を見遣る。 「内臓の慣れ≠ニいうものはありますからね。 無理して物を詰め込めとは言いませんが、 何か機会を設けて少しでも食わせるべきか……」 話半分ではあるが、誰かが乗り気なら行動に移すくらいの気概はある。同期より一足早く出世する秘訣だ。 「取締法には従うっていうんです、 多少の無礼くらい多めに見てもらわなければね」 ……もしかすれば少し機嫌がいいのかもしれない。 法の施行以上に、細々とした要因が転がっていた。 #警察署 (61) backador 2023/09/16(Sat) 17:10:13 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「まあ、もしかしたら続くかもしれんが? でも突然冷めた姿みせるわけにもなあ」 自分が幾つもの顔があることを自覚している。 安易に続けて付き合うよりは予め期間を決めていた方が楽だとも。 手についたソースをなめながら慣れない作業の果てで香る料理に少し気分があがる。 ピンク色のエプロンのことが漸く気にならなくなった頃に片付けだ、布巾を手に取りながらかけられた言葉に一度だけ振り向いて。 「あー……でもそのお嬢さんは俺に何を頼んできたと思う?」 「『法案を執行する奴らを調べてくれ』って言ったんだ。 捕まるのはもう承知しているだろ、あっちも」 苦笑いを浮かべてから、そして、息を吸って。 「そして俺は、 ――マフィアにも関わってる人間がいると思ってる」 貴方も、その対象であると。 少し眉を下げながらやけに 正直 に男は伝えその翠の瞳を見つめ返した。 (-277) toumi_ 2023/09/16(Sat) 17:13:02 |
【神】 コピーキャット ペネロペ『了解』 『ダヴィードと適当に見繕って行く』 『買い出し行くなら気を付けろよ』 気を付けるも何も無いかもしれないが。 月並みな言葉を返信に付け足した。 (G36) unforg00 2023/09/16(Sat) 17:13:52 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「普通のビールで5〜7度くらいだから」 「もっとだな。ワインくらいかそれよか強い」 かな……とぼんやり、そこら辺の知識は自分もはっきりしておらず。 とりあえず強いという事を主張しておいた。 「そ?じゃあそうするよ。色々」 マスターの手際は良く、伝えてすぐ準備が始まる。 その手付きを眺めながら「ん? んん……」と生返事をして。 「菫のシロップが入ってる。スッキリしてて飲みやすいんだけど」 「あんまり人前で頼むなよって酒だな。青いから」 ……その言葉に合わせたかのように、一品目が頼んだつまみと共に届くだろう。 こちらにはブルームーン。 カクテルグラスに薄い青紫のアルコールが揺蕩い、 照明の光をキラキラと返した。 「飲むか?」 (=1) susuya 2023/09/16(Sat) 17:24:09 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「正直それはちょっと面白いす。 本当にそうなったら眺めますね」 無い話に無い想像をしながら、 ウイスキーをショットグラスに注ぐ。 ついでにオイルサーディンももう一缶出しておいた。 食べるかどうかはさておいて。 「あー。そんな感じすね」 「食いぶち減らしで売られかけて……」 くつくつ笑いながらこちらも乾杯を。 それから質問には全然深刻そうじゃない語り口でそう返して、 父親が血迷っちゃったんすねー、とさっぱり付け足した。 「一回教会に拾ってもらったんすけど、オレ教会嫌いで…… あそこなんか気持ち悪くないですか?」 「そっからも逃げて最終的にここです。 神は居ないけどマフィアは居ましたねー…… 「センパイはなんでここに? や、嫌なら言わなくていいすけど」 (-278) susuya 2023/09/16(Sat) 17:37:23 |
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