人狼物語 三日月国


164 夏の想いのひとかけら【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a0) (so) 2022/08/03(Wed) 12:04:07

【人】 元子役 辺世 流

[珠梨さんと]

紛れもない告白を終えて、自分が汗びっしょりになっていたことに気づく。シャツもインナーも、珠梨さんの手を握る左手も、炎天下にさらされたみたいに汗まみれになっていた。

彼女の返事まで、花火もよそに、心臓が割れるみたいに鳴って、顔が真っ赤にゆだって、ようやく珠梨さんの言葉>>12が聞こえてくるまで、一瞬が永遠に感じる、という気持ちを味わっていた。

「うん、友達以上…は友達も含むんだっけ。
ダメじゃん!

えっと…そう。親密にお付き合いしたい…ってこと。」

返事>>13>>14を黙って聞く間、相槌すらも打つことを忘れていた。最初は不安から、それから段々、胸に湧き上がる喜びのため。
(15) (so) 2022/08/03(Wed) 14:12:25

【人】 元子役 辺世 流

「そんな事、あったんだ。
でも、確かに。僕もそうだけど男ってバカみたいに単純なところあるから、優しくされたら自分のこと好きなのかなって思っちゃったりするところあるからさ。

…珠梨さんの事情はよくは知らないけど。大変だったね。」

なんとなく事情を察し、そう答える。

「でもうまく付き合えないとか、そんな事ないって!今日、本当に楽しかったんだよ。自然に話ができて、話するほどいいところがいっぱい見えてきて。

だから、こんなストレートに言う気になれた。」

花火が夜空を照らす。握り返す手も緊張してかこわばっている。
それをぐっと握り返した。
(16) (so) 2022/08/03(Wed) 14:17:19

【人】 元子役 辺世 流

「もちろん。…珠梨さん、僕と付き合ってください。」

座ったまま、触れ合うほどに近くに寄って、そう告げた。
花火が終わるまで、こうしていたいと思いながら、
彼女の顔をじっと見つめ続けて*
(17) (so) 2022/08/03(Wed) 14:17:38

【人】 元子役 辺世 流

[珠梨さんと]

うれしい、と言ってくれた、その一言>>22で、受け入れられたと思えて、ようやくしっかりと胸に喜びが広がっていくのを感じた。
彼女の事はまだまだわからないことだらけだし、見ていて不安になること、そわそわしてしまう事もある。
なんやかや嫉妬を覚えてしまうことも、あるかもしれない。
それでも、胸にある好きだという気持ちは変わりそうもなかった。

話していないことはあるけれど、済んでしまった事。
どこかで話そうとは思っている。
多分彼女なら、受け止めてくれるんじゃないか、そうだったらいい、なんて思いながら。
(24) (so) 2022/08/03(Wed) 17:26:41

【人】 元子役 辺世 流

気持ちが落ち着いてくると、手を重ね、肩を触れ合わせて二人して座っている>>23という実感が戻ってくる。

これからどうしよう。
花火が終わったら明日も仕事だし、民泊に戻らないといけないだろうし、こうして付き合えることになったんだから、もう今日は十分過ぎるくらいで。ああ、でも

「終わっちゃうの、惜しいな。」


ぽつりと呟く頃には、花火は次第にクライマックスに向けて空に上がる数を増やしつつあった。そんな中、同じような事を考えているのか、珠梨さんは無難で、少し擽ったいくらいの話を切り出して。

ふと
(そうだ、こんな時でないと言えない言葉、あるじゃないか)
と口を開いた。*
(25) (so) 2022/08/03(Wed) 17:33:45

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「初めてなんだ。
うん、花火、すごくきれいだね。

…………でもね。

珠梨さんも、負けないくらい
綺麗
だよ。」

肩を触れ合わささせたまま、花火に照らされる珠梨さんの顔を見つめる。もう一度心臓がばくばくと打ち始める。
珠梨さんの頬に手を当てて、もう片手を珠梨さんの背中越しに反対側まで回す。

そのまま顔同士が触れ合うほど近くで見つめながら、そう告げた**
(-10) (so) 2022/08/03(Wed) 17:40:47
元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a5) (so) 2022/08/03(Wed) 17:42:12

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[呆気にとられて固まったのは
 ロマンチックな状況に飲み込まれそうになったから。

 だって、まるで絵に描いたみたいな光景。
 わたしを見つめる年下の彼、甘い褒め言葉。
 頬に、衣服越しの背中に感じる温度は熱くて。]


  ……え、へへ……なんだか照れますね。
  わ、わたし、暑くなってきちゃいました……


[視線は思わず彼から逃れてしまった。
 だって、こんなに心臓がうるさいのって知らない。
 
 ——頬を捕らえられていたから、顔は背けなかった。
 それがいっそう鼓動の速さを掻き立てていた。
 こんな距離感じゃ、そのまま触れ合ってしまいそうで。*]
(-12) Skyblue 2022/08/03(Wed) 19:55:43

【人】 元子役 辺世 流

互いにまだ伝えられていない事はあるかもしれないけれど、
今はその事には目をつぶることにした。
明日も、明後日も、まだまだ仕事はあって、夏は続いていく。

ひとなつの恋と言って終わらせてしまうには、あまりにも勿体ない。
結果的にそうなってしまう事がもしあったとしても、最初からそんな枠に嵌めてしまう道理なんてどこにもない。

だから、彼女の側にいられるだけはい続けたい。
夏が終わっても、僕の努力でなんとかなる限りは。
花火のクライマックスの中、そう頭の片隅で思った**
(45) (so) 2022/08/03(Wed) 23:13:37

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「珠梨さんも?そう思ってくれてるんだ。」

ぽつりと呟いた言葉は、今度は確かに聞こえていたらしい>>36
離れたくない。この瞬間がずっと続いて、夜が続いてくれたらいい。珠梨さんにもそう思っていてほしい。
そう思いながら、視線をそらす様を、目を細めじっと見つめる。

「本当だ。熱くなってる。」

頬に当てた手からも、何枚かの布壊しに触れ合う肩にも熱さが伝わってくる。緊張してるのかな。そう思いながら、年上のかわいいお姉さんを、自分なりにリードさせてもらうことにした。

「もしダメなら、いつでもすぐに言って。珠梨さん…」
(-26) (so) 2022/08/03(Wed) 23:31:09

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

そう言って、触れ合いそうなほど間近の顔を見つめ、顔を寄せてそっと唇を重ねた。軽いリップ音をさせてついばむように。花火の音を遠くに聞きながら、少しして唇を離す。初めてのキス。それだけで自分の世界がまるきり変わった気がした。…彼女はどんな顔だろう。

「珠梨さん……本当にかわいい。好きだよ。」

見つめたままもう一度唇を交わす。今度はぴちゃ、と音を立てて少し強く。唇を離して、今度は音を立ててちゅう、と柔らかなリップを吸い上げる。花火を後ろに、何度も、何度も。
(-27) (so) 2022/08/03(Wed) 23:41:08

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「ね、たくさん甘えてくれたら嬉しいな…」

拒まれなければ、両手を背中越しに伸ばして、座ったまま珠梨さんを腕の中に包み込む。さっきよりも直に体温を感じながら、柔らかくて温かな体を抱き締める。
そのままでまた唇を奪う。時々離して打ち上がる花火に目を奪われつつ、少しずつ大胆に、腕に抱いた珠梨さんを蕩かそうと。

「夢みたい。心臓、鳴ってるね。ふふ…」

抱きしめて、唇を交わす。それだけでも幸せで、舞い上がりそうで。花火が一斉に打ち上がり、僕達を一瞬照らし出す。
そのまままたキスを交わして、触れ合って…

花火が終わった事に気づくまで、夢中で彼女に唇で触れ続けた。
(-33) (so) 2022/08/03(Wed) 23:49:53

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

ーーーーやがて、夜空に大輪を咲かせた花火が終わる頃、
少し名残惜しそうに唇を離す。

「ごめん。つい夢中になっちゃってたかも。
花火、終わっちゃったみたいだね。ちょっと残念な気もする。」

時間にして21時とかそのあたりだろうか。
そのまま寝るには少し早いし夜はまだ続くけれど、いい時間でもある。

「それで…どうしようか。」

仕事もあるし、という気持ちと、今夜を終わらせるのが惜しくて、離れがたい気持ち。2つない混ぜになって、側に腰掛けたまま珠梨さんにどうしたいか尋ねてみた。もし彼女が望むなら、先を望む気持ちもどこかにあったから**
(-36) (so) 2022/08/04(Thu) 0:00:30
元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a10) (so) 2022/08/04(Thu) 0:01:29

元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a11) (so) 2022/08/04(Thu) 0:06:40

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[熱いのは自分から言い出したくせに
 改めて言葉にされると気恥ずかしさが増した。
 どうしてこんなに緊張してしまうのか
 自分でもわからないくらい心臓の音は早鳴ってた。

 
はじめてキスされた時もこんな風だっけ?
驚きはしたけどもっと違った気がする。
男の人に触れられるのが久しぶりだから?
ちゃんと好きって告白されたのが初めてだから?


 わからないけどひとつ、確かなのは
 初めてじゃないそれが初めてみたいに特別だったこと。]


  ……ううん。
ダメなこと、ないです。



[聞こえたか、花火の音で掻き消されたか
 そんな小さな呟きの後でゆっくりと唇を塞がれた。
 わたしはゆっくり瞼を下ろしていた。]
(-38) Skyblue 2022/08/04(Thu) 4:21:51

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[少し経って距離が離れて、細い視界に彼を映す。
 やっぱり照れくさくなってしまうから
 困ったように薄く笑って。]


  ん……、


[吸い付くようなキスには抗うことなく応じていた。
 彼がわたしを味わうのなら、わたしも同じように
 唇の柔らかさを、掠める吐息の熱さを覚えては
 くらりと甘く酔いしれる。]

  
  ……うれしいです。
  すごく、幸せな気分です。


[抱き止められた体格の差に男の人だと思い知らされる。
 どうしようもなく落ち着く心地に身を委ねて
 そんなさなかに唇を奪われてしまったら、もう
 ぐずぐずに溶けてしまいそうだった。]
(-39) Skyblue 2022/08/04(Thu) 4:22:58

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  もう、……言わないでくださいよ。


[鳴り止まない小さな音に彼が気付いたのなら
 恥じらい混じりのぎこちない笑みを向けて。
 甘さに飲み込まれていくうちに淡々と時間は過ぎていた。]
(-40) Skyblue 2022/08/04(Thu) 4:23:47

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[最後の花火がいつ打ち上がったかなんて気付かない。
 気付いたら目の前にあったのは彼の顔で
 その言葉で、夜空に咲く光が消えたことを知った。]


  ほ、ほんとだ……!いつの間に。
  全然気づかなかったです……。


[溺れてきっていたのを自覚して、慌てて言葉を紡いだ。
 落ち着かないのを落ち着けるために深呼吸ひとつ、
 ……どうしようか。どうしましょうか。
 このまま帰って大人しく眠れる自信はあまりない。]
(-41) Skyblue 2022/08/04(Thu) 4:24:15

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[またすぐ、明日には会えるけど。]


  ……夜更かしは、寝坊しちゃいますかね。


[一緒にいることが許されるのなら、それが良かった。
 子どもじみた寂しがりを見せてしまうのは
 なんだかいけないような気もしたけれど。

 でも、甘えてくれたら嬉しい——って、
 そう言ったのは流さんでしょう?**]
(-42) Skyblue 2022/08/04(Thu) 4:24:44

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

強引に迫ったつもりはないけれど、内心は僅かだけ不安もあった。
だから目を閉じて、身を委ねてくれて、嬉しいと、幸せと言ってくれて、ようやく安心する。

少しばかりの遠慮を捨てて、彼女の恥じらう笑顔をスパイスに、存分に柔らかさと温もりを味わわせてもらった。

やがて花火が終われば、海沿いの展望台には静けさと夜の闇が戻ってくる。
どうしようかと、少しばかりの未練を抱える中、珠梨さんからの言葉について考えた。
(-47) (so) 2022/08/04(Thu) 6:23:16

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「夜ふかしかぁ……
少しくらいいいんじゃないかな。
って言ったら万里には怒られるかもしれないけど。

なかなか寝られないときだってあるし、
……なんだったら、明日は僕が起こすよ。」

でも、どうしようと思う。
二人きりで過ごしたい。
展望台は座って花火を見るのにはいい場所だけれど、落ち着いて一緒に過ごすにはどうだろう。

「ここでずっといるのも…だよね。
どうしようかな…

……僕の部屋、来る?
それとも、どこかで休んでいくか………」

隣の珠梨さんの手を握り、顔を見つめて尋ねた。
なんとなく恥ずかしげに、意味深げに尋ねる感じになってしまったかもしれないけれど*
(-48) (so) 2022/08/04(Thu) 6:34:08

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[控えめな肯定にくすっと笑みを溢した。
 流さんもそう言うから、良いよね——と
 いつもの甘え癖が顔を出して。

 こんな時の行き先にいくつも候補がないことは
 その実もう勉強したことがあった。
 だから、「どこかで休んでいく」なんて
 耳馴染みのする言い回しに目を瞬き、細めて。

 どうしよう——とほんの少し迷う素振り。
 わたしは握られた手をそのまま持ち上げてみせた。]


  ……連れて行って、いいですよ。
  今晩はどこへでもついて行くので。


[悪戯めかす小さな声で、それでいて甘く強請るように。

 それは彼の部屋だろうか、それとも別の場所?
 連れて行ってくれる先ならどこでも良かった。
 その先に目的が待ち受けるのならそれすらも。*]
(-52) Skyblue 2022/08/04(Thu) 11:42:26

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「どこでも?……そっか。いいんだね。」

少し迷った様子で、手を取って囁かれる声は甘くて蠱惑的で。
きっと、彼女も察してくれているんだろう。
あまり行き先に候補がない中、色々な考えが頭を駆け巡った。

明日の仕事で遅くなりすぎないようにとか、民泊、誰かいるのかなとか、結構汗かいたなとか、恥ずかしながら財布の中身のこととか、あからさますぎないかとか、目的じゃなくて手段なんだよって言いたい事とか、本当に話をして、一緒に過ごすくらいでいいんだってマジで言いたいこととか、他にもいろいろ。

でも、最終的に辿り着いた結論。

彼女がそんな風に言ってくれるなら、変に言い訳するのはなんだか格好悪いな、と思った。
(-53) (so) 2022/08/04(Thu) 12:51:20

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「ありがとう。…行こう。」

そっと手を引いて、海の家へ戻る途中、少しだけ繁華街沿いに入ったところにある、ちょっとネオンの眩しい、微かにメルヘンな感じさえする建物。

ちらと目配せして、受付を済ませ(もちろん僕持ちだ)、ビジネスホテルとかよりは少しだけ上品めに作られた、間接照明に照らされた部屋に入る。クーラーはよく聞いて外にいた体に気持ちよく、良さそうなソファとか、少し大きめのベッドとか。そんなものが見えた。

「うわ。『元気な子』の時にそれっぽいセットは使ったけど……

あ、ごめん。えっと……外歩いたから汗かいたよね。
先、流してきて。」

どこかふわふわした心持ちの中、珠梨さんにそう声をかけた*
(-54) (so) 2022/08/04(Thu) 12:56:13

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[もっともらしい建前を求めてはいなかった。
 だって必要ないでしょう、わたしとあなたは恋人で
 お互いに一緒に居たいって思ってる。

 ——たとえ、それが始まったばかりであったとして
 束の間に燃え上がる恋があっても良いでしょう。
 
たとえばロミオとジュリエットみたいに。


 彼の選んだ行き先に導かれていった。
 涼しげな海辺のカフェとも緑の茂るお社とも違う、
 そこにあるのは人工的な光の粒たち。

 中に入れば薄明かりの部屋がわたしたちを出迎えた。
 上品さを装う内装と心地よい温度。
 ここがなんの場所か——いざ辿り着いてみれば
 手放しに落ち着けはせず独特の空気が纏う。]


  ……きれい、ですね。


[静かな声で呟いた。
 胸の内を擽られるような感覚だけがそこにあって
 さっきからずっと、平常心は置き去りでいる。]
(-59) Skyblue 2022/08/04(Thu) 14:55:48

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  はい、わかりました。


[彼の勧めは素直に受け取って、バスルームへ向かう。
 ワンピースを脱いで煌びやかな浴室で
 心の騒めきを押し込めるよう、
 汗ばんだ身体だけぬるいシャワーで流した。]


[やがて付属のバスローブに着替えて戻る。
 少し迷った結果、下着はつけておくことにした。]


  ……お待たせしました。
  流さん、どうぞ。


[髪を軽く耳に掻き上げながら、次を勧める。
 借り物の猫みたく大人しくなる自分がいた。
 目が合えば曖昧に微笑み、後ろ姿を見送って
 出てくるのを待つ間はベッドの上でぼうっとしていた。*]
(-60) Skyblue 2022/08/04(Thu) 14:56:01

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「うん。綺麗…だね。」

そういう場であるからなのか、品よく設えられた内装を見ながら、彼女にうなづく。
お互いに何をするのか、わかっていながらはっきり口には出さない、先程とは少し違う落ち着きのなさ。
誰も邪魔することのできない場所で、二人だけの空間。

珠梨さんがバスルームへ向かい、シャワーを浴びるのをソファでそわそわしながら待っていた。
声がかかれば振り返る。
バスローブ姿で髪をかき上げる姿に目を奪われた。
(-64) (so) 2022/08/04(Thu) 16:11:53

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「あ、うん。入ってくる。…少し待ってて。」

見透かされているのか、目が合って曖昧に微笑む姿はいつもよりずっと大人びて、年上なんだと思わされてどきりとする。

せわしなくバスルームに入り、全て脱いで汗と砂を流し落とす。
髪もざっと無造作に洗った。
何度か深呼吸をして、ようやく気持ちが多少落ち着いた。

「よしっ。」


小さく呟き、バスローブの下にトランクスのみで、髪を拭き戻る。
ベッドの上で佇む姿を見て、ふっとつとめて笑顔を浮かべた。
(-65) (so) 2022/08/04(Thu) 16:20:24

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「お待たせ。…そんなふうにしてるから、お姫様かと思っちゃった。」

そんなことを言いつつベッドの端にぽふん、と腰掛ける。
少しだけ沈黙が流れた。何を言えばいいのか、頭の中で言葉がぐるぐると回って

「えっと……あの、触れてもいい、かな……?」

結局は、やっぱりストレートな言い方になってしまったのだけれど*:
(-66) (so) 2022/08/04(Thu) 16:22:12

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[流さんが戻ってくるまでどれくらいの時間があったか、
 ぼんやりと座っているうち視線は部屋を一周して
 ベッド側のアメニティと小道具が目に付けば
 ふつふつと実感が湧き上がってきた。

 そうして再び彼の姿を目に留める。
 さらりと掛けられた口説き文句に思わず笑った。]


  ふふ……お上手ですね、王子様?


[気軽な口調で返したけれど、空気はどこかぎこちなく
 彼が緊張していたことは鈍いわたしの目にも
 すぐに察せられてしまった。

 心の準備は——たぶん大丈夫だと思うから
 深呼吸をして向き合って、視線を投げた。
 流さんは変わらずまっすぐで優しかった。]
(-74) Skyblue 2022/08/04(Thu) 19:42:33

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[そんな辿々しさに不覚にも芽生えてしまったのは
 「可愛い」って、喜ばれるか怪しい感情。

 ここまで来たんだから、好きにしていいのに。
 わたしはあなたを拒まないのに。
 けれどそんな気遣いは嬉しいもので
 バイト中には見えない彼がそこにいるようで。

 触れてもいいかな。

 その言葉に返事をしなかった。
 返事をせず、先に触れたのはわたしの方だった。]
(-75) Skyblue 2022/08/04(Thu) 19:42:46

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「そうだ。珠梨さん。」

ベッドに手をついて、彼女の方に身を乗り出しながら告げる。
シャワーを浴びた彼女は、やっぱり女の子らしい、いい匂いがすると思った。

「なんだか、自分でも少し信じられない気分だけど……
僕は珠梨さんのこと、何でも知りたいし、ホントに大事な人だと思ってるよ。

…それだけは、言いたかった。」

彼女の言葉を聞く前に、それだけは伝えたかった。
思ったよりも急に燃え上がった思いだけど、すぐに消えてしまうものにしたくないって事を**
(-76) (so) 2022/08/04(Thu) 19:42:56

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[身じろぎ、ひとつ距離を詰めたなら
 展望台で彼がそうしたように頬へ掌を添えた。
 色の白い肌を撫で、耳朶まで指を滑らせて
 触れるか触れないかと曖昧な接触に留めたのは
 ちょっとした悪戯心からだった。

 擽るような仕草に向けてくれる反応を目に留める。
 それで、そうして——今度は両手で捕まえて
 彼の唇を塞いでしまった。

 顔を傾げて小鳥みたいに優しく啄んだ。
 角度を変えたらほんの少し深くして柔らかく食む。
 びっくりした?でも、こんなに近づいたら
 どうせお互いの表情も見えなくなってしまうから。]


  ん——…


[そうっと、柔らかな熱を差し伸べて
 彼の内側に入りたいと甘くせがんでみせた。
 受け入れてくれたなら深い、深いキスをして
 すっかり溶け合った頃、彼を解放した。]
(-77) Skyblue 2022/08/04(Thu) 19:43:15

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  ……ごめんなさい、なんか、
  わたしの方が触れたくなっちゃったみたいです。


[近付いた距離は遠ざけないまま
 目を細めて彼を見つめていた。

 心臓の音はずっと鳴り止まない——けど、
 涼しい部屋の中で身体が熱っぽい理由なら
 もう一つだけしかなかったから。]


  ねえ、好きにしていいんですよ。
  わたし……今晩は少しだけ、“お姉さん”なので。


[行き先を委ねたその時の台詞を真似て
 彼の手を取り——わたしの身体へ導いた。*]
(-78) Skyblue 2022/08/04(Thu) 19:44:07

【独】 元子役 辺世 流

/*
う、挟まった
(-83) (so) 2022/08/04(Thu) 19:58:16

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「ちょっと気障だったかな。」

でも、お姫様みたいにちやほやしたい気持ちはある。
そう思いながら触れていいか尋ねて、大事な人だって告げた。
少しくどいかもしれない程だったのは、同意の上とはいえ、初めてのデートでいきなりここまで来てしまったから、少し後ろめたさとか、遠慮があったのかもしれない。

だから、珠梨さんの返事を待つ中、言葉なく珠梨さんが距離を詰めて、頬に手が触れるまで何が起こったかわからなかった。
滑らかな両手で頬を捕えられ、言葉を発する前に柔らかな唇で蓋をされて、目が丸くなる。
(-95) (so) 2022/08/04(Thu) 22:07:20

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「ん、っ…?!」

はっきり珠梨さんの方から、優しく、でもしっかりと唇を重ねに来てくれた。一度、二度と少しずつ深く重ね合わせる。舌が触れたから、軽く口を開いて受け入れ、僕のと触れ合わせ、絡め合い、長く、深くキスを交わした。

唇が離れた頃には、僕が珠梨さんを見る目はきっと驚きと、嬉しさが混じっていたと思う。

「珠梨さんが、僕に?」

彼女も僕に触れたいと思ってくれている。男として求められている。そう知って、まだ残っていた引け目みたいなものが、氷解していった。ばくばくと鳴り続ける心音は、もう緊張よりも気持ちの高ぶりからで。

「お姉さん………」

かわいい年上の素敵な人。誘って、手を引いて導いてくれる。
僕の中で、何か吹っ切れた気がした。
(-96) (so) 2022/08/04(Thu) 22:07:47

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「珠梨さんっ………!!」

好きにしていい、なんて誘われたら、我慢できるわけがない。
導かれた手は、迷うことなくバスローブ越しの膨らみに触れる。
手のひら全体で包んでゆっくり優しく、大きく揉んで。
今度は僕からも唇を重ね合わせて、舌を絡めて。

珠梨さんの体全体に抱きつくようにして、ベッドの上に二人して倒れ込む。
(-97) (so) 2022/08/04(Thu) 22:26:10

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「好き、好きだよっ……珠梨さんっ……!!」

積極的な姿にあてられたかもしれない。
顔を見つめる間も膨らみに触れる手は止めず、バスローブを軽くはだけさせて、下着も押し上げて、直に触れる柔らかさ。
両手で二つとも手の中に納め、唇も重ね、初めて触れる柔らかさを堪能し続ける。

「はあ、柔らかくて、すっごい……」

首筋にも唇を落とし、肩も、お腹も、お臍の窪みまで。
指で、舌で、唇で。知りたいと思い、そのとおりにしていった。

かわいいだけじゃないところ。
そんなものも見せられたら、一層好きになってしまうしかない、と思いながら*
(-98) (so) 2022/08/04(Thu) 22:27:45
元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a16) (so) 2022/08/04(Thu) 22:29:11

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  ううん、すごく嬉しいですよ。


[大袈裟なくらいに讃えてくれるのも、
 知りたいと思ってくれることも、
 わたしのことが大切なのも。

 嬉しくて満たされて、心を掴まれてしまいそうで。
 後ろめたさなんか気にしなくたっていいのに
 
誰も彼もそんなスパイスを楽しんでいたのに。

 子どものそれじゃない「遊び」を知っていたから
 ひとたび触れれば、わたしは躊躇うことをしなかった。

 けれど驚きを露わにして、喜色の滲んだその人が
 どうしようもなくきれいで大切なものに思えた。]
(-109) Skyblue 2022/08/05(Fri) 0:34:47

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[“お姉さん”らしく緊張のほどけた微笑みをみせた。
 こんなわたしを受け入れてくれるのなら
 欲しがってくれるなら、それは幸せなこと。

 胸に手が触れてしまえば鼓動は伝わるのかな。
 それとも包む柔さに紛れてしまうかな、
 どちらにしたって布越しの温度は心地良かった。]


  ん……っ、 ふふ……


[戯れ合うみたいなこそばゆさに笑みが漏れていた。
 くるりと視界が回って映る天井、
 その手前で交わる瞳をうっとり見上げていた。

 探る手の邪魔にならないように、
 バスローブを留める腰紐は自分で解いてしまう。
 重力にならって少しなだらかになった膨らみは
 隠すものをなくして肌色を曝け出した。]
(-110) Skyblue 2022/08/05(Fri) 0:35:08

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[キスを交わすうちに唇はじっとり濡れていく。
 そして熱を分け合った彼が触れて、伝って。
 気持ちのいい甘い刺激に負けて身じろぐ。
 息を漏らす傍らで、手は白金の髪を優しく梳いた。]


  きもちい、です……その、
  ……なんだか照れちゃうけど、うれしい。


[吐き出す息に紛れて囁き掛ける。
 彼の手で暴かれた着衣はとっくに乱れて
 ブラもショーツもきっと視界の範疇にあった。]
(-111) Skyblue 2022/08/05(Fri) 0:36:51

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[部屋の中は涼しいのに身体は火照りを増すばかり。
 やがて肌に受けるだけの接触がもどかしくなって
 きゅっと擦り合わせた内腿。それで、彼を見つめた。]


  ねぇ、流さん——


[お昼の仕事中、わたしが困ったその時は
 視線だけで伝わったでしょう?
 だからこの時も——わがままに、同じ方法で強請る。**]
(-112) Skyblue 2022/08/05(Fri) 0:37:13

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

柔らかな膨らみを両手で掴むと、すぐ下の心臓の鼓動が伝わってくる。
重なり合いながら珠梨さんの肌に手をすべらせたり、体を起こしてうっとりとした表情を目に焼き付けたり。
膨らみの先の弾力ある尖りを指で転がし、つまみ上げて両方とも大きく育てたり。

はだけられたバスローブの中の、玉のような肌を慈しんで、味わう。
なんだかもどかしくて、僕の方もバスローブの紐をほどき、半分生身をさらけ出す。
細身というには筋肉の少ない、少しだけ肋骨の浮き出た体。
両親がいなくなってからあまりきちんとした食生活ではないし、最近はとみに忙しかったから。

お世辞にもがっちりしているとは言えないのが、少し自分では悲しい。
(-113) (so) 2022/08/05(Fri) 1:05:19

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「気持ちいい?よかった。
初めてだから、あんまり上手くはできてないと思ったけど…」

気持ちの問題だとはわかっていても、そんな風に言ってしまうのは性分かもしれない。

どのみちやる事には変わりない。
優しく髪をすいてもらいながら、彼女の体を自分の手で暴いていく。
ふと、彼女が内腿をこすり合わせて何かを懇願しているのがわかった。

「どうしたの?…えっと、こっちかな。」
(-114) (so) 2022/08/05(Fri) 1:13:13

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

ショーツをさらけ出したままで、触ってこなかった場所に指を伸ばす。見るのは初めてのところ。
恐る恐るショーツをずらしながら、指でかき混ぜる。

珠梨さんの顔を見つめながら、奥の方に分け入らせて、軽く動かしてみたり。

「熱くって、とろとろしてる。すごいな…」

ちょっとした感動すら覚えつつ、彼女の一番大事な場所をしばらく愛したけれど、彼女が求めるものはその先だろうな、と思う。

視線でそれは察したのだけど。
(-115) (so) 2022/08/05(Fri) 1:19:43

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「どうしてほしいか、珠梨さんの口から聞けたら、すごく嬉しい……かな?」

初めてだし、勝手が違ったらいけないな、という気持ちと、恥ずかしがる姿をもうちょっと見てみたいという思い。
それらが合わさって、小首を傾げつつ首筋にキスを落とし、横たわる姿を抱きしめた。

その頃にはもちろん、僕のものはきっと下着越しでも分かるくらい、はっきりと存在感を示してしまっていただろうけど*
(-116) (so) 2022/08/05(Fri) 1:20:32
元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a18) (so) 2022/08/05(Fri) 1:21:18

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[流さんの手で愛でられている実感に胸が鳴った。
 胸の先に痺れが走ればびくりと身を震わせて
 気付けばお互いに肌を曝け出して、
 そんな姿に欲が疼き出すのだから困る。

 流さんの身体は、きれいだった。
 色白の肌に細い線のおかげかあどけなさを纏う。
 まるでお人形さんみたい——などと感じて
 彼がわたしに触れる合間、
 わたしもつうっとその肌に手を這わせては
 やっぱり恍惚とした笑みを浮かべてみせた。]


  わたしのこと、好きなんだなって。
  ……欲しがってくれてるのがうれしくて
  だから、それで……ドキドキしちゃって


[——もっともっと、欲しがりになってしまうの。]
(-129) Skyblue 2022/08/05(Fri) 14:27:40

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[言葉のない懇願をしてみせて、応えてくれた彼の手が
 熱く熟れた内側を掻き乱した。]


  んあ っ……それ、ぇ……


[思わずそれまでにも増して甘ったるい声が喉をついた。
 ぞくり、身体が震えて、腰が跳ねて
 まるで踊らされるみたいに夢中で溺れてしまった。]
(-130) Skyblue 2022/08/05(Fri) 14:27:55

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[そうしてその先、境界線を越えようとするその手前、
 今度は言葉を求められてしまったらしい。
 そんなの——答えなんかひとつしかないのに。]


  あの……えっと、
  あいして、ください——流さんの全部で。
  ぐ、具体的には……そのっ
     
…………挿れてほしい、です。



[曖昧に逃れようとするけれど、焦ったさに耐えかねた。
 でも、だってきっとわたしだけじゃない。
 彼だってとっくに熱くなっていたこと
 肌を掠めた感触で、わかってるんだから。**
(-131) Skyblue 2022/08/05(Fri) 14:28:27

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

僕が珠梨さんに触れる傍ら、珠梨さんも僕に触れてくれる。
滑らかな手で触れられると少しくすぐったくて、体の奥がびく、と震えて熱を持つ。

「そうだよ。珠梨さんの事、全部ほしい。
好きなんだよ。
誰にも渡したくない。


何度でもそう言ってみせよう。
指先でかき混ぜると、他のところより気持ちよさそうにしてくれるから、ついつい熱心に触れてしまう。とろとろになって、少し触れるだけで湿った音が響くようになるまで触れ続け、感じる声を漏らし、腰を揺らす様を楽しんで。

彼女から、求めるものを確かに、恥ずかしげな声で伝えられ、顔に喜色が浮かんだ。
(-132) (so) 2022/08/05(Fri) 14:58:48

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「うん、…知ってた。ごめんね、珠梨さんが挿れてほしいって言ってくれたらいいなって、わざと聞いたんだ。
僕も、もう我慢できなくなってる…」

バスローブを完全に脱いでしまって、履いていたトランクスもうち捨てて、現れた熱の塊を珠梨さんの前にさらけ出す。
さっきこっそり手に入れた薄い被膜を被せて取り付けて、指で触れていたところに押し当てた。
いつか、これがいらない関係になれたらいいな、なんて思いながら。

「ここでいいのかな…えっと…ごめん、ちょっと手間取ってる…」

部屋の間接照明は時々色を変えて、少し薄暗いのもあって分かりづらい。珠梨さんの下半身を凝視したり、指で開いてもらったり、少し時間をかけたあと、珠梨さんの上に半分覆いかぶさるような形で彼女を見下ろした。
(-133) (so) 2022/08/05(Fri) 15:12:50

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「お待たせ。…えっと、挿れるよっ……
痛かったらごめんだけど…」

ぐっと力を込めて分け入っていく。肌の表面だけでなく、もっと熱くて湿ったものに包まれている感じがして、ゆっくり力強く、ぴたりと収まるまで深く彼女の体を暴いてつながった。

「あ……入っちゃった、かな。」

温かく包まれているのが、つながった場所から伝わってくる。
見下ろす珠梨さんの顔はどんなだろう。
僕の方は、とにかく珠梨さんの中で、経験がないほど欲を肥大させていた。
つながった場所を見てみたい気持ちはあれ、珠梨さんの顔を見つめながら、軽くニ、三度奥まで抜き差しした。
(-134) (so) 2022/08/05(Fri) 15:23:01

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「わ、やば。これ、すごいっ………」

気持ちよさはあるけれど、それより好きな人とつながっている心の充足感が先にくる。
ずっとこうして繫がっていたい気持ちはあるけれど、我慢できなくて、珠梨さんの顔を見つめながら腰を押し付け、ぐっと抜き差しを始める。

「すごいよ、珠梨さん…好きだよ、好きっ……」

余裕がなくて好き勝手に動いてしまいそうになるのを抑えて、彼女に合わせたペースで律動する。
見つめるだけでは飽き足らなくて、首筋や胸の先っぽに口づけて吸い上げたり、キスを交わしたりしながら動き続けたり、腰を止めて休んだり。ちょっとだけ焦らしたり早くしたり。

ぽたり、と顔から汗を滴らせながら、一生懸命に彼女と自分のペースを自分なりに探り、動き続ける**
(-135) (so) 2022/08/05(Fri) 15:33:29

【独】 元子役 辺世 流

/*
さすがに最終日となると動きも少ないかな…
鹿賀さん、翠さんも秘話移行してないよね?
(-148) (so) 2022/08/05(Fri) 20:51:04

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  ……ありがとう。
  ずっと好きでいてくれたら、うれしいです。


[渡したくないって、彼のその言葉に
 これが遊びなんかじゃないと思い知る。
 交わす言葉も行為も全部が特別だから
 彼にとって初めてのそれは、わたしにとっても
 すごく、すごく大切なものだった。

 湿った水音に浮かぶ恥じらいも漏れ出る声も
 包み隠さず露わにしてしまった。
 彼にならどんなわたしでも見せられると思えたから。]
(-149) Skyblue 2022/08/05(Fri) 21:14:02

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[触れられるほどに増すのは欲と切ない疼きだった。
 本能に負けて恥ずかしいことを口にしてしまうの。
 それに、滾る彼の姿に悦びを覚えて。]


  ん、そう……ッ
  ……あ、あんまり見られるのは
  はずかしい、ですけど……


[言葉でフォローして、自分の秘所に指を伸ばして
 押し広げた粘膜が空気に触れるのを感じながら
 とろり、溶かされて溢れた蜜が伝い落ちる。]
(-150) Skyblue 2022/08/05(Fri) 21:14:27

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流



  はぁ……っ、も、欲しい……です
   わたし、だいじょうぶ なので……


[蕩けた身体で受け入れる準備は万全だった。
 むしろ堪え性もなくじくじくと熱ばかり増して
 火照った瞳で注ぐのは懇願のまなざし。

 そうして内側に迎え入れた先端のふくらみ。
 ひとたび形に添えば飲み込むことは容易くて
 お腹の底まで押し上げられるのを感じたら
 たまらず満たされた心地になる。]


   あぅ、……は、はいってますッ……
    ……ッ 流さ、っん……の、あつい——


[繋がり、肌と肌が密着したなら
 近づいたそのとき、思わず腕を伸ばし抱きとめる
 のぼせてしまいそうなほどの温もりが心地いい。]
(-151) Skyblue 2022/08/05(Fri) 21:15:51

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[それからゆっくりと刻まれる律動に反応して
 はしたない声ばかりを漏らしていた。
 首筋も、胸も、触れられるところ全部が快感になる。]


  わたしも好き、です……
流くん。

  大好き、だから…——もっと、


[キスの甘さを享受して、汗の滲む肌に唇を寄せた。
 奥深くまで受け入れた熱を離さないようにと
 きつくしがみついてしまうわたしは、
 彼よりずっと我慢をするのが下手らしかっあ。**]
(-152) Skyblue 2022/08/05(Fri) 21:16:09

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「すっと…そうだね。本当にそうありたいな。」

包み隠さず、ありのままを伝える。
それができる相手だと思うから、本当にずっと好きでいたい。
ひと夏の恋なんて考えは、どこかに吹き飛んでいた。

僕の方からもお願いしたこととはいえ、珠梨さんが自分で入口を広げ、僕のものを受け入れる準備をしてくれたことも、欲しいとはっきり言ってくれるのも嬉しく思える。積極的に求めてくれるのはやっぱり嬉しいものだから。
(-177) (so) 2022/08/06(Sat) 0:27:31

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

彼女の中に分け入って、中で動きを刻む。
その都度漏らしてくれる声はなんだかはしたなくも可愛くて、ついつい突き込むものを興奮に膨らませてしまう。

抱きとめられ、きつく密着するのも、肌に唇の柔らかさを感じるのも、彼女が一層自分を求めてくれる証。

お返しとばかりに、僕の方も珠梨さんの腰に手を当てて引き寄せ、奥の奥まで強く打ち付けられるようにがっちりと固めてしまう。ぐっと力を込めるとつながった場所から音が響いて、たまらない。

「流くんって…いいな。もっと呼んで。
もっと、もっと…気持ち良くなって、僕に夢中になって…
何でもするから、もっともっと…
やらしくなっちゃえ。


可愛くて、やらしくて、素敵な人。
もっともっと、自分の色に染めてしまいたい。
離れないように虜にしてしまいたい。
そんな、綺麗とばかりは言えない思いさえ、湧き上がってくる。
(-178) (so) 2022/08/06(Sat) 0:41:46

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

何度も、何度も。何度も何度も。
二人だけの空間で、愛の交換に酔いしれる。

こんな時間が永遠に続けばいいのに、なんて思いながら。
それでも、高ぶる体は限界に近づいて、体中の熱と、解放を求める思いが珠梨さんとの接点に集中して、こらえきれなくなる。
腰の動きだけは、ひたすらに止められず、どんどんと強く、早くなるばかり。

「どうしよう、珠梨さん、僕、もうっ……!」

もっとしたい、もっとしてあげたい。
そんな思いと裏腹に終わりは近づいてきて、せめて彼女の方は気持ちよくなってくれているだろうかと、困ったような顔で珠梨さんを見つめた*
(-182) (so) 2022/08/06(Sat) 0:49:14

【独】 元子役 辺世 流

/*
眠いから、うまく落とせてないかも……申しわけない。
(-183) (so) 2022/08/06(Sat) 0:56:19

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[お腹の奥を突き上げられれば、
 駆け巡る痺れは身体中に溶け出していく。
 乱されて、次第に思考が回らなくなるほどに
 好きと、きもちいいと、もっと欲しいと
 そればかりが支配して深く深く溺れていく。]


  ながれくん、っう……好きぃ
   すき 大好き、わたしっ…——
    
おかしくなっちゃいそう、



[そんなうわ言だって、もう手遅れだったかも。
 だってもう引き返せやしない。
 このままで愛し合って、求め合って
 昂りにぜんぶ身を任せてぐずぐずに絆されていく。

 上り詰める快感が限界に達してしまうことすら惜しい。
 そのくせどこまでも欲しがりなのだから仕方ない。]
(-184) Skyblue 2022/08/06(Sat) 2:50:40

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[やがて突き込まれるたび腰の震えが大きくなった。
 逃げ場のなさに困り果てて唇から漏れる声は
 いっそ助けてほしいと懇願するような、
 もっと沈めてほしいと耽溺するような。]


   あんっ、 んん……!
    わた……、わたし……もっ
   ——だめ ッ、きもちぃ、これ…


[緩みきった唇を動かせばキスの名残が
 混じり合った唾液が零れ落ちる。
 
 気持ちよくて、きもちいいから——だめ。
 告げる言葉のちぐはぐさすら自分じゃ気付けなかった。
 張り詰めた我慢の限界はわたしも同じだったから。]
(-186) Skyblue 2022/08/06(Sat) 2:51:40

【秘】 社会勉強 早乙女 珠梨 → 元子役 辺世 流

[だからその代わり、強くつよく抱きしめた。
 薄い膜の隔てる向こう側。けれど、
 そんなもの忘れてしまうくらい近付きたかった。]


    や、だ……も、イっちゃう——!


[激しさを増す律動に、泣き出しそうな震えすら伴って
 襲いくる波の中で視界に捉えた彼の顔は
 目元の火照りが消えないせいで、滲んでいた。**]
(-187) Skyblue 2022/08/06(Sat) 2:52:00

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

気持ちよくできているだろうかと少し不安げに見つめた彼女は実のところいっぱい好きだと言ってくれて、喘いでくれて、気持ちいいと確かに言ってくれた。

それが嬉しいから、僕からも背中に腕を回して抱きしめ、柔らかな舌を重ね合わせる。

とどめとばかりにひくつく中に強く、早く打ち込みながら、目元を潤ませてなんだか泣き出しそうにも見える珠梨さんに笑みを作ってみせた。
(-189) (so) 2022/08/06(Sat) 7:30:10

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

「いいよ…僕ので気持ちよくなって…イっちゃって…
 イっちゃえ。」

こんな風にベッドの上でだけは、珠梨さんの困った顔も泣き顔もいっぱい見てみたい。
逆でもいいけど。

そんな風に考えながらダメ押しと最奥を強く抉って、擦って。
それでもう、限界で。

「珠梨さん、僕、もうっ………!」

抱きしめる腕に力を込めたまま、溶け合うような快感がはしって、薄い膜ごしに、珠梨さんへ向けて、<xlarge></xlarge>思いの全てを解き放った。
(-190) (so) 2022/08/06(Sat) 7:30:22

【秘】 元子役 辺世 流 → 社会勉強 早乙女 珠梨

***************

しばらくして、抱き合ったま、ま珠梨さんと唇を合わせる。
さっきシャワーで汗を流したのに体はまた全身汗ばんでいて、シャワーを浴びないとな、とか、終わったら早めに抜かないとダメなんだっけ、とかこのままだと2回目できちゃいそうだな、とか考えるけれど、今は離れがたくて、抱き合ったまま、心地よさの残滓に身を委ねた。

「ありがとう。

あのね。これからも珠梨さんといっぱい話して、色々なところに一緒に行って、色々な経験してさ。

…こんなことも、いっぱいできたらいいって。
どんな事でも一緒にいっぱいしていきたいって、そう思った。

ゆっくり休んでいいよ。…ちゃんと起こすから。」

そう伝えて

「好きだよ。」

もう一度珠梨さんにそう伝え、唇を合わせた**
(-191) (so) 2022/08/06(Sat) 7:37:06
 




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