人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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【鳴】 鬼走

[彼がいうように、本当にずっとこのままでいたく思う。
暖かく揺蕩うようなこの優しい空間。
それに、自分の躰はまだ抱かれ足りないし、彼だって先ほどの状況ではまだ足りてないかもしれない。


だからこそ―――あえて打ち止めようか]
 


 俺はいなくならないし、いつだって俺のことは、だ、だ、抱いてくれていいんだから………だから、今はまず、浴衣を借りに行こう?


[布団の中で自分からぎゅっと彼に抱き着いて、そして彼の頬に1つ口づけてから躰を離す。
こうしたことを言ったのには目的がある。

自分は彼におねだりはできても誘うことができない。できてないと思う。
いつも自分の思考を読んでるとしか思えないほどのタイミングで彼から迫られて、そしてそれを受け入れるだけだ。
これから恋人から夫婦……伴侶になるなら、そういうところもステップアップしないと、と自分で勝手に自分に鍛錬を貸すことに決めた。
こんなバカげたことを真面目に考えているなんて知られたら、呆れられるかもしれないけれど。

彼の永遠のパートナーを目指すのなら、自分から“上手に”“ムードも損なわずに”彼を誘惑できるくらいにならないと、見捨てらるのではないか、と思ってしまう。

彼は優しいから表面上はそんなことはしないだろうけれど……。
でも、自分も彼を手玉に取れるくらいに最高のパートナーでいる努力をしなければ]
(=15) momizituki 2021/01/04(Mon) 10:12:56

【鳴】 鬼走

[服を取り出して着替えれば、まずは露天風呂の方まで行って。
二人の服は温泉に放り出したままだからそれを回収して、とりあえずできるだけ絞って籠に入れておこう。
外気で冷えて、凍りそうなくらいに冷たくなっているそれは、ここにランドリーサービスがあれば頼もうか。
そして汚した湯を交換しようとしたら、源泉かけ流しの湯らしく自動的に湯が交換されていく仕組みで、どのように掃除したらいいのかもわからなくて困ってしまった。
後で宿の人に話すしかないだろうけれど、何をどう説明したらいいのかと考えたら頭が痛くなってしまった]


 支度、できたか?


[濡れた手を手ぬぐいで拭きながら、彼の元に戻る。
甘えたように彼の手をそっと握るのは、温泉の効能がまだ残っているからかもしれない*]
(=16) momizituki 2021/01/04(Mon) 10:13:15

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[自分がワインのチェックをしている間に、夜長がケーキを持ってきてくれていたのに気づかなかった。
彼にキスでとどめられるというのは、まるで映画の中のワンシーンのようで気恥ずかしいけれど、彼がこういう振舞が似合う男なのは知っている。

そして、こういう風に甘えたがりなところも。
仕方ないな、という顔をして彼を甘やかしたがりなのは俺の方]


 ほら、あーん。


[そう箸を取り、彼の口に生ハムを寄せる。
彼が食べ終わるのを待つ間、なんとなく雰囲気に酔って、飾りとして置いてあったケーキのイチゴを口に咥えると、彼に顔を寄せる]
(-52) momizituki 2021/01/04(Mon) 12:10:39

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 ん……


[口移しで渡すと同時に彼の首に腕を巻きつけて抱き寄せる。
そのまま彼の唇の中にイチゴを落とし込み、彼が咀嚼するのを唇越しにも感じて楽しむ。
まるで自分も食べているようだ。

そして温くなってしまったワインボトルを取り上げる。
彼と飲みかわそうと思って買ったワインより先に、違うものを飲むことになった聖夜だけれど、でも、このワインも彼の口に合えばいいと、グラスに注いで彼に渡そうか。
そして]


 俺にも味見させて?


[そう言って、彼の唇を撫でようか*]
(-53) momizituki 2021/01/04(Mon) 12:10:57

【人】 鬼走

―客室→―

[浴衣を選ぶという大役を仰せつかってしまった>>32
どうせだったら、彼とお揃いにしたいけれど、でも自分達二人に合うようなものがあるだろうか。
彼は女性でもいいというけれど、女物の方がサイズが入らないだろう。
やはり、こういうところにあるもので、男物は地味なものが多い。
自分のあの浴衣は特別なものなのだと思ってしまう。
鯉、赤紺縞、千鳥、など柄があるとしてもどこか違う。

うーん、とうなって見ていたら、雪花絞りのものが目を引いた。
白い地を残して濃紺の花のような模様が美しい。少しにじんだような柄模様は、紫がかった群青をにじませていて、彼から貰ったマフラーに色合いが似ている]


 これがいい。


[彼と、そして自分も、とお揃いだと迷わずに選び抜く。
彼には絶対に似合う色あいでもあるけれど、この色を纏った自分を彼に見せたいというような気もあって。
どれだけ彼が好きなのだろうと自分で思ってしまった]
(45) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:16:39

【人】 鬼走


 部屋で着替えようか。
 それとも先に見て回るか?


[せっかく部屋を出てきたのだ。足湯もあるし、他にも散歩をするでもいい。
何かしたいことがあるだろうか、と彼を振り返った*]
(46) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:16:52

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[ちゃんと思惑をくみ取ってくれる恋人が嬉しい。
彼の唇を通して触れるワインは温いとしても極上なるもので。
もっと、足りない、と甘えるように求めるように彼に舌を絡めれば、彼からも同じように口内を味わいつくされていた]


 え……?


[なんだろう、と先ほどのイチゴを思い返していれば、彼がワインをもう一度口移しにくれて。
こんな風にして飲みかわしていては酔ってしまうかもしれない。
その合間に、酔い覚ましのように彼が口元にケーキのホイップを持ってきてくれる。
指に付けて、なんていう行儀の悪い食べ方。
囁かれなくても彼の求めはわかっている。
白を口に入れながら、そしてその指をも咥えて、指先をちろちろと舐める。

まだ、舐め足りなかったと何かを彷彿とさせるように。
そんな中、彼の告白に、ぞく、と情欲が背筋を駆け上がった]
(-58) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:39:30

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 美味しいはずなんか、ないだろ。


[名残惜し気に唇を指から離して、彼の手が躰に触れてくるのをくすぐったそうに片目をすがめて受け止めて。
そんなことを言われると、先ほどまであんなことをしていたせいもあって、服の下で彼に舐められて育てられた右乳首がうずいてしまう。
まったく、この躰は彼に調教されすぎていて困る]
(-59) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:39:56

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 ほら、ちゃんと水飲んだか?
 悪酔いしてしまうぞ。


[淫猥になりそうになる雰囲気に、そのまま流されたら疲れている彼を思いやっていない不義理な恋人となってしまうのを恐れて、慌てて彼の前に水を入れたコップを突きつけた*]
(-60) momizituki 2021/01/04(Mon) 13:40:14

【人】 鬼走

[さりげなく浴衣を二人分もってくれる彼の優しさに微笑む。
一緒に渡された帯などは浴衣と一緒では持ちにくいので自分が持つことにしようか。
彼の提案で足湯の方に行く。
足湯は初めての経験で、どうすればいいのかと見様見真似でズボンをめくる。
夜長の隣に座って自分も湯の中に足を漬ける>49
凛とした、空気の静寂さと清らかさに湯の温かさがほっとさせてくれる。

いたずらっぽく彼が足先を突くから、どうした?と彼の方に顔を向ければ、酒の所望だったのに笑ってしまう]


 そうだな。
 日本酒とかがいいよな。


[風呂に浸かりながらの酒は、本当は危険行為だからタブーだろうけれど。
でも、足湯だったらセーフかもしれない。
わかるわかると(笑)ながら、彼の引き寄せる腕に逆らうことなく、その肩に頭をもたれかけた]
(52) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:14

【鳴】 鬼走


 ―――?!

[囁かれた言葉は、明らかな自分への誉め言葉で。
周囲に誰もいなくてよかったけれど、髪に触れてくる彼の目が明らかに恋人に向けるもので、遠くにいる人の気配に過敏に反応してしまう。
大丈夫かな、と思っていたが、自分の手を弄んでいるようだった彼に口づけられて、もう、と頬を染めるがそれ以上怒るに怒れない]


 浴衣?
 そんなの俺が着せるけど。


[あと一つのお願いとはなんだろう?と首を傾げるけれど、内容によってだな、と軽く笑って頷いて。きっと彼のことだから、そんなに大したものではないだろう。
飽きてきてしまったのだろうか。
彼が足で足を突っついたり、からかうように指で触れてきたりしている。
まるで子供だなぁ、と思いつつも、だいぶ温まってきたし、戻るのでもいい時間だろうかと思い、湯から足を出す]
(=20) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:28

【人】 鬼走


 そろそろ部屋に戻ろうか?


[タオルで足を拭いて、そして膝までまくり上げたズボンを元に戻す。
今度来る時は浴衣で来よう。
その方が後始末もちょうどよさそうだ*]
(53) momizituki 2021/01/04(Mon) 18:00:52

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼の言葉1つで頬に血が上っていく。
彼好みの躰になっているならそれならそれでいいと思ってしまう自分がどうしようもない。
彼の視線が自分の服の上を撫でる。それで彼が何を想像しているかわかってしまうのが嫌だ。
そして彼のおねだりに、動きを止めた]


 う……


[なんでもうこんなセリフをすらすらと言えるのだろうか。このイケメンが、と思ってしまう。
どのような人生を送ってきていれば、このようなことが言えるようになるのか。
嫌な妄想に入ってしまいそうだけれど、それはあえて振り切って。

彼が自分の仕事のことを考えてくれているなんて思ってもいなくて。
ただ自分をからかうためなのかな、と思ってしまってるなんて。
でも彼が強引に抱き寄せてくるし、それに抗えないくらい彼を甘やかしていると思う。
グラスを取り上げると自分の口に含んで。
そして彼の両頬を両手で掴むと、そっと彼に口づけて。
頤を一筋の水が流れ落ちる。
彼に差し込まれた舌を伝わるように水を送り込んで。
これでいいか、とばかりに赤く染まった目尻で夜長を軽く睨む]
(-78) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:11

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

 このエロ長……。


[そう毒づくけれど、離した唇をもう一度彼につけて。
ああ、好きだ。
自然と優しくなってしまう瞳で彼を見つめる]


 明日―――。
 俺がいない間、ここいるか?
 もし旅行の宿の電話、しないといけないし。その打合せもしなきゃだし。


[仕事納めは28日だから、さすがにずっとここにいろなんて言えない。
でも旅行の話をだしにしてでも、彼を少しでも引き留めたいと思ってしまう*]
(-79) momizituki 2021/01/04(Mon) 22:48:51

【鳴】 鬼走

 ―――?


[なんで自分の分を着せたいんだろう?
着付ける方法でも知りたいのか、と思いながらも首を縦に振ったが、彼が言う下らない冗談に笑ってしまった。
手を繋いで彼と部屋に戻れば、さっそく着替えようと和室の部屋に上がる。
鏡あったかなときょろきょろするが、やはり大きな姿見のようなものはなくて。
呼ばれたので近づいたら、唐突に抱きしめられた。
いつものことだけれど、この流れにはつい笑ってしまう]


 そんなこと言ってたら、外で一緒に歩けなくなるだろ?


[と言いつつも自分だって甘えるように彼の頬に口づける]


 うん、わかった。


[紐を伸ばして口に咥え、彼用の浴衣を手に取って広げてあげようと思ったら、彼が全裸になっていた。
驚いて口に咥えていた紐を取り落としてしまう]
(=24) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:16

【鳴】 鬼走

 お、おおおおおい、なんで全部脱いでるんだよ!!


[下着くらい着ろ!と言おうとして、イヤな予感がした。
以前に自分が彼の前で浴衣を着た時、自分がどのように着てたかを思いだしたというか。
もしかして、彼の中ではそれが当たり前だという刷り込みがあるのではという予感だ。
そんなまさか、ばかな、と思いつつ、動揺した素振りを見せて、彼から目線を動かしていた*]
(=25) momizituki 2021/01/04(Mon) 23:01:41

【独】 鬼走

/*
泥舟(笑)
不安しかない
(-91) momizituki 2021/01/05(Tue) 6:51:05

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼がここにいる、と思っただけで笑顔がこぼれてしまう。
彼と自分は生活スタイルがあまりにも違うから、引き留めるのも悪いと思っていたから。
特に今は、仕事が忙しい時期だと知っている。
そのわずかなフリータイムをやりくりして一泊の旅行の時間を融通されるだけでも嬉しいのに、全部を独占するようなことをおねだりして本当によかったのだろうか。
彼が一度家に戻って色々整理してくる、というのにはあまり顔に出さないようわかったと言えただろうけれど、もっと長く滞在してもいいかという言葉に年甲斐もなく、コクコクとうなずいてしまった]


 その覚悟、どういう意味でしなくちゃいけないんだ!?
 安心できる要素がまるでないぞ?


[泥船に乗った気って、怖いだけなんだけれどと言いかけた言葉は彼の唇に閉じ込められる。
これは危なそうだと嫌な予感が走ったので]
(-94) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:05:46

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

 ……食べるとしたら鍋だな。そろそろ冷蔵庫の中の整理をしないとやばいし。


[もっともらしい理由をつけて、そして、鍋の素とカセットコンロの場所を教えて、材料さえ切れば食べられるものが出来そうなことをアピールしようか]


 お前用のスエットと下着と歯ブラシセット、いつものところに置いてあるから。
 勝手に使ってくれな。


[前に彼がここに来たのは季節が変わる前だった。
彼用にと冬用の着替えを用意して、彼用の棚に置いた時に彼ともっと身近な存在になれた気がして嬉しかった。
ようやく日の目を見ることができた彼の服。
何気ない顔をして、彼が気に入ればいいなと思っていた*]
(-95) momizituki 2021/01/05(Tue) 17:08:05

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[彼の言い草に嫌な予感しかしない。
後であらかじめ、この食材を食べてほしいと出しておこう。
鍋のメインのたんぱく質がないはずだから自分が買ってこようか。
男の一人暮らし。冷凍庫の中の方が充実してしまうのは当たり前だ。

彼の同棲という言葉に、自分も同じことを考えていたことを先に言われてほほ笑んだ。
彼のものを準備をしている時に、奥さんという単語がよぎったのは内緒だ。
今のご時世、そういう言葉が死語でセクハラなのだろうから。
もう夜が更けてきているのを気にしてくれているようで。
寝る支度をしろとばかりに彼に抱き上げられて、寝室に連れていかれてしまう。

自分が後片付けをしなくてはと思っていたのに、こんな風に甘やかされると嬉しくて。
彼にぎゅっと抱き着いて、そのまま寝室まで運ばれた。

パジャマに着替えて、そして歯磨きをしながら彼が洗い物をしてくれるのを邪魔したりして。
元々コンビニで買ってきたものをのせた皿やグラスくらいしか汚れものがないので、そんなに大変なものでもないだろう。生物の処理もないし。
だから働く彼の後ろからぎゅっと抱きしめる]
(-104) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:56:39

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長



 終わったんだろ?
 ベッドで待ってるから、一緒に寝ような。


[二人で寝るには少し狭いかもしれないセミダブルのベッド。
でも、せっかくのクリスマスなのだから、今日だけは一緒のベッドで眠りたかった*]
(-106) momizituki 2021/01/05(Tue) 21:57:16

【鳴】 鬼走

………ここでは全部脱ぐなって!
 あの時は特別だから!


[それでも外に出ないのなら、全裸で浴衣でも構わないのだけれど。自分だけが見るというのなら。
あの時は夜で誰にも会わないの前提だったし、外で二人きりだった。
だからこそあのようなことができたのだけれど、ここではいつ人が来るかわからないし、大体素肌で浴衣は間違った文化だ。

でも彼がどこまでも迫ってくるので拒絶しきれなくなって、ため息をついて彼に浴衣を着せかけた]
(=29) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:13:49

【鳴】 鬼走

ほら、こうするんだよ……。


[慣れた手つきで彼に浴衣を着せていく。
自分が着るのには慣れているが、他人に着せるのはあまりないからできないかといえばそうでもなく。
元々茶道は習っているのはジジババが多い。歳をとって体が弱り、着れなくなってしまった人のお手伝いもしていたら、慣れてしまっただけだ。

しかし……全裸の相手はやりにくい。
いわゆるチンポジというか、そういうのを意識してしまうし。
だが夜長はこうして着せてみると、すらりとしてとても似合っていて格好いい。惚れ直してしまいそうだ。
彼に浴衣をプレゼントする約束は、延び延びになってしまっていたけれど、どんなのをプレゼントしても映えそうだなと思ってしまうのは欲目だろうか]
(=30) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:18

【鳴】 鬼走


 じゃあ、今度は俺………俺………。


[そこではたと気づいた。
もしかして、彼が自分に着せたいといっていたが、もしかして全裸の上に着つけるつもりなのではないか、と。
背筋に流れる冷や汗。
じっと彼を見つめながら、自分が着る予定の浴衣をちらちら見ていた*]
(=31) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:15:45

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長

[ベッドの中で彼がやってくるのを待っている。
こんな風に起きて誰かが来るのを待つのが楽しみなんて、サンタクロースを待っていた幼い時以来ではないだろうか。
ああ、そうか。夜長が自分のサンタクロースなのだっけ。
古い歌に恋人はサンタクロースってあったのを思いだして、そして今更自分の発想に照れた。

ドアの向こうで彼が寝支度をしているのを感じる。
衣ずれの音は着替えているのだろうか。
しゃこしゃこいうような音や水の音は、歯磨きをしているのだろう。
自分以外の人の気配がするのはどこか不思議で、安心できる。

ずっとしている一人暮らし。
彼と一緒に暮らすことに憧れがないわけではないけれど、でも、ある程度予測ができる自分の人生と違い、これから人生に対してもステージで花開いていこうとしている彼を縛ることが怖くて、自分から踏み出せずにいた。
彼に対しては常にどこか躊躇してしまう自分がいる。それに気づいている。
ぎゅっと自分の手を握りしめていれば、彼がベッドにやってきた]
(-116) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:29

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 おかえり。


[なんといって出迎えたらいいかわからなくて、どこか変な言葉になった。
掛け布団の端をめくって冷たい躰の彼をぎゅっと抱きしめて、そして約束のキスをする]


 おやすみ、夜長。
 メリークリスマス。

 ………いい夢が見られますように。


[彼の額に自分の額をつけて、いい夢の見られるおまじないをかける。
こうして彼を抱きしめて、彼に包まれていれば、自分はいい夢を見られるに違いないから。

そうしてすぐに寝息に変わる恋人の寝顔を見つめてクスクス笑う。
疲れているのに自分のところに来てくれてありがとうと、自分だけのサンタクロースを抱きしめる]
(-117) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:41:56

【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長


 ―――好きだよ。ありがとう。


[そう耳元で囁いて自分も眠りにつこうか。
朝にどんなことが待っていようと、今は安らぎの空間に眠りの帳が降りていた*]
(-118) momizituki 2021/01/05(Tue) 22:42:17

【鳴】 鬼走

[彼が嫉妬してくれるのが少し嬉しいと思ってしまう自分は悪い子だ。
そして理由を話して彼がバツが悪そうな顔をするのも可愛くて嬉しくなってしまって。
しかし、その嬉しさもその後の焦りで掻き消えてしまったのだけれど]


 いや、脱ぐのを当たり前のように思わないでほしいのだけれど。


[じっと見つめられて、じりじりと間合いを詰められては、まるで肉食獣に睨まれている草食動物な気がしてならない。
上着とズボンを同時に脱がされそうになって、慌ててそれを押さえつける]
(=35) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:12:46

【鳴】 鬼走

 旅は道ずれって、意味違わないか?
 どちらかというと、旅の恥はかき捨てのような………っ

 って、なんでそんなのが見たいんだよっ
 浴衣着てしまったら裸かどうかなんてわからないだろ?!


[脱がしでもしない限り、と続けて顔がかぁっと赤くなる。
あの時、自分が浴衣の下は裸だと彼は気づいてなかったのに、気付かれるように誘ったのは自分で。
彼の目の前で裸になって、そして浴衣を着れば……いや、彼の手によって着せられるのだけれど……そうすれば、それだけで夜長を誘うことと同じなのでは、と思う。

でも―――ダメな気がする。主に自分が。
彼の前で全裸を晒して、そして彼の手で指で触れられながら浴衣を着せられて、耐えられるのだろうか………色々と]
(=36) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:00

【鳴】 鬼走

 だーっ!!
 自分で脱ぐから、脱がすなっ


[浴衣も全部自分で着たいくらいだけれど、それは約束だから仕方がないだろう。
あっち向いてろよ、と頬を染めて言う。さすがに期待満面の顔の前でストリップをする度胸はないから。
服を脱いで、そして裸の上に浴衣を纏うまでは自分でさせてもらおう。これは最低限の妥協ラインだから。浴衣に袖を通しながらそう言えば、ともう一つの約束を思いだした]


 なあ、そういえば、お願いごとってなんだ?
 さっき後で言うとか言ってなかったか?*
(=37) momizituki 2021/01/05(Tue) 23:13:26
 




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