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![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「同じ部屋なんだから、一度や二度じゃないもんね」 こんな状況で顔を合わせる状況は、相部屋でもそうないだろうけど。 「好きなだけ頼ってよ。迷惑かけるだけじゃなかったじゃんね」 元気になってくれるだけでうれしい。 「かも、でもそれわかっててほしいって言ったんでしょ?」 (-257) soto 2021/10/30(Sat) 17:18:26 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「付き合う側は大変じゃんね。 でも何とかなんない訳じゃないし。って思うのはちょい楽観的かな?」 「御旗は楽しんでる?」 (-277) soto 2021/10/30(Sat) 18:47:36 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「うん。だいじょぶ。あたしらの仲じゃんね」 「あのビリってなったやつ? 確かにヤバいかも。茜、あたしに来てっつったの顔見たかったから? それとも もっと欲しかったから? 」なるべく不安を煽るような言葉を口にしたくはなかったけれど、ただしく理解したかった。 (-280) soto 2021/10/30(Sat) 18:54:31 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「そんなもんだよね。あたしみたいに何でも楽しめるのはやっぱ変なヤツじゃん。あはは」 笑みをこぼして。 「今はやれるだけ馬鹿やってれば、あたしは満足なんだよね」 (-293) soto 2021/10/30(Sat) 20:31:41 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「できるでしょ? あたし、ここまで来ちゃったんだから」 万全の状態なら分からないけれど、こっちは弱っていて、そちらは満たされて。言葉による支配もある。あまりにたやすいこと。 もうちょいくらいなら立ってられるかな……。 目を閉じて身体を強張らせた。 (-295) soto 2021/10/30(Sat) 20:44:47 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜 鍵が閉まれば身体がすくむ。外界と遮断されて、二人きり、押さえつけられて身動きも取れない。捕らえられた獲物のよう。 友達だし、こうしたいと思ったのはあたしなんだから。 「好きにすればいいじゃん」 言い訳で自分を奮い立たせて、身体を明け渡した。 (-301) soto 2021/10/30(Sat) 21:37:03 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 苧環のつぼみ 御旗栄悠「才能か。うちは結構いいもん持って生まれたかんね。 全部が全部活かそうなんて思わないけど、色々できるのはいいじゃんね」 「そゆこと。これからしばらく大変だろうけど、あたしはいつもどおり行くんで。アハハ」 (-304) soto 2021/10/30(Sat) 21:51:43 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「ぐいぐい来るじゃん……あたしそんな美味しい?」 口はふさがっているのだから返事があるわけがないが、それでも喋っていたかった。 赤ちゃん育てるときってこんな感じなのかな。失礼な冗談。 けれど懸命に自分の身を貪る姿を恐れる反面、どこかで魅入られていた。痛みに耐えかねて、時々小さな悲鳴が漏れる。 (-307) soto 2021/10/30(Sat) 22:01:54 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「そか。それなりに健康にしててよかったし」 痛みによって覚醒し続けていたが、意識が朦朧としてきた。頬は勿論、唇すら陶器のように白く、衰弱している。 「このまま保健室のお世話なろっかな……」 揺れる視界が辛うじて、友人の姿を捉えている。 (-313) soto 2021/10/30(Sat) 22:23:07 |
![]() | 【秘】 笹原絵莉 → 竹村茜「立場逆転してんじゃん……」 ぐったりとして身体が動かないから、重く感じたかも。 額から汗がにじむ、握りかえすほどの力はない。 「食欲ないけど、なんかお腹入れなきゃヤバいし」 ああ。そうだ。 「スムージー頂戴……」 (-322) soto 2021/10/30(Sat) 23:24:16 |
笹原絵莉は、半日くらい、保健室で寝ていた (a64) soto 2021/10/30(Sat) 23:29:14 |
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