人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[ちょうど上の階からここまで辿り着いたヒナギクに、>>148
もう一度手を振ったのはその後のこと。

笑顔が咲いている。
眩しいものを見るように目を細め]


  あはは、君が迎えに来てくれるだけで嬉しいよ私は。


[心にぽっかりと空いた穴は塞がることはない。
それでも、確かな平穏がここにある。そう感じられる*]
 
(219) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 0:00:56
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a37) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 0:07:18

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
ふう 正直多角をさばくのも体感久しぶりなのでなんか興奮した(おい
興奮しても筆の速度は上がらないんだがなあ!

で、全員出揃ったわね わいわい
エーリクの入村文二三度見してちょっと「まじかーーー!」ってなってる(ナカノヒトに見当がついたらしい)
(-46) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 0:10:50

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



 [物心ついた頃から、すでに、
 旅から旅へ、という身の上だった]

 
(266) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 2:52:09

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



 [自分は一座の皆とは違うことを、
 チェレスタは小さな頃から知っていた。
 なぜって自分の右腕には痣があるから]

 
(267) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 2:53:26

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[この痣はチェレスタが『証持ち』であることを表していて、
『証持ち』は普通は嫌われたり疎まれたりするから、
外に出る時は痣を隠すようにと教わっていた。
勝手に外に遊びに行くのもダメって言われていたっけ。

痣は、一座の者が客を呼び込む時に吹くラッパとおんなじ形。
だから楽器の中ではラッパが一番好きだった。昔は。


『証持ち』というイレギュラーを受け入れてくれた彼らは、
チェレスタにとっては家族同然であった。
『証持ち』のいる一座ということが立ち寄った村の者にバレて、
「あの一座は災いを連れてきたのだ」と疎まれたり、
なんにも悪いことをしてないのに石を投げられたりしても、
なんにも変わらずにチェレスタを色んな所に連れて行ってくれた]
 
(268) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 2:55:26

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[これはだいぶ大きくなってからリーダーから聞いた話だが。
チェレスタの親は子どもが痣持ちだとバレないように、
各地を転々としながら暮らしていたが、
逃げ回るような暮らしにとうとう耐えられなくなって、
たまたま同じ町にいた一座のテントの傍にチェレスタを置いていったのだそうだ。
なんでそんな事情を把握しているかというと、
置いてかれたチェレスタの服のポケットに入っていた手紙に、すべて書いてあったからだ。
「チェレスタ」という名前も、彼女が生まれた日がいつかまでも。

それを思えば一座の皆はほんとうにすごいことをしたと思っているし、
彼らに拾われたことの――なんと幸運なことか]
 
(269) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 2:58:28

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[チェレスタのせいでどんなつらい目に遭おうとも、
「大丈夫」だって皆は言っていた。
幼い頃の彼女にとっては、その「大丈夫」が痛かった。
石を投げつけられることなんかに比べたら、はるかに。

痛みから逃れる術をチェレスタは多くは知らなかった。
泣くか、泣き疲れて眠るか、そのどちらか。


そんなありさまだったが。
リーダーから『歌』を教えてもらった時、
彼女の世界はがらりと変わった。


   教わったままに紡いだ『歌』は確かに、
   チェレスタの中の痛みを和らげたからだ]
 
(270) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 3:00:27

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[かつてのチェレスタは、
旅芸人の一座にお世話になってこそいたが、表舞台に出ることはなかった。
裏方を手伝いつつ、大きな秘密を抱えながら世界を巡り、
何かの弾みで奇異の視線にさらされたり、
あるいは、かつての痛みがぶり返したりするたびに、
歌を歌って痛みを和らげた。

歌を歌うのは好きだ。
だが、歌で身を立てずとも生きていけるわけで。
かつてのチェレスタの中にはわざわざそうするだけの理由はなかった。

  何より、表舞台に立つのは――――怖い。


だから、そんな風に、おおむね安穏と生きてきた。
それを変えようと思ったのは、8年前のことだった**]
 
(271) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 3:31:46
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a48) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 3:38:13

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
うおおおおおさっそくやらかすんじゃないよ!

頭が寝てるせいで〆は頭が悪い感じに若干なってるし
でも夜更かしできる時にはしないとじゃん(カレンダー通りに休みがない)
(-60) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 3:39:58

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
壁陣営がたくさんいる……はわわ……
(-79) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 21:04:41

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
★館に来た時期〜〜〜〜(wikiより引用)

29年前 世界
24年前 魔術師
13年前 死神
8年前 星、塔   
チェレスタが初めて遊びに来たのはここ

7年前 力、正義、教皇 (世界がいなくなる)
5年前 隠者、太陽、恋人&悪魔
4年前 吊るされた男、節制、(戦車)
3年前 女教皇、運命の輪、月
2年前 審判、(皇帝)
半年前 愚者

女帝→今も故郷と行き来
(-82) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 21:16:14

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
わはは ありがとう
この礼は必ず(じゃあくなものいい)>>373
(-89) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 22:17:11

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[8年前。
チェレスタを拾い上げ、居場所を与え、『歌』を教えてくれたリーダーが、
自分は引退をすると宣言した。

一座に少なくない衝撃がはしったのは言うまでもない。
ほどなくして次のリーダーを決める動きが起こり、
どちらのリーダー候補についていくかでひそやかに争いが起こりもした。

チェレスタも巻き込まれざるを得なかったこの争いについて、語ることは多くない。
無事に次のリーダーが決まって一座は再びまとまった。
そのくらいだ。
かつての箱庭のように、死者が出たことがきっかけで、
すべてが崩れ去ったわけでもない]
 
(401) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 23:53:45

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



[それでもこの出来事は、
チェレスタの中に様々な実感を植え付けた。

己は一座を完璧な居場所のように思っていたが、
これもまただれかがつくったものに過ぎずいつかは壊れるのだということ。
完璧ではない居場所が壊れてしまったら、
チェレスタは大丈夫ではいられないこと]

 
(402) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 23:54:20

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



[だって、チェレスタはなんにも持っていないのだ。
この身に刻み付けられた『証』以外には、なんにも]


 
(403) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 23:54:58

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



[…………。
ならばどうする?
答えはやがて出た。
なんにもないならば、自分の手でつくればいい。

私は『歌』を知っている。
もっともっと、歌えるようになれば、それはやがて、私の持ち物になる。
すべてが崩れてたったひとりになっても、生きていくための大事な持ち物に]

 
(404) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 23:56:06

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



[鏡の前に立つ。
己の現身の目を見て、小さく呟いた]


  チェレスタ。
  
ひとりでも大丈夫になる
んだよ。


[何の力もない言葉を、おまじないめいて彼女自身に向けて。
それからゆっくりと微笑んだ。
歌う時にはいつもどんな顔をするか、
今から練習しておこうと思ってのこと]

 
(405) Akatsuki-sm 2022/12/12(Mon) 23:57:55

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
キュリア〜〜〜〜〜

いいなこれ 歌を知らないやつのリアクション たぎるぞ
(-93) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:00:35

【人】 ]]『審判』 チェレスタ

―― おかえりを言う人たちと ――


[差し伸べられた手をやんわりと別の方向に向けようとする時、
チェレスタはいつも「大丈夫」という言葉を口にする。
8年前、洋館に足を運び始める少し前。
この身に降りかかった出来事>>401に端を発する口癖のようなものだ。

洋館に集う証持ちたちがこれに気付いているかどうか、
チェレスタはすべてを知っているわけではない。
あの子はきっと……という思いはあれど、こういうのは人それぞれだし。>>373

女の子たちがさんにん集まって文字通りかしましいお茶会になるかどうか、>>375
結果がどうなるかはそばでのんびりと聞いていただろう]
 
(407) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:04:36

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  (わっ、なんという鮮やかな……、
   シトラへの二度見!)


[彼女も歌う、と聞けばヒナギクのみならず色んな人がこういう反応をするだろう、とは、>>375
なんとなく予想がついていた。シトラには悪いけれど]
 
(408) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:06:32

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  んー……。
  今あげてくれた子たちはお祝い合唱団の中には、
  まだ、いないけど。

  シャルレーヌも歌ってくれるし、
  あと、カルクドラがオルガンで伴奏してくれるって!


[ヒナギクのあげた子らの、
連れてくる難易度が高そう度合に苦笑しつつ。>>377
(ユグならぱぱっと賛成してくれそうだがさて他はという印象)
今のところメンバーとして確定的な面々の名前>>55>>328を堂々あげていく。

伴奏があることについては素直にありがたいと喜びを示していた。
純粋に声だけ届けるのにも力は宿るけれど。
伴奏があった方がもっときらきらすると思うので]
 
(418) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:11:56

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  うん。
  きっと楽しい誕生日会になるよ。


[希望の芽を摘み取ることなくチェレスタはうなずいた。>>378
やがてもう一度視線がかち合う。>>379
己の言葉にヒナギクの表情が緩むところまでを余すところなく見届けた。
ああ、よかった、君が今日も笑ってくれて。


ちなみに、もしもヒナギクの心が読めていれば、
「毎日は流石に出張しないよ」と呟きつつまんざらでもない顔をしただろう]
 
(459) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:46:47

【人】 ]]『審判』 チェレスタ



  うん、……じゃあまたあとで、食堂でね。


[大任>>427を任せたアリアとシトラとは、
いったん別れる形になる。>>428
「ゆっくり来てくださいね」という言葉>>429に、「大丈夫」ということはせず、
決まりの悪そうな苦笑を返す。
この人の前では若干自分を保てないという事例はいくばくかあって、
アリアを前にすると時たま「もう相変わらず過保護なんだからー」って思いと共に苦笑が浮かぶことがある。>>426
魂がそういう反応したくなっちゃうのかな。


そうして見送りを終えて一息ついて、
荷物を持ちあげようとしたらなんということでしょう、
荷物を掴んだという感触がない!]
 
(460) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 0:49:04

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[それもそのはず、ヒナギクがドラムセットのいくつかを持ちあげているのだから。>>379
どうやらこの状態で、ついさっき駆けおりた階段をのぼる気満々らしい。
確かに一人よりも二人の方が早いけど。
そもそも君、私がアリアやシトラに大丈夫って言ってたの聞いてたのでは?

いつもの如くのおねだりをまずは叶えてあげたい――
という欲求がまずは浮かんでくるのはどうしようもないとして]

  ま、待って、ヒナギク、
  それはわりと重いやつだから、
  せめて軽いこっちとこっちを……、

[そう言いつつ結局全部の荷物を抱え込もうと試みはするけれど、
試みがバレちゃったら、よくあるパターンみたいに、
どうあがいてもヒナギクには押し負かされてしまうかな]
 
(465) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 1:09:14

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[両手の荷を軽くすることが叶うにしろそうでないにしろ。
ほんとに軽くしたいのは心の荷だから問題ない、なんて、
心の中だけでつぶやいて、
階段の方へと歩き出す]


  いいよ。たっくさん聞かせてあげる。


[さっきのアリアの言葉にちょっと甘える形になるけど、
急ぎもせず急かしもせず、
歩くような早さで進む合間に、なるべくたくさんの話をしようと思うのだ**]
 
 
(472) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 1:20:50

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
嵐……なるほどな……
(-99) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 1:23:45
]]『審判』 チェレスタは、メモを貼った。
(a70) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 1:40:30

【独】 ]]『審判』 チェレスタ

/*
べっしょべしょだー
(-141) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 22:43:21

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[ところで。
誰かの誕生日をお祝いするために『一緒に歌おう』とまわりに提案するのは、
今回が初めてである。

誕生日を知る機会があった誰かに、
ごくごく個人的に、お祝いの歌を歌うことはあっただろう。
歌はもふもふではないし、お腹がふくれることもないが、
形の残らない歌に思いをこめるのが、チェレスタの一番の特技であるからして]
 
(660) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 23:26:57

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[今回どうして他の者を巻き込んで歌うという『特別』をやるに至ったかというと、
「アリスの誕生日はどーん!とやりたい」と言っていた、>>97
『魔術師』の子――シンの提案に乗っかったからにすぎない。

「どーん!」を盛大という意味にとらえた結果、
私一人よりもみんな一緒に歌う方が「どーん!」だよね、そうだよ!
――と考えついたわけだが、
さりとてみんなを巻き込むつもりはなかったし、
そもそもみんな一緒に歌うっていうのは難しいよね、と、
どこか達観した風に考えてもいた]


   [みんながみんな仲良しこよしってわけにいかないことを、
   チェレスタ自身がよくわかっている]

 
(661) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 23:28:15

【人】 ]]『審判』 チェレスタ


[とはいえチェレスタの思いつきが着実に、想定していた「どーん!」に近付いていくのを、
日々見守っていくのはわくわくするし、
なかなか感慨深いものである。

本番まではあと1週間ある。
その間に参加希望者が増えればできる範囲で面倒は見るだろう。
もしもカスタネット希望者が目の前にあらわれたなら、
いっそ君も歌ってみない? と提案はすれど、あくまでカスタネットがいいというなら反対はしない。
手拍子よりもかわいい音が出るし……*]
 
(662) Akatsuki-sm 2022/12/13(Tue) 23:28:52