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【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「 」 今、俺何を口にしていた? わかってるなら説明はいらないなだの、余計なことをきくなだの。はね除けて嫌われようとする男の台詞だ。 熱が篭り続ける口の中、吐く息は妙に重く落ちて酔えない。 本当にいつまでたっても酔えない。 とうとうその時が来てしまった。 賢く利口な が席をたったところで 懐に手を入れる 。立ち去るその背に一つ声をかけようとした瞬間、頭が揺れた。 滑り落としそうになったナイフを掴んだまま、食器は耳障りな音をたててテーブルを滑る。一瞬の視線が席を包み、霧散して。 手を出す必要がないとわかれば疎らになる人の気配の中、 ヒュッ、と短い息を吸って目を見開いた。 「どうして…」 酔っているのかと、夢を見たのかと思った。 実際それは夢だったのだが。信じられるか?こんな時に。 現実に引き戻されて景色は薄暗いリストランテ。 今かけなければいけない言葉は、酷い大人の温情でネズミを見逃す陳腐な三流映画の台詞だ。 (-168) toumi_ 2022/08/18(Thu) 20:07:40 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー「どうか、……大人しく眠っていておくれ」 その呟きはあなたの耳に届いたかわからない。 引き金をその背に向けようとして男は引けなかった。 あなたのことを知ってしまった 今、引けるわけがなかった。子供たちに歌い聞かせた『Rock-a-Bye Baby』が耳鳴りのように頭につんざき、たちまち息が苦しくなっていく。 これが人の人生を狂わせた罰だったのかと。 離れていても繋がっていたはずの絆をほどいたその事実が照明の下いつまでも燻って胸を焦がすものだから。 立ち去るその姿を、一人動けないまま見送ることしかできずにいたのだろう。 (-169) toumi_ 2022/08/18(Thu) 20:11:42 |
【人】 花で語るは ソニー>>21 ストレガ ちぇ、とつれない様子に唇を尖らせるも、それでめげた様子はない。 ベンチの背もたれに肘をひっかけ、すっかり居直り状態になってしまった。 「残念ながら違う用事。あと、今日は当面の用聞き。 もうじき頼み事ができそうなんだけど、お姉さんの店は人気なもんだからさ。 予約はできやしないだろうけど、いつくらいから開くのかは聞いてもいいでしょ」 休業中、ということなのだからどっちみち今は請け負ってもらえるものじゃないんだろう。 とはいえやたらにしつこくするつもりでもないのか、内約はなるべく簡潔に。 あんまり追い払われ続けたら、その時は素直に踵を返すかもしれない。 「……ああ、そういえば。あのさ。機構じゃなくて細工物の調整って出来るの? アクセサリーとか、そういうやつ」 (22) redhaguki 2022/08/18(Thu) 20:56:10 |
【秘】 花で語るは ソニー → ガット・リベロ ルチア>>14 路地裏を歩く危うい様子を見つけたのはまだ日も高いうち、のぼりきらないうちか。 案じてアジトをすぐに出たのだから、さほど遠くにいかない内に足も届いたのかもしれない。 慌てて、相手の姿を探して。ようやくその背に追いついたのだ。 「ルチア!」 片やコーヒーショップの店員、片や花屋の従業員。 さほど街中で顔を合わせても不自然無いものだろうけれど、それでも声は抑えられた。 もしも相手が振り返ったのならそこにはずいぶん取り乱した顔がある。 関係性としては目上が面倒を見ていた子供、くらいで、 合わせて目をかけてはいても特別なものではなかった、けれど今は、少し話が違う。 「どうしたんだこんなところに、一人で……今危ないの、わかるだろ?」 (-182) redhaguki 2022/08/18(Thu) 21:02:08 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー「わからないから素直に聞いてるんだろう……」 ぐぅ、と唸り、目をそらす。 ―――これが他人のことならば。 愛でも囁かれたのではないかと、言うくらいの度量はあった。 初心というわけでもなければ、全く気が回らないわけでもない。 ただ、自身にとってのことには兎に角興味がなかったのだ。 恋だの愛だの、そんな不確かなものは要らないと、 自分には、拾ってくれた上司と、同じ高みを目指す幼馴染がいれば良いと、たったそれだけでよかったのだから。 それ故リカルドという人間は、貴方のような近づき方をしてくる人間のことが、根本的に理解できていないのだろう。 未知への探究心とは、本当に恐ろしいものだ。 はー……と大きく息をつき。 薄く笑みを浮かべる貴方を、ぎろりと睨む。 リカルドはそれがわかっていても、 理解したいと思ってしまった。 後のことはそれから考えると、そう思ってしまったから。 「……良いだろう。 明日、貴様に会いに行ってやる……、場所は―――」 男は初めて、血の掟を破る決意をした。 (-183) eve_1224 2022/08/18(Thu) 21:21:24 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー/* PLにて失礼いたします。 情報屋にて、能力行使の件をお聞きしました、お答えくださってありがとうございます。 正直に申し上げますと、こちらも別の人物を対象とした能力の行使を行う所存です。 よければ、それを前提とした事前ロールができればなと思っていますがいかがでしょうか。 ご一考の程よろしくお願いいたします。 (-184) eve_1224 2022/08/18(Thu) 21:26:33 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオそれから。互いに孤児院の様子を確認することは、しばらくないのだろうけれど。 配達車に乗って現れる従業員は、別の人間に替わったという。 普段貴方が行く店に、倣うように現れる青年の姿もなくなった。 大きく変わらない、今しがた自分たちを覆う奔流に何か影響があるわけでもない。 ひとつ、ふたつ、傍にあったものが消えただけ。 それだけだ。 (-186) redhaguki 2022/08/18(Thu) 21:32:34 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 花で語るは ソニー「……ソニー、さん」 のろのろとした動きで振り返り。 下から、その瞳で見上げる。 ──どうして、そんなに慌てているんだろう? 考えても、少女にはその理由はわからなかった。 「…… わかって います。……わたしは、 大丈夫 です」こくり、こくり。問われた言葉に頷き返す。 わかるのだ。 だから、ここにいるのだと 。路地裏を、無防備なままに、歩き回っているのだと。 (-188) yatuhatig 2022/08/18(Thu) 21:40:54 |
【独】 花で語るは ソニー/* どうしようかな 時間空いちゃった 急に機敏になるのもなんだし今やるべき計画を先に打ち立ててからレスに向かうか (-193) redhaguki 2022/08/18(Thu) 22:30:39 |
【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ【三日目朝・アルバアジト】 まだ、混乱のうちにある中。誰も、自分たちの擁する内の誰も傷ついていないうち。 敵対するファミリーの人員が二人落ちたことで、警戒する空気がある頃だ。 表の仕事がはじまるのが早い人間だとかが捌けた後、様子を見て相手のほうへ近づいて。 「ちょっと。先にサルヴァトーレさんには、聞いておきたくて。 今の状況、どう思いますか。やっぱり向こうのボス含め、こっちの誰かがやったんでしょうか。 ……空論をこね回すことはいくらでも出来ても、やっぱり確信はなくて。 ひとはどう考えるのか、聞いて考えておきたくって」 小声とはいえ言ってみてから、周りを見て考える。 まだ、誰が何を考えているのだかも判然としていないうちだ。 「廊下にでも出ましょうか。喫煙できるところだとか」 (-197) redhaguki 2022/08/18(Thu) 23:35:15 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ【港の埠頭】 明くる日。青年はいつだか貴方と遭遇した場所に再び訪れた。 きょろきょろと相手の姿を探す目元には僅かな疲労が滲んでいた。 されど、そんなのは相手には関係のないこと。別に出会えたからって言葉にするつもりもない。 片手にはオレンジ色のラナンキュラス。それ以外の荷物は一見したふうでは見当たらず。 また、視界の殆どを海が占めるその場所までやってきた。 (-203) redhaguki 2022/08/19(Fri) 0:04:36 |
【人】 花で語るは ソニー>>24 ストレガ 舌打ちにはさも困ってしまったみたいに萎縮してみせるものの、それも少しのうち。 懲りずに相手に声を掛け続けてきた男は、多少の威嚇じゃ慣れたものになってしまっているのかも。 「そう? じゃあ早い内なら祭りが終わった頃にもう一度探すよ。 ああ……まだもう少し使いそうなんだよね。だから、もうじきってこと。 今話したって困っちゃうかもしれないし、その時にお話するかも」 完全に壊れてしまって今、というわけではないらしい。 何を指しているのか不明瞭な頼み事も、さておき休業中の相手に話すべきじゃない。 今は仕事の話ではなく、世間話に留めておく、それだけ。 「ちょっと細工の細かいやつだからさ。指に合わせてサイズ合わすのが大変かなって。 元買った店がなくなっちゃったから困ってて。もうちょい広げときたいんだよなあ。」 替わってついでの用事の方は、もう少し目処が立っているようだった。 ポケットから取り出した、翡翠の嵌った指輪をコロコロと指先で転がす。 (25) redhaguki 2022/08/19(Fri) 1:08:35 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド/* お疲れ様です。強い筋肉の描き方です。 こちらこそ間接的にお声いただき、ありがとうございました。 現状で結果についてはうまくコメントできない(投票も在るし)のですが、 処理順的には多分なんとかなりそうだな……と思いつつ、 ひとまずは結果を詰めるのは5日目開始以降がよさそうだなと判断しました。 結果に至るまでの過程を色々詰めるのは歓迎です! 改めてよろしくお願いいたします。 (-219) redhaguki 2022/08/19(Fri) 1:15:17 |
【秘】 花で語るは ソニー → ガット・リベロ ルチア少し。息を詰まらせるような間があったかもしれない。相手の意図がわかったから。 あるいはわかった気がしているだけなのかもしれないけれど。 普段はくるくるとよく動くのだろう目が湛えたものに、明るいものは感じられなくて。 ゆっくりと、手の届く距離まで歩み寄る。 「……犯人を探そうとしてる? それとも、同じ目に会おうとしてる?」 復讐を誓うには、あまりに無計画で。けれど、それしか手立てがないのかもしれない。 自暴自棄になるには、やけに確信的で。けれど、それしか手立てがないのかもしれない。 止める言葉だとかを吐くには、相手のことを知らず。 他の男衆ほどには目線の位置の離れていない瞳に合わせるように、膝に手をついて背を丸める。 制止しているとも、また別の方法を差し出しているとも。判然としない言葉を吐く。 「オレは、……もし、オレがルチアを思う誰かだったなら。 誰ともわからないようなやつに傷つけられるのは、嫌だな」 (-220) redhaguki 2022/08/19(Fri) 1:22:47 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー/* お疲れ様です、お返事ありがとうございます。 そうですね、吊りだけは能力行使の前にくるので、ここで吊られると能力を使わないまま死ぬことになりますので、結果だけは日付が空けてからと言うので問題ありません。 こちらの能力が、自分が死んでいては使えるたぐいのものではないため、先にそちら行った(成功してるかはさておいて)前提でやらせてもらえばと思っています。 所用を済ませて血の掟を破って単独で会いに行こうと思いますが、そちらはいかがでしょうか。 単独であれば2人で話せそうな場所に向かうと良さそうでしょうか。 こちらこそ、どうぞよろしくお願いします! (-221) eve_1224 2022/08/19(Fri) 1:28:53 |
【秘】 無風 マウロ → 花で語るは ソニー君がレースの最中、忙しなくしていたのなら。青年は反対に、殆ど動きなくただレースの光景を眺めていたのだろう。 時折、手に持ったビールを煽るくらい。まるで映画を見ている時のように。 そんなだったものだから、負けが分かった時もいつもみたいに不機嫌になる事はなくて。 何だか気が紛れたような、少しだけ穏やかな気持ちで空の瓶を握っているだけだ。 「よくもまあ、飽きないもんだ。 このために生きてるって奴もいるくらいなんだろうな」 注釈を聞いては、そうなのか。と口にして。 きっとこの先もふんわりと覚えているのだろう。少なくとも、来年もこの熱気にあてられれば嫌でも思い出すに違いない。 そして不意に。君の手の熱が伝わってくると、怪訝そうな顔でそちらを見る。 そういった行為に慣れていないものだから、振り払うべきなのかも迷って。 君のその表情を見れば、事故でこうなっているわけではない事は分かる。 迷った末に、口を開いて。 「別に」 「それは良いって言っただろうが。賭けに勝ったのはお前だ」 「好きに決めろよ、何処に行きたいんだ。それとも、何か欲しいものでもあるか」 (-228) otomizu 2022/08/19(Fri) 3:17:10 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 花で語るは ソニー「──わたしが、嫌じゃなかったとでも?」 返す言葉と共に、少女は笑った。 それは問いかけだ。答えのわかりきっている事。 そうであったなら、どれだけ良かっただろう。 今もなお、ただ日常を謳歌できる程に、この心臓が冷たくあってくれたなら、どれだけ。 「──大丈夫。武器もありますから」 太腿に隠し持っているハンドガン。 少女はワンピースの裾を持ち上げて、ホルスターに収まったそれを見せる。 (-235) yatuhatig 2022/08/19(Fri) 6:31:58 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド/* 了解しました。 場所の指定は(ロールの流れからして)そちらにおまかせしてよろしいでしょうか。 思いつかない場合、ソニーに任せた場合は【どこかのクラブ】になります。 その後の影響も鑑みると時間の指定は夜になるかな…… (-238) redhaguki 2022/08/19(Fri) 7:43:04 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー/* 他に人がいるような場所がいいでしょうか? 能力行使を考えると二人だけになれる場所のほうが良いかと考えていましたが。 人(店員)がいてもよければバーで構いません。まぁVIPルームみたいなのもあるでしょうから、個室に入るとかでもいいかなと思っています。 時間帯はそうですね、自分も夜が良いと思います。 (-241) eve_1224 2022/08/19(Fri) 8:35:42 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー視界に入るものと言えば、その大半が海か空。 あなたがその場所を訪れたのは、以前別れ際に言ったように もう少し半端ではないどこかの時間だっただろうか。 何れにしても祭りの人混みとは少しばかり縁遠いその場所に、 パスカルと名乗った喪服姿の男は、この日も変わらず佇んで。 視線は遠く何処かを見遣り、薄く煙草の煙を漂わせるばかり。 こちらもまた見た限りは大層な荷物はありはせず、 けれど、ともすれば口の端でも切ったのか。 髪でやや隠れた側の頬には、病的に白いガーゼが貼り付いている。 察するに、何事かあったのは何もあなただけではないらしい。 そこへあなたがぱたぱたと足音を立ててやってきたとしても、 声を掛けられるまではそちらを見遣る事が無いのは 単なるみせかけだろうか、なんてのはやはり定かではない事だ。 (-244) unforg00 2022/08/19(Fri) 9:24:19 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 花で語るは ソニーアジトの隅で全体を見晴はるかす。すれ違うもの、出ていくもの、入ってくるものに声をかける。この子は変わらない、変わった、あとで話を聞かなきゃあ。さて、どうしようか────組んだ手に顎を乗せた、ちょうどその頃だ。 「ン。……」 「やあ、ソニー。ご苦労さま」 近づく君を見て、片眉を上げてご挨拶。見上げるように首を傾げた。 「君はいつも熱心だね。立派だったよ」 言いながら撫でようと頭に手を伸ばす。汲みとって屈んでくれるだろうか。くれなくても問題はないだろう。君の言葉を最後まで聞いた男は緩慢に立ち上がって、今度は上からその頭をぽんぽんと軽く叩く。衣服をぱっぱと正して、向き直った。 「そうだね。吸うなら出ようか」 「僕も少し、考えていたところなんだ」 (-253) rik_kr 2022/08/19(Fri) 11:16:52 |
【秘】 花で語るは ソニー → 無風 マウロ快諾を受け取ったなら少しの安堵と、改めての照れくささに口角を緩めた。 未だ馬場を眺めて健闘や結果を称え合う人々もいるものの、流れは少しずつ出口のほうへ。 それが途切れてしまう前にゆっくりと人波のほうへ乗る。 その際、瓶ビールをもう二本追加で買って、相手の手に渡した。一度、触れた手がとぎれる。 「……じゃあ。ちょっとついてきてもらっていい? ひとまずこれは、約束のぶんの追加」 敷設されたレース場の方から離れて、表通りを横切って。 行き着いたのはしんとした裏通り、今は誰も脇道を通らず遠くに音が聴こえるばかり。 廃棄された木箱なりが壁際に放置されているが、それほど砂埃をかぶっているわけではない。 放置されっぱなしのものではなく、適切な時期になれば人通りはあるものなのだろう。 「この辺、手工業の工場が多いんだ。だから営業時間を過ぎると夜は誰もいない。 飯屋とかバーも少ないから酔っ払いが出歩いてることもほとんどないよ」 木箱に座り込みコインで蓋を開け、中身を軽く呷る。 それほど酔っているわけじゃないものの、少し首筋には赤みが指していて、 ちょうど気分のいい心地になる頃合いという感じの酒の入り具合だ。 「ね。なんだか寂しい顔してたけどさ。何かあったの? ……言いたくなかったらいいよ。話して楽になるものなら、ってだけ」 (-269) redhaguki 2022/08/19(Fri) 17:07:26 |
【秘】 花で語るは ソニー → ガット・リベロ ルチア「……わからないわけじゃ、ないけどさ。 今じゃなきゃいけないのも、わかるよ、でも……」 近しい気持ちを抱かないわけではない。それと同時に、遺された彼女を案じずにはいられない。 複雑な感情がありありと顔貌に滲む。嘘のないそれは相手が仲間だからだ。 問いかけへの回答が出るまでには、焦れるくらいの時間があった。 息を吸って、吐いて。 「弾が、切れたら。それで終わる。 向こうの親玉が死んだ時みたいに撃たれたらどうにもできないけど、 もしアベラルドさんがやられたのと、同じ相手を見つけたなら」 ポケットに入ったペンを取り出す。一見したところはありふれた筆記具のようだ。 相手に手渡して握らせた時、それが見た目よりも重いことがわかるだろう。 切っ先は鋭利で、ナイフと違って鞘を抜かずに使える。タクティカルペンの類だ。 もし押し倒されて首を掴まれたとしても、抵抗しざまに握って後ろの凸でこめかみを突いたなら、 相応の痛みを相手に与えられるはずだ。 「そいつの目玉を、思い切り刺してやれ」 (-271) redhaguki 2022/08/19(Fri) 17:20:53 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド/* 人がいないほうが能力行使にかかわるロールやらがし易いのはそうですね…… 同じくVIPルームのあるところであれば特にロールに支障は無いと思います。 都合のよろしいほうにお呼び出しください〜 (-272) redhaguki 2022/08/19(Fri) 17:23:22 |
【秘】 ノーモアベット マキアート → 花で語るは ソニー直接下半身に伝わる体温に身悶えして、つんと尖りを帯びた乳首に滑った感触が走るたびにン、と堪えるような唸りを喉から絞り出す。 愛おしいものに対してするように髪に顔をうずめて、与えられるすべてを咀嚼するのに集中しようと、擽ったり撫でたりする手つきを止めて緩く抱きつくように両腕を背へと回して。 瞳を閉じると、外から聞こえる喧騒が混じってよりいけない事をしている気分になる。 「オレが……許すよ、ソニー。 もっとオレの事、欲しがって」 寧ろこのまま好きにさせられたら、すぐにでも喰らいついてしまう。 それに仕事着とはいえ、やはり露出の多い下着を晒し続けているのが裸とはまた違う恥辱をずっと感じさせて。 それらに対し素直に従って、脱ぎ捨て、欲望を満たすのはいくら賭けに勝ったとしても買われてる側の責務に反するような気がした。どこか倒錯した奉仕精神が顔を覗かせる。 熱を帯びたものが太腿に当たれば、感触と一緒にどうしようもない興奮までもが性器まで響いていくような錯覚を覚えて、掌に包まれ逃げ場のない尻に思わず力が篭った。 (-273) backador 2022/08/19(Fri) 17:26:45 |
【秘】 ガット・リベロ ルチア → 花で語るは ソニー「…………」 多様に色を変える表情から、何を思っているのか。 それを推し量るような術など、少女は持ち合わせてはいないが。 けれど、何か懊悩としたものがあるのは、何となく感じられた。 ──ペンを受け取る。武器だと、彼は言う。 「……ありがとうございます、ソニーさん」 受け取ったなら、礼を言うべきだ。 助言に対しても、それは同様に。 そして、深く頷いて。強い意志を込めた瞳で。 「 ええ。必ず 」"そう"すると。少女は応えた。 ペンを眉間に構えて、睨みつけるようにして。 (-279) yatuhatig 2022/08/19(Fri) 18:42:30 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → 花で語るは ソニー日が落ちて、街頭の明かりが街を照らす時間帯。 男は一人、クラブに訪れた。 余り来ることがない場所だが、ここはスーツでも問題ないだろう。 何せ、今日は忙しくて着替える暇もなかったのだ。 「呼び出しておいてすまない、待たせたな」 貴方が待っている所まで案内を受けて中に入れば、夜の世界の匂いが立ち込めていて、歩く度に髪の隙間から、光で蒼くきらめくピアスが耳に見え隠れしている事だろう。 (-296) eve_1224 2022/08/19(Fri) 20:50:52 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ姿を見つけて、仔細な様子まで見える頃まで来ると足の速度を緩めて二、三歩。 黒い衣服とは相反するように白く目立つガーゼに明らかに目を留めて、 訝しむような視線をそれに留めつつ見上げられるくらいの位置に来る。 「……何かあった感じ? 今話しても、困らない?」 声を掛ける。果たして相手の視線を寄せられるものか。 じ、と変化に目を留めていた視線はそのうちに全身にまわる。 以前見たときと、明確な違いはあるだろうか。 /* お疲れ様です。 前回からの時間経過の間に、そちらの素性について探りをいれても大丈夫でしょうか? 一応以下の内で参考程度に考えてみましたが、ほかにあれば案いただきたく〜 1.表の職業のみ 2.表の職業と、引き受ける範囲についての噂(素性については知らず) 3.表の職業+裏稼業のことまで (-310) redhaguki 2022/08/19(Fri) 21:59:56 |
【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ「うん、……オレは特になにも、してないけど」 子供のように扱われると、どうしても弱い。ほとんど反射的に顎を引いて頭を差し出す。 立ち上がった後にも頭を撫でられ、ストレートの髪は頭に沿うようにくしゃりとなる。 それだけならまるで世話をする側、される側のほほえましいそれのよう。 並んで歩き、ついていくように喫煙所まで行く。 建物のベランダか非常階段か、外を見下ろすことは出来るが、地上の声は届かない。 逆もまた然り。扉を閉めれば、風の音しかしなくなった。 「……此度のこと。仕組んだのは自分たちの内部なんでしょうか。 それともやはり、外部の人間による撹乱なんでしょうか?」 (-327) redhaguki 2022/08/20(Sat) 0:45:23 |
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