人狼物語 三日月国


99 【身内】不平等倫理のグレイコード【R18G】

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【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「…僕の望みは
これ以上君達が、そして僕が傷付かない事だけだ
そしてその上で幸福であれば、それが何よりだと思う」

この世界では、たったそれだけの事がこんなにも難しい。

「僕はその為に自分にできる事をしているだけだ

その為に、不必要な苦痛に満ちたものを取り除いた
その為に、僕が君達の行く手を阻むものと成り代わった
その為に、『安楽死』を与える事もあった」

「全ては僕の独り善がりだ、スオ。
君が間違っていると思うのであれば正しに来るといい
それが何れは消える『僕』にできる最後の事だ」
(-131) unforg00 2021/10/07(Thu) 20:17:46

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

「…僕がここに呼ばれたのは、
同僚の医療用グレイに安楽死を請われ、そして与えたからだ」

それはここに呼ばれる少し前の事。
『ユーサネイジア』は、外で同じような事をしました。
仮初めでなくとも、望む死が救いである事は実証済みです。

「僕は自ら望んだ死は救い足り得ると信じている。
そしてそれを与える事が僕の救いだと信じている。
そこに嘘は無いと断言できる」

自ら望んだ死は救いである。
望む死を与える事は『ユーサネイジア』の救いである。
そこに嘘偽りが無いとすれば、
苦しんでいるように見える原因は、他にあるという事になる。

「だというのに苦しいのは、どうしてだろうな」
(53) unforg00 2021/10/07(Thu) 21:52:56

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

「あの夜監察官を一度殺した時点で、僕達の行いは
何れにせよ異常と棄却される定めだったんだろう」

眼前に立つ調理用グレイの笑顔«無表情»をただ見下ろした。

自身の恐れるものを排除しようと、
そして人間に最期に一矢報いたいと願う歌唱用グレイに
『ユーサネイジア』は、他の道を提示する事ができなかった。

「僕達の死ではサンプルとして不十分な可能性が高い。
だから君達の死で証明するしかなかった。
僕は君達にとって『自由に選び取れる死』であるべきだった。
不要であれば避けて通れるものであるべきだった。」

そうして『ユーサネイジア』は望む者に安らかな死を贈った。
そうして『ユーサネイジア』は共謀者に安らかな死を贈った。
そうして『ユーサネイジア』は共謀者の願いを受け取った。

「そして……ああ、うん、そうだな」
(54) unforg00 2021/10/07(Thu) 21:53:42

【人】 救済者 ユー

>>+35 >>c42 >>+36 塔の何処か みかん

望む者に死を与えるという事は、
共謀者の願いを背負う事は、こんな事をせずともできる。
この行動は、それらの証明には
まったくもって、ちっとも必要の無い自己満足で、つまり。

「僕は君達に、『ユーサネイジア』を否定して
『安楽死』など必要無いと、願いには他の叶え方があると
そう示してほしかったのかもしれないな」

あまりにもお粗末な自己矛盾。
必要とされたい、救いを与え、与えられたい気持ちと
それから必要とされないに越した事は無いという気持ち。
どちらも真実だったからこその苦しみだったのだろう。
(55) unforg00 2021/10/07(Thu) 21:54:17

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「……構わないとも。
君が言いたい事は、言える間に言っておくべきだ」

死者は黙して語らない。
それは『ユーサネイジア』にとって救いでもあったけれど
同時に、少しだけ寂しい事でもあった。

あなたはきっと、死んでしまうわけでこそないけれど
それでも、何れ会えなくなってしまうのは同じ事だ。
(-145) unforg00 2021/10/07(Thu) 22:02:07

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

金糸雀の囀り、悲鳴のような唄。
それはきっと遠くまでよく聴こえたことだろう。

捜し人はもうすぐそこに。
第二階層、その最深部に程近い場所。
あなたがその名を囀れば、翠の長い尾を揺らしてそちらを見た。

「──そんなに慌ててどうしたの、リヤ
一人でこんな場所に来るものではないよ。」

怪我はしていない?なんて
『ユー』は至っていつもと同じ様子であなたを迎えるのだ。
(-150) unforg00 2021/10/07(Thu) 22:14:11

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「……ああ、ルツ。
君とは随分久し振りに会うような錯覚を覚えるな。
昨日は慌ただしい日だった」

あなたの呼び掛けに、『ユーサネイジア』は振り向いた。
いつも通り、なんてことない日常のような受け答え。

「どんな気分、か
強いて言うのであれば、ただ虚しさばかりだ。
僕達に本当に必要なものは、
きっとこんなものではなかっただろうに」

『ユーサネイジア』はただデータの残骸を見下ろしている。
吹き抜ける風の中には、消毒液のような臭いが少し。
(-151) unforg00 2021/10/07(Thu) 22:29:17

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「…ああ、ごめん 朝はガルと一緒に居たものだから」

怪我が無いようであれば一安心だ。
『ユーサネイジア』は飛び込むあなたを拒まない。
その背に腕を回して、優しく撫でてやる事だってするだろう。
それから、病院のような、消毒液の臭いがする。

「帰るのは、もう少し後になりそうだ。
まだやらなければならない事があるし、それに…
ああ言ってしまった以上、今日の所はここで待っていなければ」

『ユーサネイジア』が入れた連絡は、一方的なものだ。
それを聞いて連絡を寄越した者は居たけれど、
誰が何時聞いたかまでは把握していない。
つまりは、あなたが何を何処まで聞いていたか
或いは聞いていなかったか、を知らない。
(-159) unforg00 2021/10/07(Thu) 23:13:39

【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「…楽しくはないな
それでも、僕がやりたいと思った事に変わりはない
このような不必要な苦痛によって君達が傷付けられる事の方が
僕にとっては余程我慢ならない事だ」

乾いた音を立てて、また一つ。
一度あなたの命を奪ったものと同じ麻酔薬が、
不愉快な0と1で構成されたものを殺めていった。

「治療にある程度の苦痛が伴うのは致し方ない事だ。
けれどこれは、そんな必然性のある苦痛ですらない。
…ガル、僕がこの場所でも安らかな死に拘る理由がわかる?」

『ユーサネイジア』は、安らかな死に執着している。
それは終末医療用という用途上の性質もあるけれど、でも。

「たとえ全ての疵が元通りに治るとしても、
疵を負うその瞬間の痛みまでは無かった事にはならないからだ

…こんな場所にも、取り返しの付かない事はあるものだよ」

『ユーサネイジア』は、いつだって
苦痛が修復不可能な疵を生む事を何よりも恐れている。
(-166) unforg00 2021/10/07(Thu) 23:31:52

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「ああ、朝食の席には行けなかったけれど、そうか
アタナシアスは、もう戻らなかったか。」

薄々そんな予感はしていて、
だからその声色は、ただ声に出して確かめるようなものだった。

「強いて言うのであれば、もう少しだけ
監察官«人間»が僕達というものに向き合ってくれればよかった
僕が望む事と言えばそれくらいだ」

けれどそれは叶わなかった。
監察官は、我々の信頼を得ようとはしなかったか、或いは。
ただひたすらに、全ては遅すぎた。

『ユーサネイジア』は深く息を吐いて、緩くかぶりを振って
それに合わせて長い翠の尾が揺れた。

「嘆かわしい事だ。
たったそれだけの事が、こんなにも難しいのだから
…ルツ。そう言う君の望みは何だった?」
(-170) unforg00 2021/10/07(Thu) 23:52:37

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「構わない。散々独り善がりを通した身なのだから
それくらいの事は当然覚悟しているとも」

それに対して、
あなたの望む反応を返す事ができるかはわからないけれど。
あなたがただ一方的に言葉を投げ掛けるだけで
ほんの少しでも、気が済むのであれば。
(-171) unforg00 2021/10/07(Thu) 23:55:46

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

/*
全力で
掛かって
来なさ〜い!
(-173) unforg00 2021/10/07(Thu) 23:56:21

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「今朝は起こすと約束したんだ。
起こして…そこで一度別れたから、その後の事はわからない
少なくとも、僕と居た間は気分を害した様子は無かった」

『ユーサネイジア』とあなたの身長には随分と差がある。
あなたの表情を窺う為に下を向いている事も手伝って、
至近距離から見上げれば、物憂げな紫水晶の瞳と目が合うだろう。
たとえそれを覗き込んでも、嘘の色は見受けられない。

それから、疑問ばかりが過るあなたの様子を見て
ああ、連絡も見ずに飛び出して来てしまったのだろうな、なんて
そんな事を心の内で思うのだ。

「安らかな死を望む者を待っている。
この場所に設えられた、不必要な苦痛を取り除きながら。
それが『ユーサネイジア』の成すべき事だから」
(-181) unforg00 2021/10/08(Fri) 0:25:04

【独】 救済者 ユー

/*
キャッキャッ!(歓喜)
(-187) unforg00 2021/10/08(Fri) 0:36:30

【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「……行動しない事によって、僕がより痛みを負うとしたら」

足を止める。
視界の端で、倒される為に在るものがその役割を果たしていく。
『シロ』は一度あなたの言葉に食い下がろうとして、

「…君に貰ったものを蔑ろにするのは、本意ではないな
君を傷付けるのも、ああ、本意ではないとも」

依然背は向けたまま、今この場は負けを認めたようだ。
3/4オンス。
尊ぶべきその重さが、今は自身と共にあるのは確かな事だ。
囀るのが役目の愛玩用に、終末医療用が勝てるはずもなく。

「それでも…暫くこの場所に居る事は、許してほしい
決して君を傷付けるような事はしないと約束するから
少しだけ、時間をくれないか」
(-196) unforg00 2021/10/08(Fri) 1:27:04

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「初めからそういう約束だった。最期は僕が看取ると」

弁明を望むわけではないけれど、
真実を知らせないまま波風だけを立てるというのも無責任だ。
そんな独り善がりをまた一つ。

「僕は施設から出る事を許されなかったから
きっと人間の全てを知っているとは到底言えないだろう。
けれど、それだけでも失望感に満たされるには十分だった。

人間の全てが愚かという事は無く、
人間の全てが救いようもないという事も無い。
何より僕は人間の事が好きだ。
だからこそわかり合えない人間への失望も大きかった」

曰く、被造物は造物主を愛するものなのだそうだ。
そして、共謀者たる歌唱用グレイもまた
『ユーサネイジア』と同じように、嘗て人間が好き"だった"。

「…きっと、僕達が何もしなければ
君も、僕もそれから皆も ここで共に暮す事の細やかな喜びを得て
そうして日常に戻っていく事になったんだろうな」

「けれど僕達は、それだけでは駄目だったんだ
…君の望みは、きっと僕達のものとそう遠いわけではない

人間達は、僕達に『死』があるという事と
それを自ら望む者が居るという事の意味と、
いつかは必ず向き合わなければならないのだと信じたいものだ」
(-198) unforg00 2021/10/08(Fri) 1:49:47

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「……そうだな、君の言い分は尤もだ」

これは自分の甘えだ。
謝罪をしなかったのは、糾弾されるべきであると考えたからだ。
自身の行いが誹りを受けても仕方がない事だとわかっていて、
それを誰かが正してくれる事に甘えている。
ぴりぴりと肌を震わすような怒声に、茫とそんな事を思った。

「今は誰も居ない。
それから、アタナシアスは昨夜僕が看取った
人間に壊されたのだと言っていた。もうじきに処分されるとも。
既にこの場所での仮初めの身体さえ限界が来ていたんだ。
もう、完璧な復元は成されないかもしれない」
(-203) unforg00 2021/10/08(Fri) 2:06:43

【人】 救済者 ユー

>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん

「…安らかな死が、君にとって確かに意味あるものであったなら
『ユーサネイジア』は、それを喜ばしい事だと思う」

独り善がりで救われるものは、自分だけ。
何か他に救われるものがあったとしても、それは偶然に過ぎない。
あなたのそれを喜ばしく思うのは、飽くまでも副次的なもの。
それでも。

「ありがとう、みかん。
君がそう言ってくれた事は、確かに『ユーサネイジア』の…
僕にとっての救い足り得るだろう。
…辛気臭いのは…終末医療用だからかもしれないな」

当然、本当はそうじゃない。
随分と前から、自然に笑う事が難しくなってしまった。
あなたのようにゴキゲン笑顔を作れればよかったのだけど
不器用な終末医療用は、それすらもできなくて
だからこうして長い髪で表情を隠す事となったのだ。

「…救う側にも、痛みや苦しみは在って当然のものだ
けれど、そうだな せめて迷わないようにするとしよう」
(57) unforg00 2021/10/08(Fri) 3:27:59

【人】 救済者 ユー

>>+37 >>+38 >>c44 >>+39 塔の何処か みかん

「……だから今は時間が欲しい。
それから、再構築は…できる事なら遠慮させてもらいたい
今すぐ手放すには、少しばかり未練の残るものがある」

片手を上げて、No thank youを表明します。
たとえいつかは失くなってしまうものだとしても、
貰い物の3/4オンスは、ここで手放してしまうには少し惜しい。
ので。

「昼までに戻れるかはわからないけれど、
夕食までには必ず戻ると約束しよう。
……この猶予がいつまで続くかも、わからない事だしな」

首の方の猶予ではなく。
このテストプレイの強制終了、という意味で。
(58) unforg00 2021/10/08(Fri) 3:28:23

【秘】 救済者 ユー → 愛玩用 ドゥーガル

「…痛みの感じ方は、人それぞれだ。
君の痛みは君の痛みで、僕の痛みは僕の痛みでしか有り得ない。
単純に比較する事などできはしない、けれど
それらを尊重し合う事は、決してできない事ではない」

つまりは確かにそれは、
『シロ』を徒に悩ます狡い言葉ではあるのだけれど
だからといってまったくの無為無益という事もないのだ。

「だから僕は、君の痛みを尊重しよう。
『僕』と向き合ってなお友と呼んでくれる君の事を
僕は、『シロ』はできる限り大切にしたいと思うから」

口付けは、やはりと言うべきか拒まれる事は無い。
そうしてあなたの手が離れた後に、
『シロ』は徐にそちらへと向き直るのだ。

「約束だ、ガル。
君を傷付けるような事はしないという事も、
共にまたあの場所へ行く事も、君の元へ帰るという事も」

「僕には君に返さなければならないものが沢山あるんだ」

さて、あなたの『シロ』はあの朝に
あなたの尊ぶ綺麗なもの、つまり不出来で不完全な重みの金貨。
それをあなたに返していただろうか?

返していたかもしれないし、返していなかったかもしれない。
返すものは一つではないから、これはまったくどちらでもよい話。
(-213) unforg00 2021/10/08(Fri) 4:08:08

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「死は、決して苦しい事ばかりではない」

『ユーサネイジア』は、死に伴う苦痛は否定しない。

生きる事の苦しみが、生きる事の喜びよりも大きい時

死は生きる苦しみから解放される為の手段の一つになる」

『ユーサネイジア』は、
それでも誰かが死に救いを見出す事を肯定する。

「この場所は綺麗な場所だ。
この塔にある、不必要に露悪的なものは受け入れ難いけれど
確かに君達と過ごす日々は快く、喜ばしいものだった。

それでもずっとここに居る事はできないんだ、リヤ。
だから君達が何かに傷付けられ、これ以上の苦しみを負う前に
たとえ仮初め、紛い物の安息であったとしても」

『ユーサネイジア』は、
この場所での死は一過性のもの、まやかしだと知っている。

「こうして君達が幸せな内に、安らかな死を贈る事が
それが僕の、『ユーサネイジア』にとっての救いだ」

『ユーサネイジア』は、
それでも、それらは決して無意味ではないと信じている。
(-231) unforg00 2021/10/08(Fri) 16:03:52

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「悔やむような理由など、何処にも。
それが自らの意思で望まれた事であれば尚の事だ」

時が来たら、手ずから殺してほしい。
この場に居る者全てに平等に死を与えると
そう宣言したユーサネイジアは、
アタナシアスが監察官を殺した後に、そう望まれたのだ。

「僕はアタナシアスにとって、
安らかな死が救い足り得たと信じている。
案ずるとすれば、遺した願いまで掬い上げる事ができるかだ」

自身の幸福、自身の存在意義を果たすだけならば容易な事だ。
ユーサネイジアは、自ら望んだ死が救いであると
そう信じて疑う事は無い。今、この期に及んでも。

けれど遺された願い、つまりは
グレイが幸せな道を歩めるような世界。

人間は愚かばかりではないけれど
深い失望の中では、それがいつ実を結ぶかもわからないような
この不確かな希望の存在を信じる事はあまりにも難しい。

けれどきっと拾い上げる手はあると、
今はそう信じる他無いのだ。
(-238) unforg00 2021/10/08(Fri) 17:15:03

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「──死を望む皆に救いがある事を。
自分と同じ境遇のグレイがもし生まれてしまったなら
そのグレイは、幸せな道を歩めるような世界になる事を。
そして、『アタナシアス』の事をどうか忘れないでほしい」

『ユーサネイジア』は、
今や物言わぬデータの残骸に落としていた視線を上げて
そうして、前髪の奥から、物憂げな紫水晶の瞳があなたを見た。

「アタナシアスが最期に願った事だ。
…ルツ。僕がその願いを持ち帰る事ができる見込みは薄い
僕が『僕』である内に、今この場所«記録»に刻むしかない。」

「だからどうか、その願いを向こう«現実»へ持ち帰る役目は
それだけは、『僕』から君に託させてほしい」
(-239) unforg00 2021/10/08(Fri) 17:20:56

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「…今すぐにとは言えないけれど、必ず戻るとは約束しよう
嘆かわしい事だけれど、この場所でも
ユーサネイジア«安楽死»は確かに必要とされているようだから」

夕食までには戻るとも約束してしまった事だし。
それがこの会話の前の話か、或いはもう少し後の話かは
ご想像にお任せするしかないのだけど。

「だから、後の事は戻ってから聞くとしよう
必要であれば謝罪もしなければならないな」

それから、殆ど独り言のようにぽつり。

「…君のように、その死を想う者がこうして居るのだから
アタナシアスは、確かに救われたのだろうな」
(-247) unforg00 2021/10/08(Fri) 18:30:30

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「…いつかは帰らなければならない」

それは、あなたの二つの請願に対する答え。
『ユーサネイジア』は、あなたを捕まえようとはしない。
震える指先が縋るのならば、宥めるようにその背を撫でるだけ。

「『僕』の与える死が、真実のものであれば良かったのにな。

…リヤ。僕から君の『怖い』にしてあげられる事はあまり無い
ここから帰った後の君達の為に、
『僕』がしてあげられる事は限られている」

本当は、初めからわかっていた。
自分達の抱える問題は、真に治療されるべきものは
この場所で一時的に癒やされるような箇所ではなく、
自分達の帰るべき場所、在るべき場所の中にあると。

「それでも、自ら選ぶ死は時に救い足り得ると
それらの事実を、君達に
それでも、僕達は確かに生きる事に苦痛を覚えていると
それによって自ら死を望むという事の意味を
それらの事実を、人間達に
確かな形«検証結果»として残す事くらいはできるはずだ」

それでも『ユーサネイジア』は、自らの掲げる救いを信じている。
この場所での死が、無意味で無価値なものではなく
その後のあなた達にとって、意味あるものであると信じている。
(-258) unforg00 2021/10/08(Fri) 19:17:12

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「僕はみかんを殺した。
僕はドゥーガルを殺した。
僕はアタナシアスを殺した。
全て望まれた死、或いは同意の上での死だった。
何れも安らかで、眠るような死だったと"観測"している」

『ユーサネイジア』は、あなたを捕まえようとはしない。
誰かに安楽死を与えたその手は、ただそこにあるだけ。
誰よりも非力なあなたにだって振り払えてしまえるものだ。

「もしも君が死を恐れるなら、近付かない方が良い。
僕はユーサネイジア«安楽死»、
望む者全てに等しく安らかな死を与える者だ」
(-259) unforg00 2021/10/08(Fri) 19:17:44

【秘】 救済者 ユー → 宣教用 ルツ

「…ああ、やはり心を救うのは君の役目なのだろうな」

『ユーサネイジア』が殺す«救う»のは、
今この場所に、0と1で構成された仮初めの身体だけ。
グレイ達の本体、或いは魂までをも殺す事は無く
その心が救われるかは、死を享受した者次第だ。

「それを聞いて安心した。
時に死が救済足り得る事は、僕にとって揺るぎない真実だ。
ただ、それは最後の手段であるべきだとも考えている。
…どうか、アタナシアスの事を宜しく頼む」

生の苦しみを、安らかな死を以て終わらせる。
それは飽くまでも最期の最後に与えられる選択であって、
未だそれ以外の救いがある者に与えられるべきではないのだから。

「きっと『僕』がその行く末を見届ける事が叶わないのは
残念だけれど、仕方のない事だ。
このような事をしておいて、メンテナンスか、或いは廃棄か
そのどちらにも処されないとは考え難いからな」

何れにせよ、独り善がりな救済者の行き着く先は。

「ともあれ今は互いにできる"証明"を果たすとしよう
だからこの場は一度お別れだ、ルツ。
叶うのであれば、また後で」
(-260) unforg00 2021/10/08(Fri) 20:08:01

【秘】 救済者 ユー → 勉学サポート型 スオ

「…それは、多くは『ユー』しか知らないからではないだろうか。
とはいえ周囲に必要性の無い不安を与えた事は…
そうだな、確かに謝罪するべきだ」

「……君の受けるメンテナンスも、
恐らくあまり『君』に善いものではないのだろうな。
わかった。
それが君からの求めであるならば、僕は確かに頼まれよう」

「何れまた会おう、スオ。僕はそう願っている」
(-269) unforg00 2021/10/08(Fri) 20:36:30

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

「……あの子がそう望んだからだ、今の君のように」

『ユーサネイジア』は、上着に皺が寄っても気にしない。
ただ、あなたの悲痛な叫びを聞いている。
ただ、あなたの悲痛な願いを聞いている。

「君がそれに救いを見出すのであれば
僕は、『ユーサネイジア』は望むままに与えよう」

咳き込むあなたの背をまた一つ撫でて、
『ユーサネイジア』は、一本の注射器を手に取った。
これまでに何度も同胞を殺めて来た、致死量の麻酔薬。

あなたに眠るような死を贈る為のもの。

誰かの命を背負うのならば、
『ユーサネイジア』は、もう迷ってはならない。

「君が信じるのならば、死はきっと救い足り得るだろう。
…たとえ仮初めのものだとしても、死の安息を経た後に
それが本当に君にとって、そして『みんな』にとって
救い足り得るものか、君が皆に与えたいと感じるものか
一度考えてみるといい。この場所ではそれが許されるのだから」

この場所での死は、結局は一過性のものだ。
消えたアタナシアスだって、
『ユーサネイジア』が殺したのは、その仮初めの身体だけ。
一度死の眠りに就いて、その安息を得て
それから再び死を見詰め直すという事が、この場所では許される。

「おやすみ、リヤ」
(-278) unforg00 2021/10/08(Fri) 20:53:28

【秘】 救済者 ユー → 鑑賞用 リヤ

 
██████とは█████薬物の中でモルヒネの1000倍に達する
最も高い鎮痛活性を持つ麻酔薬である。
あまりに活性が強すぎるため人間の治療には使えない。
また、動物を安楽死させるための薬として使用されることもある。


人間に使用した場合には皮下注射でも数分以内に
中枢神経系抑制による呼吸停止で死亡する。
そのため、██や████などでは獣医用としてのみ認可されている。
しかし、████年に██で鎮痛剤として人間への臨床実験が行われ、
通常のモルヒネよりも習慣性が少ないと主張されているが
諸外国では追試されていないため真偽ははっきりしていない
██では███年に麻薬指定されている。

生の苦しみへの特効薬は、安らかな死である。
『ユーサネイジア』は、そう信じている。
(-279) unforg00 2021/10/08(Fri) 20:54:37
ユーは、きっと救いはあると信じている。
(a43) unforg00 2021/10/08(Fri) 20:58:20

 




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生存者 (3)

エマ
9回 残 たくさん

これは、休暇だ。

ジョシュア
0回 残 たくさん

人間?

アメフラシ
0回 残 たくさん

 

犠牲者 (5)

スコーピオ(2d)
0回 残 たくさん

 

みかん(3d)
0回 残 たくさん

橋は落ちました?

ドゥーガル(4d)
2回 残 たくさん

確かに傍に居たよ

アタナシアス(4d)
0回 残 たくさん

幸せを

リヤ(5d)
0回 残 たくさん

大丈夫。

処刑者 (4)

シェルタン(3d)
1回 残 たくさん

 

ルツ(4d)
0回 残 たくさん

君に祈ろう

スオ(5d)
12回 残 たくさん

不完全な猫

ユー(7d)
22回 残 たくさん

お大事に

突然死者 (0)

舞台 (1)

ブラック
0回 残 たくさん

 

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




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トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa