人狼物語 三日月国


239 【身内】ミッドナイト・カマイユ【RP】

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【人】 瑞野 那岐

 

  『次に旅行に行くなら、
   景斗さんが話していた方の温泉に行きたいです。』


[帰り道にはそう応えた。
 始めてのドライブで桜の咲く頃に聞いた話。
 そちらの実現はまだ叶っていない。

 湯船の中で肌を撫でればちゃぷん、と水気が跳ねる。
 旅行にノリ気だった彼の表情を思い出して笑う。
 
 社会人になってからは旅行という旅行には
 あまり行く機会がなかったから擽ったい。

 こうして彼と過ごす時間が
 少しずつ、少しずつ増えていくのだろう。]
(22) milkxxxx 2023/12/24(Sun) 21:08:39

【人】 瑞野 那岐

[クリスマスの夜を、誰かと過ごしたことが
 ないわけではなかったけれど。

 数年ぶりの『恋人』と過ごすクリスマスというのは
 いささか久しぶりな気がして。
 あまり変わらない日常のようになっている現状に
 少しばかり気後れてしまう。

 かといって仕事上がりではどこかに寄ることもできず
 申し訳程度のタルトぐらいしかない。
 一つだけ用意しているものは、なくはないけれど。

 そんなことを少し頭の片隅で考えながら、
 少し火照ってきた身体が熱さを訴えて
 湯船から身体を起こした。]
(23) milkxxxx 2023/12/24(Sun) 21:08:49

【人】 瑞野 那岐

 
  ……あ。

[そして、脱衣所に来てから気づく。
 パジャマの上下は用意したものの、
 その下に履く下着の準備を忘れていたことに。
 
 ぽたぽたと髪から落ちてくる水気を拭い、
 タオルを肩に掛けたままの状態で
 そっとリビングへと続く扉を開けて顔を覗かせる。]
(24) milkxxxx 2023/12/24(Sun) 21:09:14

【墓】 瑞野 那岐

 

  景斗さん、
あの……お願い、が。

  下着、取ってもらえませんか?


[肌を見られたことがないわけじゃない。
 けれど、見せるタイミングでないものを
 見せるのは少し躊躇い、視線が床に落ちた。*]
(+1) milkxxxx 2023/12/24(Sun) 21:09:42

【人】 高野 景斗

[ ――それからしばらくして。

 そろそろ上がってくる頃かなと自分の
 部屋着とタオルとを傍らに準備していた折、

 浴室の方から声がかかり、立ち上がる。 ]

 忘れちゃった?

[ そう問い返して、要望通り
 クローゼットのカラーボックスの中から
 彼の下着を手に取り、脱衣所へ向かう。

 はい、と手渡して。まだ湿り気の残る
 髪から肩へ、滴る雫を目線で追って
 すこしの、後悔。 ]
(25) はたけ 2023/12/25(Mon) 0:16:16

【墓】 高野 景斗

[ 緩やかに弧を描く目線に、少量の熱が滲む。
 陽の光をあまり浴びない体は、白い。

 その肌に紅を差すように、
 色を付けるのが好きだけど、

 今はすっかり綺麗になってしまった。

 邪な物思いをしてしまうのも仕方がない、と思う。
 これで誘っているわけではない、
 本当にうっかり、というのがたまらないので。 ]
(+2) はたけ 2023/12/25(Mon) 0:16:36

【墓】 高野 景斗

 ごめん、つい見ちゃった

[ 邪な目線に反応があれば、そう返して ]

 あったまった?風邪引く前に
 服着て、髪の毛乾かさないと

 ……あったかいね

[ 温かな唇に、盗むような口づけをしたら
 浴室を出ようとする。 ]
(+3) はたけ 2023/12/25(Mon) 0:16:57

【墓】 高野 景斗

[ 明日も大勢の客が、押し寄せてくるだろう
 そんな日を前に、このまま欲望をぶつけるわけには
 いかない。

 ほどほど済ませられる自信があれば
 良いのかも知れないが。そちらについてはの
 自信はないと声を大にして言える。 ]

 那岐くんが出たら
 俺も風呂に入るよ

 そしたら ゆっくりしよう

[ 浴室への扉越しにか、そう声を掛けて
 自分の着替えを取りに戻ろう。* ]
(+4) はたけ 2023/12/25(Mon) 0:17:09

【墓】 瑞野 那岐

[リビングを覗いたら目の届く場所には居なかった。
 物音のする気配して声がすれば、
 問い掛けに、はい、と小さな声で頷く。]


  ありがとうございます。


[渡された下着を手を伸ばして受け取った後も
 暫し佇んでいるままの様子に
 思わず小首を傾げようとすれば。

 ストレートな報告に眉尻が下がった。
 好意を含む相手への男性ならば分かる反応、
 その反面で微かな照れ臭さが邪魔をして。]
(+5) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 1:36:10

【墓】 瑞野 那岐

 

  もう何度も見てるで……、
ん、



[反応を返す前に唇が覆われる。
 感情を伝え合うようなキスは、嫌いじゃない。
 軽く伏した瞳が彼の目元を、口元を移す。

 応えるように甘く食んで、
 吹き掛かる吐息を飲んで。

 離れていく唇を惜しむように溜息が溢れる。]
(+6) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 1:36:25

【墓】 瑞野 那岐

[薄っすらと瞼を持ち上げていけば、
 入れ替わるようにと伝える声はいつも通りのもの。]


  
──……、はい。



[もっと、とねだりそうになる自身が浅ましく思えて
 まだ湿り気を帯びた耳朶を染めながら、
 扉を閉めた後。

 扉を背にして、そっと熱の孕んだ唇を、撫でた。]
(+7) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 1:36:51

【人】 瑞野 那岐

[冬の寒さは応えるから、トレーナーでは足りない。
 触り心地のいい前開きの、いわゆるもこもこした
 フリース素材の生地のナイトウェアを着て。]


  お先にいただきました。
  お風呂、温かいですよ。


[浴室に向かう彼を見送りつつ、
 風呂上がりの補給にキッチンへと向かう。

 冷蔵庫を開ければ、先程の箱が入っていた。
 これは後で二人で食べるとして、
 今はブラックコーヒーを手にリビングへと戻る。

 先程も見たが部屋の中央に鎮座するこたつは
 二人で入っても十分な広さだ。
 足先を入れれば、素足がほんのりと熱に晒される。
 暖かい、と、無意識に声が漏れた。**]
(26) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 1:37:03

【墓】 高野 景斗

 何度でも、見たいものだよ

[ こういうやり取りをしている時。
 愚かなまでに、ただの男になる。

 素肌を晒す恋人相手に、なんて
 皆そんなものだろう。

 惜しまれるようなため息に、
 後ろ髪引かれながら。

 浴室を後にした。

 すっかり温まった体が冷えるのは
 良くない。 ]
(+8) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:40:13

【墓】 高野 景斗

 おかえり、じゃあいってこよう

[ 着替えとタオルを手にソファから立ち上がり
 風呂の方へ向かう。

 最近気に入りらしいもこもこした
 ナイトウェアを纏った彼がこたつの魔力に
 引き寄せられていくのをそっと笑いながら。

 シャワーを浴びて、湯船に体を沈めていく。 ]

 ふー………

[ 現役を離れてもう何年も経っている。
 日頃衰えぬように鍛えているとて、
 魅せるための所作など、もうずっとしていない。 ]
(+9) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:40:26

【墓】 高野 景斗

[ それを補うための稽古であり、
 あの日の漆黒に夢を馳せた彼の、
 彼らの願いの果に、年末の大舞台があるのだと
 思えば、熱も入る。

 ――結果、恋人とすれ違う生活をしている
 というのは頂けないが。

 寝てても構わないのに、
 眠たげな様子で帰りを待ってくれていた
 日なんか、たまらなくなった。

 そういうすれ違いがあと数日の間は
 続くのだろう。 ]

 
――堪える……


[ すぐそこに、居るのに。
 
 そして彼は強く願えば嫌だとは言えないだろう
 とそれも分かっているのに。

 格好つけていたいのも、また事実で。
 明日もまた通常通り、出勤は8時半だというのも
 変えようのない事実。 ]
(+10) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:40:46

【人】 高野 景斗

 あれ?先にやってくれても
 良かったのに、待っててくれた?

[ 手つかずのグラスは二つ、こたつの上に
 置かれたままだ。

 しっかり湯船に浸かり
 この所また伸びてきた髪を乾かす分
 彼よりも自分のほうが、浴室にいる時間は
 長いのは慣れたものだろうが。 ]

 先にやっててって声かければよかったね
 こたつ、気に入った?

[ その炬燵という暖房具は、一度入ってしまえば
 トイレに行くことさえ億劫にしてしまうほどの
 魔力を秘めている事を熟知している俺は、
 引き込まれるその前に、シャンパンとタルトを
 取りにキッチンへ寄っていく。 ]
(27) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:41:06

【人】 高野 景斗

 少しなら飲むでしょ?

[ シャンパンからコルクを抜き取る音は
 いつ聞いても小気味が良い。

 ワインが好きだ、と自称するくらいなので
 コルクを飛ばすことのないように、
 ナプキンで包んでいるし、

 ワインクーラーの準備も滞りない。

 しゅわしゅわと泡立つそれを、グラスに
 丁寧に注ぎ入れてから漸く、こたつに
 足を預けて ]

 ……寝ないように気をつけないと

[ 彼よりもサイズの大きいナイトウェアは
 おそろい、とは行かないが似たようなデザインだ
 冷えに弱いからと二人で購入したのだったか。 ]
(28) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:41:20

【人】 高野 景斗

 お疲れ様、乾杯

[ 隣に並び、グラスをかちりと合わせる。
 タルトは切り分けずに、山を崩していくように
 食べたいと申し出た。

 これもそう、子供の頃に夢見た食べ方のひとつ。* ]
(29) はたけ 2023/12/25(Mon) 20:41:32

【人】 瑞野 那岐

[ここ最近は時間が噛み合わなかったせいか、
 彼の家に来ること自体を控えていた。

 それでも、会いたい、と言葉を飾らずに
 伝えてくれる彼に気持ちが傾かないはずもなく。
 もらった合鍵を使って彼の居ない部屋で
 待つこともしばしば合った。

 夜でも胃に凭れないような夜食を作り、
 温めるだけの状態で待っているつもりが
 うとうとと船を漕いでしまった日も。

 ”待たせる”という行為が返って
 気を使わせてしまうのではないかと。

 やはりしばらく来るのは控えると口にした日もあったが
 『もう少し』、その一言に引き摺られて
 結局、自分の意志も弱いまま。]
(30) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 21:40:23

【人】 瑞野 那岐

[だから、店の中だけでも。
 お風呂から上がって寝るまでの少しだけでも。
 こうしてゆっくりと時間を過ごせるのは久々だった。

 とはいえ彼の方はまた朝から出かけるという。
 もう時計の針は天辺で揃いそうになっている時間。
 あまり、夜更かしもさせられないだろう。

 こくん、コーヒーを喉に流し込んで息をつく。
 大人になって時間を作るのはこうも難しいのかと、
 改めて物思いに耽けていれば、やがて
 浴室から物音が聞こえ始めた。]


  シャンパンを一人で先に飲むのは
  さすがに、待ってますよ。


[グラスの代わりに置かれたマグカップは
 幾分か減っていたけれど。]
(31) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 21:40:36

【人】 瑞野 那岐

[髪はしっかりと乾かしてきたのだろう。
 寧ろ、中途半端に乾かした自身のほうが
 まだ少し湿り気が残っているかもしれない。

 そういう細やかさに
 身だしなみを気にかける仕事なのだと
 ふとした瞬間に気付かされながら。]
  
  
  ええ、足が温かいです。
  背中まで温まれないのが残念。


[こたつの感想を笑い混じりに応え
 彼がボトルを取りに行くなら
 自分も腰をあげようとして軽く制止が掛かる。]
(32) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 21:41:08

【人】 瑞野 那岐

[遠慮なく準備を任せながらせめてもと
 テーブルを片付けて伏せたままのグラスを寄せる。
 
 ボトルの扱いは彼のほうが慣れているだろう。
 注ぐのを任せながら、誘いの声がかかれば]


   はい、いただきます。
   せっかくのイブだし。
  
   こたつで寝たくなる気持ちは分かりますけど、
   オレじゃベッドまで運べませんよ。


[双眸を細めて頷き、独り言のような声に笑う。]
(33) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 21:41:22

【人】 瑞野 那岐


[互いに夜着に着替えて
 こたつにシャンパンとタルトと飲み干したマグカップ。
 
 始めての恋人とのクリスマス。

 ……そう語るにはさすがにリラックスが過ぎている
 かもしれないが、それも悪くないと思える。]


  乾杯。


[カチリと、音を鳴らし合わせれば
 音だけは鐘の音が響くように綺麗に。

 タルトは切り分けるつもりだったけれど
 そのまま食べたいというのなら、どうぞ。と
 愉しそうにフルーツを見つめる彼を促しただろう。*]
(34) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 21:41:34

【人】 高野 景斗

[ 会えるなら、数分でも。
 会えないなら、声だけでも。

 思ったことが須く伝わるでもなし、
 故に全て、口で伝えた。

 健気にも、夜食まで作り
 万全の状態で待っていようとしてくれたことも。

 会いたい、もう少し、を口にして
 引き摺られるように、君は俺の側にいて

 その思いは
 自分だけではないのだとたまらなくなったことも。

 また、彼と出会ったからこそ、
 知ったうちのひとつだ。 ]
(35) はたけ 2023/12/25(Mon) 22:34:22

【人】 高野 景斗

 俺も寒いのだめだし
 せっかくなら一緒に入れるのって思ったけど

 気に入ってくれて良かった。
 住みたくなるくらい、気に入ってくれると
 嬉しいんだけどな?

[ 腰をあげようとするのを制して、
 準備を終えてから、遅れてこたつに
 入った足は、ずっと温まっていた彼と
 比べると少し、冷たいかもしれない。

 炬燵の中で多少触れ合ったとしても、
 気にしないままグラスを合わせて ]
(36) はたけ 2023/12/25(Mon) 22:34:33

【人】 高野 景斗

 ――どうして俺が、早々にこたつを
 出さないか、分かっちゃった?

[ そう、オンとオフはきっちり分ける
 タイプと言えば聞こえは良いが。

 オフはひたすらだらけてしまう方であるので
 文字通りこたつに取り込まれたまま
 朝を迎えてしまうのが分かり切って、いるからである ]
(37) はたけ 2023/12/25(Mon) 22:34:48

【人】 高野 景斗

 タルトに乗ってるフルーツって
 つやつやしていて、綺麗だよね

[ 早速、とフォークをタルトに差し入れて。
 綺麗、と称した10秒後には口の中に入っている。

 以前からそういう所があったのを
 君は既に知っているだろうから
 情緒がないなどと、咎められることは
 ないだろうけど。 ]
 
 満喫してるなぁクリスマス
 シャンパンも美味しいね
 今回は、前々から準備していたわけじゃないから
 どうかなって思ってたけど

 飲みやすくて、いいね
 ラベル、取っておこうかな

[ 飲みやすい酒を定期的に、購入するように
 なったのは、彼のためでも勿論あるし、
 自分のため、でもある。 ]
(38) はたけ 2023/12/25(Mon) 22:35:01

【墓】 高野 景斗

[ 甘えたい方、だと自称する恋人は、
 ほろ酔いになると、うんと可愛くなって
 しまうと、覚えてしまったものだから。 ]

 もう少し、どう?

[ そういう下心も、一緒に覚えてしまったと言える。

 半分ほど減ったグラスを、再び満たすついでに
 彼にも勧めて。

 ワインクーラーにボトルを戻すと、
 グラスに伸びる手を捕まえて、
 ゆるく重ね、ほどき。また絡める。

 それだけの戯れも、妙に久しぶりに感じて ]

 こっち、向いてくれる?

 ………ん、あまい

[ つい、を何度重ねれば気が済むのやら
 シャンパンを勧めた割に、その唇を解放する気は
 まだ、ないまま。** ]
(+11) はたけ 2023/12/25(Mon) 22:35:28

【人】 瑞野 那岐

[寒いのがだめだという人は、
 趣味のバイクに乗る時には厚着をしてでも
 走らせたいと言っているのに。
 こたつの悪魔には抗えないらしい。]


  そうですね、家にも置いていないし
  実家にもこたつはなかったから新鮮かな。

  気に入るかどうかはこれからの
  使い道次第ということで。


[くすくすと肩を揺らして応えをはぐらかす。
 笑ってしまっていることと、
 既に言葉に甘えてこたつから出なかったことで
 その内情は知られているようなものだろう。]
(39) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 23:56:29

【人】 瑞野 那岐

[彼が布団を広げれば足元に外気が入り込む。
 素足の彼の足が少しだけ触れて、
 冷たい、と笑いながら大袈裟に足を引いたりして。

 もう一つの問い掛けが投げられたなら、
 ぱち、と目を瞬かせた。]

 
  本当に寝ちゃうんですか?
  風邪引きますよ。


[後半、少し嗜めるようになったのは
 この後控えた仕事のことも気になってのこと。

 仕事では見えない姿をいくらか知っていても、
 さほど日常にだらしなさを感じた訳でもなく
 少し意外に思えたのも一つ。]
(40) milkxxxx 2023/12/25(Mon) 23:56:41
 




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