人狼物語 三日月国


225 秀才ガリレオと歳星の姫

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視点:


一日目

村人:1名、霊感少年:2名、皇狼:1名

【人】 とある書物



    それでも人は、夜空の星に手をのばす。

 
(0) master 2023/09/30(Sat) 0:00:00
コミット要求:ON

【独】 エウロパ

/*
分かってたけどユスティ顔がいい……最高だな……( ˇωˇ )
そして秘話の気づいてあげられないんだ、があまりにずるい。
気づいてるでしょそれー!!!
(-0) alice0327 2023/09/30(Sat) 2:24:30

【墓】 エウロパ



   物わかりの悪い子どもを諭すような説明に
   私は少し顔を曇らせる。>>0:156>>0:157

   力の差があるから、私との間では
   協力関係は成立しない。

   君の手伝いなど要らない、と。


  
(+0) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:38:02

【墓】 エウロパ




   
「学園一の問題児が、虎なのかな……。」



 
(+1) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:38:25

【墓】 エウロパ



   果たして本当にそう、だろうか。
   私には技が足りない。
   君には力が足りない。

   どちらにも足りないものがあるなら
   私達に差なんて……。
   そう、思ってしまうのは所詮、
   私に足りないのが技、だから?
   力不足じゃない者の言い分では
   君を納得させることなんて出来ないのかな。


 
(+2) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:39:49

【墓】 エウロパ



   技を身に着けられずに落ちこぼれていく人だって
   この学園にはいるのだから。


   君がしていることは
   決して凡人の為せることではないのに。


  
(+3) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:40:17

【墓】 エウロパ



   住む世界が違うのだと言われたようで
   ……さびしい。>>0:160


  
(+4) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:40:38

【墓】 エウロパ



   一緒に食べよう、って誘いに
   一瞬口籠った理由が分からずに首をかしげて。
   でも、どうやら誘い自体は駄目じゃないみたい。

   ちなみに。
   ユスティの予感した未来は当たってる。
   別に私はごちそうになる未来でもよかったけど。
   何か君には不都合があるのかな、わかんないな。


 
(+5) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:41:07

【墓】 エウロパ



   
「―――――……。」


  
(+6) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:41:26

【墓】 エウロパ



   謝られながら手が離れていく。
   私と手を繋ぐの、嫌なんだ。


   
…………他の人もそうだ。


   私に触れるのを嫌がる。
   それはきっと魔法使いとしての本能。
   必要以上の魔力が流れ込めば器が壊れる。
   自身の命に関わるから。


   私と仲良くしてくれる数少ない友人も
   私には決して触れようとはしない。
   W魔力が流れてくるのは危ないからW
   ってその子は教えてくれた。


   流してるつもりはないのに。
   制御しようにも私には技がない。
   魔力を渡す方ならできるけれど
   それも、必要以上に渡し過ぎてしまうんだろうな。


 
(+7) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:42:19

【墓】 エウロパ



   もし私が制御さえ覚えたら、
   君は嫌がらないでいてくれる?

   それとも…………たとえ覚えても
   変わらない、のかな。


  
(+8) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:42:51

【墓】 エウロパ



   「一緒に来てくれるんだ、やったー!」


   
さみしそうな顔を見せたのは一瞬。

   すぐに笑顔を取り繕った。
   ……隠せてなかったかもしれないけれど
   暗いし、もし何か言われても見間違いだよって
   誤魔化してしまうつもりで。


  
(+9) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:43:16

【墓】 エウロパ



   足を止めてしてしまった質問には 
   予想してなかった言葉が当然のように返ってきて。

   
え、もしかして私女の子として見られてない……?

   あまりにも平然と言われてしまって
   嬉しいより先に疑問が浮かんでしまうんだ。

   私だけだったらいい、とは  
   確かに思ってたし、嬉しいことのはずなのにね。

  
(+10) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:43:52

【墓】 エウロパ



   たとえ処置だと知っていても。
   私はユスティ以外の異性にあそこまでの対応は
   きっとできない、躊躇ってしまう。


  
(+11) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:44:12

【墓】 エウロパ


   
   「そ、そっかーーー、よかったーー。>>0:164

    だって、ほら。
    もし私と同じような人がいて同じことしたら
    きっと勘違いされちゃうよ?
    ユスティはかっこいいんだもん。」

 
(+12) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:44:39

【墓】 エウロパ



   成績トップの優等生。
   ユスティのことをいいな、って目で見てる女子は
   いっぱいいるはずだし、
   私は何人かそういう子を知ってる。

   ユスティにその気がないのに
   もし、処置だと言って抱きしめられたら
   女の子はきっと勘違いしてしまう。
   私以外に魔力を抑えられない人は
   そうそういないんだと思うし、
   君に言われれば納得する話ではある。
   だから、私が心配することじゃないんだろうけれど
   気になってしまうから、つい。


  
(+13) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:45:00

【墓】 エウロパ




   立ち話の間に売り切れたのか 
   それとも単に運がなかったのか。

   売り切れにがっかりしてると
   君は他の物でも、って勧めてくれる。
   ……ホットドッグを買うつもりで来たし
   代わりの物って言っても咄嗟には決められない。


   「うん……それはそう、なんだけど……。
  
    
私のホットドッグ……。」



   がっかりしてる間に
   君は最後の一個になっていたコロッケを買ってた。
   ちゃっかりしてるなぁ、って思ってたら。

 
(+14) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:45:27

【墓】 エウロパ



   
「……いいの?」



   差し出されたコロッケを立ち上がりながら見つつ。
   ユスティのだし……と思ってた遠慮は
   数秒で消えてしまった。
   
だって美味しそうなんだもん!


 
(+15) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:45:51

【墓】 エウロパ



   「じゃあ……お言葉に甘えて……
    いただきまーす!」


   受け取って、一口食べればさくっとした衣と
   とろとろのカニクリームが口いっぱいに広がって。

 
(+16) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:46:15

【墓】 エウロパ



   
「おいしいー!しあわせー!!!」



   にこにこしながらあっという間に
   貰った分を食べ終えた頃には
   目当ての物がなかったショックからは
   すっかり立ち直っていた。

   ホットドッグはないけどホットサンドなら……
   とお店の人が元気になった私に声をかけてくれた。
   もっと食べたくなっちゃった私は
   迷わずそれを買って。
   半分に切られている三角のホットサンドを
   君の方へと差し出して。

  
(+17) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:47:17

【墓】 エウロパ



   
「あげる!さっきのお礼!」



   にこにこしながら言った。
   この瞬間だけ見ればデートみたいだと
   思われてしまうかもだけど、
   当の私はそんなことは気にも留めていなかった。* 
  
   
(+18) alice0327 2023/09/30(Sat) 3:47:37

【秘】 ユスティ → エウロパ



   推薦を受けたエウロパの傍らで
   ユスティは静かに努力を続けた。
   自分もトカリスに入学するなど
   決して誰にも伝えずに。

   一般公募の高い倍率を乗り越え、
   ようやくその切符を手にしたのだ。

   ユスティが殺気さえ放つせいで
   周囲の人間は推薦のことを
   彼の前では話題に出せなくなっていた。


   彼はエウロパが居ることを知っている。
   だが彼女はどうだろうか。
   たとえ知らなくても不思議な事では無い。



(-1) 西 2023/09/30(Sat) 14:28:15

【秘】 ユスティ → エウロパ



   関わる気などなかった。
   天才は天才らしくぬくぬくしていればいい。

   どうせ推薦組と一般公募組では
   一年次のクラスは別々だ。

   意図しなければ顔を合わせることもない。



               そのはずだったのに。
(-2) 西 2023/09/30(Sat) 14:29:32

【秘】 ユスティ → エウロパ




   突如として肌が感じ取るのは魔力の濁流。
   惨劇の予兆は身体を突き動かして、


       先生よりも、ルームメイトよりも
       彼は誰よりも早くその場へ辿り着いてしまう。




(-3) 西 2023/09/30(Sat) 14:31:07

【秘】 ユスティ → エウロパ



   トカリスは優秀な魔法使いが集まる。

   それでもユスティの中で
   容易に感知できて寒気さえ覚える魔力を
   こうも軽々と垂れ流す<kan馬鹿>天才</kana>など
   たった一人しか思いつかない。

   その先で起こりうる惨事も
   魔法の制御という技を磨いた己だからこそ、
   エウロパという魔女の脅威を知る己だからこそ、
   熟練の先生たちちより更に先を見通せる。


(-4) 西 2023/09/30(Sat) 14:32:54

【秘】 ユスティ → エウロパ



      「落ち着いて。呼吸を整えるんだ。」


(-5) 西 2023/09/30(Sat) 14:33:30

【秘】 ユスティ → エウロパ



   エウロパに届く声は
   凪のように優しく、柔らかく。

   浸水した床に触れると
   ぶつぶつと独り言のように詠唱を唱えて
   その手で水を吸収していく。


   普通なら耐えられるはずのことも
   エウロパの物は一筋縄ではいかない。

   吸収が終わる頃には
   ユスティもまた息を切らし額に汗をにじませていた。



(-6) 西 2023/09/30(Sat) 14:34:19

【秘】 ユスティ → エウロパ



   解決を見てしばらくして、やってきた先生たちが
   驚いたようにエウロパとユスティを見やる。

   こんな危険なことを誰が、と。
   こんな問題行動を起こしてしまったら
   処罰がないと他の生徒に示しがつかない、と。

   しかし彼は冷静だった。
   先生たちにただ頭を静かに下げて。

   冷静に、エウロパに告げる。


     「先生にはボクが言っておく。
      キミがここにいてもただの役立たずだ。」
、と。


(-7) 西 2023/09/30(Sat) 14:37:47

【秘】 ユスティ → エウロパ



   どうやらモモイ先生は

      ユスティの意図に気づいていたようだが。**


(-8) 西 2023/09/30(Sat) 14:38:28

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ユスティから拒絶されたあの日から今まで。
   私は君からトカリスに行くとは聞けないまま。

   でも、来るんじゃないかって思ってた。
   あれだけ努力していた君だから。
   推薦でなくともきっとその切符を手にできる。

   
来て欲しい、と思ってた。

   だって、そうでなければ私が入学する意味なんて
   一つもないんだから。


  
(-9) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:35:43

【秘】 エウロパ → ユスティ



   学園生活に慣れない頃は
   歩きながら周りをみて君の姿を探して。
   よく人にぶつかりそうになってた。
   絶対いるはずだと思いながら。

   どうしても見つからないのなら。
   迷いなく退学するつもりだったんだ。


 
(-10) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:36:18

【秘】 エウロパ → ユスティ

 
   
   君の傍に居たい、その一心で
   心細さを押し殺しながらここに居るのに。

   避けられてるとも知らずに探し続けていた。


  
(-11) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:36:35

【秘】 エウロパ → ユスティ


  
   私が入学前に魔力暴走を起こしたと
   知っている生徒はおそらくいない。
  
   知っているとすれば、君だけ。


   先生達の間では共有されていたから。
   水や氷を扱うときは
   特に気を付けなければならないと。
   注意をされていたはずなのに……
失敗した。


  
(-12) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:37:12

【秘】 エウロパ → ユスティ



   
「う、うん……。おちつかなきゃ……」


  
(-13) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:37:52

【秘】 エウロパ → ユスティ



   耳に届く柔らかな声。
   顔を見なくとも確認しなくとも君だってわかった。
   パニックになっていたけれど
   ゆっくりと息を吸っては吐くを繰り返す。
   
   一人じゃ止められなかったはずの水の流れは
   少しずつ弱まっていき
   いつも通りの呼吸になった頃には完全に止まった。

   でも、水浸しにした教室を元通りにする方法は
   身に着けていないから。
   少し苦しそうに水を吸収させていく君を
   心配そうに見つめていた。

  
(-14) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:38:26

【秘】 エウロパ → ユスティ



   しばらくしてやってきた先生を見て
   慌てて説明、しようとしたけれど。
   冷静に君に告げられた一言に声が出なくなる。

 
   
「―――――っ。」



   やくたたず、そうだよね。
   ろくに制御も出来ない私がそう言われても
   なんにも言い返せない。
   結局なんとかしてくれたのはユスティだから。


  
(-15) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:38:59

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   泣いちゃだめだ、私が全部悪いんだから。
   そう、思ってもあふれる涙を止めることが出来ず。

   何も言えずに、教室から出て行った。
   部屋まで戻る気にはなれずに
   ぽろぽろと涙を流しながらうずくまって。

   私なりに必死になって、
   もうこれ以上何も引き起こさないように
   魔力を抑えていた。*


 
(-16) alice0327 2023/09/30(Sat) 21:39:30

【墓】 ユスティ



   エウロパの問いにユスティ は口を噤む。>>+1
   この学校は虎を封じる檻だなどと
   口が裂けても言えるはずがない。

   技は磨けば誰でも秀才になれる。>>+2
   しかし魔力の量は持って生まれた才能に依存し
   努力では天才にはなれない。>>+4

   蓋を開けてみればその差は大きく…
>>+7

   流れ込む魔力を捌けないのは
   なにもユスティに限った話ではなく、
   この距離が天才エウロパ凡人の間に聳え立つ絶対的な壁。

   幼い頃はまだ小さかった亀裂が
   今はもう取り返しがつかないほどに深くなっていた。


(+19) 西 2023/10/01(Sun) 8:52:56

【墓】 ユスティ



   どうしようもない事実に空気が淀む。

   沈黙を最初に打ち破ったのは
   一瞬だけ寂しさを滲ませたエウロパの方。

   どうしてそんな顔をするのかと
   聞いてもきっと教えてはくれないだろう。
   亀裂のその向こう側に飛び越えることさえしないなら
   こちらにはその心を聞く資格もない。



(+20) 西 2023/10/01(Sun) 8:53:23

【墓】 ユスティ



   質問の意図が分からないが
   エウロパに嘘をつく必要も無い。

   だから正直に答えたはずなのに
   どこか釈然としない様子で。>>+10

   仮に他の人であったとしたら
   手を繋ぐくらいでも十分解決出来るだろう。
   そういう意味での回答だということは
   エウロパもわかっていると思っていたのだが
   その真意は別のところにあるらしい。>>+12


   
(+21) 西 2023/10/01(Sun) 8:54:07

【墓】 ユスティ



   「勘違いか。


      仮にされてしまったら
      謝りはするけど断るよ。


           ボクもあまり暇じゃないから。
           きっと寂しい思いをさせてしまう。」


(+22) 西 2023/10/01(Sun) 8:54:32

【墓】 ユスティ



   本当は恋愛に興じるとして

        相手は選びたいというだけのことだが。


(+23) 西 2023/10/01(Sun) 8:54:50

【墓】 ユスティ



   当の本人は人の気も知らずに
   ホットドッグに思いを馳せている。>>+14

   そもそも言ってないのだから
   やや横暴ではあるけれど。

   ただその変わり身の早さには
   ユスティも困惑を隠せない>>+15>>+16
   遠慮はしなくていいけども。
けども。




(+24) 西 2023/10/01(Sun) 8:55:18

【墓】 ユスティ



     「………まるでブラックホールだ。」


(+25) 西 2023/10/01(Sun) 8:55:59

【墓】 ユスティ



   コロッケはあっという間に消えていった。

   先程までの傷心がまるで嘘かのように
   ご機嫌な様子でホットサンドを追加している。
   ここで声をかけてもらえるのは
   エウロパの人徳というべきか
   彼女が誇るべき能力ではないだろうか。

   嫉妬と感心が入り交じる中で
   不意にホットサンドを差し出される。>>+17
   その意味が分からず困惑の表情を浮かべたのだが。


(+26) 西 2023/10/01(Sun) 8:56:29

【墓】 ユスティ



   「お礼って…別にボクはそんな…

            まぁ……ありがとう。」


(+27) 西 2023/10/01(Sun) 8:56:49

【墓】 ユスティ



   その意図を知ってしまえば
   断るのも違うような気がして
   素直にホットサンドを受け取る。

   周りに誤解されるかもしれないが
   どうせ誰もいやしないだろう。

   ホットサンドの暖かな味わいが
   口の中に広がっていく。
   これを食べ終わったら今度こそ寮へと帰ろう。


   食べながら思い出したように指先を振り
   カバンの中に入っていた紙とペンを中に浮かせると
   すらすらと遠隔で文字を書き始める。

   しばらくして書き終えた紙に魔法をかけると
   まるで生きた鳥のようになって空へと飛んでいく。



(+28) 西 2023/10/01(Sun) 8:57:43

【墓】 ユスティ



   「キミがちゃんと宿題を頑張ったことは
        あの子がちゃんと伝えてくれるよ。」


(+29) 西 2023/10/01(Sun) 8:59:10

【墓】 ユスティ



   こればっかりは分からないが
   扱いが問題児ということもあって

   他人の宿題を丸写ししたとか
   そういう中傷を受けても不思議じゃない。
   しかし今回に関しては彼女の努力は本物だ。

   努力は笑われずに報われるべき
   彼は己の信条にいつも従っていた。*



(+30) 西 2023/10/01(Sun) 8:59:48

【人】 教師 モモイ



   エウロパの悲鳴が上がるその頃
   先生のモモイは生徒の名簿を見て眉をひそめた。

   まさか自分のスカウトした少女が
   魔力の制御を困難としていたなどと。

   持って生まれてしまった彼女を
   力を正しく扱えるように導くことが
   私の責任であり役割なのだと
   ずっとそう信じていたのに

   適任がいることを知ってしまったのだ。


(1) nishi 2023/10/01(Sun) 23:51:09

【人】 教師 モモイ



   ユスティとエウロパの推薦は
   学内でも大きな話題となっていた。

   ユスティの磨かれた腕を評し
   彼を推薦すべきだと主張する派閥と

   魔力がある者こそ相応しいと
   エウロパを推薦すべきだと主張する派閥。

   結局のところ学園長や理事達の圧力により
   力を秘めたエウロパの推薦が決まった。


(2) nishi 2023/10/01(Sun) 23:52:51

【人】 教師 モモイ



   彼女にも、彼にも、罪はない。

   だが私はどうだろうか。
   今の私は本人たちの意思と無関係に
   上の指示に従うだけの傀儡人だ。

   いつか向き合わなければならない。

   そんなことを考えているときだ。
   その問題が起きてしまったのは。




(3) nishi 2023/10/01(Sun) 23:54:43

【人】 教師 モモイ



   恐れていたことが起きた。
   エウロパの魔力の暴走とは
   実態を知る者にとってはそれ程に重い。

   モモイは走り出した。
   彼女を守らねばならない、と。

         しかしそこでモモイが見たものは……。


(4) nishi 2023/10/01(Sun) 23:55:15

【人】 教師 モモイ



   「皆さん、ここは私が処理します。
    皆さんはこの事が他生徒の不安を煽らぬように
    各位、クラスの子たちへの配慮をお願いします。」


(5) nishi 2023/10/01(Sun) 23:56:12

【人】 教師 モモイ



   集まっていた教師たちも
   モモイなら大丈夫だろうと
   ぞろぞろとその場を後にする。

   そして教室には三人。
   エウロパとユスティとモモイのみ。
   しかしエウロパまでもがその場を離れてしまった。

   ユスティがエウロパをその場から
   離そうとするのはきっと
   そっとしてあげるべきだと分かっているからだろう。


   言い方がやけに刺々しいのは頂けないけども。



(6) nishi 2023/10/01(Sun) 23:57:31

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



   「随分ときついことを言うのね。

      本当はあの子の為にそうしたのでしょうに。」


(-17) nishi 2023/10/01(Sun) 23:58:29

【秘】 ユスティ → エウロパ



    「まぁ、そうですね。

        先生もボクの言いたいことは
        もうお察しのようですが? 」



(-18) 西 2023/10/01(Sun) 23:59:45

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



   「あの子エウロパは何もしていない。でしょう?

        そして私はただ不慮の事故を止めただけ。
        生徒の力は借りずにたった一人で、ね?」
(-19) nishi 2023/10/02(Mon) 0:00:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「ご理解いただけて何よりです。

    ボクもこのことを美談として
    ひけらかさないことをお約束します。

    まさか天下のトカリスの教師ともあろう方々が
    こんなただの一般生に遅れを取ったなどと
    後ろ指をさされるのも癪でしょう。」


(-20) 西 2023/10/02(Mon) 0:01:32

【秘】 ユスティ → エウロパ



   この事件を生徒に先回りで解決されたなどと
   教師陣の面目は立たないだろう。

   それを見逃してやるから
   エウロパのことも見逃せ。

   ユスティはそう言いたいがために
   わざわざエウロパを追い出していた。

   もしエウロパがここにいれば
   魔力の扱いに長けると言われる自分と先生を
   疑う者などいない。


            誰のせいかなど、一目瞭然だ。



(-21) 西 2023/10/02(Mon) 0:02:33

【秘】 ユスティ → エウロパ



    ならその犯人のイメージに当てはまる者など
    初めからいなかったことにしてしまえばいい。


(-22) 西 2023/10/02(Mon) 0:03:16

【秘】 ユスティ → エウロパ



    「では、ボクはこれで。」


(-23) 西 2023/10/02(Mon) 0:03:42

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



    「待ちなさい。」


(-24) nishi 2023/10/02(Mon) 0:04:27

【秘】 教師 モモイ → エウロパ




    「あなたはどうして…
     エウロパと手を取り合おうとはしないの。

     彼女があなたを信頼していることくらい
     あなたなら簡単に分かるでしょう?」


(-25) nishi 2023/10/02(Mon) 0:05:24

【秘】 ユスティ → 教師 モモイ



    「不思議なことを言いますね。
     ボクにそんな優しさがあるとでも?」


(-26) 西 2023/10/02(Mon) 0:06:38

【秘】 ユスティ → エウロパ



    「不思議なことを言いますね。
     ボクにそんな優しさがあるとでも?」


(-27) 西 2023/10/02(Mon) 0:07:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



    どうやらモモイが気になるのは
    自分の態度のことのようだ。

    ユスティにとっては慣れた質問で
    答えるのは容易な事だ。

    しかしモモイの目はユスティの片腕を
    捉えて決して離さない。


(-28) 西 2023/10/02(Mon) 0:08:37

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



    「それならその手は何?

     そこまでして助けておいて。

     あなた自身が死に至るかもしれないのに?」


(-29) nishi 2023/10/02(Mon) 0:10:29

【秘】 ユスティ → エウロパ



   やはり隠しても無駄なようだと
   観念したユスティはその掌をモモイに見せる。

   掌は醜くひびわれ、ひびからは
   赤黒い血と魔力が混ざった液体が零れていた。


   数日すれば治るだろう軽傷だが
   見る者にとっては痛々しくもあるだろう。


(-30) 西 2023/10/02(Mon) 0:10:56

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「力を正しく使わないことは罪かもしれません。

    ですが力を持って生まれてきたこと
    そのものが罪になるのは道理がちがいます。

    持って生まれてきた子に、罪はないんです。」


(-31) 西 2023/10/02(Mon) 0:11:36

【秘】 ユスティ → エウロパ



   「あの子の才能に嫉妬し続けたボクが言うのは
    ひどく滑稽に見えるかもしれませんけどね。」



(-32) 西 2023/10/02(Mon) 0:12:58

【秘】 ユスティ → 教師 モモイ



   「ですが好きな女の子の前でくらい
      格好のひとつくらいつけたいんです。

    たとえ嫉妬に薄汚れて
      もう彼女の隣にいる資格がないとしても。」

(-33) 西 2023/10/02(Mon) 0:16:19

【秘】 ユスティ → エウロパ



   苦笑混じりの表情をモモイに向けて
   ユスティは教室を後にする。

   エウロパがどこにいるかはさておき
   今の話を聞いていないことを願っておこう。

   それにもしも出会うことがあったのなら
   慰めのひとつくらいはしよう。*



(-34) 西 2023/10/02(Mon) 0:18:25

【墓】 エウロパ



   好きな人に触れることも出来ないなんて。
   寂しくないわけがない。>>+20

   でも、きっと私は誰に対しても
   こんな感情を持っちゃいけないんだ。

   天才なんて望んでなったわけじゃないのに。
   制御出来ないままなら、ずっとこのまま。


  
(+31) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:38:01

【墓】 エウロパ



   そして。
   君が私から距離を置き続ける限り。
   私が過去の成功を失敗だったと思い続ける限り。
   魔力制御を覚えることはできない。


  
(+32) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:39:44

【秘】 エウロパ → 教師 モモイ



   私がいつまでたっても魔力制御を覚えない。
   それを不審がる先生は何人もいる。

   その原因が私の怠惰だと思う先生は
   トカリスで大多数を占めていると思う。
   私に接する態度でわかるよ、嫌でも。

  
(-35) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:42:21

【秘】 エウロパ → 教師 モモイ



   もし、原因を探ろうとして
   私と対話しようとした先生がいたのなら。

   気づいてしまうはず。
   
私がどこかで成功を恐れてしまっていることに。

   失敗だってしてはいけないと。
   過去からわかっているはずなのに。

  
(-36) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:43:15

【秘】 エウロパ → 教師 モモイ



   「……制御を覚えたって
    意味、ないじゃないですか。

    成功に、何の意味があるんですか?」


  
(-37) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:43:36

【秘】 エウロパ → 教師 モモイ




   
「私は、偉大な魔法使いになんかなりたくない。」



  
(-38) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:44:01

【秘】 エウロパ → 教師 モモイ



   問題児は何処までいっても問題児。
   もし先生に手を差し伸べて貰っても、
   私はその手を取らない。

   こんな態度の私を知っていれば。


   私が大失敗からすべてを失うことを
   無意識に望んでいることに。


   
気づいたって不思議はないと思う。


  
(-40) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:45:01

【独】 エウロパ



   すべて失って魔法を使えない頃に戻れたら。
   普通の女の子でいられたなら。
   好きな人の隣に立てる気がして。


  
(-39) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:45:28

【墓】 エウロパ



   勘違いさせてしまったら断る、って聞いて。
   安心してしまったんだ。
   そうだよね、ユスティならそうするよね。

   ……仮に勘違いされたって相手は選ぶよね。
   どんな子を選ぶのかは……

          その先は考えたく、ない。


  
(+33) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:45:53

【墓】 エウロパ



   言われなければわからない。
   君に好きだって言えるほど
   私は自分に自信も持てない。

   曖昧に塗りつぶしたはずの過去は
   今もなお影を落とし続けている。


   それはそうと食欲には抗えない。
   だって、お腹空いたし……。
   ブラックホールとは失礼な!>>+25
   ちゃんと上限はあるもん。

   
……人より食べるほうなのは否定しないけど。


  
(+34) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:47:19

【墓】 エウロパ



   友達はほとんどいないし
   先生には多分あまりよく思われてない。
   同級生には基本関わりあいになりたくないと
   そう思われている私だけれど。

   購買にいる店員さんは優しい。
   私の境遇を知ってか知らずか。
   時々これもどうぞ、ってサービスしてくれる。
   その言葉に甘えて、よく買い食いしてるんだ。


   
むしろ人望なんてない方なんだけどな。

   嫉妬されてるとも知らずに
   無邪気に差し出したホットサンドの意図は
   ちゃんと伝わったのか、受け取ってもらえて。

   
受け取るまで私は引かないけどね?


  
(+35) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:48:14

【墓】 エウロパ



   「コロッケも貰っちゃったし、
    宿題はユスティのおかげでばっちりだし!
    
    ここのホットサンド美味しいんだよー!」


   にこにこしながらユスティが食べるのを見つつ
   自分も一口二口と食べて。
   あっという間になくなった。

  
(+36) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:49:23

【墓】 エウロパ



   ユスティが食べ終わるのを見ていよう、
   そんなつもりでいたら。
   宙に浮く紙とペン。
   何を書いてるのかな、って首をかしげていれば
   答えをすぐに教えてくれた。

  
(+37) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:49:42

【墓】 エウロパ




   
「……優しいね、あの頃から、ずっと。」



  
(+38) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:50:34

【墓】 エウロパ



   ユスティの想像は起こりうることだと思う。
   普段の私は、宿題も遅延提出が多い問題児。
   誰かの宿題を写させてもらった、程度なら
   まだいいけれど、盗んで写したんじゃないかとか。
   それくらい言われても不思議じゃないと思ってる。

   私の努力かと言われると
   かなり手伝ってもらったから
   ちょっと自信はないんだけど。


   ズルを疑われないように、という
   ユスティの優しさが嬉しかったんだ。

  
(+39) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:51:10

【墓】 エウロパ



   君が食べ終わるのを見届けたら。
   そうだね、今度こそ寮に戻ろっか。**

  
(+40) alice0327 2023/10/02(Mon) 0:51:24

【秘】 エウロパ → ユスティ



   教室から出たものの、
   私が引き起こした問題で、私が悪いのは明らか。

   怒られて当然だとも思っていたから
   教室を出てすぐの廊下でじっとしていたんだ。

   盗み聞きしようと思ったわけじゃないんだけど。
   今いる場所だとどうしても話が聞こえてくる。
   泣きながら話を聞いていれば、
   ユスティがしてくれようとしたことが
   少しずつ、みえてくる。


  
(-41) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:47:48

【秘】 エウロパ → ユスティ



   そっか、庇われたんだ、私。
   助けられただけじゃなくて。


   私は退学処分にすらなりかねないと思ってた。
   ユスティが来てくれなければそうなってたと思う。


  
(-42) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:48:28

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ………すごく迷惑をかけちゃったな。
   ユスティは大丈夫、なのかな。
   手までは見れていなかったけれど
   私が魔法で出した水なんだから
   かなりの魔力を含んでいたはずで……。


   問題が全くないとは言えなさそうだけど
   詳しく聞く暇もなく教室を出てしまったから
   ユスティがどうなったか分からない。

  
(-43) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:02

【秘】 エウロパ → ユスティ



   次に会ったらお礼を言いたいし
   何か不調がないか聞かなきゃ、とか
   思うことはいろいろあるけれど。
   

   ユスティが教室を出る前に
   ここを離れなきゃ、って立ち上がったら
   まだ二人の話は終わりじゃないらしい。

  
(-44) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:22

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ……モモイ先生にはお見通しなんだ。
   私がユスティのことを信じてるってこと。
   ユスティにはそれが伝わってないのかな
   さっきの態度で自信がなくなってた。

   優しくなければ助けないよね、
   そう思ったのは私だけじゃなかった。

  
(-45) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:49:56

【秘】 エウロパ → ユスティ


   
   
「手…………?怪我、したのかな。」



   それを目にしたのなら
   私はきっと冷静じゃいられなかっただろうね。
   わかってて、私の目に触れないようにしたのかな。


 
(-46) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:50:20

【秘】 エウロパ → ユスティ



   ユスティの言葉はまだ続く。
   
W力を正しく使わないことは罪W


   私の事、だ。
   ユスティの言う事が正しいだけに
   苦しくなってきてしまう。

   全部私の不注意で起きた事。
   努力をどこか避けているのも含めて。

   
全部私が悪い。私なんていなければ………。


 
(-47) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:51:08

【秘】 エウロパ → ユスティ



   これ以上を聞きたくなくて。
   泣きながら走ってその場を後にした。


          
だから、大切な箇所を聞けないまま。


  
(-48) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:51:42

【秘】 エウロパ → ユスティ



   教室から離れた私は
   よくわからないまま走って。
   中庭で息を切らして転んでしまうんだ。

   ………怪我こそしなかったけれど
   上手くいかないな、色々と。



        もし君に会えたなら。
        手、大丈夫?ってまっさきに聞くんだ。*

 
(-49) alice0327 2023/10/02(Mon) 23:52:21

【墓】 ユスティ



   エウロパは抜けているところもあるが
   実際そこまで馬鹿なわけではない。

   だからこそ不思議だ。
   何故彼女は一向に制御する術を覚えられないのか。

   それは魔法を扱えないのと同じ
   心の問題を疑うべきなのかもしれない。>>+32


(+41) 西 2023/10/03(Tue) 1:03:26

【墓】 ユスティ



   いつか聞いてみてもいいかもしれない。
   なにか魔法を扱うことに抵抗があるのか

   それともなにか心残りがあるのか。
   やや踏み込んだことかもしれないけれど
   エウロパのために必要かもしれないから。



(+42) 西 2023/10/03(Tue) 1:03:54

【墓】 ユスティ



   だがそれを聞けたとしても
   心を都合よく動かすのが至難だからこそ

      魔法とは面白可笑しい代物なのだ。



(+43) 西 2023/10/03(Tue) 1:04:24

【墓】 ユスティ



   「別にボクは優しくしたつもりは無い。>>+37
    宿題だってキミがやっただけのこと。>>+36

      ボクがキミに向けた優しさなんて
      コロッケくらいだろう?大したことじゃない。」


(+44) 西 2023/10/03(Tue) 1:05:01

【墓】 ユスティ



   飛んでいく鳥を眺めながら
   ユスティはエウロパに答える。

   意図して彼女に優しくするなど
   とうの昔に過去の氷花として砕け散った。


   エウロパにとっては今も優しさに見えるのだろうか
   自分の信条に従っただけで自分の為でしかないが
   解釈の違いを正すことに意味などない事は知っている。


    「ただボクは正しくあろうと
     努力した人は報われるべきだと思う。

               それだけのことだ。」


   ユスティはホットサンドを食べる傍ら
   汚すまいホットサンドを持っていなかった手を
   エウロパへと伸ばすと、優しく頭を撫でた。


(+45) 西 2023/10/03(Tue) 1:06:50

【秘】 ユスティ → エウロパ



     「今日はよく頑張った。偉いね。」


(-50) 西 2023/10/03(Tue) 1:11:13

【秘】 ユスティ → エウロパ



     誰もいなくなった食堂で
     少しだけ心の距離を縮める。

     寮に戻るまでの間
     この時だけはまるであの頃のようだった。**



(-51) 西 2023/10/03(Tue) 1:12:11

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



   いつの日か明確に私に向けられた
   エウロパからの反抗はまるで悲鳴のようだ。

   偉大な魔法使いになって欲しいなどと
   それは結局彼女の本意でもなんでもなく
   学園側の、大人たちの、押し付けでしかない。

   それでも正しく扱う意味を
   彼女は知らなくてはならない。



(-53) nishi 2023/10/03(Tue) 1:14:00

【独】 エウロパ

/*
あーーーーそれはズルくないですかねー!!!
(-52) alice0327 2023/10/03(Tue) 1:14:36

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



   「この手にあなたの得意な魔法を
         ぶつけてごらんなさい。

            もちろん、全力で。」



(-54) nishi 2023/10/03(Tue) 1:16:38

【秘】 教師 モモイ → エウロパ



   誰の邪魔も入らない秘密の部屋で
   モモイは己の掌をエウロパに向ける。

     その課外授業は人知れず行われることになった。*


(-55) nishi 2023/10/03(Tue) 1:17:26
 




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