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【秘】 銀の弾丸 リカルド → ”昼行灯” テンゴ「それはそうですが……縁起でもないことを」 ふぅ、と息を吐けば顔が動いたのにつられて髪も揺れる。 耳に見え隠れする真新しいピアスが、きらりと煌めくのが見えたかもしれない。 ――確かに誰がいつ死んだところでおかしくはない。 ノッテにいたってはボスが殺されてるのが現実、名のあるメイドマンも、ソルジャーもその生命を散らしているのだから。 自分とて、喜んで命を散らそうとは思っていない……けれど。 「……よくお見通しで。よく言われます。 ですが、俺は無理をしているとは思ってないんですよ」 働くのが生きがいだとでもいうように、口端を上げて笑った。 (-321) eve_1224 2022/08/19(Fri) 23:12:01 |
【秘】 愚者 フィオレロ → ”昼行灯” テンゴ「あー。だめですよ。 そんな安易に“幾らでも”とか言っちゃ。 飢えてる子の胃が無尽蔵なのは魚見るだけでもわかりますし、 責任ちゃんと取らないとダメですよぉ。 俺は、テンゴさんの代わりに面倒見たりしませんからね」 このナンパ師めー。 とばかりに責めているように見えて、緩い。 この頃はマイペース故にそこまで気にしていなかったのもあるが、自分以上に相手の世話を焼いている部下、の存在にピンと来ていないのもあったのだろう。 これでもこちらが世話を している 顔である。「はあ、色が真逆になりすぎじゃないですか? でも変わるのはわからなくはないですよ。 水を含んでいないスポンジなんてすぐ変わるでしょう。 ……変わることが、 俺や貴方にとっていい事かはわかりませんけどね」 (-322) poru 2022/08/20(Sat) 0:14:02 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 銀の弾丸 リカルド「自覚がない人間が一番タチが悪いな。ヴェネリオもそうだが、お前さんらはどうにも発散が下手に見える。」 酒に溺れるように逃げている親友を思い出し、その部下が仕事が生き甲斐だと笑うのを見る。 「仕事が生き甲斐であるのは結構だが、時には茶でも飲みに来い。そうでないと潰れるぞ、幹部候補殿。ヴェネリオの次はお前さんが下を纏めないといけないのだからな。」 「そら。」 貴方に何かを投げて寄こす。 受け取ったら、何やら竹で作られた筒のようで、一面には細い栓がしてある。知識があれば、東洋の竹筒水筒だと分かるだろう。 (-361) ぴんじぃ 2022/08/20(Sat) 11:23:54 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → ”昼行灯” テンゴ「俺にストレスなんてそんな……。 いえ、テンゴさんとのお茶の時間はいつも心地よく思っていました」 ありがとうございます、と。静かに頭を下げる。 縁起でもないと言ったその口で不思議なことだが、 男の目はどこか、覚悟を決めている顔つきだ。 「えぇ、勿論わかっております。 ですがこの命、この体全てが俺を拾ってここまで育ててくださったヴェネリオさんのものですので。 あの方のために殺されるのであれば、喜んで死んでやります」 「っと、……これは?」 ふいに寄越された竹筒を受け取れば、不思議そうに手の中にあるそれを見つめた。 中には何か液体のようなものが入っているのだろうか。 (-366) eve_1224 2022/08/20(Sat) 13:01:37 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 愚者 フィオレロ「お前さんが飢えていて俺が居ないとどうにもならない程度にまで落ちぶれたら責任は取るさ。」 そんなことにはならないだろう、と高をくくった物言いだ。 この頃はそんなに求められるとは思っていなかった。 「化学反応がどうとかで変わるらしい。変わることが良いか悪いかなど、その時にならんと分からんさ。ただ、お前さんならそう悪いことにはならんと思うがね。」 軽く肩をすくめて見せた。 (-383) ぴんじぃ 2022/08/20(Sat) 15:06:45 |
【秘】 ”昼行灯” テンゴ → 銀の弾丸 リカルド「……。」 「お前さん、本気でそう思っているのか。ヴェネリオが望み、その所業をよくやったと褒め称えると。」 ちゃぽん。 貴方が受け取った筒からは液体の揺れる音がする。 「死ぬ気で居たって良いことはないぞ。そういうのは最良ではなくて最悪って言うんだ。」 液体についての問いへの答えはさておき、捨て置けないことを口にした部下に苦いものを噛みつぶしたような様子を見せる。 (-397) ぴんじぃ 2022/08/20(Sat) 16:52:46 |
【秘】 銀の弾丸 リカルド → ”昼行灯” テンゴ「えぇ、……そうですね、きっと叱られることでしょう。 自惚れでも何でもなく、俺はあの人のストッパーです」 右腕として、女房役として、ずっと側に仕え、時には諫めることだってしてきた。 上司のストレスを少しでも軽減出来るように努めてきたのだ。 自分が死んでしまっては、それが出来なくなることは心残りではあるけれど……それでも。 今から俺がやることはきっと、俺にしか出来ないこと。 その過程で死んでしまったとしたら、それは単に自分の力不足なのだ。 「けれど、俺はあの方のために命をかけることが本望です。 勿論進んで命を捨てようとは思いませんが……俺だから出来ることを、してこようと思います」 「もし、俺が生き残れたなら……その時はまた茶でも飲みましょう」 (-402) eve_1224 2022/08/20(Sat) 17:06:49 |
【秘】 小夜啼鳥 ビアンカ → ”昼行灯” テンゴ「あはは、あーりがと。 それじゃ、これもらってくね」 どこからか取り出した布のバッグを、ぽふんと広げる。 その中に駄菓子をからからと放り込んだ。 軽い音が鳴って、からっぽのバッグをほんのすこしおもくする。 「はいはい。それじゃ。 ──ありがとうございました」 傘とバッグを抱え直して、入り口まで。 ――そこで、急にぴしりと背を伸ばすと、深々と頭を下げた。 「また」 背を向ける。 どこかノスタルジーを感じさせる店内を最後に見た横顔は、寂しげだった。 (-424) gt 2022/08/20(Sat) 19:12:52 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → ”昼行灯” テンゴ―― ―――― 留守電だったかもしれない。 たった一言、あなたの端末に連絡が入った。 「すまん、悪い予感が当たった」 「服は部屋に置いてあるから勝手に入ってとっていけ」 ほどなくして、その声は途切れた。 (-440) toumi_ 2022/08/20(Sat) 19:52:34 |
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