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【独】 櫛田三四子/* みよこなかなかめんどくさい感じになってますが、恋を知ったばかりの20そこそこの女なんてこんなもんだよね〜〜〜とも思いますのでまあまあ (-3) guno 2021/06/26(Sat) 11:46:03 |
【人】 倉科 宙[最初は彼女の提案に圧される形で了承した旅行だけど。>>14 楽しそうに計画を立てる彼女がかわいかったし。 ノートパソコンで旅館の写真を見ながら、浴衣姿見たことないな、とか。内風呂付きって一緒に入れるってことか、とか。 二人きりで過ごす恋人らしい時間を内心楽しみに、ここ数週間頑張ってきたのだ。 だから、こんなぎくしゃくしたまま過ごしたくなくて。 何か思うことがあるなら、言ってほしくて。 瞬きせず彼女を見つめれば。 ようやく小さく、聞こえた声。>>19 久しぶりに見つめって、ドキッと跳ねる心臓を懸命に落ちつけながら続きを待った。] (23) SUZU 2021/06/26(Sat) 17:59:54 |
【人】 倉科 宙[それ以上、追及できないまま。] いや、その…… 逆上せないよう、気をつけてな。 [腕を離した手で、ぽんぽんと彼女の頭を軽く撫で。 大浴場に向かう背中を見送ってしまった。*] (25) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:04:39 |
【人】 倉科 宙──……はぁー。 [一人になった部屋で、詰まっていた息を吐きだせば大きなため息になり。 広い畳の上に倒れるように転がり、頭を抱えた。] (26) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:11:44 |
【人】 倉科 宙あー……ほんと、なんなんだよ。 [こればかりは先輩を恨まずにいられない。 そもそも合コンなんか行かなければ。 でも恋人として過ごした期間は1年弱でも、付き合い自体は高校の頃からあったわけで。 恋をできない事実を差し引いたとしても。 俺がそもそも、浮気とか二股とかできるような性格じゃないことは、さっきの言葉通りちゃんとわかってくれてるはずだ。 じゃあ今は、何をあんなに怒って拗ねてるのだろう。 俺だって、彼女の性格は概ね把握しているつもりだけど。 言ってもらわなければわからないことは、たくさんある。 友達だった頃から、遠慮なく言いあえる関係だったこともあって、聞けば大体教えてくれたりしたのだけど。 こんな風にだんまりされた場合、どうすればいいのだろう。] (27) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:13:14 |
【人】 倉科 宙はぁ……俺も風呂いくか。 [ここで転がってても仕方ない。 再び浴衣とタオルを掴み、俺も大浴場へ向かおうか。 と言っても、せっかくの温泉を楽しむ気分になれず。 長湯もせず軽く汗を流したあと、さっさと浴衣姿になり。 着替えを持ったまま大浴場の出口付近で、出てくる彼女を待ってしまうのだけど。 も一度話をしないとだよな。 やっぱり原因は俺なんだよな。 なんて悶々と考えながら待つ間、自販機で買ったアイスが、少しだけ頭も冷やしてくれた気がした。**] (28) SUZU 2021/06/26(Sat) 18:13:32 |
【人】 櫛田三四子…………はぁ―――――――。 [衣服を籠の中に入れ、 タオルで髪を纏めて女湯へ。 ざっと体を流して湯に浸かり 深くため息をついた。 昼間なのでそこまで人は多くなく、 広々とした浴場は開放感を感じさせる。 少し熱めの湯が心地いい。 でも、心はちっとも晴れなくて 膝を抱えて浸かったまま俯く。] (30) guno 2021/06/26(Sat) 19:21:29 |
【人】 櫛田三四子[私の恋人は優しい。 優しくて、いい奴で、面倒見良くて ちょっとぶっきらぼうで誤解されやすいとこもあるけど、 辛抱強く向き合おうとしてくれる。 そう言うところが人としても異性としても好きだ。 だから彼がその気にならなくても 好意を持つ女の子は少なくないんじゃ… じゃなくて、 あんまり態度悪いと流石に愛想尽かされてしまうかな。 天使の矢の補正ってどれくらいかかるものなの? ちょっとやそっとで嫌われたりはしないかな、 でもありえないとも言い切れないし……] (32) guno 2021/06/26(Sat) 19:24:40 |
【人】 櫛田三四子はぁ…………… [さっきから溜息ばかりついている気がする。 思考は散漫な上に堂々巡りで、ちっとも結論は出ない。 自分はこんなに女々しい奴だっただろうか。 延々と考えていると冗談抜きで のぼせてしまいそうだったので 自己嫌悪に陥りつつも湯船からあがる。 とにかく、だ。 何にせよこの状態は良くない。 良くないことは分かる。 せっかくの旅行を暗い気分で過ごすなんて、 自分も彼も望んでいなかったはずだ。] (33) guno 2021/06/26(Sat) 19:26:22 |
【人】 櫛田三四子……よし。 [何はともあれ着いたんだ。少し気持ちを切り替えよう。 身体を拭きながら内心そう決意する。 ぺたぺたと化粧水をつけ 長い髪をドライヤーでざっと乾かして ヘアゴムで纏めポニーテールにする。 備え付けの浴衣は紺色の花柄で 赤い帯を前で蝶々結びにした。 下着は……一応この旅行のために新調したのは内緒。] (34) guno 2021/06/26(Sat) 19:28:29 |
【人】 倉科 宙[少なくとも、さっきよりは明るい彼女の表情に安堵する。 でもそれが、普段より若干硬いことにも気づいてしまうから、内心もやもやしてしまうけど。 彼女がそのつもりなら。 俺も一旦、もやもやは頭の隅へ追いやることにして。] じゃあ、部屋に戻るか。 [食べ終ったアイスの棒をゴミ箱へ捨てて。 自販機を買う彼女を待って、ミルクアイス一口食べたい、なんて言ったりしながら。 並んで廊下を歩きだそうか。] (38) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:37:14 |
【人】 倉科 宙[そして部屋に荷物を置き、身軽になれば。] なぁ、夕飯まで時間あるけどどうする? 特にないなら外の温泉街、一緒に行くか。 [財布と携帯だけ持って、問いかけた。 行きたいところが、旅行プランにあるならそれでもいいし。 のんびり二人でぶらぶらするのも楽しそうだ。 彼女の意見を聞きつつ、ほら、と差し出した片手。 さっきは荷物とアイスで両腕が塞がってたから控えたけど。 もう手を繋いでも問題ないだろう。*] (39) SUZU 2021/06/26(Sat) 21:37:53 |
【人】 櫛田三四子ん、そーだね。 私も今回は温泉で のんびりメインのつもりだったから そんなにガツガツ欲張る気はないんだ。 温泉街、いーね。 お土産の下見とかもしたいし。 [今日は特に着いたばかりだし、あまり遠出する気はない。 それに温泉街を回るのも温泉旅行の醍醐味だ。 彼の提案には快く頷き、 ポーチに財布とスマホ、貴重品を入れて肩からかけ 差し伸べられた手を取った。] (42) guno 2021/06/26(Sat) 22:18:57 |
【人】 櫛田三四子……なんか、手ぇつなぐのも久々な気がする。 [人肌の温かさが掌からじんわり伝わって来て、目元が緩んでしまう。甘えるように指を絡め、きゅ、と握って。**] (43) guno 2021/06/26(Sat) 22:21:17 |
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