情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] ... [2] [3] [4] [>] [>>] [>|]
【独】 図書館長 アザレア/* >>-346 きみのかっこいいを信じた結果 きみが笑われるなんてことは避けたいからな。 きみの自慢になれる夫でありたいと意識することが きみを悲しませることになってしまうんだろうか? ふむ……むずかしいな。 きみは土の上より地上よりわたしのお布団の中、だろう? なら死んだり転がったりしてないで ほら、わたしの腕の中でおとなしくしていなさい。いいね? >>-348>>-349 しにたくないけどしんでしまうからしんでいる まではわかるけど しにたくないならしぬきでいきて。おうえんする。 >>-351 300かいおすと11がつまでなのかぁ。 けいさんはやい。しゅごい。 きょうがなんがつなのかすらわりといつでもまいご。 (-358) 海月 2021/01/11(Mon) 15:34:04 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[すっかり逆上せて思考も上手く働いていなかったから 後ろも前も気にする余裕はなかった。 当然見せつけているつもりも全くなく、 君がこちらを見ているか否かもわからなかった。 急ぎ足で脱衣所の扉へと向かってしまえば なんだか君から一目散に逃げ出すみたいで嫌だ。 千鳥足が千鳥足らしく縺れて上手く進まなかったのは そういった理由もあったように思う。 ゆっくりとその場を後にしたことを、君なら 僕が引き止められることを願っていたとか ともすれば君に不満を抱いたとか、 明後日の方向に拡大解釈していたとしても 何も驚かないな……? そう思い至ったのは乱雑に浴衣を着付けてからだ。 君は僕に気を遣いすぎだと言うけれど、 君も大概僕に気を遣いすぎだと思う。 君は君の心のままに生きればいい。 君の行動を僕がどう思うかなんて気にしなくていい。 けれど逆の立場なら、の堂々巡りを繰り返して 君に嫌われるのを怖がる自分は それだけ君のことが好きで好きで堪らないんだなぁ……と 改めて気付かされた辺りで扉の開く音が聴こえた。] (-383) rinto 2021/01/11(Mon) 20:13:41 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア…………あ。 うん、少し……逆上せてしまったみたいだね。 でも平気だよ。ありがとう。 君こそ随分長く浸かっていたけれど──…… [愛しい声で名前を呼ばれて上げた頬に掌が触れる。 お互いに逆上せてしまって熱が篭もっている筈なのに、 尚暖かさを感じる体温が心地良い。 心配そうに覗き込んでくる君の顔をぼうっと見つめて やっぱり君のことが好きだなぁ、なんて思っている間に ゆるゆるのゆるゆるにだらしなく仕上がっていた浴衣は 人前に出られる程度に……とは行かずとも、 一先ず恥ずかしい姿を晒さずに済む程度に直されていた。 ありがとうとごめんを添えて冷水を受け取って 身体の芯へと浸透させながら君を盗み見れば、 君だってそれなりに逆上せているはずなのに 僕よりずっと手際よく、きちんと浴衣を身に着けてゆく。 僕の夫、頼もしい。 いや君はずっと頼もしかった。 別に僕が世話を焼こうとしなくたって 生活に必要最低限のことは元々何でもこなせるんだ、君は。] (-384) rinto 2021/01/11(Mon) 20:13:59 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア……うん。 ふふ、僕ってば本当に信用ないなぁ…… [力だって僕よりもずっと強い。 僕一人抱え上げるくらいは造作もないらしい。 遠慮しようとするより先に抱き上げられて、 まだぐらぐらと煮えたように熱いままの頬を 隠すように逸らして身を預けた。 今この瞬間も、大切にされている。 大切にしてくれていると感じる。 決められた食事の時間を逃して 最悪食いっぱぐれてしまうかもしれないのに、 それでも僕の身を案じて優先してくれる。] ねぇ、もう大丈夫だよ。 僕のことなら心配いらないし 君もお腹空いただろう……? [それに類する言葉をいくつか投げかけてみても 聞き入れてもらえない。こういうところ頑固だよな君。 それどころか、漸く下ろされたかと思えば そのまま君の膝の上に寝かされてしまった。] (-385) rinto 2021/01/11(Mon) 20:14:19 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[いいのかい。知らないぞ。 折角血行が良くなった足がまた痺れてしまっても。 君の膝枕の心地良さに万が一このまま僕が眠ってしまっても、 きっと君は起こしてくれないんだろう? まだ他の温泉も巡ってみたいし お風呂上りのコーヒー牛乳も嗜んでみたいし 君とぼんやり雪景色に見蕩れてみたいし きっと豪華で美味しい食事に舌鼓を打ってみたいし 用意したクリスマスプレゼントを未だ渡せていないし 何より今度こそ、と心に決めていたはずの野望が また達成されていない気がするんだが………… ……思えば、誰かに膝枕することはあっても 誰かの膝を借りて横になるのなんて久方振りだ。 いや、もしかすると初めてかもしれない。] …………アザレアくん、 愛してるよ。 [他の訴えたい全ての言葉を差し置いて、 唇から零れ落ちたのはすっかりお決まりとなった一言だった。 愛してるからもう起きても構わないよね。 の意味で口にしたのではないと、 力を抜いて瞳を閉じて見せることで君に伝わるだろうか。 今は優しい君に甘えて、 もう少しだけ、このままで。]* (-386) rinto 2021/01/11(Mon) 20:14:39 |
【念】 図書館長 アザレア[恥じらうならやらなければいいのに。 なんて浮かんだ意地悪な言葉は飲み込んでおく。 驚いただけで嫌だったわけでもない。 彼女と目を合わせた女性の気持ちを 少しだけ垣間見た気分にはなったが。] ……普段の服装のせいもあるかもしれないな。 きみにとってはただの制服のようなものかもしれないが。 [本当にそう考えていたのかそれを言い訳にしていたのか 自分でも今となってはもうよくわからない。 けれどわたしが触れなければ清らかななままだったきみの体を すこし男に慣れさせる行為に背徳を感じていたのは事実だ。 それに後ろめたさを覚えるどころかむしろ ……その先は黙っておこう。] ……いいや? 例え道理や神の教えに背こうとも今日は もう止める気はないな。 きみもいい加減、それを求めてくれているだろう? (!23) 海月 2021/01/12(Tue) 0:01:08 |
【念】 図書館長 アザレア[断定に近い問いかけの返事は 求められる口付けで事足りる。 粘膜で触れる口付けのやり方も 口づけの合間の息継ぎの仕方も 口の中で感じる感覚すら わたしで覚えたんだよなぁと思えば 「純潔を散らす」なんて表現は今更な気もした。 誘うような甘い声の音も 快楽に蕩ける瞳の色も 神聖な清らかさには程遠い。 子供たちの輪の中で、 太陽の光を浴びて微笑む無垢な少女に わるいことを、おしえているような 背徳感だけは何時までも付き纏って ……躊躇いよりも、仄暗い興奮を覚えるなんて。 きみには言えるはずもない。] (!24) 海月 2021/01/12(Tue) 0:01:48 |
【念】 図書館長 アザレア[肥ったという意味でなく。 肉付きが良くなったと感じるのは欲目だろうか。 最初に此処に挟ませた時よりも柔らかく感じる腿を 確かめるつもりで執拗に撫で回していたら 随分と紳士的な問い掛けが投げられた。 そうだね、無遠慮に撫で回す前にそれは必要な言葉だった。 女性の肉体を持ったイケメンを地で行く彼女に ちょっと感動すると同時 変にときめきそうになる心臓を宥める] ああ、もちろん。 触れてくれ、どこへなりと。 [安心できる場所を探るみたいな 随分と幼けないく感じる触れ方に わざわざ前置きをして一体どこに触れてくれる気か 少し期待した自分の浅ましさがぐさりと刺さるが 無視して触れる手のひらに上から手のひらを重ねた] (!25) 海月 2021/01/12(Tue) 0:03:24 |
【念】 図書館長 アザレアなんだか、恥ずかしいね。 伝わるだろう。 ……こうふんしているのが。わかるかい? [少し早い鼓動の振動が彼女の手のひら越しに 自分でも感じ取れる気がする。 その理由を教えるように潜めた声で囁いて まるできみがそれを確認しようとしたかのように 言い聞かせて、すりかえる。 すっかりはだけはじめた袷を広げるように 彼女の同じ場所に手のひらで触れれば 柔らかな肉に無骨な指が僅かに沈む。 きみの心音も少し早い気がするのは、 興奮よりは緊張だろうか。 何時もなら落ち着くまで呑気に待ってしまうけれど 今日は構わず滑らせた手のひらが 柔らかな膨らみをすっぽりと包み込んだ。] (!26) 海月 2021/01/12(Tue) 0:04:32 |
【念】 図書館長 アザレア[どこにどう触れればきみが反応するか もうすっかり覚えてしまった掌に迷いはなく 焦らしもせずにきみの息を乱すことばかり考えて 息苦しさに喘ぐ吐息を貪るみたいに何度も唇で塞ぐ。 肌が掌に吸い付くような気がするのは 手のひらが汗ばんでいるせいかあるいは君の肌のせいか。 あるいは体中に降らせた口づけのせいかもしれない。 心地よくて何時までも触っていたいが 今日は朝までそうしているわけにも行かない。 帯を解いていないせいで引っかかったまま 乱れきった濃い色の浴衣が ぼんやりとした明かりの下白い肌を浮き上がらせて ひどくいやらしい装いに見えおかしな高揚感を得る。 脚を広かせたせいで晒された下着の布地だけが 彼女の肌を隠す最後の一枚みたいに張り付いているのは その上から隠れた場所を随分としつこく虐めたせいだろう。 臀部と脚の境目の感触を楽しんでいた指先が 肌と薄い布地の間に滑り込んで 軽く引っ張るようにして喰い込ませた 完全に楽しんでいる顔をして目を細める笑顔は 「王子様」には程遠い、わるい顔をしていた] (!27) 海月 2021/01/12(Tue) 0:05:25 |
【念】 図書館長 アザレアぬがせて、いいね? [いいか、問うのではなく、いいと言えと 命じるような強引さで尋ねて、返事を乞う。 YES以外有り得ないところまで許されて 何をいまさらと自分でも思わないでもないが 聞きたい欲求に素直に従った。 貞操帯でもなんでもない、薄っぺらな布だ。 軽く引っ張っただけで無防備に隠れた場所を晒すし ずらしてしまえば指以上の侵入も容易く許す。 なんならこの下に隠された肌に触れるのだって べつに初めてのことではないし。 今だって薄布越しに柔らかな肉の割れ目に 無骨な指を浅く押し込んでは 執拗に可愛がってやった後だというのに、本当に今更だ。 けれど、今日はもう、途中ではやめないと告げたから。 この先を、きみにも、求められたくて。*] (!28) 海月 2021/01/12(Tue) 0:06:42 |
【独】 図書館長 アザレア/* ご挨拶ラッシュかしら。 え?明日でもう閉じるの?嘘でしょ? ええと、何言い忘れてるっけ? 滑り込みでぎりぎりにお席を用意していただいたり 認識の違いのせいとはいえやらかしたり お忙しい進行中にお問い合わせしたり 村建て様ながれさんには多大なるご迷惑を。ありがたや。 国主様にもありがとうございますし損ねている気がする。 ご一緒させていただいた皆様にも感謝を。 りんとさんへのありがとうは書ききれないから 別途地道に伝えていこうと思います。 たくさんお待たせして申し訳ない。 たのしいじかんをありがとうありがとう。 (-450) 海月 2021/01/12(Tue) 0:23:19 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[──結局、プレゼントの手渡しは タイミングを逃しに逃して、 楽しい一泊を終えて帰宅した後になってしまった。 用意したクリスマスプレゼントは、 決して豪華なものではない。 仕事の合間を縫ってでも用意出来たような どちらかと言えば質素で、地味なものだ。 君への想いだけは詰め込めるだけ詰め込んだつもりだが 気に入って貰えるかどうかもわからない。 何故ならこれは、君へのプレゼントという名目で その実ただの僕の願望の結晶でもあるからだ。 教会の裏庭で育てたハーブを詰め込んで作った 手作りのアイマスクに添えられているのは……単語帳。 何かを暗記するのによく使われる、 紙束をリングで纏めているあれだ。 未使用ではない。 どこかの国の単語が羅列されている訳でも、 日常会話では使わないような 難しい言い回しや諺が記されているのでもない。] (-479) rinto 2021/01/12(Tue) 6:05:35 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[綴じられた紙一枚につき一つ、 数十枚の紙全てにみっちり書き込まれているのは 君とやりたいことリストだ。 日々の生活の中で叶えられそうなことから 休みを合わせねば叶えられなさそうなことまで、 ひたすらに僕の希望が詰め込まれている。 毎日君と同じお布団で眠りたい。 一日二回は君とキスしたい。 一緒にふかふかのパンケーキを作って食べたい。 君と図書館を探検してみたい。 教会で君と合唱したい。 君とソファでのんびり映画を観たい。 丸一日家に閉じ篭もって君を眺めていたい。 君とご近所のお店を開拓してみたい。 君とカフェで大きなパフェを食べてみたい。 君とお揃いの服を着て出かけてみたい。 君とあちこちで写真を撮りたい。 君と南の島や北の大地を旅行してみたい。 君と海辺を散歩してみたい。 君と山に昇って雲海を見てみたい。 喧嘩してしまった時にはしっかり話し合いたい。 君のことをもっと深く理解していきたい。 君が僕とやりたいと思ってくれることを僕も叶えたい。 他愛ない会話を大切にしたい。] (-480) rinto 2021/01/12(Tue) 6:07:26 |
【秘】 きっと教育係 キネレト → 図書館長 アザレア[露天風呂付の温泉にまた一緒に泊まりたい、 いろんな温泉を君と旅してみたい、も 帰ってから付け加えた。単語帳の良いところは、 思いつくまま無限に中身を増やしてゆけるところだ。 君と一緒に。君の隣で。ずっと。 神様にも叶えられない願いごとばかり、 けれどきっと君は叶えてくれるんだろう。 最後の一枚にはこう記してある。] (-482) rinto 2021/01/12(Tue) 6:08:46 |
【独】 図書館長 アザレア/* ぷぇ。やだうちの嫁かわいい。 単語帳全部音読して暗記しゅる。 (※だがわすれる) 急がせてごめんねごめんね お返事くると思ってなかったうれしい((└(:3」┌)┘)) (-485) 海月 2021/01/12(Tue) 6:16:07 |
【人】 図書館長 アザレア[きみは「わたしとはなすこと」が好きなんじゃなく 「わたし」がすきなだけのくせに。 しれりと口をついて出そうになった言葉の傲慢さに 一瞬自分で驚いて…… 成程それが当たり前の思考になるくらいにきみから 愛されてるなと実感れば気恥ずかしさが優って辞めた] なるほど……それは…… つまりあたらしい羞恥プレイへのお誘いかな? なんてな、ははっ冗談だ。 濃いめの恋愛物の台詞を 感情豊かに音読させてみたいものだが その手の本はそもそもあまり読まないからね。 あ、いや。違うぞ。 決して如何わしい類いではなくてだな。 [きみが普段女の子相手にやっているのを 少し大げさにしたくらいの想像をしてみたけれど この言い回しでは少し過激なロマンス小説でも 読ませて恥ずかしがらせたいみたいだと遅れて訂正を。 そういうのが趣味だと誤解されるのは避けたい。 ……いや、悪くないな?なんて一瞬思いはしたが。 ] (163) 海月 2021/01/12(Tue) 9:30:48 |
【人】 図書館長 アザレア[多分頼めばやってくれそうな気はする。 それもなかなかの完成度で。 謙遜するけれど、きみは本当になんでも出来てしまうから。 多芸は無芸と自分では思っているんだろう。 自分の興味のなかったことでもひとに乞われれば なにごともかなりの完成度まで持っていこうとするし それが出来てしまうから、努力しすぎてしまう事を 努力しすぎるまで今気強く努力出来てしまう熱量を すごいことだなんて思っていない。 努力と工夫とそれを続ける根気強さはあるのに 効率を上げる適度な手の抜き方は考えもしない彼女は わたしにとってはなんとも不思議な生き物で 己の力量を理解し諦めることで納得し如何に手を抜き 楽をするかを最初に計算し始めるわたしもまた 彼女にとっては未知の生き物なんだろう。 ときどき鏡みたいに似ていると思う部分もあるのに そんな異文化交流めいたまるでちがう部分もある わたしはきみを見て少しくらいは 努力する楽しさを思い出すし きみはわたしを見てたまには 手を抜き楽しむことを覚えるといい きみにわたしはまるで相応しくないけれど それでもきみがわたしを選んだ理由と わたしがきみの隣にいる言い訳は それだけでも十分なのかもしれない。] (164) 海月 2021/01/12(Tue) 9:31:45 |
【人】 図書館長 アザレア人徳ならわたしの、ではなくきみのだと思うんだが…… 親しみがないと軽めの暴言も出ないのとの合わせ技で。 わたしはそこまで人付き合いが得意ではないしね。 社交性はきみに任せる、わたしは無理だ。 頼りにしているよ。 きみを閉じ込めて独り占めしたい気持ちと 世間からきみを孤立させたくない気持ちと ……面倒なご近所付き合いを押し付けたい打算が 今、絶妙にせめぎ合っているよ。どうしてこうなった。 おかしいな、そんな話をしていただろうか。 [『ところで何の話だったかな?』は なにもきみの専売特許ではない。 寄り道と脱線と迷子はむしろ わたしの得意分野であるからして。 実年齢も相まって、見目がもし年相応ならば ただのボケ老人のよくある所業だ。介護かな? きみは本当に良く付き合ってくれているなぁと常々思う。 同じことを思われているなんて理解できるはずもない。] (165) 海月 2021/01/12(Tue) 9:32:01 |
【人】 図書館長 アザレア[掴むより取り零すのが得意なわたしでも 当たり前に享受しているのだと理解できるくらいに きみの気遣いは過ぎるほどで、 いつだってわたしへの思いやりに満ちている。 わたしには過ぎた相手だと、この先も何度だって思うだろう。 けれどわたしはきみよりも、 言い訳と屁理屈がとても得意なので。 きみくらいでないとわたしの相手は務まらないのだから これは仕方のないことなんだと理解するのもきっと早い。 受け取りすぎた想いを同じだけ返すことはできないが 無限にも思えるくらい降り注ぐそれに窒息することもなく 重さを感じない程度に適度に受け取ることはできる。 重なるふたりの時間がきみにとっても しあわせな日々であり続けるために なにかわたしにも出来ることがあるかはまだわからないが 一緒に考えてゆくことはできるだろう。 例えばいまこの時間みたいに。 きみが望んでくれることを、ひとつずつ叶えていったり。 できることから、すこしずつ。] (166) 海月 2021/01/12(Tue) 9:32:29 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[食事の時間なんてなんとでもなるものだ。 なるといったらなるのである。時系列?知らんな。 まるで脈絡なく告げられた気がする愛しているに やはり疲れているんだろうなと納得する。 また見事に君の想いを取り零しながら わたしのいいところ探しを始めていそうな彼女の瞼を 手のひらで覆って強制シャットダウンを試みる。 疲れている時くらい、休みなさい。 なんでもできるくせにそんな当たり前のことが なぜだか彼女は苦手なようだ。 本当に不思議で仕方がないと時々思う。 なんでもできるくせに、変に手が掛かって 目が離せないなんて、思ってしまう。 そんなきみは存在しないかもしれないと 話したばかりなのにまたこれだ。 自分でなんとか出来たって甘えてくれているんだとまで 理解すれば甘やかしたくなってしまっても仕方ない。] (-495) 海月 2021/01/12(Tue) 9:33:55 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト食事は、……もう少し落ち着いたあとでもいいさ。 きみも、それに……わたしも、ね。 今食べてもろくに味わいもせず 機械的に掻き込んでしまいそうだしな。 正直な話、まだ……食事の片付けと布団の支度の、 その後ばかり意識してしまっている気がするし…… まぁ、ゆっくりしようじゃないか。 時間は、作ればいくらでもある。 焦る必要もないだろう? [ まぁもう村閉じるんですけどね! なんてメタなツッコミはしないお約束だ。 足が痺れたらまたきみに甘えて揉んでもらえばいい。 ゆっくりと過ぎる時間を楽しむように まだ湿った彼女の髪を撫で梳いて。 甘えてくれる彼女に甘える。 この時間が幸せだと言葉で伝えるのは 彼女が十分に休んだあとでも遅くないだろう。*] (-496) 海月 2021/01/12(Tue) 9:34:53 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[すっかり忘れたまま家に帰って 渡されて思い出す不甲斐なさで交換した 遅れに遅れたクリスマスプレゼントのマフラーは いつか贈った窓と同じ空の色だ。 きみの持っていた蒼色ではなく、水色に近い毛糸の 編み目は少しだけ不揃いで粗いけれど ……よく言えば温かみはあるだろう。 既製品には程遠いが不格好ではないくらいには 仕上がったつもりでいる。そう、手編みだ。 物理的にも気持ち的にも重たかろうと過ぎりはしたが わたしは古い人間なもので 手編みを贈ることに憧れてしまったのだから諦めて欲しい。 しかも揃いだ。自分用がもう一本ある。 毛糸を多く買いすぎてしまったとか 練習用だなんて一応、言い訳を添えておく。 おそろいの服、とは言い難いが。 願い事リストに似たような願いを見つけて 少しだけ、本当に少しだけ安心したのは内緒だ。 だってこんな、価値のないものを 自分勝手に贈るのは初めてで きみが喜んでくれるか……迷惑でないか ほんとうに不安で仕方なかったんだ。] (-499) 海月 2021/01/12(Tue) 9:54:47 |
【秘】 図書館長 アザレア → きっと教育係 キネレト[贈られたアイマスクは枕の下に仕込まれて 香りを楽しむばかりになって 本来の役目は未だ果たされていないけれど きみと眠るときには眠りに落ちる瞬間まで きみを見ていたいと切々と語って納得してもらった。 きみがなにを望んでくれているか わかり易く記してくれた単語帳は絶賛した後 二人見返せる場所に吊るしてある。 時々増えていることはこまめに確認しているし 叶えられそうなことは日程を合わせる意味で 彼女の文字の下にひとこと書き足したりしている。 時々わたしの望みもこっそりと 台紙を増やして足したりもしている。 一番最近足したのは、最後の一枚の裏側だ。 紙が増えたわけでもなければ他とは違う裏面なので もしかしたらきみはまだ気づいていないかもしれない。 随分と考えてから、提案の意味で 裏のきみの文字に重ねるようにこう記した。] (-501) 海月 2021/01/12(Tue) 9:57:40 |
[|<] [<<] [<] ... [2] [3] [4] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新