人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


フカワ:投票委任

【独】 不運 フカワ

/*
マッッッッッ、これは。これは!?
俺のことみんな好き!?

ヤバイ、やばすぎる。大分やばい。
落ち着け、一気に狂い始めてる。
秘話を、ためすぎていた。
いやおちつけ。ここで、ここでやるんだ。

ツルギじゃないノ!?!? え、じゃあ。
ナツメちゃんぐ!?!? 嘘でしょ待って。

ようやく独り言かけるぐらいの余裕が出てきたんですよ。
もう忙しくてさ。なんだっけ、ごめんね。
浮気性カス!?浮気じゃないわ。
誰とも付き合ってないです!
(-10) toumi_ 2022/03/04(Fri) 22:03:06

【独】 不運 フカワ

/*
ナツメ、かハナサキなんだよ。
つまり、ナツメ……なのか? ラスト狼。
……ナツメなのか? ハナサキ嘘つかない子だよね。
はなさきでもいいけどさ、ハナサキ嘘つかない子だよ。
(-11) toumi_ 2022/03/04(Fri) 22:04:35

【神】 不運 フカワ

その夜の時間。
この顔合わせを言い出した男は欠席した。

端末には、
『すみません、合議は後でログをみます。
 後程、用がある方は連絡を下さい』

と、皆に連絡が来ていただろう。

つづけて、

『皆さんは元の暮らしに戻ったら
 何をやりたいですか』

そんな問いが、まるでそこで聞いているかのように連ねられていた。
(G2) toumi_ 2022/03/04(Fri) 23:22:19

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「やり残したことない、なんて。
 言えるんですね……俺と大違いだ。
 嬉しくないのに、君らしいです」

もう、言えなくなってしまった。
そうでもないと今君のそばに自分はいなかった。

「俺も、良かった……」

ケーキをつつき、少し覚束ない思考に飲まれて。
何をすれば酔いが覚めるのかわからず、目をさますには水だ、と口にする。

「……これは、悪いものだなあ」

ふわふわとした感覚に味さえ良ければ流行るのかもしれないが、これが禁止されているのは……すべての要素か。
その上で身体に異常でももたらすのだろう。
(-19) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:33:54

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……」


再び二人で寝落ちそうな微睡みの中、貴方をベッドへと運び布団をかける。

ふと、あなたの首筋にまた指を乗せ、微笑めば。
顔を埋めて血を吸う吸血鬼のように吸い付き、ゆっくりと名残惜しむかのように唇を離す。

其処には赤い花弁のような痕がくっきりと残り、後になって服で隠せるかと試行錯誤をしていた。
男は所有印を刻み満足したのか、残りの時間は気分良さそうに夕刻程まで寝落ちていったのだ。


いつかサボりも、やりたかった。
男はもうやりたいことだけをしたかった。

どうして生きていけないのか。
ずっと、ずっとそんな考えても仕方がない事を胸に抱えながら目を閉じた。
(-20) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:34:44

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

/*
連投すみません。
合議中の脱け出しお出掛けロールをしたかったので、描写を一部確定する場面がありますが、一般の建物を建てるのでいいかんじの認識で自由にやってください。

問題なければ返信後に始めさせて頂きます、長々とお付き合いしてくださりありがとうございます。
(-21) toumi_ 2022/03/05(Sat) 7:42:08

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

「……悲しむ人、増やしたくないって言ってるのに。
 これも全部、俺のせい……?
 嫌に決まってるだろ、本当。
 嫌なことするなあ、若いくせに、嫌なことばっか。

 嫌だな」

君が死にたくないというのなら。
死んでやるというのも、俺のためならば。

「俺は、君と一緒に死にたくなんてないよ」

もし出来るとするならば、生きたかったよ。
ただ、くだらないことを言い合って、
喧嘩したり、文句軽口を吐きながら、
君の舞台も見て、感じて言葉にして、
そして、普通に笑えるような、そんな関係になりたかった。
(-25) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:35:28

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「死にたいわけじゃ、ないんだろ。
 馬鹿なことを言うな。簡単に死ぬことを選ぶな。

 俺が死ぬのは、君のためもあるし、
 俺が自分の親に出来る反抗の一つなんだ。

 全部やり遂げてみせるよ、俺は。
 もし、奇跡が起きたら考えてみるけど……。

 そのときの俺は、殺人犯だし。
 前を向いて生きることに、疲れてる。
 ここで死ぬのがもしかしたら、楽しみになっている。
 それは誰かとじゃない。

 一人でだ」
(-26) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:35:52

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

二度と、永遠にわかりたくない。

一緒に死ぬことが幸せだなんて、
誰かの死を望んだこと
が幸せだったなんて。

自分の中で認められるわけがない。

例えさみしさが埋まって、不安もなくなって、

嬉しくて、気分がいいものになっても。

いいえ、の選択肢を俺はとり続けるのだろう。


ゆっくりと顔を上げて、身を離そうとする。
それまですがりっぱなしで、されるがままだったのを恥ずかしそうにしながら馬鹿みたいにないた目元を擦る。

「なんだか暗い気持ちになりますね、……お酒でも飲みますか?」

そして、突然、ぽつりとつぶやいた。

「俺は飲みませんけど。その、悪いこと、したくなって。
 お酒造ってみたんです、花が沢山ある温室を建てるついでに。
 ブドウジュースを造る要領で、発酵の過程をつくって、
 甘みを多くして、苦みを抑えるために炭酸水で薄めた
 ジェネリックアルコール。
 ……制作者は普川邦幸。ただの、花屋だった男です」

「……俺、楽しんでいるでしょう?
 ここでしていることは、全部、死ぬまでの
暇つぶし
なんで」

男はいつまでも、他人事を貫こうとしていた。
(-27) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:43:32

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

もうすぐ合議がはじまるであろう時間、
今日は一人でも、皆と一緒でもなかった。

あなたの手を引いて向かうのはマップにある空白の場所。
そこに建てられていた建築物は、
水族館
だった。


「……遊園地と、動物園。
 うるさそうで……
 静かなところが良いと思ったのですが、……あの。

 君は、お魚大丈夫でしたか?」

今更な質問をしながら、視線は一度裁判所の方へ向いていた。
サボりをしたのは初めて、初日も告げたが学生時代の彼は皆勤賞なのだ。
(-28) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:50:45
フカワは、合議の時間、前に造ったブランコの傍に
水族館
を建てていた。
(a2) toumi_ 2022/03/05(Sat) 13:52:04

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

合議が始まる前……もしくはその頃、メッセージウィンドウにフカワからの連絡があった。

『ツルギさんって
 人を殺すとき、
何か手に持ちますか


それは武器だとか、お守りだとか、彼らの手だとか。
(-38) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:00:29

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「苦手でも、
目隠しをしてつれていったんですけど……


「俺がちゃんと覚えている、楽しかったと思えていた場所です。
 父の運転で、まだ妹は小さくてチャイルドシートでした。俺は少しお兄ちゃんで、迷子にさえならなければ自由に動いてよかったんです」

「カミクズさんは、そんな思い出……なかったですか」

小さな海の生き物達がライトアップされ、二人を水辺の世界へと誘った。
自分達以外は無人の空間には魚たちだけ。
男は所々で足を止め首をかしげる姿から、魚には詳しくなさそうでただただ綺麗なものを綺麗だと水槽の中を眺めていた。

「魚って、酔っぱらって方向感覚をなくすのに……溺れないんですよね……」

(-42) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:10:55

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

『ツルギくんなら』
『話せるからです』
『他の人に聞けませんよ
 人を殺してそうな人他にいますか?』

人を殺してそうな人だと、暗にいっているわけではありません。男の視点には詳しそうな人が居なかったのです。

『ツルギくんは力あるんですね
 やっぱり刀が扱えるからでしょうか
 そして、直接手にかけようとすんですね
 毒なんて簡単にてに入らないからでしょうか』

『あ、毒でもよかったのか
 でも俺は医者でもないんで、どれぐらいの量で人が死んで体に取り込まれるとかわからなかったんですよ
 図書館で調べればよかったな』

『はじめは斧を握って
 次に包丁を握ったんですが
 殺せそうになくて
 拳銃も使い方がわからない気がして
 握ったことがないので』

『なにかを持とうとしたことが間違いだと
 今気づいたところなんです』

ただ、一つ一つ己の噛み砕いた考察が続いた。
(-45) toumi_ 2022/03/05(Sat) 15:51:00

【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ

『人なんて殺したことないし』

『気合いをいれないと』

『こっちが殺されるんですよ』

花屋の平凡な男は、一人ちがうゲームに入れられた気分である。

『即死が良いじゃないですか
 手を伸ばされても引きずられないように
 突き落とすは、はい、思い付きました
 確実に死ねるように』

例えば、水槽。例えば、


『だから』

『俺の答えは、手放す、になりそうです
 うまくいくとおもいますか?』
(-50) toumi_ 2022/03/05(Sat) 16:41:08

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「一緒に来たことに意味があるでしょう」

その手を握り返して、柄でもないが引っ張りながら。
共に、美しく光に照らされている造られた海を歩く。

「俺と逆なんですね……。
 お兄さんが欠けた気持ちは
 ……それは誰にも経験出来なさそうだ」

少しは理解できるかと思ったのに、
半身のような存在が居なくなることはどれほど辛かっただろう。
それを考えて、ツキリと痛んだ胸は誰のためだったか。

「まだ、教えてください。お兄さんのこと。
 寂しいのはわかりますが、少しでも君のことを知りたいです」

口を閉じて微笑んで、あなたの寂しい思い出も聞きたがる。
知りたいのだ、その辛さも苦しみも、今一緒に居るのだから。

「あ……そうだここ、上から見られるんです。
 バックヤード見学、知っていますか?」

大きな鯨が泳ぐ水槽の前で止まり青の世界を見上げる。
きらめく世界に時間を忘れながら、また手を引いた。
(-56) toumi_ 2022/03/05(Sat) 18:08:36

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

『何か をするつもりです』
『後で顔は見せますね』

『やりたいことがあって
 無事に帰ってきます、そのときにまた話しましょう』
(-57) toumi_ 2022/03/05(Sat) 18:12:18

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……代わりになっても、変わらないですよ」
「今ここに、お兄さんがいることになっただけです」

青が、二人の服を顔を染めていって。
なんだか、顔色が悪くなったように見えて心配になる。

あなたも、彼も悪くない。
この世界が、社会のあり方が悲しみを生んで。
そして、やるせない中ですがる相手を探してしまう。

「俺もみたことないんです。
 でも、今は人がいませんから」
「見ましょう、彼の分まで。
 思い出作って、伝えてあげませんと……。
 君の笑顔を待ってる掃司さんも、暇で仕方ないと思いますからね」

貸しきりを楽しみましょう、と、立ち止まったり進んだり。
そして迷ったりをしながらスタッフオンリーの扉を潜った。
階段を一つ一つ上がっていけば、少し生臭い匂いと、静かな機械の音に世界は包まれた。
(-75) toumi_ 2022/03/05(Sat) 21:15:10

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ


「あ、裏側はすごく神秘的じゃないですね。
 順路とかあるのかな……」


弟や妹と歩いたのは何度もある。おんぶも、抱っこも。
懐かれていた理由は文句を言わない兄だったから。
厳しくする親たちと違って、我慢をして怒らないから。
だから、なにをしても気にされないし。
何もしなくても、気にされなかったな。
それが、今になって、何をするのにも意識をされて。
そして求められるようになっているのだから。人生、何が起こるかわからない。
(-76) toumi_ 2022/03/05(Sat) 21:15:26

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「お、教えて、あげないんですね……双子なのに。
 ずっと兄弟喧嘩が続いてるみたいで、さみしいのに、なんだか楽しいですね」

「たまに運が良いんで、なんとか。
 迷っても次官はたくさんありますから。ゆっくり歩きましょう……」


しばらく経ってたどり着いたのは巨大な水槽の上。
まるで工場にあるような機械が陳列し、手すりのついた鉄の橋がかけられている。

「……裏側をみれて楽しいですが、少し緊張しますね。
 手は離しても良いですか、滑って一緒に転ぶといたいですし」

先に、と、橋を歩いてその水槽の中を覗き込んだ。
思ったよりも狭い、それなのに自由に泳ぐ彼らがそこにいて、彼らは幸せなのかと考えても仕方がないことを思い付く。

「……すごい、なんだか正面でみるよりも現実的で。
 本物がいるんですね」
(-78) toumi_ 2022/03/05(Sat) 23:06:37

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

当たり前のことを当たり前のようにいって、水面に手を伸ばしてみた。

「俺、きっと今まで。
 水槽で泳いで餌をあげられるだけだったんです。
 今は、外に出たいのかは、わかりません。
 それでも、こうして隣に一緒にいて、思い出を作るためには、此れからも出ないとですよね」
(-79) toumi_ 2022/03/05(Sat) 23:06:51

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「年上ですし……一応。
 言い方は癖、なんです」

学生が多くて、若いな、と。
大量の台本のなり損ないを見て、
こんな熱量があることもやっぱり若さだと思う。

「やっぱり、なんだか。」

死ねと言われたのに、こんなこというのは、今更。

「嬉しいですね」

おかしいと笑われても、男はいつだってそうであるだけだった。
(-85) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:05:19

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ


「まず、お酒も……犯罪だから未成年も、関係ないですよ」

昔の嗜好品だったみたいで、と告げながら。
ワインもどきにケーキを添えて。再び席に着けばささやかなお茶会がはじまる。

「アクタ、さん、……あ、りがとうございます。
 せいいっぱいもてなしますね」

罪の味が広がる、ケーキとワイン。
命を分け与える約束の裏に、生死を共にする夢は酒に溶けて飲み込まれる。
ただそれを願った想いだけは、甘い思い出に強く刻まれたことだろう。
(-86) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:05:36

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ


「じゃあこれからも独り占めしてもらわないと、です、ね?
 なんだか、子供っぽくなってくれて嬉しいです」

「少しは甘えてもらえてるのかなって」

漠然と。
一緒に居た方が、出ない方が楽だと。
死なないで、死を待って、これからを意味なく話すのも。
きっと楽しいのだろう、それほどの仲になった。
やっと、自信を持っていえるように、なった。

「そう、ですか。
 出来ていますよ、十分。いまだってこうして。
 一緒にデート、できたんですから」

本当に、少しだけ。心の底から笑って、



――――
――

#水族館
(-87) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:16:54

【人】 不運 フカワ

#水族館

かつ、こつ、かつん。


響く靴音に水の音。

皆が合議をしている時間、舞台は、裏。巨大な水槽の上。

従業員が餌などを与えるその橋の上に、二人の男が立っていた。
(1) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:18:37

【人】 不運 フカワ

#水族館

泳ぐ魚を見つめながら、一人の男が移動をする。

フカワはセーフティーの鎖を準備し、
水槽を覗き込むカミクズの後ろへと回り込む。


そして、フカワは
手すりを削除。

カミクズの背に当てた手を、そのまま前にぐんと伸ばした。
(2) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:21:18
フカワは、カミクズを手放した。
(a6) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:21:54

【人】 不運 フカワ

#水族館

「――   さん」


小さくて届かないフカワの声。

カミクズの視界に広がるのは、青、蒼、碧。
熱が離れる、背に残るのはフカワの手の感触だけ。

不安定になるカミクズの前には、狭いあお。
熱が離れる、一歩二歩と、音が遠ざかろうとする。

無造作に落ちでもすれば、
少なくとも怪我をした者が落ちれば、

無事では済まないであろう水槽が彼らの目の前にあった。
(3) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:23:21

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

#水族館

手を当てた瞬間。

「お誕生日、おめでとうございます」

その言葉だけ、あなたの耳に届いたかもしれない。
(-89) toumi_ 2022/03/06(Sun) 2:26:05

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

まだ。手を伸ばせたじゃないか。
まだ。生きようとできたじゃないか。


俺が殺さないと。

俺が終わらせてあげたいんだ。
(-96) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:02:34

【人】 不運 フカワ

#水族館

あっけなく行われ広がる光景に、忘れていた手を伸ばした。


消さなければ。
その、水を。
水を削除。


造られた海に落ちていく君を俺は見続けている。
吸い込まれるようにして堕ちる姿を目に焼き付ける。
いつまでも、いつまでも、最後まで見守り続けている。
(4) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:06:11

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

まだ生きている。
殺さなきゃ。

生きてほしかったのは誰?



「ぁ……」

大好きな人、俺だって君のことが。
(-97) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:07:36

【人】 不運 フカワ

#水族館

紫のシオンと、淡いグラデーションのカンパニュラ。
花束から崩れた花を君にをばらまきながら、鈴の音を幻聴に聞く。

そして、苦しまないように、一思いにと。


ひとつの重りを頭上へと、落とした。


もし、君がここで命を落とすというのなら。
最後まで笑わなくて良いのだから。

最期の赤い華が咲くまで、花屋はずっと水槽をみていた。
(5) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:11:40

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

男はずっと黙っていた。
最期の言葉を、君が産まれたことを望んだ言葉にしないといけなかったから。

いで
、運が
良 け
ま だ

して
ってく れ
い のか、
だ、ま だ。
だ、
だ、俺 は、だって
君の こと
が、本 当に。




葉見ず花見ず。

最期の赤を、君の赤が広がる前に手に握らせた。
見ていた、ずっと見ていた。
(-98) toumi_ 2022/03/06(Sun) 6:21:25

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

/*
生殺与奪含め全ての解釈や描写、返答や行動の猶予等、こちらメロンパン入れとなっておりますさんの自由にしてください。
どんな結果も受け止めお返しいたします。
(-100) toumi_ 2022/03/06(Sun) 7:47:05

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「……」

あなたの体のそばまで時間をかけて降りてくる。

想像通りうまくいかなかっただとか。
それでも、綺麗に見えただとか。

都合よく消えた魚たち、水槽の中の二人。
ねぇ、ロマンチックだと思いませんか。

最後の止めが必要になるこの状況が。

――――俺、あの人と仲良かったんですよ。
――――――楽しかったんですよ、なのに。
――死んでどっかにいくっていったんです。
―――――――嫌でした、すごく嫌でした。
(-112) toumi_ 2022/03/06(Sun) 13:35:24

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

「掃守さん」

頭を潰してしまえば死んでしまう。
涙がこぼれて前が見えなくても、成功することがわかる。

誰にもこの命を奪わせたりなんてしない。
俺だけのものだ。

―――――――俺のこれって怒りなんですよ。
―――仲が良いと思っていたのは自分だけで、
――あとから追い付いた感情は執着になって、
彼から得る感情がもっと知りたくなりました。

(-113) toumi_ 2022/03/06(Sun) 13:41:11

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ

『人なんて殺したことないし』
『気合いをいれないと』
『こっちが殺されるんですよ』


顔面を硬い石で叩き。
頭を完全に潰して、二度と戻らないように。

が、黒のエプロンと白の服を染めて、これで。

よく眠れそうだと思った。
(-114) toumi_ 2022/03/06(Sun) 13:44:28

【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ





「一緒に寝ようか、    」



やっと理解できた。
君の死にたい気持ちが。

動かなくなった身体をずらして、一緒に横になる。
抱きしめながら、笑って、髪を撫でる。

大好きなシオンと鈴の花に包まれる。
ここでは不吉な花も海藻たちとなじみそうだなんて。

寒さを感じるが、大したことは無い。
君が暖かくないことも、かまわない。
君の目が俺を映ささないことだって。
君の口が俺への愛を囁かなくたって。

この気持ちは、君だけのもの。
俺の気持ちは、君からのもの。


だから少しだけ、この夜だけはずっと一緒に。
(-115) toumi_ 2022/03/06(Sun) 13:52:19
フカワは、
不運
だった。
(a8) toumi_ 2022/03/06(Sun) 13:59:54

フカワは、
奇跡
なんて起こらない、だから自分の
で。
(a9) toumi_ 2022/03/06(Sun) 14:00:13

フカワは、上葛掃守を
した。
(a10) toumi_ 2022/03/06(Sun) 14:00:34

フカワは、その夜、  の横でよく眠っていた。ずっと、ずっと。
(a11) toumi_ 2022/03/06(Sun) 14:07:38

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

合議の後、あなたの前に浮かぶメッセージウィンドウ。


『カミクズさんを殺してきました

 死にたいと、寂しがって孤独に苦しんでいたあの人を
 仲が良かった、それだけの理由で
 死ねない恐怖から解放させてあげました』

『おかげで死にたいって気持ちが
 こんなにもわかるようになりました』

『あの』

『俺が無事に帰ってこなかったら
 誰か救いたい人は居ますか』

『俺の唯一の心残りはエノさんです
 あんなこと言わせたの、俺のせいです
 生きたいって言わせて、理解を拒んだ俺のせいなんです
 彼をああした後悔はないのに
 どうしてこうも辛くなるんでしょうね』
(-144) toumi_ 2022/03/06(Sun) 17:36:47

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

『無事か、がですね、あの。ただ漠然と』
『これが死にたいって感情なんだと思って』
『死にたくなっています、今は耐えますが』

『仲の良い人が死ぬと自分も死にたくなる
 彼も俺と一緒に死ぬことを望みましたが、断りました
 俺は、死なない彼を見たかった。それだけでしたから

 今思ったら、アクタさんも俺にひどいこと言ってるな
 こんなに生きて欲しかったのに』

でも嬉しかった、自分にその命を捧げようとしてくれたことが。
一人は寂しくて、自分も相当無理をしていたんだって。


『誰かの命を票にして、"助ける"ことは
 もう無意味だと思っているんですよ
 だから奇跡を信じるしかありません』

『選ばれても、臓器提供をしなくても良い世界を願う
 そして、その先の未来で一緒に歩く約束をすること
 アクタさんは、出来ますか?』

『俺は、嘘でも冗談でも格好つけでも出来なくて
 あんなに苦しめてしまったんです
 純粋な友達になってあげるには、もう遅いんです

 一人に依存して、運命を決めて欲しくありません
 一緒に"助けて"くれませんか、彼のことを』
(-152) toumi_ 2022/03/06(Sun) 18:28:12

【置】 不運 フカワ

とある時間水族館にある一つの巨大な水槽の中身はからっぽだ。

紫のシオンと淡いグラデーションのカンパニュラが、

水槽の床に広がった、赤い血の上に撒かれている。


カミクズの死体があったその場所には、

清掃員の帽子と、見慣れない血に染まった黒いエプロンだけが置いてある。
(L0) toumi_ 2022/03/06(Sun) 18:35:54
公開: 2022/03/06(Sun) 18:40:00

【秘】 不運 フカワ → 演劇 アクタ

『俺のことを何か気にしてるかもしれません
 名前を出しても、いいですよ

 俺は彼を待たせてしまっているんです
 一人で、傍に居てくれる人が居ないと
 辛くて、寂しいと言っていました

 彼には特別な人なんていらなかったと思っています
 ただ一緒に彼が生きることを望んだひとが
 声をかけるだけで、彼は嬉しかったんです

 あんなに生きたいと言っている子を
 愛でも恋でも、ましてや友情でもない依存で
 不幸の道へ連れて行きたくありません
 エノくんのことが、俺も大事なんです

 こんな、こと、君にまで言ってしまってすみません
 だけど一緒に未来を歩けること考えられたの、全部
 君のおかげだったから、一緒に教えてあげて欲しいんです』

自分の言葉と立場だけでは足りない。
それを言うには、傷をつけすぎて、
アクタへと命を捧げたい気持ちも残っている。
だから、もうすがるものは奇跡しかないのだ。


『何かあったら連絡をしてください
 君の声が彼に届かないなんて、俺は思いませんけどね』
(-158) toumi_ 2022/03/06(Sun) 18:58:34
フカワは、皆の前に姿を表さない。マップの虚無を転々としている。
(a16) toumi_ 2022/03/06(Sun) 22:47:20

フカワは、広場に行って、誰かの真似をして穴を掘ったり。
(a17) toumi_ 2022/03/06(Sun) 22:49:18

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

昼間ごろになりようやくメッセージが来た。

『時間ができたら
 あのブランコとかでもどうですか』

『無事に戻ってこれました』
(-190) toumi_ 2022/03/06(Sun) 22:51:10

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

水族館には、誰かがいた気配は然程ないだろう。
ユメスケさん家の子供が入ったらしいが目立ったことはせず、見学していただけかもしれない。

全ての部屋に入る事も出来、想像できる範囲の水族館の景色が広がっている。

珍しい所はバックヤード見学ツアーがポスターで貼られているところだ。
水槽の上にかかる橋に向かえば紫の花びらと床に広がる赤も見受けられる。

素人目でなければ、突き落とされたあとになにか再び衝撃があり血は二度に渡って流れ、それは一人分、抵抗もなく行われていることがわかる。

マップをみて個人が調べれば、しばらくフカワのみが水族館を徘徊しており、裁判所にも向かわず外を出歩いているのもわかっただろう。
(-214) toumi_ 2022/03/07(Mon) 1:25:46

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

『空を飛びたいからだと思います
 空は、広く、なにも遮るものがなくて
 どこまでも飛んでいけるから』

『俺はなりたいとは思ったことはないですが
 たとえはよく聞きますね、自由を表す例えです
 または、生まれ変わりたい等でしょうか
 疲れたり、今の状況から抜けだしたいときに』

『と、おもいまし、た?』
(-215) toumi_ 2022/03/07(Mon) 1:35:25

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

「ただい、……ただいま?
 すみません、あんなに大事そうな合議の場にいられなくて」

「元気な姿、かは、わかりませんが。
 無事ですね……また一緒に乗りますか」
(-216) toumi_ 2022/03/07(Mon) 1:50:57

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

太陽が昇っている頃、あなたの遺体を持って広場に作った温室へとやってくる。
VRが故に遺体はそのままだろうか、形だけの処理だけを男は考えている。

穴を掘りながら視線を向けずに、独り言をつぶやいて。

「花屋はしているんですが、ガーデニングはあまりしてこなかったんです。
 ハナサキさんは土いじりを趣味にしていると聞いたんですが、俺は経験談は少ないんですよね……花言葉や花束の作り方を心得て居るぐらいなんです」

「カミクズさんは多分、接客が合いますね。
 センスがいいのなら、リボンや……包装も頼めたら楽でしょうか。あ……」

「火葬した方が、いいのか。
 埋めるだなんて……サスペンスの見過ぎですね」
(-220) toumi_ 2022/03/07(Mon) 2:30:43

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「……何言ってるんですか?
 死体なのに、一人になるとかならないとか関係ないですよ」

「現に一人にしてないじゃないですか、向こうに俺の造った温室があります。見ていなければ綺麗な花をそろえてるので見ていってください」

勢いのある声を背にあえてそちらをみずに穴を掘り進める。
君の涙にも気付かず、ただひたすらに。

「寂しさなんてわかりませんよ。
 一緒に死にたい気持ちも、まだ……きっと永遠にわからないです」

「それに、置いていったのはあなたですよ、掃守さん」
(-225) toumi_ 2022/03/07(Mon) 4:37:50

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「……どうしたの」

「勘違いしないで」

覗き込んだ顔は涙を流して、君と視線があった瞬間に近づき、触れずに二人の距離は0になった。

男は残酷なほど君を死者として向き合っているつもりだ。
そうでなければ、
埋めることも燃やすことも考えたりしない
からだ。

そして涙をこぼしながら穴など掘ってもいない。

「……君の寂しさがわからないといったんです。
 わかりたくも、無いです味わいたくもないです」

「死んだあとなんて、続かないと思っていたのに。
 こんな辛い思いをさせるなら終わらせなかったのに」

「殺されたことも、置いていかれたこともない」

「だからわからないと言ったんですよ」

「死人扱い、されたくないんですか?
 そんな、君の事を考えずにつれ歩けませんよ」
(-236) toumi_ 2022/03/07(Mon) 11:40:18

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

 


『見ないんじゃないんでしょうか』

『答えるのは「同じ空の下です」』
(-242) toumi_ 2022/03/07(Mon) 13:23:45

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

「はい、なんだか……ここまで大きくなった人を押したことないので緊張します」

自然に繕おうとして、不自然に笑う。
割と以前と変わらないが表情は暗めである。

「言いたいこと、ですか。

 …………。
 傷つけて、しまったんです。
 言葉を発する度に
 そんなこというなら、優しくしないで、って。
 言葉と行動が噛み合ってない、って。

 普通にしてよ、って」

「……できませんでした。
 綺麗事も、気遣いもうまくなくて……。
 だから、俺は行動で示すしかなくて。
 言葉は、他の人にかけてもらえばいいかなと。
 そんな気持ちになってしまうんです」

「あの、……票は誰にいれるつもりですか」
(-250) toumi_ 2022/03/07(Mon) 13:44:47
フカワは、60の力でブランコを押した。
(a23) toumi_ 2022/03/07(Mon) 13:45:50

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「……聞いてくれますか」

「俺は、実は。
 エノくんのことかなり
 理解できてしまったんです」

突然告げるここに居ない誰かの話。
彼にはいっていない、彼には一生伝えない。
こんな場所で、彼の理解者にはなってあげない。
そう決めたから。

「……合議で人を殺したから票をいれてほしい。
 自分は生きていたらいけない、だとか……そっくりで驚きました。他にも一人でも理解者がいて溺れられたらそれで幸せ。先をみなくても良い、未来に何を求めるのだとか、不安を過ごしたくない。いつ嫌われるかもわからないのだから、ここで終わりたい」

「本当にそんなことを思えそうでした」



「けれど、……違ったのは」

「どれぐらい好きな人をこの手で殺したかです」
(-258) toumi_ 2022/03/07(Mon) 14:05:06

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

 




「君と同じ場所にいきたいと思うために、

 俺は、君を殺さなくちゃいけなかった」


「……一緒にいきたいと言えなかったことが」


「ずっと、辛いんです」


「ごめん、なさい。未来を信じられなくて。

 奇跡なんて起きないと、諦めて。

 それでも、まだ、生きていてすみません」




 
(-260) toumi_ 2022/03/07(Mon) 14:07:06

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

『別に他の鳥さんかもしれませんし、
 彼女が鳥になったと思いませんから』

その答えは想像していた、だから

『「忘れて」』

『そして、俺がいうのは「それでも、同じ空のもとで飛ぶ俺も、同じ空のしたで止まり木になる俺もいます」』

『「覚えていなくても、そこにいます」』

『ユメスケさんは、鳥のようになりたいんですか?』
(-262) toumi_ 2022/03/07(Mon) 14:17:28

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『隣でつかれてます』

 たったそれだけを返した。
(-276) toumi_ 2022/03/07(Mon) 16:46:13

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『要らなさそうですが返しに来ますか?
 途中で落としそうなので置いていったんです』

『なんだか、すみません。こちらの不始末を』

『水族館はどうでしたか、再現はうまくできていたと思います』
(-278) toumi_ 2022/03/07(Mon) 16:53:23

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

『鳥になれたんですか』

『不自由な自由をまた知るんですね』

『幸福であればいいのですが、忘れないのならきっと良いことなんでしょう』


「……」


『いい 暇潰しになりました。
 有難うございます、忘れないと思います。

 俺は面白い話が、思い付かなくて。
 ほとほと困っていました。

 知識は、面白い話になりますか?
 過去ではなく、停滞する話でもなく、
 未来の話は、面白い話になりますか。

 ここで、そうであった人は、あまりいませんでした』
(-279) toumi_ 2022/03/07(Mon) 17:01:29

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

『そうでしたか。
 俺も一度きりですが深く思い出に残っていてそれを再現しました』

『そして、遺品については。
 普段はないと思います』

『異例ですので、参考にしないでください』
(-283) toumi_ 2022/03/07(Mon) 17:33:28
フカワは、『本当に参考にしないでくださいね』と繰り返した。
(a29) toumi_ 2022/03/07(Mon) 17:34:21

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

「じゃあ、ちょっと強めに。
 ……これぐらいか?」

ほどよく押されたブランコは、
あなたが力をいれずとも宙に揺れて。

「……ハナサキさんには、ほぼ初日に」
「彼らは、そのあとに」

つまり、不特定多数にだ。

「きっと、悪人のままで記憶に残りたくなかった。
 そんな、馬鹿な自分がいることがわかりました」
「だからでしょうか、ちょっと。
 今悪いことたくさんして。法も犯して。
 堂々と悪人になれた気がして、すっきりしてます。」

「そうですか、自分にいれているのは、少し寂しかったですけど。
 なんだか不思議な感じでしたね。
 俺たちが勝てた気分になって不謹慎に嬉しくて。そして――よかったって思ったんです」

「今日の投票、俺、誰になっても良いんです。
 ……ただ、少し名残惜しいのが。
 二回目の人……誰かまだわかっていなくて、話が聞けていないことです……」
(-284) toumi_ 2022/03/07(Mon) 17:47:36

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「言葉が通じるから、言ってしまうんです。
 許されたいわけじゃないのに、許しを請うのは。
 一体どうしてなんでしょうね」

何も、罪を犯していない。
君がそう定めてしまったら、俺は。

「怒らない、ですよ。
 諦めていたから叶えたつもりになったんです」

「……生きて欲しいって、言えなくて」

何だったのだろう、君にだけ感じていた殺したいという感情は。

「他の人には簡単に言えたのに」

言うだけで、人を変えることが出来なかった。
だから、行動で見せることにした。
それなら俺の君にした行動は。

「……」

何も出来なくて良かった、何もないを続けさせたくないから終わらせた。

「俺は、……君に」


誰かがいう、ハッピーエンドを、渡せなかった。
ああ、これもまたきれい事だ、他人事のように思って。
(-297) toumi_ 2022/03/07(Mon) 18:51:25

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「綺麗事でまとめた幸せを、あげたくありませんでした」

「なんて言ったら、きみは怒りますか」

つまり、ただ、
一緒に死にたかった

自分がそんな事を考えていたなんて、あり得るのだろうか。
(-298) toumi_ 2022/03/07(Mon) 18:51:52

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

『知識であれば花の話を……纏めましょう。
 死んだ人に贈る花や、
 好きな人に贈ると喜ばれる花に、有名な花言葉。
 すべて人が都合よく決めた話ですが』

『今は、未来の話をしましょう。

 俺は、ここで。
 ほんの少しの勇気を持てる青年とであって
 生きて未来の先を求める事を教わりました』

『だから、わずかな奇跡のような可能性』

『理解者がほしい人間に
 いつか理解者が現れる未来が』

『死が二人を分かつまで隣にいる存在が』

『同じものを共有し
 最期には同じものが視ることができた経験が』

『いったいこの場で
 どれぐらい作り出されるのか』


「すべて叶うなんて奇跡なんですよ」


『君もその登場人物の一人です』
(-304) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:46:06

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ

『俺は、この暇潰しを
 君たちを知るためだけに使ってきたからです』



『せっかくですから聞かせてください』



『君のほしい未来はどんなものですか?』
(-305) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:46:49

【独】 不運 フカワ

/*
独り言余裕あるかと思ったら全然無いです、面白くないコンテンツでごめんなさい。
え? 何を考えているかって?
何も考えてないんですよ、全部アドリブ。
ここで残すような性格じゃないんですよ。待ってね。落ち着くね。
何か話したいこと? そうだなあ。
(-306) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:49:38

【独】 不運 フカワ

/*

俺は、エノくんが狼だと結果的に思ったんだけどどうかな?

わからないです……なんにもわからねえや。
カミクズくんを狼だと知れたのも偶然過ぎてね。
盤面ちょっと見えるとひよるよね。
気にせず人間つっていったんだけども!!!!!!
(-307) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:50:08

【独】 不運 フカワ

/*
あとあれなこと言って良い?ごめんね?
俺に一緒に死ぬ?って、エノ、カミクズ、アクタに言われてるの。
俺なに? 俺は何?
全員振ってごめんなさいね。いや、なんていうか。
振ってはないけどうなずかなくてごめんね?
エピローグまで答え出ないんだよみんさん。
(-308) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:50:48

【独】 不運 フカワ

/*
そしてなんだろう。俺そんなにみんなと仲いい?

いっちゃんつられておかしくない人間だったじゃん。
ね??????????????


票入れやすい人間だったじゃん。
それなのに最期まで生き残ってごめんね? って感じ。
(-309) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:51:38

【独】 不運 フカワ

/*
みんなのステルス看破できませんでした。はいおしまい。
(-310) toumi_ 2022/03/07(Mon) 19:52:02

【置】 不運 フカワ

その日も裁判所に現れなかった男は、広場に掘られた穴の前。

男の手によって、何も埋められていない花の種を植えるには大きすぎるそれへ、返り血のついた白の緩いタートルネックが入れられ、埋められていった。

証拠隠滅、気分だけでも味わうつもりで。

「少しのリアリティは、面白いよな
 態々お土産を店で買う振りをして、
 態々出せる物を手作りまでして。
 市販のチョコレートを溶かして固めるだけと同じ気分か?」

「……見つけられても、何も悪いことしてないし。
 ドラマの真似事ごっこはもうやめるか」


「解散」
(L1) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:00:17
公開: 2022/03/07(Mon) 20:55:00

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ

「えっと……たくさんして、嫌がるかもしれないので。
 じゃあ内緒って事で……」

「ばれなければ、犯罪じゃないとも言いますしね」

「実際、犯罪にならないですから。ここでしたことは」

身も蓋もない、そんなことを言いながらキィと、ブランコを揺らす。

「やっぱり自分勝手だな俺は。
 君も、そうして自分が怖い思いをしたくないからそうする。
 まねしてれば良かったかもしれない、それでも後悔はしてないです。

 俺を反面教師にしてください、人を怖がらせる人のね」
(-316) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:05:15

【秘】 不運 フカワ → 普通 ナツメ


「あ、いえ最初は疑ったんですけど、もう違うなと。
 ……そしてその反応でわかってしまった気がします。

 そうでないといいな、とも。聞きたいことがあっただけで」

「今では、なんだか、誰だかわからない方が良いのか悩んでます」

カマカケのように聞こえたこの台詞も、ただ口から漏れただけだ。
実際はあまり人に言っていない。

聞きたかったのは、どういう基準で人を選んでいたのか。
――予想が当たっていたら。
その理由も今ではもう聞きたくないものになった。

「一人は知っているんです、その人がまだ居ると教えてくれて。
 まあ、……また選ばれるのは、嫌ですね。
 そろそろ表でクーデターでもおきないと、変わらなさそうです。でも気にしてもやっぱり無駄だと思うので……後悔しないように選ぶことが続けられたら良いですね、今も、これからも。

 そんな無難な事しか言えなくて、なんだかすみません。
 明るい話題、苦手なので」
(-321) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:08:29

【秘】 不運 フカワ → 規律 ユス

「血痕は……頭打ったら、例外てきにありそうか?
 どうなんだ……ユスさんの中の水族館を血痕で埋めるのも嫌だな」

心配するところをずらしながら続いたメッセージを見た。

『俺のことは気にせず』

『メッセージか、広場や、表で』

『大きな声で叫べば』

『飛んでくると思います』



男は、本当にそれでカミクズという男が飛んでくるかわかっていない。
(-325) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:12:02
フカワは、根拠もなく、多分、飛んでくると思っている。
(a33) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:13:49

【人】 不運 フカワ

>>6 ナツメ

『体調が悪いので欠席します』

学校の出欠確認のようなメッセージを返した。
(7) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:17:54
フカワは、つかれている、気がする。
(a34) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:18:47

【秘】 不運 フカワ → さめざめ ユメスケ


『そんな君の』

普通で、平穏な

『望んだ未来が訪れる未来です』
(-327) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:33:49

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ

「あはは、君もその話をするんですね。
 俺にはツバメは居なかったんですよ」

そうだ、男には伝える人も共に朽ちる者もいなかった

「……熱烈ですね、わかりました」

「俺は、死ぬまでの暇つぶしに来たんです。
 その間、俺が誰かにたぶらかされないか、
 君が――どこまで良心に耐えられるか」

あの時同じ水槽に道連れにされなかった時点で
この命の居所は君の手元にはない。
男は共にする事を確約しない、そんなひどい人間だ。

「どうか」
(-330) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:42:11

【秘】 不運 フカワ →   の名残 カミクズ



「さいごのそのときまで、楽しみにしていてください」

君に触れられないとわかっているから。
その額に口づけをしながら、甘やかすように微笑みかけた。
(-331) toumi_ 2022/03/07(Mon) 20:43:00