人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

片付けを終えたか途中だったか。
あなたに手招きをしてやってきたのはまたいつもの仕分け人の個室だ。

「あの、この間のお茶会で話してくれたこと」

「その手で。
 受け入れてくれたのがこのファミリー通信士だって話、
 その仕事がしたかった話、全部偽りのない本当ですか?」

いつもの笑顔はそこにない、ただその淡々とした声は疑うよりは事実だけを確認する機械であった。
(-116) toumi_ 2024/03/31(Sun) 4:13:50

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「今日のお茶会。展望ドームでしたけど、
 ナルさんはドームの外の景色って見ましたぁ?」

思い描くように、思い出すように、目を瞑って話し始める。

「デブリでたくさんのスペース・サルガッソーでも
 あれだけの星が見えるんです。
 セントラル・コスモスからはもっとたくさんの星が見えて、
 たくさんの星からの船も着いててぇ」
(-117) 968. 2024/03/31(Sun) 5:09:23

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「いつかその星たちにいきたいなって!
 星間航行船に乗って色んな星たちにいくのが
 小さいころからの夢だったんですよぉ」

ぱちり、瞼を開けて。
真剣に問うあなたを見つめ、続ける。

「旅行、貿易、運輸、色々な会社に応募して。
 でも良いお返事は全然もらえなくってぇ。
 この手のせいって言いましたけど、もしかしたら私自身に
 足りないものがあったからかもですけど」
「そんな中、ひとつだけ。
 コンレステッラだけが興味を示してくれたんです。
 正直よく知らない会社だったし、
 入って少ししたらアブナイ会社って分かったんですけどぉ……
 まぁ、その時には手遅れでした、って感じでした!」

おしまい!と、開き直ったような声で告げた。
お茶会の時は見栄を張ったこともすっかり話してしまった。
(-120) 968. 2024/03/31(Sun) 5:17:02

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「冒険したいって言ったの覚えてますか。
 ここでもそれは叶うだろうとも言いました、だけど、不自由ではあると思います」

「だからやっぱり、私は」

「ここでないといけない理由ないと思っているんです」

あなたも、自分も、ここに縛られている必要はないと。
見るべきものはマフィアのような過酷な世界ではなく明るく星や花や美しいものであると、誰かはきっと言うのだろう。

「それでもリーナさまは、……一緒にコンレステッラ。
 この、ヴェスペッラを守りたいと思ってくださっていますか」
(-140) toumi_ 2024/03/31(Sun) 15:35:10

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「トレジャーハンター。したいのでしたよね。
 たくさんの仲間を作ってぇ、あちこちの星でぇ
 見たことないものを探す、って。

 そぉですね、……ナルさんの、言う通りかもしれません。
 ここじゃないといけない理由はないんですけどぉ。
 ……もう、離れられませんから」

入ったが最後、簡単に離れることが
許されたりするような甘い世界ではないので。
それは良く知っているはず。あなたも、私も。

質問に困ったように眉を下げ、少しの躊躇。
あなたの唇に触れるか触れないかの距離に
人差し指を突き付けようとする。

「みなさんには、ナイショ、にしておいてくださいねぇ?」

アソシエーテ同士でなければ言えないナイショ話。
特にマジメな人たちレオンあたりには絶対に聞かせられない話。


「コンレステッラは、正直あんまり。
 ヴェスペッラも……好きではありますけどぉ、
 絶対に守りたいか、っていうとそんなに。
 でもぉ、」

「私はみなさんを。皆さんと過ごした日々を
 大切に思ってます」

まっすぐにあなたを見て嘘偽りのない心を、語った。
(-149) 968. 2024/03/31(Sun) 18:16:36

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

「どうしてバックアップのことを聞くかどうかですか?」

「……」

私の知らない私この5年間の客観視をたしかに知って頂ける方が、
 あなた達AIしかいないと思っているからです」

「人間の視点では、すべての物事は平等ではありません。
 笑顔か泣き顔か、それだけで感情を決めつけます。
 その点私はあなた達の記録能力を高く信用していますし、
 叶わなかった時、不手際は人間のもとにあるでしょう。
 あなた達に不備はなく、壊したほうが悪いのです」

「実際この体や脳みそは正しくナルを記憶できていません」

「だから、私は。
 あなた達の存在は、とても大切なんです」

あまり私情を入れず、人間に信用できる部分もなければ
この体を信じることはもはやできないだろうと。

AIという存在や機能が自分のためになることだと言ったうえで。

(-150) toumi_ 2024/03/31(Sun) 18:18:15

【秘】 仕分人 ナル → バンカー ストレルカ

「というのを建前に」

自分が、みんなが、あなた達のことが。

「以前と、違う存在だと思いたくないんです」

データは、AIに記録されたものはすべて正しいと証明して欲しい。それがただの人間の思いこみであろうとも、夢を見たいと願っている。

「死を持って別れと言う世の常がある中で、
 続くのであれば不自然なく地続きに話たい、そうしたら。
 あなたと、永遠のおしゃべり仲間になれるじゃないですか」

バックアップが当たり前の世がいつか来るのでしょう。
果たしてこれが正しい人間のあり方なのでしょうか?
死ぬなら、目覚めることなく安らかに眠っていて欲しい。
これが当たり前じゃないのでしょうか、私にはわかりません。

でもあなたたちは確かに人間ではない。
その死というものが曖昧に電子の海で歪んで永遠のように見えて、
それがとても嬉しくて。



「つまり、死ぬのが寂しいんです。
 私にとってあなた方の死はデータのリセットでしょうか!」
(-154) toumi_ 2024/03/31(Sun) 18:36:26

【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル


実際、AI機械の視点は確かに公正公平と言えるだろう。
どんなに小さな事でも忘れず、一度記録した事は間違えない。
曖昧な人の感情を統計データから判断しこそすれ、
それが間違っていたなら間違っているのはデータの方だ。

AI機械には人間のような揺らぎはない。
内部にあるものが人間の脳の働きを模した機械学習プロセス、
人工ニューラルネットワークだったとしても
結句そこには確かに0か1かしかないのだ。

AI機械は鏡なのだ。
その前に立つ人間の、それを扱う人間の、
そしてあなたを映す、人の為に作られた映し鏡。

「確かに私たちは壊れてしまうまでは地続きです」
「容量がいっぱいになってしまうまでは、ずっと」

容量が上限に近くなって、増設して、上限に近くなって。
それを繰り返すうち、増設が不可能になった時。
その時初めて、機械は忘却というものを知るのだろう。

「私の知識データは、永遠というものはないと言っています」
「それでも」
(-157) unforg00 2024/03/31(Sun) 19:53:01

【秘】 バンカー ストレルカ → 仕分人 ナル


「私が続く限りは、あなたは、あなたたちは、あるがまま
 今。生きて、ここにいる。
 それを証明することができる」

「私の学習元になった人格データの持ち主。
 既にこの世を去った人間。
 アルフォンソ・サントーロが今、ここに居るように」

指先が指したのは、自身の胸の中心。
人は、形のないものを指す時に
不思議と、国の、言葉の境を越えて、そこを指すのだ。

彼の人の両親がそうしたように、目覚めることなく安らかに眠る事を
摂理と受け入れるのも、また選択のひとつで。
0と1で復元された人格データを義体に入れて生き続ける事は
傍から見れば奇妙で歪な在り方なのだろう。

そのどちらも人それぞれ、自由なことだ。
そのどちらでもないAIは、また別の道を行く。
彼らが再度の目覚めを望まないのであれば、電子の海に眠るデータを
時折メモリの中に見て、そっと懐かしむだけ。

それがどれだけ永く続く時間だとしても、ただ愛しさだけがある。
(-158) unforg00 2024/03/31(Sun) 19:56:00

【秘】 仕分人 ナル → 商人 レオン

「無理を通さないで下さいよ。
 レオンさまがひどい目にあってしまったらみんな悲しみます」

あなたの立場で亡くなりでもしたら全体の士気に関わる。
その上で武器庫の管理もおろそかになれば、きっと混乱の呼び水だろう。
そんな建前と誰かを怪しむ感情を混ぜないようにしつつも、一つ息を吸ってあなたの目を見る。

「……でも、もし」

「いつか助けてほしいと言ったら。
 その時は手伝ってくださいますか?
 人を付ける必要はありません、ただ信じてほしいんです。

 こんな状況で難しいと思いますが、嘘は吐きませんから。
 背中を押す意味でも一言もらいたく思います」
(-159) toumi_ 2024/03/31(Sun) 20:20:53

【秘】 仕分人 ナル → 黄金十字 アウレア

 

「仲間? いいえ」

協力者といったからにはこの情報を知っている人間がいるように思わせただろう。
しかし、続けて出す言葉は否定の言葉で、先を言い淀むように口を閉じれば深呼吸してからまた開いた。

「私は、友達も、ファミリーも。
 感情を持つ人間は、自分の仲間だとは思っていません」

あなたも。

「信じていますが。
人間ですから。

 機械のように"正しい"ことはしないかもしれませんよね」

連ねられた名前に頷きながら、目を伏せる。
危険なことはするなと言われても、この体はファミリーのために正しく動かなければならないから。

「もうっアウレアさまは立派な立場があるんですよ!
 ……自分を蔑ろにするつもりは有りませんが犠牲は最低限であるべきです」
(-160) toumi_ 2024/03/31(Sun) 20:37:02

【秘】 商人 レオン → 仕分人 ナル

「はは、ごめん」
「でも僕はここを、可愛い部下たちを守るためならなんだってできるさ」

ぽんぽんとその肩をたたき、温和な笑みを浮かべた。
勿論、立場上死ぬことがよくないことはよくわかっている。
部下のことも信用しているからこそ、普段はちゃんと部下に任せているけれど、やはり時と場合というのは存在する。
無理を通さなければならない場面に遭遇したなら、その時はやっぱり無理を押し通してしまうのだろうと、そう思っていることは変わらないのだ。

もし、と。
真剣に話すあなたの目をみつめて。
男もそれに答えるように、真剣に頷いて返す。

「勿論。
 僕の部下はベルだけじゃないよ。直属でなくとも君だって僕の大事な部下だ。
 信じるし、必要とあらばちゃんと手を貸す」

「だからね、君は怖がらずに行動していいんだよ」
(-163) eve_1224 2024/03/31(Sun) 21:54:06

【人】 仕分人 ナル

お茶を傾けて、ほっと一息。

「このお茶、いくつか貰っていってもいいでしょうか」
「自分でも入れてみたくて!」

お茶を持ち寄ってくれた主催たちに尋ねながら、お菓子を食む。
サクサクでふわふわのスコーンに目を細めて鮮やかなキャンディーに手を伸ばして舌で転がした。

「あとこの、エーラさまが持ってきてくれた飴もいいですか?
 やっぱり仕事の最中喉が大事ですから、あと気分転換に」

先に断ってからいくつか懐へ。お茶会の戦果は皆の顔がみれたことと沢山の戦利品になりそうだ。

#展望ラウンジ
(80) toumi_ 2024/04/01(Mon) 1:10:06

【秘】 仕分人 ナル → 商人 レオン

「ありがとうございますレオンさま。
 でも簡単に信じたらいけませんよ、だって」

「私何者かわからないんですから!」

それでも確かな言葉をもらえると安心したのかホッと一息つく。
自分のしていることはこんなに辛いことだったのかと無意識で抑えつけていたことにも気づいてしまって。

「……あなたは人間ですが。
 信じられる人であることを願います」


そうしてお辞儀をしてから駆け足で去っていく。
その後あなたに届いたのは一通の電報だ。

日が落ちてから届けられたその便りは、あなたにどんな疑惑の種をつけただろう。

疑わしい物証【占いCO】を見つけました。
いつも私達を強い力で守り見守ってくださる方
ですが、
引き続き確かなことを調べることに努めさせていただきます。
どうか、その身を犠牲にしないでください。
私は、誰にも怪我すらしてほしくないのです。
(-188) toumi_ 2024/04/01(Mon) 10:11:02

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「"そんなこと"、ええ、"そんなこと"ですが」

「あなたの上司は、"そんなこと"をする立場の人間であるか一度考えるべきです」

「……今回のトラブルの犯人とは決めつけません。
 それでも、規約違反に変わりません。
 然るべき罰を受けるべきですし、連絡はします。
 そうしないとファミリーへ対して示しがつきません」

友人として、ファミリーの仲間として。
本当に信じたいという気持ちであなたにうったえる。

「単なるミスであることを祈りましょう」

「そして、
 ――もし彼の望むことがファミリーにとっての不幸であり、
 あなたにとっての幸福であったのなら。
 忘れないで、くださいね。私、……や、みんなのこと」

縋るのもしがみつくのも怖くて、それでも漸く口に出したのは不確かなことでした。
こんな夢物語や決まり事のない希望を話すのも、信じるのも、全部全部苦手なんです。
ずっと怖いんです、けど、共倒れは誰も望まないでしょうから。

「言えるのはそれだけです。
 今は考えることが多いでしょうから休んでください。
 引き続きこちらはエーラさまを調べようと思っています、
 あなたも無理するぐらいなら、手を止めて眠ってくださいね、それでは!」
(-189) toumi_ 2024/04/01(Mon) 10:34:46

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

考えることは同じであった。
あなたは此処にいる意味を本当に理解しているし、それでも教えてくれたその口と指に目を瞬かせれば。
思わず、ふっと力が緩んで笑いがこみあげてしまった。

だから、これが偽りの顔ならとんだ女優なのだと。

「なんだか、その意見が一番信用できますね」

今自分達がしている会話が真面目な者たちに聞かれたらいったいどんな反応をされるだろう。
怒られるだろうか、正直者と言われるだろうか、判断がつかないし愚痴ぐらい許されると思っているけれど。

私は、あなたを信じられるだろうか。
見栄を張らずにその手を握ることはできるのだろうか。

「私、――あなたを信じたくてお話に来たんです疑っていました

「だから、教えて下さい。あなたが信頼できると思う方を」

私は今、この舟に
謀反者
がいることを知っています
(-191) toumi_ 2024/04/01(Mon) 11:53:39

【秘】 黄金十字 アウレア → 仕分人 ナル

「…………」「ふっ」
「ハハハ! そう、そうなの。ふうん、君ってそうなんだ」

――それを聞いて、アウレアは悲しむでも激昂するでもない。
笑い声すら上げて、しっかりとあなたを見つめてから。

「ま、機械やデータは"正しい"からね。
 人よりは信用できるよ。サッパリしてていいね」
「良いんじゃないの? そういうのも。
 自衛の手段の一つだし、そゆとこちゃんと判断出来んだ」

哀しい事言うなよ、なんて寒い事を言うつもりはなかった。
それはこの世にある数ある事実の一つだと認めているから。

「確かにウチは立派なメイドマンですけど!
 良くないものはちゃーんと取り除くか直すかしないと」
「俺様ちゃんはここのメイドマンでシスターなんだから。
 デバッグとエクソシズムはこのアウレア【退魔師CO】の領分だろ?」

来たとて俺様ちゃんが祓ってやるよ!なんてあっけらかんと。
(-192) susuya 2024/04/01(Mon) 12:00:52

【秘】 仕分人 ナル → 総合雑務機体 カンア

「私だって気のせいだと思いたいんです。
 私だってただの偶然だと言いたいんです。
 でもそれは人間の感情ですよね」

「私は、あなたに何を求めていたのでしょう」

このデータをあなたは口外することはない。
否、登録されている人間に対して、送信される可能性はあるだろう。
あなたさえ無事であれば、この事実は闇に葬られることはない。
それを知っていてファミリーの不祥事について告げていると、仕分人はことの重要さを理解していた。

だから、もう戻れはしないのだけれど。

「……似てますー。
 刺されても怒らなさそうなところが」

ぽんぽんと持ち上げられる体がまるであやされているようで、少しおかしな気分で共に上がっていった。

「……一歩間違えて居れば、私も誰かに告発されるような怪しい事、あったんです。
 だから、こんな隠し事の一つや二つ誰にでもあると思っていたいです。
 いっそ自分以外全員怪しい秘密を持っていて、悪い人だらけだったらいいのに。
 ……なんて。そんなことありませんよね」

「カンアさま、悪いロボットだったりしませんか?」
(-193) toumi_ 2024/04/01(Mon) 12:19:44

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「それは……」

そうだ。普段ならそもそもユウィさんが規約違反をするはずない、なんてそっちの方に噛みついていた。
そんなことをする立場の人ではないのは明確で、以降のナルの話にもなにも言い返せなくて俯くばかり。

「……単なる、ミスだよ」

本気で信じられるように、言い聞かせるように呟いたが、どこか空虚な言葉へとなった。

「ナル、俺は……」

忘れるはずないだろう、なんて、どの口で言えたのだろう。言えるはずもなかった。

ナルの想定を否定できない。もしユウィさんがファミリーの不幸を望んだとして、その時俺がファミリーをとれるか。自己に責めるように突く問いかけは、その答えを出せないまま胸の痛みとして消える。

「……お前こそ、そんなガンガン走り回って無理すんなよ。そんな体力ある方でもないんだし。
 ……お前が倒れたら嫌なのは、本当だ」

エーラの名前がでる。随分と絆された相手だ。自分一人であったなら、そしてもし彼女が黒なら、恐らく見つけることはできなかったくらいの。心がざわめいた。ユウィさんとエーラが裏切り者の想像をして。

「無理はしてねえよ。体力的にはむしろあり余ってる。……俺はベルヴァを調べる。何かわかったら、また。……次がないまま死ぬなんてやめろよ」

言って、貴方と別れて。


 
あなたにとっての幸福であったのなら。


「それでも俺の幸福は」
「…………──」
(-194) poru 2024/04/01(Mon) 12:39:49

【人】 仕分人 ナル

「何かなら良いものありますよ!
 さっきカンアさまにも贈りました」

オトモ君にぺたりにシールのようなものを貼った。

*** ****
名称:おにぎり 手巻
原材料名:塩飯、ごま入り昆布佃煮、のり(ディンカ産)
/調味料、酸味料(一部に小麦・ゴマ・大豆を含む)

保存方法 直射日光、高温多湿を避け
販売者  て 保存してください
*** ****

消費期限:XX.3.24 午前5時


#展望ラウンジ
(82) toumi_ 2024/04/01(Mon) 12:47:13

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「っ……!」

謀反者

その言葉に表情が凍り付いた。

「まさか、そんな」

震える唇をなんとか動かして出てきたのはそんな言葉。

「だって、さっきも。
 全員、じゃないですけどぉ、みなさん居てぇ、
 たのしくお茶会、してた、のに、ですか?」

信じたくて、と言われた喜びもあるが、
それよりも衝撃の大きな言葉に困惑。
あなたを疑うわけではないけれど、
何かの間違いであってほしい、と
縋るような問いを口にする。

「……。」

あなたの目から視線を外して、暫し悩んだ様子。
時折チラリあなたを見て、視線を外して、悩んで。
あの、と口を開いた。

「……理由は、いえませんけれどぉ。
 レオンさんとベルヴァさんのおふたり。
 あるいは…………
すくなくともおひとりは

 信頼、できると思ってます」
(-200) 968. 2024/04/01(Mon) 15:34:31

【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル

「ロボは悪いロボロボよ〜?
 労働だ奉仕だなんてくそくらえを持ってる不良ロボロボ」

「でもロボはノッテの為に働くロボよ。
 そういう"モノ"ロボからね」

あやすような調子の冗談。
なんでもないふうに続いたただの事実。
それらから何か感じるものがあったかはあなた次第で。

「ニンゲン、何にでも明確に答えなんて出ないものロボ。
 ニンゲン様自体がそもそも不明確なものロボから、
 ロボがニンゲン様について考えることも
 必ずしも正しいものであるとは言えないロボね」

「ナル様がロボに何を求めていたか、
 わからないならわからないでいいとロボは思うロボよ」

「ロボはナル様が気持ちの整理をつけられるなり、
 単に気が楽になったらいいロボねって思うくらいで」

「考えても仕方ないことってあるロボから、
 ロボとしてはいつかの未来にあの時はこうだったなとかを
 考えたり考えなかったりするんでいいと思うロボ」


そんなことをつらつらと語りつつ。
彼は通路を水平方向に進み、行き着いた先の扉を開いた。
(-205) 66111 2024/04/01(Mon) 16:24:17

【秘】 総合雑務機体 カンア → 仕分人 ナル

 
「あ、夏〜☆彡」

扉が開かれれば、夏の日差しがあなた達を迎えた。
扉の向こうは公園上部、その壁沿いに作られた通路だった。
この通路もまた、点検などの目的の為に設置されている。
落下防止の囲いがあるため、屈めば下からは見えない。
普段は意識することがない場所だ。

草花に木々、整えられたレンガ道、
道沿いのベンチに、よくわからない謎のオブジェ、
ガラスドームの猫一家もあんなに小さい。
高い所から見下ろすそれらは、きっと新鮮に映るだろう。


「普段は春だから過ごしやすいロボけど、
 こうだとちょっと暑いかもロボねェ上の方ロボし」

うぃーん。アームが新しく出て来たと思えば、
日除けの簾がいい感じに広げられた。

「まぁそれはそれとして。
 悪くない眺めとは思わないロボか?」

どうかな? 期待のこもった目があなたに向けられた。
(-206) 66111 2024/04/01(Mon) 16:26:16

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「私はこの舟に乗る前から、
 裏切り者を探す命を受けていました。
 彼らの正体は知らされていません」

司令を受けた瞬間から、この言葉の重みは変わってしまった。
一字一句を記録し、誰かに対する疑惑も報告する義務がある。
ただ、たった一つ仕分人がズルをするというのなら、
楽しいお茶飲み仲間の本音を、冗談という洒落で包んで口を閉ざす程度だ。

やはり、自分は人間で、正しいことだけをするなんてできない。
あなたが罰せられる可能性は、任務に関係ないことであるのに。

「私は誰ひとり信じず、平等に疑うためにここにいました」

その眼の奥には誰かに対する妄信的な態度はない。
あるのは、普段は見せたいとも思わない苦虫を噛み締めたような表情で。

「……こんな、命令がなければ」
「こんな、事が起きなければ」

誰かのせいだと指さして犯人を探そうとしなかったのに、と。

「こんな生活も楽しいと思えていましたのに」

愛しの都にヒビが入った。
あなたの大切な人たちを、たしかにこの言葉は歪める、それがひどく悲しくありました。
(-208) toumi_ 2024/04/01(Mon) 17:54:57

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「……
ユウィさまを重量武器の持ち込みの疑い
により、
 現在極秘で指示を待ち、調査を持ちかけるつもりです。
 そして、この私とアウレアさまはこのことを知っています」

「あなたが
信頼できる
とお墨付きと伺い打ち明けました。
 不快な気持ちにさせてしまっていたら、すみません。
 だけど、……私、その」

「リーナさまがたとえちょっと悪い方でも、
 あなたのことが大切なことは変わらないと思ったんです」
(-209) toumi_ 2024/04/01(Mon) 17:56:46

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「ナルさん……」

与えられた司令のこと。
あなたの辛そうな表情。

それらを見て、聞いて。
できたことは、苦しげな吐息と共に
あなたの名を呼ぶことだけだった。

「ナルさん」

もう一度、名前を呼ぶ。

「辛い、ですね」

辛かった、だけではなくって。今も。
あなたの名を呼んだ顔は歪んで、
今にも泣きそうなものだった。
(-211) 968. 2024/04/01(Mon) 19:38:00

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

「ユウィさんを、疑っているんですか?
 アウレアさんとナルさんが?
 でも、ユウィさんは……」

ぶっきらぼうだけれど、いつも見守ってくれている男の姿を思い浮かべ首を左右に振る。
そんなこと、あっては欲しくない、と。

「ナルさんが私やユウィさんを疑うのは、仕方ないと思います。
 そういうお仕事、ですから。
 それに苦しんでいることも、知りました。
 だから、謝らなくていいですよぅ」

「……でも、ユウィさんを疑ってる理由、聞いてもいいですか?
 ユウィさんのお仕事がお仕事ですし。
 大きな武器を持っていてもおかしくは……」
(-212) 968. 2024/04/01(Mon) 19:39:06

【秘】 仕分人 ナル → 通信士 カテリーナ

「はい、とても。
 私諜報員に向いてないようです」

一度崩した顔をぐいと両手で持ち上げれば、一息ついて。
また告げるのは機械的な声で、事実と数字だけを口に出した。

「以前の身体測定時のデータと比べて消費電力、重量の異常。
 数値の差はアウレアさまにも確認をしていただいております。
 普段の護衛任務時以外の武装の装着、或いは異物の持ち込み、その他が考えられます」

「それが、非常時ならともかく船内に入った時からであり、
 今まで一度も降ろさず倉庫にも預けられておりません」

ここまで言い切りまたあなたを見つめ直す。

「"それだけ"、と申されるかと思いますが。
 私は彼を、"それだけ"をなさる方ではないと判断しました。
 いつも気にかけてくださり、見守ってくれている方が、
 以前と違う武装に本来であればやましいことは無いはずです」

これは疑いの芽であり、決めつけではないといった上で過ちであると判断する。
ただ数字だけが仕分人に対して事実を告げていた【占いCO】ユウィは【人狼】のようだ

「危険ですから口外はしないでくださいね。
 ……私になにかありましたらジャコモさまにお話下さい。
 ただ私から頼るように言われた、それだけで結構です」
(-215) toumi_ 2024/04/01(Mon) 20:31:37

【秘】 商人 レオン → 仕分人 ナル

「甘いとは思うけどね……。
 仲間くらいは信じることからはじめてみたいじゃないか」

困ったように笑い、頷く。
交渉に於いて、相手を疑ってかかることが多いからこそ、信じることをしたいとも思う。
だから貴方が呟いた言葉、後から届けられた便りには、眉間にシワを寄せてその顔に暗い影を落としたに違いない。

なんてことだ。
ただの可能性だったものが、現実のものとして降りかかろうとしてるなんて、と。

――便りを送ってしばらくして、1通の便りが貴方に返された。

【共鳴CO】
ありがとう、こっちでもその人物について調べてみよう。
丁度、限られた者だけで使っている回線を持っていてね。

本来2名でしか使えない回線なのに3人いるから、これもバグか人為的なエラーなのかもしれない。
引き続きこっちでも動いてみるが……犠牲にするなはお互い様だ。
怪我しないよう善処するけれど、キミも気をつけるようにね。
(-217) eve_1224 2024/04/01(Mon) 20:35:47

【秘】 通信士 カテリーナ → 仕分人 ナル

そぉですねぇ、と苦笑と頷きを返す。

「ナルさんには似合わないですよぅ」

淡々と告げられた数字。
その意味を理解できないわけではない。
ゆえにこそ苦い顔をした。

「アウレアさんも確信されてるということですよねぇ。
 ナルさんがユウィさんを信じているからこそ、
 怪しいところに気付くなんて……なんだかなぁってぇ……」

溜息をひとつ。その後の苦笑は更に苦いものとなった。

「分かりました。その判断を信じますよぅ。
 ジャコモさんのことも、了解です」
(-225) 968. 2024/04/01(Mon) 21:38:55