人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


仕分人 ナルが参加しました。

【人】 仕分人 ナル


システムオールグリーン。
白い髪を揺らし乗船口へと急ぎ足で駆けていく影ひとつ。

「こちら仕分――
ヘブっ!!


正面で見ていた者がいたのなら、突然視界から人影が消えたように見えただろう。
そんなシステムの前で無様に倒れた168cmへ、無機質な声が届けられる。
《識別コードとお名前をどうぞ》

転んだ拍子に腕の中から飛び出していった『ガラクタ』は、彼を囲むようにばら撒かれ、音を立ててタラップの上を転がった。

「……識別コードTEL-362、こちら仕分人ナル、です。
 ただいま乗船、します!」

起き上がりながらコールをし、ハアと口にして前髪を整える。
しかしその間にも、先を進んでいたドローンが戻ってきて、ゴミ掃除のつもりで片付けをし始めてしまって。

「待って、それは私の荷物なんですよっ」

さあ、手を伸ばし、しっかり袋の中身を詰めたなら。
いつもの声に誘われるまま、船の中へと向かおうか。
non est ad astra mollis e terris via.

この宇宙の広さに比べれば、こんな不幸などちっぽけなことだ。

「ああっ、血が」
(19) toumi_ 2024/03/18(Mon) 16:19:12

【人】 仕分人 ナル

名前:ナル
性別/年齢:男/判別不可
身長:168p
立場/役職:アソシエーテ/仕分人及び甲板員

得意武器:「使ったことがないのでわかりません使い方は熟知していますよ

ひとこと:
「ベルヴァさま、早速お仕事のご連絡です。
 クルーメイト1名が膝に擦り傷を負いました!」
「パイも私におまかせください、残さず食べるがもっとーです」
(20) toumi_ 2024/03/18(Mon) 16:21:02
仕分人 ナルは、メモを貼った。
(a9) toumi_ 2024/03/18(Mon) 16:25:22

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*
こんにちは、サイレント田中さま。チップをディールです。
既知打診のご相談です。

いきなりですが、歌います。
「0日目から重めのハンドアウトを開示してもいいですか――」

 聞いてアウレアーナ♪ちょっと言いにくいんだけど♪
 聞いてアウレアーナ♪ずんと重たい話、しそうなの♪
 困りそうなら言ってね、アウレアーナ♪
(-7) toumi_ 2024/03/18(Mon) 16:34:33

【秘】 仕分人 ナル → ブチ抜く ユウィ


/*
こんにちは、ユウィさま!既知相談に参りました。

助けて頂いた時のことに関して記載しておきますが、それについて詳しく聞きたいことがあれば既知相談中でもロール内でも自由に聞いてください!

ナルにとってユウィさまは命の恩人扱いで、すれ違うたびに挨拶に近寄っていくぐらい懐いています。
手術の道まであとちょっと、それまでもその先も立派に仕事をして支えられるようにしているのが夢です。
お手伝いしたいですが荒事ができないため、仕事が終わった後などに差し入れをしているなどをしていてもよろしいでしょうか?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【地球でたすけてもらった件について】
ボロボロになっていたナルを見つけて拾ってもらった、という経緯になります。

生身で内臓も損傷している重症。
誰かと争った形跡はなく一方的なもので、傷跡に銃痕があったことから犯罪性が高いものと診断されました。
現場にはナルに関する物は一切なく、記憶喪失も検査の結果本当でした。
後日カポレジームさまがマフィアの息がかかった医者を斡旋して下さり、
そのままファミリーの監視の下、アソシエーテになることになりました。
現在怪我もふさがり、ベルヴァさまに病気を診て貰っています。

病気は臓器の損傷による寿命の低下。
体が動かなくなり実質生命活動を停止させてしまうものです。
しかし手術を治療可能とされ、資金を貯める名目でファミリーの仕事をしています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以上、ぎんがにおもいをさまとユウィさまの受け取っている情報に偽りはありません!
(-17) toumi_ 2024/03/19(Tue) 15:27:29

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

/*
こんにちは、ベルヴァさま!既知相談に参りました。
お声かけいただきありがとうございます、船医さまとして把握していそうなナルのカルテをお届けに参りました。
少し長くなってしまいましたので分けさせていただきます。

ロールで扱う分には
【記憶を戻す手段がない、手術しないと完全には治らない、
 手術費は集まった、あと数年は健康状態、今は元気!】となっております!

世話になっているか年数は擦り合わせ可能で、ナルが来たのは5年前です。
現在は健康ですが、それまでに高熱で何週間も魘される日や、不安定な病状の日は何度かありました。
そうやって看病してもらったおかげか、ベルヴァさまを尊敬する医師であると同時に勝手に兄貴分のように見ている節があります。

相談したいことやロールとして困ったことががあればいつでもお尋ねください、どうぞよろしくお願いいたします!


(-18) toumi_ 2024/03/19(Tue) 15:34:23

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

【ナルのカルテ】

=============================
【経緯】
ユウィさまが地球で倒れているナルを発見し回収。
後日処理をしたカポレジームからナルの定期健診をするように言われた形になると思います。(そのほか見かねて等の理由でも可能)
=============================
【カルテ】
体調の事
:時々熱が出る。激しい運動の禁止。

記憶の自然回復の不可
:脳に対する衝撃が激しく現代医学では不可能。

内臓の自然回復も不可
:体に機械を埋め込む等の軽度の改造を施されていた。
新しい臓器の移植手術をしなければおよそ数年で体が動かなくなる状態。成功率は高いが費用も高い。
機械の体に脳を入れるなど、別途の手段は存在している。

バックアップデータの不可
:体の損傷が激しいため。手術後に可能。

現在状態:荒事以外の事務仕事はこなせている。
手術代もようやく溜まり、後日手続きをする予定。記憶障害以外は問題なく過ごせる日は近い。
=============================

以上、ふわふわくまの肉球さまとベルヴァさまの受け取っている情報に偽りはありません!

(-19) toumi_ 2024/03/19(Tue) 15:38:17

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*
とてもなかよし〜!では業務提携の件から!

ロボット点検では人でないと歩けない場所に彼らが引っ掛かってないか、
えいえんに壁にぶつけていないかなどの故障やトラブルを調べています。
不調が見られるロボットを見つけてはアウレアさまに持っていったり、
エラーを連絡をしたり、足を使う事務仕事を担えればなと思います。
がらくたからジャンク品の斡旋も勿論、上手くご利用ください!

―――――――――――――――――――――――――――――
ナルについて。

ナルには現在PLさまの中に直属の上司はいないと記憶していますが、
船医としてベルファさまが良く診て下さっていたり、体が弱く荒事が禁止されていることが伝わっています。
ついでにユウィさまに拾われたことも知っているかもしれません。
現在は健康的ですが、近々手術をして強くなってくると言っています。

またこちらに遊びに来られる際は仕分人のコールセンターか自室があります。
ナルの自室は半分倉庫でガラクタの山が出来ています、静かな落ち着く空間をお求めの際はコールセンターへお越しください。
―――――――――――――――――――――――――――――
入村の時について。

集合時間ギリギリでありアウレアさまの後ろからやってきました。
その際こちらを振り返っていただくと見えたものが、上半身にべったりとついていた
返り血
のようなものでした。
指摘してもしなくともナルはその血を隠して入船しています。
今までに血を見る事や物を隠すようなことはなかったとアウレアさまは記憶していると思います。
―――――――――――――――――――――――――――――

以上チップをディールもナルも一緒に走ろうねが出来ます、ご意見ご感想お待ちしております!
(-20) toumi_ 2024/03/19(Tue) 16:51:25

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

/*
お疲れ様ですチップをディールです。
既知打診ありがとうございます!

アソシエーテ仲間で仲良しは嬉しいです是非友達になってください!
口が悪くともなんでも気にしませんが、逆にナルは敬語以外が上手く話せないのでそちらもご了承ください!

ナルについては、
五年前にユウィさまに地球で拾われた→カポレジームさまに一度引き取られ医者に診せられる→アソシエ―テとしてファミリーに加入→現在ベルヴァさまに定期診察してもらっている。
重症で運ばれたことからかまだ手術が必要らしく、治療費を工面する為に荒事は避けた事務仕事を担っています。

ナルの方からベルヴァさまへは、自分の病気が手術をしないと命にかかわるらしいとお伝えしていると思いますし、同時にお金が溜まったのでもうすぐ治りそうとも報告してることでしょう。

あとは変わったものも食べるのが好きですが、強要はしませんので、拒んでいただいても一緒に食べて下さっても大丈夫です!

こちらこそ仲良くしてください、よろしくお願いします!
(-22) toumi_ 2024/03/19(Tue) 17:36:27

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

/*
お疲れ様です!遅くなってすみません、お返事に参りました。

敬語の件。
普通になんとか話せと言われた際はこの話しか習っていませんと返して、真似なら出来るかもしれないと練習したかもしれません。
周りの口調を真似しようとはするので頑張れば口が悪くなれるやも。

身体の件。
改造人間であることは自分からは口にしませんが、尋ねられたら内臓が悪いことを説明すると思います。

・身体の一部が機械が埋め込まれていて全体的に不良を起こしている。
→その機械がなんの機能を持ち合わせていたかは不明。しっかり治せば変わるかもしれない。
・手術は臓器移植のような物で成功率は高いが費用も高いもの。

そのせいで熱をよく出すので定期的にベルヴァさまに診て貰っている設定です。
(先ほど名前を間違えました。申し訳ありません!)

食べ物の件。
残すぐらいなら食べます!というのでお互いに押しつけずかもしれませんね。
なんだかんだで仲良くしてくれているのが嬉しいので気を悪くしている様子は無いと思います。
(-45) toumi_ 2024/03/21(Thu) 3:14:41

【秘】 仕分人 ナル → ブチ抜く ユウィ

/*

こちら仕分人ナルです!お返事ありがとうございます!

ユウィさまはとっても部下さまを大切になさっているんですね!
本人も自分の力で乗り越えるつもりでいたので、見守って貰ってるだけでも十分であったと思います。
懐くのは迷惑かと一時期伺っていましたが、お付合いを指定貰えている人柄のよさにナルも立場はわきまえて、ほどよい距離で対応しているかなと。
一歩引かれているのも気にせずに関わりますが、立場や抱える物があるかと納得しているつもりです。

あまりしつこすぎたら遠慮無くおっしゃってください!ナルは勿論反省しますし、気をつけはしますが度が過ぎた場合はチップとディール宛てへ注意をしてくだされば控えさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします!
(-46) toumi_ 2024/03/21(Thu) 3:57:32

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

/*

村が始まる前にべちゃっとしてしまいました、お返事ありがとうございます!

差し入れは変わった物が喜びます。とっても嬉しいです!
お手伝い頑張って色んな物が貰えたら嬉しいな〜。

アウレアさまも頭痛持ちだとは!とはじめは不安そうにしつつも、ベルヴァさまの腕の良さを信頼して過度な心配はせずに様子を見ていたと思います。
お部屋はお揃いですね!! えへへいっぱい貯めてたらいつもこうなってしまうんですよね。

ええ初日からのはその件なんです、お話できるのを楽しみにしてます!

同じく他に何かあれば!本編もよろしくお願いしますっ
(-48) toumi_ 2024/03/21(Thu) 5:04:47

【秘】 仕分人 ナル → 捻くれもの ベルヴァ

/*
お返事ありがとうございます、また詳細にもお目通しいただきありがとうございました!

先輩として勿論、専門知識が豊富な所も尊敬していたのですが、苦しげな表情を見れば顔色はうかがって過度にならないように気をつける仕草は見せています。

マフィアの構成員のカルテ情報は機密情報ではと思いますが、ナルに関しては記憶喪失であることや身元不明のため、カポレジーム相応の方なら知っている可能性は高いです。
上層部やナル本人からはベルヴァさまにつよい口止めはされていません。
5年間悪い噂もなく無事に過ごせていたので、きっとベルヴァさまの腕や計らいで安全にすごせていたのかもしれません。

医療の知識がない分予定を詰めすぎないことしかできませんが、
今日の仕事が終わったらどうするのか、ついていっても良いかなどよく絡み、許可が出れば喜んで断られたり呆れられても気にしない風を装っています。

診察外で私的なことは何度も尋ねたことはあったと思います。
ただ食事の好みが他人よりずれている設定のため、嫌がってそうな食材がないかは普段からこっそり探っていました。隙が無ければ分かっていません!

村の中で過ごす間に色々知る事が出来たらなと思います。よろしくお願いします!
(-49) toumi_ 2024/03/21(Thu) 14:09:05

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

【役職申請】
ストレルカさま、お世話になっています!

最近怪しい事が身の回りで多発しているため、
カポレジーム、トンマーゾ・コスタさまからの命にて、
極秘で調査占い師
をすることになりました!

以後今後の航行記録をストレルカさまとトンマーゾさまに共有いたします。
パスコードはxxx_404。

以上、通信不備がなければの話ですが!
(-57) toumi_ 2024/03/23(Sat) 19:40:33

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

/*
次いで、既知相談もといお願い事をしに来ました。

【記録保持について】
ファミリーに入ってから5年間のナルの記録や日記を保管していてほしいです。
ナルは5年前、記憶喪失の状態でファミリーに入りました。
怪我のため記憶の復元は不可、バックアップデータも体の損傷が激しいため難しく、当時から欠かさず記録をつけています。
その5年間の記録は現代の技術があれば、精密にナルを再現できるデータとなっているでしょう。

記録の引き出しは、現在ナルと、ボス、トンマーゾさまにのみ許可が降りていて。書き換えは記名されている者のみ可能としております。

【入村時について】
ナルがならず者に襲われている所を助けていただけると嬉しいです。

入村時前に出くわしたという設定で、気絶させただけでも殺害していても構いません。
その際ナルには返り血がべしゃりと付いていたことにしたいです。
気絶させたとしたら寸前で舌を噛んで死のうとした感じになるでしょうか。
何れにしろ正体は不明、地上のファミリーのメンバーがその男について調査してくれることになっております。

長くなりましたが今回の旅もお世話になります、どうぞよろしくお願いいたします!
(-58) toumi_ 2024/03/23(Sat) 19:42:24

【人】 仕分人 ナル

「もうすでにベルヴァさまを困らせたあとなので、しっかり気をつけたいと思っています」

既に乗船時に膝を擦りむいている乗組員。
誰よりも先に血を流したことだろう。多分。

「目立った忘れ物は思いつきませんが。
 自室の荷物はもうぐちゃぐちゃなので、必要な時に見当たらない可能性はあります!」
(31) toumi_ 2024/03/23(Sat) 22:41:41

【人】 仕分人 ナル

「熱はまだ出してませんよ、ジャコモさま。
 代わりに転けて荷物をばらまきました」

痛かったです、と。ピンポン玉の軌道を眺めながら簡潔に答える。

「えっ
痛めつけてるんですか……


公然といいのけるいじめ発言に動揺が隠せなくなった。
(40) toumi_ 2024/03/23(Sat) 22:55:43

【人】 仕分人 ナル

「嬉しいお誘いですが、今回のヤマはエーラさまでも難攻不落ですよ?」

ナルの自室、それは上司や同僚も引くほどの片付け力のなさが芸術に昇華されたかのように、ガラクタの山が連なっている。
まだ出向して間もないのに何たることか。

「遊びに来てくれるのなら大歓迎です!」
(44) toumi_ 2024/03/23(Sat) 22:59:46
ナルは、ファンファンウィーヒッタ?もう一度言って下さいになった。
(a20) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:02:58

【人】 仕分人 ナル

「キャプテン語の聞き取りレベルの低さを感じました。
 座学の時間を増やさないと。
 それでも覚えた古語は正しかったみたいです、感激です」

「あ! アウレアさま〜。
 清掃ドローンにいくつか吸われたガラクタ取り出してほしいんですが。今ならまだ中身少ないですよね!」
(51) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:08:09
ナルは、背中に張り付いているのを見て良いなぁと呟いた。
(a25) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:20:53

【人】 仕分人 ナル

「いってらっしゃいませ〜」

キャプテンに船医にみなさまに。
すぐに会えるだろうが挨拶は欠かさず見送れば、更にやってきた姿にすぐ目が行った。

「ストレルカさま! 先程はお世話になりました。
 そうだ、カートの使用方法で気になることがあるのでお呼びするやもしれません、よろしくお願いしますね!」
(62) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:23:35
ナルは、体が鈍るのでちゃんと自分で歩きます!と返事を返した
(a29) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:35:13

【人】 仕分人 ナル

>>59 アウレア

「えーと型番が確かRMBルンバ48……」
「あとでブンしてシュートしておきますね」

後ほど無事にブンしてシュートされた。
(71) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:45:49

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

一段落した頃。
少しだけ神妙そうにあなたの元を訪れ小声で話しかけた。

「ジャコモさ…じゃなかった、ジャコモ」

呼び方は二人きりのときは直している最中。

「今のうちに話しておきたいことがあります」
(-76) toumi_ 2024/03/23(Sat) 23:53:52

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

ガチャガチャ、ガシャン。
RMB48をブンしてシュートした後、その機体から出てきたのは【キャップ】だ。
キャップ、蓋、先端にかぶせる物。
プラスチックの素材でできた安っぽいそれは、少し古いUSBと呼ばれる記録機器の帽子であった。

「アウレアさまー、あのー……見てました?」

恐る恐る顔色を伺いながら先程の件とやらを話してみる。
スルーするのならいいのだが、多分がっつりみられていたような気がしたから。
(-81) toumi_ 2024/03/24(Sun) 0:21:35

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「いいええ、流石に殺されないと思いますが」
「実は
もう殺されそうになっていまして


はらりと取り出したのは返り血が付いた布だ。
誰の血であるかは不明だが、自分のではないと重ねて。

「乗船前に襲われて、ストレルカさまに助けてもらいました。
 今はファミリーに身柄が預けられていて、多分外部の人みたいですが、それでも危ないので知らせにきました」

「ええっと、私を狙いに来たらしくって、一応相談しておこうかなとぉ」
(-85) toumi_ 2024/03/24(Sun) 0:38:39

【人】 仕分人 ナル

「やっぱり船に乗ったばかりは忙しないですね」
「うーん、私も仕事場は綺麗にしておかないと」

それはオペレーターが常にいる通信室の横にある小部屋。
仕分人という任務も、通信士から仕事を分けて貰っているようなもので。

「そうだ、リーナさまに貰った紅茶を今のうちに!」

じぶんの部屋を明るくするために、茶飲み友達の顔を浮かべながらスキップをしてその場を離れた。
(85) toumi_ 2024/03/24(Sun) 1:36:20

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「白髪でくすんだ目をしてて〜とか言ってたので私かと」
「わ、ととととと。なんですかなんですか!大丈夫ですよ!!」

捕まれたことに驚き抵抗するすべもなく持ち上げられる。
痛みを訴えることも他に傷も見られないが、殴ることも蹴ることもその身はまったく慣れておらず、ストレルカが居なければ本当にタダですまなかっただろう。

「そうですね、全然護身術とか習ってないですから。
 誰かに襲われたらひとたまりもないです、ギリギリ遺言を残せるぐらいでしょうか」

「でも恨まれ事……、この5年間は引きこもりでしたし。
 はっきりしたことは言えないですが、もしかしたら……記憶喪失に関係しているのかもしれません。
 わからないんですけどね、ちょっと気になることがあったんでアウレアさまに調べてもらう予定です」
(-97) toumi_ 2024/03/24(Sun) 1:57:51

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「えーとえーと」
「見られてはない、です。破いて着替えたので!」

どのようにあなたが考えているかわからないが、立場は上、業務も提携していて傍にいる時間は短くない。
ならばこの憂いは口に出しておくべきだと判断した。

それが例え、自分の立場を脅かしてしまうことになったとしても。


「心配かけてしまいましたね。
 ストレルカに助けてもらったんですよ! だからあの血は」

ナルが手を出したものではない。
この話は真実であると一人の証人の名前を挙げて、一度視線をさまよわせた。

「……乗船前に男に襲われて、その時についたものです。
 その方は"私"を狙って、気絶させようとしにきました」

襲撃者の手にはスタン武器が持たれていたと静かに告げる。
当たれば獣も一発、それが自衛ならまだしも一構成員に向けられたものとなると話が違う。

「あの、落とし物手癖で拾ってきちゃって」
「……いやな、予感がするんです」

そうして開かれた手には一つのUSBデバイスが乗っていた。
(-98) toumi_ 2024/03/24(Sun) 2:15:34

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

『是非とも』
『休憩時間に一緒に見に行くのもいいですね!』

『只今仕事部屋を飾っています』

あなた方通信士のよくいる部屋の隣にあるちんまい個室。
電話線が伸びるデスクに、お洒落なパッケージの紅茶とお茶菓子、四角い顔したロボット人形を飾っている写真をつけた。

『私みたいに駆けて転けないで下さいよ!』
(-113) toumi_ 2024/03/24(Sun) 10:49:27

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「私みなさんと違いますから!」

これの発言には決して貶める意図はない、隠したくても隠せない事情が常にある。
例えば定期健診だとか、例えばあなたのような友人の目だとか。
あと、嘘のつき方は誰にも習っていないのだ。

「スタン武器持ち歩くべきですかね……」

棒とか、ガンとか。ひ弱でもなんとかなるとの噂だ、武器庫に行けばあるだろうが。

「はい、外の方との通信はお医者さまだけです。
 ん−……身体の中になんかあるんでしょうか、まさか爆弾?」

何かが蠢いているわけではないといいつつも不安そうに体をさすれば眉も一緒に下げてみせる。

「ただ、」
「あの、こわれちゃったって話した、じゃないですか私の体。
 そこに何か大事なものがあったりとかしたら……
 壊れてるのを知らずに取りに来た可能性はあります。
 もう聞けませんけど」

いつか貴方に説明した通り、今の自分の体の中に正常な器官は殆どない。
機械で動く心臓がゆっくりと電池切れを起こすように、その寿命は短くなっている。
だからたとえ機密がこのからだにあっても見つけ出されているはずであるし、取り出せるわけもないのだ。
(-119) toumi_ 2024/03/24(Sun) 13:53:04

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

いつもの可愛らしい兎スタンプににっこり。
そういえば猫スタンプもこの宇宙船ではよく飛び交う。
こちらはどうしようか、……ネズミ? チュウ。
宇宙ネズミという繁殖力の高い白いネズミのスタンプを送り返してから。

『汚いのは自室だけにしろと言われているので!』

『構いませんよ〜』『時間も空いてます』
『お湯のセッティングして待ってますね!』

お茶会に兎が飛んでやってくる。
帽子が少し足りないが、それはもう賑やかで愉快なパーティーがそこにある。
(-126) toumi_ 2024/03/24(Sun) 16:00:42

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「血がついてたこと自体を知ってる人はいます」

友人のように付き合ってるジャコモの名前を一つ上げた。
勝手に心配されているだけで、落とし物のことについては一切話していないと。

「そうですね!
 ストレルカさまは片付け方が本当に見事でした!
 私全然そういうのできないですから、AIってすごいですよね」

明るい口調を作りながらも、あなたの言葉に眉を下げて笑う。
きっと同じようなことを考えていたのだと、自分の出所も、突然狙われたことも、運が悪いの一言で済んでいたら良かったのだけれど。

「えーと」

見て貰いに来ました!


つまり何かあったら突き出してほしい。
そんな意味が含まれているのだが、あなたには伝わったかわからない。
(-133) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:35:47

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「残るとまずそうなんでオトモさまに頼んでもいいですか?」


    そうして中身を見る為にそれを差し込むと
       
 
―Error! Error!―

    赤い光を伴ってメッセージが発信される。


    このメモリには 二つの機能があります

        データのインストール
       データのアンインストール

    行う場合は Yesと入力してください



どちらも危険だと判断すれば、簡単に回収は可能である。
たとえ選択したとしても、専用機器が必要なことがわかり、
対象のデータを消去し、新しいデータを入れる機能があると判断できただろう。そして、

「あ」

「もしかして、私これを入れるところあったらしいです」

それは過去形で告げられた。
(-134) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:36:35

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ


「ど下手と言いますか、嘘のつき方や人心掌握術を覚えさせていただけるのなら」

インストールできる気がします、と少し機械的に答えた。
教科書を読んで覚えるタイプらしい。

「苦しんで、はい、そうですね!
 私も隣でダチが苦しむのは嫌です」

「先手必勝をするには経験不足ですから味方を探してみます。
 それこそストレルカさまやドローンロボットなど。
 奪われるのはごめんですね、この体の記録は無い記憶よりずっと大事です」

直ぐに人の名前が上がらないのは直属の上司はこの舟に乗っていないこともある。
元より派遣のように色々な人にまわされている為、深い仲といって名が上がるのは多くない。

「? そんなに、だった?
 手術すれば治るときいていたから怒ることもしませんでした。
 そこまで変わりませんよこの体も」

改造された記憶もなければ、改造されたデメリットも見当たらない。
だから気にしておらず、生身の体ならもっと動けなかったかもしれないし。

「八つ裂きはありがたいですが……なんかそこまで怒るのをみたら、その理由を聞いてみたいです。話せることですか?」
(-138) toumi_ 2024/03/24(Sun) 18:57:16

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ようこそ、リーナさま!」

電子音に振り向けばほんの少しの甘い香りと、暖かな空気。
高そうな椅子と通信機や電子版、それとは別にテーブルと椅子が二つ。
空のティーカップ達は機器から離れたテーブルの方に置かれていた。
クッキーやパステルカラーの砂糖菓子も添えられていた。動物型。

「こちらにどうぞ。
 ヴェスペッラでは第一回のお茶会ですね」

「お散歩は満喫出来ましたか?」
(-139) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:05:29

【人】 仕分人 ナル

「甘いもの甘いもの」

お菓子を抱えながらえっさほいさと食堂によれば数人の気配に足を止めた、真っ先に目に入ったのはその二つの三角耳だ。
食べている物に注視すれば和牛ステーキ、早速にしてはジューシーなものだなと口に出さず心の中で呟いた。

>>ヴィーニャ

「ヴィーニャさまお菓子いりませんか?
 市販品なので味と安全度は保証済ですよ!
 確かこれは、えー、スーパーリュウグウノツカイanimalクッキー」

席の横を通り過ぎる際にさりげなく声をかけた。
受け取られなくとも問題ない、次はおさかなクッキーでチャレンジし直すだけだ。
(91) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:03
ナルは、スーパーリュウグウノツカイクッキーはそれはもう長いおさかなクッキーだな
(a45) toumi_ 2024/03/24(Sun) 19:15:54

【人】 仕分人 ナル

>>92 ヴィーニャ

「勿論いいですよー、まだまだありますから」
「偶然とはいえ喜んでいただき、みょうりに尽きます!」

まさかここで真の望みを叶えられたとは知らぬまま。

一切れを提案されると、折角だからと口を開いてぱくりといただいてしまう。
何回か噛んで、あっという間に飲みこめば息を吐いた。

「んん、わあ、新食感。柔らかくてじゅーしー。
 いまいち噛み応えが足りないですが、いい匂いで!」
「何よりビジュアルがいいです」

普段から宇宙ジビエを食べているからか和牛ステーキという高級食材まで地味にみえてしまっているらしい。
七色に光る宇宙タコと比べれば全て地味ではあるが。

「ふうーごちそうさまでしたっ。あ、今度時間あったらまた!」

クッキーの感想もと言いながら、小柄なとんがり耳に手を振って食堂を出ていくだろう。
(93) toumi_ 2024/03/24(Sun) 20:59:09
ナルは、ときめきを運んでしまった気がした。
(a46) toumi_ 2024/03/24(Sun) 21:42:19

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「ユウィさまは時折気にするように距離を取りますし、ベルヴァさまだって少し離れるんです」
「立場上当然なんですが」

ほんの少しだけ眉をさげて苦笑してみせる。
仲が悪いというわけではないが踏み込んだり頼りっきりにするには申し訳ないような。

「その怒りは尤もですが、いわゆる敵の前で私が意識を失ったのが運の尽きですね。
 完全な機械のプログラミングになっていないだけラッキーですよ」

「襲われるのは、ええと、流れる血のせいだってありますが」

つまり、自分が関係しなくとも恨みを買うことはあると言いたい。
善人のつもりもないが、記憶のあずかり知らないところで何が起きていても文句が言えない立場であるのは承知である。
だからこそこのファミリーの地位はありがたく思っているところもあるのだ。

「……。そうでしたか、お揃いですね!
 その体も誰かに勝手に操られてしまうようになっているんですか?
 ダチとして確かに気分はもやもやしますが、いっその事私みたいに引っこ抜く手術はできたらいいのですが」
(-163) toumi_ 2024/03/24(Sun) 22:05:47

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「私も公園は好きですよ、のんびりできて。
 ロボットの点検の時に通りがかってみることにしてます」

何でもかんでも仕事に絡めるのはお金の為、でもあるが。
みんなの役に立っているのが楽しいだけだといつか語ったことはあるだろう。

「それにしても、可愛いお花柄ですねー。
 お花のお茶なんでしょうか……あれ?
 似たようなものを地球で見たことがあります、白くて小さい花。
 一つの木にたくさんついている花なんですが」

「リーナさまは植物について詳しかったりしますか?」
(-177) toumi_ 2024/03/24(Sun) 22:56:12

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「えっと、私の体の話になるのですが。
 きおくを保管する場所がまず損傷しています」

自分でもわからない自分の体の事を他人事のように説明する。

バックアップを取るために必要な器官が機能停止中であること。
脳に物理的な障害があり何か挿し込める改造がされていたが、
中身もなければ入れることも不可能だということ。
当時から改造兵器である可能性は予想されていたこと。
自分の責任者である上司とのみ情報を共有していたこと。

「また、数年前IQチップというものが流行りました。
 アウレアさまも聞いたことはありませんか?
 脳に機械を埋め込むことで天才になるって噂になって。
 結局処置で寿命が縮むことで違法化されてしまいましたが」

次世代の子供を楽に教育する為に大金持ちが大金を払って開発させたが、現代の医学では相容れられなかった代物。
いつかの未来で睡眠学習という名等で流通する日も遠くなくとも、今は追いつくのも手に入れるのも夢のまた夢で。

「どうしてこの話をしたかと言いますと、
 違法チップが挿し込めるように私は改造されていたそうです。
 しかし酷い怪我でその機構は破損し、それは敵いません、差し込む媒体がそんな感じなのはお医者様に聞きました」

(-188) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:09:43

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「それが何かは知りません。
 ただの、私が入れることが出来たかもしれないものです」

もしかしたら入れられるはずだったものかもしれません。
ただの学習装置ならいいのですが、見当もつきません。
誰かにとって嫌な予感がするだけで。

「こうして表示が出たのなら覗けるんじゃないでしょうか!
 消されてもいいものでやるべきですよね。
 中身は映像か文章かデータか……なんにせよ」

インストールするだけのデータであれば、その中に自分の記憶があるのではないかと期待をしました。
でもそこにあったアンインストールの文字がきっと全てなのでしょう。

「それが何かを知る必要があるのは、私ではないんじゃないでしょうか?」
(-190) toumi_ 2024/03/25(Mon) 0:15:06

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ

「エーラさま! いらっしゃいま」
ガコン!
「せっ!」

どさどさと雪崩れる音と共に扉が開かれる。
あなたを迎えた人影の奥、その向こう側がライトに照らされ露わになる。

そこにあったのはガラクタの山。貨物や物資というくくりではなく、機械類に謎の棒やズタ袋に入ったおもちゃなどがそこに山になっていた。

「あ、床は痛いのがあるかもしれないので。
 椅子の上を歩いて貰って!」
(-220) toumi_ 2024/03/25(Mon) 2:51:53

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「紅茶も植物も見てその場で好きになったものなんですね!
 可愛い物に目が無いということがよくわかりました」

「詳しいわけではありませんが、調べたことがあるものはしっかり記録に残っていますよ!
 一度覚えたことは忘れない特技持っているんで」

胸を張りながら自慢げにしつつ、気になるのであれば記憶の倉庫から搾れるらしい。
例えばディンカで危険で有名な食人花の傍には小さな食虫花が群生していて家族みたいだとか。豆知識付き。

「あ、お茶いれるのはお任せしてもいいですか?
 私リーナさまに入れてもらうのが好きなんです!」
(-222) toumi_ 2024/03/25(Mon) 8:16:03

【独】 仕分人 ナル

ナルという人間は義理堅いと自己を称賛できた。
自分の世話をしてくれた者に対価を支払うために一生懸命に生きようとしてきた。

記憶に執着はなくとも一つ気がかりだったのは、
過去の誰かに関わる大事な出来事を忘れてしまうことが、
役立たずと言われるよりずっと嫌で、そんなことを考える脳がもっと嫌だということだ。

「(アウレアさまに話したさっきの話題。
 手術後なら粗悪なチップでも入るらしくて、便利ですよね)」

入れて欲しいとは思いませんが!
ええ、嫌ですとも、嫌ですとも。

「(記憶が変わったら性格って変わるんでしょうか。
 銃に脳を貫かれた男性が180度変貌してしまったとは聞いたことがありますが)」

だからこんな下らないおしゃべりを頭の中で呟いて。
何を告げられても平気であるように装った。

きっとこの時点で存在してもいない記憶に振り回されはじめていたのだろう。
(-224) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:06:13

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

データの読み込み中…
対象が指定できませんでした



データの読み込み中… clear!


対象が指定できませんでした


*** ** **** *** ****
(-225) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:10:18

【秘】 データファイル: ナル → 黄金十字 アウレア

*** ** **** *** ****


データ形式:【人格データ】

S社以外の人格バックアップは明確な違法、これだけで警察を動かせる代物だ。


対象:【IDが適応した生命体】

どうやらこのデータも肉体が生命活動を停止した際に使用可能だそうだ。


管理コード:【15年分のデータ】,【指令コード:■■】

データの参照不可、指令コードのプログラミングハッキングが可能。


ハッキング clear


文章データ:【担当者コード】

たどり着いたのは一つの会社のデータバンク。
それはIQチップで問題になった脳医学研究の会社、ソーレファミリーの後援を受けている施設だ。


**** ** *** ** **** *
(-226) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:11:28

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

それ以上詳細を読み込めずとも、概要を察することは容易か。

結局もう一つも【該当データ】を削除するプログラミングと判明したが、技術的にも十分に怪しい機能であることが再確認できただけとなった。
暫くの間静かな時間が流れただろう。


「どうでしたか?」
「アウレアさまの給料が下がりそうなこと書いてありましたか」


そうしてようやく言葉を投げかけたのは、悪意に脅かされることの無かった、ただの真っ白な記憶喪失者だ。
(-227) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:12:45

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「なんだかんだで優しくしてくださる分、気にしてしまうんですよね」

「はい、いてて。でもやっぱり未熟な自覚はありますから。
 ジャコモにとっても頼れるダチになりたいな」

あなたに対しても遠慮ではなくとも思うことはあるのだ。
やはり守られてばかり、というのも対等ではない気がしていて。

「あはは、がむしゃらに走ってるだけですよ!
 私、嫌って思うことが嫌なんです。
 人生空っぽな分何度だってやり直してやりたいぐらい」

「お花畑だとかいわれたって、私、幸せになりたいです」

だからお金を稼いで、健康になって、
褒められて、認められるようなファミリーの一員になりたい。
これを前向きというのなら働いている人間はみな前向きだと思ってしまうが、今は誉め言葉ということで受け取ることにした。これが前向きだ。

「はい! だってその無くなってしまった部分も、
 今のジャコモを作る大事なパーツじゃないですか。
 まさか私みたいに寿命短かったりするんですか!?
 それならおすすめの医院に行きましょうとお誘いしますが」
(-228) toumi_ 2024/03/25(Mon) 10:53:27

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「すごい?」

妙な言い方に違和感を感じて、ぴくりと眉を動かした。
確かに勘は悪くないと思っているんですけどね。

「アウレアさまに持ってきた理由なら、
 中身を見つけてくれると思ったんです」

今の状態ではまごうことなき『ガラクタ』を二つの眼球でしっかりと見てから、一緒に首を傾げる。

「怖いってなんですかー。
 私をどう思ってるかは知りませんが、ただの仕分人ですよ」

「そりゃあまあ」

本当にそれが自分宛であったのなら、と。

「知りたいですよ ?」
(-295) toumi_ 2024/03/25(Mon) 23:14:19

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ありがとうございます!
 忘れなくても覚えが良くないので一応熱意次第ですよ、空っぽだからその分入るんです」

「っと、試験勉強……は学校?
 学生さんを最近までしていたのでしょうか。
 リーナさまってお嬢様みたいにみえていましたから、
 正直、手以外に困りごとが少なく見えていました」

嫌味のつもりなく告げられるその言葉は本心だ。
あなたのアームは流石に生活に支障が出ることもあるだろうが、それを抜きにしてもマフィアに関わるという行為が決して普通ではないことはしっかりと理解していて。

「落とし物以外に大変なことがあってノッテに入りました?
 正直リーナさまがいなければ、こんなに楽しく紅茶を飲むことはなかったでしょうから、私は運がいいです!」
(-304) toumi_ 2024/03/25(Mon) 23:59:02

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

「私の人格データ? いったいいつの」

そこまで言って、言葉を止める。
15年分という言葉に少なくともこの5年間がないことは直ぐに分かってしまった。

違法データであることもあまり関係なく、残念ながら、それは。

「アウレアさまの好きにしていいですよ」
「だって、それは、私ではありませんから」

鍵が元あるべき場所に差し込まれた瞬間に、きっとそれは出来上がった。
では今この『ガラクタ』は何処にあるべきだろうか。

「もしその教団?の方に送られるとちゃんと体が戻るんですね。
 手術ももしかしたら必要なくて」
「……でも、……それはつまり」

「今の私は、死ぬんでしょうか?」
(-307) toumi_ 2024/03/26(Tue) 0:15:44

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ


「ナイス回避でーす」

「すみません、これしか基本荷物無くて!
 一応用途は全部知らせてありますよ。あの部品は――」

話が長くなる前にオトモがシュゴォオオと音を立てて床に散らばった部品たちを回収し端に寄せていく。
足場が小島から大島になった程度で無事に隣に向かえば反省の色なく笑いかけた。

「アスレチックみたいで楽しいですよ。
 よかったら片付けをほうって『ガラクタ』漁りでもしませんか?」

勿論素直に片付けをするでも頷きます。
単に部屋を綺麗にするのが取っても嫌いなだけです。
(-313) toumi_ 2024/03/26(Tue) 0:39:02

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

その視線はずっとオトモへとむけられていた。

「私、ノッテに潰されるような存在だったのなら」
「もっと早く死なせて欲しかったですね」

この感情は非難だ。
もっと早くにこれが見つかっていたら、何も期待することなく運命だと諦めて殺されたか、15年間は宇宙の塵となって消えていただろう。

「死ぬのは、怖いです」
「死ぬのは、いやです」
「私は、生きたいから、生きてきたんです」

「それよりも」

これを渡しに来た者が口を開くことはもう二度とありません。
その15年間の望みも記憶もわからずじまい、しかし、ここに自分が居る以上望むことは一つだけ。

(-317) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:22

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

役立たずガラクタはもっと嫌でしょうか」

そうして漸くあなたと目を合わせればいつも通りに笑いかけた。

「意外でした、あのデータを直ぐに捨てないなんて!
 厄介事に違いないのに、大丈夫なんですか?
 もし悪いデータだったら復元してどうするんですかぁ」
(-318) toumi_ 2024/03/26(Tue) 1:15:45

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ


「専門知識と暗記は比べようもありません。
 もっと誇ってくださいよぉ、謙虚なんですから!
 こちらなんて名前と番号と電子暗号を記憶すればいいんだけですよ?」

幸か不幸か、記憶力の良さは通信士が天職である。
皆も当然できると思って言うことがあるが、これもミスがなくなってきたのは5年もたってからなので、順当な成果だと思っている。

「そんなこと言わず。
 一緒に幸せになりましょうよジャコモさま!」

そんな自分の頑張りが認められ始めたように。
あなたもきっとこのファミリーで価値のある存在に違いない。
もし使い捨てられるだけの存在だと言われるのなら、上にのし上がってやればいいだけ。

「そんなに違ったらまるで別人のよう、ともいいますが。
 それぐらい整形で云百万で可能だともいいます。
 つらいことばかりだったと思います、今の姿しか知らないですが、格好いいし失敗ではないんじゃないでしょうか!」

「私もまだ五年間ぐらいですから、まだまだ間に合います。
 手始めに小さな幸せの目標でも叶えましょうよ。
 ユウィさまにもっと褒めらえる事とか?」
(-334) toumi_ 2024/03/26(Tue) 5:33:33

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「幸せの反対に見えているつもりではなかったんですが、
 比較的暗そうに見えたので結果オーライです。
 道は明るく照らして行きましょう、夜道はご安全に!」

ぴか。自分一人が幸せより、幸せ報告で着た方がダブルハッピーです。猫もそう言っています。

「あっ!!!! エグイ!駄目です駄目です、負けました!!!
 痛いですよー……もうゴリゴリとかバキとかで済まないじゃないですかぁ」

皮が剥がされる想像して思わず耳を塞いだ。
笑っていられるのもここまでだ、良く生きていたなあと感心してしまう程であるがその記憶こそ忘れてしまった方が幸せだったのではないだろうか。

「(ここでその前の顔を気にしたらデリカシーにかけ過ぎているでしょうね)」

「大目標ばっか。まあいいですよ、大手柄立てて一緒に昇進いいじゃないですか。
 小さいのはですね、えーと、外に旅行したいです。へへ、本当にがっつり引きこもりなので。
 ジャコモも一緒に行ってくれたりしますかぁ?」
(-351) toumi_ 2024/03/26(Tue) 15:48:09

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「ああっ!そんな資格がいっぱい。
 熱意とおしゃべり欲がすごいです、いったいどこから……」

自分がどれ程端っこの仕事を任されているかわかってしまうような専門試験に目を回す。
今の自分であれば、マニュアルと教材を叩き込めば1年ほどで見習いになれる気もしているが。

「どれ程好きな仕事で、どれ程親切な上司に恵まれたとしても。
 辞めれる時に辞めた方がよかったと思いますけどね!
 仕事ぶりは見事ですけど、天職ってい言いにくいじゃないですか!」

アソシエーテ同士の冗談トークだ。あんまり上司たちに聞かれてはならない。

「でもやっぱり好きな仕事なら止められないかもしれません。
 花も紅茶も仕事も、ぎゅってしちゃってください」

「私も拾われてなかったらこんな命が危ないような職場で働いてませんよ。
 嫌な場所じゃないですけどね、もうちょっと怪我や病気がない暮らしが欲しかったです」

「ん〜 いい香り! いただきまーす」

カップを掴ん色味も香りも花色の紅茶に口を付ければ、暖まる身体と広がる華やかさに気分よく笑みをこぼす。
おもむろにスーパーリュウグウノツカイクッキーに手を伸ばせば、半分に割ってからかじりつきせっかくなので尻尾の方をあなたへとお裾分けをした。
(-374) toumi_ 2024/03/26(Tue) 16:56:09

【人】 仕分人 ナル

「あ! これは雪だるま……に猫が乗り移ったモチーフですか?
 それとも雪猫の家族が固まって動けなくなった切ない光景をつかった、人生における過酷な環境のメタファーかもしれません。難しいですね」

雪だるまが作られた経緯を知らないため、この形が完成形だと疑わずに考察をしている。
カンアがまだ傍にいたのなら、当たっていると思います?と問いかけながら暫くガラスドームの奥を覗いて時間をつぶした。

#公園
(134) toumi_ 2024/03/26(Tue) 19:36:31
ナルは、「そんなーロボ。です」>>a70#公園
(a71) toumi_ 2024/03/26(Tue) 19:46:35

【秘】 仕分人 ナル → 荷物運び エーラ

「痛い、痛いです、言葉の剣がぐっさぐさしてます」

「こっちに置いてたら、バラバラってなって。
 あっちに置いてたら、ドサドサってなって……」

ごめんなさい〜と泣き言をいいつつ、ボックスを差し出されれば真面目に仕分けに向き合った。
おしゃべりは続けたいらしく、これの使い方は、あれの管理の仕方はなどと説明は交えつつ作業を続ける。、
事業を合併しているアウレア宛や整備士にに届ける大事な部品も乱雑にあったことから、また何度か注意を受けたかもしれない。

「ひいー もう半分ぐらい倒せましたー?
 休憩しましょう? お菓子あるんですよ、スーパーリュウグウノツカイクッキー」

餌を吊り下げながら休みをもぎ取ろうとちらりと顔を伺う。
ゴールはもう見えている。あなたもずっと片づけを手伝ってくれたのだから、もう手を止めたっていいはずだ。
 
(-386) toumi_ 2024/03/26(Tue) 20:30:42