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【秘】 黒剣 シアン → 天眼通 サルガス――貴方が毒を飲んでからすぐの頃か、何処かの時間帯。 男は話した通り、貴方を蘇生しに一度訪れる。 貴方が居るであろう場所へ――入れるならばそのまま、扉が開かないなどあれば、ドアノブだけ壊すなり何かしらの方法で。 声をかけるでもなく、貴方が其処で毒により死んでいると知っている男は冷静に、蘇生装置を一人分申請し使えるようにすることだろう。 「…………これで、役に立てるといいのですが」 届かないであろうことを言い訳に、漏らした声は随分と普段よりも低い。 (-163) mrsnsrm 2022/06/14(Tue) 19:58:36 |
【秘】 黒剣 シアン → 花火師 ヴェルク「厄介なもの。少なくとも、貴方とは違う形の武器を」 触れられれば引きつれた皮膚はびくりと反応を示すが、 一方で発した声音はひどく冷めきっている。 「いずれ分かりますよ。処刑なりされれば、否が応でも」 あれは晒し者のようなものですから、と続く声。 この頃の男は、襲撃されると思ってはいなかったが故、処刑という結果にはならなかったのだが。 「……私はまだ貴方方に、手品も見せていませんし。 実態を見なければ種を見破る事も難しい」 「最も、見せたところで正しく通ずるかは微妙な点ですが」 余裕とも、傲慢ともとれる、見下すかのような言い回し。 触れられた手はそのまま、貴方から離れるまでは止めもしない。 (-164) mrsnsrm 2022/06/14(Tue) 20:11:11 |
【秘】 天眼通 サルガス → 黒剣 シアン不用心にも、扉に鍵はかかっていなかっただろう。貴方が来てくれるとわかっていてか、偶々か。 それを知る者はただ一人、空の小瓶が転がるベッドの上に手を重ね、足を揃え横たわっている。 棺桶に入れられた遺体のように。 はたまた、魔女の 毒 りんごを齧り眠りに就いた童話の姫のように。貴方の声は届かない。兎が跳ねることもない。 ――貴方がこれから死んでしまうことを、知っていても伝えられない。 やがて、サルガスの遺体は貴方の申請した蘇生装置へと納められるのだろう。次に目が覚める時は、蘇生室だ。 (-165) yayaya8 2022/06/14(Tue) 20:18:02 |
【秘】 花火師 ヴェルク → 黒剣 シアン「……ふぅん。ま、そんな簡単に教えるわけもないか」 指先はまだ、緩やかに傷痕を撫でている。 手袋を外せばもっと直に感じることが叶うのだろうが。 傷そのものに興味がある訳では無いので。 「あんたが処刑に選ばれるとは限らねぇんだけどなぁ。 ………俺みたいに、さ」 晒し者のようなとは、一体どのようなものなのだろう。 想像もつかないそれを見ることが叶えばいいが。 残念ながら君も襲撃に選ばれてしまったので叶わない可能性が高い。 「………………ははっ、いいねぇ。 やっぱそういう感じの方がいいや、面白ぇし」 男は言い回しに激怒する様子もなく、やはり楽しげだ。 余裕さも、傲慢さも。見下すようなそれも。 この宴の中で保つことが出来るのか。 それとも、予想外だと顔を歪めるのか。 どちらであっても満足気に笑うのだろう。 これは、そういう人間だから。 (-169) sinorit 2022/06/14(Tue) 21:39:23 |
【秘】 黒剣 シアン → 花火師 ヴェルク「……私は処刑される事はあれど、襲撃死は無いですよ。 罪をもつ罪人に喰われる側ではないので」 ふい、と顔を背け、軽く手を振り貴方から一歩離れようと。止められなければそのまま二歩、三歩と距離を取ろうとすることだろう。 どこまでも余裕ぶっている男は、自分がよもやその被害を受けるとは、微塵も考えていない様子。 「…………随分と面白がる。それなら、 次の処刑と襲撃で、少しでも楽しみが増えたら良いですね」 「私は、処刑で手を下す側にはなりませんが…… どうやら、貴方の場合は異なるかもしれませんし」 …… (その時点で) 次に来る処刑には、彼自身は姿すら見せはしなかったのだが、それはさておき。そう言う男は関心なさげに目を逸らしたまま。このまま、貴方の前からは一度去る気でいるようだ。 (-194) mrsnsrm 2022/06/15(Wed) 0:18:05 |
【秘】 花火師 ヴェルク → 黒剣 シアン「……ははッ。あんたみたいなやつはきっと── 食われる。 楽しみだねぇ、余裕そうにしてたその顔が歪む様が」 離れる動作を見受けられれば、追いかけることはない。 知りたい全てとは言えないが……収穫はあった。 それなりに満足出来たものだから、"今は"追う必要はない。 「…………折角来てんだ。楽しまねぇと、損だろ? 本当はあんたがここにいる理由も聞きてぇんだが」 それはまたの機会に。というように一歩、身を引く。 「ま、あんたが参加しようがしまいが何だっていいさ。 権利はあるが、絶対的なもんじゃねぇしな」 見ているだけなど楽しいものだろうか、とは思う。 そんな男も今回の処刑では手を下さなかった訳だが。 去り行く君に軽く手を振り、姿が見えなくなれば踵を返した。 少しだけ軽やかに、楽しげに。次の機会を──伺いながら。 (-227) sinorit 2022/06/15(Wed) 12:41:21 |
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