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【独】 マスター エリカ/* 処刑ダイス(本番)、左から優先。エリカが出た場合のみ右へ。 <<ヴィットーレ>>who<<ダヴィード>>who<<ヴィットーレ>>who。 (-0) 66111 2023/09/14(Thu) 21:00:47 |
【独】 マスター エリカ/* オネエ!!?!? 骨噛みさ〜〜〜〜ん!!!! いやすまねぇお前を実質村人にしてしまった……( ˘ω˘) (-1) 66111 2023/09/14(Thu) 21:02:20 |
【念】 口に金貨を ルチアーノrrr…… 『……電話で失礼しますねご主人様』 『報告がこのような形になることをお許しください。 後で書面で纏めてきますので、それでは本題を』 『あの男は 個人で動いていて勧善懲悪に節操がない 悪い琴線に触れたら 誰でも狙える んじゃないんですか?誰を目的としてそんな意志を持っているのか、 娯楽なのかどうかも直接話はしていませんので、不明です。 法案の件とも此方ともまた別の陣営のようですね、どう扱って良いのやら』 『それと、この通話もアジトも盗聴されてる恐れがあります。 張り付かれてはいないと思いますが、 この先は基本筒抜けになると思ってお喋りください。 そういう類の人間には誤魔化しきれないものがありますから、 あえて気にせず吹っ切れるのもいいと思いますよ』 『それでは、良い夜を』 (!0) toumi_ 2023/09/14(Thu) 21:20:44 |
【人】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「は?」 真っ先に、それを聞き取った耳を疑った。 次いでそれらを文字列として見た目を疑った。 最後に今起きているかどうか、自身の頭を疑った。 数秒後にわかった。いずれも正しかった。 そしてそうと知った瞬間、自身の率いるチームに かつてない速度での伝達が為される。 『カンターミネより伝達。ノッテファミリー全体へ連絡。 緊急連絡用の回線でだ。ニュースページのURL、 そして『反社会組織取締法』の施行及び、 即時執行が確認された、文面は以上! 逮捕者……ガイオと、警察の巡査パオロについては 盗聴機から出た情報些細なのも全部洗ってこっちに流せ、 逮捕理由がマジなのか確実にしたい。 全員、偽情報も疑え。なにより、足跡をつけるなよ』 今から数時間、最も忙しい時間になるだろう。 複数の端末を机に広げて、PCの電源を入れ、 ブート音を聞きながら息を吐く。 6本セットのエナジードリンクを引きずって、気合を入れた。 「最悪な一日になりそうだな」 その言葉から20秒。あらゆる部署からの 誤報を疑う声と、どうなってるんだの怒号、 情報を求める冷静な声、etcetc...全ての端末が鳴り響く。 カンターミネのチームは、それらに晒される事となった。 (0) shell_memoria 2023/09/14(Thu) 21:21:40 |
【神】 法の下に イレネオその日、男はいつも通り署に向かった。 いつも通り朝礼に参加し、いつも通りの位置で聞く。 背筋は伸ばし。顎は少し引き。目は真っ直ぐに前を見て。 一言も聞き漏らさぬ真面目さで、微動だにせず、 職務を全うするための、望まれた道筋を辿るよう。 そうして、その法の施行をついに聞いたのだろう。 にわかにざわめき出す署内。漣のように混乱が広がり、そこここで誰かが囁きあい、顔を見合せあった。 視線で黙らされようと内心の当惑は消えるものではない。その日は、朝礼が終わってからも、場に留まるものが多いだろう。 その中で。 男は一人。笑って。 「いいんじゃないか。」 「悪人は当然、裁かれるべきだ。」 機嫌良さそうに、そう言って。 #警察署_朝礼 (G0) rik_kr 2023/09/14(Thu) 21:22:00 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → マスター エリカ/* 失礼します、今すごく眠いです。 エルヴィーノの能力行使先。 決闘者の運命の相手は『ルチアーノ』です、果たし状を叩きつけてやりました、よろしくお願いします。 それはそうと……エリカへの質問は、何処まで許されますか? 例えばですが、誰かの能力行使先であったり、誰かの役職であったりも聞けます? と、一応確認をば。 (-2) eve_1224 2023/09/14(Thu) 21:24:16 |
【秘】 路地の花 フィオレ → マスター エリカ/* Ciao,熱中症のエビです。 こちら妖花ですが、絆先が テオドロさん に決定いたしました。首に縄引っ掛けます。よろしくお願いいたします! (-3) otomizu 2023/09/14(Thu) 21:24:21 |
【独】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ/* 耳の早い情報係として絶対1レス目取りたいって思ってた 取れた もう悔いはない……(高速成仏) いや悔いあるよヴィットーレ姉貴ィ!!! (-4) shell_memoria 2023/09/14(Thu) 21:25:41 |
【秘】 マスター エリカ → オネエ ヴィットーレ/* Ciao! 運営です。ヴィットーレ様は初回の処刑投票先に選出されました。 骨噛みの能力は発動せずに墓下に行くことになります。 お前を実質村人にしてしまった…すまない。 何かあれば可能な限り寄り添いますのご連絡です。 ふわふわしたものでも思い付いたらばどうぞ〜! (-5) 66111 2023/09/14(Thu) 21:32:47 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「へぇ……? アイツと浅からぬ因縁があるのかな、キミは」 返事に愉快そうな笑みを浮かべて。 腕を振りほどくのを諦めれば、大人しく腕を掴まれたままになるだろう。 「アイツは安々と尻尾を掴ませてくれる男ではないからね。 僕は今のところは顧客というやつだよ、……僕は目的のためにあまり手段は選ばないんだ」 数年前、昇格候補に選ばれた功績となった事件すら。 その手腕に是非を唱える者は多く、実際に上司から叱責も受けている。 男の言うその目的が幹部の検挙であるかはさておいて、褒められた手ではないことは誰の目にも明らかだろう。 「とはいってもそれでキミは納得しないんだろう?」 眉をひそめ、浮かべたのは心底嫌そうな表情。 この先はあまり、言いたいことではないようだが……。 (-6) eve_1224 2023/09/14(Thu) 21:34:11 |
【人】 路地の花 フィオレ「…どうしたのかしら」 今日はスラムの子供たちに会いに行ってから、バーの手伝いに行こう。 そう決めて、街中で買った大量のパンを抱え歩いていた。 いつもとは違った雰囲気のざわつきに落ち着かなさを覚えながら、皆一様に新聞を手に噂話に花を咲かせているようで。 不安げな声と、嘲笑の声がそこかしこから耳に入る。 「ごめんなさい、一部もらえるかしら」 快活な青年から朝刊を一部受け取って、ありがとうと微笑み。 早足でスラムの方へ。 学のない彼女には、難しい単語は理解できない。 ただ、それでも。 「……何、で…」 同じファミリーの人間が、逮捕されたことくらいは分かって。 スラム街の入り口で、しばし立ちすくんでいた。 #街中 (1) otomizu 2023/09/14(Thu) 21:40:41 |
【秘】 マスター エリカ → 花浅葱 エルヴィーノ/* 絆先の報告ありがとうございます! ルチアーノですね、確認しました。 思い思いの関係性を築いていってくださいね! そして質問の方ですが、そうですね、可否で言えば可です。 ただし条件はつきますが。 内容にかかわらず運営が質問された側にその旨を伝え、情報開示の許可をもらえたなら教えることになり、質問者の質問回数を一回消費として扱います。 許可が出なければそれを質問者に返し、質問回数は消費されません。 そんなところかな、何かあればまたいつでもどうぞ〜! (-7) 66111 2023/09/14(Thu) 21:42:30 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「そうさ。 まだ若いんだから、これからどう楽して生きていくか考えなきゃ」 根拠のない言葉。なのに自信ありげに語る、この男は悪党だ。 悪党は意見も聞かずに勝手に道を曲がり、人気のない道をがたごととタイヤを揺らしながらすり抜ける。 きっとあなたが誰にも見られないように、 ――それは仕事に支障が出ないように── ほとんど対向車もいない場所ばかりを通って、すぐに。 「とうちゃーく」 出発した地下駐車場へと、小さな車が滑り込んでいく。 「ここでいいか?」 (-8) gt 2023/09/14(Thu) 21:44:08 |
【人】 オネエ ヴィットーレヴィットーレはお店のカウンターの中でラジオを聞いていた。 まだ開店前のお店は静かで薄暗くて、 眺めていたアルバムをぱたりと閉じて息をつく。 「強引よねぇ………オンナ心がわかってないのかしら。」 『反社会組織取締法』 マフィアと関わりのあるものを、 有無を言わさずに逮捕する法。 きっと逮捕された後もただ牢に入れられるだけと いう訳ではないだろう。 水を吸った雑巾は、良く絞って水を抜くものだ。 情報だって同じ。 「………問題は」 「どこまでを"関わり"と見なすかよね……」 例えば、マフィアだと知らずに知人として交流してた人は。 例えば、マフィアに買われた子供は。売られた子供は。 例えば、その子供達が元々所属していた場所は。 「……………どうしましょうね………」 ラジオのスイッチを切って、 ヴィットーレは物思いに耽るのだった。 #バー:Collare (2) arenda 2023/09/14(Thu) 21:44:14 |
フィオレは、踵を返し、アジトの方へ駆け出した。 (a0) otomizu 2023/09/14(Thu) 21:45:23 |
【人】 黒眼鏡>>1:148 >>1:149 カフェ(前日) 「ダヴィードは真面目だねえ」 「ペネロペも仕事はちゃんとするし、ファミリーにはいい若者が育っている」 極めつけにおっさん臭いことを呟きながら、 自分の分のカップをさっさと片づける。 「おう、まあ、俺はぼちぼちやるから。10年やってきたんだから大丈夫」 根拠のないことを言いながら、 二人の背中を見送って。 「俺の腰を持ち上げられるようになるには、 ペネロペ、おまえも筋トレせんといかんぞ」 背中にぶつかる、ノー天気な笑い声。 いつものように、君たちの姿が見えなくなるまで見送るのだろう。 あの狭苦しい、カウンターの中で。 #Mazzetto (3) gt 2023/09/14(Thu) 21:48:19 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「せっかくの美味しいパンですもんね…… でも、こんなのよほどの大食いじゃないと無理ですよ」 ころんとしたパンを凹まない程度につつく。 行儀が悪いとは分かっているが、きちんと後で食べるつもりなので安心してほしい。 「ぅ……ではあの、このふたつ、いやみっつを……」 案外健啖家であるらしい男は、チーズたっぷりのフォカッチャとカスタード入りのまるまるとしたパン、それとドライフルーツの練り込まれたものを貴方に差し出す。 また雑用をさせてしまっている気がするので、せめて運ぶくらいは自分でしようとするだろう。 (-10) NineN 2023/09/14(Thu) 21:49:59 |
【人】 黒眼鏡その男は、海を見ていた。 耳につけたままのイヤホンの向こうでは、 誰かがなにかをがなっている。 「ガイオ」 ぽつりとつぶやく言葉は、ざあんと弾けた白浪の音に混じって、泡のようにぐるぐると踊り、混ざり、深くへと沈んでいく。 海風が男の、かんかん照りの太陽のように真っ赤で派手な柄シャツをはためかせて、ポケットに突っ込んだままの手にばたばたと纏わりついた。 「さあて、どいつだ」 (4) gt 2023/09/14(Thu) 21:51:17 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラrrr…… 『……』 『………』 『……』 『…………そうですかあ。』 『了解です。』 『またいつでもアジトの方へ。』 『…少し、意見を聞かせて欲しいですねえ。』 『今日は、お疲れでしょうからあ』 『ゆっくり、おやすみくださいねえ。』 (!1) oO832mk 2023/09/14(Thu) 21:52:01 |
【神】 pasticciona アリーチェ「え、あ、」 「そんな……」 その法案を聞いた時、真っ先に過ぎったのは自分を助けてくれた恩人達の姿だ。 明確に動揺を隠せない姿がこのような法案が可決されてからは随分と賢くない振る舞いだろうが、幸か不幸か女は普段からもこんな調子だ。 賢くはないが、これで即マフィアとの繋がりで検挙される程に、普段の振る舞いの異質さは小さくはない。全く笑えた話でもないが。 「こんな、こんな強引なの……私はあまり……」 「どうして、こんな急に? 今までの関係だって、そんな悪いものじゃ……」 まだ誰も述べなかった事を、口に出してしまう。 それがどういう意味を持つか、睨まれる可能性を理解した上で発言したわけでもないにもかかわらず、こうして考えを口に出さずにはいられない、愚かな女だった。 #警察署_朝礼 (G1) poru 2023/09/14(Thu) 21:52:04 |
【神】 月桂樹の下で ニコロ「……とうとう、来たか。」 朝礼が終わって、暫し残って。 必要な伝達事項を受け取ったりしながら。 ある程度の業務を終えてから辺りを見回したところ。 色んな表情の者が見えた。 困惑する者、満足そうな者、それぞれがそれぞれの表情だ。 「ま、なるようになるしかないよな。」 一番上の行動を止めるなんてそんな事は出来ない。 だから、己は己に出来ることを。 男は一人、呟いていた。 #警察署_朝礼 (G2) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 21:55:20 |
【人】 pasticciona アリーチェ余談だが、この時もう一つ、 女は心底自分の行いを悔いていた。 "こんな日に限って"呑気にお菓子を焼き上げてきてしまったのだ。 「これ、どうしよう……」 まさかこの場で。こんな状況で。平然と。 「今日、苺のクロスタータを焼いてきたんですよ。よかったら食べて下さいね!」 とは言え女が今日持ってきた鞄は普段の物より明らかに大きいもので、時折菓子を署に持ってくる時はいつも同じものを使っていたから、今日が"その日"なのは周囲もすぐに察しがつくだろう。 #警察署 (5) poru 2023/09/14(Thu) 21:56:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 口に金貨を ルチアーノ「そうかもしれんな」 は・は・は。気の抜けたような笑い。 この男は気難しい。だが、そのひょうひょうとした顔に浮かぶ笑顔は、どれも本当のように思える。 煮えたぎる炎と海風のような気まぐれさが、彼の中でごうごうとぶつかり合い軋んだ音を立てている。 「金はすぐには使えないだろ? 安心しろよ、手元ではやってるさ」 口座については、お前たちにやったものだから、と。 自分の黒眼鏡のつるを、かちんと弾くような仕草。 「今年で39だぜ、潮時の音が聞こえてくらあ」 ここは海辺だからな、という年齢ジョークは、上司がするべきものではない。 それでも突っ伏したあなたを、カウンターの上から覗き込むようにして見下ろす瞳は、 きっと当時のようににやにやと――笑みを湛えて、満足気で。 「車」 「気ぃつけろよ」 ――この男は、出て行こうとする者を引き止めることはない。 ただその背中に声をかけると、いつまでもそれを見送っているのだ。 振り返らなくてもそれが分かるくらいには、 あなたはその目に見送られてきたのだから。 (-11) gt 2023/09/14(Thu) 21:56:51 |
黒眼鏡は、見送った。 (a1) gt 2023/09/14(Thu) 21:56:58 |
【秘】 マスター エリカ → 路地の花 フィオレ/* 絆先の報告ありがとうございます! テオドロですね、確認しました。 首に縄ひっかけとる…思い思いの関係性を築いていってくださいね! Ciao〜! (-12) 66111 2023/09/14(Thu) 21:57:10 |
【人】 門を潜り ダヴィード>>1:154 「猫ちゃんいました?いいなあ」 ぼんやりとした言葉が返ってきた。貴方が近くに猫でも見つけたのかと思っているのかもしれない。 勿論貴方の方を気にしてはいるが、それはやっぱり気に入っただろうか、量は無理をしていないはずだという確認の色合いが濃い。 ゴミはありがたくまとめてもらったが、やはり貴方の方が何手か上。 ゴミの処理までは考えていなかった男はなんだか悔しさを感じた。 「どういたしまして。気に入ったなら幸いです」 それでもやっぱり、楽しかったと言う気持ちの方が強かった。 時間もそこそこになっていたため、一言二言別れの言葉を交わせば男は用事を済ませにここから立ち去るだろう。 「また一緒にごはん食べましょうね」と言い残して。 #商店街 (6) NineN 2023/09/14(Thu) 21:58:17 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ実のところ、此処にも場違いが居た。 何故か職場に持ち込まれた 電気圧力鍋が1つ。 「…やっべぇ。まあいいよな。 英気を養うには食べるのも必要だし… 俺は使わねえし。 」タイミングが最悪なのはこの上ないが まあいいか、と置いていこうとしている。 #警察署 (7) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:01:11 |
【神】 花浅葱 エルヴィーノ「人のことは言えた義理じゃないけど……」 これはまた、過激な法案が成立してしまったなと肩をすくめた。 逮捕状もなしに逮捕出来るとなれば、証拠すらいくらでもでっち上げる事ができてしまう。 あれがマフィアだとわかれば、事件すら起こしてなくとも強引に引っ張ることも可能だろう。 何せ。 警察であっても異を唱えただけで検挙されてしまっているのだから。 「実に美しくないやり方だよ……」 今までの関係が良いか悪いかはさておいて。 困惑の表情を浮かべる同期を見やりながらやれやれと肩をすくめると、厳粛ななか進んでいく朝礼に耳を傾ける。 流石に今は欠伸もでそうにない。 #警察署_朝礼 (G3) eve_1224 2023/09/14(Thu) 22:01:17 |
【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ「この島の未来のため、ぜひともそうしてくれたほうがよいでしょう。 おじさんにおじさんと言われたくはねえんだがな」 以前が嘘のよう。 受け流されるようになり、 受け流し合うようになり、 関係性はずっとずっと流れる川のように姿を変えてきた。 そうして辿り着いたこの距離は、まるで人生のようにこの三日月島に跡を残す。 そのあとを辿って、今も言葉が交わされる。 「そうかい。 まあ、俺も旦那の顔が見られて嬉しいよ。 お互い、腰が重くなったもんだよなあ」 さて、男はいつだって立ち去るものを引き止めることはしない。 ……時期が時期なら肩を掴んで『待ちやがれ』なんて言ったかもしれないが、それはそれ。 立ち去ろうとするあなたの背中には、 「前の道、車がスピード出しやがるから」 「気をつけてな、旦那」 そんな言葉だけがかかって、ただ、見送る。 今までもずっと、見送ってきた。 別れの言葉なんて、そうそうかわすものじゃない。 #Mazzetto (-13) gt 2023/09/14(Thu) 22:03:59 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「どうすんだろうなあ」 わははは、なんて笑っているので、恐らく何も考えていないか入手経路が違うかどちらかだ。 「おっ、貰ってくれるか。 いいぞいいぞ持ち替えれ。 他のもいるか? タコヤキ、おすすめだぞ。なんでもタコをだな」 がさがさとカウンターの内側を漁っている。 このままでは両手に花どころか段ボールいっぱいに持たされてしまうかもしれない!!!!! (-14) gt 2023/09/14(Thu) 22:05:41 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「だああ〜〜うっせ!わかってるって!」 鳴り響く通知音に意味もなく誰にともなく文句を漏らす。 朝からノッテファミリーのアジトは騒々しかった。 「いつも通りだいつも通り、現状維持に努めろ! 先走って連中嗅ぎ回ろうとする奴ぁケツ引っ叩かれると思え! 今あるものは出せ、ねえならボスが戻るまで良い子にしてな! 以上だ!ちゃんと言う事聞けるなcucciolo」 蜂の巣をつついたような騒ぎの中をのしのしと進んでいく。 自身の配下にあたるアソシエーテには 有無を言わせない口調でもってそう声を張り上げた。 「マフィアと関わっているなら逮捕状が必要ないだあ? 正当な手順ねえ、随分な無茶苦茶してくれるじゃねえの。 ガイオの野郎、しくじった訳じゃなさそうだな」 「向こうも今頃は大騒ぎか?そうならいいけどな」 ぶつくさと、独りごちる。 #アジト (G4) unforg00 2023/09/14(Thu) 22:05:58 |
【神】 Chiavica テオドロ「全く。逮捕状の請求を省けるなんて、 仕事が矢継ぎ早に回ってくると同義ではないですか」 立場を弁え、あくまで静かに受け止めて。 そうしようとして、我慢ならない分を好き放題言ってのける。 肝が据わっているもので、法自体に驚きは少なかった。 「魔女狩りなんてそれこそ前時代も甚だしい。 確たる証拠も無しに疑い合うなら勝手にどうぞ。 痛くない腹を探られるのも癪なので、 業務を割り振られたら従ってやりますけどね」 懇意にしているから異を唱える、なんて。 それらはただの建前にしか過ぎなくて、 実態はただ気に入らない者を牢に入れる理由を作っているだけに決まっている。本当にくだらない。 「善悪を左右するのは人…… ええ、お望みならば、そのように」 #警察署_朝礼 (G5) backador 2023/09/14(Thu) 22:06:05 |
【赤】 黒眼鏡『アリソンより。報告事項はありますか?』 もし直接確認したいことがあるなら、と、日時と場所が指定されている。 夜中の桟橋からひそかに出航する、小型ボートの上だ。 (*0) gt 2023/09/14(Thu) 22:10:12 |
【神】 無敵の リヴィオ署内は騒然とし、ざわめきは止まらない。 検挙された者がマフィアだけならばまだ、 このざわめきは幾分か落ち着いていた可能性はある。 しかし警察に所属する一人までもが検挙されたとなれば、 困惑や動揺は深まり、今のように広がっていく。 勿論、異を唱える者がいることを思えば、 より効果的なのは こちら かもしれない。流石の男も朝礼が終わるまでは静かに伝達されるものに耳を傾け、 終わると同時に辺りを眺め、多くの反応を翠眼に映す。 「……ふむ」 勿論、そうしたからといって何かを出来る訳でもない。 眺めてそれで終わり。長居したところで状況が変わることもない。 考えるように一頻り眺めた後、この場を後にするのだった。 #警察署_朝礼 (G7) sinorit 2023/09/14(Thu) 22:14:15 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡眺める景色に誰もいないこと。 ただ往くには不自然なルートであるということ。 見回りという名の街歩きをする女だ。 そのことくらい、きっと薄々に察していた。 ――それが何のためなのかだって。 …だから。 「はあい。お疲れ様でしたあ。」 素知らぬ顔に、気怠げな声。 けれどドアを開くより前に一度、不自然な一呼吸の間があった。 「……アレッサンドロさん」 「…………。」 結局、くすりと笑って、終わる。 「気をつけてくださいねえ。…帰り道」 ノブに手をかける。 人気のない地下駐車場とはいえ、ひとたび外に姿を見せたなら、即座に車を離れなければならない。 何もなければ、恙無く、外へ。 (-15) oO832mk 2023/09/14(Thu) 22:15:37 |
【人】 Chiavica テオドロ「今日はお料理教室の予定でもありましたか?」 いや、ない。警部補と学ぶ反語。 こういう時、無神経に口を開ける自分のことは、 そこそこ便利だと思っていて嫌いではなかった。 「法の番人が法を畏れてどうするっていうんですか。 発令した奴らと同じくいいように使ってやればいい」 後ろめたいことなんか当の署長代理にもあるくせに。 全く、威張り散らしてそれっぽいことを言うのも才能である。 言いづらいことにずけずけと踏み込んでは言い散らしていた。 #警察署 (8) backador 2023/09/14(Thu) 22:15:46 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ「おう、おつかれさん」 ばたんとドアを閉じて、スイッチをぱちぱちと跳ね上げて、 「ん?」 と窓越しに目を向けて。 「勿論、マフィアの幹部として、 最低限必要な警戒はしていきますとも」 に、と、きっと笑っている。 そうしてあなたが立ち去っていく姿を、 ハンドルに肘をついていつまでも見送っているのだ。 見なくてもわかる。 何度も見送られたのだから。 地下駐車場を出てからしばらくして、ぶうん、というエンジンの音が遠く聞こえた。 (-17) gt 2023/09/14(Thu) 22:22:29 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「…リヴィオ。ちょっといいか。」 朝礼が終わった後のどこか 警察内に居ただろう貴方を呼ぶ男が居た。 多くの会話はしないからか わざわざ呼び止めるのは少し珍しいかもしれない。 (-18) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:24:16 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「そりゃあ、気持ちを無碍にする訳にも… は?タコ?いやいや、待て待て待て。 馬鹿野郎、そんなに持って帰れねえよ!」 追加のお土産が出てきそうな様子に あわあわと焦る様子を見せた。 持って帰るのも大変だけれど 使いこなせる気も全くしないからである。 (-19) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:26:07 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ>>5 アリーチェ 「今日は随分と大きな鞄を持ってきてるじゃないか、アリーチェ?」 困った表情の同期を捕まえて、口端を上げた。 こういう時は決まって、お菓子を焼いて持ってきている日だ。 ただ、タイミングが悪すぎてお菓子を取り出す空気でないものだから、出すにも出せずに困っている……というところだろうけれど。 「……」 「そういえば、また朝を食べ忘れてきたんだよね」 白々しく述べる言葉を、あなたがどう捉えるか。さて。 #警察署 (9) eve_1224 2023/09/14(Thu) 22:27:07 |
【教】 pasticciona アリーチェ──アリソン・カンパネッロ。 白昼夢のように聞き覚えのない名前が、突如脳裏に浮かぶ。 その人物の詳細こそはわからないが、多額の献金を現所長に行った事、マフィアの排除を望んでいる事、これによって速やかにこの震えあがりそうな悪法が施行されたという事実に、不思議と確信を持てた。 「……これもまた、私が見ている夢なのかしら」 「それでも、何一つ情報がないよりはきっと、」 アリーチェが今望んだのは、確かに「ほんの少しでもいいからこの件についての手掛かりが欲しい」と言う物で。 この夢がまた一つ、それを小さく叶えてくれた事に、まだ気づいてはいなかった。 (/0) poru 2023/09/14(Thu) 22:27:17 |
【神】 日差しにまどろむ ダニエラ広がる動揺の声。 それらが全て薄膜の向こうにでもあるかのように現実感がなかった。 もとより勤務態度があやふやである女だ。 嘆くも憂うも似合わないのは自分が1番よく知っている。 強いて言うなら、仕事が増えそうだとどこかで交わした雑談のように肩を竦めるくらいで丁度いいような気もしていた。 それも、結局、空気に呑まれてできないまま。 「あー。」 「……甘いもの食べたいなあ…。」 やっとそれだけぼやいて、こつりと革靴の底を鳴らす。 #警察署_朝礼 (G9) oO832mk 2023/09/14(Thu) 22:29:46 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「勧める側なのが彼らしいというかなんというか……」 向こうには二人の仲を裂こうとしていないのが不思議に思われていそうだが、とても言えた立場ではないのが事の次第。ここで咎めることができないんだものなあ。 「誰に恨まれても止まる気がないんだったら、 傍迷惑でありつつも好ましいとすら思いますね。 幸せを持ってくるという名目上なのがタチが悪い」 皮肉。嫌味。それに見せかけた純度の高い本音。 自分は迷惑だと言われればきっと止まってしまうだろうから。 「……俺から言うことは決まっています。 やっぱりあんたの生活は重々気を付けたほうが良さそうだ。 体調でも崩されたらどことも知れぬ誰かが連鎖的に不幸になるんだろうし。俺はその防波堤となりましょう」 なんていい上司なんでしょう。添える言葉はわざとらしい。 自己価値の顕示とか、幸福指数の全体最適とか、 押し付けがましいことはなるべく無しにしたいもので。 (-20) backador 2023/09/14(Thu) 22:32:43 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロさっさと朝礼の場から抜け出した男は、ひとり。 人のざわめきから外れ、窓の外を眺めていた。 そんな男を尋ねてやってきた君。 何事か、理解出来るとは言えないが、 どうして自分に尋ねてきたか位なら多少は分かる。 「……おや、ニコロじゃないか! 俺に用なんて珍しいね、どうしたんだい?」 それでも、署内ではいつも通りに。 笑顔を作り、どうしたのかと問いかけた。 (-21) sinorit 2023/09/14(Thu) 22:33:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「なんだそんなこと」 肩ポン(再)。 「勿論、宅配するよ。 俺を誰だと思ってる?」 三日月島の流通に多大なる影響力を持つ男だ……!!!!!!! 「ちょっとまってろ、今配送便を手配してやるからな。 えーと今の時間だと……」 (-22) gt 2023/09/14(Thu) 22:34:10 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「野郎共、今はフィオレ以外俺に近寄るな。 しばらく指示はない、泣きつくならペネロペかヴィットーレのところにでもいってこい。 その代わり金回りの報告だけは手を抜いたら承知しないからな、それ以外は最低限のものだけ連絡しろお」 騒がしいアジト内で群がるアソシエーテ達に一喝入れれば忙しさを隠さず廊下をひた歩いていく。 人気のない場所で通話を一本入れため息をつき、外に出ようとしたところでまた別の電話がやってきた。 「今度は何だ」 「あ? "灰色"が逃げ出した? 」「知るか……あー、どっかで俺の子猫ちゃんが呼んでるから切るぞ」 #アジト (G10) toumi_ 2023/09/14(Thu) 22:36:05 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ『僕だけど。……今日ひま?』 唐突に入った一通のメッセージ。 いつもなら、バーで時々会う以外に連絡を入れてくるなどないのだが。 先日の一件のことがあったからか、それとも強硬な法律が施行されてしまったからなのか。 男はあなたに会うことを所望した。 (_0) eve_1224 2023/09/14(Thu) 22:36:10 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ「……つまり」 短い一音一音を噛み締めるように絞り出す。 口の端は苦く歪んで、それは貴方への苛立ちと信頼が綯い交ぜになっている証拠。 つまり、目的があって。 そして、その目的は、貴方が刑事であると言うなら。 当然、正義のため。そうだろう? そうあるべきだ。 けれど貴方の断定がないから、男はそういう顔をする。 そこに、その言葉は渡りに船だった。 「ええ。そうですね。」 当然とばかり言う。 貴方が話してくれそうだと感じたからか。腕を掴む力は、もう少し緩くなる。 身内には甘い方だ。 「よく分かっていらっしゃる。」 「考えがあるなら言ってください。今。すぐ。」 甘さは身勝手な信頼と情からなる。 裏切られれば苛烈さを増すだろう。 (-23) rik_kr 2023/09/14(Thu) 22:36:52 |
【神】 コピーキャット ペネロペ>>G6 黒眼鏡 「おう、アレさん」 「幹部様がたはみいんな会議室で難しい顔しておいでだ。 流石に俺ァあそこに混ざりたくねえな」 そこかしこでがなり散らかして来た後の男は、 よくよく見知った顔と見ればそう言って肩を竦めた。 会議室にすし詰めなのは幹部の一部だろうが。 #アジト (G11) unforg00 2023/09/14(Thu) 22:37:24 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>8 テオ 「もう。私が主催者だったら、 間違いなく一か月は開催を先伸ばしにしていたわ」 意地が悪く響く声色も幼馴染となれば怖くないのか、そう軽く拗ねたように肩を竦めて。 「この法を使ってくれるのがテオだけならそうも前向きに考えられるかもしれないけど…… それまでに冤罪の血の海で溢れないかが一番心配ね」 #警察署 (11) poru 2023/09/14(Thu) 22:37:31 |
【独】 マスター エリカ/*簡易メモ 幸福の王子→最後の一葉 キレそう(キレそう 青い鳥は戻らない→白夜は続かない 否定形のおひとだ……この短い中に文字数以上の意味入れてるのすげぇしお洒落なんよな。 ここのトップ二人やりあってますぅ〜〜〜???ってなってる。た。 (-24) 66111 2023/09/14(Thu) 22:38:10 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「いや何、ちょっと話したい事があってさ。 時間、貰ってもいいかな?」 少し人目を憚りたい、という素振りを見せるのは 貴方ともう1人の女史との事を口に出すつもりだから。 表に聞かれる訳にはいかない。 ただ、重苦しい空気は纏わず いつもの調子を此方も装うだろう。 (-25) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:38:33 |
【妖】 路地の花 フィオレ不安に駆られて『会いたい』なんて。 バカみたい。……バカみたい。 だけど。 「……しょうがないじゃない」 「会えなくなるのは、嫌なんだもの」 ($0) otomizu 2023/09/14(Thu) 22:39:09 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡いつも通り、女の姿は速やかに消える。 しかしいつもと違うことがただひとつ。 『忘れ物』が後部座席に残されていたのだ。 『忘れ物』は地味な濃色でラッピングされており、落ち着いて車内を見てようやくその存在に気付く程度の――手の平程の大きさをしていた。 ―― Caro . そう貼られたシールを見るに、男性宛てのプレゼントだ。 中に入っているのは、イタリアの伝統工芸である革細工を使ったキーリング。 あなたが封を切らなければ、それも知ることはないのだけれど。 ――まあ、つまり。 あなたの部下は、本当に、ひねくれていて素直じゃない。 そこにあるのはきっと、ただそれだけの事実だ。 (-26) oO832mk 2023/09/14(Thu) 22:40:24 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 黒眼鏡「そういう問題じゃ…あーもう、分かったよ! アンタの好きなだけ送っといてくれ……」 速やかに行われる配送手配。 何故此方の住所を知ってるだとか 送ればいいという問題でないとか。 言いたい事は山と出てきたけれど こうなってしまえば最早止められない、と判断したのか。 貴方の思うがままに、と諦めるだろう。 「全部署に置いたら怒られっかな…」 ちょっぴり遠い目をした。 (-27) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:41:42 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「あぁ……!この前の件かな? 勿論、構わないよ」 辺りを一瞬眺め、わざとらしく手を叩く。 普段見なれない組み合わせは周囲に疑念を抱かせかねないから、 まるで前から約束していたことがあった……というように。 「あの話ならここで話すのもなんだ。 君に着いていくよ」 内緒話、話せそうな場所があるなら移動しよう。 目配せするように片目を閉じて、君の反応を待った。 (-28) sinorit 2023/09/14(Thu) 22:45:41 |
【神】 オネエ ヴィットーレ「はぁ〜い♡みんな今日も元気ね♡ アタシに会いたかった?キャ〜!うれし〜♡」 なんて、少し遅れてきたヴィットーレは部下たちの 焦った顔を見ても普段通り。 そんな姿を見て、部下たちも毒気を抜かれたように肩の力を抜く。 「大丈夫よ、アタシたちのボスは馬鹿じゃない。 なんとかなるわ。だからしばらくは大人しくね。」 「もし、あなた達のお友達や、同僚や、上司が捕まっても」 「ちゃんと大人しくしていなさい。いい?」 そうしてその場を諫めてから、メイドマン達が集うアジトの 一画へと歩いていくのだった。 #アジト (G14) arenda 2023/09/14(Thu) 22:47:47 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ法が施行されたからには 警察官として行う仕事は後から後からやってくる。 集まる同僚や上司の姿を見つつも 和やかに会話する時間も惜しい、とばかりに 足早に警察署を後にした。 「外回りに出てくるから、あとよろしくな。」 なんていつもの言葉を置き土産にして。 #警察署 (12) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:48:43 |
【神】 コピーキャット ペネロペ>>G13 黒眼鏡 「はいよ」 「留守は出来る部下にお任せあれだ。 猫ってのは自分の縄張りを大事にする生き物なのよ」 軽く片手をあげて応えつつ。 会議室へ足を向ける姿を見れば、その背を見送った。 何か他にも仕事を押し付けられそうな気もするし、 今日はずいぶん忙しくなりそうだ。 #アジト (G15) unforg00 2023/09/14(Thu) 22:49:07 |
【独】 マスター エリカ/* 昨日の聖女の説教の初期指定オネエだったんだよな。 今そこに無敵のリヴィオがいるんだよな。 …素振りしよ( ˘ω˘) <<ロメオ>>who<<ニコロ>>who<<ニコロ>>who (-29) 66111 2023/09/14(Thu) 22:49:52 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ街は昨日とは打って変わって 法の施行で持ち切りだろうか。 警察官の制服を見れば囁く者が居たり 活気あふれる街並みが何処か物々しいかも。 挨拶をしてくれる人々の視線も今日は冷ややか。 「やれやれ、だな…」 変わり始めた街中を いつものように見て回る。 #街中 (13) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:51:36 |
【人】 Chiavica テオドロ>>1:150 ダニエラ 「ああもう、一度に言われても困ります」 「少し興味を示したからといって一気に流し込むのは、知識屋特有の悪癖ですからね」 そこまで記憶容量を割きたくない。嫌でも覚えてしまうというのに。甘味を食べた直後だと特におかず系に頭が向く。サンドイッチにベーカリーか。 「軽視してたわけでは決してないですが、 趣味人の熱意というものは甘く見ていましたね……」 「全く、仕事に関してもそれくらい饒舌だといいんですが」 そうはならないことがあまりにも分かり切っているので、 苦言は最早本当に苦し紛れの一言にしか過ぎなかった。 コーンを齧って齧って、 いつも通り不機嫌そうな表情を見せつつ。 「お気楽さは少しくらい見習うべきなのかもしれませんね。 ご察しの通り近頃はいろいろ大変≠ネので。 間食の有用性については認めてやらんこともないです」 勤務中にしでかすのは問題な訳であって、 今でもちょっとした休憩時になら強く咎められはしないしな。 男なりに譲歩をしている、という発言であった。 (14) backador 2023/09/14(Thu) 22:53:08 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「わかってんよお! 俺の耳は良いんだ、鳴き声の聞き分けぐらいできらあ」 足早に元上司の横を透り過ぎようとして足を止める。 その黒眼鏡の奥を一瞬睨みつければ、懐に入っていた手帳を一枚破って押し付けた。 「会議にでんならご苦労さまだ。 ペネロペー、俺の部下が泣きついてきたら頼んだぞ」 きっとまだそう離れていなかった顔見知りにも声をかけながら、すし詰めのような場所には興味もくれずスタスタと男はアジトを歩き回った。 #アジト (G16) toumi_ 2023/09/14(Thu) 22:53:26 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>9 エルヴィーノ 「そっ、そう、ね……一体何が入ってるのか…… こ、こんな時に、場違いにもお菓子を……お菓子……」 失言した。さすがに女も即座に気づいた。 貴方の推測通り、出すにも出せず困っている。と言う所なのも事実。 さて次に述べられた言葉を聞けば、きらりと目が光って背筋がしゃっきりと伸びる。 「ほ、本当に? その、本当に丁度今、クロスタータを焼いてきていて……だから……」 「朝!そう!朝は食べた方がいいわよ、エルヴィーノ!」 白々しさを見事に理解しないで貴方が本気で独り言ちたのだと捉えた女は、ようやく取り出せると少し浮かれたように、仕方ないなと世話を焼けて嬉しそうに、鞄を開けて一切れの扇形になるよう複数切り込みの入ったお菓子を差し出した。 #警察署 (15) poru 2023/09/14(Thu) 22:53:45 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ男がそれに気が付いたのは、ガレージに帰りついてから。 あいつが忘れ物なんかするか、という疑問とともにそれを拾い上げて、 ぱり、と封を切り開く。 「………」 息を吸うような音。 しばらく、とんとんと包装を指で叩く音。 …ちゃり。 くるくると、いつも通り鍵を回しながらカウンターへと戻っていく。 革細工のキーリングが、小さな鼻歌に紛れるように、くるくると揺れていた。 (-31) gt 2023/09/14(Thu) 22:53:52 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「おう。こんなタイミングで悪いな。 んじゃあ、こっちに。」 貴方のノリに此方も察して。 合わせるように言いながら、手招くだろう。 そうして貴方と向かった先は人が滅多に来ない離れの休憩所。 閑散とした中、ジジ…と音を立てる自販機がどこか寂し気だ。 「折角だし、好きなの買って良いぞ。」 着くなり自販機にコインを入れて。 飲み物でもどうぞ、と促すだろうか。 (-32) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 22:54:27 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「おう、『また』会ったな」 「あんたは警察、こっちはマフィア。 こんな夢をこんな時期に見るたあな」 夢を夢と認識できる夢の中、あなたの姿を認めれば。 これも予兆だったのかね、とぼやきつつ。 「法ってのは夢の中まで有効だったりするのかね。 それとも『バレなきゃ犯罪じゃない』か?」 (/1) unforg00 2023/09/14(Thu) 22:55:19 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ「はは、まぁ……押し売り相手は二人いるけれど、どちらもすごく嫌がりそうなんだよね」 嫌がられた所で止まらないんだけど。 と、あなたとの違いはここにあることを互いに認識しながら頷く。 こんな風だから、親しくする相手なんて殆どいないが、それを気にするような性格だったなら今のように育ってはいないだろう。 「僕になにかあったら不幸になる誰かがいる? まさか、そんなの何処にだって居やしないさ」 幼馴染とは生きる場所が違う。 家族からはもう独り立ちしたし、悲しませることはあるかもしれないが特に不幸にはならないはず。 同僚たちだって、特にアリーチェには泣かれるかもしれないが、それくらいのものだ。 …………とはいえ。 「……目的を果たすまでに僕が死ねば確かに、ひとり幸せになれない人はいるかもしれないな」 と、ぽつり。 (-33) eve_1224 2023/09/14(Thu) 22:55:50 |
【神】 コピーキャット ペネロペ>>G16 ルチアーノ 「おいバカタレ、タダだと思うなよ。貸し一つだ」 去っていく背中に一方的に投げ掛けた。 向こうも一方的な頼みなのだからおあいこだと言わんばかり。 それでも何だかんだと引き受けるつもりではあるらしかった。 #アジト (G18) unforg00 2023/09/14(Thu) 22:59:03 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ「…というわけで届くからな!」 後日、ホットサンドメーカーとタコヤキ機とホームベーカリーとフードプロセッサーが届くだろう。増えてる。 「警察署なら空いてるスペースたくさんあるだろう? 若いのも多いんだしいけるいける」 なんとなく内部事情を把握してそうな言葉をしれっと吐きながら、 無責任に笑っていた。 (-34) gt 2023/09/14(Thu) 23:00:36 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「おや、いいのかい?それじゃあ遠慮なく」 促されるままに自販機の前に立ち、 1番安いボトルの飲み物……水を選ぶ。 こういう時、選ぶのは決まって安いものばかり。 人に奢ってもらうというのは慣れないからだ。 とはいえそんな事情を知るのは当人のみ。 落ちてきたボトルを取り出し口から引き出して、 キャップを捻りながら口を開いた。 「………それで、本題は?」 (-35) sinorit 2023/09/14(Thu) 23:01:22 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>10 イレネオ 「そ、そうなの……よりによって 苺のクロスタータ、焼いてきてしまって……」 チラリ、電気鍋の方も見つめる。 明らかに自分の挙動不審な行動のせいで気遣って貰ったのは理解できたのか、さらに小さく縮こまって。 でも、しっかり鞄からお菓子は取り出して貴方が取りやすいようにそっと差し出す。 「……"こんな日"に、って、お、怒りません? その、一切れ食べてからこう、怒られると わたしとしてはとても助かりはするんですが……」 貴方が普段通りに受け止めていてくれている事を全く理解していないから、怒られる覚悟をすでに決めている決死の表情だ。 自分より年下だけど、自分よりも上司に当たる。 だから少しだけ改まった口調になっているけれど、何処かぎこちない上に発言もどこかズレていた。 #警察署 (16) poru 2023/09/14(Thu) 23:01:38 |
【人】 コピーキャット ペネロペ>>1:151 イレネオ 1日目 怠惰な警官は時に、税金泥棒、と呼ばれる事がある。 そう呼ばれる程度には市民は警察の事を知っていて、 そしてあなたはそれに見合った、 或いはそれ以上の労働をしているのだろう。 その事に内心毒づく事は多い。 せせら笑っているのかは、今は本人のみぞ知るところ。 「イレネオさんも、ありがとうございましたっ」 「日が落ちるのも随分早くなりましたね。 ふふ、じゃあ大通りまで送ってもらえますか?」 ほんの少し片付けに苦戦した様子を見て、 お疲れ様でした、とこちらも同じ言葉を返して。 墓地を離れて、人通りの多い大きな通りまで。 そこまで行けば、一般的な見送りの範疇としては十分だろう。 #共同墓地 (17) unforg00 2023/09/14(Thu) 23:01:42 |
エリカは、店を閉めての明け方、朝陽を見た。この空が遠くなく陰ることを彼女は知っている。 (a2) 66111 2023/09/14(Thu) 23:02:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 黒眼鏡その手帳の切れ端に洒落た宛名などはない。 それをどう扱うか、あなたはきっと自由にできる。 イレネオ・デ・マリア 性別男 25歳 警察内では巡査長勤務。 法案に関わる一員ではない がその勧善懲悪の信念に節操はなくこの件に乗じて無差別に私刑を執行する可能性がある 。#アジト (-36) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:04:38 |
【教】 pasticciona アリーチェ「ペネロペ!」 貴方の姿も存在していると認識すると、先ほど頭に叩き込まれた情報に靄突く頭が急速に覚醒したかのように引き戻される。 「よしてよ、貴方を逮捕するつもりはないし…… そんな権限、私にはないわ。あっても使う気もないけれど」 逮捕されたいって言うなら別だけど、と拗ねたように零し。 「……、アリソン・カンパネッロって人、知ってる?」 (/2) poru 2023/09/14(Thu) 23:07:30 |
【人】 Chiavica テオドロ>>11 アリーチェ 「残念ながら、冤罪上等のように見えますからね。 我々にできることは波風を立てないようにすることだけ。 ……どうもきな臭いとしても、 少なくとも署内で言うことではありません。 そう、いつまで職場で俺をテオと呼ぶつもりなんですか」 話題のごまかしついでに凄い曲がり方を見せる。 仕事とプライベートに強く線引きをしている男として、 呼ばれる度に眉をひくと動かしている。照れかもしれない。 「エルヴィーノ……いや、いいか…… 今日は二食食えそうですね、良かった良かった」 ここで怠惰に小言を言うのも、まさか白々しさの裏をつつくのもあまりにも野暮というもので、これまたわざとらしく乾いた笑いを出していた。 (18) backador 2023/09/14(Thu) 23:07:40 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ>>15 アリーチェ 「わお、苺のクロスタータだね。 Grazie、これは腹に溜まりそうだ」 作り笑いには若干の影が差したが、あなたが気づくかどうかはわからない。 ただ、男は別に甘いものが苦手という訳では無いが、朝にものを食べてるのをあなたはきっと見たことがないはずだ。 嬉しそうに世話を焼いてくるアリーチェをよそに、クロスタータを一切れ受け取って、持っていたペットボトルの珈琲を机に置いた。 甘いクロスタータを食べるのには必須すぎるから、持っておいて良かったと思うほどだ。 「……いただきます」 フォークなどはないから、ペーパーで包んでそれを持ち上げると歯で噛んで口の中に一口放り込む。 苺ジャムの味が口の中に広がって、いつものように美味しい。美味しいのだが…… やっぱり朝に食べるのはキツイな…… と、心のなかでそうひとりごちながら、美味しいよと笑うのだった。 #警察署 (19) eve_1224 2023/09/14(Thu) 23:12:49 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ取締法施行により世間が騒然としたその日のこと。 勤務を終えた女が向かったのはあなたのモーテルだ。 あなたがきっと今日は忙しくしただろうということは想像にかたくない。 問題はその忙しさが少しも想像できない上、きっと想像したところでそれを遥かに凌駕しているだろうことだった。 …いるだろうか。 若しくは帰ってくるだろうか。 帰りがどれだけ遅かろうと、その入口で女はあなたを待つつもりでいるが。 ――夕方からは、雨が降る。 女は傘を持ってはいない。 (-37) oO832mk 2023/09/14(Thu) 23:14:33 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ『非番、今日から明日にかけてなんですが』 『合うようだったら勝手に合わせてください。 この頃の治安のろくでもなさを気にしてなければですが』 施行された方をよそにメッセージか電話かを用いて、 男は以前の話に対する返事を律儀に伝えていた。 幾ら素性に敢えて触れてないとはいえ、起き得るリスクはあまりにも容易く想像できる。 とはいえやはり言い出しっぺが断るのもどうかと思ったので、断られたらそれでいい逆なら腹を括ろう、くらいの心構えでいた。 (-38) backador 2023/09/14(Thu) 23:15:20 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「勿論。声掛けたのは俺だしな。」 貴方が水を買った後に 自らも買うのはコーヒー缶。 冷たい、ミルクが入った無糖のもの。 「いやさ。 今回チームに入ったの、なんでかって聞きたくて。 あの会合の時のお前、らしくなかったし。」 「なんか大変なことでも抱えてるんじゃないかなってさ。 勿論、俺の理由もちゃんと話すつもりだ。」 冷えた缶を手で転がしながら、切り出す。 (-39) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 23:15:57 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「俺ぁどっちかってえとあんたが現実でうっかり口滑らせて、 そんでお縄になる方を心配してんだけどな……」 「…アリソン・カンパネッロぉ?」 聞いて、暫し考え込む。 知り合いにも、過去に仕事で聞いた名前にも、 そして自分が以前に使った偽名にも。 この名前は心当たりがなかった。 「残念だけど知らねえな。 なんだ、人探しでもしてんのか?」 (/3) unforg00 2023/09/14(Thu) 23:18:11 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G17 フィオレ 「mia Gattina、そんなに怖がらないでくれ。遅くなって悪かった」 既に貴方以外のアソシエーテには今後の指示を回している。 ゆっくり時間を取るために一人後回しにしていたが不安にさせてしまったらしい。 「新聞のことなあ……。 俺なんかの立場で詳細をわかっていたらここはお祭りになっていないと思うぜ? 今は偉い連中が被害とこの先どうなるかを見極めてくれるってんだから、俺たちに出来ることはせいぜい…… 大人しく していることだ」ひとまず落ち着かせるようにその背を撫でてやる。 気の利いた言葉よりも、現状報告だらけになる自分の口調はいつもよりも張り詰めたものだ。 その全てを知りたいというあなたの言葉にいつかの自分が重なった。 まあ、誰かさん相手にこんなに素直に縋ったことはなかったが。 #アジト (G20) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:21:54 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「別に考えと言うほどのものではないよ。 アイツは僕のことを警察だと調べてはいるだろうけれど、正体を明かしたわけじゃない」 やっぱりね、と肩をすくめて。 仕事熱心なあなたを、やっぱり嫌そうに見上げた。 面倒くさい。ここまでそれで流してきたことを、後輩に知られてしまうというのは。 「それでも、買える情報や物には価値がある。 いずれ検挙するにしたって、引き出せるものはできる限り引き出したいじゃないか」 もっともらしいことを言いながら回避出来る方法を考えてみたが思い至らず。 マフィア嫌いであるから、話してる事に嘘はないとはいえ今はまだあの男を利用したい。 本当に、個人的に必要でしかないものだから。 だから、だけど……。 …………。 「……ま、今回買ったのはそれとはあんまり関係なくて、個人的に必要な物だったんだけどね」 やがてこれだよ、とポケットから取り出したのは、ドラッグストアなどには並んでない強い睡眠薬だ。 パッケージなどをあなたが調べるならば、それは容易にわかることだろう。 (-41) eve_1224 2023/09/14(Thu) 23:26:54 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>18 テオドロ 「……犠牲を出した上に得るものがあるとしても、 犠牲にされた側には到底納得できないものなのにね」 「……言うならお外と家で、って事?」 これは、話題と名前両方に向けた言葉。 「ごめんね」と言って、次の呼びかけはテオドロに直しはするもののの、数日も日が空くといつもの呼び名に一戻りが普段の流れだ。 貴方がエルヴィーノのに向けた乾いた笑いの真意を知る事もなく、良かった。の言葉にうんうんと相槌をただ打つ。 >>19 エルヴィーノ 「よかった!やっぱりクロスタータは 朝食に食べるのが一番だから、丁度良かったかなって」 非常に残念ながら、そこに気づく女ならあなたの白々しさにも既に気づいていたというところであって、つまりは貴方の苦々しさに全くと言っていいほど気づいてはいない。 元々クロスタータはこの国では朝食に食べられることが多い。だからあなたが朝食を食べていなかったのも、これまでの面倒臭がりな不摂生としか思っていないのだ。 #警察署 (20) poru 2023/09/14(Thu) 23:28:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ『お前……』 『 こんな時に休みとれたのか? 』空き時間電話に切り替え返事をした男は心底驚いた声であなたに返答した。 あと一ヶ月は無理だと思っていたと。 『勿論時間は取らせてくれ。 一人子猫ちゃんを置いていくんで泣かせそうだが何も罪悪感を抱えないで良い』 (-42) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:30:12 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡寂しがりってコトかな……と。 そうじゃない気もするが、そんな理解がまずやってきた。 それから続く言には少しばかり不思議そうな顔をして。 「へ〜〜〜……にいさん、あの人に頼むことあったりするんだ? 本当に顔広いよなあ、あっちこっちの世話焼いてるから納得だけど」 職業的に繋がりはあまりなさそうに思えたのだが存外そうでもないらしい。 行儀悪く頬杖つきつつも珈琲を一口。 そして自慢げに口にしたことはどうやらあなたも、だったらしいのでなんとなし、唇を尖らせた。 「ちぇ、にいさんもか。 そ〜、街中でたまたま会って、職場の買い出ししててさ。 荷物いっぱい、でもたのしそうだった」 「ちっちゃい頃みたいに頻繁に会えないの、さみしいけどさ。 でもにいさんもねえさんも、今充実してそうでよかったなって」 で、そんな拗ねた顔も言葉を紡いでいく内ににへらと嬉しそうなものに変わって。 「……今度さあ、ねえさんも連れてくるからまたかっけ〜車でどっか連れてってよ」 (-43) mspn 2023/09/14(Thu) 23:34:16 |
【教】 pasticciona アリーチェ「まあ。そ、そんな事は……な、ないわよ? はぁ……もしなったらペネロペ、会いに来てね」 なんて、無理難題を述べる。 あらゆるもので鈍い女だが、さすがにこれもジョークの一つだ。本当に自分が捕まったのなら、真っ先に逃げて欲しがる。 「夢で会った」だなんて荒唐無稽な理由ですら逮捕されない暴利な悪法が施行されてしまったのだから仕方ない。 「その、さっき『少しでも手がかりが欲しい』って考えてたら、この名前が浮かんできて……」 そうして、先ほど浮かんだ内容を貴方にそのまま伝える。 (/4) poru 2023/09/14(Thu) 23:35:52 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロキャップを捻るその先、 問われて手を止め、続きはしない。 しかし、表情はいつも通りで、 何も知らなければ、きっと悩みがあるようには見えない。 「………君にとって『俺』らしさは今の俺かな。 そう見えているなら、俺にとっては幸いだ」 迷うように沈黙していた男は、 ほんの一瞬だけ、自嘲的な笑みを浮かべる。 しかしそれも本当に一瞬で。 「それで、チームに入った理由か。何故、と聞かれたらそうだね。 どんな理由が俺らしいだろうか、実はマフィア嫌いとか?」 「……なんて、茶化すのは良くないね。 何、ただ『自分』らしくあるのに疲れただけさ」 休憩所の壁に凭れて、少しの本音を君に零す。 どうせあの俺を知っているんだ、隠したところで意味がない。 それでも表情はいつも通り、あの日のような笑顔はここにはなかった。 (-44) sinorit 2023/09/14(Thu) 23:37:12 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『暇なわけあるか 馬鹿野郎』 あなたのメッセージにはひとまず即座に返された一言。 しばらく返信はなかったが、漸くまた通知がやってくる。 『先に約束してた用がある その後ならあくが』 『あとは急ぎの用ならメッセージで聞くぞ』 (_1) toumi_ 2023/09/14(Thu) 23:39:51 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ>>18>>20 テオドロ、アリーチェ 「朝を食べるのなんて何年ぶりかな…………」 確かに一人暮らしをする前は、母親が作ったクロスタータを朝食で食べてたかな、なんて思いながらも、なんとか1枚平らげた。 朝をほぼ食べない小さな胃には、大分辛いらしい。 「小言いってないでキミも食べなよ。美味しいのはわかってるでしょ」 ほら、キミの幼馴染のクロスタータだよと、ぐいぐい。 #警察署 (21) eve_1224 2023/09/14(Thu) 23:40:51 |
【赤】 無敵の リヴィオ法が施行され発表されたその日。 ひとりになったタイミングで連絡用の端末を取り出し、 届いたメッセージを眺める。 この狂犬には、これといって報告事項はないのだが、 確認すべきことがないとは言えない。 次はどのように行動するか。誰が怪しいか。 それを聞かないことには、次を選べないからだ。 敢えてメッセージには返事をせず、 夜中になる頃、指定された場所へと向かうだろう。 (*1) sinorit 2023/09/14(Thu) 23:41:24 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「あのねえ。不幸になるかは知りませんが、 俺だってこう見えて薄情者ではないのですが」 自分のこれはそもそも今より下があるか分からない故のものだが。前の葬儀の与太話を指して俺だって≠ニ表現している。 自己評価の低さも似たり寄ったりだなと半目を向けて。 それから、呟かれた言葉には興味深そうに眼を丸くした。 「ああ安心した。居ること以上に、 自覚でもってあんたの口から語られたことが。 幸福の押し売りよりも不幸の置きっぱなしの方がよっぽどろくでもない行為であることは言わずもがなでしょうし。 Fidanzataでも何でもいいですが、意識はしておいてくださいね」 何でこんなことを。お節介にも程がある。 ノンストップで自嘲を重ねているが、言い出したならば止まらなかった。 (-45) backador 2023/09/14(Thu) 23:42:22 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「へへ。 意外だったってだけです! オレも恥ずかしいことよくあるから、お揃いだなって」 機嫌を損ねた……わけではないのは、尖らせた唇がすぐに収まったことから分かるから。 約束してもらえたことに顔に浮かべた喜色を隠さないままの男は、添削をしてもらえそうとわかれば、ぱ、とさらに表情を明るいものにさせた。 「必要!です!!」 「やった、じゃあえっと今思い付いているの書くから、文章変じゃないか見てもらっていいですか?」 なんて言いながらもやる気百倍そのままに、白紙だったそこに文字を記していく。 時折繋がりがおかしな文章はどうにも子どもっぽさが抜けきらない。 貴方に見せたらそんなところを指摘してもらえたり、もっと上手な言い回しを教えてもらえたりしただろうか。 何はともあれ手助けを得て、一人で済ませるよりはずっと早くに完成させられたはずだ。 貰ったドーナツは最終的にそのご褒美に、普段食べるよりもずっと美味しいものに思えたから、『すげ〜幸せです!』と満面の笑みを貴方に送っていたことだろう。 ──噂していた法がまだ現実となっていなかった、それは穏やかな午後の話だった。 (-46) mspn 2023/09/14(Thu) 23:42:50 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「おう、会いに行く会いに行く。夢ん中でな」 無理難題、もといジョークにはジョークで返しつつ。 実際それが実行可能であるかはともかくとして。 二度ある事はなんとやらと何処かでは言うらしい。 「手掛かりねえ…… まあ、こんだけ妙な事が続いてれば妙なりに 信憑性もあるってもんだが…」 「アリソンねえ。この辺りの人間らしくない名前だ」 (/5) unforg00 2023/09/14(Thu) 23:45:40 |
【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネアジトの一画の、その隅で毛布を被ってくたばっている。 ここに居る面々の端末に恐らくは連絡を入れて、 対応をして、その他諸々。現在は短い休憩中だ。 「俺の耳がもげて落ちてたら拾っといてくれ。 あと指。ついでに目。喉も。乳は落ちねえよ触ったら殺すぞ」 疲労のせいだろう、いつもより言語の治安が悪くなっている。 そんな折、また端末がひとつ震えた。舌打ちの音。 「10分……いや、3分で戻る」 端末の向こうの部下の声に何か思う所があったのか、 普段の通りに『情報』を食う為の気力か。 宣言通りに3分後、毛布を引きずって歩いていく。 「各位急用があったら俺の個人端末によこしな!」 去り際、それだけ投げかけて扉の向こうに消えた。 #アジト (G21) shell_memoria 2023/09/14(Thu) 23:46:37 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ『丸一日働いた次の日は何人だろうと非番にされる』 『俺だって正直こんな時に休みが挟まるとは思わなかったよ』 法が足されたとして、元々ある制度には敵わない。 色々不安はあるが今変にごねて目立ちたくもなかった。 『粋な男である為にはあちらを立てればこちらが立ちませんね。 まあ、何かの義務じゃあるまいし。 此方として少しくらいは楽しむ準備でもしておきます』 (-48) backador 2023/09/14(Thu) 23:47:54 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「俺は“いつもの”リヴィオしか知らねえからな。 だから俺にとってのらしいは、アレにはなる訳だが。」 貴方の演じてきた“リヴィオ”が 自分にとっては見慣れたものだからそれらしい、と。 素直に答える。 「ハハ、マフィア嫌いは女史で間に合ってるからなぁ。 んで、『自分らしく』あるのに疲れた、か。」 「それがどうして、チームに加わる事になる。 マフィアを検挙するのが、本当の望みだとでも?」 (-49) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 23:48:43 |
【神】 路地の花 フィオレ>>G20 ルチアーノ 「あなたのせいじゃないわ、街にいる時から……全然、何が起こってるのか分からなくて」 「……ガイオが捕まったことしか、読めなかったの」 新聞の見出しさえも読めない。専門的な用語は一つだって理解できない。文字すら読めぬ、学のないスラム育ち。 だから、せめてそれだけ教えてくれればいいの。と言って。 しばらくそのまま背を撫でられている。その温かな掌は、いつだって自分を落ち着かせてくれるものだ。 「大人しくって、……どこまで?」 「だって、ガイオは何か派手なことをしたわけじゃない…でしょう?いつだって、賭け事の話をしているばかりで」 一市民らしくいればいいのか、アジトから出ない方がいいのか。 それすらも、自分で判断が出来ないのだ。ファミリーのお荷物になりたくない。ここが、自分の居場所だから。 #アジト (G22) otomizu 2023/09/14(Thu) 23:48:48 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ『……ま、そりゃそうだよね』 警察の方でも困惑している今回の件だ。 狙われたマフィアが忙しいのは当たり前の話で。 『いいよ、用が終わった後でも。 夕方までに空けてもらえると助かるけど』 『連れていきたい場所があるんだ、あまり遅いと閉まってしまうから』 暫く考えた後、返したメッセージは了承の旨のものだった。 (_2) eve_1224 2023/09/14(Thu) 23:50:30 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ時を同じくしてか、少し遅かったかもしれない。 もう1匹の狂犬もまた、メッセージを確認して。 此方もまた、報告する案件は無いけれど。 相談すべきことは山とある。 端末に向かう旨を打ち込んでから。 ポケットに仕舞って、待ち合わせの場所まで足を運ぶだろう。 (*2) ぴんじぃ 2023/09/14(Thu) 23:51:06 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ>>1:137 エルヴィーノ 何処の出身でも同じ人間だということ。 それから、努力してきたものを認めてもらえたこと。 当然のように形にされた二つは、当然のようだったからこそ妙に心を打つものだった。 うっかりちょっと涙腺が緩みかけて──いや、流石にせんぱいの前で急に泣くのは駄目だろ、と理性が働き堪える。 ただ代わりに。 「エルせんぱい、ありがとう、すき……」 not恋愛感情、ただ湧いた感謝の想いと好意をドストレートに形にしてしまっただけだった。 これからもいっぱいチェス教えてもらおう……なんて勝手に考えていたところ。 「え?あ、はい!そ〜です! ヴィトーさんのところの……エルせんぱいも知ってたんですか? あの人がよく行ってるの、割と有名なのかな」 #スラム (-50) mspn 2023/09/14(Thu) 23:51:07 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ/* 白の雰囲気を見て秘話に移行いたしました! よろしければこのままよろしくお願いいたします…! (-51) mspn 2023/09/14(Thu) 23:51:42 |
【教】 pasticciona アリーチェ「でも……本当に、気を付けてね。 今の警察は冤罪前提の検挙を行いかねないから…… 私も、ノッテマフィアで捕まって欲しくない人は複数いるし、何とか少しでもこの法が早く撤回される事を望んでいるわ」 あなたの所属がどこのマフィアか聞いたことはないが、この地域のマフィアと言えばまずノッテだ。 だからつい真っ先にそこの所属を想定して話をしてしまう。 「私は一介の警察官だから、こんな事知ってもどうしようもできないけれど…… この法の施行の狙いを、少しでも力のある人に届けられれば何かが変わったりはしないかしら……」 (/6) poru 2023/09/14(Thu) 23:52:25 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* こんばんは、おやすみ硫酸ナトリウムです! 二日目、始まってしまいましたね…… 共鳴窓についてなのですが、このまま会話継続でも問題なさそうでしょうか? 名前を伏せたりといったことが難しくなるため、覗き見役職に対しては公になってしまうのですが… (こちらは問題ありません!) この辺りの雰囲気掴めておらず一応といったところで確認させていただきました。 問題なければお返事そのまま続行いたします!よろしくお願いいたします。 (-52) mspn 2023/09/14(Thu) 23:53:53 |
フィオレは、抱えたままだったパンは、アジトのどこかの部屋に置いてきてしまった。 (a3) otomizu 2023/09/14(Thu) 23:55:02 |
フィオレは、その部屋は今頃、焼きたてのパンの香りでいっぱいになっていそうだ…… (a4) otomizu 2023/09/14(Thu) 23:55:42 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレゴン!と貴方のバーの外で小さく聞こえる音。 「いたっ」っという呟きと何かが物にぶつかったような音の後、赤くなった額を抑えながら女が一人、人気がない時間か、あるいは営業時間外に飛び込んでくる。 「ヴィットーレ!」 肩で息をしながらカウンター席にゆっくりと腰を下ろすこともなく立ち尽くしたまま、心配と困惑の入り混じった表情で貴方の名を呼ぶ。 「……よ、よかった。ここは、あなたは、まだ無事なのね。 急に変な法案が通って、今、大変な事になって、……っ」 頭に酸素が回り切ってないのか、そもそもまだ混乱状態なのか、いまいち掴みどころのない話を振ってくる。 「わたし、居ても立っても居られなくて……」 (-53) poru 2023/09/14(Thu) 23:59:13 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラモーテルの扉には『chiuso』の看板。 本来ならこういう時は一緒に理由の書いた紙が貼られている (ただし、大抵は「昼寝」だとか「散歩」だとか) のだが、今日に限ってはその紙すら貼ってない。 きっと朝から既にモーテルの主の姿はなく、 昼を過ぎても帰る事もなく。 珍しく一般客が寄ってきたかと思えば、 看板を見て首を傾げて帰っていく。 いつもならシエスタの時間と洒落込む頃にも帰らず、 緩やかに伸びる影は建物と空を覆う雨雲だけ。 ぽつ、ぽつと降り始めた雨音が少しずつ数を増し、 モーテルの軒先に隠れても濡れる頃。 「腐れ署長が金でずぶずぶの癖しやがって俺の時間をめちゃくちゃにした挙句大した情報も寄越さずにへらへらしくさりやがるクソが俺がプレデター並みにステルス出来てたらあのボケの歯全部にドリルで穴開けてキンキンに冷えた炭酸をスポイトで毎秒垂らし続けてやるっつーの」 疲労と殺意を漲らせた女が小さな折り畳み傘で防ぎきれない 雨を受け、覚束ない足取りで歩いてくるのが見えるだろう。 そしてあなたの姿を見たなら、驚いた顔で呆然と立ち尽くす。 口をはくはく、どうしたらいいかわからないという風に。 (-55) shell_memoria 2023/09/14(Thu) 23:59:54 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「イロイロ便利なのさ、あいつの知ってることが。 ニーノ、お前もな、知らないよりは知ってる方がいいってことがたくさんある。 知らない方がいいことってのもあるが、そういう場合は知らないフリをすればいいし…いやそれが難しいんだが…」 お前にいうこっちゃないか、などと難しい顔をしてこめかみをもんでいる。 そしてなんだか不満げな姿に思わず、といった様子で笑みを吹きだす。 「残念だったな〜。まぁ会えてよかったじゃねえか。 次あったらちゃんと捕まえとけよ、あいつはも〜フラフラしがちだから」 訳知り顔で腕を組んで、向けられた笑顔には笑顔で返す。 昔から、この男はそうだった。 特に慮ることが無ければ向けられるものをそのままに返す、素直といっていい性格をしているのだ。 「フィアットに3人はぎゅうぎゅうで…ま、乗れないわけじゃない。 いいぞ。ただし、ちゃんとお前がフィオをエスコートするんだぞ」 男子だろ、と。カウンターの上をコンコンと指で叩いて、にやにやと笑った。 (-56) gt 2023/09/15(Fri) 0:00:02 |
【人】 Chiavica テオドロ>>21 エルヴィーノ 「しっっかたないですねえ」 幼馴染や同僚の困りなどお構いなしに勝手に食おうとしてはいたが、水を向けられればこれ見よがしに溜息を吐く。 三食がデフォルトな上、幼馴染のせいで間食の機会も多く。 クロスタータの一切れや二切れ、大した苦でもない。それ以上はどうだろう。昼の量を減らさねばなるまい。 「…… ……うん、 いやそりゃ……美味いですけど」 とっとと一つ手に取って齧って、投げやりな感想を漏らす。 食感がまず良いし、バターの風味がジャムとよく合っている。 ただイタリア人らしく色々褒め称えるにはあまりにも馴染みがありすぎる。今日も内心言い訳だらけだ。 (22) backador 2023/09/15(Fri) 0:01:08 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ全ての予定を白紙にして。 落ち着いた頃。昼よりも後の時間。 また、女が一人庭園に姿を見せていた。 先日とは違って、ライダースーツのような服にホットパンツ。足元は黒のエナメルショートブーツ姿。 あまりこの辺りではしない格好だ。殆ど仕事や夜遊びの時にしか着用しないもの。 「………」 不安げに揺れる瞳が辺りを見回して、いつものあなたの姿を探す。 今は可憐に咲き誇る花々を愛でる余裕も、ないのだった。 (-57) otomizu 2023/09/15(Fri) 0:01:45 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ君の素直さはとても好ましい。 そう演じているんだ、そう受け取ってくれる方が本当に幸いで。 だからそうだろうねと、男は頷き笑うだけ。 「いや、マフィアの検挙はどうだっていいんだ。 命令としてあげられるなら、いくらでもするけどね。 俺個人にとっては、そうだな…」 「守りたいものも、帰るべき場所もない。 そんな俺を利用したかった人間と、疲れた俺の利害の一致か。 あとは……他の子達に任せるのは、酷だろう?」 例えば、今日に動揺を見せていた子だとか。 もしも自分が断ることで対象とされたなら? それは、それはあまり……好ましくない流れだ。 「……あとはそうだね。 ──破滅願望、というやつだろうか」 (-58) sinorit 2023/09/15(Fri) 0:05:22 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ「薄情とは思っていないさ。 悲しむことくらいはしてくれるだろう? キミは」 人が死んで悲しむ人間が居るのは当たり前の話だ。 いくら人付き合いを極力減らしてるとはいっても、こうして話をするくらいの相手は居るものだし。 ただ、自分が居ないからといって誰かが不幸になるなどとは、どうしても考えにくい。 「幸せになれないのと、不幸になるというのは別の話だよ。 もっとも……彼女は幸せか不幸かなんて考えることもできないかもしれないけど……」 婚約者だなんてとんでもない。 とっくの昔に振られた初恋の相手だよと、軽く笑った。 (-59) eve_1224 2023/09/15(Fri) 0:05:59 |
【赤】 黒眼鏡三日月島は、夜も灯りが落ちることはない。 ただ海ともなれば、一部の港やホテル以外はとっぷりと夜闇を流したように黒く染まって、吸い込まれてしまいそうな暗い幕がどこまでも伸びている。 指定された桟橋に向かえば、そこにはきちんとした船倉を持ち、10人ほどなら乗れそうなプレジャーボートが停泊していた。 船のへりに腰かけた"アリソン"が手を振り、君たちを招き入れる。 『無事摘発できたようで、なによりです』 "アリソン"はスマートフォンの画面を見せて、にこりと笑う。 『海の上ならコンクリートマイクでも話は聞かれませんが、念のため。』 (*3) gt 2023/09/15(Fri) 0:06:13 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ま、冤罪はボロボロ出てくるだろうな。 考えたかないが、その中にホンモノが混ざってる可能性もだ」 マフィアが関わっているのであれば、 逮捕状の必要なく逮捕が可能になってしまう。 少しでも言い掛かりを付ける余地があればお縄が現状だ。 これを機に理由はどうあれ検挙に躍起になる輩も居るだろう。 「力のある人間に、なあ。 そうは言ってもあんたの所は署長と代理があのざまだし… ウチだってボスは出払ってる。アンダーボスか、 幹部がいいとこだ。そっちとそう変わらねえだろうな」 「そもそもこの法の狙いは何だ?マフィアを消したいだけ? 例の偉そうな署長代理様とやらに、 莫大なカネを握らせた理由がそんな単純なもんか?」 かつ、かつ、テーブルを指先で叩く。 「漁夫の利でも狙ってんのかね」 これも一介の構成員の知ったこっちゃないが、と。 (/7) unforg00 2023/09/15(Fri) 0:08:15 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ『ああ、摘発は出来た。部下も一人残らず。 が、予定にはない警察官も一緒にしょっ引かれた。 恐らくは、別で動いている奴らの仕業だろう。』 アリソンに倣って、画面を見せた。 その表情はやや硬い。 『どこもかしこも今は混乱だらけだ。 探りを入れようにもまだ尻尾は掴めないだろうな。』 (*4) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 0:12:36 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ『そういう仕組みなのか、警察ってやつは。 お休みはしっかり取れるいい職場だなあ』 事件もあって皮肉交じりに。 用件は伝えた、時間も有限だ、出掛けるのだから早めにするかと昼時から夕刻辺りまでの明るい時間を指定する。 夜間でも構わないが、流石に飲みにまで付き合わせてしまいそうだと思って。 『そうだなあ。大変だが立てたい方は俺が決めているし、邪魔されるつもりもないね。 それではまた後で、こちらこそ楽しみにしているよ』 現地集合で頼みたいと伝え、その後通話はきられるだろうか。 離れた地とはいえこの二人で隠れて会わないのもそこそこ珍しいことだ。 せっかくだし新しい服でも出すかと、男は約束の時間に間に合うようにたっぷりと時間を掛けて自室のクローゼットを漁ったそうな。 (-61) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:17:06 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「……。」 貴方の言葉を聞きながら ころり、ころり、と缶を手で弄ぶ。 「確かに…あいつらにお鉢が回るのは俺もごめんだ。 特に、アリーチェやテオドロにはな。 だが…お前がそうも自棄になるのも、放っておけないな。」 「どうして演じるようになった。 どうして、そんなになるまで演じたんだ。 このまま破滅したって、なんも良い事はねえぞ。」 貴方の胸中の想いの、1oだって晴れはしない。 これはそういう法律だから。 (-62) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 0:17:47 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「ええ? なんだい、全く……大したことは言ってないと思うんだけど」 言われた方はそう受け取ってないことなどよくある話だが。 実際にスラムで暮らした人間からしたら、大層なことなのかもしれない。 そんな事を考えての発言ではなかったから、少しばかり困惑した声を上げた。 好きだなんて。 恋愛感情であろうとなかろうと言われた試しなど殆どないからだ。 流石にあなたの頭の中にチェスがあることには気づかないが、返された言葉に困惑しながらも、養育院の話に移ればそうだよと頷く。 「まぁね……僕は警部の直属だし……それに」 「知り合いが一人、あそこに昔居たものだから」 知り合い……それは10年ほど昔に養育院を出た少女だ。 あなたはきっと知らないだろうと、名前すら告げない。 #スラム (-63) eve_1224 2023/09/15(Fri) 0:18:59 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「手前ら子犬に今出来る一番の事は 尻尾を出さない 事だ!やる事無くて暇ってんなら帳簿でも眺めとけ! ちょうど誰もやりたがらねえような 地ッ味〜〜〜な経理の仕事が残ってたところだ!喜べ!」 カンターミネの抜けたアジトの一角。 そこは今や二人のメイドマンによって、 飴と鞭、冷水と熱湯……と化していたかもしれない。 少なくとも猫を被っていない猫被り、酒の入っていない酒飲みが 何のかんのとあれこれと指示を出していたのは確かな事だ。 #アジト (G23) unforg00 2023/09/15(Fri) 0:25:18 |
【赤】 無敵の リヴィオ『出来る限り早めに掴みたいところですが』 そう簡単にはいかないだろうと同様に画面を見せ首を振る。 別で動いている1つ以外にもチームは存在するかもしれない以上、 下手に動いてこちら側が悟られるという自体は避けたい。 『何かきっかけが出来るまではまだ 水面下で探りを入れる以外他ないでしょうね』 勿論それは相手も同じ。 とはいえだ、硬直状態でいるのも困り物でしかない。 (*5) sinorit 2023/09/15(Fri) 0:25:34 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「……」 違和感のある言い方に頭が警鐘を鳴らす。 気付くな。知らないフリをしろ、と。 それでも情報の咀嚼は行われてしまう。 「ほんっと」 話が繋がって、嫌悪するような哀しみに歪むような奇妙な表情を見せる。話を続けた方も続けた方だが、ヒントを出す方も出す方だと、他人の所為にもしたくなる。あんただってそうだろうに。 「俺は恵まれてるんでしょうね」 己の助けたかった相手は助けられなかったが五体満足で生きている。 そうでなければ、こちとら今以上に歪んでいるに決まってる。 気持ちの量も、事の重大さも、相手の方が深刻のように思えた。 「やはりこのまま死なれるのは寝覚が悪い、エルヴィーノ。 これこそ一番のお節介かもしれないが、 死神の口説きから暫くあんたを遠ざけてやらないとな」 (-67) backador 2023/09/15(Fri) 0:26:02 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>22 テオドロ エルヴィーノ 「ふふ」 あらゆる事に鈍い女だけれど、その一言に嬉しさが増したのか、頬を僅かに赤く染めながら微笑みを浮かべた。 幼馴染がこの調子なのはいつもの事で。 投げやりだとしても伝えられる素直な言葉が心に沁みる。 「よかった。これで家に帰って一切れも減ってない クロスタータを見て途方に暮れる事もなくなったわ。 結構お腹膨れちゃうだろうから、無理しないでね」 「二人とも、いつも助けてくれてありがとう」 勿論何枚も食べて貰えれば助かるけれど、ここは優しい人が多いだろうから自分が持って帰る量を考えて気を使われることもないとは限らない。 だからつい、先手で無理をしないでと伝えてしまう。 (23) poru 2023/09/15(Fri) 0:26:43 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G22 フィオレ 「そこも詳しく俺たちは把握ができていないが……。 新聞の内容だけでも噛み砕いていこうか」 貴方を引き連れたまま座れる場所に向かいテーブルに新聞を広げれば膝にその軽い体を乗せて一文字ずつ説明をしてやる。 大まかな事件、法案、マフィアに関わるすべての人間が狙われていること。 「そりゃあ、警察の連中には会わない、余計な詮索をしないこと。 アジトから出ないのも一つの手段ではあるし、指示があるまで部屋に閉じこもるやつもいるだろうなあ」 今告げた全ての言葉を本日中に破る予定の男は努めて優しく声をかけた。 閉じ込めたいわけでもないが、こうも怯えている姿を見れば連れて行かせてなるものかという気にもなる。 「…………食事ぐらいはしてもいいと思うぞ。 お前達の提案してくれた件、気晴らしが欲しいと思っている連中は多い」 (G25) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:32:35 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「なんですか」 「焦らずとも秋の花はこれからが盛りですよ」 当たり前な事だが、今日はどこか落ち着きのない人影が多い。 いつも手玉に取ってくる女も例には漏れず。 ここまで来ると自分が異常なのかとさえ思う。 毎度の如くワインレッドのエプロンを纏っていて、 変わらず花の世話に従事しているところだった。 (-71) backador 2023/09/15(Fri) 0:33:26 |
【赤】 黒眼鏡『あなたたちの手際は確認しました。 次もお願いします』 『もう一つのチームについては、初手が警察官というのが妙ですね。 面倒なことになりそうです』 船倉の冷蔵庫を開けて、冷えたウイスキーグラスに注ぐ。 「アルコールがダメならブドウジュースもある」 冗談めかした笑い声をあげてから。 『そうですね。 探りはこちらも入れておきます。 そして、此方の仕事も。次のターゲットを決めましょう。』 『お二人は、次に狙うべき心当たりは?』 (*6) gt 2023/09/15(Fri) 0:38:10 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「俺としては君も、居ないことを願っていたけどね。 君達には……いや、この状況なら今更か」 放っておけないと口にする君に、肩を竦めて笑みを見せる。 その手で掴んでおけるものはそう多くはないだろうに、 君は、君の大切なものだけを見ているだけでいいんだ。 「…良いことがあって欲しいと考えているなら、 俺は、あの場には居ないんだよ。ニコロ」 「演じる理由も、こうなるまで演じた理由も、 ただの格好付けさ。 疲れたとはいえ、俺はあの俺が好きだったからね」 そう言いながら壁に預けていた背を浮かし、 近くの椅子へ腰掛ける。 飲み損ねていた水も、キャップを捻りボトルを口につけて、 喉の乾きを潤すように喉奥へと流し込んだ。 「…………それで、君の話はいつ聞かせてもらえるのかな 俺の話ばかりじゃつまらないだろう」 (-73) sinorit 2023/09/15(Fri) 0:38:48 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「オレが知らないフリできると思う〜……? ……まあでも、そうか、そうだよな。 知識って武器だなって、たまに思うもん。 そういうの多い方がいいんだろ、だからオレなりに努力しま〜す」 まああくまでもオレなりにになってしまうわけだが。 人生の先輩からの助言だと理解しているから、突っぱねたりはしない。 こちらも素直で、だから受け取って、訳知り顔には「ねえさんまたふらふらなの」って楽しそうに。 ……していたが、にやにやの笑みを見やれば途端。 「分〜かってる!当たり前だろ。 オレはもう守られてばっかのちっちゃいガキんちょじゃないんだから。 きっちりねえさんエスコートしてるの見せつけてやるからな、約束!」 できないと思われてるのかもってちょっと感じて、だからムキになるような子供じみた声があがる。 右手の小指をぴんと立てては差し出した、小さなころからの約束の合図だ。 (-74) mspn 2023/09/15(Fri) 0:39:12 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「オレにとっては大したことだった……」 どこまでも素直だ。 人を抱きしめたくなるのってこういうときなのかもしれない。 行動には移さないし、移せないけれど。 困惑した声色を感じれば困らせてしまったかなとは過るのだが、伝えたことに後悔はないので謝罪はしなかった。 「……知り合い?」 そうしてはたと瞬きを二度。 深い事情には踏み込み過ぎない方がいい、という発想よりも先。 同郷の誰かといった話になれば親近感が湧いてしまったもので。 「へえ、オレ知ってる子かな。 どんな子ですか?名前は?」 そこまでを躊躇なく尋ねた、直後に「あ」と声をあげる。 「……ひみつのことなら、だいじょうぶ、です!」 #スラム (-77) mspn 2023/09/15(Fri) 0:45:55 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『現地を教えてもらったほうが助かるが それもお楽しみか?』 出来る限り答えてはやりたいと頭の中でいろんな算段を組みながら予定を考える。 やはりこんな時に大人しくはできそうにないんだな、と苦笑しながら忙しくなった日に憂うつ気なため息を付いた。 『悪いなあ 今も子猫ちゃんが離しにくい それとまさかお前まで今日は非番だったのか 無事で何よりだ』 (_3) toumi_ 2023/09/15(Fri) 0:49:09 |
【教】 pasticciona アリーチェ「う」 あのざま。そう言われると何も否定できない。 そもそもこの法案だって現所長が大きく関わっているのだ。 「漁夫の利、かぁ……」 「もしそうなら、手を組めたらもっと、って思うけれど…… ……検挙ばかりしている側が言い出せることではないし、 今の警察も、そちらも絶対受け入れないでしょうね」 仕方のない事だ。そんな甘い世界ではなく、仲良くと手を組むと慣れあいは近いようでまるで違う話。 今までは緊張を放ちながらも付かず離れずの距離を取っていたのをぶち壊したのもこちらなのだ。 「……恨まれても仕方ない事、してるわね」 考えた末にその言葉が出てくること自体、やはり女の思考は比較的お花畑に近いのかもしれない。そんな小さな感情の話ではきっとないのに。 (/8) poru 2023/09/15(Fri) 0:50:17 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>24 ニーノ 「ニーノ」 「外に行くの?勿論、持って行って。……」 「今日、上手く焼けた自信作だから、可愛い一番弟子に食べて貰いたかったの」 小声でそう言ってウインクをした後に、一切れ。何かに包む?なんてやりとりもした後に貴方に満面の笑みで手渡して。「声をかけてくれてありがとう」と伝えながら、出ていく貴方に手を振って見送った。 「いってらっしゃい。がんばってね」 (25) poru 2023/09/15(Fri) 0:56:59 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「思わんから、お前は変なことを知っちゃったと思ったら俺んところにきなさい」 頑張っている若いものが好物なおじさんは、 あなたの発言を聞いて 努力はイイことだ、とウンウン頷く。 「はははは、そうだったな。 でっかくなったもんなあ、お前も」 張り上げる声を聴いて頬を緩めて、 ぽんと頭を一度――むやみに力強く──撫でてから、 「おう。 ちゃあんとやるんだぞ。 約束」 頭を足場にぽんと跳ねた掌を下ろして、 小指を絡めた。 「約束だ」 なぜか、もう一度繰り返す。念押しだ。 (-80) gt 2023/09/15(Fri) 1:00:43 |
【神】 路地の花 フィオレ>>G25 ルチアーノ 「……」 噛み砕いて伝えられたことを理解するほどに、表情が曇っていく。 全ての人間ってどこまで、とか。こんなの理不尽じゃない、とか。色々言いたいことはあったけれど。 まだ誰にも分らないだろうことだと思ったから。 ある程度の説明が済んだタイミングで、新聞を覗き込むような体勢から背中のあなたに体重を預ける形になって。 理解出来たところで、納得できるわけもなく。途方に暮れたような顔は変わらない。 「全く外に出ない、なんてことは難しいわ」 「詮索しないように、一市民として過ごすならきっと外に出ても大丈夫なのよね……」 子どもたちには会いに行かないと。急に姿を見せなくなる方が不自然だろうし。 女も思慮深くないとはいえ、考えなしに危険に身を晒すほど馬鹿でもない。 閉じこもっていろと命令でもされなければ、外に出ていくつもりだった。 「そうね、……皆、不安だと思うし。一度落ち着く時間は必要だわ」 「お店は流石に、ファミリー傘下のところがいいのかしら……ううん、美味しいお店のご飯を持ち寄ってアジトで食事会もいいのかも」 これもロメオと相談しておくわ、と前向きな返事。 実のところかなり楽しみにしていたものだから、中止にせざるを得ない状況にはなっていないことには安堵している。 #アジト (G27) otomizu 2023/09/15(Fri) 1:04:52 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「爺さんの代と同じ事にならなきゃいいけどな」 ぽつり。 誰に言うでもなく零して。 「あーめんどくせ。こっちもそっちも、 自分の立場と身内の為にそうしてるだけだろ。 そんで起きた軋轢なら恨みっこなしだろうよ」 「ま、手を組めないのは否定しないが。 下は良くても上層部がダメだろうな、特にそっちが」 面倒だ、と思う。 立場や所属に縛られるこの社会というものは。 上が一言ダメだと言えば下もそれに倣わなくてはならない。 形だけでも。付かず離れずを保つのも、対立するのも。 (/9) unforg00 2023/09/15(Fri) 1:09:30 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「格好つけ…本来の自分はそんなに嫌いか。 破滅しても良いと思えるくらいには。」 貴方の方へゆるりと向き直るようにして 男は笑った。 「全く納得は出来てねえが 俺の話も少しはしておかないとアンフェアか。」 「俺の理由もそう難しいものじゃないさ。 テオとアリーを守るため。傷つけさせないために選んだ。 俺は、かつてアイツらを守る事が出来なかった。 とても怖い思いをさせて、今にまで残る傷を付けさせた。」 「だからもうこれ以上 苦しむような事からは避けさせたい。 例え俺がどんなに非難を浴びる事になってもな。」 (-82) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 1:13:58 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ『見舞いに付き合ってほしくてね』 勘のいいあなたなら、誰の見舞いかは言わずともわかるかもしれないが。 つまるところ、見舞いができる時間が決まっているからその間2という話だった。 『お気の毒。……って、こっちも他人事じゃないけど。 今日は非番ではないけど、外回りの予定だから。 見舞いくらいはする時間がとれるしね』 メッセージには施設のリンクが添付してある。 適当に時間を決めて、施設の前で二人は落ち合うのだろう。 (_4) eve_1224 2023/09/15(Fri) 1:14:18 |
【人】 コピーキャット ペネロペ>>3 カフェ 1日目 「『仕事は』は余計だろ」 酒飲みは付け足された言葉を耳聡く聞き付けた。 実際横暴と酒癖さえ無ければ良い部下或いは上司なのだろうが。 「簡単に言うなよなあ。 あんたの腰は相当重そうだし、 こっちは筋肉付けるのも落とすのも仕事次第なんだからよ」 少なくとも今は筋トレできねえよ、とけらけら笑いながら。 出入り口へ足を向け、カウンターを背に手を振った。 #Mazzetto (27) unforg00 2023/09/15(Fri) 1:14:22 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「テオ」 ああ、良かった。会えた。 あなたを見つけた時の女の表情は、これまでにないほど安堵に満ちた笑み彩られている。 落ち着きのない様子といい、やはり普段とは違う様子を見せていた。 「そうね、これからもっと綺麗になっていくのでしょうね」 秋真っ盛りの庭園が今年もまた見たいと願う。 本当に、何事もなくあればいい。 「………」 少しばかりの空白。 はあ、と小さく息を吐く。 あなたの横にしゃがみ込み、低い位置の花に視線を向けるようにして。 口元は笑みを象ったまま、意を決して口を開く。 「ねえ、テオ」 「話があるの。…花の手入れが終わったら、少しだけ時間を貰ってもいい?」 (-83) otomizu 2023/09/15(Fri) 1:16:04 |
エリカは、メッセージを打った。 (a5) 66111 2023/09/15(Fri) 1:20:06 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペきっとあなたの周りは大変だろうから。 こちらは何も問題はないから。 そんな思考から打った短い文章を 必要もないのに二度、三度と見直して。 送信ボタンに指をやって。 それからたっぷりの間を持って。 (-84) 66111 2023/09/15(Fri) 1:22:38 |
エリカは、下書き保存もせず、削除した。 (a6) 66111 2023/09/15(Fri) 1:22:47 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペ (-85) 66111 2023/09/15(Fri) 1:24:07 |
【独】 マスター エリカ/*>ペネロペ秘話 急になに? いや、ペネロペちゃんの顔見てたら、マスターこういうこと連絡しそうだなって思って。してないんだけど。しなや。しなや???? しないねぇ〜〜〜〜子どもじゃないんだから、そんな必要以上に手を出さなくても。何かあれば自己責任の立場にいる人々だし。 勝手に思い入れはあるんだよな、実年齢よりも若く見えるから、まぁまぁ我が子くらいの年頃に見える。年齢的にも絶対違うんだけど。重ねているのがなくなるわけでもなく。確実に違うから素直に申し訳ないな。お前はそういうタイプだマスター……。 (-86) 66111 2023/09/15(Fri) 1:31:01 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → マスター エリカきっと、その文章が送られても、送られなくとも。 この店員はいつも通り、店に働きに来たことだろう。 急にぱったりと来なくなったら、却って不自然だから。 そんな打算を、女の子はお金が掛かるんですよ、だから働かないと。 そのような言葉でくるんでしまって言いながら。 (-87) unforg00 2023/09/15(Fri) 1:35:30 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ「喋りすぎたかな……」 全く、エリートは勘が良くて困ると肩をすくめた。 彼女は別に、死んでない。 今も廃人同様、施設に入れられているだけ。 助けるも助けないもなくて。 今のようになった現実は、あの時見て見ぬふりをしてしまった自分にも要因はある。 だから。 「別に、今もそういう感情があるわけではないよ。 ただ……人らしく生きる術を、押し付けたいだけさ…… まったく、なんで小言で守られなきゃならないんだか 」言葉はしはぶつぶつと、小声できっと聞き取りづらい。 これは多分、一つの罪滅ぼしというやつなんだろう。 (-88) eve_1224 2023/09/15(Fri) 1:36:45 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ嫌いかと問われて返すのは肯定の代わりに笑顔。 向かい合って浮かぶ笑みに含まれるものは、 きっと互いに異なるのだろう。 「はは、君は真面目だね」 納得は出来ていないというのに、 話をしていない現状を冷静にアンフェアだと語る。 最後まで話せと、告げることも出来るだろうに。 「…そうか、やはり2人が理由なんだね。 俺は君達に何があったか、何一つも知りはしない。 けど、君達が互いに大切なことだけは」 「それだけは分かる。 …だから君が、非難を受けることはあまり」 望ましくない。そう思うのは男の勝手だ。 だから最後まで言い切らずに、手の内のボトルに視線を落とした。 何もない男とは違い、君には2人がいるのだから。 (-89) sinorit 2023/09/15(Fri) 1:49:44 |
【赤】 無敵の リヴィオ「…はは、それなら明日も仕事だ。 ブドウジュースを貰おうかな」 いつも通りに振る舞い、笑い返す。 声で話す時はこの方が都合がいい。 『こちらは探り途中でまだ何も。 出来れば自分は二人の意向に沿いたい』 ちらともうひとりの狂犬を一瞥し、 心当たりはあるかと問うように僅かに首を傾ける。 『アリソン女史の方に心当たりは?』 (*7) sinorit 2023/09/15(Fri) 2:02:58 |
【秘】 マスター エリカ → コピーキャット ペネロペその日、法のことは一言二言話題にのぼっただろう。 あれだけ騒がれたものだから。 外に出たくなくならないか?なんて言葉から、 そんなことを聞く話運びになったのかもしれない。 「休みたくなったら言ってくれ」 あとは一言二言、それ以上か、あなたが何かを返して。 それでこの話は終えられた。 (-91) 66111 2023/09/15(Fri) 2:03:56 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「話を持ち掛けたのは俺だ。 だったらそのくらいは然るべきだろ。 その代わり、あんまりだんまりしてるとでこぴんだからな。」 本気か冗談か、分からない事を言いながら。 貴方の言葉に息を一つ吐く。 「マフィアに誘拐されたんだよ。ガキの頃に。 臓器販売だったか、人身売買だったか。 体目当ての奴らにな。 俺の目の前で。 別に隠すことなど何もない。 だからさらりと、そう告げた。 「無事に帰ってこれたから良いものの。 下手したら、今生きてなかったかもしれない。 それを俺は、黙って見ているしかなかった。」 「だからもう御免なんだよ。 何も見なかったことにしてのうのうとしてんのはな。」 もしかしたら貴方と同じくらい 違うベクトルで、この男は自身を嫌っているのかもしれない。 (-93) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 2:05:25 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ「こっちは酒で良い。」 少し可笑しくて、笑いが漏れてしまう。 酒を飲まない選択肢がある訳がないのに。 『此方もまだ何も。 もしそうだとしたら厄介かもしれない奴は知ってるが。 流石に一般市民を引っ張るにも面倒があるだろうからな。』 確実にそうだと言う心当たりは此方も無い。 だから同じように女史の方を見てしまうだろうか。 (*8) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 2:10:49 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「ははっ、本当に……真面目だね、君は」 改めて同じ台詞を繰り返し、 でこぴんには両手を上げおどけるような素振り。 お人好しすぎるな、君は。 告げられた過去に頷きだけ返し、 君が語り終えるまで口を閉ざしたまま。 「…それでも、生きている。君達は、三人一緒だ。 ただ守る……それだけでは満足出来なかったかい? 手を汚すことは、彼らの不安や悲しみに繋がったりは」 「……なんて、俺に問う権利はないか」 持っていたボトルを隣に置いて、膝の上で両手を組む。 考えたって人の心は分からない。 問わない限り、曖昧なままで形作られることはない。 「…俺にはその気持ちの十分の一も理解出来ないかもしれないが。 そんな話を聞いたら余計に、君にはおちて欲しくないな」 「あまり、頑張らないでくれ」 小さく浮かべた笑みは、"らしくない"ものだった。 (-99) sinorit 2023/09/15(Fri) 2:32:21 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「そう……嬉しかったなら、……良かった、かな」 ここまで素直に感情を出す相手を、男は知らない。 似たようなタイプでいうならば、すぐ顔に出るアリーチェくらいのものだろう。 だから別にこれは、嫌で困ったわけではなくて。 「別に隠さなきゃいけないことじゃないから、いいよ」 瞬きを見て、ふ、と息が漏れ。 聞き返された事に対してすらすらと答える。同郷の誰かの話が気になるのは、至極当然の話だから。 「僕と同い年でラーラっていって……10年前まで養育院に居たんだけど、事情があって施設を移ったんだ。 あまり気が強いほうじゃなくて雰囲気は地味だったから、多分知らないんじゃないかな」 知ってるというなら、それはそれで知ってる人いたのかと目を細めるだろう。 知らなくても、それが当然と思ってるから肩を落とす、などということはない。 ただ、もしよく知っているような間柄であったなら、施設を移る前の様子がおかしく、交通事故にあっていたことを思い出すかもしれない。 (-101) eve_1224 2023/09/15(Fri) 2:34:43 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 渡りに船 ロメオ「私の気が済まないもの。 性分みたいなものよ。何かを貰ったら返したいなって思っちゃうの」 「だから、何かほしいものとかあったら聞いてあげる」 義務感などではなく、返したいから返すのだと。 良いものを貰ったのだから、何かを返さなきゃ収まらない!といった感情から来たものだ。 ね、美味しいわよね?とあなたの口から漏れた声に、くすりと笑ってみせる。 「全然凝ったものなんか求めないわ!ロメオがいつも食べてるようなものがいいの」 「じゃあ、作った時は教えてくれる?予定合わせるからっ」 ぱあっと歓喜に表情がまた明るくなって。 約束よ!なんて、無邪気に笑ってみせる。人を振り回すことばかり得意な女だ。 「お酒に魚にスイーツに……これ、全部満たせる場所あるのかしら?」 「アジトに、美味しいお店のテイクアウト品持ち寄った方がいい気もしてきたわね」 予約はしてくれるというから、最終的にはあなたに決めてもらうことになるんだろうけど。 とりあえずこの場ではこのお店!と決めきることはないだろう。 まさか、この後自分たちの身柄が脅かされる羽目になるなんて思わなかったのだし。 (-102) otomizu 2023/09/15(Fri) 3:15:25 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「言ってくれればいつだって貸してあげるのに」 「そうなの?そういえば最近もまた、忙しそうにしているものね」 存外素直に頭を預けるのを見て。ぱちぱちと瞬きをしたのち、よっぽど疲れてたのねと微笑んだ。 あなたの短い髪を白く柔らかな手が優しく撫でる。子どもを寝かしつける時のような手つき。 今この時くらいは、全てを忘れて休んでくれたらいいと思って。 「ラウルが気の毒なのもそうだけれど、私もあんまり家にいないから…」 「安心できるところがあったみたいでよかったわ、健やかに育ってくれるといいわね」 夜遊び娘なものだから。自室にはあまり滞在することがないのだった。 それにしても、今までの保護猫のことを思えば。ラウルがアレルギーを発症することも多かったんじゃないだろうかと思う。気の毒に…… 「私は相変わらず悩みもなく元気にやってるわ。 予定が増えるってことは、暫く夜の添い寝は出来なくなっちゃうのね」 「なーんて。欲しい情報って、私に言えるようなもの?」 (-103) otomizu 2023/09/15(Fri) 3:31:27 |
【赤】 黒眼鏡『なるほど。 前言を翻すようで申し訳ないのですが。 警察内部に、アリソンの邪魔になりそうな方がいます』 表示されるのは――ある巡査長の名前。 ――イレネオ・デ・マリア。 『摘発チームとは無関係ですが、 その主義主張から無計画に 私刑に走る可能性があると』 スマホがゆらゆらと揺れる。 海面に反射して、ちかちかと瞬く星のように。 『別にそれ自体は問題ありませんが、 誰が狙われるかわからないという意味では――』 笑う。 『Alberoさんなんかは、気が気でないのでは?』 (*9) gt 2023/09/15(Fri) 3:34:54 |
【独】 黒眼鏡/*多分これやるとルチアーノさん(推定魔術師)と、ルチアーノさんと組んでる波魔にバレるんだよね。 RPで見逃してくれるか、それとも直撃してくるかで対応変えたいな〜。 私は速攻つかまってもOKです。 (-104) gt 2023/09/15(Fri) 3:37:32 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「俺こそお前が夜のお供が欲しいのなら、いつだってこの身は貸すさ」 抱きまくらになるような気分で貴方との添い寝の時間を告げればやってきた質問に片目を開ける。 「そうだなあ。一つは、……避難できる場所があるか、だ。 アジトにいれば危険な目に合わないかどうか。 お前やラウル達を守ってやれるかどうか。 上の連中みたいに格闘が得意でもないもんでね、 いざという時は俺のほうが足を引っ張るかもしれん。 そういう時に情報は役立つ、逃げ道も戦い方も地の利をもって居るほうがずっと楽だ。 そして、……その時はアジトや俺の傍以外の場所にお前たちは逃げなくちゃあならん。 あくまで襲撃や非常事態の話だ」 まるで天災がもうじきやってくるかのような予言をすれば、極々真面目に避難訓練の話をする。 逃げなければいけないときは場所にこだわってはいけない、一つの縄張りにこだわり続けていれば身を滅ぼすと。 「何があるかわからん。 今のうちにお前が安心できる場所はいくつも作っておけ。 景色がいい場所でも好きな男の場所でも良い、金なら用意してやろう……別荘みたいなもんだな? 帰ってくる家はここ、だからな」 だから、 この場所が安心できるか調べたい。 敢えてスパイや裏切り者を探すような言葉を貴方の上司は飲み込んで口に出さなかった。 (-105) toumi_ 2023/09/15(Fri) 5:08:37 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ『そういうことは急に決めるな!』 『俺が行くことは知らせているのか?』 あくまで急かはこちらの都合ではなく、向かわれる患者側の話だ。 意識は今はどうだとか、見舞いの花はあって良いのかと尋ねながら時間は過ぎていく。 そうしてなんとか見舞いの時間までには都合はつけて待ち合わせ場所へと向かっただろう。 何やら疲れているようだが、しっかりと身嗜み整えて、まるで何処かへ出掛けていたような新品の服だった。 (_5) toumi_ 2023/09/15(Fri) 5:21:35 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ>>14 テオドロ 「ええー。だってえ、どれを気に入るか分かりませんからあ。」 たくさん並べた中にひとつでも気になるものがあるなら僥倖。 それくらいの感覚とのことだが出力されたものが情報の渦であることに変わりはない。 「ごめんなさあい。」 「お詫びに今日1日い、がんばりまあす」 非番である。 なあんて、とからころまた喉を鳴らして、ピスタッキオを口の中で溶かす。 「んふふ。やったあ。」 「それじゃあ署内でもお、間食したくなったら教えてください〜」 「…って、みんなに言ってもいいんですねえ。言いまあす。」 などと宣う手元では、スプーンがカップの底を撫でる。 寄せ集めた欠片を最後に口の中に入れて、ごちそおさまでしたあ、と小さく口にするのだった。 (28) oO832mk 2023/09/15(Fri) 6:09:09 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「ふふ。」 「おまかせくださあい。」 元気に提案を受ける姿を見て、にこりと弧を描く。 やや大仰な言い回しで応答すると。 散らかった己のデスクを離れ、あなたのデスクの傍へと椅子を寄せた。 それからは、書類の完成まであなたを手伝って。 小さなご褒美が口の中に消えていくのをにこにこ顔で見守った。 穏やかな午後。 まだあなたが何も知らなかった頃。 例えば添削のさなか、やる気百倍で紙面と向き合うあなたの姿に女が一瞬目を伏せたことだとか。 そもそもこの日々を過ごす女の胸中だとか。 ――約束が、果たされる日が来ないだろうことだとか。 そんなことをあなたが知るはずもなかったその頃。 穏やかにゆるやかに、けれどあっという間に、平穏な時間は過ぎ去っていった。 (-106) oO832mk 2023/09/15(Fri) 6:11:27 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* 襲撃予告です。 お世話になってます。おさとうかえでです。 こちら、役職は 波魔 となりました。次回の襲撃対象にニーノくんを指定させていただこうと思っています。 襲撃耐性のある役職(妖花など)であったり、襲撃そのものになにか不都合ありましたらご連絡ください。 ブッキングなどありました際は…そのあとで考えます。 ですが可能でしたらダニエラが襲撃をしたい、という強い意志だけうっすら残しておきます。 上記、まず一度よろしくお願いします。 おさとうかえででした! (-107) oO832mk 2023/09/15(Fri) 6:12:14 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ強まってきた雨の中、どれだけそこで待っていたのか。 軒先で膝を抱えた女はあなたの姿に気付くと徐に立ち上がり、濡れることも厭わずその姿へと近付いた。 「よかったあ…。帰ってこないかと思ったあ…。」 へにゃりと脱力した笑顔。 髪が頬に張り付き、眼鏡のレンズも結露みたいに濡れていく。 幸いというべきか、この雨のお陰か付近に人気はなかった。 「…おかえりい。お疲れ様あ、ミネ。」 雨音に消されない程度の、けれど決して大声でもない間延びした声。 そうこうしているうちに、女の衣服も雨に濡れて少しずつ重くなっていく。 (-108) oO832mk 2023/09/15(Fri) 6:14:00 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「あら!どうしたのアリーチェ、まだ開店前よ。 アタシに会うのが待ちきれなかった?♡」 カウンターの中のヴィットーレは いつも通りの様子であなたを迎える。 膝に置いてたアルバムをカウンターに置いて、 よいしょと立ち上がれば、座りなさいなと促して。 よく磨いたグラスに氷を数個と、冷たいお水を注げば、 あなたの前に置く。 「大変なことになったわね。 その様子だと、警察にとってもサプライズだったのね。」 パチ、とお店の灯りをつければ、 ヴィットーレの顔が良く見える。 血色のいい、いつも通りの顔だ。 「でもね、きっと無理をして通したサプライズのはずよ。 無理をしたらね、必ずどこかで崩れるの。 昔、懇親会の時に皆でトランプタワーを建てたの覚えてる? アリーチェったら、背伸びして上のところを組み立てようとして よろけて全部崩しちゃって!ふふ、あの時は お腹を抱えて笑っちゃったわねぇ」 くすくす、楽しげに笑うヴィットーレの姿は、 あなたを落ち着かせるのに一役買えるだろうか。 今は冷静にいましょう、とあなたの目を見ながら添えて。 (-109) arenda 2023/09/15(Fri) 6:19:39 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ>>2 「ヴィットーレ、いるか!」 #バー:Collare 、アジトで騒々しくなる開店前。 姿を見せていたマフィア側の男はいつも通り手をひらつかせ……ておらず、忙しない様子で現れた。 「急ぎ女に弁当作りたいんだが、何か余っていないか!」 無礼極まりないと思いつつ、この時間と事件のこともある。 目上に貴方に対してある種の信頼を持って真面目に頼みに来た。 (-110) toumi_ 2023/09/15(Fri) 6:34:54 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「一つしか離れてない上に、昔はただの暇つぶしをする相手でな。 好き勝手に自分たちのしたいことをしていたよ、今とは違ってな」 友達の距離感だ、良くも悪くも互いに怪我がなければいいと。 楽しければいいと思っていた程度だったかと、続ける。 今はそのように砕けて仲がいいわけでもないのかもしれない。 「片方は知らんがテオドロには聞いてきてやろうか。 次のあいつの休みに時間がもらえるんだ。 他人に聞かれた方が話しやすいだろあいつも」 「まあ話したくないかもしれないけどなあ、いいかあ? お前の名前出しても」 (-111) toumi_ 2023/09/15(Fri) 6:51:51 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G27 フィオレ 「ま、警察に喧嘩を売らなきゃいいさ。 上司が責任とるような羽目は起こさんでくれ、……お前が怪我をすることも全部俺の責任だからなあ」 「何処に行っても構わんよ。 ――だが、会う人間全て巻き込む可能性があることを肝に銘じておけよ」 本当の意味で貴方を不自由にする命令などしない。 だが、立場とその行動に意味があることを教えてやる。 「見つからんかったら、三日月島のアマラントはいいぞお。 急に貸し切りに出来るような場所ではないが可愛い娘の頼みならわからん。 マスターの筋力が黒眼鏡の旦那ぐらいあってなあ、腕相撲しているのを見てみたいぐらいだ」 何方かの筋力を知らなければ面白くないことを言いながらいつかのその時間を待つことになるだろうか。 きっとこうして余裕があるのもあと少しである予感がある。 だから別れ際に告げるのは日付はできるだけ早い方がいいというアドバイスだけであった。 (G28) toumi_ 2023/09/15(Fri) 7:35:35 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「ほーんと好きっすね……オレも好きっすけど」 表の顔だけを知る人がこの光景を見ればどんな顔するだろうな、 と胸中独り言ちつつ。 「もっと面白そうな人は居るでしょ、多分。 オレにはそういう話は一生無いね」 そうやって言い切るまでした。つまらない男で上等。 ロメオの理想は現状維持。そういうのは御免なのだ。 「ええ?そうなんだ……何も知らない人からはモテそうすけどね。 三十路でも相手作る人は居ますけど、まあ……職業柄っつーかなぁ」 「オレも今更他ンとこ行く気ないですし。 どーせ行くとこもねえし」 「ハハ。これからもよろしくおねがいしまーす、センパイ」 貴方のグラスが空になったなら、 酒を注ごうとウイスキーのボトルを持った。 (-112) susuya 2023/09/15(Fri) 7:38:42 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「何日かかけねーと食べられないよな。 気前が良すぎんのも考えもんだよ」 なんて言って笑っている様子からは、 本当に困っている様子はないけれども。 「いいよ、好きなだけ。じゃあそれと……オレも食うかぁ」 そう言って自分の分も選び、運んでくれるのなら温めている間は皿やらバターを用意しよう。 全てのパンが温まったころには、皿の上は何とも魅力的な光景になった。 「折角だからなんか飲みもんも……何飲む?」 自分は適当にインスタントコーヒーを淹れようと、珈琲の瓶を手に持つ。 すぐにこうやってお節介じみた事をするのだ。 (-113) susuya 2023/09/15(Fri) 7:45:29 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 陽光の元で ニーノ/* どうも!とうとう始まりましたね…… こちらとしては継続でも全く問題ありません! 折角なので最後まで飲みたいな〜と思っています! 名前が公になる事も大丈夫かなと思います! そんな感じでこちらも続行していきたいです。 こちらこそよろしくお願いします! (-114) susuya 2023/09/15(Fri) 7:48:33 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 路地の花 フィオレ「あー……性分なら仕方ねえやな」 そういう事なら、とようやく妙に素直に頷いた。 自分の性分にもその覚えがあったからだ。理解できる。 笑みにはいつもより幾分か柔らかい笑みを返した。 普段そんなに人には向けない表情だが、自覚はあまりない。 「食いつき良いな……」 「わかりましたよぉ。じゃあそん時はあんたの分も。 あんまり味に期待はしないでよ」 仕方ないなとでも言いたげに、約束の言葉にそう返す。 手作りの料理を食べたいと言われている辺り、 そういう信頼はされているんだろうと思う事にした。 ハナから薬も毒も盛る気は無いが。 「あ〜……あるある。そういうレストランのデカい部屋借りりゃ大丈夫でしょ。 持ち込みOKの所……」 「あ、それも良いな。せっかくだしそうしますか」 頭でいくつか候補を立てつつ、テイクアウトには賛同し。 ピザを食べ切れば手を拭いて携帯で店のページをブックマークした。 起こる波乱の事もまだ知らず。 呑気であるのか、それともそれだけ強引な法案であったか。 (-115) susuya 2023/09/15(Fri) 8:03:54 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ『知らせてないけど大丈夫さ。言った所で意味はないし』 他人を慮る対応は、警察であってもマフィアであってもそうは変わらないということを、こういう所から知っている。 メッセージで質問にひとつひとつ答えて、約束の時間。 待ち合わせ場所であなたが完全にキマってる様相を見ると、少しだけ呆気に取られた。 一般人は、見舞いに新品の服や靴を揃えたりはしないからだ。 「気合入ってるね……、ここに来る前一体何をしてたんだか」 「メッセージでも答えたけれど、意識はあっても精神障害を起こしたままの廃人だ」 「事故の影響で下半身不随、今のところ……ベッドからあまり動くことはない。たまに車椅子で散歩させてる程度だよ」 歩きながら症状をもう一度説明して。 足取りは建物の中へ。 そこは薬物依存症のリハビリ施設だ。 (_6) eve_1224 2023/09/15(Fri) 8:33:21 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>25 アリーチェ 小声で伝えてくれたことと向けてくれたウインクと。 どちらも受け取っては少し目を見開く。 直後、胸にじんわりと熱が広がる感覚に、知らず息を吐いていた。 「……へへ。 オレこそ、ありがと、アリーせんぱい」 こういう時でもそう笑って心の内を伝えてくれること。 頼りないだなんて貴方は自分で言ったりもするけれど、そんなことない、頼もしいって勝手に思っていた。 渡してもらえた一切れは大切に受け取る。 そうして手を振る頃にはいつもの笑顔の一番弟子だ。 「──がんばる! アリーせんぱいも、がんばってください!」 ぱたぱたぱた、遠ざかっていく足音はうれしさからか、ちょっとうるさいくらいだった。 (29) mspn 2023/09/15(Fri) 8:34:22 |
エルヴィーノは、今日は胃もたれしていて、いつものように眠い。 (a7) eve_1224 2023/09/15(Fri) 8:46:53 |
【神】 渡りに船 ロメオ「あーはいはい。はいはいはいはい……」 朝からずっと端末とパソコンを傍らに、 アジトの隅で誰に言うでもない相槌を打っていた。 緊急連絡が回された後からずっとこうだ。 画面には『お手伝い』を依頼する文面が何件も並んでいる。 内容はどれも隠蔽や偽装を手伝えというものだ。 今回の件を受けて皆尻尾を出さないように必死なのだろう。 「馬鹿が権力持つとこーなんのね。いい勉強になったわ。 どうやったらあんな法案通るんだよ。 関係者全員脳味噌に蛭でも飼って常に啜られてないと無理だろ」 「ありえねーマジ……関わった奴早く剝製にされて 博物館に寄贈されて『稀代の馬鹿』ってタイトルで展示されねーかな。 コーラとチップス持って笑いながら見に行くのに……」 返事ついでに口からは呪詛じみた文句がずっと垂れ流されていた。 本人の様子としてはほぼいつも通りで動揺している様子はなく、 ただただ今回の件を不服に思っているだけ。 「オレが捕まったらどーすんだ?いや別にいいのか。 上の偉い奴が捕まるよりゃまあそらよっぽど」 貧乏揺すりを収めて、ノートパソコンを閉じ立ち上がる。 両耳に付けていたイヤホンを外せば、 アジトのざわついた空気を感じて億劫になった。 「ダル……」 #アジト (G29) susuya 2023/09/15(Fri) 8:48:24 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「ん、そんときはにいさんのところ来る」 今日みたいに、だ。 それぐらいに貴方を信用しているし、信頼している。 だからこそムキになった態度も素直に見せてしまうもの、ではあるが。 何やら妙に力強く撫でられると、うれしいやらちょっぴり恥ずかしいやら。 それでも差し出した小指に応えてもらえたとなれば、すぐに笑顔を取り戻した。 「二回も言わなくても絶対だって。 でも、うん、約束!」 成長したとはいえ、結局貴方ほど大きくなることはできなかった。 ずっと前にあった背だってそのまま、けれどそれでいいのだと思ってしまうのは幼さが残る証だろうか。 何はともあれだ、約束してもらえたのなら満足そうに指を解き、それから残りの珈琲を飲み干した。 勿論お茶菓子だって残さずに綺麗に食べて、最後にはぱんっと両手を合わせる。 「……ごちそーさまでした! お勘定〜」 (-116) mspn 2023/09/15(Fri) 8:52:18 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ一人浮いている姿なのはいつものことだ。 表の顔が放浪息子は人目をあまり気にしていない。 「デートだ、野暮なことは聞くな」 「それにしてもエルは廃人が何も聞いてないと思ってんのかあ? 起きたら全部覚えてるかもしれねえんだ、レディは丁重に扱え」 症状はいつかの状況とあまり変わっていないように感じた。 そうか、と小さく返しながら建物の中では静かに病室へと向かっていくだろう。 (_7) toumi_ 2023/09/15(Fri) 8:53:33 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノかな、の声には『よかった』のだと示すかのようにこくこくこく、何度も頷いていた。 貰えた言葉だけでこのひと月は頑張れそうだって思えるぐらいなのだ。 チェスも教えてもらってる中、そうじゃなくても降り積もり小さな恩。 いつかちゃんと返せたらいいなとは思うけれど、今はひとまず横に置いて。 いいよを聞くときちんと感謝を伝えてから、教えてもらえた名を繰り返す。 「ラーラ……」 10年前、といえば自分はまだ養育院に居たころ。 であれば知っているだろうかと思い起こそうとして、そう悩むでもなくすぐに答えを導き出せたのは──印象深い出来事があったからだ。 「……えっと」 次を尋ねるには少し間を開けた。 この男は昔からこういう性格だから、相手の気が強くても弱くても誰彼構わず喋っていたもので。 なのでその名も知っていた、けどイメージが強く残っているのはひとつ。 「事故に遭った子、ですか……?」 声は恐る恐ると、窺うように。 (-117) mspn 2023/09/15(Fri) 9:00:48 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* お世話になっております、おやすみ硫酸ナトリウムです! 朝から三度見しました、とても驚いています… 当方としては襲撃耐性もなく不都合もありません。 ブッキングも現時点ではなさそうなので、是非に襲撃していただければと思います。 早めの予告とても助かりますのでありがとうございました! 牢獄までの余生を走ります。 (-118) mspn 2023/09/15(Fri) 9:16:37 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「ただ守るだけじゃ、ダメなんだ。 テオは基本的に人に施されるのを好まないし アリーは自分に自信が無い性格だ。」 「俺が反面教師になるくらいが多分丁度いいと思ってる。 敢えて出世を拒んでるのも、それが理由だしな。」 「それにもう、戻れないだろ、お互いに。 Il dado è tratto、だ。」 カエサルの有名な一言をイタリア語で口にする。 “賽は投げられた”のだ。 「だから悪いな、リヴィオ。 その言葉に応えられそうには、ない。」 らしくない貴方に、此方も笑いかけた。 (-119) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:18:26 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「はー、なるほどな。 年齢が違えばそうも変わるもんか。」 自分たちとは違う在り方に そういう関係性もあるんだなぁ、と頷いた。 「え゛。いや、うーん。 お前、そんなにテオと仲がいいのか?」 あのテオドロに、遊びに行く友人がいて そしてそんな話も出来るほどなのか。 聞いてやろうか?という言葉に少し躊躇をしている。 (-120) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:25:45 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 渡りに船 ロメオ/* ありがとうございます! 安心いたしました、それでは継続させていただきますね! どうぞ最後までよろしくお願いいたします! (-121) mspn 2023/09/15(Fri) 9:27:09 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ「……。」 少しの間動きが止まって。 考えるような間だろうか、それとも。 『否定はしないが 具体的に何が邪魔になるか聞かせて欲しい。』 見せた画面には短い文章が打たれていた。 (*10) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:27:21 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ「じゅうごど……」 15度ってどれくらい凄いんだろう。 と考えている時点で飲んだことがないのは明らかだ。 「あ!じゃあロメオさんが飲んでるのちょっと欲しい。 オレのもお裾分けするから」 どうせ多くは飲めないだろうから、と貴方にねだってはご機嫌。 けれどグラスホッパーは……小さめグラスで頼んだりするかもしれない。気になるもんね、チョコミント。 とりあえずは最初の一品目を注文すればマスターは早々に用意を始めてくれることだろう。 最中、こちらはといえばきょとんと貴方を見上げていた。 「ブルームーンって、どんなの? フルーツ系?味が好きなやつ?」 (=0) mspn 2023/09/15(Fri) 9:28:07 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオいつぞや、貴方と話したいと言っていた男は見回り途中、その姿をふと見かければ声をかけていたことだろう。 『今日の夜はせんぱい、時間ありますか』、と。 もしあると答えてくれたのなら、勤務後に食事へと誘っていたはずだ。以前の宣言通り。 とはいってもどこかの店に入るのではなく、屋台のご飯をのんびり海近くのベンチで食べたいな〜という内容ではあったが。 (-122) mspn 2023/09/15(Fri) 9:33:25 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……最近少し様子がおかしいんだけどな。 歳が違うと、それぞれ悩みも変わるな」 お前の同僚だよと言ってやりたいがここで関係を明かすわけにもいかないので口を閉ざした。 「失礼な、……俺が仲良くない人間なんているものか」 自分たちの縁は内緒だったか? まあ、幼馴染にぐらいバレてもいいだろう。 「とーっても仲がいいお友達だがあ? 酒もたまに飲みかわす程度だ、まあ、……お前が思うほど他人でもないさ」 (-123) toumi_ 2023/09/15(Fri) 9:42:28 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「様子がおかしい、な。気を付けとけよ。 最近は警察内部でも良くない噂が流れてる。」 「あらぬ疑いでしょっ引かれる、なんて。 今ならあり得てもおかしくないからな。」 貴方と同僚が幼馴染なんて知らないし 何なら、まだ法律が施行されるなんて知らない頃。 不安定な上層部を思えば、という この男なりの気遣いを見せた。 「ふうん…だったら俺がお前に頼みたいのは1つだけだな。 さっきの事は別に聞かなくても平気だ。 それよりはアイツのことを、よろしく頼みたい。」 「そうやって話せる仲のいい友人が居るのは アイツにとっていずれ助けになるだろうからな。」 自分の事はこれで良いのだ。 今の関係性がきっと互いに丁度いいと知っているから。 (-124) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 9:54:23 |
【赤】 黒眼鏡『彼はマフィアを憎むあまり理屈通りに動くとは限らず、 誰を逮捕するか分からないと聞いています。 例えばあなたの大切な人を害す可能性があるのでは?』 なんでもないように酒を傾け、あなたたちのグラスにもそれぞれウイスキーとジュースを注ぐ。 『ああ、やはりマフィアからがいいですか? それなら耳ざといルチアーノでしょうね。 もしくはカンターミネでしょうか。 アリソンはなるべく多くのマフィアが摘発されてほしいのですが、 同時にチーム員の要望も叶えてあげたいんですよ』 暗い水平線の向こうで、三日月島の灯台がその在り処を示している。 『そのためには、執行はコントロールできたほうがよい。 別チームへの対応と同じ考えですね』 (*11) gt 2023/09/15(Fri) 10:07:55 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ『…いや。そういう事なら、イレネオで良い。 その次は、カンターミネだ。』 僅かな間があった。 けれど程なくして文字は打ち込まれていく。 その手に迷いは、ない。 『ルチアーノに関しては分からないが カンターミネはどこからともなく情報を掴んでくる。 その手腕は警戒するに値すると此方は思っている。』 どうだろう?という風に首を傾げた。 (*12) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 10:15:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「悪いことしてないのにつかまるのはごめんだよなあ、何事も。 夜のお散歩も危ないんじゃないかあ?」 猫に餌をやっていただけの男は笑いながら大通りの方へと向かっていく。 少しずつ人と車の気配が増えてきて、薄暗い景色は人口の明かりで灯されはじめた。 「ほーう……成程な。 そこそこ面倒な性格をしているなあお前も」 「言われなくとも仲良くするさ。中々気に入ってるんでなあ。 だけど、あんたにしか聞けないことも言えないことだってある。 お互い昔の縁ってやつはいい意味で利用していこうぜ」 (-130) toumi_ 2023/09/15(Fri) 11:21:04 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「見かけたのが俺で良かったな。」 例え猫に餌をやっていただけでも。 ある事無い事をでっちあげるような そんな人間が居ない、とも限らない。 冗談めいてそんなことを言うだろう。 「そんなに面倒かね。 まあ面倒っちゃ面倒なのか?でも良いんだよ。 どうしてもってなったら利用するかもしれんが… 基本はこの方が良いのさ。程よい距離ってもんがある。」 からからと笑いながら、手を振るだろう。 貴方の忠告とも取れる言葉を聞いているのかいないのか。 少なくとも、それで改まるほど簡単な性格でもないようだ。 (-133) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 11:35:48 |
【赤】 無敵の リヴィオ表示された名を遅れて確認し、 続いてAlberoの反応を伺うように横目に見る。 そのままふたりのやり取りを眺め暫くして、 あがったひとつの名に、ほんの一瞬顔を顰める。 しかしだからといって、表にそれを出す訳ではない。 名があがる以上、相手は自分にとっての敵だ。 『イレネオの次はカンターミネですね。 自分は特に異論ありません』 特に意見も異論もない一匹はふたりへ頷いて、 その選択に間違いはないだろうと肯定する。 実際、警戒すべき要素は多くあるのだから。 (*13) sinorit 2023/09/15(Fri) 11:45:57 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ考えているが故の行動だとは馬鹿でも悟ることが出来る。 そこに理由があることが分かっていて問うのは、 勝手な考えを諦めきれないからだった。 「…全く。そこも素直さをもって出世すればいいのに。 俺も同じだから人の事は言えないけどね」 拒む理由は違えど拒むという点では同じ。 違うようで似ている君に、男は深く息を吐き出した。 「……まぁ、君の言う通りだ。もう戻れない。 それに、戻るつもりもないんだ」 「あとは上がるか、落ちるかだけ。 精々、お互いに最後までやり切るとしよう」 終わりがいつか、どこまでかは分からない。 何が起きるかも分からない未来だが、 法による奇妙な縁で繋がれた犬同士仲良くしようじゃないか。 いつも通りを振る舞い直し、今度はらしい笑みで笑いかけた。 (-140) sinorit 2023/09/15(Fri) 11:58:02 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ声をかけられたなら、勿論YESと答えよう。 君からのお誘いを楽しみにして夜を空けていたんだ。 断るはずもない。 連れられるままに屋台のご飯を買い、 適当なベンチでのんびりしようか。 君から何かおすすめがあるなら、それを手にして。 話が切り出されるまでは他愛ない話を語りながら。 (-142) sinorit 2023/09/15(Fri) 12:02:08 |
【秘】 マスター エリカ → 黒眼鏡/* Ciao! 運営です。他の方からのお知らせを持ってきました。 襲撃可能役職の方が、本日二日目の能力行使で黒眼鏡様を襲撃したいそうです。ブッキングする場合には身を引きますとのこと。 襲撃者が誰かを知りたい場合には知らせていいとも言われています。 如何でしょう? (-143) 66111 2023/09/15(Fri) 12:42:15 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* 朝から目を疑わせてすみません…。 ではその旨で、エリカさんには報告を致しますね! また日付変更24h前になりましたらご連絡をするのですが、 襲撃ロールを行うかどうか 行なうとしたらご希望の形などあるかどうか 上記2点をふんわり考えていていただけると嬉しいです! 襲撃ロールをする+特にご希望がない場合は、お手伝い権を何か悪いことに使おうかな…と思っていましたが具体的には何も浮かんでいません… こちらももちろん引き続き悩みますが、その案も頭の片隅で考えていただけると助かります…すみません…! それではあと数日、余生をお過ごしくださいませ。 おさとうかえででした! (-144) oO832mk 2023/09/15(Fri) 12:42:58 |
【独】 マスター エリカ/* 本日は青のみずたま。え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜↑え〜〜〜〜〜〜〜〜→ 牢から指示を出す旦那が見られる・・・・・・いやだ・・・つかまらないで・・・・・・どっかり座って偉そうにしてるのめちゃくちゃ似合う・・・・・・・・・・ (-147) 66111 2023/09/15(Fri) 12:47:42 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノさて、どんな言い訳をしてくれるのか。 見つめる視線は挑戦ではなく期待だ。信じさせてほしい。疑わせないでほしい。貴方を敵と見なしたくない。 自分を納得させてくれ。 隠す気のない感情は滲んで貴方に向いたろう。そのままを剥き出しに、ひとつひとつ、男は貴方の言葉を聞いた。 真っ当な言葉。 刑事として警察として、正しい言葉。 それで納得しなかったのは、貴方の態度がどうにも煮えきらなかったから。 若いくせに、若いから、働く青い勘もある。 刺すような視線が貴方から剥がれたのは、その瓶が手にされたからだった。 「?」 「薬ですか。……」 初めばかりはまだ言葉に刺がある。しかしそれも、パッケージを調べれば和らいで。 「睡眠薬?」 次いで尋ねる声音に変わる。 再びそちらを向く瞳はいくらか凪いでいるだろう。そこでようやく貴方の目元のくたびれた様子に気づくだろうか。何分、激昂していたものだから。 (-148) rik_kr 2023/09/15(Fri) 12:47:55 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → マスター エリカ小指の爪を、するりと撫でる。 マリーゴールドカラーのエナメルの上に塗られたトップコートのお陰で、小さな面積でもつるりと陶器のような手触りがした。 (……ごめんね) 誰にも届けない、届けてはならない言葉が頭をよぎった。 …かぶりを振る。躊躇してはいけない。 だって、これは、必要なことだから。 /* お世話になってます、おさとうかえでです! 今回波魔は襲撃をパスしません。襲撃対象は ニーノくん ご本人には連絡済、承諾頂いています。 以上、何卒よろしくお願い致します! (-149) oO832mk 2023/09/15(Fri) 12:50:44 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ断られないだろうなとは考えていた、けれど実際にそうであると嬉しさは募るというもの。 選んだのはこの前出来立てを食べられなかったピザと、摘まんでさっと食べられるパネッレ。 ピザは今回はマルゲリータで、でも秋の定番もおいしかったですよなんて勧めつつ。 ドリンクにはブラッドオレンジジュース、パネッレの入った箱を間に置いては貴方の隣。ピザを食べ切るまでは他愛なくても好きな話に耳を傾けていた。 「……ね、リヴィオせんぱい」 そうして一枚を食べ切った頃、ようやくに切り出したそれはまず問いの形をしていて。 「せんぱいってどうして、警官になったんですか? 引き取られた家のこととか……関係ある?」 窺うように、小首を傾げて尋ねた。 (-150) mspn 2023/09/15(Fri) 13:00:15 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* いえいえ、嬉しいですというのも何ですがありがとうございます… また二点についても承知いたしました。 襲撃ロールに関しては折角ですのでさせていただければと思います。 希望の形は現状ぱっとは思い浮かんでおりませんが、お手伝い権の行使はしていただいても全く問題ありませんので先にそちらはお伝えしつつ… 考えてくださってありがとうございます! こちらも何か良き流れは無いかふんわりと考えておきますね。 改めてご連絡等ありがとうございました、数日後よろしくお願いいたします! (-151) mspn 2023/09/15(Fri) 13:04:34 |
【人】 法の下に イレネオ>>16 アリーチェ 「何故。」 しょんぼりと口数を増やす貴方と対照的、これは一言言いきってしまう。その態度には、もしかしたら厳しさが見えたかもしれない。 言葉と共に伸ばす手は大きい。ただし、下から伸ばされたから、万一にも殴られるかと怯える必要はなかっただろう。緩慢な速度だ。 「怒りませんよ。」 視線は下に。とはいえ、背の低い貴方からは表情も容易に伺えるはず。言葉通り、怒っているふうではなかった。 貴方の方に合わせないのは呆れているからだではないらしい。だが、怯えさせまいとしているわけでもないのもわかるだろう。次の言葉で。 「甘いものは好きです。」 「 大きいのがいいな。 どれだと思いますか。」物色の視線だ。 なんとも気遣いがない、行儀も悪い。 #警察署 (31) rik_kr 2023/09/15(Fri) 13:19:57 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>30 リヴィオ 「……丁度顔が見たい時に」 縁のある警察の知人が猫を見上げているのを遠目に見つけてしまった。 今日は予定が詰まっている、法案のこともあり通り過ぎるべきであるのに目に止まってしまったものだから足は自然に向かっていて。 「こういうのは近づいて来ないから向かうしかないぞ」 うまく行かないと逃げるがな、と付け加えて貴方の横に立った。 行く気は全くなさそうだ。 #路地裏 (32) toumi_ 2023/09/15(Fri) 13:20:12 |
【秘】 マスター エリカ → 日差しにまどろむ ダニエラその色を見つめて、あるいは握りしめて。 一体何度、誰にも聞かせられないそれらを 思い浮かべてしまったものだろう。 形にならずに消えた言葉は数知れず。 さてこの先にはまたいくつ。 /* 能力行使対象ニーノくん、確認しましたありがとう〜! 変更ありましたらまたお知らせください、なければそのままで大丈夫です。 引き続き村をおたのしみください、Ciao〜!! (-153) 66111 2023/09/15(Fri) 13:28:30 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「それでいいさ。 まああるいは……」 腕を組んだ。 「俺が忙しかったら、ここに電話しろ」 小指をぶんぶんとふったあとで、 尻ポケットから取り出した紙切れをグイっと押し付ける。 紙切れには、どこかのお店の電話番号が書いてある。 ……どこだろうか。 「やっぱ若いといいねえ」 綺麗に出されたものを平らげたあなたを褒めて伸ばしつつ、 あー、と視線があさってをむく。 「いくらだっけな、また忘れちまった。 まあ、次来た時払え」 …奢るという意味だろう。 (-154) gt 2023/09/15(Fri) 13:47:53 |
【人】 陽光の元で ニーノシエスタの時間になっても署に戻ろうとはあまり思えなかった。 街中に居続けるのも見回り中のざわつきを思えば人の眼が気になる。 それに、と考えることもあったから、自然足はその場所へ。 辿り着く、共同墓地の一角。 とある墓石の目の前に胡坐をかいて座り、じっと視線を注いでいた。 祈りを捧げるわけでもない数十秒の沈黙。 ……終えれば深く息を吐いて、今朝貰ったお菓子を取り出した。 苺のクロスタータ、今の自分でもなんとか作れるもの。 けれど自作したものと比べれば見た目の整い方から既に違う。 しばらく眺めてから口へと運び、口内に広がる甘酸っぱさに目を細めていた。 #共同墓地 (33) mspn 2023/09/15(Fri) 13:56:57 |
【赤】 黒眼鏡『ではそのようn』 メッセージを打っていた、スマホが振動する。 「……」 『ではそのように』 船がぐらり、と揺れて、グラスの中にも小さな波が浮き上がる。 『方針は変わらずお願いします。 ルチアーノにも要注意を。 彼、いろいろ調べ回っているようですから。 イレネオの話も、彼からだそうですよ』 遠く、三日月島の灯りが星空のように煌めいている。 アリソンが立ち上がって操舵すれば、ぐるんとボートの舳先がそちらへ向いた。 (*14) gt 2023/09/15(Fri) 13:59:28 |
【独】 陽光の元で ニーノ「……キミは嬉しい? ニーノ」 墓石の下、眠るその人に問いかける。 返事はない。 死者は何も語らない。 それでも指先を伸ばす。 顔も知らない、声も知らない。 誰かをなぞろうとするように。 上手にらしくあれるように。 (-155) mspn 2023/09/15(Fri) 14:01:22 |
【秘】 黒眼鏡 → マスター エリカ/*ありがとうございます。 襲撃、承知しました! 事前・事後でなにかしら直接RP進行したい場合は、 お名前いただけましたら幸いですとお伝えください。 モブ警察が突入してくる場合などは、こちらは抵抗せず逮捕されますね。 (-156) gt 2023/09/15(Fri) 14:01:28 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「……ここ?」 どこの電話番号だろう。 半ば押し付けられた紙切れを断るわけでもなくきちんと受け取った。 教えてもらえるかなと視線は送ってみる。 意図は伝わるだろうから、答えてもらえれば教えてもらえるということだし、そうでなければ深く問い詰めはしない。 褒めて伸ばされると満足気なのだが、明後日に向いた視線にはジト目をまた。 「そう忘れることないだろ、……も〜。 今度の誕生日覚悟してろよ」 何せこちらも稼ぐ手段は手に入れたのだから、といったところ。 とりあえず本日の甘やかしは素直に受け取るわけだが。 ぴょいと立ち上がって、じゃあ帰ろうかとする前。 「……あ、そうだ」 ちら、と見上げる。 が、すぐに続きの言葉は紡がない。じ……。 (-157) mspn 2023/09/15(Fri) 14:07:26 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「覚えてるかもしれないけど、言う手段が施設への連絡しかないし。身寄りがないから両親にってわけにもいかないしね……っと、ここだ」 デートという言葉には、冷めた目であっそう、と返して。 面会が許されている病棟の方へと向かう。 エレベーターでいくつか階をあがって、建物の奥。 日当たりの良いある一角の部屋のベッドの上に、彼女は居た。 「やぁ、ラーラ。 暫く振りだね、今日はお客さんを連れてきたよ」 黙っていれば美人だが、元々大人しくて地味で。 悪く言えば狙われやすいタイプの女だ。 目線は合うものの、返事はない。 調子が悪ければ暴れたり泣いたりするのだが、今日は落ち着いた様子で、おとなしい。 もしかしたら職員の誰かが散歩をさせてくれたのかもしれない。 「キミが好きだった人、……覚えてるだろう?」 女の視線はあなたへと向かう。 (_8) eve_1224 2023/09/15(Fri) 14:21:18 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「へぇ、よく覚えてるね」 「10年前に交通事故に遭って施設を移動した。 キミ達には伏せられてたはずだけど……ただの事故じゃなくて、麻薬中毒になってたから……」 養育院はあくまで身寄りのない子供を育て社会に戻すのを役割としている。 ただの交通事故ならともかく、薬物依存を起こしている少女を診るような、そんな余裕など何処にもない。 少女は事故の後、病院に送られ、その後薬物依存症のリハビリ施設へと送られたのだ。 「きっかけはもうあまり覚えてないけど、友達だったんだ」 「それだけ」 声は努めて淡々と、冷めた様子で。 (-158) eve_1224 2023/09/15(Fri) 14:34:51 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「嫌だよ。書類仕事も増えるしな。 しかしお前も断っていたとは驚いた。」 冗談を言いながら。 貴方の言葉に深く、今度は頷いた。 「ああ。こういう言い方をしたらなんだが、 落ちるときは俺も一緒だ。上がる時も、な。」 「アリソン女史についてだが あの人はマフィアを憎んでいる。 とことんマフィアを潰すつもりだし手段も選ばねぇだろう。 まあ、今のところは従ってよさそうだよ。」 ただもしもの時は。 自分たちが、彼を。そう含ませた。 (-159) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 14:42:59 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ『気を付けておく。 そちらも十分に気を付けて。』 グラスに軽く口を付けて 酒精を煽る。一口、二口。 『カンターミネまで無事に摘発出来たら。 次はルチアーノで問題ないだろうな。 もしくは、危険と判断したら次でも。』 嗅ぎ回っているなら早々に。 淡々と冷たい文面を綴りながら、船に揺られていた。 (*15) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 14:47:36 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>33 ニーノ たまたま通りかかっただけだった。 貴方より先に外に出ていて、街の様子を見てから 此方の様子も、と足を伸ばした先のこと。 「こんなところで飯か。珍しいな。」 祈りを捧げている様子でもなさそうだから ふんわりと、声を掛けた。 (34) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 14:49:28 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「……そう、睡眠薬」 「寝れないんだよね、いつも」 その表情は、はぁ、言わされてしまったと拗ねたようにしていて。 いつも”寝るの忘れちゃうんだよね”などと言っていた事とは違うことを認めた。 「……寝ようとしても昔の夢を見て、起きてしまう」 「深酒すれば多少は寝れるからいつもはそうしてて……、深酒するから朝は食べたくないし、夜は深酒したいから食べない」 「それでも無理が来るから、必要なときだけこれを飲んでる」 あなたたちに食べさせられる昼食は、男にとっての命綱だ。 もっとも、こういう生活を続けているお陰で胃は小さく弱いから、それでなんとかなってしまっているのが現状なのだが。 はぁ、と大きく息をついて閉じた目元には、やっぱり消えぬクマが目立っている。 「マフィアから物を買うのは悪いとはわかってるけど。 市販のものは効かないし、今はまだ警察辞めたくはないから……情報探りながらこういう買い物してた、ってわけ」 ちなみに、捜査に必要だと思えば麻薬だって買うけどねと付け加えて言う様子は、まったく悪びれてない。 これはこの男の通常モードだった。 (-160) eve_1224 2023/09/15(Fri) 14:51:46 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ『お休み以外にも余計な物が沢山降ってきますが』 『だからこそたまの休みくらい、 有意義に使ってやるべきなんでしょう』 連絡を終えれば、腹も括ったものだから後は早い。 服を直感に任せて選んでは早々に支度を終えて、 約束の時間より明々白々に前倒しで着くだろう男は、 何処かで時間を潰すでもなく、ただじっと待っているつもり。 「……ただ遊びの約束を入れるのは何時ぶりだろうな……」 薄い色のジャケットにラフなジーンズを合わせた秋らしい装い。 表立って出掛けるとなれば意外と飾り気が湧いてくるもので、 相手とつり合いがとれていればいいんだが、くらいは考えていた。 (-161) backador 2023/09/15(Fri) 15:37:17 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「本当に何ですか?あなたらしくもない。 ……本格的に忙しくなるのはもっと後でしょうし、 まだ差し上げられる時間はそれなりにありますよ」 軽口を交えて、こちらはやはり、 あくまでいつも通りで振舞おうとしている。 動揺をするのは決して自分の役目なんかじゃないから。 「手入れは前日に粗方済ませたので今からでも大丈夫です」 「それに一日くらい俺がサボっても文句は言われないでしょう」 話の続きが気になりはしたので、花の世話を早々に切り上げるつもりで。ここで早く本題を言えと宣うのも、あまり粋な男のそれではない気がしたし。 (-162) backador 2023/09/15(Fri) 15:46:05 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「……あ?」 あなたの言葉に怪訝な声と表情を向けたが、咳払いをすればそのまま彼女に近づいて膝をついて目線を合わせた。 「Buon giorno、ラーラ。 見ないうちに随分きれいになったね。 見舞いの季節の花は貴方ほど華やかではないけれど、 きれいなものを揃えてきたよ。 飾っておくから眺めて少しでも元気になって欲しいな」 歯の浮くような台詞を笑顔とともに送ってみせる。 しばらく視線を合わせようと見つめ続けるが、反応がなければ花瓶に花でも移しに行こうとするだろうか。 (_9) toumi_ 2023/09/15(Fri) 15:48:45 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「俺が忙しくなって、お前と会えなくなって、そして何か困ったことがあるまでかけるな。 先方は商売されてる方だからな」 約束だぞ〜、と指も出さずに言う。 つまりは今は教える気がないらしい。 ──もしあなたが後程検索してみても、ホームページなどに乗っている番号ではない。 「最近自分のトシすら忘れるからな」 おっさん臭いことを言いながら笑って、 あなたを見送ろうとカウンターに肘をついたところで、見上げる顔に気が付いた。 「ん?」 なんだよ、と伺うように目線を返して。 「……」 「なんだよ」 すぐしびれを切らした。根が短気なのだ。 (-163) gt 2023/09/15(Fri) 15:55:45 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「その是非を重ねて語るのは、 やはり俺では無責任だから端から考えません」 「ただ、選択をするというのは、 いつだって確かな価値がある行動ですから。 それが罪に問われるものではない、 ならば少なくともある程度の便宜を図ってやるのが、 価値ある人間のすることでしょう、ねえ」 これは決して善意によるものではない。 己の価値を押し上げるための足掛かりに過ぎないのだと。 嘘ではない、丸っきりの本音でもない、 やはりいつもよりか、幾らか柔らかい態度で言う。 「……我々の人生の周囲にはどうも、 ろくでなしも、人がいい奴らも多いようで。 前者を縊り、後者を守る。 俺はあくまでその仕事を全うしているまでですから」 出来ればあなたもそう在りなさい。ケダモノだって。 正義感も誇りもなく。自己価値の顕示に従って動く男は、 何か満足の行くものを得たのか。薄い笑みを浮かべていた。 (-164) backador 2023/09/15(Fri) 16:17:24 |
【人】 Chiavica テオドロ「寓話では天罰が降りる物言いですね」 大きいものを選り好む欲張りは、 大抵ろくでもない末路を辿っていたような気がする。 食える時に食っておくのが悪いことだとは思わないから、 これはただの軽口程度ではあるんだが。 「まさか。この程度で助けただなんて。 ハードルが低いにも程がありますよ、アリーチェ」 いつの間に一切れを胃に収めていたのか、 二切れ目に手を出している。甘めのフィリングが丁度良く腹に溜まっていい気分だ。 「ただ感謝は減るものでもないでしょうし、 有難く受け取っておきます。 いいですか。次は堂々と出してください」 この日さえ乗り越えてしまえば、 心理的ハードルはそれこそ低まっているだろうが。 終いに小言をつけないと気が済まない性分なのだ。 #警察署 (35) backador 2023/09/15(Fri) 16:25:32 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「よう」 ――陳腐な表現だが、まさにそのとおり。 ハチの巣をつついたように、ファミリーの上から下までが走り回ったその日の夕暮れ。 『Collare』の前か、それともアジトの廊下か。 兎にも角にも他の誰もいない場所で、 壁に背を預けてあなたを待っている男がいた。 「景気はどうだい」 (-165) gt 2023/09/15(Fri) 17:20:41 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ――あの『反社会組織取締法』初の逮捕者が出たあと、 そしてあなたが教会に立ち寄る日。 礼拝堂の前で、上は柄シャツ、下は短パンにサンダル履きというラフにもほどがある格好でうろうろとしている男がいる。 彼は何かを待っているよう、 あるいは冬眠を控えた熊のように 妙に重たげな動きで足を引きずり、 ぺたぺたと足音を響かせていた。 「お」 …そんな男の顔が、あなたの方を見てぱ、と上がる。 #教会 (-166) gt 2023/09/15(Fri) 17:28:11 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラこういう時、お喋りな奴ほど言葉が出ないのはなぜだろうか。 恐らく、その大半は後になって同じ事を口にする。 『言いたい事が多すぎて何も言えなくなっていた』と。 カンターミネもまた、そう口にするだろう。 「なっ」 なんでこっち来ちゃうんだよせめてそこにいた方が濡れなくて済むだろよかったじゃないよなに笑ってんだよあーあー雨が当たっちゃって。 「い、」 一体いつからそこにいたんだよまさか朝からとか言わないよなそうだよな今日仕事のはずだろって事は来たのはさっきだろ昼とかも言わないだろ幾らエーコでもそうそう早退とかしないだろうしいや半休か?いやそこはどうでもいいんだ今なんつった帰ってこないかもって? 「ま……」 まさかとは思うが心配だったとか言う気か?だからってこの雨ん中で膝抱えて待ってたって?本気で言ってるのかおいおまわりさんがこんなモーテルの前で座り込んで誰かに見られたらそれこそ怪しまれるだろ、心配してたんだとしたらあの法律の事だってわかってるだろわかっててここにいるのかそんな訳ないだろ思い上がりすぎだろ俺いやそうじゃなくてああもう。 言葉の欠片だけ、雨よりもずっと少なくぽつりぽつり。 疲労と混乱でこういう時ばかり動かない頭の代わりに、 ひとまず動く身体で近寄り、小さな傘をぐっと あなたの方へと傾けた。ほとんど密着するような距離で、 また口をもぞもぞ動かして、あー、とか、うー、とか、 そういった欠片の後にやっと一言。 「……ただいま、エーコ。」 零した後に、ため息もセットにして、やっと頭が回りだした。 「……これ以上濡れたら風邪ひくぞ、とりあえず入ろうぜ」 鍵を開けて、中へと誘う。 どうせ客は来るまい、看板は『chiuso』のまま。 (-167) shell_memoria 2023/09/15(Fri) 17:37:16 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ――麻薬中毒。 単語を聞けば驚いたように目を瞠る。 何も珍しいことじゃなかった、昔は。 何も珍しいことじゃなかったから、今は素直に胸が痛む。 養育院で過ごすような幼い少女が薬物に依存する理由を思えば、それが明確に分からずとも視線は落ちた。 「……そ、だったんですね」 聞こえる声は淡々としている。 聞いたこちら側の色の方が落ちてしまって、申し訳ないような。 「あの、……えっと」 でもそこまでを聞いたからには、最後まで確認したくて。 何かを安心したかったのか、それとも。 「今も――友達ですか?」 「……ラーラは、元気?」 (-168) mspn 2023/09/15(Fri) 17:41:16 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>34 ニコロ 「ひょえ゛」 こんなところで声がかかるとは思わなかったから変な声が漏れた。 びくっっっと分かりやすく身体が震える。 「ッ、い……に、……ニコロせんぱい? あ、ニコロせんぱいだ……」 見上げて誰かを認識すれば一先ず落ち着いたものの。 一度飛び上がった心臓は簡単に拍数を落としてくれるわけじゃないから、しばらくちょっとどぎまぎな感じ。 「……え、と。 街、今日はちょっとみんな……ぴりぴりしてるじゃないですか。 署もなんだかざわついてるから。 ちょうどいいなって、ここ来て……」 「ニコロせんぱいは……見回り? こゆところも、見るんですね」 #共同墓地 (36) mspn 2023/09/15(Fri) 17:45:12 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「ん〜〜〜……? わかった、にいさんが会えないぐらい忙しくなるのちょっとやだけど……」 あ、これは言ってもらえないやつだなと理解すればやっぱり深追いはしない。 代わりに子どもじみた言葉を一つ落としたわけだが。 こちらも先程一方的に約束を吹っ掛けたのだ、貴方からの約束も勿論受け取るので頷いた。 年齢に関してはおじさんくさい……なんて思いながらも。 すぐ痺れを切らした様子には少し笑う、そうして。 [1/2] (-169) mspn 2023/09/15(Fri) 17:56:11 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「――Papà gambalunga」 最近、人から聞いた単語を形作り。 「……するのもいいけど。 突然の冷凍蟹のチョイスはやっぱりどうかと思うよ。 おいし〜けどさ」 まあもしかしたら違うかもしれないけれど。 別にそうだったとしても言いたいことは変わらないから、このまま。 「後……人のことばっかじゃなくて。 自分にだっていっぱい……同じぐらい心かけて。 大事にして、……そんだけ」 で、最後にはえい、と。 拳を作れば貴方の胸を小突こうとした、全然痛くはない。 それが叶っても叶わなくても、男はぴょいと離れて扉の方へと駆けていくだろう。 逃げるようにそうしたのは、伝えてからなんだか気恥ずかしさが湧いたから。 「――じゃ〜〜〜な、にいさん!また!」 それでも最後の挨拶だけは振り返ってちゃんと伝えた。 すぐにぱたぱたと忙しない足音が、店から遠ざかっていくことだろう。 [2/2] (-170) mspn 2023/09/15(Fri) 17:57:08 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>36 ニーノ 「 うお!? や、悪い。驚かせるつもりは無かったんだ。」 分かりやすく驚いた貴方に 此方も拙い、と思ってわたわたと両手を振った。 申し訳なさそうに眉が下がる。 「おう、ニコロだぞ。 見回りっつうかなんつうか…およそお前と同じだよ。 署はざわついてるし、街も何だか沈んでるからさ。」 「偶にはこういうとこも行ってみるかなぁ、ってな。 そしたら飯食ってるニーノが居たって訳だ。」 見回りに出たは良いけれど 今日は青天の霹靂で、どこもかしこもざわついているから。 「ああいう空気は苦手か?」 安心させるように笑いながら問いかける。 好む人間の方が少ないだろうけれど、気遣うように。 (37) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 18:03:16 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「うわ……」 最早それ以上は突っ込むまい。 二人が再会する様子を、男は黙って見守っている。 ラーラはじぃっとあなたの目を見つめたまま、暫く言葉を発しなかったが、やがて何を思ったのか、何かを言いたそうに口をぱくぱく動かして、にこりと笑った。 「珍しい。 僕だって暴れないようになるまで結構時間かかったんだけどな」 その口ぶりから、男がここに何度も足を運んでることが伺える。 事故に遭って最初は病院に入院していたが、退院後はすぐこの施設に移送されている。 養育院はあくまで子供を保護して育て、社会に出して上げる場所。半身不随で薬物中毒になった子供を更生させるような場所では、決してない。 (_10) eve_1224 2023/09/15(Fri) 18:03:24 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「私だっていつも同じようにいるわけじゃないのよ、女っていうのはいろんな顔を使い分けるものなの」 あなたがいつも通りにしてくれるのなら、こちらも段々いつもの調子が戻ってくる。 軽口を返し、あなたが乗ってくれそうなのを感じて立ち上がる。 「テオはマメすぎるのよね」 「1日と言わずもっと人に任せたって良いのに」 だからこそ好感を持っているのだけど。 あなたが準備出来るのを待ってから、「人気の少ない場所に行きたい」と伝えて。 だから、今回向かうのはきっとカフェのようなところではなくて。 あなたから提案がなければ、海沿いの道を歩いたりするのだろう。提案があれば、そちらに乗るつもりでいるようだった。 (-171) otomizu 2023/09/15(Fri) 18:17:12 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「あらぁ、いきなりね。高く付くわよ〜♡」 なんて、迎えるヴィットーレは普段と変わらず。 今日一日の喧騒なんて無かったかのように、 カウンターの中で頬杖を着いてあなたに手を振る。 「一通り在庫は揃ってるわ。好きにしなさいな。 今日のデートはピクニックなのかしら?」 カウンターのゲートを開けて中に入るよう促して。 薄暗い店内の灯りをつけた。 (-172) arenda 2023/09/15(Fri) 18:18:42 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡きっとそれはアジトの中。 部下に色々と指示を出して、 それから書類仕事をそれなりにこなして。 日も落ちた頃に、そろそろ区切りをつけようと 片付けをしてから部屋を出た、その時のこと。 「場末のバーはいつだって赤字よ。 でも、お客様の楽しい笑顔が見れるから心は黒字ね♡」 なんて、くすくす笑いながらあなたを横目に見て。 「どうしたの?贈り物なら孤児院にお願いするわ。」 (-173) arenda 2023/09/15(Fri) 18:21:53 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>37 ニコロ 「だ、だいじょーぶです! ぼんやりしすぎただけですし、オレが……」 貴方が申し訳なさそうにしたのでこちらもちょっとだけわたついたが。 普段通りに話を進めて、至る経緯を教えてくれたこと。 そうして最後にはこちらの心情を思うように笑ってくれたから、どぎまぎも次第に落ち着いてきて。 「ん、……ニコロせんぱいも一緒だったんですね、そっか。 苦手っていうか……ええと」 「……いや、苦手かなあ」 別の言葉の方が相応しいかと考えたものの、選ばれた言葉が正解な気もしたので結局は頷く。 クロスタータはまだ半分は残っていて、手元のそれに視線を落とした。 「ニコロせんぱいは、その…… 今回決まったあの法のこと……どう思ってます、か?」 「賛成とか反対とか……いや。 反対したところで、もう決まっちゃってるんですけど…」 #共同墓地 (38) mspn 2023/09/15(Fri) 18:31:06 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロあなたを待たせて時間丁度にやってきたのは、 薄茶色のサングラスを掛け、秋の新作の細身のコートを纏った 控えめに見てもどこかの良いところの坊っちゃんだ。 軽薄そうな態度を取ればナンパ男に早変わりであろう絶妙な出で立ちだった。 「テオドロ、会いたかったぞ」 大衆の前では飾った言葉を使うが、飲みを交わしていれば貴方には忖度なく言いたいことは言う男だ。好感の態度を無理に作ってる様子は見えなかった。 「仕事や女はうまくやってるか? お前さんみたいなやつが身を固めたらこの国も安泰だと思うんだがなあ」 軽口を叩きながら、行くかと調子良さそうに人通りがある方を指した。 ここは金を払う方のビーチだったか、自分は気にしないが貴方が大衆の前で肌を見せたがらない生娘のような性格かは測りかねている。 (-174) toumi_ 2023/09/15(Fri) 18:37:36 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「心の黒字で勘定できるなら、 うちだって三ツ星レストランだよ」 からりとした笑みを浮かべながら、腰をとんとん叩くそぶり。 「こんなとこまでもってこねえって。 いやなに、最近腰が重たくてね」 「カポらしく、情報収集でもと思ってな」 「あとそうだな、 孤児院に届けるならなにがいいかね」 本気なのか冗談なのか。 (-175) gt 2023/09/15(Fri) 18:38:31 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「んー?」 その欠片だけで、不思議と。 言わんとすることの大半が分かったような気がしてまたへにゃり。 「ありがとお。」 あんまり変わらない背丈の2人がひとつの小さな傘の下。 それでも少しだけ大きい女は、ほんの少し屈む形でもう少しだけ身を寄せた。 頬の水滴を軽く拭う。そんなしぐさでも小指のエナメルが目に留まった。 はあい、とゆるく首肯をしてまた軒先へ。 あなたが鍵を開けるまでの間、ようやく少し濡れた眼鏡を気にしてガーゼのハンカチで拭った。 誘われるまま屋内へ足を運ぶ。先日と同じように、靴底が床を叩いて鳴らした。 「…忙しかったでしょお、今日〜。」 世間話、というには真に迫っている。 たった1日で、がらりと世界が変わってしまった。 (-176) oO832mk 2023/09/15(Fri) 18:40:17 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ彼女が外で生きることを望んでいるかなんてわからない。 意思の疎通が、今のところほぼ不可能だから。 だけど薬の影響は10年も経てばもう、大分抜けている。 未だに禁断症状に苦しむことはあるが、残りの精神疾患は事故にあった事による自己防衛本能だと、医者は言っていた。 このまま施設から放り出されたら、彼女はどうしたって生きられない。 「そうだねぇ、僕はろくでなしだよ。 生きることを押し付けようとしているんだから」 「でもまぁ、ろくでなしをどうにかするのは、同じろくでなしの仕事だと思わないかい?」 そうだよ、僕はケダモノで、ろくでなしだ。 正義感なんて、誇りなんて欠片もない。 これは、今の僕にできる、最大の我が侭なんだ。 (-177) eve_1224 2023/09/15(Fri) 18:41:37 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「いいんやあ? ……例の法案のせいで胃を悪くしそうな女がいてなあ」 「適当なものより愛情とやらが籠もってる料理を食わせたほうがマシだと思ったわけだ」 ルチアーノは手料理をほとんどしない、そしてこんな時間に頼れる店もありはすれど目的を考えればここに行き着いてしまった。 しかし絶妙な言い方の中で感じるのは、まるでその女が部下や身内に聞こえないような気がすることだろうか。 「あんたの飯を金で買えるなら安いもんだ」 そうして男は本心からの歯の浮くような台詞を言いつつカウンターの中に滑り込んだ。 (-178) toumi_ 2023/09/15(Fri) 18:47:26 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「悪いなぁ、可憐な君。 あまりにも神秘的な妖精のような君の言葉は 特別な時間にしか聞けないようだ。 また聞きに来るよ、その声が俺に届くまで」 読唇術など会得もしていなければ、その笑顔の意味もわからない。 ただできるのは愛想よく笑顔を送られた分、っ安心させられるよう笑い返してやるだけだ。 「暴れる事が何だと言うんだ、動けるぐらいが健康的でいいじゃないか」 「こうして生きて、眼の前にいるんだから」 あなたの大切な人間は此処にいる、それだけで十分じゃないかと。 最後の言葉には個人的な私怨の重みを乗せて呟いた。 (_11) toumi_ 2023/09/15(Fri) 18:55:40 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>38 ニーノ 「まあ、そうだよな。 平気って奴の方が少ないだろうし。」 許されるなら、貴方の隣に腰を下ろそうとして。 横まで移動するだろうか。 「うーん、難しい質問だな。 良い悪い、正しい間違い、正義と悪みたいに ハッキリと語れるものじゃない、と俺は思ってて。」 「勿論マフィアって奴らは法なんてお構いなし。 被害に合った人はたくさん居るし 今だって苦しみ続けてる人も居るだろう。」 「だからマフィア根絶って言う思想自体は 起こってもおかしい話じゃない。そりゃそうだろう。 ただ、ちと強引すぎるのが、反感買ってるだけだ。」 「って、答えになってねえか? 賛成か反対かって言われると 俺はどっちとも言えない、が答えになる、かな。」 (39) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 19:03:24 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の、拗ねたような表情。そんな顔は初めて見た。 初めて見たから、こちらもつい怒気を削がれる。 握りこんでいた指は最早ほとんど強さを失っていて、痛みを与えることはない。ただそこに置いてあるだけ。添えてあるだけのもの。温度が伝わるほどの薄着ではないだろう。 「……昔の夢?」 続いて男は、そんな言葉を。 それはプライベートな話で、貴方が隠してきた話だ。それに遠慮もなく立ち入って行こうとする。先輩と後輩というだけで、それ以上の親しさはないのに。 それとも、その関係は男にとって充分に親しいと呼べるものなのかもしれない。いずれにせよ、答えてもらえることを疑わない問いだった。 「……身体に悪い……。」 「事情はわかりましたが。……はあ」 付け加えられた言葉には再度眉間に皺を寄せただろうか。 全く頭の硬い人間だ。 (-179) rik_kr 2023/09/15(Fri) 19:05:52 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 度々失礼します。こんばんは。 イレネオ、暗殺者です。黒眼鏡さんを襲撃(逮捕)したいな〜と思っています。 運営様から伝えていただいたと思いますが、バッティングした場合は身を引くつもりです。 事前/事後のRPはしたいな〜と思っているのですが、今の所案なども練れていない状態です。ので、逮捕されるに際してしたいこと、やりたいRP、されたいことなどがあればお応えできるかと思います。 それから当PCは物理的に暴力的なところがあるキャラクターですので、その辺の許容範囲も教えていただけると幸いです……! (-181) rik_kr 2023/09/15(Fri) 19:19:19 |
【独】 法の下に イレネオ/* はあ はあ はあ もっと生き延びてあんなことこんなことしたかったあったらすみません すみません…… (-180) rik_kr 2023/09/15(Fri) 19:19:52 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「はあ〜怖いことを聞いてしまった。 秘密は女の魅力、明らかになった狡猾さは女の鈍器です」 そうと決まれば手早く片付けを終える。 もっと任せればという言葉には今更反応するまでもないので、親愛の気持ちを込めて無視をしていく。 「で、本題は?」 「まさか、ただ散歩がしたいというわけでもないでしょう」 歩き出して、すぐ堪えきれずに催促してしまう。 別に散歩がしたいからって文句は言ったりしないのだが。 (-182) backador 2023/09/15(Fri) 19:28:12 |
【人】 無敵の リヴィオ>>32 ルチアーノ 首を捻りながら眺めていれば近くから知人の声。 足音は聞こえていたものの、 子猫ちゃんに夢中でその声が聞こえるまで気づかなかった様子。 「…おや、猫のエキスパートのルチじゃないか。 こんなところで会うなんて偶然だね。 そんなに俺と子猫ちゃんに会いたかったのかな?」 冗談混じりに笑いながら、君から告げられた言葉に頷いて、 か細く鳴く子猫へと手を伸ばす。 子猫は怯えるように威嚇してくるものの、 どうにかして下りる手段が欲しいのだろう。 男の手に捕まえられて何とか無事、 高所に取り付けられた室外機の上から下りることが出来た。 しかし男が安堵するように笑みを浮かべた瞬間、 もう用はないとばかりに男の手の甲に赤い線を残して、 さっさと奥の方へと逃げていく。 男はと言うと、手の甲の線と子猫を数度眺めた後、 君へと視線を移し肩を竦めて笑った。 「…………ツンデレというやつかな?」 #路地裏 (41) sinorit 2023/09/15(Fri) 19:28:27 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ君が一枚を食べ切る頃、男は先に食べ切っていて。 ゆっくり食べればいいからねと声をかけながら、 君と同じブラッドオレンジジュースの入ったカップを傾け、 のんびりと他愛ない話を続ける途中に喉を潤す。 やがて切り出された言葉は、 何となく予想はついていたものだった。 以前君に聞かれた時、その簡単な経緯だけを話し、 それ以降は特に、話す機会もなくそのままだったから。 もしかすると、いつかに問われるんじゃないかと。 「どうして、か。…そうだね、家は関係しているよ。 俺を引き取ってくれた夫婦の……父さんが警察でね。 色々あって辞めてしまったようだが、 出来ることなら子にもその道を歩んで欲しかったらしい」 だからその道を歩くように警察を目指した。 幸い、児童養護施設で引き取るくらいだ。 それなりに裕福で勉学は満足にさせて貰えた。 その結果、今こうして望む道に辿り着けたという訳だ。 (-183) sinorit 2023/09/15(Fri) 19:43:51 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>41 リヴィオ 「勝手にエキスパートにするなあ、俺は猫自体は好かん。 お前の顔は見るとご利益がありそうでな、変わっていなくて結構」 そう言っている間に涙ぐましい救出劇が行われ、何がロマンスが始まりそうで終わった気配がした。 女も猫もそんなものだろう、赤く残った線だけが生々しく男の手に残って痛みを与えるのだ。 「……ツンデレというやつかね。 治療道具がなけりゃあお優しい元看護師のマダムがやってるスープ屋が近くにある、悪いもんで腫れる前に癒やされに行くか?」 #路地裏 (42) toumi_ 2023/09/15(Fri) 19:50:02 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「はは、分かるよ。俺も書類は苦手だ。 …俺は警察になった時点で、ちゃんと望まれた道を歩めたから。 だからそれ以上に、出世だとかは興味がなくてね」 こう見えてそれなりに真面目に働いているんだ。 手を抜ける時にふざけたことをしているだけで。 続けられる言葉に僅かに目を細めて笑いながら、 腰掛けた椅子の背に深くもたれ掛かる。 「運命共同体ってやつかな? 君とそういう関係になるなんてね」 自分だけなら落ちたとて何も思わないが、 君を思えば上がる方がいい。 相反する心を抱きながら君に頷いて。 「…あぁ、そうだね。俺はそれなりに従うつもりでいるし、 そこは安心していい……今はね」 含みを理解しながら細めた目を閉じる。 男は、出来ればそうならないままに最後まで、 自分を使ってくれと小さく願う。 別に、その行いへと躊躇いがある訳ではないが。 (-184) sinorit 2023/09/15(Fri) 19:54:08 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 月桂樹の下で ニコロ「……ま、そーいうんなら仕方ねえな」 「せめてなにか起こったら動くぐらいの胆力は見せろよお兄ちゃん。 俺はこうして聞くだけならよおくしてやるよ。 人の悪い噂話も、浮ついた恋の話も募集中だ」 話題の種になっていいからな、とケラケラ笑いながらすっかり明るくなった路地の入口で足を止める。 「ま、抱え込み過ぎんな。 俺もガス抜きはこうしてするぐらいだ、あんたら平和にお巡りさんして猫ともども治安を守っていてくれや」 そろそろ解散かね、と何かまだ話したいことはあるかと改めて貴方に問うた。 気まぐれだがそこそこ気分良く散歩はできていたらしい。 (-185) toumi_ 2023/09/15(Fri) 19:55:14 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「ああ〜。そう来ますか」 聞きようによっては何だか失礼な物言い。 ギリギリで褒めてはいる。成程、サングラスときたか。 まあ並んで歩く分にはそこまで浮くこともあるまい。 「俺の方は……会いたいかどうかで言われれば、 そこまでだったかな」 口から出るあれこれの平均点が軒並み低い男の言うことなのであまり真に受けなくていい。会いたくなかったとは言わないだけそれなりに心を許してると言えよう。 「そんな馴れ馴れしい親戚みたいなことを…… 余計なお世話。俺はそこまで愛国心がないもんでね」 「縁があればいつか良い感じにはなるでしょうよ」 朴念仁というわけではないが、 意欲があるわけでもないので、返す言葉は投げやり気味。 この男は誠実で真面目に違いはない。 けれど案外若いところはあるし、堅物というほどでもない。 根っこの方にはイタリアの男らしい気風を持っているのだ。嫌味な性格がそれらを覆ってしまっているのだが。 (-186) backador 2023/09/15(Fri) 19:55:24 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「あらぁ♡いいことじゃない! 心が豊かなら懐なんていくら貧しくてもいいのよ。」 なんて、語るヴィットーレは、 その言葉が似合うほど夢想主義ではない。 それはファミリーの中で、 誰より貴方が一番よく知っている事だ。 なんせヴィットーレは、子供を売って この組に取り入ったのだから。 「アレちゃんが持ってない情報をアタシが 持ってると思う?あったらちゃんと報告してるわ。」 「孤児院にあげるのは………そうねぇ………」 「安全、かしらね。」 にこりと笑って告げる。 もし自分が捕まった時に。 彼らに決して被害が及ばないように。そんな願い。 (-187) arenda 2023/09/15(Fri) 19:59:36 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「なさそうな奴ほど面白いってもんだろぉ。 お前だって後々俺が実はやっぱあいつが…って言い出したら めちゃくちゃ面白いと思うだろ、多分」 こちらも現状維持が理想、故に無い話を並べつつ。 あなたがボトルを持てば、 気が利くじゃねえのと言ってグラスを差し出した。 「行くとこも無いねえ。お前くらい器用なら、 何処行っても食い扶持はありそうなもんだが」 「理由は知らねえが拾われた口か?」 独身貴族万歳、と戯けて乾杯の所作をしながら。 そういえば所属した理由までは聞いていなかったな、と。 所詮は酒を片手にだらだらとしているだけの話だ。 適当にはぐらかしても何ら問題は無い。 (-188) unforg00 2023/09/15(Fri) 20:05:40 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「まあ俺もだいぶろくでなしの自覚があるから、 この仕事に向いてると思ったんですよねえ」 ろくでなしに向いている仕事と言えばもう一つあった気がするが、今はあまり冗談にもならないので閉口しておくが。 「何はともあれ呼び止めてよかった。 これらを知らないまま、これから先仕事を続けていたかもしれないと思うとぞっとしないですね」 言ってしまえば人の異常性。 己はあらゆるものをひっくるめて価値と呼んではいるが、把握しておいて損はない。不利益があったらそれはそれで構わない。 「改めて言っておきます。手前の命の使い道は自由ですが、 命を無駄にするようであればしっかり叱責しにくるので」 「どれだけ内臓がイカれてても一食はするように。 飢えが祟って動けなかったら本当にお話になりません」 生活に関する小うるさい有難い話の上に、 自分の、過去の因縁に纏わる話をひとつ付け足して。 今日の小言はこれで勘弁してやります、と嘆息した。 (-189) backador 2023/09/15(Fri) 20:06:14 |
【赤】 無敵の リヴィオグラスの中の小さな波に時折視線を落とし、 端末の振動音にまた、顔を上げ記されたものを視界に映す。 『了解です。アリソン女史にAlberoもお気を付けて』 『一先ずはイレネオを摘発。 無事に済んだその後に、どちらかを考えましょう』 危険な芽は早々に摘んでしまいたいが…。 どちらも同じくらいに注意すべき存在ならば、 早急に決めずとも、時が来れば自然と決まるだろう。 揺れる船上で緩やかにグラスを傾けて、 横目に、煌めく灯りを眺め続けていた。 (*16) sinorit 2023/09/15(Fri) 20:07:10 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「あら、そうなの? ……ふふ、良いわね、本命の子なのかしら。」 よいしょ、と自分も立ち上がり、一緒に厨房の中へ。 小さな家庭用キッチンとそう変わらないそこで、 冷蔵庫の中を開けて材料を選定する。 「愛情は自分で込めなきゃだめよ♡ ほら、タッパーの中にこれを入れてもらえる?」 渡していったのは、ベシャメルソース、ミートソース、ラザニア、チーズ…… それから一番上に乗せる用のバター。 全てを入れてオーブンで焼けば、ラザニア・アル・フォルノの完成だ。 ほら、エプロンを付けて♡と貴方に成人男性サイズの 可愛いピンクのエプロンを着せて、せっせと調理を開始して。 「どういう関係の子なの?」 作り上げる中で雑談を。 (-190) arenda 2023/09/15(Fri) 20:09:10 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「……見惚れるなよ? ま、さっさと入って……何? 向こうにエステもあるな……。 テオドロ、美人に体を揉まれたい趣味はあるか?」 観光地に浮かれている男はこの場に既にノリノリだ。 雑談をはさみながら誠実を連れて自由気ままに道をゆく。 「なんだ……お前ら本当に女っ気がないな。 適齢期という言葉を知らんのか」 馴れ馴れしい親戚のムーブはこれっきりで息をひそめるが、 その返答や態度にはあまり期待はできないかとつまらなさそうにため息をついていた。 (-191) toumi_ 2023/09/15(Fri) 20:09:23 |
【人】 無敵の リヴィオ>>42 ルチアーノ 「しかし俺よりも扱いを心得ているだろう? それはもうエキスパートの部類じゃないか?」 猫に限らずという余計な言葉は飲み込んだ。 言葉にはその意図が含まれていたかもしれないが。 「ふむ、ご利益か。まぁ俺だからね。 そういう効果もあるかもしれない。 つまり今日の君はとてもラッキーということだ」 何がラッキーなのかは全くもって不明だが、 自信満々に君に笑いかけながらハンカチを取りだし、 赤い線の上へと被せて君へと頷く。 「あいにく治療道具は持ち合わせていないな。 良ければその素敵なマダムの店へエスコートしてくれるかい? 振られてしまった悲しさを癒したい気分だ」 そうと決まればさっさとこの場から抜け出そう。 長居すればするほど傷が痛んで悲しみが増してしまう。 #路地裏 (43) sinorit 2023/09/15(Fri) 20:19:58 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「どうかなぁ」 「僕は友人だと思ってるけど……、彼女の方は……」 「―――うん、元気だよ」 別に、後輩にそんな顔をさせたくて話したわけじゃない。 だから嘘ではないが本当でもないことを、答える。 今はもう、体は元気だけど。 薬物の禁断症状はまだ出るし、精神を病んでいるから廃人と変わらない。 加えて事故の影響で半身不随の身だ。 それを五体満足に元気に暮らしてるかと聞かれれば、NOになる。 あなたが言葉の真意に気づくかはさておいて、あなたには、こう答えるべきだと、そう思った。 (-192) eve_1224 2023/09/15(Fri) 20:25:06 |
【人】 Chiavica テオドロ>>40 イレネオ 「法の番人は神ではありませんからね。 一歩手前、裁きを下すのも我々の管轄ではないし」 軽口をちゃんとそれらしく受け止めてもらえると、 こちらも遠慮なく嫌味ったらしい笑みが浮かぶ。 「寓話が現実に活きるというのなら、 警察というものはもっと楽な仕事に決まってます。 ……これちょっと大きいですね」 全然小さいもので良かったのに。そんな困った瞳。 手を付けたものを戻すのもみっともないので食べてやるが。 「法もそうですが、後から都合のいいお話がついてくる物……いつだって得する側にいたいもんですね」 (44) backador 2023/09/15(Fri) 20:25:17 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「本命なんてつくれんよ、これでも三ヶ月の男って有名なんだ」 浮気はしない、だが結婚もしない。 付き合ってもいいが三ヶ月以内に別れる。 それがルチアーノが告白された女に言う交際のルールだ。 曰く、きっぱりとそれ以上の期間を 色褪せずに 愛せないかららしい。「……夜中に路地裏でナンパされちまってなあ。 力を貸して欲しいって言われちまったら、断れん。 俺が協力してやらんと、一人で危険な橋を渡ろうとする女なんだ。 男と二人っきりの部屋でなあんも警戒しないで不用心で、情があるくせに底が見えないから危なかっしい」 目に入った派手なピンクの布、一瞬躊躇したがため息を飲み込んでサッと付けた。 ここでやらねば男が廃るというもの。 「できるだけ支えてやりたいんだよ、あの女のやりたいこと。 ま、俺がしたいこととも都合があってたんでな」 やらないだけでそこまで不器用でもない男は隣に貴方がいれば大きな失敗も起こさないだろう。 さて、聞いてもないことをサラサラと話すのはなんのためだったか。 (-193) toumi_ 2023/09/15(Fri) 20:48:24 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 口に金貨を ルチアーノ「お前にお兄ちゃん言われると違和感凄いな。 大丈夫だよ、分かってる。 それだけでも助かる、ルチアーノ。」 「但し俺にはそういう噂話も恋の話も無いぜ。 残念だったなぁ。」 ケラケラと笑う。 同じように、屈託ない友のような表情で。 「ああ、仕事はきちんとこなすさ。 そっちもしょっ引かれるような事はするなよな。 そうそう、今度酒でも飲もうぜ。」 話したい事は無いけれど 次の約束くらいは取りつけてみたり。 まだ法の施行も知らない、平和な約束だ。 (-194) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 20:55:29 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「なるほどな。 ま、そういう事なら欲が無いのも頷ける。」 弄んでいた缶のプルタブに指を掛けて カシュ、と音を立てて開ける。 一口、コーヒーを啜れば息を吐くだろう。 「こうなっちまったらな。 どうなろうが運命共同体さ。黒眼鏡の旦那も、な。 俺の方も思わなかったさ。 まさか、リヴィオに黒眼鏡の旦那と組む事になるなんて。」 お互い想定外、けれど選んだ道だから 後悔はしていない。 「ま、改めてよろしく頼むよ。 俺の方はそのくらいだが、そっちは聞きたい事とかないかい?」 (-195) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 21:04:15 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>39 ニコロ もちろん、隣に来てもらえることを嫌がったりはしない。 ただ場所が場所なのでいいのかなとは少しだけ。 尋ねても大丈夫と返ってくるのは見えていたから指摘はしなかったが。 それから片方に寄っているわけではない、或いは両方の色に染まった回答を得られたのなら、どこか安堵したかのような表情を浮かべた。 「なんていうか。 ニコロせんぱいっていつも…… ……いろんなことがはっきりしているから。 だから今回もおんなじかなって思ってたんですけど」 「そうじゃないって知られて、良かったなって、今」 そんな返答を返すのは己も似たようなものだと示した証だ。 落ちていた視線をゆっくりと上げれば、目の前の墓石に向けた。 署などではあまり口にしない方がいいのだろう、それでも今は貴方しかいないので零す。 二つのラベルのどちらかを、目の前の現実へ貼り付けるわけではなかった貴方に。 「マフィアが居るから傷付いた人が居るの、知ってます。 知っているのに、悪だって言い切ることはしたくない。 上手に飲み込めなくて納得ができない、そんなときでも」 「捕まえなさいって言われたら捕まえるのが、 警官の仕事なんでしょうか」 (45) mspn 2023/09/15(Fri) 21:06:14 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「全く無いとは言わないけど、 あんたを前にしてると微塵も無いような気がしてくる」 ここまで尻尾を振られていると、 来てやった甲斐があるようにも思えてくる。 こちらもどことなく気楽な様子で歩いて行って。 「誰も彼も女をとっ捕まえるのを生きがいにしてるわけじゃないんですよ。俺は基本、仕事をしている方が楽です」 期待してもらわないで結構。肩を竦めている。 「もっと言えばこういう人付き合いも楽ではありますがね。 勘違いされやすいですが、 遊びが嫌いだったりするわけじゃないんで」 (-196) backador 2023/09/15(Fri) 21:18:49 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ一口の大きさが違うのは、体格が違うから当然なのかもしれない。 相手が食べ切るのを待つ時間を苦に思う先輩ではないと知っていたから、甘えて自分のペースで食べ切っていたのだろう。 そうしてじきに投げかけた問いの、返答を聞けば男ははたりと瞬きを幾度か繰り返す。 幾つか並べていた憶測の一つに近い形ではあった。 しかしだからといって驚きが無いというわけではないから、少しの間を置いてから口を開き。 「……じゃあ、家族への恩返しだけ、ですか?」 初めににその言い方をしたのは、自分は"そう"だったから。 「それとも警官になりたいって。 リヴィオせんぱいも、憧れるようになった?」 次にその言い方をしたのは、自分は"そう"ではなかったから。 何かの答えを少しずつ知ろうとするみたいに、ひとつふたつと問いは重ねられてゆく。 (-197) mspn 2023/09/15(Fri) 21:23:01 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>45 ニーノ 「そんなにはっきりしてたかぁ? テオの方が余程はっきりしてんだろ。」 くすくすと笑う。 そんな印象を持たれていたとは思ったこともなくて。 此方こそ、貴方の内面を一つ知れて嬉しい、と。 「…そうだな。仕事としては従わなければならない。 だが、上がどれほど阿呆でも、抗う事はいつだって自由だ。 ニーノは捕まえたくない奴が居るのか?マフィアに。」 「それとも…そもそもそういう横暴が好きじゃない?」 貴方の言葉を聞きながら 優しく、咎める色を含ませず質問を返していく。 (46) ぴんじぃ 2023/09/15(Fri) 21:28:34 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「体に悪いのはわかってるけど……こうでもしないと全く寝れなくてね」 「困った体だけど、今のところこれで倒れてないから大丈夫じゃないかなって」 はは、と笑う。 自分のことを思いやる性質は持ち合わせてないらしく、あまり困ったようには見えないかもしれない。 昔のことを聞き返されれば、そこまで話せと?と、訝しげな目を向けて。 いつの間にか緩んでいた手を振りほどくこともせず、ただ、眼鏡の奥にある瞳の真意を探った。 声のトーンも落ち着いて、まっすぐに向けられた視線は、きっと、絶対に答えてもらえると思ってるんだろう。 「やるべきことを思い出せって言われてるような夢……かな」 「事件解決のために犠牲にした女の子の夢とか」 「見て見ぬふりをして取り返しの付かない事になった初恋の相手のこととか」 「もう戻ってくることがない昔の幼馴染のこととか」 「そんなところさ」 それでも答えてやるくらいには、あなたのことを近しい同僚としては認めているらしい。 でなければきっと、先程の問い詰めにすら向き合うことはなかっただろうから。 (-198) eve_1224 2023/09/15(Fri) 21:42:57 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「なんだ、俺のマッサージは高いぞ? だが子守唄か腕枕のオプションも付けてやらんこともない」 女の素肌にオイルを塗るのもお手の物、案外尽くすのに慣れているらしい。 「仕事一番かい、変わってなくて良いことだ。 思ったより冗談が通じると気付くのに時間を掛けちまったなあ。 見るからに神経質な男のそれに見えていたんだ許してくれ。 ……苦手なやつとか居たりしないのか。 普段からお気楽な奴とか、何度注意しても悪癖を直さないやつだとか」 入場をすれば慣れはしていないがある程度の案内と人の流れで作法はわかりそうだった。 サングラスを外しこの先は目立つ格好や行為だけは避けると決めた。今更かもしれないが。 (-199) toumi_ 2023/09/15(Fri) 21:46:42 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「いいか、表に出るならこそこそするな。 却って堂々としとけ!その方がよっぽど怪しまれん!」 「言われてない事はするなよ! 何かする時は必ず上に連絡して確認を取れ! 俺でも俺以外でも構わん! 幹部クラスに用があるなら親父に聞け!」 どよめきと混乱はやや治まりつつあり、 とはいえ慌ただしさは残ったまま。 幹部達の会議も終わった頃、構成員は最終確認を行っていた。 「以上だ! 俺は少し出てくる、良い子にしてろよ!」 #アジト (G30) unforg00 2023/09/15(Fri) 21:48:00 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「あら、3か月で飽きるかどうかなんて、 3か月目にならないとわからないわよ♡」 なんて茶化しながらピンクの衣をつけたあなたに キャ〜〜〜〜♡と黄色い声を飛ばして。 貴方に料理の指示を出しながら、 貴方のお話を聞いては相槌を打つ。 「ロマンチックな出会いねぇ。ふふ、女の子は 少し危なっかしいくらいが男心をくすぐるのよね。」 ある程度できたらあとはオーブンで焼くだけ。 そこまでの時間はかからないだろう。 お料理は片付けまでがお料理。 ちゃんと開店までに綺麗にしてよね、と釘を刺し。 「………ねぇ、その子ってマフィアとは関係のない子なの? アタシ、ちょっと心配だわ。 貴方と関わったってだけで、その子が捕まって しまわないか、とか。」 ───件の法案。 それは自分達の身が危険にさらされる、ばかりではない。 ……自分達と関わった者達が、被害に遭うかもしれない。 守りたいものを、傷つけるかもしれない。 貴方はその子をちゃんと守れるのだろうか。 ヴィットーレは、真面目な瞳で貴方を見つめた。 (-200) arenda 2023/09/15(Fri) 21:55:37 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「我らがお嬢はこんな時でもお可愛らしい事で」 嫌味のような言い方で嫌味のような内容の言葉を しかし嫌味ではない音で投げ渡し、 そこでむう、と頬を膨らませる。なんだか諸々悔しいぞ。 折り畳み傘をばさばさやって軒先に水を飛ばして置いて、 屋内に入ったら入ったで今度は白衣をばさばさやって、 こりゃ着回しはやめとこ、と雑に洗濯物として籠に放った。 「……そりゃあなあぁ〜。まあお互い様だろ? で、そんな状態で俺のモーテルの前におまわりさんが一人、 膝抱えて待ってたら心臓止まりそうになると思わねえ〜? 雨ん中で傘も差さないでさあぁ」 なるべく明るい声音で、ふざけるような仕草も見せた。 それからあなたの服があまりに濡れてるようなら、 着替えを貸すから脱いどきなよ、と白衣を放った籠を示す。 そしてシャワーの準備するかあ、とカウンターを越えた。 (-201) shell_memoria 2023/09/15(Fri) 21:57:35 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ「警察はろくでなしが向いてるのかい? 他の上司が聞いたら怒りだしそうなセリフだね」 あるいはイレネオあたりも怒るのではないだろうか。 正義を信じて刑事になった人間も、それなりにはいるのだから。 何にせよ、あなたの事はまだ善良な部類だと思っているのだが、本人は自分のことをろくでなしと思っているようだから、まぁ、何か抱えてることもあるんだろう。 少なくとも、子供の頃に危険な目にあった事は、アリーチェなどからやんわりと聞いたことはある。 勿論、詳しくは聞いてないから知らないのだが。 「こんな事がなければ一生言うつもりなんてなかったんだけど……。 そうだねぇ、まぁ倒れないくらいにはしておくよ。 そこまで行くと愚の骨頂だし……あぁ、誰か寝かしつけてくれれば忘れたりはしないんだろうけどね」 冗談まじりにそんなことを口にして、カバンを手にした。 小言が終わりなら、ここに居る理由はない。 夜勤でもないのに長々と居残るわけにはいかないだろう。 (-202) eve_1224 2023/09/15(Fri) 22:08:32 |
【教】 pasticciona アリーチェ「爺さんの代……?わからないけど、昔はもう少し、 今より警察と仲のいいアルバがあった、んだっけ……」 爺さんが誰を指しているかは曖昧だが、小さく聞こえた言葉には思わず反応してしまう。 確かその頃は勢力図が今よりも大きく変わっていた記憶がある。 「うぅ……そう言うさっぱりしてる所は助かるわ…… ねちっこいのは警察の方だと思うし…… それだけ真面目に仕事してる人も多いんだけど……」 「……でも、ペネロペって随分何て言うかこう、 争い?好きじゃないのね。さっきの手を組む話だって、 上がいいなら構わなさそうに言うんだもの」 マフィアが好戦的な人だらけとまでは思ってはいないが、 こと一触即発まで関係が悪化していた警察相手に そんな穏健な案を否定しない人がいるのは珍しく感じた。 (/10) poru 2023/09/15(Fri) 22:12:51 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「可愛くても大人なんだから、もっと気を付けて接してくれなくちゃね」 くすくすと笑う。楽しそうな姿はやはり、いつも通り…のようにも見える。 今日はあなたを自分の一歩後ろを歩かせるように、先を進んでいく。 「もうちょっと待って」 表情は見せないまま。 海風が頬を撫でる。日差しはまだ強い時間帯だから、静かと感じるほどでもない空気感。 車もほとんど通らないような道を進んで、不意に足を止める。 「今、街が賑やかじゃない?」 「……テオは、どう思ってるの?」 あなたが反社会組織の人間と関わりがあるなんて思わないけど、なんて言うのは茶番だけれど。 だって、目の前の彼女こそが。 (-203) otomizu 2023/09/15(Fri) 22:21:12 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「さ、サプライズどころじゃないわ。一人、同期も検挙されて……パオロ、パオロは、少なくとも逮捕されるような人間では絶対なかったのに、……っ」 焦り捲し立てる構図になっている事、そして貴方の表情も顔色もいつも通りなのにようやく気付けば、恥らうように頬を染めて俯いた後に勧められた椅子に腰かけ、水でこくりと二、三度喉を潤す。 突如振られた昔の話には目をぱちぱちと瞬きをしたあと、懐かし気な表情になってそれに乗り出した。 「えっ、そう、そうね。……ふふ、懐かしいわ。そう、あの時みんなに喜んで貰おうとしたのに全部台無しにして……泣きべそはかいたけど、ヴィットーレがそんなに笑うから、すぐに悲しいじゃなくて楽しくなって……」 昔話を思い出せばその当時の気持ちが強く思い出されて、それに貴方がそんなにも楽し気に笑っていれば、爆発した焦りも徐々に落ち着いていき、目を細めながらコップを揺らして、わざとカランと氷の音を鳴らした。 「……ごめんなさい。もう、大丈夫。ヴィットーレの事は勿論、もし、って思うと子供たちの事も心配になっちゃって、慌てて……」 (-204) poru 2023/09/15(Fri) 22:35:12 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>31 イレネオ 「えっ、と」 厳しさに少し怯え、突如ピンと背筋が伸びる。 言い切られると怒っているのではないかと心配してしまう性分はそう簡単にかえられなくて、この日も言い切りの言葉にいちいち表情をコロコロと変えていく。 「本当……?」 恐る恐る貴方の表情を盗み見て、言葉が嘘じゃないのに気付くと途端にはふ、と息を吐いて脱力する。 「えっ、あ、大きいのがよかっ、た? ……それなら、これかしら」 全部均等に切っているのではなく、あえてお腹の好き具合に合うように大きさは少しばらけて切っていたから、1.4枚分くらいの大きな欠片を上から指さしている。 またその言葉で自分のお菓子に興味を持ってもらえたのが嬉しくて纏っていた怯えの空気が一瞬にして霧散した。何ともわかりやすい女だ。 #警察署 (47) poru 2023/09/15(Fri) 22:43:06 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「それだけ可愛がられているということでは? ……なんて。皆、人に食べ物をあげるのが好きですよね」 よく餌付けされている男が言うのだから間違いない。 そして今、貴方からお裾分けをもらっている事がそのまま言っている状況に当てはまることには気付いていなかった。 「では珈琲をお願いできますか? 牛乳と砂糖は持ってきます」 先輩にやってもらうなんてとんでもない、とあたふたしていたのはいつぞやのこと。 今は勝手に貴方のしてくれた事に対して先回りをするようになった。 もちろん、貴方がブラック派であれば無用なのだが。 (-205) NineN 2023/09/15(Fri) 22:43:58 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「俺の爺さんはノッテとの抗争で死んだ」 テーブルに片肘をついて、ぽつり。 「アルバがあった頃にな。 だからってノッテに恨みがあるわけでもない。 それはそれで、これはこれ。昔は昔で、今は今だ」 ただ、そういう時代であったというだけ。 仮に恨みを向けるのであれば、 そういった流れを生んだものを恨むのが筋というものだろう。 それは今も同じ事。 「争いが好きな奴なんてそう居ないだろ。 そっちは知らんがこっちは百害あって一利なしだ。 身内と自分らの縄張り守る為なら仕方ねえけどな」 「そんでお互い無駄に消耗するよりは、 どんな奴だろうとさっさと手を組んだ方がマシだ。 お上がどうだかは知ったこっちゃねえけどな」 この構成員が特別争いを厭うという印象は間違いではない。 警察に対して好感があるというよりは、 現状維持を望んでいるがゆえの穏健派。 (/11) unforg00 2023/09/15(Fri) 22:51:54 |
【人】 pasticciona アリーチェ「そうかしら。ハードル、低いかな…… でも『一人5枚食べてね!』って言うのは、それが実際助かるとしてもあんまりだと思うの。 多分、業務に支障が出ちゃうし……ううん、今は出た方がいいのかもだけど……」 女は加減と言う物がまた下手であった。 最も、一切れだけでなく二切れ目に手を出してくれた時点で助かる以上に嬉しいと言う感情でめいっぱいで手から零れ落ちそうなくらいだ。 「わ、わかったわ。次こそは、 「今日、苺のクロスタータを焼いてきたんですよ。よかったら食べて下さいね!」 「って言える人間になってみる。この日以上に恐ろしい日なんて、そうないもんね」 幼馴染の言う通り、この日程にやらかしてしまったと言うほど恐るべき間の悪さに出会うことは早々ない。次からは明るく堂々とお菓子が飛び出てくるはずだ。 #警察署 (48) poru 2023/09/15(Fri) 22:53:39 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「アレッサンドロ、さん?」 あ、と貴方を視界に映した時に真っ先に声が零れて、 それから貴方との再会を安堵したように駆け寄ってくる。 「だ、大丈夫でしたか?よかった、無事で…… い、今凄く大変なことになっていて……」 なんて、そんな事は当然とっくに知っているだろう相手た捲し立てそうになっているのに気付き、一度息を呑めば貴方に申し訳なさそうに頭を下げた。 「あの……誰か、お探しでしたか?何か用事があったなら、 代わりに教会に言付けてきますけど……」 #教会 (-206) poru 2023/09/15(Fri) 23:00:11 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「あはー。ごめえん…。」 それに関しては。 責められるとぐうの音も出ないというのが本音である。 己の立場がデリケートなものであるという自覚だって当然あるのだ。 …その上で、それでもここに足が向いてしまった。 不在の理由なんて分かりきっているのに、不安を拭いきれなかった。 「……ミネはあ、あたしが逮捕しに来たって、思ったあ?」 お言葉に甘え着替えを借りることにして、上着をするりと脱いで籠に入れる。 背を追いながら、微かに茶化すように、けれどどこか静かに訊ねる。 (-207) oO832mk 2023/09/15(Fri) 23:05:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* こんばんは、黒眼鏡です。 ヤッター襲撃だ!! 多分バッティングはないのではないかな〜と思います!(まだわかりませんが… 現状こちらもRP案があるわけではないのですが、 逮捕となると無抵抗で捕まることになると思いますので、 イレネオさんがどのようにロールしたいかにもよるな〜〜ッという感じです。 人前(全チャの意味)でやっていただいても構いませんよ!!!! 暴力行為もご自由にどうぞという感じですので、 どうかよろしくおねがいしま〜す!! (-208) gt 2023/09/15(Fri) 23:07:49 |
【神】 門を潜り ダヴィード男は、朝からアジトの片隅で所在なさげに端末と向き合っていた。 いくらニュースサイトを巡回しても、『反社会組織取締法 今日から施行』の文字を見る度にどんよりとしたものが脳を占めていく。 アジトで人の話声に聞き耳を立てていても、いつものような笑い声が聞こえてこない。 怖い。怖い。怖い。 いつぞやに胸を張って宣言した「大人しくお家に篭ってます」を実行すればいいんだ。 もしくは誰かに助けを求められたら出来る限りをするだけだ。 「悪い夢みたいだ」 ぽつりとつぶやいた言葉がアジトの床に落ちた。 #アジト (G31) NineN 2023/09/15(Fri) 23:08:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「なったらでいい、なったらで」 なるのだろう。 押しつけがましい男は、手持無沙汰になったらしい大きな掌をぶらり、と振って。 きょとん、と一度黒眼鏡の下の目を丸くした。 「ふ」 吹きだす。 「そのうちプロポーズの手紙でも貰いそうだな」 わははは、と声が床を打つ。 振っていた手をピースサイン…ではなく、ハサミの形にかえてちょきんちょきんと動かしながら、 「お前なあ、そういうのは大体自分にかえってくるんだぞ」 胸板でどん、と拳を受けると、カニのハサミのままゆるゆると振る。 「ああ」 またなあ、という声は、聞こえなかった。 ただ、あなたを見送る眼だけが、カウンターの奥で揺れていた。 (-209) gt 2023/09/15(Fri) 23:13:03 |
【教】 pasticciona アリーチェ「……そう、そうだったの」 アルバファミリーと言うマフィアがあったのだと自分は知識としてしか知らなかったが、彼女のように血縁者がアルバの物だったなら、少し無神経な言い草をしてしまったかもしれない。少し後悔を秘めつつ。 「……ペネロペは、割り切るのがうまいのね。 私はどうしても地続きに考えてしまって、半端に情が沸いて、その結果どちらにも迷惑をかけてしまいそうだもの。 お爺様も、今のペネロペに近い考え方だったのかしら」 「……ただ……え、っと……ううん、やっぱりなし、で」 争いについての考え方はそれは最もだと何度も頷いて聞いていた。 ただ一つそれを聞いて思い浮かんだことがあるが、それは口に出さない方がいい話題なのも薄々察していて。だからこんな歯切れの悪い中途半端な話題ひっこめになった。 (/12) poru 2023/09/15(Fri) 23:20:43 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「よく言うぜ、金がないのはケツがないのと一緒だ。 火すらつかねえし、筋肉と心がやせちまう」 そういう男は、金を湯水どころかスプリンクラーでばらまくように あちこちに放り込んでいる。 私腹を肥やすことはしないが、散財しすぎるのも不真面目だ。 「分ったらでいいんだよ。 こういうのは耳の数が大事なンだから。 ただでさえバカが多い状況だ。 ルチアーノの奴も、妙な耳打ちをしてきたが……」 珍しく愚痴るように顎を落として、がしがしと髪をかく。 けれどあなたの願いを聞けば、ふうん、と鼻を鳴らしてしばし。 「………。」 「安全……」 「金しか思いつかん」 ろくでもない男だ。 「うちのバカ犬でも行かせたいところだが、直接の部下じゃないからな…」 「金なら出すからなんとかならんか」 (-210) gt 2023/09/15(Fri) 23:20:46 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「ちょうどよかった、<kana signorina>お嬢さん<kana>」 今まさに街を騒がす大騒動の、 プレジャーボートくらいなら沈んでしまいそうな渦中の さらに真っただ中。 そういう立場にいるはずの男は、とんと礼拝堂に続く石段を蹴る。 とん、とん、とんと緩やかに。 大股であなたのほうに近づくと、 黒眼鏡の奥の瞳を細めて、にかり、と笑った。 「ああ、ご心配どーも。 まぁこのとおり、まだお縄を頂戴してはいないんだが」 礼拝堂の方を振り返る。 「そう、ちょうどよかった。 声をかけられそうな人が見当たらなくてね、 言伝を頼みたいんだ」 そうして、肩に担いでいたアタッシュケースをぶらり、と下げた。 「実はね、寄付がしたいんだが。 寄付って使い道が指定できるものだっけか?」 それは寄付ではない。 #教会 (-211) gt 2023/09/15(Fri) 23:27:26 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「俺も心配させるくらいには普段からあちこちに 虫ばら撒いてるからな、そこもお互い様って事で」 器用な事に歩きながらブーツを脱ぎ捨て、 よろめきながらニーソックスも放り、 ぺたぺたと足音を響かせて歩く。 後ろからの静かな声にもその歩み、止まることなく。 「いいや?エーコは俺をよく知ってるからな。 俺を逮捕するとしたらエーコじゃないね。 ……そう願ってる。お前に俺を捕まえさせるなんて、 そんな惨い事あるか?俺が一番嫌がる事だぜ、それ」 にひ、と笑って振り返る。疲れの色が滲む笑顔だ。 そして上衣を脱ぎながら、もごもごと布の向こうで声がする。 「まあ、エーコが警察の上からの命令で 絶対そうしなくちゃ疑われるってんなら、」 ぷは。 「俺はいいよ。捕まってやるさ。 けど、俺のチームがどうするかはわかるだろ? だから、出来ればお前が逮捕には来ないでほしいな」 ぷち、ぷち。ブラを外して、スカートもその場に落とす。 丁度、浴室の扉前に着く頃。一糸纏わぬ姿で、背を向けた。 (-212) shell_memoria 2023/09/15(Fri) 23:31:04 |
【赤】 黒眼鏡『はい。 マフィア撲滅のため、頑張りましょう』 かつん、と。グラスの縁がかちあって、甲高い音をたてる。 ボートは黒い水面を白く泡立て切り裂きながら、灯りの落ちた桟橋へと戻っていった。 「よろしく」 ボートのふちに肘をついた"アリソン"は、最後にあなたたちにメールをそれぞれ一通ずつ。 「ああ、それ。渡し忘れ」 …そういうと、にこりと笑う。 ボートの片づけをするのだろう。グラスを傾けながら、見送った。 (*17) gt 2023/09/15(Fri) 23:37:01 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「構いませんよ、何……」 「を、……… ? 」アタッシュケースの方にまず視線を移して固まり、 続いて述べられた言葉に更に固まる。 文字通り、雷にでも打たれたような衝撃が走った。 「だ、だめですよ!使い方を指定したら賄賂ですよ!」 思わず叫んでしまったが、献金と賄賂と寄付と言う物は紙一重と言われればそうハッキリ答えられないのも事実である。 それはともかくとして、中に何が入ってるのか、想像通りでも想像外でも恐ろしい事になりそうだな、と思いながら声を震わせたまま尋ねる。 「いえ、いえ……指定の内容にも寄るかもなんですが…… 一応お聞きますが、どんな使い道をお望みですか?」 #教会 (-213) poru 2023/09/15(Fri) 23:38:25 |
【秘】 黒眼鏡 → 月桂樹の下で ニコロ非常時用、と書かれた、無機質なテキストの羅列だ。 『摘発された場合…私のことは言っていい。「互い」のことは知らないと言えばいい。』 『私が不在になった場合…お好きにどうぞ。元々私は上司ではなく、出資者にすぎない。』 『この端末が通じなくなった場合…お好きにどうぞ。もし聞きたいことがあるなら、この番号に。』 緊急連絡先らしいものがかいてあるが、今かけても誰もでないし、検索しても出てこない。 『以上』 『幸運を』 (-214) gt 2023/09/15(Fri) 23:39:11 |
【秘】 黒眼鏡 → 無敵の リヴィオ非常時用、と書かれた、無機質なテキストの羅列だ。 『摘発された場合…私のことは言っていい。「互い」のことは知らないと言えばいい。』 『私が不在になった場合…お好きにどうぞ。元々私は上司ではなく、出資者にすぎない。』 『この端末が通じなくなった場合…お好きにどうぞ。もし聞きたいことがあるなら、この番号に。』 緊急連絡先らしいものがかいてあるが、今かけても誰もでないし、検索しても出てこない。 『以上』 『幸運を』 (-215) gt 2023/09/15(Fri) 23:39:25 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「まぁーまぁーそう言わずさあ」 「……」 「あんまり大きい声じゃあ言えないから、ちょっとこっち来てくれる? ちょーっとだけ、すぐ終わるから。 そう、そこの物陰辺りにさ。 プライバシーってのがあるじゃん、俺みたいな男にもさ、一応さ」 にやーー…っと笑ってなにやらまくしたてながら、 礼拝堂の脇の茂みを指さす。 黒眼鏡、柄シャツ、アタッシュケースと、怪しさが青天井の違法建築だ。 なんてうさん臭さだろう……。 #教会 (-216) gt 2023/09/15(Fri) 23:42:34 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「そんなん俺が金を取る側じゃないんですか? 腕を疑うわけじゃないが、勿論憚りだってあります」 要らん事知った。子守唄歌えるほど繊細な奴だったとは。 「天地でもひっくり返らなきゃ早々変わりませんよ。 人がやりたがらないことをやってやる、価値の証明をする、 その軸があるだけで、結構柔軟……というのは言われなければわからないか」 「別に……苛立ちますが苦手とは思いません。 そもそも向こう側から苦手にされているでしょうしね。 強いて言うんだったら、お気楽以上に好き好んで仲良くしてくる奴のほうが苦手ですけど?」 わざと突き放す言葉を択んでいるだけで、 実際苦手なものは極端に少ないようだった。 嫌な顔をしたり、嫌味を言ったりしていても結局懐に入れてしまう。 「……飲み込みが早いですね。いいことです」 周りから作法を吸収する様子を横目で見つつ。 何度か出入りしている故にこっちは割と馴染んでいる。 (-217) backador 2023/09/15(Fri) 23:46:59 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「え、えぇ……」 「大きい声じゃ言えないならやっぱり賄賂じゃ……」 「…………」 「プライバシーが必要なお願いもやっぱり賄賂じゃ……」 「……うぅん、……」 さすがのノッテの周辺を嗅ぎまわろうとして失敗したあげく貴方に何度も助け出された筋金入りの女でも、「これは怪しいのではないか?」という感覚は辛うじて残っているらしい。 さて、どうしよう。とは言え、とは言えだ。 貴方の外見の胡散臭さは今に始まった事ではないし、もしかするとまともな寄付だった場合は教会に取って大変助かるのも事実。 そもそもこの女は貴方の意図がどうであれ、貴方に恩義を大層感じている。 万が一の最悪が発生するとしても、この役目を他の教会の人間に押し付ける訳にもいかない。と、くれば。 「……わかりました。ついていけばいいですか?」 こんな状況下でも、女の答えはYESだ。 #教会 (-218) poru 2023/09/15(Fri) 23:58:35 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「そうそう、ついてくるだけでいいから」 このままホテル来いって言ってついてきそうだなあ。 とかいうと怒られそうなことを口にしない程度には配慮があった。 アタッシュケースを再び肩に担いで、 コッチコッチー、と手招きしながらぐるりと角を曲がり茂みの中へ。 がさがさ、と木立を腕でかきわけて、木漏れ日がまだらに落ちる 木々と壁の隙間にあなたを引き込むと、 「ん」 笑顔でアタッシュケースを差し出した。 ……重そうだ。 #教会 (-219) gt 2023/09/16(Sat) 0:05:09 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノまっすぐな男だ。 貴方には、良いものに見えたかもしれない。悪いものに見えるかもしれない。 無遠慮で、不躾で、無謀で、無鉄砲な男だった。 「今日まではよくても明日まではわからないでしょう。」 「マフィアの薬だ。それに、酒も。悪い、身体に。」 ここにも滲む、マフィアへの嫌悪感。貴方への心配は純然たるものだろうが、そこに交わって増幅する。 手に力はなくとも、立ちはだかるような位置関係は変わらないのだろう。今は詰め寄る激しさもなくなったから、内緒話でもしているように見えるかもしれない。 その距離。 囁くような距離の近さで。 男は、変な顔をした。 おそらくこれも、貴方に見せたことがない顔。鳩が豆鉄砲を喰らうような、良かれと思ってしたことで叱られた子どものような。片眉を上げ、片眉を下げ、口をへの字に曲げた、妙な顔だ。 「……」 視線が右に、左に行った。 逡巡するような、考えあぐねるような仕草は、珍しい気遣いからだった。 「先輩には」 「いい想い出が、たくさんあるんですね。」 考えて言ったのはそんなこと。見当違いだっただろうか。 (-220) rik_kr 2023/09/16(Sat) 0:08:54 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「さあな。割り切るのが上手いかは知らん。 爺さんがどうだったかもな。 俺はどっちが身内の為になるか損得勘定してるだけだ」 結局のところ、天秤の片方には絶対的に重いものが乗っている。 だから情が沸いたところでそれが揺らぐ事は無い。 それは身内を罵倒するようなものでもない限り、 他者の物言いに対しても同じ事。 「言い掛けてやっぱやめた、は悪手だな。 余計気になるのが人のさがってもんだ」 中途半端に引っ込められた話題にはそう返して。 とはいえ問い詰めるような声色ではない。 あなたが言わない事を選んでも追及されるような事はないだろう。 (/13) unforg00 2023/09/16(Sat) 0:09:38 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「こう、もう少し言い方がある気がするんですが…… わ、私以外だったらビンタされているかもしれません」 最も、もし貴方が口にしていてたとしても、怒るどころか本当についていく愚かさを秘めていたが、辛うじてそれが明るみになる事はなかった。 「……その。わ、わたしでも持てる重量、ですか……?」 ……重そうだ。 いくら警察官として鍛えているとはいえ、見かけが想像以上に重そうだったため思わず弱音を吐いてしまった。 だがここで引くわけにもいかないので、差し出されたケースを、とりあえずは受け取ろうとする。 「寄付の使い道は希望があるんでしたっけ」 #教会 (-221) poru 2023/09/16(Sat) 0:15:45 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 全チャでやってもいいのかな……!? 役職をおおまかにばらすことになるので厳しいのかも……? 見落としだったらすみません、あとで運営様に確認しておきますね。無理そうだったらアクションで盛大ににおわせたりしましょう。 当PCは無鉄砲なところがありますので、わりとお店に単身で突撃しそうです。ポップコーン殺人事件様的にも問題ないのなら、堂々乗り込み、無抵抗な貴方を車でお連れする形でどうでしょうか? またPLは大変暴を働きたいのですが、教会等でお話させていただいた感じ、黒眼鏡さんは暴力に動じないタイプに見え……PCの姿勢としては消極的です。ですがもしポップコーン殺人事件様がお好みならやり方を考えようかなあと思います。 逮捕後の尋問とか二人きりだし…… PLは暴を働きたいので…… 好んでいるわけではない、このままを保ちたいということであれば飄々とした態度に歯噛みしつつひとまず逮捕に至るでしょう。 (-222) rik_kr 2023/09/16(Sat) 0:23:19 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ「ははは。勿論善い人≠煬いてると思いますよ。 ただ俺が警察を志した理由は、漠然とやれそうだったからで。 いつだって誰か真面目な人に聞かれたら怒られるものです」 暗に自分は善い人≠ナはないという。それだけは譲らない。 真面目で誠実だという側面は強ち間違いじゃないんだろうが、自覚がない部分も含めたとして自分の事を一番よく知ってるのは自分に他ならないのだから。 「色々と……思い通りにはいかないものです。 何せ一つの命には一人以上の人生が引っ掛かってることが多々ありますから」 「はあ。そんなことを言えてしまうのすら愚かだという自覚を持ってください。子守唄でも聞きたいですか?」 こちらも冗談半分。子守唄なんか歌えない。 「長々と引き留めてすみませんでしたね。 何かの予定に食い込んだとて責任は持てませんが」 (-223) backador 2023/09/16(Sat) 0:23:22 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「そうもいかない」 「この施設はあくまで更生施設だ。 薬物の心配がなくなればまた…………」 追い出されてしまう。 あの時、養育院から出て入院して、ここに移されたように。 「僕の押し売り相手は彼女だ。キミもだけど」 言葉端に重みを感じて、目を伏せた。 今、あなた以上の大切な人なんていないだろう。 そういう事を考えること自体、拒否して生きてきたようなものだ。 ラーラの事にしたって、とっくの昔にそんな気持ちは消え去っていて、いまあるのは償いと、欺瞞だけ。 「眼の前にいたって……いつも、掴めないものばかりだ」 ラーラが事故に遭った時も。 あなたが居なくなってしまった時も。 ―――――結局僕はいつも、独りで残される。 (_12) eve_1224 2023/09/16(Sat) 0:25:03 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「こう見えて紳士でね。 言って大丈夫そうな女性にしか言わないよ」 紳士はそもそもそういうことを言わない。 軽薄な笑みに頬を歪めながら、 「大丈夫大丈夫」と根拠なく言ってケースを渡す。 「手離すよ」 石でも詰まっているんだろうかという、 ずしり、とした重み。 とはいえ、ケース自体はそこまで大きくはない。 …両手で抱えられないことはないだろう。 「そう。そこにさ」 くい、と後ろを指さす。 茂みの向こうには簡素な柵があり、その向こうには共同墓地が広がっている。 葬儀もなく、きちんとした墓地に運ばれるでもない 縁無き人をただ静かに埋葬する、そのための場所。 「知り合いがいるんだ。 彼女のために使ってほしい」 ――黒眼鏡の奥の瞳が真っ直ぐに、あなたの目を覗き込んで。 気が付けば、その顔からは笑顔も軽薄な態度も、 嘘も虚飾も、なにもかも。 何もかもが、剥がれ落ちていた。 (-224) gt 2023/09/16(Sat) 0:28:05 |
【教】 pasticciona アリーチェ「……身内の事が大好きなのね。 その為に身を切れる人こそ本当の身内想いなんでしょうね」 自分は、どうだろう。 「身内のように親しい子もいれば大切な同僚もいるけれど。 守る為に、恩人に銃口を向けられる自信はない、なぁ」 ひっこめた話題については暫く悩んでいたが、「ごめんなさい」と告げてそれ以上それについての発言はなかった。 自分の小心者の度合いにまた少し心が磨り減る。 (/14) poru 2023/09/16(Sat) 0:28:31 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ―――眼前にあなたの顔しか映らなくなって、数秒。 お互い無言の時間が流れた。 沈黙の後紡がれた、”いい思い出”……だなんて、不器用な気遣いにもほどがある。 「くっ……はは、キミ。こんな事も出来るんだ」 「キスでもされるのかと思ったよ」 いつも生真面目すぎるほど職務に忠実な男が見せた変顔は破壊力がある。 スマホで撮っておいて良い? なんて思ったけれど、流石に怒られそうだからやめた。 だからといってこんな事をいうのもどうかとは、思うけど。 本当は全部、後悔を重ねた想い出だ。 笑いで元気づけられるなんて、思ってもなかったけれど。 「そうだね、マフィアの薬だし諸刃の剣かもしれない。 でもまぁ……そうなったら、キミがアイツを逮捕する大義名分になるだろう?」 そういう意味では、今日あなたに打ち明けたことは案外悪いことではなかったのかもしれない。 (-225) eve_1224 2023/09/16(Sat) 0:42:05 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ仕事柄、多少なりは警戒をしている。 風情を僅かに感じながらも、気を張って、 決して法の番人であることを怠らないように。 「腹立たしくは思いますが、 自分ひとり逆らったって何も変わりません。 幸い……動きたがりがいくらでもいるから、 俺のところにまで仕事が回ってくるようなことはなさそうですが」 元より警察やマフィアだのの肩書に拘りはなかったのだ。 仕事はしてやるが、道理がなっていないとも思っている。 「別に。俺は俺のやりたいようにやるまでですから。 捕まるんだったらそれまででしょうよ」 (-226) backador 2023/09/16(Sat) 0:45:04 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「…うん、そっかあ。」 やわらかな声。 「せいかあい。…捕まえないよお。」 「ぜったい。あたしも、ミネを檻の中に入れた人になりたく、ないしい」 それはもちろん、あなたのことやそのチームのことをよく知っているというのもあるけれど。 …けれどの先も、女は告げやしないけれど。 「…でも」 「………」 「……ううん」 ふるりと、言いかけた言葉を止めて。 「とりあえず、行ってらっしゃあい」 微笑み顔で、背なを見送る。 (-227) oO832mk 2023/09/16(Sat) 0:45:32 |
【人】 法の下に イレネオ>>44 テオドロ >>47 アリーチェ ぴんと伸びた背筋の一人と、冴えない雰囲気の大柄の一人。 知らぬ人が見れば年齢の多寡は逆に見るかもしれない。実際は男は今この中で一番年下で、その癖一番図々しい。 そして、身内に対しては素直でもあった。大きめのひとつを指さされればそれを素直に手に取ったろう。華奢な女性の手の下では大きく見えたのに、一回りも二回りも大きい自分の手の中では小さく見えるらしく、何度か容れ物の中に残ったものと見比べている。 「そうですね。」 「正直者が得をする世の中になってほしいものです。」 それは善良な一般市民に向けた言葉なのだが、この状況では「 素直にたくさん食べたいと言っている自分に大きいものを譲れ 」と言っているように聞こえたかもしれない。そう受け取られれば心外だという顔をするだろうけれど。「食べ切れそうですか。」 聞きつつ、ようやく大口を開けて自分もかぶりついた。 #警察署 (49) rik_kr 2023/09/16(Sat) 0:50:40 |
イレネオは、アリーチェに、「美味いですね、これ。」 (a9) rik_kr 2023/09/16(Sat) 0:51:05 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ふうん」 悩んだ末、告げられなかった答えにはそれだけを返して。 やはり追及するような事はなかった。 「そりゃそうだろ。ガキの頃から面識がある奴も居れば、 世話になってた人もわんさと居る。 他の奴がどうかは知らねえが、俺は俺の居場所を守るだけだ」 「たとえ恩があったって、 相手に話し合いのテーブルに着く気すら無いとしたら 俺は相応の態度でもって応じるだけだ」 (/15) unforg00 2023/09/16(Sat) 0:55:06 |
テオドロは、そりゃあね。自分のことのような相槌。なので勿論食える。 (a10) backador 2023/09/16(Sat) 0:56:32 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方からの答えを受け取って、ほんとうは。 伝えられた言葉の内にある違和感を少し、感じ取っていた。 「そっか……げんき」 それでも見えていない振りをしたのは、敢えてその答えを選んだ理由があると思えたから。 そしてその理由が悪戯にではなく、こちらを慮ってのものだと信じられたから。 「──なら、よかった、です!」 だからはっきりとした真実が何であったとして、今浮かべるのはこの笑みで合っているはずだ。 無理して笑ったわけでもない、気遣ってもらえたことは確かにうれしいのだから。 「へへ。 養育院に居た頃の子と、今になって関わったりとか話を聞いたりとかあんまりないんですよね。 ラーラの話、エルせんぱいから聞けてよかった。 また今度彼女に会ったとき、オレが心配してたよって伝えてもらっても良いですか?」 ……それでも人の心は勝手なもので。 友人だと言い切れない現実があることに、胸はじくりとしたままだったけれど。 でもじゃあ何ができるかって考えたら、そう思い付かなかった。ちょっと悔しいのも勝手な感情だ。 (-228) mspn 2023/09/16(Sat) 1:06:16 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ「嫌ですか。」 間髪入れずに返した言葉に理由はない。 あるとすれば、貴方が冗談めかしたから。普段は言わないようなことがうっかり零れただけ。 答えが聞きたいわけでもないから貴方は雑に誤魔化せばいいし、男が身を引く方が早かったかもしれない。 「そうですね。」 齎されるのは肯定が先。 勿論、それはなるだろう。少なくとも一般市民を、正義の徒を害したという理由で。 「ですが。」 「そのために貴方を犠牲にしたくはないですよ。」 「自分なら傷ついてもいいと、思っていますか。」 否定が続く。 やや距離の出来た金。 レンズを隔てた様は窓のよう。向こうから、貴方を見つめている。 (-229) rik_kr 2023/09/16(Sat) 1:12:08 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>46 ニコロ 「テオせんぱいとニコロせんぱいのはっきりは、また種類が違うっていうか〜……」 なんていうか、こう。 片手をふわふわとさせたが適切な言葉は思いつかなかったらしい。 ので有耶無耶になっておしまいになる。 うーんと唸りながらもクロスタータをまた一口運ぶ最中、問いがこちらへと返れば咀嚼している間は黙っていて。 飲み込んだあとももう少しだけ、じきにようやく。 「……マフィアの知り合いは、いるのかわからないです。 もしかしたらいるのかもしれないけれど」 けれどそうふわりとしたものだから、理由にはならない。 「だから、好きじゃないが近いのかも。 それにそんな権利が、自分にあるのかとも思うから」 「……せんぱいも。 いやなときは抗ったりしたこと、ありますか?」 (50) mspn 2023/09/16(Sat) 1:13:34 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「本当ですか?それなら安心…… あれ?言って大丈夫そうだと思われて……?」 「わっ」 ここは喜ぶべきなのか、怒るべきなのか。 悩んでいる間に渡されたケースから突如伝う重みに思わず落としてしまいそうになったから、慌てて両手でそれを抱き留めた。 「こちらで眠られているんですね」 共同墓地に一度視線をやり、次に貴方に視線を戻す。 先程までの様子と何もかも違う貴方の姿に僅かに動揺の姿を隠せないでいたが、両手で抱えていたケースを一度足元に降ろし、こくりと頷き両手を組んで、祈る。 「……わかりました。 こちらの寄付は、この墓地の為に使わせて頂きます」 「主の御慰めと励ましが注がれますよう、お祈りいたします」 ぱちりと瞬きをして、オパールグリーンの目が真っすぐにあなたの目を見つめ返す様子は、普段の気弱さはとくと鳴りを潜め、凛とした力強さを含んでいる。 「……死は一時的な別離であるとはいえ寂しいものですね」 (-230) poru 2023/09/16(Sat) 1:13:36 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「お、意外〜。『一緒に入る』なんて言い出すかと思ったぜ」 けらけら笑って、すぐ出るわー、なんて告げて扉を閉じて。 ノズルを捻り水音を出す。ざあざあと外の雨より激しい音の中、 「――――――」 何事か呟いて、大雑把に身体を流した。 「……?あっ眼鏡外し忘れてた」 妙な視界に気付くのは、バスタオルを手にしてからだった。 大雑把に水気を拭いて本当に数分程度で出てくる。 「お待たせ。エーコも入るだろ? 風邪引いたって俺は看病に行けないんだぜ〜?」 へらへら笑いながら、下着もつけずに ぶかぶかのシャツと新しい白衣を身にまとう。 今日はもう仕事場に戻らないで自室内に留まるのだろう。 シャワー使わないにしろ着替えはその辺の使ってくれ、と 示す棚には多少、あなたの趣味に合わせた服が入っている。 (-231) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 1:15:35 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ「……そーだなあ。 リヴィオよりも優れてるってんならエキスパートだなあ」 本人にとっては仕方なく、ありがたくエキスパートの称号を貰った。 「ラッキーなのは何よりだ、人に会う用があるんでね。 少しばかり良いことが起こって欲しいと思っていた。 まあお前はアンラッキーだったかもしれんが、俺が代わりにツキをわけてやろう」 痛みなぞ早く忘れてしまった方が幸せだ。 悲しみが広がってしまわぬように迷路のような路地裏を迷わず案内するだろう。 然程時間をかけずにひっそりとしたスープ屋にたどり着けば、良い香りがそこにはたちこめている。 しかし客足はほぼない、決して怪しい店などではないのだがまともな土地で商売ができていない弊害がここにある。 「やあ、麗しのお嬢さん。 今日も貴方の味が恋しくてやってきたよ、それと今日は心と手に傷を負った男が居てね。 どうかその手腕で癒やしてくれはしないだろうか」 路地裏に明るい声が響く、マダムはどうやら面食いのようだ。 #路地裏 (51) toumi_ 2023/09/16(Sat) 1:16:43 |
【独】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「なーにが"でも"だよ、何言ってもいいのに。 ……でもエーコ俺が聞かないと言ってくれないよなあぁ〜」 シャワーの最中、全幅の信頼を寄せる親友に。 「一回だけ聞いてみようかな……。 それで何も言ってくれなかったら、その時はその時だ。 何言われてもエーコの言う事なら信じるしやるが…… エーコが悲しまないように、したいよなあぁ〜……」 変わらぬ信を貫くと決めて、浴室を後にした。 (-232) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 1:20:24 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* こんこん、こんばんは。打診の連投失礼します。 運営様に聞いたところ、逮捕ロールは表でやってもいいということでした。が、流れを投げたらあちらで地の文をこさえて村建て発言にしてもらえるということも教えていただきました。 そっちも捨てがたいな……と思います。どうでしょうか……? (-233) rik_kr 2023/09/16(Sat) 1:22:56 |
【人】 pasticciona アリーチェ>>49 >>a9 イレネオ 「あ、よかった……皆のお陰で私が持ち帰っても 何とか食べられる量になった気が……え、あ」 「ありがとう……」 素直にお菓子の出来を後輩に褒められれば頬に朱が差し、 両手を合わせてはにかみながら穏やかな笑顔を零した。 「でもテオドロのを奪ってしまうのはまずい、かも…… あと数切れ足りなかったら渡しますので、ね?」 そして心外と思われる方の取り方をする。 心外だと言う顔をされたかもしれない。 しかし、すれ違っていた女は本当に真剣に入れ替えが発生するのを心配していたのであった。 先程の朝礼でのヒリついた空気を一時的に忘れ、 このひと時だけは穏やかに過ごすことができただろう。 #警察署 (52) poru 2023/09/16(Sat) 1:28:22 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェおどけた様子など、吹いて散らしたかみくずのようにどこかへと飛んで行ってしまった。 木々の間をすり抜ける軟風が、ざわざわと枝葉を擦らせる。 そのざわめきがほんの少し、男の口元を緩ませる。 ――肺の奥、一呼吸ぶんの息すら吐き出すように、それはか細く。 それは、死の間際の灯か、あるいは引き絞る喘鳴にもどこか似ていた。 「ああ、頼む」 かちゃ、と音がする。 北欧系のルーツを持つであろう、夜の海のような黒目が覗く。 「死といったって、いろいろあるさ。 そして俺は悪党だから、死後の世界でなにがあっても、生前の苦しみは拭われたりはしないと思っている。 だから、死にざまには、等級があると思っている」 あなたの瞳からついと目を逸らすと、男は墓地の方に視線をやった。 決してそれ以上近づくことはなく、まるで見えない壁があるかのよう。 ならばその双眸は遠くを、壁の向こうへと向けられているのだろう。 「彼女は多くの家族係累、友人たちに囲まれて死ぬべきだった。 それを奪った俺に、寂しいは上等すぎるだろう。 別離で苦しむのは、その資格があるものだけだ」 男はきっと、その言葉に滲む寂寥を認めない。 (1/2) (-234) gt 2023/09/16(Sat) 1:30:00 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「いいのお。…行ってらっしゃあい」 再度、念押すように言って今度こそ見送る。 浴室の扉が閉まる音がした直後、その顔から笑顔は消え失せていた。 次に扉が開いたときには、元の変わらぬ姿でそこにいる。 借りまあすなんて言いながら脱衣して、こちらはきちんと眼鏡を外すと入れ替わるように浴室へ。 ただでさえぼやけた視界が湯気で曇り、霧の中にいるようだった。 「ただいまあ。」 雑に拭いた身体で女が浴室から出てきた女は、眼鏡を外したままあなたと同じように1枚だけシャツを着る。下着はない。 …徐にその手が伸びてあなたの服の袖をきゅ、と掴んだ。 それだけで、続く言葉も特にない。 (-235) oO832mk 2023/09/16(Sat) 1:32:11 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「……女史。 この生業を、拙の郷では『とぐり』と呼ぶが。 実は警察側にもとぐりの使い手がおる」 混乱と猜疑が乱れる中。 唐突に、貴方の元を訪れて、そんなことを言う。 暇話だ、時間や余裕がなければ捨て置いてよい、と付け加える。 別の用事で忙しければ、触れずに別れてもいい。 それほど重要な情報は持ち合わせていない。 (-236) reji2323 2023/09/16(Sat) 1:32:33 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ見回りを終えた後の署内。 退勤する時間まではもう少しといった頃、廊下でふと貴方の姿を見掛ける。 「! ヴィトーさん……!」 こんな状況だ。 貴方の立ち位置を思えば忙しいだろうことは理解していて、それでもつい駆け寄っていってしまった。 お疲れ様です、と続けて告げる声は勢いの行動を自覚してかちいさく。 少しだけは話せるだろうかと窺うように、己よりずっと高い位置にある瞳を見上げた。 (-237) mspn 2023/09/16(Sat) 1:33:23 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「俺が彼女にできるのはせいぜい、 好き勝手に弔いの鐘を鳴らすことだけだもの」 かちゃり、と。 胸ポケットに差し込んだ黒眼鏡が、音を立てて揺れた。 「ありがとな、アリーチェ・チェステ。 俺からじゃ、受け取ってはもらえねえだろうから」 (2/2) (-238) gt 2023/09/16(Sat) 1:33:45 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ>>G32 「ちゃんとできてる、えらいぞ。 それと……読み書きが不安ならやっぱり何処か通ってもいいからな」 フィオレへの確認をしてくる仕草に一声かけておく。 何かを学ぶ時間を取ればその分こちら側の仕事は減るに違いない。 しかしそれぐらいの融通は上に掛け合えば簡単に利かせられる。 それに、自分がいつまでもついて居られるわけでもないのだしと。 「今回ので少しは課題は見えたし、少しは環境を整えんといけんかもな……。 そろそろいいかあ、俺も行かにゃならん場所がある。 食事会の準備には間に合わんが持ち帰りができる店の予約はしておいてやるから、ラウル達にでも頼んで取ってこさせてくれ」 そんなことをぼやきながら貴方を膝から下ろして眉を下げる。 深い話はまた今度になるのだろう、また夜に戻ることを伝え名残惜しげに別れるのだった。 #アジト (G34) toumi_ 2023/09/16(Sat) 1:43:08 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Chiavica テオドロ「はは、特に予定なんて入れてないから平気さ」 どこかの店にいって飲むだけだし、……とは言わず。 この男、夜は食べずに酒だけ入れてるようだが、言えば小言が再開するのがわかっているからそれを口にすることはない。 過去にもなかったし、これからもきっとない。 何らかの事情でバレでもしない限りは。 「何が悲しくて同期に子守唄歌ってもらいながら寝なくちゃならない……ってね。 自分で言っててなんだけど、確かに愚かだ」 「じゃあ、僕はそろそろ帰るよ」 軽く手を上げて、帰路へ。 配属された時からアリーチェとセットで変な二人だと思ってはいたけれど。 案外自分のことは自分が一番よくわかっていないのかもしれないなと、何故だかそんな事を考えてしまうのだった。 (-239) eve_1224 2023/09/16(Sat) 1:43:23 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ浴室が使われている間、鼻歌を歌う。 口遊む音は子守歌。 「ん、おかえり〜」 その姿を見て、おや、と首を傾げる。 続く動きにもまた、おやおやと今度は口に出した。 「……とりあえず、俺の部屋行こうぜ。 廊下で、この格好で、じゃまた冷えちゃうから」 服の袖を掴む、その手に手を添える。 あなたの意図が何にせよ、この後どうなるにせよ。 拒否されないなら、手を引いていく。 熱が足りないならば、腕を抱く。 部屋まで行けたなら、ベッドに腰かけて。 ぎ、とスプリングの音と共に、珍しく静かになるだろう。 (-240) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 1:46:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* 割とロールでやってもよい感じだったはずです! あっ確認ありがとうございます! 単身できていただいても大丈夫です。 暴についても振るっていただいて構いません。黒眼鏡は暴力にケツの毛まで浸かった人種なので振るうことにためらいはありませんが、勿論人間なので暴力は通じます。それでも抵抗はしませんので、思い切りやっていただいて構いません! もうちょっとやりたいことはあるので死亡だけはちょっとお待ちいただけるととっても助かりますが、いわゆる不可逆の欠損でしたらご自由にどうぞという感じですわ!!!!!!!(暴を奮いたい衝動的にどのくらいがアリなのかわからないけど大体大丈夫ですお嬢様) ただ全チャでやる場合、Gの域に踏み込むのはあんまりよくない説があります。 全では逮捕+ロールにとどめて、暴でやりたいことがあれば秘話で…とかがよいかなという感じです! 地の分でも全然大丈夫ですし、よきようにしていただけたら幸いです。 イレネオさんの能力行使なのでやりたいようにやってほしい!(欲望と希望) …といいつつ、黒眼鏡=アレッサンドロは物理的にも精神的にも普通にダメージが通りますが、それで大きく態度を変えるようなこともない奴です。 (いわゆる死を受容するような段階に入っているので、 それが自身に向くものでしたら欠損・喪失が価値観の変動に繋がりにくくなっています) そういう意味でいうとあまり暴に対する美味しいリアクションができないかもしれません。 そこだけは申し訳なく……… とりあえず以上なかんじです、なにとぞよろしくおねがいいたします!!!!!! こちらからもひとつお伝えしたいことがあるんですけどそれは…ちょっと…運営ちゃんに確認してからにします!!!(全然なにか悪いことではなく役職上の…あれそれでちょっと…) (-241) gt 2023/09/16(Sat) 1:52:09 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ「おん?とぐり?」 あなたが訪ねた頃……というよりは、 訪ねられるくらいにファミリーの状況が収まった頃。 正確に言えば収まってはいないのだが、 ペネロペが吼えたおかげで多少落ち着いた頃。 尤も、混乱と猜疑はまるで消えていない中ではあるが。 聞きなれない言葉に、ぐったりと机に垂れていた女は 頭を揺らしながら聞き直した。 「……警察ぅ?意外な所から意外な情報だな、ネロくん。 今の俺に中々なブローを入れてくるじゃあないか。 ……まあいいや、頭の休憩にその暇話とやら、 ちょっと聞いてみるとしよう。続きをどうぞ?」 (-242) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 1:52:26 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「嫌……うん?」 冗談のつもりだったから、まさかそう返されるとは思わなかった。 思わず言葉を詰まらせて、身を引いていくあなたの顔を再度見上げた。 「え、いや……では、 ないかな……? 」疑問形だ。 実際、よくわからない。 そういった感情は10年前に何処かに捨てたまま、大事なものなど作らないようにしていたから。 実際は、ここに配属されて大事なものは増えたはずなのに、頑なな心はそれを認めようとはしていない。 そして続く矢継ぎ早の否定の言葉も、声量よりずっと強く感じるのは何故だろうかと疑問が浮かんで。 理由などわからないけれど、あぁ、図星を言われてしまったと、事実のみが重くのしかかる。 「……それでやりたいことが成されるのなら、ね」 少しだけ伏せられた花浅葱の色は、揺らめいた。 手段を問わないのは、自分の身の危険すら――顧みないということでもあったのだ。 (-243) eve_1224 2023/09/16(Sat) 1:59:51 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラいつもとは違うルートでのメッセージ。 ポストに突っ込まれたダイレクトメールの中に、 見慣れた様式の暗号文。 『荷物を預かってほしい。 時間のある時に、西港のB3番倉庫』 それだけだ。 そこは黒眼鏡の息のかかった倉庫であり、 君は管理用のパスワードを知っている。 人目に触れず侵入することはたやすいだろう。 (-244) gt 2023/09/16(Sat) 2:01:07 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードメールが届いている。 『荷物を預かってほしい。 時間のある時にうちのガレージに来い。 誰にも見られず誰にも言うな』 怪しい…。 (-245) gt 2023/09/16(Sat) 2:01:57 |
エルヴィーノは、美味しいんだけど1枚で限界だよ僕は…… (a11) eve_1224 2023/09/16(Sat) 2:04:41 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「勿論、伝えておくよ。 近々会う予定を入れようと思ってたからね」 あなたの様子に満足して、うん、と大きく頷く。 勘のいい青年だから、言葉端に含まれた嘘に気づきながら知らないふりをしてくれてるんだろう。 だったら、その厚意には甘える以外の選択肢はない。 「……っと、話し込んでしまったね。 折角の非番なのに時間が勿体ないんじゃないかい?」 キミくらい、元気に人らしく生きられるようになってくれたらいいんだけど。 ままならない現実に思いを馳せて、心の中だけでそっとため息をつくのだった。 (-246) eve_1224 2023/09/16(Sat) 2:17:57 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「ダヴィード」 この男がアジトを出る前、 とあるアソシエーテからファミリー全体へ連絡が届いた後。 そのころにもあなたはまだ、 どこかアジトの中で所在なさげにしていただろうか。 そうであれば、「買い物に行くぞ」と荷物持ちにされるだろう。 そうでなければ、或いは断ったなら。 この男は一人で買い物へと向かうだけだ。 断らなかったなら、「奢ってやる」と手間賃も付いて。 この男が買うのは酒と甘いものだけ。 あなたの買いたいもの、食事会に持ち込みたいものがあれば、 それはあなたが選んでいい。 (-247) unforg00 2023/09/16(Sat) 2:21:30 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ視界は不良。 おやおや、の声にまた脱力した笑みが返る。 えへへと漏らす声にも照れや躊躇いはない。いつも通り。 提案にはまた間延びした返事を返し、大人しく手を引かれている。 まるで迷子の子どものようだ。 …いや、どちらかというと迷子から連れ帰られる子どもだろうか。 部屋へとたどり着き、あなたがベッドに腰かけると、そんな女の手がまたするりと伸びた。 肌の表面を掠める程度に頬に触れる。そのまま通り過ぎて、濡れたライムグリーンの髪を退かせた。 珍しくて鮮やかなこの髪の色が、あなたの瞳と同じこの色が、女は本当に好きだった。 「……ねえ、ミネ」 どこか静けさを纏った声が、空気を揺らす。 「……暫く、もう、…会えなくなる…?」 ――現実を見れば。 それが当然であると、女だってわかっている。 (-248) oO832mk 2023/09/16(Sat) 2:31:38 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノいや、では、ない。かな。 歯切れの悪い返答に、男はふ、と破顔した。 これだって、あまりしない顔だ。 気難しそうな顔立ちのわりに、案外表情が変わる男だった。 誰かの冗談ににやつくような顔をすることがある。会釈の際に口角を上げて見せることもある。この国の男らしく身内に甘い、裏表というほどではないにしろ対応の差は明確で。 それでも、こんな風に眉を下げて笑うことは少ない。 そのまま、意識の外にあるように貴方の頭へと手が伸ばされ。 はたと気づいたように、触れる前に降ろされる。 そうしてまた、いつもの仏頂面に戻るのだろう。 「そんな手を取らずとも」 揺れる、水面を見るように。 波紋の先を追うように、これはゆっくりと瞬きをした。 「貴方が危険に晒されずとも。」 「俺たちは、正しいんですよ。」 「身を粉にせずとも」 「手は届きます。」 一言。一言。一言。 こんなことを言うこの男だって、どちらかと言えば危険に飛び込むたちではあるのだ。 だから貴方はそこを衝くことはできる。最も、それで怯む保証はないのだけれど。 「成した先に」 「自分がいなくていいんですか。」 (-249) rik_kr 2023/09/16(Sat) 2:43:20 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡――それから、暫く。 メッセージを受け取った女が姿を見せたのは、夜が深け始める頃だった。 はやる気持ちがないでもない。 だが、慌てた母猫は目の見えない仔猫を産むものだ。 女の影が倉庫の中で、きょろりと辺りを見回している。 (-250) oO832mk 2023/09/16(Sat) 2:52:48 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* 死亡までは大丈夫です! 大丈夫です! そんなに勝手に命を奪ったりは! しません!! 命の安全はむしろ保障されてる村ですしね……! そして喜びました。不可逆の欠損、今のところ予定はないのですがひとまず許されるということで……ルン🎶 ありがとうございます。 そうですね。では黒眼鏡さんが逮捕される(もしくはそれが知られる)のは村中の時間で明日ということになりますし、おそらく反応したい方々もいらっしゃるでしょうから、話がまとまり次第すみやかに秘話で逮捕ロール→流れを運営様に報告、更新後の村建て文で投下して頂く、という形でどうでしょうか? それとも既にそこそこ流れは固まっておりますので、これを先に報告してしまって、秘話自体は明日開始という形でもいいかと。 暴力が響いてない様子に思う存分地団太を踏ませていただきましょうかね。よろしくお願いします! そして役職上のアレソレ、承知しました。お待ちしております! (-251) rik_kr 2023/09/16(Sat) 2:59:51 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡端末とにらめっこをしていたからか、返事はとても早かった。 貴方からの連絡で不安な心持ちが少し晴れたのか、うつむきがちだった表情が少し明るくなる。 『分かりました。 今夜伺います』 昼間に一人で大手を振って歩ける心境ではなかったのだろう、日がとっぷりと沈んでからのこと。 人気を避けて裏路地を通り、言いつけの通りに誰にも言わず。 ひとりきりで現れるだろう。 (-252) NineN 2023/09/16(Sat) 3:03:35 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「……腹立たしくは、思ってくれるのね」 ほっとしたように息を吐いたような音。 これまで意識的に職業を尋ねたことも、自分の立場を話したこともなかった。 あなたは丁寧に花のお世話をしてくれる人で、自分は花を愛するただの女で。 だから、あなた個人が取締法に賛同するような姿勢を見せなかったことが救いだった。 「……やりたいようにやるのは、素敵なことよ」 「でも」 ▽ (-253) otomizu 2023/09/16(Sat) 4:44:09 |
【妖】 路地の花 フィオレふわりと香る花の匂い。彼女のそれは甘くて、内側から支配しようとするかのよう。 日ごろから、捕食するための聞こえのいい言葉を振りまいて。 ねえ、だから言ったのよ。 もっと気を付けて接しなきゃダメだって。 ごめんね。こんなやり方になっちゃって。 ($1) otomizu 2023/09/16(Sat) 4:46:30 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ振り返って、あなたの腕を掴む。 掴んだ腕ごと強く、抱き込んでしまおうとして。 「一人で、捕まってしまわないで」 「テオに会えなくなるのが、一番嫌なの」 そんなことに自分を擲つくらいなら。 どうしてもやりたいことをやるというのなら。 「私と、一緒にいて」 「私を、守って」 「……それがだめなら、せめて2人で捕まりたい」 お願い、と腕を背中に回すことが出来たのなら。彼女の手があなたの服を掴む。 その手が小さく震えているのが、つたわったかもしれない。 (-254) otomizu 2023/09/16(Sat) 4:56:04 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラ指定された倉庫の一角に、ブルーシートがかけられた荷物があった。 シートには「signorina D」と書かれている。 …… シートをめくれば、 ボストンバッグとスーツケースが身を寄せ合っていた。 バッグの中には中には硬質で重量のあるものが、乱雑に詰め込まれているようだ。 バッグには、 『開けずに家に置いておけ』 …なんて書かれている。 君の家を荷物置き場かなんかだと思っているようだ。 (-255) gt 2023/09/16(Sat) 7:53:35 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードガレージに辿り着くと、…アレッサンドロの姿はなかった。 代わりに、ブルーシートのかぶせられた荷物があり、 "signorino D "…と書かれている。 これを開けろということだろう。 …… シートをめくれば、 子供が一人スッポリ入ってしまいそうなスーツケース。 それと、折りたたみ式の電動バイクがあった。 ……頑張れば、一人で運べなくもないだろう。 バッグには、 『このジェラート屋の裏に置け (まるで忘れ物みたいに』 …と、ご丁寧に地図つきで指示が書いてある。 君を特殊なウーバーイーツと勘違いしているようだ。 (-256) gt 2023/09/16(Sat) 7:58:56 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡ブルーシートに目を留め、近寄る。 どうやらこの下のものが目当てのブツらしい。 剥ぎ取り、しゃがみ込む。 バッグに書かれた文言には、ついくすりと。 「…まあ、いいですけどお。」 ただ、そこそこ重量がありそうなことだけ、文句を言ってバチは当たらないと思う。 あたし女の子なんですけどお、とその心のままに独り言ちる。それでも声音はそう満更でもなさそうだ。 そうしてバッグを運び出す。 スーツケースはどうだろう。重さやらで中身の有無を確認すると、必要そうならばそちらも運び出しただろうか。 (-257) oO832mk 2023/09/16(Sat) 8:48:47 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>50 ニーノ 「なるほど、好きじゃないか。 俺は、そうだなあ。」 アイツとは違うのか、なんて笑って 貴方の言葉を咀嚼しつつ、墓の方へ眼を向けながら。 「小さい事なら何度でもあるさ。 ほんの我が侭だったり、他人事だったり。 受け入れて貰ったり貰えなかったり、色々だったけどな。」 「ただ、今回は。 署長代理殿も噛んでるデカい案件だ。 嫌を押し通すのも一苦労だろう。」 「それこそマフィアも味方につける必要があるかも。 なんて言ったら俺の首がぶっ飛ぶな、ハハ。」 冗談めかして言う。 実際、マフィア連中は黙っては無いだろう。 #共同墓地 (54) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 9:57:24 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ「オルフェオ……」 はたして男はしょんぼりと萎れたままにそこにいた。 先ほどの連絡のおかげか多少気分は上向いているようだが、これから捨てられる犬のような風情は変わらず。 「行きます。 カロリーを山ほど積み上げたい気分なので」 昨日の今日で何人が参加するのかは分からない。 それでもフライドポテトにコトレッタ、ピッツァがあって喜ばない人間は少ないだろう、とどんと数人分を積んだ。 いつもなら遠慮するであろう量をねだるのは、貴方に甘えているのだろう。 (-258) NineN 2023/09/16(Sat) 10:09:00 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡会えたらいいなとは思っていた。 こんな時だからこそ、敬愛する貴方の顔を見て安心したかった。 またしょんぼりと俯きそうになるが、それをどうにか我慢する。 自分を指すブルーシートに書かれた文字をゆっくりとなぞる。 「今、この時に。 お願い事をされるだけの男に、なったんだ」 用意されたものは有り難く使わせてもらおう。電動バイクになんとかスーツケースを縛りつけ、「いってきます」とガレージに声をかけた。この中身は何なのだろうと興味を持つことはあるが、開けようとは微塵も思わない。 何もなければ指示通りに『忘れ物』をして、貴方の端末に連絡を入れる。 『忘れ物しちゃいました。 電動バイクはまた会う時に返します。とても助かりました』 (-259) NineN 2023/09/16(Sat) 10:29:12 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ貴方の焦りが徐々に落ち着いてくるのを見れば、 ヴィットーレは目を細めてそれを見守る。 冷静さは有事に対して最も必要なものだ。 なにをするにも、まずは落ち着くのが一番で。 「ふふ、本当に楽しかったわね♡ あの時もほら、無理して組み立てようとして 崩れてしまったんだもの。」 「今回だって同じよ。アタシたちは、 トランプタワーが崩れるまで耐えればいいの。」 逆に、それ以外でどうにかできる術がないとも言える。 下手な動きを見せれば被害が増えるだけ。 じっと待つのは、最も精神的につらい事だけれど…… そうするしかない、今は。 「……そうねぇ、教会も、孤児院も…… マフィアと関わりがない、と言えば嘘になるものね。」 マフィア 少なくとも、自分とは関わりのある場所だ。 もし自分が捕まって、過去を洗われでもしたら 無事では済まないかもしれない。 無論教会に他のマフィアが関わっているなら、 その人達経由で目を付けられる危険性だってある。 「………大丈夫よ。少なくともアタシからは、 あの子達に繋がらないように対策しておくわ。 ……ねぇ、もしアタシが捕まったら、 『ヴィットーレは旅行でしばらくこれないみたい』って、 孤児院の子達に伝えに行ってくれない?」 今でも定期的に顔を出している、自分の孤児院。 急に顔を出さなくなるとしんぱいさせてしまうだろうから、と ウィンクして。 (-260) arenda 2023/09/16(Sat) 10:31:37 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「あら、だったらちゃんと貯金しないとだめよ。 贅肉だってそぎ落とせばいいってものじゃないんだから。」 貴方の散財癖だって知っている。 貴方の元上司に比べれば、世間的には随分と 良い行いなのだろうけれど………… それにしても、もう少し手元には残しておくべきだとも思う。 いつ何が起こるのか分からない世の中なのだから。 「うふふ♡お偉いさまは大変ね♡ 下々の者はたくさん頼りにさせてもらうとするわ♡ …といっても、そうねぇ。 警察内部でもかなり急なサプライズだったらしい、って 事くらいしか知らないわ、本当に。」 「よっぽど無理に通したんでしょうねぇ。 無理の証拠でもつかめたら早いんでしょうけれど。」 とはいえ、そういうのはきっとボスが考えてくれている。 今できる事はと言えば、無理に建てたトランプタワーが 瓦解するまで耐え忍ぶことくらい。 …まぁ少なくとも、多くの警察とはいがみ合わなくても いいのかもしれない、くらいか。 「あら♡お金があったらできるかもしれないわ♡ …アタシがここのファミリーと売買してた昔の記録とか、 アタシがあの孤児院に所属してた痕跡だとか…… そういうの、隠すなり消すなり出来ないかしら? 『アタシと関わりがあった事実』さえなくなれば、 あそこは安心安全な、ただの孤児院になるでしょう?」 勿論自分でも色々やっては見るけれど。 特にファミリー内部の記録なんかは、自分ではどうしようもないし。 (-261) arenda 2023/09/16(Sat) 10:46:12 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「はあ」 花の香がした気がする。路傍に咲くそれではない。 押し付けられた花束のような、意識を逸らせないもの。 「いいですけど」 拒めない。親しい人間を守れない、なんてことがあってはならない。今も己を蝕んでいる自己価値の証明。 喉元に切っ先が突きつけられたような感覚を、努めて呑み込んで、淡々とした言葉で返す。 目の前を見ているようで、 遠い何かのリフレインを感じている。 それだけ、根深い人生観を突き、穿り返されている。 「どうなっても知りませんよ」 「俺はあんたほど、この関係に思入れはないんだから」 無いとしても、守ろうとしてしまう。 全体の最適のために己を擲つ人間ならば当然のことだ。 (-262) backador 2023/09/16(Sat) 11:54:11 |
【念】 口に金貨を ルチアーノその日の日中協力者の姿はホテルになかった。 連絡は取れるだろうが、顔を出せそうなのは午前中のわずかな時間か日が暮れるころになりそうだと伝えられた。 そんな部屋には朝早くに紙袋が置いてある。 紙袋の中には手作りと思われる弁当、ラザニア・アル・フォルノ。 意図は分からないかもしれないが、こんな時でもうまい飯を食えというメッセージだ (!2) toumi_ 2023/09/16(Sat) 12:28:44 |
【念】 口に金貨を ルチアーノふらりと貴方の離席中にホテルの一室にやってきた人影はソファーにぐったりと伸びている。 仮眠しているのか、新聞紙を顔に乗せて静かなようだ。 (!3) toumi_ 2023/09/16(Sat) 12:42:47 |
【秘】 黒眼鏡 → 日差しにまどろむ ダニエラバッグはずっしりと重く、ガチャガチャと音がする。 まったく、女子に運ばせるようなものではないだろう。 スーツケースの方も同じく、何かが入っている。 こちらも大分ずっしりと重く、しかし バッグ程…つまりは金属ではなさそうだ。 キャスターが付いている分、バッグよりは楽だろうけど。 …それを家に持ち帰ったのなら、新しい宅配便が届いている。 箱を開けると、 『おだちん』 なんてメモと一緒に、 まるでイチゴのジェラートのような薄紅色のバスボムが、 ファンシーなラッピングと共に収められていた。 (-263) gt 2023/09/16(Sat) 13:31:21 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ昼夜問わず、女の姿なくとも明かりのついた一室。 だから帰りついた女は、玄関時点ではあなたの在室に気付かなかった。 「……? あー」 だからあなたに気づいた時、そんな間の抜けた音を漏らす。 多少の肉体労働のあとで、このとき女も少しばかり疲労していた。 そうっと近寄り見つめた後、傍に静かにしゃがみ込む。 ……電気、消した方がいいのだろうか。 顔の上の新聞紙を見ながら、そんな逡巡。 (!4) oO832mk 2023/09/16(Sat) 13:45:34 |
【秘】 黒眼鏡 → 門を潜り ダヴィードガレージには人の気配がない。 どこかにでかけてしまっているのだろうか。 あなたの言葉に買える声もなく、ずっしりとしたスーツケースの重さだけがタイヤを軋ませる。 中身を覗かないのなら、その中身を知る機会はしばらくないだろう。 ジェラート屋にも夜には人気がなく、 忘れ物はつつがなく終了するだろう。 あなたのメッセージにはすぐに、 『助かった。このことはナイショでな』 …と返ってくるだろう。 ついでに家に帰れば、宅配便が届いている。 中にはシックな皮のキーケースが入っていて、 『おだちん』 なんて書かれていた。 ……キーケースには、最初から一本の鍵がついている。 どこの鍵だろうか。説明が特にない、不親切な男だ。 (-264) gt 2023/09/16(Sat) 13:50:46 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「どうにもな、握ったままにするのが苦手なんだ」 掌を見せて、握ったり開いたり。 握り締めたままにしておく、掴んでおく。 そういうことが、男はどうしてもできなかった。 …それでも散財ができるくらいに金が入ってくるのが、カポというポジションではあるのだが。 「そうだろ、10年頑張って働いてんだぞ、 もうちょっと労わってくれていいと思う」 「まあ、長引くものじゃあないよな。 その辺は、幹部会でも上がったが…俺も調べておくよ。 ………警察の方も混乱してるみてえでは、あるが」 とりあえず、怪しいヤツがいたらこうだ、と力こぶ。 ここ10年はまともに喧嘩はしていないはずの男だが、 根っこの考えはさほど変わってはいない。 「あー……」 そして、孤児院についての算段をあなたが語れば、 がりがりとこめかみをかいて考えるような間。 「わかった、なるべくやっておこう。 ただ分かってると思うが、秘密ってえのは漏れるもんだからな」 それは、ファミリー内部への情報隠蔽まで手を出すということだろうか。 …血の掟的に怪しいところだ。 (-265) gt 2023/09/16(Sat) 14:13:49 |
【赤】 黒眼鏡/*襲撃相手(イレネオさん)の方には告知するよう、運営ちゃんに連絡しておきますね。もしRPでは話しつつ別の方をコッソリ襲撃したいなら、別途運営ちゃんにご相談ください! (*18) gt 2023/09/16(Sat) 14:17:57 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 黒眼鏡アパルトメントへと荷物を運び込み。 なかなかの肉体労働だった。次に会ったとき何か仕返しに困らせることでも言ってやろうか。 結局実行になんて移しやしないくせに、そんな益体のないことをひとりで思う。 ダンボールの積まれた室内に、スーツケースとボストンバッグが仲間入り。 …もうひとつ、新しい荷物が届いていた。 箱を開け、中を見る。バスボムを持ち上げ見つめた後、もう一度箱に戻した。 左手小指のエナメルがまた欠けている。 それに気付いたのは、もう更に後のことだった。 (-266) oO832mk 2023/09/16(Sat) 14:19:37 |
【人】 法の下に イレネオ>>52 アリーチェ 心外である。 と、いう顔をするのはいくらかの後のことだったろう。何分これは頭が固くて、自分の言葉が自分の考え以外の受け取り方をされるなんて思っていなくて、だから貴方の言葉の意図が分からなくて。 もう一度反芻して、もう一度考えて。それからようやく。 「俺、犬か何かと思われていますか。」 心外だ。 表情で語って、不服そうに言う。言いながら、フィリングがついてしまった指を舐める様はそれこそ動物のようではある。 その合間にも隣の先輩の方を見て、ふんと鼻を鳴らした。 「しませんよ。怒らせたくありませんから。」 これは可愛い後輩とは言い難い態度や図体をしているけれど、本人なりに貴方たちを慕っている。 そうして本人なりに、まあ、怒られれば決まりが悪くはあるのだ。 「いいんですか。いいなら、貰いますが。」 慕っているからと言って、遠慮をするわけではないのだが。 #警察署 (56) rik_kr 2023/09/16(Sat) 15:11:42 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡声をかけたのは半ば習慣のようなもの。 ここで生活している訳ではないものの、「帰るところ」という気持ちが強かった事による刷り込みだった。 スーツケースの中身を見てもよかったんだろうか、という考えが過ったのは家に帰り着いてからのこと。 貴方からのメッセージを見て、これで間違っていなかったんだと思う。 届けられた『おだちん』をみて、心底嬉しそうに胸に抱いた。 次に会ったら、たくさん言いたいことがある。 役に立てましたか、他にももっとできることはありますか。 それでも今忙しいはずの貴方の手を煩わせたくはない。 だから端末に打ち込まれた文字は、 『内緒にします。 また珈琲飲みながらお話してくださいね』 だけとなった。 (-268) NineN 2023/09/16(Sat) 15:41:07 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオはっきりとした回答ではなかったのに。 それでも珍しく眉を下げて破顔した顔を見て、思わず閉口してしまった。 だって、ズルいだろう。 こんなのは、誰だって無駄に意識してしまう。 伸ばされた手が触れられる事がなくて、残念にすら思ってしまうではないか。 だから逆に、空いてる方の手をあなたの頭に伸ばして、ぽんぽんと緩く撫でてやる。 触れたいなら、触れれば良い。 この、力を失っても掴んだままの手みたいに。 「身を粉にしてるつもりはなかったんだけど……」 ただ、卑怯だと言われようとも、誰が、自分が傷つこうとも構わないというだけ。 男がやろうとしていたのは、自分にできる最大の我が侭だったから。とても、正義感などという褒められた思想ではない。 今まで犠牲になった大事な人への罪滅ぼしがしたかった。 「僕がやろうとしていたのは、幸の押し売りだから」 「……別に、そこに自分が居ようとは全く思わなかったな」 それはなんて傲慢で自分勝手なことだろうか。 (-269) eve_1224 2023/09/16(Sat) 15:48:51 |
【人】 Chiavica テオドロ別に食いさしが良ければくれてやりますけど。 軽い逆上と苦笑が織り交ざった奇妙な口角の上げ方をして。 「警察の犬に徹することができるなら、 この状況下では寧ろ良いことなのではありませんか?」 「何か業務に支障が出たら即刻叱責の用意をしますが…… そうでないのならいちいち目くじらは立てません。 非効率的な真似をしなければ大体は些事ですので」 こちらもこちらで、敢えて嫌味な言葉を選ぶものの、 存外根っからの狭量というわけではないのである。 苺のクロスタータ片手に講釈垂れる様は、 どことなくギャップがあって僅かに滑稽にすら見える。 #警察署 (57) backador 2023/09/16(Sat) 15:49:19 |
【人】 路地の花 フィオレ「みんな、元気にしてた?」 落ち着いた頃に再び外へ繰り出して。 寄付や差し入れのためによく訪れている、 院内に入るや否や。ワイワイ集まってきた子供たちの頭を慣れたように撫でている。 世間のざわつきに子供たちは気付いているのかいないのか、ほとんど変わった様子はないけれど。 この場所に何もなければいいと思うのだ。 子供たちが、社会の闇に晒される必要はない。 「……守ってあげないと」 どうしたのー?と足元から声を掛けられて。小さく笑った女は、何でもないのよと目線を合わせるようにしゃがんで。 その額にキスを送ってあげるのだ。 #養育院 (58) otomizu 2023/09/16(Sat) 15:53:17 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ夜、ざわめきが少しは静かになる、そんな時間に。 見回りと散歩を兼ねて 路地裏に足を踏み入れる男がいた。 法が施行されたせいで 普段よりも殺気が増しているかもしれないし 逆に静まりかえっているかもしれないけれど。 変化が少なくはないだろうそこを 様子を窺うようにして進むだろう。 その姿に刺さる視線はきっと、冷たい。 #路地裏 (59) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 15:57:44 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ「大型犬で間違ってない気がするけど……、警察の犬っていうと聞こえが悪くないかい? 権力に屈して靴を舐めてるみたいじゃないか」 このメンバーだから良いことではあるが、上に聞かれていたら大分失言な気がしている。 まぁ、この程度で逮捕されるなんてことはないとは思うけれど。 「それにしても二人とも朝からよく入るね……。 Scusa.アリーチェ。僕は1枚が限界だ……」 いつも朝食べるの忘れちゃうからねと言う様子はいつものように悪びれてはいない。 #警察署 (60) eve_1224 2023/09/16(Sat) 15:59:49 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「女史も知っての通り、情報とは資源だ。 故にその資源の融通が組織間を通して行われぬとき、 "とぐり"を使えぬならば社会通念に照らし合わすしかない。 罪悪感、社会的道徳、社会圧力、それらが彼らの得手だ。 だがそれらでも口を割らぬ者がいた場合、 最も安易で安価な方法が"とぐり"であるのは、 あちらもこちらも同じであるという話だ」 つら、と独り言のように述べて、 止める間もなく、和服を腰まで開ける。 ――白い肌を捩じるように、背中一面に、拷問痕がある。 「故。警察の拿捕は無事を保証出来ん。 長く生きたければあちらを深追いするべきではない、 という旧知からの在り来たりな助言と共に――」 ▽ (-270) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:17:24 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「女史は―― 彼奴らに"面子"を潰されてでも長く生きたいか? という問いを投げに来た」 その笑顔は、彼らから見ての"悪"のそれである。 同胞を辱められてなお、震えて安寧に過ごせるほど 己も人間が出来てはいない。 少しでも情報を知る者がいたら、 命を奪うまで責めよう、と視線が告げている。 (-271) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:18:36 |
ネロは、言いながら、肌蹴た服を着直した。 (a13) reji2323 2023/09/16(Sat) 16:19:17 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「ああ、」 「よかった!」 ぱ、と密着していた身体を離して。 ヒールでいつもよりも近い位置にある顔を見上げる。満面の笑み。 そう言ってくれるだろうと分かっていたかのような。 背に回していた腕は、後ろ手に。 手の中に隠した小さな注射器は、ポケットにするりと仕舞われた。 「どうなったっていいわ。あなたがいなくならないのなら」 「"あなたが何しようと勝手に喜んでる女"で、変わらず物好きなんだから」 目を細め、口元がにまと弧を描いた。 女は色んな顔を使い分けるもの。 傍に寄せたが最後、蔦を絡みつかせて逃がさないように。 「それでね、私にも守りたいものがあるの」 「テオが私を守ってくれるなら、安心して意識を向けてあげられるわ」 自分よりも立場の弱い、小さな命。 この町にはたくさんの、恵まれない子供たちが暮らしている。 もし、養っている大人が捕まるような事があったら…と思うと気が気ではないのだ。 「加えてより安心を取るなら、出来る限り一緒に生活できたほうがいいんだけど……」 新しく用意した方がいいかしら、なんて唇に指を当てて。うーんと声を上げている。 あなたの事情を置いて、話がどんどん進んでいく。止めた方がいいだろう。 (-272) otomizu 2023/09/16(Sat) 16:27:39 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「それじゃあ、いつか大切なものまで 手放してしまうわよ、ねぇ?」 手放す癖がついた人は、何かを握り続けていられない。 いくらでも入ってくるお金ならそれでもいいだろう。 でも、何もかもにそうなってはほしくない。 貴方には多少なりお世話になってるのだから、 そう思わずにはいられない。 「ふふ♡その胡散臭い眼鏡をはずして 真摯に人と目を合わせたら労われるかも♡」 「そうね、お願いするわ。 下の子達の事はアタシたちメイドマンに任せてちょうだい。 出来る限りは手綱を握っておいてア・ゲ・ル♡」 あら〜久々に暴れちゃいたいわね〜♡なんて 貴方に呼応するように拳を握って見せて。 スラムで育った血は簡単に消える事はない。 自分に危害を加えるものには……死ぬまで噛みつけ! それが路地裏の掟だ。 「えぇ、いいのよ、出来るだけやってくれたら。 何もアレちゃんに危ない橋を渡らせたいわけじゃないの。 自分のケツくらい、自分で拭くわ。」 明日には捕まっちゃうかもしれない物騒な世の中だし、 急がないといけないわねぇ……と、どこか遠くを見て呟いて。 それからぱっとまた笑みを浮かべて、 どこか飲みにでも行く?なんて誘うのだった。 (-273) arenda 2023/09/16(Sat) 16:36:24 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ…暫くして、立ち上がり電気を消した。 振り返った室内は暗く、それでも何も見えないほどじゃない。 「…」 今朝持って出た 弁当 の中身は、半分ほども減っていない。昨日と打って変わって食欲がしなかった。 …パオロは今頃、どうしているんだろう。檻の中の冷たさを女は知らない。 それでも彼が眠っているうちに、これだけは空にしたかった。 黙々とひとくち、ふたくち、食べ進める。 (!5) oO832mk 2023/09/16(Sat) 16:42:26 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「……ああ」 今見せた、害意とも言い難い何かの気配に、 首筋を這うかのような鈍い警鐘がした。 ほんの僅かでも不自然な動きの名残を見せたならば、周囲にも、勿論あなたにも警戒していた男は、何をしようとしていたかはともかくつぶさに感じ取って。 そして余計な衝突のないように黙って──線を引きなおす。 今度は、外側に。 「今俺にリードを付けておくのは良い判断じゃないですか。 俺にも……変に自分の命を使い潰さなくて済むという点で、しっかりと利がある」 不可解には思わない。証拠に今自分は笑っている。女であれ男であれ、水面下で駆け引きをするのは当然で、嫌いではなかったから。 男は時には知らぬふりをしてでも相手を悦ばせてやるべきだ。 枯れるまで面倒を見てやる。それが甲斐性というもの。 「住所でも教えてやりましょうか? 来たけりゃ来ればいい。何もありませんけどね」 ただ好かれるよりも、価値を見出されるほうが、 こちらにとってはよっぽど上等に思えた。 (-274) backador 2023/09/16(Sat) 16:49:49 |
【独】 Chiavica テオドロ/* 2日目は前日にいろいろちょっかいかけられたこともあって、これでも結構上機嫌らしい(テオドロ㊙情報) (-275) backador 2023/09/16(Sat) 16:58:02 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* よろしくお願いします! 運営様への確認事項、待たずに始めても大丈夫でしたか? こちらは待てのできる警察なのでごゆっくりどうぞ! (-276) rik_kr 2023/09/16(Sat) 17:04:06 |
【人】 Chiavica テオドロ「あなたの胃が縮んでしまってるんでしょうが。 ……差し引いて俺も良く食う方なのは認めますが」 誰のせいなんだか。幼馴染の方を見遣る。 「内臓の慣れ≠ニいうものはありますからね。 無理して物を詰め込めとは言いませんが、 何か機会を設けて少しでも食わせるべきか……」 話半分ではあるが、誰かが乗り気なら行動に移すくらいの気概はある。同期より一足早く出世する秘訣だ。 「取締法には従うっていうんです、 多少の無礼くらい多めに見てもらわなければね」 ……もしかすれば少し機嫌がいいのかもしれない。 法の施行以上に、細々とした要因が転がっていた。 #警察署 (61) backador 2023/09/16(Sat) 17:10:13 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「まあ、もしかしたら続くかもしれんが? でも突然冷めた姿みせるわけにもなあ」 自分が幾つもの顔があることを自覚している。 安易に続けて付き合うよりは予め期間を決めていた方が楽だとも。 手についたソースをなめながら慣れない作業の果てで香る料理に少し気分があがる。 ピンク色のエプロンのことが漸く気にならなくなった頃に片付けだ、布巾を手に取りながらかけられた言葉に一度だけ振り向いて。 「あー……でもそのお嬢さんは俺に何を頼んできたと思う?」 「『法案を執行する奴らを調べてくれ』って言ったんだ。 捕まるのはもう承知しているだろ、あっちも」 苦笑いを浮かべてから、そして、息を吸って。 「そして俺は、 ――マフィアにも関わってる人間がいると思ってる」 貴方も、その対象であると。 少し眉を下げながらやけに 正直 に男は伝えその翠の瞳を見つめ返した。 (-277) toumi_ 2023/09/16(Sat) 17:13:02 |
【神】 コピーキャット ペネロペ『了解』 『ダヴィードと適当に見繕って行く』 『買い出し行くなら気を付けろよ』 気を付けるも何も無いかもしれないが。 月並みな言葉を返信に付け足した。 (G36) unforg00 2023/09/16(Sat) 17:13:52 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「普通のビールで5〜7度くらいだから」 「もっとだな。ワインくらいかそれよか強い」 かな……とぼんやり、そこら辺の知識は自分もはっきりしておらず。 とりあえず強いという事を主張しておいた。 「そ?じゃあそうするよ。色々」 マスターの手際は良く、伝えてすぐ準備が始まる。 その手付きを眺めながら「ん? んん……」と生返事をして。 「菫のシロップが入ってる。スッキリしてて飲みやすいんだけど」 「あんまり人前で頼むなよって酒だな。青いから」 ……その言葉に合わせたかのように、一品目が頼んだつまみと共に届くだろう。 こちらにはブルームーン。 カクテルグラスに薄い青紫のアルコールが揺蕩い、 照明の光をキラキラと返した。 「飲むか?」 (=1) susuya 2023/09/16(Sat) 17:24:09 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「正直それはちょっと面白いす。 本当にそうなったら眺めますね」 無い話に無い想像をしながら、 ウイスキーをショットグラスに注ぐ。 ついでにオイルサーディンももう一缶出しておいた。 食べるかどうかはさておいて。 「あー。そんな感じすね」 「食いぶち減らしで売られかけて……」 くつくつ笑いながらこちらも乾杯を。 それから質問には全然深刻そうじゃない語り口でそう返して、 父親が血迷っちゃったんすねー、とさっぱり付け足した。 「一回教会に拾ってもらったんすけど、オレ教会嫌いで…… あそこなんか気持ち悪くないですか?」 「そっからも逃げて最終的にここです。 神は居ないけどマフィアは居ましたねー…… 「センパイはなんでここに? や、嫌なら言わなくていいすけど」 (-278) susuya 2023/09/16(Sat) 17:37:23 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「ん……あ?」 貴方が側に寄ろうと中々目覚めなかった男は、そこそこに不用心であった懐を漁りながらガサガサと顔の上の紙を鳴らして体を起こした。 「ぁー……すまない、待たせてしまったか」 時間も有限であるのに、と。 少し香るトマトとチーズの香りにあれは一口でも食べたか、と満足げに口端は上げていた。 「話はできるぞ……次の目標も一応決めてきた。 相変わらず、あんたが言うなら変えてやっても良いですけど」 (!6) toumi_ 2023/09/16(Sat) 17:37:37 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「アハハ……本当にな。オレも好きだよ」 無論、ロメオも貴方を可愛がっているという事だ。 それについてはっきりと貴方に告げることは無かったので、 それに貴方が気が付くかは、さて。 「うーす。頼むわ」 それじゃあGrazieと伝えて、 二人分の珈琲を用意しよう。 コトリ、と音を立ててカップを二つ並べる。 牛乳と砂糖を持って来てもらったらお好みで入れて、 息抜きの軽食としよう。 * 「……最近困ってることとかない? なんか怖い人居るとか……」 フォカッチャのチーズを伸ばしながら、 なんとなく途中尋ねてみる。 (-279) susuya 2023/09/16(Sat) 17:48:55 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード遠慮しない、という形での甘えは悪くない。 車回して正解だな、と内心独り言ちながら。 積まれたオードブルその他の横に酒類を詰め込んでいく。 流石に夜の仕事を考慮してか、度数は低めのもの。 その様子は傍目にはホームパーティーの買い出しを任された、 友人であったりきょうだいであったりに見えるはず。 「まあこんなもんだろ。 ついでにパスティチェリア寄ってくぞ。」 会計を終えれば車まで戻り、買ったものを後部座席に積んで。 向かう先はこの男のもう一つの勤め先。 (-280) unforg00 2023/09/16(Sat) 17:59:54 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「Ciao!ジーナさん! はい、お休みなのでお友達とパーティーを!」 「モンテ・ビアンコとカッサータ、カンノーリと… マカロンも買っちゃおうかな。 デイヴィは何が食べたいですか?」 ショーケースにはきらびやかなお菓子やケーキがずらり。 タルトからシュークリームまで、これもまた奢りの範疇。 うわべを被って、何が良いかとあなたに尋ねた。 (-281) unforg00 2023/09/16(Sat) 18:00:26 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ新聞紙のたてた音に振り返る。 「おはようございまあす。」 「…お疲れの様子ですねえ。」 何事もなく女は笑みを浮かべた。 手元のお弁当は、完食にこそ至らなかったがそれでもほとんど減ったらしい。 「休める場所が他にないなら、気にせずいてくださいねえ。」 「でも、そおですねえ。」 「次の調査対象の話は、早いうちに聞いておきましょおかあ。」 早く取りかかれた方が休む時間もできるかもしれませんしいだなんて、気遣いのようなことを言う。 (!7) oO832mk 2023/09/16(Sat) 18:13:19 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ頬と髪。それに触れて嫌な顔をされない者はたったの二人だ。 ひとりは、自分。そしてもうひとりが、あなた。 そのあなたの口から伝わる静けさを受け取り、 真面目な顔で暫し、考える。触れたままの手は、そのままに。 髪の水気があなたの指を湿らせる頃、その手に手を重ねた。 「いいや。毎日だって会えるさ。 だって俺は変わらず街ん中を歩くから、 巡回の警察と会う事くらいおかしくない。 秘匿回線で通信するのもいいな。端末隠しとけばいいし。 まあ開き直って毎日通ってもいい。 俺から警察署に行ってみるってのもアリか?」 重ねた手にすり、と頬を寄せる。 手の平に唇をつけ、上目遣いに微笑みを渡す。 冗談なのか、本気なのか。子供染みた、屁理屈のような言葉。 (1/2) (-282) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 18:25:12 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「だろぉ?見せてやんないけどな」 グラスを傾けつつ、オイルサーディンをもう一切れ。 そこでちょうど一缶空いて、 新たに出された分のプルタブを起こした。 「ふうん。ま、裏の仕事やってるような奴には よくある話だな。残念ながら」 あっけらかんとした声色には同じだけのものを返して。 本人が気にしていない事を大袈裟に扱う必要は無い。 それが既に過ぎた事であるのならなおのこと。 「教会が気持ち悪いねえ。 単に居づらいとかか?それとも無神論ゆえかね」 「俺は爺さんの代からずっとこっちの人間だからな。 そういう家系なのよ」 またグラスを傾ける。 「正確には、爺さんはアルバの人間だったらしいが」 (-283) unforg00 2023/09/16(Sat) 18:25:20 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「……なあ、エリー」 昔はきっと、そう呼んでいた。 けどいつからか、ファミリーネームの方で呼び始めた。 理由を聞けば、そっちの方が可愛いとか、言っていたけど。 一度だけ、徹夜と酒でふにゃふにゃの時に零した事がある。 『この名前は俺だけが持っていたいから』。 他人に聞かせないように、内緒でしまいこんだ大事な名前だ。 それを取り出す時は、決まってあなたの傍にいると決めた時。 カンターミネがノッテに入る時も、きっとそうだった。 「そんな寂しそうな顔するなよ。釣られちゃうだろ。 大丈夫だ、俺はいつだってお前の傍にいるから。 捕まったら?その時は……はは、毎日尋問しに来てくれ。 エリーが捕まったら毎日面会に行くさ。 それで俺が捕まったら、隣同士の独房になって、 毎日壁越しにモールス信号でお喋りだ。 いいだろ、楽しそうで。足りない?それじゃあさ――」 いつもの笑みとも、楽しそうな笑みとも、違う。 頬に触れる手を、唇でなぞりながら。 「今日を、お互い一生忘れられない夜にしてみる。 ……ってのは、どうかな、エリー。」 誘惑するように、唇の端を歪めた。 (2/2) (-284) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 18:29:07 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の心の中など露知らず。 だからその腕は緩く掴んだままだ。離すでも握るでもなく、そこにあるだけ。 伸ばされる手にはひとたび目を瞬かせたけれど、そのまま大人しく受け入れた。 常々、言いたいことはすぐに口に載せる男だ。それが黙っているということは、そういうこと。 貴方が触れたいから触れたのだろうと勝手に納得して、大人しくている。それだけのこと。 それでも気恥ずかしさが僅かにあるのか、視線は下方に逸らした。 「無責任でしょう。」 しおらしいのは姿ばかりだ。 やはり言いたいことはそのままに放つのだ。零すでも、独りごつでもなく、きちりと届くように。或いは押し付けるように、声に出す。 「売りつけて終わり、ではないですよ。」 「貴方が」 「いないことに、文句を言えなくなる。」 「貴方がいないと。」 何とも下手くそな言い回し。 つまり、貴方がいなくなるのは嫌だ、と。 酷く簡単で、陳腐で、普遍的な言葉を、不器用な男はその口下手さでもって台無しに出来る。 (-285) rik_kr 2023/09/16(Sat) 18:30:16 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ本当は他にも理由があるが、 それをわざわざ自らで語ることはない。 開いた瞳でコーヒーを啜る君を眺め、 同意するように頷いた。 「…あぁ、こちらこそよろしく。 聞きたいことは……そうだね」 考える素振りだけをとって、直ぐに緩く首を振る。 理由はちゃんと聞けた。 それ以上に欲しいものは今のところ思いつかない。 どちらかと言うと君の方がまだ、 聞きたいことがあるんじゃないかって。 そう考えながら、隣に置いたボトルに手を伸ばし。 「…何かまだ聞きたいことがあるなら、 俺の家においで。その方がきっと、話しやすい」 はぐらかすように終わらせるのもなんだからと、 そんな誘いをひとつ残して、椅子から立ち上がった。 (-286) sinorit 2023/09/16(Sat) 18:45:24 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「タワーが崩れるまで……耐え、続けないとだめ。 ……でも、本音を言うと怖いわ、ヴィットーレ。 こんな法案を通した時点で、警察は生半可な扱いをしてくれるとも思えなくて……摘発者を牢に並べて満足するとは思えない」 焦りの根本的な部分かもしれない。 耐えるしかないという結論が出た以上、ここを蒸し返しても仕方がない物ではあるが、こうして口に出してしまうのは女の弱さで。 「教会、はきっと大丈夫。逮捕されるとしたら私だけ。 ……そうなるように、きっと言いきってみせるわ。貴方も、皆も、誰も傷つけたくないから」 事実、マフィアとの関わりという意味で言えば、教会の方も原因は自分にあるものも多い。自分一人が全部の疑惑をかぶって差し出せば何とかならないだろうか。そんな楽観視をしている。 「……やだ、縁起でもない。って言いたいけど…… わかったわ。もし、本当にそんな事になったら孤児院の子達にもそう伝えておくわ」 表情は晴れないけれど、いつもの調子のあなたのウインクを見て肩の力が少し抜ける。こんな会話ができるのはいつまでだろうか、と言う暗い懸念に蝕まれながら。 (-287) poru 2023/09/16(Sat) 18:46:24 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ「ああ」とか「そりゃあな」とか「ふうん」とか。 相槌を並べて、情報を食らう。 そうして聴覚情報の次に、視覚情報を得て、目を細めた。 「……随分派手にやるもんだなあ、あっちも。 最近……って訳じゃあなさそうだが。 助言はひとまずしっかり受け取っておくとして……」 身体を机から起こし、しかし頬杖をつく。 或いは、それはあなたにとっては『期待外れの反応』か。 「生憎、その問いに即答は出来ないな。 なぜなら、そこまで難しく考えて生きてないんでね。 今の俺の行動原理は簡単だぞ、ネロくん。 『俺に無駄に疲れる仕事をさせたバカタレを、 いかにして徹底したひどい目に遭わせてやるか』。 尚且つ、『俺自身はいかにしてそのバカの目を 掻い潜って日常のクオリティを保つか』、だ」 つまるところ、署長代理とやらと、その背後の富豪以外に カンターミネの目は向いていないのだ。 ノッテファミリーのボスもただ離れただけでは絶対にない。 なれば、必ず『カウンター』の機会はやってくる。 「極東の方じゃ『研ぎ澄ます』って言うんだろ?こういうの。 しばらくは大人しくするが吉、が一応の上官たる メイドマンとして俺が言える事だな。 刃を抜く時は一瞬でいい……ってな」 「ああ、あと――」 (-288) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 18:46:57 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ「警察の中には俺の地雷も埋まってるもんでね。 ネロくん、間違ってもそれを踏まないようにしてくれよ?」 常の笑みは瞬時に剥がれ落ち、疲労の向こうに殺意が滲む。 無論、あなたはそれに動じるような相手ではない、 そう知っているが。知っていてなお、する。 その意味は、ファミリー傘下のアソシエーテなら分かるはずだ。 やってはいけない事もある、と。知らせるため。 「……ま、そういう訳だ。俺は手伝いを喜んでしよう。 カスの署長に辿り着く情報があるなら諸手を挙げて 取りに行くとしよう。薬も試し、それ以外も試し。 ネロくんの身体に刻まれたものより酷い事もしよう。 ただ、間違っても踏んでくれるなよ?」 言外に、軽率な行動は慎むべし。そう含んだ言葉だった。 これは、あなた以上に悪である。 運命の女神が用意した天秤の傾きを、 誤魔化してやると言って聞かないのだから。 (-289) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 18:55:22 |
【赤】 無敵の リヴィオ/* 告知について了解しました! 一応念の為の確認ですが 襲撃セットに関して全員でセットでよろしかったですか? 樹木子や猫又等を考えてかつ 襲撃相手とのやり取りを考えて一人にするか 全員セットで襲撃も全員で向かった形でいくか… どうだろう?と考えてしまったので相談失礼いたします。 ちなみに今はイレネオさんにセットしております。 運営ちゃんにはまだ未連絡ですが…! (*19) sinorit 2023/09/16(Sat) 18:58:30 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「ウィッグで、切り替え出来て……案外、便利かもよ…?」 仕事の時と、そうでない時と。立場が上がったんだから、威圧感はあって損しないわよなんて無責任に。 身体を重ねるようになったのは、ここ数年の話で。 最初こそ、仕事で傷付いた心を慰めてもらう目的もあったのだけれど。 いっそ開き直ってからは、温かさを求めてねだることも増えた。 ▽ (-290) otomizu 2023/09/16(Sat) 19:06:35 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡頭を撫でてくれたその手が、頬を撫でてくれた指先が体を這う。 あなたの触りたいようにさせていたかと思えば、触ってほしい場所を囁いて。 貰った快楽を逃さないように、強く抱き締めて。 愛撫されたところから、ぞくりと背筋を快楽が走っていく。 口付けの合間に、漏れる声が耳に響く。 唇が離れると、名残惜しそうに絡めていた舌から糸が引いて。 艶めかしく光る口元をそのままに、上気したような顔があなたを見上げる。 首筋に唇が触れる。ごく、と喉が鳴って 小さく声が漏れる。 「……、…」 片足を、緩慢な動作で抱えて。 女の弱い部分を曝け出す。生娘のような恥じらいを見せることも、殆どなくなった。 期待するように、熱い息を吐きながら あなたを見つめている。 (-291) otomizu 2023/09/16(Sat) 19:07:20 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ瞬きを繰り返す君へ視線を向け、 増えた問いに笑みを浮かべて口を開いた。 「…そうだね、恩返しがひとつ。 それと……褒められたかったのかもしれないね」 だから、警官になりたいと考えてのことではない。 もちろん、憧れてのことでもない。 君と同じではないかもしれないが、 その形は本当によく似ているのかもしれない。 「あの時の俺にはなりたいものがなかったから。 それも、決められた道を歩んだひとつの理由だ」 (-292) sinorit 2023/09/16(Sat) 19:16:30 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「貴方も難儀ねぇ。 まぁ、いつかその心境が変わったら教えてね。 その時は美味しいお酒を奢ってあげちゃうわ♡」 なんて揶揄い交じりにくすくす笑う。 未来はどうなるか、なんて1秒先すらわからない。 貴方が誰か一人の女性を愛すると誓う事も、 お互いのうちどちらかが明日には消えていなくなることも。 無い話ではないのだ。 ピピ、となったオーブンの蓋を開ければ、 ふわりと空腹を促す香りがあふれ出す。 タッパーに入れて焼いたから、 このまま少し冷まして布にでも包めば そのまま立派なお弁当になるだろう。 そうして、貴方の言葉を聞いて。 「……やだわルチアーノちゃん。なんて顔してるの。 せっかくの色男が台無しよ。」 「アタシが自分の無実を証明できるものなんてないわ。 貴方が疑わしいと思うなら、どうぞ好きにしてちょうだい。」 「でもね。」 (-293) arenda 2023/09/16(Sat) 19:22:11 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペケチー、とわざとらしく拗ねたような声を出した。 子供っぽい戯れだ。 「そーそー。こんくらい悲劇のひの字にも入らねえす。 別に自分の事可哀想だとも思って無いし……」 頬をカリカリと掻いて、グラスを傾ける。 「う〜ん……無神論なんすかね。 居るか居ないかわかんないのも怖いし……。 その為に作られた建物でその為に祈ったりしてるのが」 「なんかヤで……よくわかんなくて」 わからないから、嫌。 簡単に言えばそういう事で、 ロメオは困ったように眉根を下げていたけれど。 「アルバ……って言ったら、ウン十年前の? このファミリーと一緒になったってとこすよね」 アルバ、と聞けば興味深げにそちらを見た。 昔の話はあんまり聞いた事が無かったので。 (-294) susuya 2023/09/16(Sat) 19:23:12 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ「アタシはアタシで、守らなきゃいけないものがあるの。」 「ねぇルチアーノ。今日は帰った方がいいわ。 あんまり時間を取りたくないのよ、今夜は。」 明日ならいくらでもアタシを調べたらいいから。 今日は見逃してくれない?と、真面目な顔で。 守るべきものを守るために、 どうしてもしなければいけない事があるのだ。今夜は。 (-295) arenda 2023/09/16(Sat) 19:27:21 |
【教】 pasticciona アリーチェ「……私の幼馴染や教会みたいなものね」 「居場所を守る、か…… この法の施行でもっと考えないといけないって、 重々想い知らされちゃったわ」 「それは…… 話し合いさえ応じない、なら、……そうね」 その時は引けるかしら、引き金……」 「でもやっぱり話を聞いてて、ペネロペ、格好いいわ。 ってたくさん思うわね。理想の大人のお姉さんって感じ。 わたし、女の先輩で仲いい人が全然いなくて、 相談とか悩む件も多かったからペネロペがいて嬉しいわ」 (/16) poru 2023/09/16(Sat) 19:29:39 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロあなたの警戒に気付いていたのか、いなかったのか。 何事もなかったかのように、笑ってみせている。 ただきっと、この行動で。 あなたからの評価が変わったのだろうことは分かる。今まで、何度も引き直させたものだ。 否、それを承知の上での行動だったのかもしれないが。 「そうね、放っておいて…あなたが知らぬ間に壊れたりしてもコトだし。 四六時中とは言わずとも、目の届くところにいてほしいわ」 「いっそ私好みの首輪を選んで、着けてあげるのもいいかもしれないわね……」 思いの外前向きな態度が返ってくるものだから、いつもの調子で言葉を続ける。 今度は、一般論ではなく。エゴのようなものだ。 「あら、嬉しい」 「何かあった時、面倒にさえならないのなら歓迎だわ。テオの家にはいつか行ってみたいと思っていたし!」 案内してくれてもいいのよ?とは言うけれど。 状況が状況でもあるし、今日のところは断ってもすぐに引き下がるだろう。 住所が分かればいつでもいけるのだし。 「それなら私は、いざというとき逃げ込む場所を用意しておくことにするわ。 仕事の上司が私に甘くて、別荘を用意してくれるって言ってたのよ」 (-296) otomizu 2023/09/16(Sat) 19:32:01 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「今こうやって酒とつまみにありつけるくらいには そこそこの暮らししてやがるしなぁ?」 冗談めかしてそう言って。 あなたの抓んでいたチーズをひとかけ掠め取った。 「なるほどねえ。 お前からしたらオカルティックで苦手ってわけだ」 オカルト。超自然的な、目に見えないもの。 それと比べれば、裏社会というものは大層わかりやすいだろう。 損と得があって、それを天秤に掛けて動くだけ。 上はともかく、下は言われた事をこなしてさえいればいい。 「そ。ウン十年前にノッテと抗争になって まー色々あって統合されたとこ。」 「爺さんはそんときの抗争で死んだらしい」 あっけらかんと。 あなたの語り口と、同じ温度感で。 「よくある事だ。そうだろ?」 にっと笑って、これでおあいことでも言わんばかり。 (-297) unforg00 2023/09/16(Sat) 19:45:23 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「……そうねぇ、きっと捕まったら、 あまり人道的な扱いは受けないかもしれないわね。」 そればかりは、誤魔化せるものではないから 素直に肯定をする。 きっと奴らは世間体なんてものはほとんど気にしない。 …いや、『マフィアなんてゴミ同然の存在なのだから、 何をしようが世間体には響かない』とさえ思っているかもしれない。 捕まり、外から隔離された世界でされる事など、 想像するだけで身震いしてしまう。 「………今のアタシたちに出来るのは、 守りたいものを守るために、マフィアと接していたという 情報をどうにか隠ぺいする事くらいよ。 アリーチェ、貴方も捕まったりしてはだめよ。 貴方が捕まったと聞くだけでも、アタシの心は傷つくの。」 貴方が、他の誰かに対して心に傷を負うように。 貴方も大切な家族なんだから、とヴィットーレは笑う。 そうしてあなたがこちらの願いを聞き届けてくれたなら、 ヴィットーレはほっとしたように肩の力を抜いて。 「頼んだわよ、アリーチェ。 …さ、今日でここも最後の営業になる予定だし、 今日は張り切るわよ〜♡貴方は何か飲んでいく?」 なんて、お店の看板をひっくり返しに向かいながら、 問いかけるのだった。 (-298) arenda 2023/09/16(Sat) 19:46:54 |
【人】 無敵の リヴィオ>>51 >>53 ルチアーノ 「へぇ、用事か。ここでゆっくりしてて平気なのかい? 運のあるうちにさっさと向かう方がいいかもしれない。 …あぁでも、エスコートはしきってくれよ?」 ツキを分けるって意味でもね。 再度冗談めかして笑いながら君の隣を着いて歩けば、 あっという間に目的地へと辿り着いた。 「はじめまして、素敵なレディ。 お手を煩わせてしまうが、お願い出来るかな。 …何、可愛い子猫ちゃんに振られてしまっただけさ」 丁寧な所作で頭を下げ、まずは傷の手当をお願いする。 てきぱきと癒されていく傷のおかげか、 もうさっぱりと心の傷は癒えたかもしれない。 手当をされながら数あるメニューを眺め、 迷った挙句に君へと問いかける。 「ここのおすすめを聞かせてくれるかい?ルチ。 俺はそのおすすめを頼むことにするよ」 #路地裏 (63) sinorit 2023/09/16(Sat) 19:47:59 |
【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ『ごめん無理疲れて行けねえ』 『手ェぷるっぷるなんだけどマジ打鍵しすぎた』 『なんか夕方から雨降りそうだし』 『事故らないようエナドリキメて帰るわ』 『盗聴器とカメラ仕掛けたぬいぐるみ置いていくから』 『よしなにしといてくれ』 情報部門、K.O.の連絡が入った。 時間になるとチームのくたびれきった部下数名が、 申し訳程度に緑色のヅラをかぶせたテディベアを 半ば這うようにして置きに来るだろう。 #アジト (G38) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 19:48:48 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 黒眼鏡届いたメールを眺めた男は、ただ頷きだけを返す。 それからすぐ、見送られるままに、 やはり誰よりも先に会合からその場を後にしたのだろう。 もちろん、この頷きはこのメールに対し、 全て行う上で頷いた訳ではないが… それをわざわざ語るような男ではなかった。 (-299) sinorit 2023/09/16(Sat) 19:58:50 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「大きくなったら皆そうなるんですかねえ。 確かにちびどもにおやつあげるのは楽しいですけど……」 なんともちぐはぐで分かっているのか分かっていないのか。 ただ、貴方が齎してくれるものは好意の形のひとつとして受け取っていることは間違いない。 冷えた牛乳と砂糖を持ってきて注ぎ、自分の分は殆どカフェオレにしてしまった。 * 「困ってること……うーん。 逆に何にもなくて困ってるくらいですね。 仕事も上手くいってるし、ご飯は美味しいし」 そういうロメオさんはどうなんです。また何かお仕事が増えたりして、めちゃくちゃになったりしてませんか。 カスタード入りのパンを一口サイズにむしりながら、貴方に問う。 (-300) NineN 2023/09/16(Sat) 20:00:45 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ま、よく考える良い機会じゃねえの。」 そちらとしては、という他人事だけに留まらず。 こちらもボスの代替わりによる体制の変化も含め、 有事の際の問題点は確かに浮き彫りになっているだろう。 それどころではない所も大いにあれど。 「俺ぁ仮に裏切者が居たとしても、 向こうの意思が変わらないってなら引き金を引くだろうよ」 裏切者。 我が身可愛さに、或いは他の何かの為に。 身内を売る者が居るかもしれない。 そういった最悪の事態を、考えていないわけではない。 (/17) unforg00 2023/09/16(Sat) 20:05:56 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペまるで子供のようなことをしているという自覚はある。 それでもあれが食べたい、これもほしい、あれもきっと好きな人がいますよ、と盛大にだだをこねて貴方に甘えているのはなんだかとても気が晴れる思いだった。 それを貴方が受け入れているというのもまた、男にとってとても幸せなことだ。 せめてもの償いで車まで運ぶことはするが、その両手にある袋はきっとぱんぱんになっていることだろう。 「ああ、甘いものですね。 ペネロペさんの勤め先、楽しみだな」 (-301) NineN 2023/09/16(Sat) 20:08:39 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ子どもの頃から、あまり思いを顔に出さない方だった。 だけど、笑おうと思えば笑うことだってできる子どもでもあった。 どれだけ寂しくても、笑って母を見送れる、そんな子ども。 そんな女の“寂しい”に気づける人は数えるほどしかいない。 そしてその1つ目の指に、あなたがいる。 「ミネ……。」 ほんのささやかな、言葉遊び。 たったひとりの友人の名前を縮めると、とある国では“わたしのもの”と意味する言葉になるらしい。 ほんの少しのいたずらごころが芽生えた子どもの頃からずっと、女はあなたをそう呼んでいる。 (1/2) (-302) oO832mk 2023/09/16(Sat) 20:10:05 |
【秘】 拷問吏 ネロ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ"胆"を向けられ、肌を焼くような感覚がある。 ……成程、ここが彼女の分水嶺か。 皮を剥ぐように生死の境界が見えない分 こちらの方が人の死としての陰が見えづらい。 殺気に、半歩、踏み出した足を僅かに戻し。 「……心得た。学びがあるな。 釈迦に説法であったようだ。 互いに棄て鉢に刺す熱釘は己で用意出来たか」 或いは最初からその熱釘で焼かれる肉への覚悟を、 内側に持ち合わせているかのどちらかだ。 「忙しき時に時を潰させたな。 古傷を自慢したがる男の性質として忘られよ。 そちらも心得た。向ける足先の踏む陰に気を払おう。 拙としても人を傷つける行為など、最も忌避するところだ」 居住まいを正し、飄とした顔で肩を竦め、場を立ち去った。 (-303) reji2323 2023/09/16(Sat) 20:10:06 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネあなたの髪に触れ湿った指先にうすらと熱が灯る。 けれどそれは女から見える蠱惑的な景色を理由としたものではなかったように思う。 ただその言葉がひとつひとつ、じんわりと胸に染み込んでいって、息が詰まる。 「…うん」 「ミネが捕まったら、尋問にこっそり食べ物持ってくしい」 「一緒に捕まったときはあ、夜通し、おしゃべりするんだあ…」 するりと衣の擦れる音がして、あなたの身体に覆い被さる。 その耳元に顔を埋めた。心臓の音が、とくん、とくん。 「約束…するの。忘れないよおに」 「ミネがいつも傍にいるって、…あたしが忘れちゃわないよおに」 やおらになだれ込むように。あなたの身体と一緒に、布団にころぶ。 「…忘れられない夜」 「ご教授、お願いしまあす」 へにゃり、と笑った。 今度は寂しさを隠すための笑顔では、なかった。 (-304) oO832mk 2023/09/16(Sat) 20:11:06 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ店内に入ると、あからさまに目を輝かせ、うわあ!と声をあげる。わざとらしくない程度だが、貴方ほどはうわべを繕うのは上手くない。 「いい匂い!素敵なところですね。 ……ううん、悩んじゃうな。 ティラミスとショコラ・ズコット、いいですか?」 どちらも甘く、重く、取り分けるのは比較的料理の感覚の延長でできるものだろう。その分量もあるかもしれないが。 (-305) NineN 2023/09/16(Sat) 20:15:28 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア」 少し苦々しい声を出しているのは、上の人間は調べれば調べるほどリスクが高いからだ。 「……今日のが随分な男だったからなあ。 警察は血の気が多い奴らばかりなのか気になっちまう」 「心配事はあるか、自分のことでも他人のことでも良い。 あー、このラザニアを作らせてくれたやつもな、 ……自分のことより俺とあんたがしょっ引かれないか心配してだぞ」 (!8) toumi_ 2023/09/16(Sat) 20:19:33 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 拷問吏 ネロ「お互い様だろぉ?」 釈迦に説法、その言葉。 へら、と笑うその顔はいつもと同じ。 剥がれた皮を被り直して、手を振り振り。 「いいさ。いい休憩になった。 かたき討ちに行く時は呼んでくれよ? そういう方面の仕事で頼りにしてるんだから うっかり蛇の尾を踏んだりするんじゃないぞ〜ネロく〜ん」 踏み出す先を選ぶ、その目があるアソシエーテ。 恨みつらみが深まれど、迂闊に踏み込まないその心。 カンターミネは一応の上司として評価している。 さて、あの傷をつけたのは誰なのやら。 ぼんやりと休憩時間の終わりを見て、 こちらも肩を竦めてモニタに向き直る事となった。 (-306) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 20:26:19 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「なんだまともな治療場所が無いのか? だったら金の融資ぐらいいくらだってしてやる」 「満足行くだけ安全な場所で治療をさせてやれ、 お前がさせたいなら、だ」 押し付けているのだろう、その願いと言語化するには複雑になってしまった情を。 だったら、とことんやりきればいい。その先に何があるかは予測をつけてやることはできなかったが。 「……俺はずっと探してる奴がいてなあ。 そいつは俺たちの組織から抜け出して行方不明だ。 見つけたら直ぐに殺せって命令が出ててなあ、もう手遅れだろうな」 掴めない予定のものすらある、そんな影にいつまでも囚われている、抜けられるわけがない。 その度に感じるのは貴方達がいる此方側に立っていられるのはあくまで虚像の姿であることだ。 ただでさえ身内に厳しい世界で、平穏な日常なんて望めない。 だのに他所からも狙われる現状に肩身は狭すぎてかなわなかった。 (_13) toumi_ 2023/09/16(Sat) 20:38:45 |
【人】 pasticciona アリーチェ「……お、思ってない! 思ってないわ……いえ、ですよ?」 まずい。心外と思わせてしまった。 しかしながらその後の反応を見て、思う。 隣の幼馴染も一件誤解されやすい言動を取るが、彼もそのタイプではないのかと気づきを得たようにうんうん唸っていた。 「些事じゃない事をいつもしてしまってるわ……」 と、聞こえてきた会話には思わず震えあがった。 大方、非効率な真似を行うのはこの女であることだろう。 クロスタータ片手の講釈も散々見慣れた幼馴染の顔なので滑稽どころかいつも通りの安心感を得てしまうのだが。 「朝ご飯自体は食べた方がいいと思うから…… エルヴィーノの事が心配な子達で、 交代で軽めの朝食を持ってきた方がいいかもしれないわね」 なお、今朝の法案の件の時点で再びしょんぼりしなおしたが、この渦中の事を思えば些細なことである。 #警察署 (64) poru 2023/09/16(Sat) 20:42:00 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。 長駆の上級警部殿。 「…………“怖いおじさん”」 口の中で転がした小さな声は、きっとほとんど聞き取れない。 考えるようないとまのあと、ラザニアの残りをまた口に入れる。 「わかりましたあ。お任せしますねえ。」 「あとで前金と、今回の報酬もお送りしておきますう」 きっと前回と同じように、どちらも手早く振り込まれるはずだ。 やはりいち巡査が躊躇なく支払うには大きな額であるはずだが。 「……」 「心配事、はあ」 言い淀んだ瞳が、傍らの鞄へ向いた。 中には薄紅色のバスボムが、丁寧にラッピングされて入っている。 「…捕まらないで欲しい人がいる、くらいですかねえ。」 静かな声。続いた声は、それに比べると朗らかだった。 「お兄さんは、そういう人、いますかあ?」 (!9) oO832mk 2023/09/16(Sat) 20:44:58 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → Chiavica テオドロそうしてそんな会話の最中、 合間と隙を見計らって貴方に耳打ちを一つ。 「こんな時に言うのもあれなんだけど、あのね。 今度作ろうと思ってた新作の材料があるから、 もしよかったら味見して欲しいの」 悪法が施行されようと休日は平等に回ってくる。 そんな時に頭を抱えて過ごすよりはいつも通りお菓子作りを行いたくて、そしてそのお誘いだ。 「おいしくできるか不安だからテオにしか言えなくて……」 (-307) poru 2023/09/16(Sat) 20:47:56 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「そう来なくっちゃな」 くすくす、笑いながら肌が重なる。 薄衣二枚、所により一枚、或いは遮られず。 鼓動が響く。皮、肉、骨、血液、伝わっていく。 ――余裕そうな顔をしながら、あなたよりずっと速い鼓動が。 「……ばれちゃった?」 ふへ、と笑う。何が、とは絶対言わないけれど。 だって、今更恥ずかしくて言えないし。 笑顔で誤魔化せないその分を、 動かない口の代わりに身体に乗せて。 おずおずと指先を絡めて、衣の内に指を這わせる。 上に居るあなたに、顔を寄せて、重ねた。 建物に打ち付ける雨音に、微かな水音と吐息を混ぜて。 「エリー」「約束、して」「俺にも、エリーを刻んでよ」 見上げる微笑みに、瞳を潤ませて。 「傍に居させてくれよな」 きっと、昔と同じように、屈託のない笑顔で。 あなたの傍で、あなたを求めた。 (-308) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 20:52:05 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ無責任の自覚はある。 何せ自分勝手にやってる事は百も承知だったからだ。 けれども。 まさか、ただの後輩だったはずのあなたに、ここまで後ろ髪を引かれるとは思っていなかったから、眉を落として苦笑した。 下手くそな言い回しが、それが言葉を選べないくらい本気である事を示している。 いつだって、置いていかれる側だったから、あなたが嫌だと思う気持ちが理解できないはずがなくて。 いつも堂々としているあなたが自信なさげにしている様子もまた、なかなか見られない姿だなと目を細めた。 「そうか」 「じゃあ、もう少し……気をつけてあげようか」 だからせめて、危険に一人で飛び込まないくらいの、注意を。 生活改善に関しては、不眠を直さなければどうにもならないから、色々と方法を探さないといけないけど……。 ――――と。 大人しく頭を撫でられたあなたを見上げて、そう心の中で呟いて。 あなたがこれを信じてくれるかはわからないが。 信じてくれるといいなと息をついた。 「キミにそんなに好かれてるとは、思わなかったからね」 皮肉の一つくらいは許されるだろう? まったく、大型犬に首輪をかけられた気分だよ。 (-309) eve_1224 2023/09/16(Sat) 20:53:06 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ「えぇ……」 今食べたのに、昼もまた食わされるのかと嘆息した。 クロスタータは美味しかったのだが、縮みきったこの胃には流石に重かった。 昼はせめてあっさりしたものにしていただきたい。 小言を言う同期はともかく、もう一人とは、どっちが先輩なのだかよくわからないやりとりだ。 #警察署 (65) eve_1224 2023/09/16(Sat) 20:59:27 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィードそろそろ弁えの必要になる頃とはいえ、 今のような場面であなたが年相応の振る舞いを見せるのは 必要以上に遠慮されるよりずっと気分が良いものだ。 それはいつだって同じこと。 「はあい。 すみません、ティラミスとショコラ・ズコットを追加で! はい、以上ですっ。保冷剤もお願いしていいですか?」 持ち運ぶ時間を尋ねられれば、2、3時間で、と答えつつ。 財布を取り出し、支払いを終え、 注文の品が箱に詰められていくのを待つ。 暫しの後、甘い香りでいっぱいの箱が手渡されれば また二人で車へと戻っていくのだろう。 (-310) unforg00 2023/09/16(Sat) 21:03:32 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「よーし、ここからが本番だ。家に帰るまでが遠足だぞ。 自分で選んだ分は責任持って自分で運べよ。 あと酒も半分は持て」 冗談めかしてそう言いながら。 車を止め、荷運びの分担をしていく。 大荷物はきっとアジトへ運び込むのにも一苦労だろう。 「車は後で親父の隠れ家に回しとく。お前も知ってる場所だ。 何かあったらそこを頼れ。いいな」 持つ袋の分担を決めしなに、ふと。 保険とは、事が起きる前にしておくものだ。 「尻尾巻いて足抜けするのだって、今のうちだ」 (-311) unforg00 2023/09/16(Sat) 21:04:50 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「それはまあ確かに……あ」 「もー」 貴方の指に抓まれて行ってしまったチーズを目で追って、 まあいいか、と思いつつ少し下唇を出した。とられたな。 「そゆことす。 だからって入れないって訳でもないすけど」 実際バイト先のおつかいでパンを持っていくことだってある。 ロメオは嫌ということもやる。嫌なだけだから。 祈るより動く方が性に合っているし不安にならない。 神を信じるくらいなら、自分と身の回りの人間を信じる。 目に映るものだけは確かだから、それがいい。 映らないものは怖い。 「──はあ。成程」 「そっか。抗争……デカかったんすもんね。 上下関係無く死んだなら、そーか」 「よくある話すね。残念ながら」 なんでもなさそうな口振り。そこにある確かな肉親の死。 過去の事で、よくある事で、それは事実で。 やっぱりちょっと困った顔で、 それでも同じようににっと笑った。 (-312) susuya 2023/09/16(Sat) 21:09:58 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「ん、お前の家に?」 何か質問が飛んでくると身構えていたから そう言われるときょとん、と目を瞬かせた。 不意打ちに少しだけ考える間を持たせてから。 横目で貴方を見るだろうか。 「いいのか、俺が行っても。」 それは貴方がはぐらかした事も聞くぞ、という確認。 (-313) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 21:16:50 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ないの。そうなんだ」 「いい事だな。なんかあったら手伝おうかと思ったよ」 よかったよかった、と頷きながら チーズが未だ伸びるフォカッチャを口に詰め込む。 「お前そう聞くとすげえ幸せモンみたいに聞こえるな……」 「オレもな、無いよ。特に無い、いつも通り。 やや忙しいくらいが丁度いいよ……人間暇な方が堪えるから」 ロメオ自身は問題ないようで、 仕事振りも気楽そうなものだった。 やっている事自体は気楽にやってはいけないものなのだが。 「なんかあったら言えよ、マジで。 あとこれ美味いから食え」 そう言ってフォカッチャを一欠押し付けた。 この男はいつもこんな感じなのである。 (-314) susuya 2023/09/16(Sat) 21:18:28 |
【赤】 黒眼鏡/*とりあえず自分がセットしますので、お二方はご自由に…というかんじでよろしい……かと! そしてご相談なのですが、 実は私、暗殺食らって今回で逮捕されますので……………(初手離脱系出資者) 演出される場合はお二方にお願いしたい感じです。 そのうえで、おっしゃるとおりほか役職のかたの行動考えると、私だけ設定でもいいのかな…というかんじもあります。 なにとぞよきようにしていただけましたら……… いろいろお任せしてしまってすみませんが、よろしくお願いします…! (※いいつつ檻の中からの指示みたいなロールでよければ自分もできます やりやすいほうで!) (*20) gt 2023/09/16(Sat) 21:24:05 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「片腹痛いですね。あなたに俺の飼い主が務まるとは到底思えません。なんならあんたより俺のが飼い主向きだと思いますよ、お嬢さん」 こちらとて調子が戻ってきたのか、売り言葉に買い言葉。 本気にしたわけでもないが、さりとて冗談でも引きはしない。 「隠れられる場所があるなら用意しておくべきでしょうね。 ……別荘の用意ができる上司か。豪胆だな。 俺ならば持て余しそうではあるが、にしたってだ」 花壇置き場にしかならないだろうし、 いざ自分が逃げ込むとなったらどこぞのホテルで十分だろうが。 そういう仕事ってやっぱり常識に囚われていないなあ。 「話が上手い事纏まってよかった。 もし、万が一フィオレさんを怒らせるようなことがあったら、 埋め合わせはただでは済みそうにないですし」 (-315) backador 2023/09/16(Sat) 21:26:25 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡別離で苦しむのは、その資格があるものだけ。 本当にそうだろうか。どんな人物でも自分の感情を蔑ろにしないといけないなんて、とアリーチェは最初に思う。 神は、神から見て善人と言う区分を設けないと思うから。 悪党がいるとして、それは悪党の側が神の愛を拒否しているだけ。 悪党と自らを例える貴方に、昔聞いた言葉を不意に思い出した。 「等、級?」 「……今からでも悔い改めれば救われる、と言っても、 きっと望まれないし、信じられる事もないのでしょうね」 「私も、神の愛を疑ったことがありますから、 人にこんな事を言える身分では全くないんですけどね」 自分は人を導く神父でも、シスターでもない。 なにより、聖職者であっても、他者の選択は全て自らに任されており、その選択を誰であっても裁く事はできないのだから。 貴方のその選択を少し悲しくは思うが、価値観の押し付けはよくないとそれ以上この件について言葉を紡ぐのを辞めた。 「いいえ、私は大したことは何も。 もし少しでもアレッサンドロさんの役に立てたのなら、 昔のご恩を返したと言うだけですよ」 (-316) poru 2023/09/16(Sat) 21:28:47 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ/*様子見てたら変な声出ちゃいました。 あのメールはそういう事かー!愉快な事になりますね… 此方も今はイレネオさんにセットしてあります。 が、女史が此処で離脱となれば 別行動している、という体の方が自然ではある気は致します。 バラけさせるのも一手のように思えますが もしバラけさせる場合 カンターミネさん、ルチアーノさんのいずれかでしょうか? 此方も良きように合わせますので これしたいな〜があれば是非是非どうぞ〜。 (*21) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 21:31:10 |
【秘】 Chiavica テオドロ → pasticciona アリーチェ「俺はお世辞は言わないってのに、 あんたって意外と怖いもの知らずだよな……」 素に近い口調で、その妙な心配性をつつく。 この俺に出せるんだったら誰でも行けないか。 気を遣われないのが楽ってんなら構いやしないが。 「別に……いいですけど。予定があるわけじゃなし。 仕事もすぐに忙しくなるわけでもないだろう」 一瞥くれただけで、その視線はすぐに正面に戻される。 まず最初に一度断っていない時点でそれほど面倒がってはいないらしい。幼馴染であるあなたなら分かるはずだ。 (-317) backador 2023/09/16(Sat) 21:32:48 |
【秘】 マスター エリカ → 月桂樹の下で ニコロ/* 御機嫌よう運営です! 能力行使周りの確認に参りました。 本日の能力行使は「パス」になるかしら? それとも狼全体で襲撃先をあわせているかな。特に何もなければそのどちらかと考えておきますね。 以降、更新前に変えたくなった場合には、なるべく早くにお知らせください。 この初回はほとんど問題ないけど、以降の日付になってくると場合によってはストップをお願いすることもあるので。 …というお知らせでした。そんなで引き続きおたのしみくださいませ〜Ciao! (-318) 66111 2023/09/16(Sat) 21:34:45 |
【秘】 マスター エリカ → 無敵の リヴィオ/* 御機嫌よう運営です! 能力行使周りの確認に参りました。 本日の能力行使は「パス」になるかしら? それとも狼全体で襲撃先をあわせているかな。特に何もなければそのどちらかと考えておきますね。 以降、更新前に変えたくなった場合には、なるべく早くにお知らせください。 この初回はほとんど問題ないけど、以降の日付になってくると場合によってはストップをお願いすることもあるので。 …というお知らせでした。そんなで引き続きおたのしみくださいませ〜Ciao! (-319) 66111 2023/09/16(Sat) 21:35:21 |
【秘】 マスター エリカ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* 御機嫌よう運営です! 能力行使周りの確認に参りました。 本日の能力行使は「パス」になるかしら? 特に何もなければそう考えておきますね。 以降、更新前に変えたくなった場合には、なるべく早くにお知らせください。 この初回はほとんど問題ないけど、以降の日付になってくると場合によってはストップをお願いすることもあるので。 …というお知らせでした。 それと黒眼鏡様の村時空三日目のパンツは「グレイの無地」とのことです。 そんなところかな、引き続きおたのしみくださいませ〜Ciao! (-320) 66111 2023/09/16(Sat) 21:38:10 |
【秘】 マスター エリカ → Chiavica テオドロ/* 御機嫌よう運営です! 能力行使周りの確認に参りました。 本日の能力行使は「パス」になるかしら? 特に何もなければそう考えておきますね。 以降、更新前に変えたくなった場合には、なるべく早くにお知らせください。 この初回はほとんど問題ないけど、以降の日付になってくると場合によっては毒殺能力の方はストップをお願いすることもあるので。 (蘇生能力に関してはストップがかかることは大よそありません) …というお知らせでした。そんなで引き続きおたのしみくださいませ〜Ciao! (-321) 66111 2023/09/16(Sat) 21:40:59 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…はは、別に聞かれなければ答えないだけだ。 それに、はぐらかしても君は後で問いかけて来そうだしね」 それなら最初から話をする方がお互いに楽だろう? こうして、話す機会があるうちにね。 「もちろん、来なくても構わないよ。 …俺はどちらでも構わないんだ、ニコロ」 どうする?問いかけるように男の首が傾いた。 (-322) sinorit 2023/09/16(Sat) 21:43:43 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「……そうよね。やっぱり、 何としても皆が捕まらないようにしないと。 もっと、もっと、何か情報でも握れればいいのに……」 貴方が素直に肯定してくれたことで、それ以上大きく騒ぐことはなかった。 そうして零すのは情報への渇望。待つしかない。けれど待つ時間を少しでも短くできないかと言うもの。 「うん、ありがとうヴィットーレ。同じ気持ちよ。 きっと貴方が消えたらわたし、平静を装える自信がないから、きっと署でわんわん泣いちゃうかもしれないわ」 だから、絶対捕まらないでね。 本当は"絶対"なんてないなんて知っていて。 それでも貴方にそう言わずにはいられなかった。 「あ。それじゃあわたし、モヒートで」 「……わたし、ヴィットーレがマフィアになった理由、 そう言えば知らない気がする。孤児院の皆のため?」 看板をひっくり返すあなたの背にそう問いかける。 こうは言ったものの昔から気になっていたのは事実で、こんな話題の中じゃないと切り出せないと言う所があったから。 (-323) poru 2023/09/16(Sat) 21:45:20 |
【人】 渡りに船 ロメオ「困ったな」 困っている事、その一。 今回の騒ぎで怖がっていないかと思い、 非番であるがバイト先を尋ねた。 怖い事ァ何もねえと袋いっぱいのパンの耳を持たされた。 困っている事、その二。 先程から足に黒猫が纏わりついて離れない。 公園。 徒歩で用足しついで、疲れたので 花壇脇のベンチに座っていた。 時はそろそろ日も落ちてこようかという頃。 こんな騒ぎがあってもマア子供は元気に遊ぶし、 秋の花は咲いているし、鳥は鳴いている。 あんな法律これらにはあんまり関係なくて、 それを感じたくてぶらりと立ち寄ったのに。 「マジ……」「なにがそんなに気に入ったわけ」 変に懐かれてしまったから、変に動けなくなってしまった。 流石に蹴り飛ばして歩いていく訳にもあるまいし。 ナアナア鳴いている野良猫を眺めながら、 パンの耳の処遇についてぼんやり考えていた。 #公園 (66) susuya 2023/09/16(Sat) 21:47:25 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオわかりやすく上がった不服の声。 してやったり、と笑ってチーズを口に放り込んだ。 「そうそう、まあ結局 陰で糸引いてやがったのは余所者だったそうだが。 だからってもないが、俺ぁノッテの事を恨んじゃいないけどな」 「俺と同じような奴もいくらでも居るだろうし、 結局んとこ、ガキの頃から世話になってる人も居れば 同期の連中も居る。俺にとってはノッテも家みたいなもんだ」 遠くの神より近くの人、それは同じことらしく。 ぐ、とまたグラスを傾ける。 そろそろ水も飲めと怒られる頃だろうか。 「結局のとこ、昔の話より今の身内だ。 目に見える範囲がいつも通りならそれでよし。 それが一番ってやつだよなあ」 あんま昇進はしたくないもんだが、とぼやきつつ。 とはいえそれもこれも酒片手の他愛ない話といった調子で。 (-324) unforg00 2023/09/16(Sat) 21:51:55 |
【赤】 無敵の リヴィオ/* アッ かしこまりました! メールと忘れ物でもしや?とは思いましたが… それではN.N.は今回パスにセットしておきますね 別行動、あるいは今回は留守番役ということで Alberoの行動についてはお任せします あくまでN.N.のセットがパスという形で… 我々が一気に落ちることはなさそうですが念の為! 運営ちゃんにもパス連絡しておきます 樹木子と猫又に恐れているN.N.PLより… (*22) sinorit 2023/09/16(Sat) 21:57:12 |
【教】 pasticciona アリーチェ「裏切者……」 「組織内での裏切者なんて考えたくないわね…… 最も、今の警察は裏切りどころか分裂状態だけど……」 公僕である以上、上が水は赤いと言えば赤くなるのだ。 新法案に反発している人は少なくはなくなくとも、 それに表から批判できる人はいないし、"いなくなる"。 「……ノッテに裏切者がいない事、私も祈ってるわ。 どこでどんな利権が発生しているかわからないだけに、 いないと言い切れないのが複雑だけれどね」 (/19) poru 2023/09/16(Sat) 22:00:08 |
【教】 pasticciona アリーチェ「……えっ?」 「……やだ、ペネロペ。 わたしが幾らドジだからって、性別を間違えたりは…… 間違えたりは…… しない…… はず……」 またからかおうとして〜。くらいの軽い笑みを最初は浮かべていた物の、徐々にその表情が固くなって。 「………… うそ 」 (/20) poru 2023/09/16(Sat) 22:01:09 |
【秘】 無敵の リヴィオ → マスター エリカ/* 運営チャン!ご連絡遅くなりました! 本日の能力行使ですがリヴィオは「パス」にセットしています さっきまで全体でしたが相談した結果… 遅く!なって!すみませんーーー!!!! これ以降変更はないのでご安心くださいませ 次回以降はもう少し早めに連絡出来るようにガンバリマス (-325) sinorit 2023/09/16(Sat) 22:01:45 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「俺のツラが良すぎて勘違いさせたのは悪いと思うが…」 傲慢。 「まあ夢を抱いたままでも結構だけどよ。 そういう相談にはあんま期待すんなよって事。」 (/21) unforg00 2023/09/16(Sat) 22:11:41 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → Chiavica テオドロ「もう。テオ相手だから怖いはないわよ。 お世辞、言わないのもあるけど一番は安心できるから」 優しい、優しくないは各人色々差はあるけれど。 同い年で恐怖も共有した大切な幼馴染に勝る安心度はない。 例えお世辞の有無にかかわらず、貴方であればそう。 「本当?よかった! それじゃあ、今度のお休みに作って待ってるね」 相手が面倒臭がっていても多少押す気は満々だったのだが、今回は割と乗り気の部類らしい。 下手な事をやってその気を逸らしてはいけないからと、その場は大人しく元通りに正面に向きなおした。 (-326) poru 2023/09/16(Sat) 22:12:29 |
【秘】 マスター エリカ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* Ciao! 運営です、追加で役職的な確認事項を持ってきました。 魔術師様がヴィンセンツィオ様を占おうと思っているそうです。ヴィンセンツィオ様が妖精陣営であることをお知らせしても大丈夫ですか? (占うとシステム的な死亡が起こる=逮捕が起こることを通知しても構いませんか?) 実際に占うまでのおたのしみでもOKです。し、占いの実行を一日遅らせてほしいなど、伝えたいことががあれば持ち帰って伝えます。どうしましょう? (-327) 66111 2023/09/16(Sat) 22:15:10 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* こんばんは、おさとうかえでです。 よき余生をお過ごしいただけているでしょうか。 …言っておいて苦しくなりましたので、本題にさっさと移ります。 確認は、襲撃ロールの内容についてです。 先日お伝えしましたように、お手伝い権を用いて罠にはめるような予定です。 内容について運営Mさんと共にうんうん悩ませて頂きましたこととその感謝をここに色濃く残しておきます。 そこでこちらから出ました案は、 ・ダニエラが大量の食べ物を用意してニーノくんに処理の『お手伝い』を頼む ・警察はダニエラが配るからニーノくんは他のお知り合い(村のメンバー上マフィア)に配ることに ・(マフィアに食べ物をお裾分けしたあと)マフィアとの密会の疑いで拘留、逮捕 上記のような形になります。 仲のいいマフィアの方がいらっしゃることが前提になりますので、まずは提案として。 墓落ち後にも墓落ち前時空でお裾分けロールなどできそうですし、どうかな〜と。…どうでしょう? (-328) oO832mk 2023/09/16(Sat) 22:16:24 |
【教】 pasticciona アリーチェ「夢、一瞬で儚く砕け散ったわよ…… ううん、まだ夢の中ではあるんだけど」 「絶対女の子だと思ってたのになぁ…………」 完全に女性の先輩と思って慕う気満々だった女は、ショックのあまり机に顔を押し付けるように突っ伏した。暫くは起き上がってこない事だろう。 「じゃあどうして女の子に見える格好を? ……女の方が有利なこととか、やっぱりあるのかしら」 (/22) poru 2023/09/16(Sat) 22:17:23 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「………。」 また少しだけ、考える間があっただろう。 けれど、それはそう長くなくて。 「いや、行かせて貰うぜ。 折角だし、な。」 話せるうちに話さなければ 何があるかなんて分からないから。 「ところでお前の家ってどこにあるんだ?」 如何に同僚と言ったって家の場所まで知っている訳もなくて 首を傾げる貴方に合わせて、此方も首を傾げただろう。 (-329) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 22:17:56 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「頼りにしてるわ」 でも今はあんまり説得力がないわね、なんてくすくす笑って。 「また、突然ね。いがみ合ってるって言っても、警察が突然踏み入ってくるわけでもないでしょう? 何年とそうだったから、ずっとそうであるとも限らないっていうのは分かってるつもりだけど…」 「昔は、いつもの場所が突然ごろつきにめちゃくちゃにされて……力がなかったから、小さい子を吊れて一緒に逃げたものだわ」 理解は出来る。そう言っておいてもらえたから、あなたの部下は問題なく逃げられるはずだ。 まるで何かが起こる、とでも言いたげな口ぶりには 流石の彼女も怪訝そうな様子を見せてはいたけれど。 「うん」 「ファミリーの外にも仲良しの人はいるし、いざとなれば行きずりの人でも捕まえられるわ。 一日だけなら、どうにでも出来る」 「別のところにお部屋を持ってはおきたいかも。お金を用意してくれるっていうなら甘えちゃおうかしら」 言葉の裏を読めるほど賢くはなかったから、飲み込んだ言葉を察することはなかった。 それに、ファミリーのことを掛け値なしに信頼しているから。 疑う事なんて出来なかったのだ。 (-330) otomizu 2023/09/16(Sat) 22:23:31 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「ふふふ、駄目よそんな露骨に悲しがっちゃ。 泣くならせめてお手洗いの中にしなさいな。」 ちゃぁんと努力するわよ♡と貴方を安心づけるために 笑ったヴィットーレは────しかし、 明日には捕まる運命だ。まだ誰も知る由はないけれど。 場末のバーは開店してもすぐにお客が来るようなことはない。 注文通りにモヒートを貴方に差し出して、 問われた言葉には、一度何かを片付けるようなしぐさで 背中を向けて。……表情は見て取れない。 「………う〜ん、どちらかというと自分の為ね。 知りたい事があったの。その為に、マフィアになるのが 一番都合がよかったのよ。それに………」 「……孤児院で過ごすのが、辛くなってしまって。逃げたのね。」 「……昔、アリーチェを助けた時……… 一緒に居た子供達を覚えてる? アメリータ、レオニタ、トール…皆貴方と遊んだことがあるのだけれど。」 (-331) arenda 2023/09/16(Sat) 22:26:49 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「まあ夢の中で夢が砕け散る事もあらあな」 テーブルに突っ伏す様子を見ながら適当言っている。カス。 「ん〜……まあ女の方が懐には入り込みやすいからな。 弱そうだと思わせておいた方が得な事も多いし。 女の方が入りやすい場所も多いし…」 夢のない話がどんどん出てくる。 (/23) unforg00 2023/09/16(Sat) 22:27:57 |
【赤】 月桂樹の下で ニコロ/*なるほど… であれば此方も今回はパスとしておきましょう。 此処で2人も捕まるのはヤバそうですし… 運営ちゃんにもその体で報告しておきます! (*23) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 22:31:03 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → マスター エリカ/*大変お待たせしました、凶狼です。 協議の結果、今回此方は『パス』で行きたいと思います。 (-332) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 22:34:37 |
【人】 コピーキャット ペネロペ「お客さん、普段あんまりお酒は飲まれない方ですか? なるほど!では甘いものと炭酸は?苦手ではない? じゃあ……こういうのはどうでしょう」 「スパークリングワインに、 ピーチネクターで作ったカクテルですっ! 甘くて飲み口が良いって評判のお酒なんですよ!」 しとしとと雨の降る夜。 本日もきっと #バー:アマラント は通常営業中。 私と同じ名前のカクテルなんですよ、 なんて笑う店員もいつもと変わりなく。 とはいえ、件の法は多少なり話題に上りはしたことだろう。 #バー:アマラント (67) unforg00 2023/09/16(Sat) 22:42:12 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレモヒートを受け取りながら、一口飲みほす。 果実の酸味とラムの甘い香りの液体が乾いた喉に染み渡る。 「知りたい事があるから、マフィアに……」 一度そこで口を開いたのは、自分にも思い当たる何かがあったのかもしれない。 表情が見えない事に少し不安も覚えるけれど、本当に話したくなければきっと話を流してくれただろうと受け取り、続く貴方の話を神妙な顔で頷きながら聞いて。 辛くなって逃げた。 いつもの貴方からはとても想像できない動機で、それだけにそれ程の何かがあったのかと途端に心配そうに表情を歪める。 「……ええ、勿論覚えているわ。 あの日の事を忘れたことは一日足りともないから、 誰が一緒にいたかは記憶にしっかり残っているよ」 あの日。貴方に助けられたあの日。 不審な男に絡まれて恐怖で身も竦んだ時、貴方の姿が見えた時、自分がどれ程救われた事か。 きっと貴方に伝えたくても伝わり切らないその心を思い出していた。 (-333) poru 2023/09/16(Sat) 22:46:17 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ君が考える間、男は黙って翠眼を向け続ける。 しかし答えを聞けば、笑顔で頷いて。 「OK、それじゃあ近々……今夜でも構わない」 また明日、その明日が来るかなんて、 今の状況では何も言えない。 それなら早めにどうだろうと誘いをひとつ増やした。 「家はここからそう遠くない。 出社しやすいように近くを選んだんだ」 徒歩で通勤出来るくらいの距離。 口で説明するのもなんだからと一緒に帰りに向かうか。 あるいは君の連絡先に住所を送るかの二択。 家へ招待するのは君が初めてだから、 どの方法が楽なのかあまり思い付かなかった。 (-334) sinorit 2023/09/16(Sat) 22:52:20 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 花浅葱 エルヴィーノ「やった、ありがとうございます! じゃあよろしくお願いして……」 応えてくれた貴方の表情に陰りは見えないから、こちらはこちらで内心ほっと息を吐きつつ。 指摘を受ければぽくぽくぽく、と沈黙の後に「あ」と声をあげた。 「……そうじゃん! あっいや、オレの非番がじゃなくて! せんぱいの見回り時間を邪魔しちゃってる……!」 自分の時間はどれくらい使っても何の問題もないのだけれど、貴方の仕事時間はそうではないとはこちらの認識。 「えっと、じゃあこれぐらいで! 色々……話してくれてありがとうございました。 またチェスも教えてくださいね!いっつも楽しいから!」 なので最後にはその一声と、いつかのシエスタの時間での対戦を心待ちにする笑顔を向けた。 特に呼び止められることがなければぶんぶんと手を振りつつ、その場を後にすることだろう。 どうかこの先、貴方の心の憂いが少しでも晴れる日が来ることを祈りながら。 (-335) mspn 2023/09/16(Sat) 22:53:15 |
【教】 pasticciona アリーチェ「諜報するには女の方が有利なのはよくわかったわ。 いざとなれば、男の力で抵抗もできるし…… ちょっと羨ましいかもしれないわね、ペネロペのそれ」 夢のない話に更に潰されて机に突っ伏していた顔がようやく上がる。 「……今、やっぱりペネロペの所、忙しい? よかったら様子を見るだけでもいいから、 ちょっと、ある人をサポートして貰ったりは……」 ごにょごにょ。 自分でも、余りいい提案じゃないのは理解していたのだろう。 声が小さく潰れて行って、目線は逸らされる。 普通は多忙なら、誰かひとりじゃなく身内全体の利になるように動く筈だ。 それを夢で出会ったどこの馬の骨か知らない女の要望を聞いてくれることなんてまずないと思うけれど、言わずにはいられなかった。 (/24) poru 2023/09/16(Sat) 22:55:32 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ重ね絡めた指の先。 控えめに艷めく、マリーゴールドの色をしたエナメル。 「…えー。」 「知ってたよお。」 くすりくすりと、喉を鳴らして。 そう言ってしまえば恥ずかしがってくれるかなとか。 そこまで深くは考えなくとも、自分にしか見せないあなたの姿をつよく望む。 するりと素肌に滑らせたもうひとつの指先もまた同じように。 誰も知らないあなたを求めて。自分を求めるあなたを求めて。 「…うん。約束。」 「あたしも、ずっと」「ミネの傍に、いるよお」 「だから」「ミネも。」 落とす言葉に、吐息を混ぜて。 時折2人の吐息も交ぜて。 「そばに、」 ぱちんと頭の中が白んで震えて。 それでももっと、もっとと、あなたを求む。 (-336) oO832mk 2023/09/16(Sat) 22:57:33 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペねだった甘味が箱に詰められるのをにこにこと眺め、楽しみですね、と店の扉を開けてエスコートする。 その動作はとても自然で、染みついたものだろう。 * 「任せてくださいよ。 鍛えてるって……言いましたからね!ワッ 重てっ」 そんなことを宣いながら、両手いっぱいに袋を持つ。 偏らないように、崩れないようにと慎重に持てば、幾度か往復を繰り返さないと到底無理な量だ。 「……いざという時が来ないといいんですけど。 ありがとうございます。どうしようもなくなれば、 泣きつきに行きますよ」 続く貴方の言葉に手を止め、じっと貴方の顔を見る。 わがまま放題ですっきりした子供は、取り乱しこそなかったが拗ねたような顔をしていた。 「それを本気で言ったんだとしたら、結構悲しいですよ。 貴方と、アレさんが助けてくれたんだ。 俺の命は貴方達のものなんだ」 いざとなったら切り捨てられる覚悟もしている。 嘘でも自白でもなんでも吐いて、身代わりになったっていい。 帰りたい場所に、貴方達がいてくれるなら、何度汚れたっていい。 (-337) NineN 2023/09/16(Sat) 23:06:05 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「マジか。えー…じゃあ、お言葉に甘えて。 今晩でも邪魔させて貰おうかね…」 珈琲を煽り切って、缶を軽く潰す。 そうしてくずカゴに捨てるまでは一連の動作で。 「案内は頼むぜ。 住所見ながらでも行けそうだけど、迷ったら困るしさ。」 多分楽なのは貴方についていくこと。 迷う事がないからだ。 (-338) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 23:09:18 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「あの時は本当に驚いたわ。 貴方が無事でよかった。 大切な家族が襲われたとなったら、 アタシも冷静じゃいられなかったもの。」 あの時のヴィットーレたるや否や。 元々スラム育ち故の喧嘩慣れした体術は荒々しく卑劣で、 その頃から変わらなかった普段のやんわりとしたイメージを 払拭してしまうには十分すぎるくらいの姿を君に見せていた事だろう。 ヴィットーレにとって、家族を助けるのは当たり前の事。 だからきっと貴方にどれだけの感謝を伝えられようと、 気にしないで、の一言で軽く流してしまって。 「…………うちの孤児院、経営が厳しかったの。 前の院長が大往生でお亡くなりになって、後継ぎもいなくて アタシが継いで………まぁ、まだ16だったから、 お金のあてなんてないし………当たり前よね。」 依然として背中を向けたまま語る。 確かに裕福そうではなかった孤児院ではあるが、 貴方の記憶では、そこまで貧困にあえいでいた、というほどの 困窮具合でもなかったはずだ。 「最初は色々売ってたのよ。まだ使える家財とか、 皆で内職したものとか………まぁ、それでも 子供たち全員を養うには全然足りなくて…… 売れるものだってどんどんなくなっていって……」 客は未だに誰も来ない。 今ここには、貴方とヴィットーレの二人だけ。 (-339) arenda 2023/09/16(Sat) 23:09:47 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「───孤児院に必要最低限の家具しかなくなった頃。」 「子供しかいないうちの孤児院に、 あと売れるものは 一つしか 残っていなかった。」アメリータも、レオニタも、トールも。 あの日以降の交流会で、貴方が見た覚えはないはずだ。 ヴィットーレは背中を向け続けている。顔は見えない。 (-340) arenda 2023/09/16(Sat) 23:13:00 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>54 ニコロ 貴方が視線を向けた先、その墓石に刻まれている名は無く。 こちらはといえば、語る貴方を見上げてじっと視線を注いでいた。 自分よりずっと長い間、正義の肩書を背負って生きてきた人の言葉。 それを一つ一つ真剣に受け止めるようにしてから、最後。 冗談めかした言葉にはきょんと呆けた表情を浮かべ……それでも。 「……そっか」 何か納得したかのような小さな声を落とした。 それからようやくだ、普段通りににへらと笑って。 「その、ニコロせんぱいの首が飛んだら困る人がいっぱいいるし! オレだってそんなのいやなので……いやだからちゃんと、ここだけの内緒にします」 人差し指を立ててまずは内緒のポーズ。 しっかりきっかり誓いを立ててから、言を続けた。 「でも味方につけるまではいかなくても、なんていうか。 いま、オレの中でとりあえずの……したいことは見えた気がするから」 「――だからありがとうございます、せんぱい! オレ、朝より元気が出ました!」 (68) mspn 2023/09/16(Sat) 23:13:01 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「捕まらんで欲しい奴かあ……。 俺の部下に一人可愛いやつがいてなあ、 そいつは一人寂しいと泣くんで無事で居て欲しいね」 「それ以外はー、あんたぐらいだ」 それは偽りなく、心から。特に深い意味も無く告げられる。 どちらも女性であるが、そこに自分の所属している陣営は甘味されて居ない。 「こちとら周りは覚悟が決まった連中が多いんでな、心配はしてない。 だが、協力している身からすればあんたみたいにやりたい事がある人間が志し半ばで折られるのは忍びないねえ」 「男なんてそんなもんだ」 心配しすぎた方が嫌な顔をされる。 まあ、捕まった情けない姿を見たいわけではない人間はいるが。 (!10) toumi_ 2023/09/16(Sat) 23:15:46 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ>>66 ロメオ 「あれえ」 「こんにちはあ、お兄さあん」 よく見る顔が、全然見ない場所にいる。 遠巻きにその長身を見つけた女は、軽く手を振って寄ってきた。 …足元に何かいる。 猫とあなたと見比べた後、小首を傾げ。 「…何してるんですかあ??」 (69) oO832mk 2023/09/16(Sat) 23:17:20 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「そうなんですよね。 こんな仕事しておいて何だって話なんですけど」 これは内緒ですよ、と少しだけ声を潜めて。 「実は今、めちゃくちゃ幸せなんです。 尊敬できる人も、面倒見のいい先輩もいてくれるので」 そうして悪戯っ子のように笑った。 今はペネロペと名乗り少女のように振舞っているメイドマンと、黒眼鏡と呼ばれるカポ・レジームを一心に慕っていることは、以前話したことはあっただろうか。 面倒見のいい先輩、というのはもちろん貴方のこと。 気軽にやってはいけないことを日々の糧にしている者同士だ。 何か困ったら助け合う、そんな当たり前の善意は持っているのに、不思議なものである。 「ロメオさんも何かあったら言ってくださいよ。 あとこれ、交換ですね」 そんな貴方の行動もいつものこと。 手元にあったパンのカスタードたっぷりの部分とフォカッチャの一欠が無事に交換された。 (-341) NineN 2023/09/16(Sat) 23:23:40 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「警察がマフィアに金を借りるなんて、バレたらうちの大型犬にまた詰め寄られてしまうよ」 あなたとの関係を知っているのは、同期のテオドロだけのはず。 既に黒眼鏡の店に行ったのを見られてて問い詰められたというのにと、肩をすくめた。 とはいえ、満足行くだけという言葉には「当たり前でしょ」と、不敵に笑って。 人の人生を左右する傲慢な情を再確認した。 「探してる人……、それって、あの時の事件の犯人じゃないんだ……。 キミはそいつに死んでほしくないって思ってるんだね」 「……大事な人?」 本当は。 昔のあなたの夢だって大事にして、今も目指して欲しい。 それでも10年以上経ってしまった歳月は、子供を大人に変えてしまった。 資料を洗ってあの時の事件の犯人を探しているけれど、本当はもう、あなたはみつけたいとすら思っていないのかもしれない。 「教えてくれれば、こっちで調べられることくらいは調べるけど……」 僕はあなたに自由になってほしいのだ。 誰よりも、きっと。 (_14) eve_1224 2023/09/16(Sat) 23:23:51 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ま、見た目に気を遣ったり上手くやらねえと ただひ弱なだけの男になるけどな」 自分は上手くやっている、そういった自負。 傲慢の裏返しは自分への自信にある。 「サポートするったってなあ。 そりゃ下から上まで大忙しも大忙しだよ。 相手と内容を聞かなきゃどうとも言えん あんたが実在する人間なのかもまだ怪しいところだしな」 髪をいじりながらそう答える。 この男の行動原理は結局のところは損得勘定だ。 それがひいてはこちらの利益になりそうなら、 今は誰か一人の為の利益だろうと飲む事はできる、が。 (/25) unforg00 2023/09/16(Sat) 23:31:22 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ「普通のビールがごど……なら……」 「…………さ、三倍……!?」 ハワ……みたいな反応になってしまった、さすがに。 ビールは数回口にしたことがあるが、そのときでもアルコールだ……と感じ入っていたぐらいだ。 もしかして自分にカクテルは早かったのではなんて考えるのだけれど、それでも折角の機会なのだから飲みたいは飲みたい。 やるぞとごくり、一人生唾を飲み込んでから。 「へえ〜……菫なんだ。 青いのってだめ?」 味の想像があんまりつかないなと思いつつ、色に関しては綺麗だと思うけどな、と。 続ける前に実際に届いたものだから。 自分の前に届いたお酒よりも、貴方の前に届いた美しさにまずぱっと目を輝かせた。 「きれ〜……えっ、いいの!? 飲みたい飲みたい!」 そう言ってどこか前のめりに主張。 頼みを貴方が聞き届けてくれたのなら、一口目か、貴方が飲んだ後の二口目を貰ったことだろう。 その結果── [1/2] (=2) mspn 2023/09/16(Sat) 23:32:17 |
【鳴】 陽光の元で ニーノ「──ぅ、ゎ」 ぴた、と固まっていた。 普段味わうことのない度数の高さが喉を焼いて少し咽かけそうにもなる。 けれど口中に広がるまろやかな甘味とすっきりとした酸味は飲みやすさを感じさせるもので。 味わった結果、真っ先に出てきた感想は。 「……お、大人、だ」 「これ、大人だよ……」 階段一歩登っちゃった感覚を形にしたかったのだが、謎語彙チョイスとなっている。 「え〜いっつもこういうの飲んでるの?かっけえなあ〜……」 [2/2] (=3) mspn 2023/09/16(Sat) 23:34:29 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「じゃあそれでもいいけど」 「あなたの持つリードを思い切り引っ張って、振り回しちゃってもいいのね?飼い主さん」 首輪がついたって大人しくしてあげないんだから! 悪戯を思いついた子供のような顔で笑ってみせて。 来た道を、あなたの腕にくっついて戻ろうとするのだろう。振りほどいたっていい。 「逃げられる場所はいくつか用意しとけって言われてたからね。 私の部屋と、あなたの部屋と…もう一つあれば足りるかしら」 「私も殆ど夜は人の家かホテルかだし。別荘どころか自分の部屋だって、殆ど使ってないんだけど」 殆ど荷物置き場だ。 とはいえ、この状況では仕事もまともにできないだろうから。 しばらくはあなたの家に転がり込んだりしているのだろうが。 「私、そんな怖い女に見える?」 「精々、あなたが床の上で駄々こねるまでねちっこく口説き落とそうとしてやるくらいよ」 悪い女。 「むしろ、すぐに前向きな返事がもらえて良かったわ。 もっと違う手段を取らなきゃいけないかもって色々考えていたものだから」 (-342) otomizu 2023/09/16(Sat) 23:37:37 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「驕るなよ、ダヴィード。」 「俺はお前の命まで預かってやったつもりはねえよ。 生きる事と死ぬ事の責任を放棄するな。 手前の命には手前が責任を取れ。」 (-343) unforg00 2023/09/16(Sat) 23:41:03 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「生まれた時から死ぬ時まで、お前の命はお前のもんだ。」 「使い方を決める権利はお前しか持ってない。 使うなら、自分の命に手前で手綱付けたまま。 その上で俺達の為に使うんだな」 言い終えれば、どっこいしょ、とおっさん臭い掛け声と共に。 自分の分の荷物を抱え、車のドアを閉める。 悲しいのが自分だけだと思っているなんて、 その傲慢は飼い主に似でもしてしまったのかと。 そんな事を思いながら。 「そら、日が沈む前に持ってくぞ。」 (-344) unforg00 2023/09/16(Sat) 23:41:34 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ名が出たことには率直に驚いて。大きく瞬いたミントブルー。 けれどその視線を少しずつ低く落としていく。 「覚悟、とかあ。」 「そーゆうの、よくわかりませんけどお…」 フォークを1度置く。 上手く言葉にできないけれど、妙な蟠りだけ溜まっている。 「自己満足とは、違うんです…よねえ?」 「自業自得だから、心配してない〜とか」 「……いやあ、ええとお」 結局、言い表せないままかぶりをふった。 ごめんなさいー、と一言置いたあと。 「母子家庭、だったんですう。」 「だからあんまり、」 「男の人の考えてる事はわからない…って、言いますかあ。」 「でも、そういうもの、なんですねえ…。」 (!11) oO832mk 2023/09/16(Sat) 23:41:52 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/*遅くなりスミマセン、こちら大丈夫です! 逮捕まではこちらからしなければいけないことはないので、勧めてもらっても構いません。 (-345) gt 2023/09/16(Sat) 23:44:26 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ今日が大騒ぎの日でなかったなら。 もし、その上で来ることが分かっていたなら。 そしてそれでも同じような事になっていたのならば。 きっと、こちらの指先も瞳と同じ色に染めて、 あなたの全てを見ようとしていた。 「……ずるいよなあぁ〜……」 結局、全部見られていたのは自分だった訳だから、 頬に朱を差す羽目になる。顔を隠そうにも、 両の手はもう捧げて、絡めて、滑らせ、重ねているし。 吐息も、心も、身体も混ぜるような、そんな距離では。 きっと、薄い闇なんて衣では、ミントブルーを遮れない。 「した、からな」「約束」 「取り消せ、ない」「から……っ」 それは、自身の内に。そして、相手の内に。 刻むように、深く。抉るように、強く。 吐息だけじゃ足りないから、と重なり、混ぜて、交ぜて。 ああ。 抑えが、利かない――。 「そば、に――」 そうして幾度も、幾度も。幾度も……。 どちらともなく、どろどろのまま、眠りに落ちるまで。 或いは、落ちても。どこまでも――忘れない夜を、過ごした。 (-347) shell_memoria 2023/09/16(Sat) 23:54:59 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「……そんなに、厳しかったの? なんで、相談してくれば……なんて、言えない、かな」 そこまで当時の孤児院の経営が悪化していたなんて、幼子だったアリーチェにとって想像もしていなかった事で。それは今となっても同じだ。 教会だって裕福な訳ではない。助けを求めてと言ったってあくまでそれは当時庇護されていた身分のアリーチェが言うことだ。 実際の教会はそんな余裕はないと動かなかったかもしれない。 助けを求めるのだって容易ではないのに、それでも貴方の話を聞いていく度に、何か自分ができる事がなかったのかと後悔の念に駆られる。 「…………」 思わず拳を握りしめた事で爪が刺さって赤みが増す。 アメリータ、レオニタ、トール。 三人を見なくなったのは、誰かに引き取られていたからと今日まで信じて疑わなかった。 それがいかに愚かなで安直で楽観視した考えだったか、思い知らされ突き落とされたような気持ちになる。 「……わたし、は、誘拐された事があるから、誰かを切り捨ててることが凄く嫌いで、怖くて、今もそんな世の中が許せなくて、だから、…… ……だから、彼らを売ったこと、他の方法は本当になかったのかって、怒りが止まないけれど」 (-348) poru 2023/09/16(Sat) 23:55:15 |
【秘】 情報屋 エリカ → 黒眼鏡/* ぴこん。御機嫌よう運営です! 黒眼鏡様とヴィンセンツィオ様宛てに、情報屋ロッシを利用しての情報開示希望のお知らせです。 匿名希望PL様から、黒眼鏡様とヴィンセンツィオ様の縁についてを情報屋ロッシの夢で知ってもいいかと訊ねられました。 既知シートや秘話の内容のすべてを知りたいわけでなく、いつから縁があるかだけで構わないとのことです。 この連絡は、お二人に同内容を送っています。匿名希望PL様に内容を報告するのは、お二人ともに了解が得られた場合のみです。 そんなところかな、如何でしょう? (-349) 66111 2023/09/16(Sat) 23:55:30 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「でも、飢える事がどれ程辛くて、 孤独でさもしくて心細くて苦痛か、知ってる」 アリーチェが料理やお菓子を振舞いだしたのもそうした経験からだ。警察官に就職してから教会にも孤児院にも、定期的にお菓子を差し入れにいったことがあるだろう。それもひとえに、飢えの辛さを知っているから。 「それに、」 「わたし、ヴィットーレの家族だから、」 「一番苦しかったのは、家族を切る判断をしなければいけなかった、ヴィットーレじゃないかって、思うの」 潤みそうな目を堪えながら立ち上がり、 貴方の背に近づくとそっと服の裾を握りしめようとする。 涙が零れ落ちそうだった。それでも、自分なんかが泣きたいと思っちゃダメだといい聞かせ、必死に耐え続けた。 「ずっと頑張ってくれてたのに、気づけなくて」 「……選ばせてしまって、ごめんね」 (-350) poru 2023/09/16(Sat) 23:56:24 |
【秘】 情報屋 エリカ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* ぴこん。御機嫌よう運営です! ヴィンセンツィオ様と黒眼鏡様宛てに、情報屋ロッシを利用しての情報開示希望のお知らせです。 匿名希望PL様から、黒眼鏡様とヴィンセンツィオ様の縁についてを情報屋ロッシの夢で知ってもいいかと訊ねられました。 既知シートや秘話の内容のすべてを知りたいわけでなく、いつから縁があるかだけで構わないとのことです。 この連絡は、お二人に同内容を送っています。匿名希望PL様に内容を報告するのは、お二人ともに了解が得られた場合のみです。 そんなところかな、如何でしょう? 業務連絡めちゃくちゃ送っててすまんね! お返事焦らずで大丈夫です、よろしくお願いします〜! (-351) 66111 2023/09/16(Sat) 23:57:39 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ>>68 ニーノ 「ま、お互いにこの事は内緒に、だな。 お前も相当ヤバイこと言ってんだ。気を付けとけよ。」 同じ警察官が検挙をされたのだ。 下手な振る舞いは身を滅ぼしかねないと言っても良い。 貴方が気遣ってくれるように、此方も気遣う。 「ともあれ元気が出たなら良かったぜ。 困ったことがあったらこっそりでも良いから 信用出来る奴に相談するんだぞ。」 「そういやこの墓、ニーノの知り合いのものか?」 名前のない墓。 わざわざ選んで座ると言う事は縁があるからとは思うけれど。 (70) ぴんじぃ 2023/09/16(Sat) 23:58:02 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「そんなダサい男にはなりたくないもんだ。 握力には自信があるのにな〜」 なあ、とおどけた様子で指をワキワキ。 林檎くらい砕いて見せらあというその動きだが、こんな場所にフリーのリンゴはない。 「うるっせえな。 これは…営業努力ってやつだ」 「うちのメイドマンはしつけがいいからな。 期待してるよ」 暴力に明け暮れた少年、そしてソルジャーとしての時代は、若く幼さの残る顔を隠すために。 カポになってからは、その目つきの悪さを少しでもマシにするために。 ……とは本人の弁だが、逆効果も甚だしい。 この男も直属の部下からの評判は割といい方だが、それは気前がいいからだろう。 (1/2) (-352) gt 2023/09/16(Sat) 23:58:22 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレそしてあなたの力こぶを見れば、懐かしそうに眼を細める。 力。腕っぷし。仲間の数。路地裏の掟は、最大公約数が力と面子だ。 「殴って解決したころは、なにもかも世界がシンプルに思えた。 だが、そういうわけでもなかった。 世界は大体、おんなじままで、 俺たちが背ばかりすくすく伸びてるだけってこないだ分かったよ」 「……その"こないだ"が、まあ10年は前なんだけどな」 トシくったもんだよ、と、最近多い愚痴をこぼし。 「だからまぁ、そうだな。 できることだけはしよう、お互い。 一番信頼できるのは、自分だけだぜ」 横顔で、緩んだような笑みを返す。 「お前んとこの店なら飲むが。」 カポも大変だよ、と苦笑が混じった。 (2/2) (-353) gt 2023/09/16(Sat) 23:58:32 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「はは、分かった。それじゃあ今夜よろしく。 聞きたいことを考えておいてくれ」 とは言っても、話す内容によって続く質問は異なるだろう。 考えたところでものによっては問となることなく消える。 軽い自宅飲み程度の緩さで考えているくらいが丁度いい。 「それじゃ、仕事が終わり次第君の部署で」 迎えに行くよ、言葉にはせずとも暗に含んで。 この時は一度、 解散の流れとなるだろう。 (-354) sinorit 2023/09/17(Sun) 0:01:07 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 陽光の元で ニーノ周りの噂から、心配になって。 何も起きてやしないかと、連絡を一つ。 電話をかけてみるが、あなたは出られるだろうか。 (-355) otomizu 2023/09/17(Sun) 0:01:13 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ/* こんばんは、夏に瓶ラムネです。 このまま続けても良さそうであれば 迎えに行った後の描写でお送りさせていただくか あるいはお送りいただければその続きを描写いたします。 家に着いた時点からでも問題ございません。 勿論お手隙であればとなりますので 更新後でも大丈夫です。 誘いに乗っていただきありがとうございます! (-358) sinorit 2023/09/17(Sun) 0:04:59 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ踏み込まれたくないこともあるかもしれない、とは思う。 それでもひとつひとつ重ねてしまう自分に、貴方は笑んだままに言葉を返してくれた。 そうして返った答えに瞳は見開かれ、はくりと動かした唇はすぐには音を為さない。 次第に落ちていく視線は、少し冷めたパネッレを意味もなく捉えていた。 「……じゃあ」 数秒の空白の後に落ちた声はちいさなもの。 そこまでの経緯を知った上で形作ろうとしている、この問いがきっと一番知りたかったことなのに。 なぜか勇気を振り絞らないと声にできそうになくて、ぎゅっと指先に力を込めることで、ようやく。 「どうしてせんぱいは…… そんなにいつも――胸を張れるんですか?」 なりたいものがない、貴方の姿を想像することはできなかった。 思い浮かべようとしても見えるのはたったひとつだけ。 いつだって自身を誇り胸を張る、己が憧れるかっこいいせんぱい。 「誰かの願いに沿って、歩いてきて。 自分があやふやで、うまく掴めなくても」 「それでもずっと歩いていたら…… ……いつかせんぱいみたいに、なれるのかな」 (-359) mspn 2023/09/17(Sun) 0:05:02 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → コピーキャット ペネロペ貴方の言っていることの意味は分かる。 理解も出来る。だから、子どもは叱られたときのようにしゅんとした。 自分の命よりも貴方達の方が大切で、 だから何を捨ててでも守りたいと思って、 でもそれはよくないことで。 身勝手な自己犠牲を押し付けても後に残るものなんて何もない。 そればかりか無用な足を付けることにすら繋がる。 他人の為という大義名分に半ば酔っていることに気付けていないのだ。 それをまだ呑み込めていない子供はただ、 「……ごめんなさい。 軽率な発言でした。もうちょっと考えてから物を言います」 と謝るのみ。 それでもとりあえずは目の前の食事会だ。 はあい、と気の抜けた返事をして、アジトへの荷物搬入を開始した。 (-360) NineN 2023/09/17(Sun) 0:10:12 |
【教】 pasticciona アリーチェ「……ノッテなら、ヴィットーレがいると思うんだけど」 「勿論、本人が検挙されないのが一番なんだけど、 彼、孤児院を持ってるでしょう。 だからそことの関係性を何とか隠蔽しきれないかって」 「……勿論、ヴィットーレ自身でその辺りの処理は一人で終えるだろうけど、手助けしてくれる人がいれば私も安心だから……」 心苦しそうに、少し顔を困り顔のまま伝える。 ノッテの利益になるかというと、正直な所厳しいだろう。 ただ、自分の恩人が少しでも見つからないように、余裕ができるようにしてほしいだけ。ただの我儘だ。自覚しているからこそ、この表情である。 (/26) poru 2023/09/17(Sun) 0:14:27 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「おう、考えとくよ。 こっちこそよろしくな。 多分○○時には終わると思うからよ。」 なんて言いながら その場の解散の流れには乗って。 各々の職場に戻っていくのだろう。 そうして終業時刻になれば 迎えに来てくれた貴方と共に家に向かう事になる。 向かう道中、手土産に、とワインを1本買うだろうか。 かくして、初めてのお宅訪問になるのだった。 /* ご連絡ありがとうございます、こんばんは。 匿名アイベックスです。 此方こそ、お誘いいただいてありがとうございます! お言葉に甘えさせていただきまして このまま描写を続けさせていただきました。 道中は此方は描写通り買い物を済ませた程度で お家に到着した体で大丈夫です。 引き続きお付き合いよろしくお願いいたします。 (-361) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 0:18:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「ウィッグだあ?」 ごつごつとした指が、あなたの髪だけをさらりと梳かす。 指の間を流れていく束をくるくると弄び、体の脇へと流していく。 アレッサンドロの仕草だけ見れば、あなたの肌や髪や、 そういったものの手触りを好んでいるように見えた。 「面倒そうだし、男がするのはダサくねえか…」 彼はあまり人前で出すことはないけれど、 ダサいだのなんだの気にする心を、この年になっても持っている。 そうしてそういう話をしながらも、 慣れた手つきであなたの服を捲り、開く。 あちらこちらに触れて、――おそらくは、お互いの――昂りをまるで 零れ落ちるほどに、湧き起こす。 (1/2) (-362) gt 2023/09/17(Sun) 0:19:50 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレそうした行為が始まれば、アレッサンドロは口数を減らす。 その見た目からはかけ離れた緩慢で繊細な手つきで ずぶりとその体に沈みこんでいくように。 「……、」 はぁ、という息の音が、首筋を撫でて広がった。 肌に浮いた汗を舌がすくい、掌が豊かな乳房をするりと撫でて、 つんと立ったその先端を指先で扱くように触れる。 胸を弄う手と、足を押さえていた手と、口と。 全てが別の生き物のように、別々に女を苛んで――あるいは、愛するように触れて。 くち、と。 服と布の隙間から足の付け根に滑り込んだ手が、 かきわけるように粘膜に触れる。 お互いの肌に篭る湿り気が、蜜のように一筋滴り、シーツに落ちた。 (2/2) (-363) gt 2023/09/17(Sun) 0:20:02 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* こんばんは、おやすみ硫酸ナトリウムです! 早い宣告のお陰で己の尻を叩きながら余生を過ごしております、ありがとうございます… そして内容について承知いたしました。 Mさんともたくさん悩んでいただいたとのこと、双方に対して私からも感謝を… お手伝い権の行使方法、逮捕への経緯について問題ありません! ニーノ自身は相手がマフィアであるとは知らないのですが、仲の良い方は数人いらっしゃるので丁度よいかなと思います。 良い感じに"悪"な使い道で私自身はテンションが上がりました、罠に嵌めてくださりありがとうございます。 一点お聞きしたく、お裾分けロールですが三日目入る前に話題に出していても問題なさそうでしょうか? (丁度仲のいい方から話し始めの秘話を頂いたところなので、提供が叶うかはわからないですが話題に載せようかなと…) 少々時空が歪んで不都合あるかもなので、三日目入ってからの方がよさそうであればそこからの開始としておきます〜! (-364) mspn 2023/09/17(Sun) 0:22:06 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「そうして悔い改めて救われるというのは、 神の愛が降り来るのも俺だろう?」 「ならば、そういうものはもう要らないね。 神様も、いらんといっているものをくれるほど暇人ではないだろう」 あなたの言葉をやんわりと否定する。 彼にとってそれは、もう不要なものなのだ。 教会に押し付ける寄付金だとか、高価な家電とか、そういうものと同じように。 「お嬢さんも神様が助けてくれないなら、 他の者を頼った方がいい。 セカンドオピニオンだろ。 ほんとに愛があるのなら、相手が誰に救われたっていいはずだ」 それでも、あなたの言葉に宿る温度――それこそ、情やら愛やらいうものだろう──を感じたのか、 頬を緩ませるように小さく笑い。 「恩ね。あれも、仕事を楽にしたかっただけだから。 だが、恩というなら、もうすこしだけ付き合っちゃくれないか」 ポケットにひっかけるようにして持っていた、 小さな白い花束を突き出す。 「彼女の墓に、これを。 ここからは善く生き、静かに眠るものたちの場所だ」 俺は入れない、と。気取った様子もなく、事実を告げるようにした。 (-365) gt 2023/09/17(Sun) 0:28:54 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/* 遅くなってすみません、というわけで色々話をまとめて明日襲撃です!!!!!!! とはいえ黒眼鏡は前言通り無抵抗で捕まりますので、 こちらからは特に変わることはありません。 ひととおりイレネオさんが"暴"をやったところにモブ摘発チームが来る感じでしょうか。 とりいそぎ、すり合わせできたら助かります! 遅くなってすいません… (-366) gt 2023/09/17(Sun) 0:30:24 |
【独】 マスター エリカ/* 運営仕事が落ち着いたので処刑ダイスの素振り。 <<ニーノ>>who<<黒眼鏡>>who<<ペネロペ>>who (-367) 66111 2023/09/17(Sun) 0:40:08 |
【人】 陽光の元で ニーノ>>70 ニコロ 「はい! ちゃんと気を付けます、……内緒」 秘密は絶対守ると言わんばかりにもう一度同じ言葉を繰り返してから。 「へへ。 今もニコロせんぱいに相談させてもらったから、大丈夫! でも今後も何かあったらちゃんと相談します。 オレには頼れるせんぱいがい〜っぱいいるから」 勿論貴方もその一人で、今の会話が信頼の証。 すっかりいつもの調子を取り戻した男は残りのクロスタータを口に運んだ。 もごもごと咀嚼する中飛んできた問いには、ふるりと首を横に振り。 「……知り合いではなくて。 でも、思うところがたくさんある感じの」 ちょっと不可解な言葉を返して、笑う。 (71) mspn 2023/09/17(Sun) 0:40:35 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* 刻々とその時が近付いており苦しんでいます。 この情報は無料です。 承諾の旨、ありがとうございます! ご質問の件ですが、構いませんよ。ぜひぜひどうぞ! ただ何の食べ物にするかを考えきれておらず…ご希望あったりしますか? なければ、冷凍庫が蟹で埋まっていることですし、傷みやすい何か(果物とか)が無難かなと考えていたりします。 もしそちらがお渡ししたい食べ物があれば、こちらの都合は気にせずご提案ください! よろしくお願いします! (-369) oO832mk 2023/09/17(Sun) 0:40:37 |
【独】 マスター エリカ/* そこふたり明日地上にいねぇんだよなぁ???????? どうして……。 ペネロペくんてゃん???? いやだ…(いやだ…… (-368) 66111 2023/09/17(Sun) 0:41:09 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 門を潜り ダヴィード「俺もアレさんも、お前を使い捨てにするつもりで 拾って育ててやったわけじゃない。 俺は駄犬じゃあなく 番犬 を育てたつもりなんだが」身を擲つ献身ではなく。使い走りの走狗ではなく。 ファミリーに為に目を光らせる、誇り高き番犬であれと。 「恩を返したいと思うなら、もっとデカい事で返すんだな」 冗談めかしてそう言えば、それでこの話は終わり。 後は二人であくせくと荷運びをする事になった。 (-370) unforg00 2023/09/17(Sun) 0:41:11 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ「なんていうか…… ……オレの家族の、大切なひとなんです」 「運悪く巻き込まれて。 マフィアが放った銃弾で、亡くなってしまったひと」 付け加えたそれの声量は小さい。 伸ばした指先は慈しむように、墓石を撫でた。 「だから今日はなんだかここに来て。 キミはどう思うって、尋ねたくて」 「……そうしたらせんぱいにも会えた。 来てよかったです」 (-371) mspn 2023/09/17(Sun) 0:41:51 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ金色は未だに貴方を見ている。 確かめるように、見通そうとするように、見つめていた。 暫くの間があって、後。 「そうしてください。」 それがいい、だとか、そうしてくれると嬉しい、だとか、そんな控えめなものではない。 信じている。信じようとする。信じたいから、信じますよ、という、意思のある言葉。 そうしてください。それは断定であって、半ば指令じみた響きで、貴方の言葉に肯った。 実のところ、理解していないのだ。自分の言葉がどれほど貴方に響いているか、なんて。 していないから好きに口にする。していないからまっすぐ声を出す。していないから、気にしていないから、何もかも思ったように貴方に向けた。 変わってほしいのに、変えられると思っていないから、一生懸命真摯になった。 「今更ですか。」 今だって。 (-372) rik_kr 2023/09/17(Sun) 0:44:25 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ/* 日付が変わってしまったなとこちらも思いながら過ごしております……どきどき…… そして質問に関しても承諾していただきありがとうございます! 特に希望はありませんでしたので、果物で問題ありません! 秋の果物を検索してみましたがキウイやザクロやぶどう…大量にということなので詰め合わせとかでもよいのかもですね。 問題なければそんな形で怪しまれない程度に話題に載せたり渡したりしたいと思います! 襲撃ロール自体は三日目になりますかね…? (お手伝い権使っちゃおうの話し始め等は、今から始まっててもこちらとしては問題ありません!) よき感じに波に乗りますのでお世話になります……よろしくお願いいたします! (-374) mspn 2023/09/17(Sun) 0:52:54 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ「……。」 貴方の言葉に黙り込む。 縁のある人の墓だとは想像は出来ていた。 けれど、マフィア関連と聞けば、今は思う事も多い。 「マフィアが原因で亡くなったのに マフィアを恨んでないんだな、ニーノは。」 運悪く、事故だったとしても。 何も感じない訳じゃないだろうに。 なぞる指を見つめながら、言葉が零れた。 (-375) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 0:55:02 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「ふふ、言えないわよ。 教会の人たちだって頑張ってやりくりしてたもの。 同じ経営者だったから、それがよくわかった。」 それに、もし助けてもらったとして。 それで貴方や他の子達が貧しい思いをしたら意味がないから。 そう思うと、頼れる先なんてどこにもなかった。 自力でどうにかするしかなくて……それも限界だった。 爪が食い込む手は、二人分。 依然背中を向けるヴィットーレの体の横で、 白くなるほど握りこまれた拳から、細く血すら流れ出す。 「……なんで貴方が謝るの? だめよ、嫌な事を聞いたら怒らないと。」 発する言葉は少しか細くて、小さい。 本当なら、語りたくなんてない事だった。 でも、貴方には。 ……伝えておかなければいけない事だと、思ったから。 (-376) arenda 2023/09/17(Sun) 0:56:44 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 路地の花 フィオレ丁度その時、男はやらないといけないことが一つ増えた辺りで。 さてこれをとりあえずは……と目の前のものを見つめていたところ。 震えるスマートフォンに気が付けば手に取って相手を確認する。 すれば大好きな貴方の名が表示されたから、いちもにもなく通話に応じた。 「──ねえさん? どうかした?」 声色は明るく、それでもどこか貴方を気遣うように。 今日の見回りで街中の様子を知っているからこそ、不安はそちらにも波及しているだろうと予測はできたから。 (-377) mspn 2023/09/17(Sun) 0:57:44 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* ワッモタモタしてる間にお返事いただいてしまってすみません! リアルの片付けお疲れ様です! 待ってくださいね、もしかして相互襲撃……ですか!!? そんなことってあるんだな……あるか…… イレネオ逮捕まで含めて一応今こちらで考えていた案としては @穏便に黒眼鏡さんを逮捕させていただき、連れ立って署に戻った際にイレネオ自身も逮捕される A黒眼鏡さん逮捕の際に(一方的に)いざこざが起き、逮捕に手間取っている間に摘発チームが来る の二案です。せっかくなので黒眼鏡さんのかっこいいところも見たい……という気持ちです。 無抵抗で捕まってくださるということなので、暴のタイミングに悩んでいます。逮捕されてからこっそりそちらの牢を訪ねたり尋問に立ち会う(と見せかけてもう一人を退出させて二人きりになる)とかも出来そうですので…… ただせっかくなので直接の暴力は振るわずとも口撃くらいは飛ばせたらなあと思っている感じです。よろしくお願いします! (-378) rik_kr 2023/09/17(Sun) 0:58:20 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「…ヴィットーレちゃんか。 まあ身内の事だ。引き受けんでもないが…」 ファミリーにとっての利益でなくとも、 身内の為ならばある程度は融通が利く。 結局のところ、この男にとっての最優先事項は身内だ。 「すぐにできるかまでは確約できん。 何せこっちもこっちで尻尾を出さないように必死だからな。 それでいいならウチの人員を幾らか回すくらいはできる」 (/27) unforg00 2023/09/17(Sun) 0:58:39 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 陽光の元で ニーノ明るい声が返ってきて、ひとまずほっとする。 電話に出られる状況でいるというだけで、これほど安心できるものなんだなと思って。 「フレッド」 「ううん、今……凄く町がざわついてるじゃない?」 「大丈夫かなって思って。何かあっても、おかしくない状況だから……」 (-379) otomizu 2023/09/17(Sun) 1:02:26 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェヴィットーレ、俺達を売ってよ。 そしたらお金も手に入るし、ご飯の人数も減るし。 大丈夫だよ、3人で話し合ったんだ。 ヴィットーレ、いっぱい頑張ってるの知ってるよ。 私達も力になりたいの。お願い。 私達、家族でしょう?助け合いたいよ。 今でもあの時のあの子達の言葉を思い出す。 合意の上での売買だった。………なんて、 自分の行いを弁護する気はない。 「………アタシに、そんな優しい言葉を掛けられる権利はないの。 アタシに力がないせいで、あの子達を犠牲にしてしまった。」 「もっと力があれば、もっと勉強をしていたら。 …………今も一緒に、 居れたかもし れないのに…… 」ふり絞るような声は酷く揺らいで。 いつも落ち着いているヴィットーレは、 今は片手で自分の髪を掴み、ぎゅっと目を閉じる。 大きな背中も、随分小さく縮こまって。 「………せめて、あの子達がどこに引き取られたのか…… ……知りたくて、マフィアになったの。 ………どんな形でも、また、会いたくて……」 「……ごめんなさいね、アリーチェ。 アタシは……貴方が思ってるような、善良な人間じゃ、ないのよ……」 ようやく振り返ったヴィットーレは。 ……泣きそうな顔で、貴方に謝罪をしたのだった。 (-380) arenda 2023/09/17(Sun) 1:05:51 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* かっこいいところがみたいの意図が漏れていたので失礼します。 なにぶん若造なもので黒眼鏡さんの策略に嵌ったりしたいなあ、裏をかかれるとかどうだろう……とも思うのですが、黒眼鏡さんが策略とか知らん……何それ……怖……な可能性もありますので……こちらの発言は全て捨ておいてください。よろしくお願いします。 (-381) rik_kr 2023/09/17(Sun) 1:06:38 |
【独】 コピーキャット ペネロペ/* 今のところ特に打診来てないし 多分今日は生き残れると思うんだけどどう……どう!? 今日さえ生き残れは後はなるようになれるんだ なるようになりたい でも他の誰にも捕まってほしくなくねえ? うん!!!!!!!!!!!! (-382) unforg00 2023/09/17(Sun) 1:17:06 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ貴方がそう思うのは無理のないことで。 けれど確かに指摘通り恨んではいなかった。 こくりと頷いた後に口を開き、語るのは。 「……オレ、その。 ちいさい頃はスラムで過ごしました。 生きるために誰かの加害者になることだってあった。 命こそ奪っていないけれど……法で言えば悪と同じ、です」 今は遠い過去の己の話。 細めた瞳はかつての景色を懐かしむように。 「だから、たまに思うんです。 ずっとあそこでそのままを過ごしていたら。 オレの立ち位置は向こう側だったかもしれない」 「じゃあその時のオレは。 ……"悪いことをしてやろう"と思って、 銃を握るんだろうかって」 己が仲を深めた誰かが。 例えば……今横に居る貴方が殺されたというのなら。 きっと抱く感情は違っただろうと分かっている。 こんな風に考えられるのは、墓の下に眠る人と言葉を交わしたことがないからに過ぎない。 でも現実は確かにそうだから、立てる予測の形はどうしても。 [1/2] (-384) mspn 2023/09/17(Sun) 1:23:58 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ「考えてみたら、そうじゃなかった。 そういうのじゃ、なくて」 「過酷な世界を何とか生き抜くために。 そんな世界から誰かを守るために。 覚悟を決めるんじゃないかって……思っちゃった」 恨んでいない──というよりは。 己の辿ってきた路を振り返れば、"恨めない"だけで。 その理由を示しながらも眉を下げて、笑う。 「警察……あんまり向いてないですよね、オレ」 [2/2] (-385) mspn 2023/09/17(Sun) 1:26:35 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ――そうして。 声も、水音もいづれ聞こえなくなくなって。 微かな雨音と呼気の音だけが残されてから、暫く。 穏やかに眠る女の寝顔があなたのすぐ隣にある。 身じろぎ。擦り寄るように、肌に触れる。 「……んぅ…」 ゆっくりと、目を開けた。 そのミントブルーに映ったのは、あなたの体に残ったいくつかの鬱血痕。 女からあなたへ、あたしのひとと主張するためだけの。 必要とした証。必要とされた証。…約束の証。 満足げに目を細めて、またそっと口を寄せた。 (-386) oO832mk 2023/09/17(Sun) 1:27:22 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ君が言葉を振り絞るのに、 葛藤するような様子を見せる理由は分からない。 だからこそ、君の動き全てを翠眼は捉え、 しかし何かを急かすこともなくただ見つめるだけ。 それが1分、10分、1時間。それ以上だとしても。 一度だって、急かそうとは思わない。 絞り出された問いを聞き、 男は手にしていたカップから手を離す。 隣に置かれたその中身には、小さな波が揺れていた。 「なれる──とは、言いきれないかもしれない。 君の心が迷路の中にいるうちはね」 何故聞きたがるのか。何故憧れるのか。 その理由を明確に聞いたことは一度だってない。 だから男に答えられるのは、己の感じるもの。 それを言葉としていくだけだ。 「…それでも、君がこうして俺に問いかけて、 それでそうなりたいと願って道を歩むなら、 不可能だとも言い切れないんじゃないかな」 「俺は、君ならきっと大丈夫だと考えているよ」 (-387) sinorit 2023/09/17(Sun) 1:28:13 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 路地の花 フィオレ貴方が名を呼んでくれると安堵する。 内心で息を吐きながらも、やっぱりそういうことかとは納得して。 「──ぜんぜん! 大丈夫だよ、オレは。 今日も仕事元気にしてたし」 「今さ、ちょうどねえさんに連絡しようかなって思ってて。 だから電話来てうれしくもなって、さらに元気になったところ!」 「ねえさんも大丈夫そう? 困ってることとか、ない?」 (-388) mspn 2023/09/17(Sun) 1:30:43 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ/* あと20時間…… そうですね!では秋の果物詰め合わせセットをお願いすることにしましょう。 そうと決まれば始めてしまっても構わないのですが、眠いので… 明日の朝こちらから、開始の秘話を送らせて頂きたいと思います。 今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m (-389) oO832mk 2023/09/17(Sun) 1:31:08 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「大丈夫。……無駄に死にに行くようなことはしない」 「危険なことをしようとする時は、キミに言えば良いんだろう?」 全く、見られすぎて穴が開いてしまいそうだ。 心配なら、ついてきたら良いんだよ。 どっちが先輩なんだかわからないような言葉を聞きながら、何度目かの息をついた。 真摯だからこそ、戸惑いを隠せない。 「……、 今更、って 」その一言が、耳に残った。 こんなに真っ直ぐ好意を示したことなど、なかったくせに。 あぁ、もう。 流石に少し、照れが上回ってきた気がする。 いつもは冷めた表情をしていることが多い頬が、熱を持った。 「じゃあもう、キミが僕を寝かせてくれても良いんだけど?」 酒は入れてたとはいえ、一度だけ……朝までぐっすり寝れたことが、あるものだから。 口をついて言葉が出た。 (-390) eve_1224 2023/09/17(Sun) 1:37:30 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ/*確認ありがとうございます! 相互襲撃ですねえ! 襲撃ご連絡いただいてある間にチームの方でターゲットのお話がでていてどうしようかと………… こちらとしては、イレネオさんの逮捕→黒眼鏡の交流まではスムーズに進んで(その間にちょっと会話とか暴とかは全然ありなんですが) 取調室で暴やらなにやらをやったところでその証拠を掴まれて (手を出させた、に近い)摘発チームが突入してくる…というのがスムーズなのかなと思いました。 (止めたはずの監視機器が動いてるとかそういう…) それでよろしければ…!!! (-391) gt 2023/09/17(Sun) 1:39:30 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 陽光の元で ニーノ「これくらいはサボりにも入らないし、問題ないよ」 慌てた様子のあなたに、笑いかけて。 チェスのことを持ち出されれば「勿論」と肯定の頷きを返した。 あなたはいつの間にか一番弟子を名乗っているから、これからも時間を見つけては対戦をするんだろう。 向こう3年くらいは負けるつもりはない。 「じゃあまた。キミも楽しい非番を」 手をふり去っていくあなたを、姿が見えなくなるまで見送って見回りの再開する。 ここはスラムの中央で、通り過ぎる人たちが場違いな自分たちを振り返って去っていく。 時代に取り残された、寂れた風景だ。 憂いはとっぷりと深く、静まっているけれど。 いつかきっと、陽は昇るものだと……そう思いたいものだった。 (-392) eve_1224 2023/09/17(Sun) 1:47:23 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ手土産なんて気にせずにと笑う男は、 適当な肴として惣菜等を籠に放り込んでお買い上げ。 本当に気にせずと考えているのか微妙なところではあるが、 どうせ君はそうは言ってもワインを購入するのだろうと、 そう考えてのことだった。 「もう少しで着くよ」 そうして家──マンションの下へと着けば、 カード式のキーを取り出し入口付近のセンサーに翳し。 中に入ればエレベーターで上へと向かって、 同様のカードキーで扉の解錠を行えば、 「どうぞ」と君を部屋へと招き入れるのだ。 奥へと進めば、テーブルにベッド。それからタンス。 必要最低限のものだけが置かれたシンプルな部屋に辿り着く。 君の知る男にしては、少し物足りない印象を覚えるかもしれない。 ベッドに転がったクッションを2つテーブル付近に置いて、 そこへと座るよう促し、袋の中のものをテーブル上へ。 (-393) sinorit 2023/09/17(Sun) 1:48:19 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡/* なるほどね 良いと思います、良いと思います……ありがとうございます……ぜひそれで行きましょう! 摘発チーム突入のタイミングについてはそちらで決め打ちしていただいて大丈夫です! 問題なければ次レスから即初めていただいても構いませんし、こちらが黒眼鏡さんを尋ねる方がスムーズでしたらそこから始めさせて頂こうと思います。では! よろしくお願いします〜! (-394) rik_kr 2023/09/17(Sun) 1:51:40 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオこの男が購入したワインは 『アリアニコ』というブドウを使ったもので フルボディのしっかりした味わいの赤ワインだった。 「確かに、職場からそんなに離れてないな。 へえ、此処がリヴィオの家か。」 貴方の言っていた通りの場所にあるマンションを見上げて そして貴方について上がらせて貰うのだろう。 招き入れられた部屋がシンプルな内装であるのには 意外そうに目を瞬かせる。 「…意外だな。 かわいいもんとか自分磨きの道具とか そういうの置いてそうなイメージだったぞ。」 お邪魔します、と声を掛けながらクッションのうち1つ 促された方へと座るだろうか。 (-395) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 1:59:04 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ「…そうか。 いや、良く話してくれたな。」 如何に仕方ない事だったとはいえ 自らの行いを告白する事は勇気の要る事だ。 それを素直に褒めながら、ふむ、と考える。 「そもそも警察に向いてる人間って どんな人間の事を指すと思う?」 その表情は楽しそうに笑んでいて。 (-396) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 2:08:38 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「おう、やってるか? やってなくても勝手に飲んでるが」 夕方頃、食事会の指定の時間以降。 元気な酒飲みは缶ビールだの缶ワインだの、 それから菓子屋の箱を引っ提げてやってきた。 「うま」 カシュ。早速飲んでいる。 #アジト (G39) unforg00 2023/09/17(Sun) 2:09:02 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ意外そうだと語るその表情に、 凡その反応を予想していた男は微かに笑みが浮かべて。 「人を呼ぶことがなかったからね。 部屋までらしくする必要はないかと思って」 それ故、家に人を呼ぶことはなかった。 らしさを見せる部屋は実家にあるし、 わざわざ1人の場でもそうある必要はないだろうから。 キッチンへと向かいワイングラスを2つ手に取って、 テーブルの上に置いた後にようやく、 男もまた空いたもう1つのクッションへと座る。 「それで?聞きたいことは決まったかな? …あぁ、テーブルの上のものは好きに食べてくれ」 カプレーゼにブルスケッタ、それからドライトマト。 ラザニア、ポルペッテと本当に適当に選んだらしい食材が テーブルの上に並んでいる。 (-397) sinorit 2023/09/17(Sun) 2:26:19 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「ん」 言い出しっぺのお出迎えには片手をあげて応えつつ。 テーブルに置いた菓子屋の箱を指して。 「モンテ・ビアンコとカッサータ、カンノーリと マカロン、ティラミス、ショコラ・ズコット。 好きなもん好きなだけ持ってけ」 「飯はそのうちダヴィードが持ってくる」 こちらもあちこち買い回ったらしかった。 酒のつまみになりそうなものはそのうち手が付けられるだろう…。 #アジト (G41) unforg00 2023/09/17(Sun) 2:29:10 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ「そうですね。」 肯定。肯定。肯定を重ねる。 巻いた首輪を締めるよう。苦しくないように、けれど確かに感じるように。貴方の頸の太さに、ぴたり当て嵌めていくように。 それが無意識だから悪いのだ。 「そうしたら、俺も行きます。」 正しく読み取った答えを告げる。 今度はこちらが導かれたようだ。貴方の言葉に追随するようだ。首輪はどちらにあるのか、ちぐはぐに立場が入れ替わる。 それも無意識だから悪いのだ。 男は正しく、貴方が好きだった。 この男は元来苛烈なたちだ。 敵に向ける嫌悪が強い。 その分身内に向ける愛情が深い。 加えれば、貴方は殊更手のかかる先輩である。 そんな単純な、それだけの理由で。 「俺でいいんですか。」 「経験はありませんが。」 その羞恥を意に介さず、疑問に返す疑問は肯定の準備。 貴方が頷くなら、男も頷くだろう。 これが心配しているのは自分の役不足だけなのだから。 (-398) rik_kr 2023/09/17(Sun) 2:42:25 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「ダサくなんてないわよ、……禿げるんじゃないかって、気にする方が」 よっぽど、じゃない?なんて。 よく手入れされた髪が、するりとほどけていく。 脇に流された髪はベッドに広がって、菫色で覆ってしまうくらい。 似合うと思うんだけどな、と思いながら。 与えられる快楽に身を任せている。 触れてほしいと思うのなら、きっと示してくれるはずだと思ってはいるのだけれど。 ▽ (-399) otomizu 2023/09/17(Sun) 2:47:07 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「……、んっ、は…」 優しい手つきは、あたたかさを分けてくれるようで。 自分が火照っているのか、時折体温が混ざってわからなくなる。 じんわりと伝わる快感に身が小さく震えて、与えられる刺激は抑えられない喘ぎを誘発した。 熱い息も、甘い声も、"きもちいい"を示している。 下腹部が刺激を受け取る度に疼いて、直に触れずともじっとりと湿り気を帯びている。 かたく尖った乳房の先は硬度を増し、比例するように体を震わせて。 その間に他の箇所に触れられると、意識を向ける先を定められず 不意に達してしまいそうになる。 そのくらい敏感になるほど、この体は愛されることに慣れてしまっているのだ。 「さわん、なくて……いい、の」 一番大事なそこにあてられた指が入っていくのなら、歓迎するように甘く締めつけるだろう。 一度はいれば逃げられないと、花が蔦を絡ませるように。 は、は、と息を吐きながら。首に回したままの腕に力を込めて、耳元で囁いた。 (-400) otomizu 2023/09/17(Sun) 2:47:49 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ――その日も黒眼鏡は、自分の店のカウンターの奥にいた。 タブレットをとんとんと操作しながら、 低く鼻歌を歌っている。 潮騒の音が壁越しに響く。 珈琲の沸く香りが、店内にゆらりと満ちてた。 (-401) gt 2023/09/17(Sun) 3:13:22 |
【独】 マスター エリカ/* 運営Mが現在把握している明日の逮捕予定者リスト 処刑:マ/ヴィットーレ(骨噛み) 人狼:警/イレネオ(暗殺者) 波魔:警/ニーノ(共鳴者) 暗殺:マ/黒眼鏡(皇狼) 魔術:警/ヴィンセンツィオ(樹木子) (-402) 66111 2023/09/17(Sun) 3:40:36 |
【独】 マスター エリカ/* 警察の方が減ってるよ〜〜〜おかしいよ〜〜〜〜〜処刑マフィアなのに???? なぜ…というかPC内トップたちがそろってしょっ引かれることになってる。いや〜〜〜〜〜〜〜↑いや〜〜〜〜〜〜〜↓ (-404) 66111 2023/09/17(Sun) 3:42:50 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Chiavica テオドロ「安心しろ、俺の隣で寝る女はいつもぐっすりだ。 試してみるかあ? 金よりも現物支給で渡す主義でして」 それこそ歌でも娯楽でも与えましょうとも、おどけるように言って貴方の突き放す言葉には笑って返した。 「へえ、……そういうのはあまり聞いてこなかったな。 やりたくないことも、ねえ。とてもご立派で尊敬する」 「成程……? 中々勘違いしている輩が多そうだ。 俺はお前の言葉が愛情の裏返しってわかっているから問題は無いが、不器用な性格をしてるぜ」 人通りを見つつ、更衣室の方へ向かえば手際よく荷物を預け準備を整えていく。 衣類に手をかけたところで、体をしならせ貴方を見つめれば、目を細めて口を開いた。 「また聞いて悪いが、付き合ってる奴はいないな? なに、俺もいない。 ただ他人に時間の使い方をデートって言った方が楽でね。 誰かに勘違いされたくないってんなら気遣うからいまのうちに言ってくれ」 (-405) toumi_ 2023/09/17(Sun) 4:29:15 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「正論は聞きたくないなあ」 と、声が零れて。 手が滑るように、全身のいたるところ――どこもかしこもを触れていく。 あちこちを撫でて、また髪を梳いて、そういう動きをするのだから、 きっとこの男はあなたの髪が好きなのだ。 ▽ (1/2) (-406) gt 2023/09/17(Sun) 4:59:43 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ何度も体を重ねるうちに覚えた、いくつかの箇所を緩く撫ぜる。 鼓動のように同じリズムで、 呼吸のように同じ強さで、 体の奥底までその熱が響くように。 「……、ふー……、ん」 爪の硬い部分がときたまあたり、指の腹で擦って、急にぴんと伸ばしてみたり。 体にゆるく回された腕が、ほんの少しだけ熱をあげる。 きつく締め付けられれば、それを内側からぐいと押し開きゆっくりとかき回す。 くち、くち、くちゅ、と水音が鳴って、、 ブラインドから差し込む光に性愛の音が沈みこむ。 「ん、……」 首筋のあたりに、吐息が触れた。 手が一度離れて、かちゃり、と金具の音がする。 下着を押し上げるほどに膨らんだ男性器が、白く滑らかな肌に押し付けられた。 「フィオ」 問いかけに返るのは言葉ではなく、その名と口づけ。 (2/2) (-407) gt 2023/09/17(Sun) 5:00:36 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「テオドロにもわけを話せばいいだろ、あいつもわからん奴じゃない。 それに俺の用意する金は全部綺麗なもんだぞ?」 表の顔の成金息子は嘘でもない、確かに金融企業だけはクリーンな金で成り立っている。 正しく金貸しができるが、個人での勧誘は確かに少し法の穴をすり抜けるような取引にはなるだろうか。 「……事件の犯人か、いや、あえて言うまい。 そうだな、今言った奴には死んで欲しくはないさ、だが、一度会えたらもうきっとどうでもいい」 本当にただ突然居なくなったことに対する不満と疑問だけが、この胸に妄執を抱かせている。 そこにあるのはどんな感情か、一言で収まりきるようなものではなかった。 「大事な奴だよ、もう5年になる」 こんなこと、病院でしかも警察に話すことではないのは分かっている。 それでもなんだか知らせておいてやってもいいと思って。 「調べなくて、いい。いや、違うんだ。無駄なんだ。 俺はお前よりよっぽどもうその手には詳しくなっていてなあ。 己惚れているわけじゃあないが……お前には無理だ」 貴方の手腕や警察の伝手を信じていないわけではない、ただそれは全て法の中の話だろう、と。 自分は褒められないほどの金や手段で様々な情報を集めてきた。 危険な橋を渡って機密を盗んだり、時には人を雇って潜入までさせてきた。 それでも、見つからなかったのだ。上司まで手を貸してくれたのに尻尾の一つ見せやしない。 (_15) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:20:29 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「お前に、俺の欲しいモンは用意できない」 ――それは、この件だけではない。 何もかもを放り捨てて考えなくて済む時間と、 誰に揺らがされることもない確かな真実だけが自分を安心させてくれる。 いつだって信じられるのは、自分だけしかいない。 (_16) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:20:42 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ『外で寝てた』 言い出しっぺの上司からは簡素な連絡が入った。 遅れる旨と、遅れた理由がすべて籠った5文字だ。 部下に持たせた湯気の立ったカチャトーラとパンナコッタはそんな彼の居ない会場へと届けられた。 どことなく誰かの手作り感があるが、ルチアーノが作ったわけではないらしい。 #アジト (G42) toumi_ 2023/09/17(Sun) 5:55:07 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「ニーノくうん」 間延びした声が、署内でかけられる。 夕方のことだ。定時が近づき、女がいきいきとし出す頃。 「あんねえ。…ちょっとお」 「いーい?」 真面目そうな顔。ちょいちょいと手招き。 お呼び出しだ。 (-408) oO832mk 2023/09/17(Sun) 6:08:41 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>63 リヴィオ 「良くはないさ、だが遅れるぐらいがちょうどいいだろうよ」 そうして訪れたスープ屋にて。 隣で賺したような顔をする男を凝視しながら、わずかに眉をしかめてしまった。 このリヴィオという男は己がわざわざ飾って振舞う姿と相違ない台詞を素で話している。 参考にせざるを得ない自然な態度と手腕に浮かべた笑みも引きつってくるというものだ。 それと少し昔の知り合いも想起させた。すぐに脳裏から消した。 「リボッリータか、カボチャスープだなあ。 ……味がする 」おススメに選んだのは安い店特有にある食えない薄さがないメニューだ。 正直な話、味は贅沢なレストランとは比べ物にならないほど粗末であるからだ。 それを美味いと褒めてその場で食べていくか、持ち帰って味わらず飲み込むのが常である。 #路地裏 (72) toumi_ 2023/09/17(Sun) 6:33:05 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ頸に嵌った分厚い皮が、隙間もないほどぴったりと寄り添ってしまった……気がする。 決して逃げられぬよう鎖が繋がったそれが、思いの外苦しくもなくて嫌悪感を抱かない。 こんなことは、今まで絶対になかったことで。 あなたなら、隣を歩かれても別にいいかと、そんな風に考えた。 大型犬は決して、離れたりしないだろうから。 「け―――いけん、なんて、 僕だってあるわけ、ない 」あったらあったで驚くだろう、お互いに。 一度だけ寝れた時だって、別に、そういう事はしていない。 ただ無条件で安心できる相手がそこにいてあどけない寝顔を見せてくれたという、それだけのことで。 あなたなら、同じように寝れるんじゃないかと、思っただけで。 だから、嫌悪感を抱かずただ羞恥だけが占拠している現状が、殊更不思議な話で。 「駄目なら……はじめからこんな事、言わないよ」 素直にSiと言わない肯定が、まさに僕らしい答えだ。 (-409) eve_1224 2023/09/17(Sun) 7:36:02 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「別に、アイツに何も話してないわけじゃないさ」 ついこの間、資料を調べてるのを知られていくらか話した。 間違いなく、彼は警察での相棒みたいなものではあるのだし。 でもそれは、主に彼女をとりまいた状況の話だけだ。 「随分キツい言い方するけど、そんな風に言われたくらいで諦めるくらいなら……僕は最初からこうはなってないよ」 わかってるくせに。と、あなたの顔をじっと見据えて。 その言葉が、自分の手腕を疑ってのものではないことくらいは正しく理解した。 ただ、調べられることは調べ尽くしていると、そういうことで。 無駄なことはしなくていいと、そう言いたいんだろう。 それでも情の種別はさておいて、男が執着しているのは、あなたとラーラくらいのものなのは変えられない。 ……対象が増えることは、あるかもしれないけれど。 それでも、減ることは決してない。 「たまに、何も考えずに寝れる場所を作るくらいは、用意できるけど?」 だからそれは先日の、ように。 でもきっと。 キミはそれも要らないって、言うんだろうな。 (_17) eve_1224 2023/09/17(Sun) 8:16:45 |
【秘】 黒眼鏡 → 渡りに船 ロメオメールがきている。 『忙しいので食事会不参加』 『うちの店から珈琲を持っていけ』 『お駄賃ありマス』 行くなら店に持ち運び用にキチンとバッグに入れられた珈琲のポット(複数)と、『おだちん』と書かれた現金の入った封筒がある。 行かないなら行かないで特に何も言われない。 いつものやつだ。 (-410) gt 2023/09/17(Sun) 8:37:32 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡そこは貴方が作った空間。 満ちているのは液晶を叩く鈍い音、鼻歌、潮騒、コーヒーをドリップする音。 貴方が作った、きっと貴方にとって居心地のいい空間なのだろう。 こつ。 こつ。こつ。こつ。 そこに異質が交ざりこむ。硬い靴の音だった。 伴って現れるのは長身の男。 灰色の髪と黒っぽい衣服の組み合わせが無骨なこの男を、貴方は何度も何度も見たことがあるだろう。 店で。店の周りで。街中で。教会で。バーなんかでも、見たことがあるかもしれない。 それでも。 こんな風に、わざわざ貴方を目掛けて歩いてくるなんてことは、今までなかったはずだ。 こつ。こつ。こつ。 こつ。 靴音は淀みなく近づくだろう。貴方が何もしないのであれば。 そうして極近くで止まるだろう。 立ったままの男は身を屈めもせず、視線だけで貴方を見下ろした。 「どうも。」 挨拶をするのだって、きっとはじめて。 (-412) rik_kr 2023/09/17(Sun) 8:40:14 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ歩み寄る姿を止めるでもなく、 しかしいらっしゃいと店主として声をかけるでもない。 ただ、ざあと突然降ってきた窓の外の夕立を眺めるように視線を送り、 あなたが近づいてくるのを待っていた。 「今は昼休憩なんだがね」 そんなことどこにも書いていないが、そうらしい。 タブレットを机の上に置くと、 かちゃりと黒眼鏡をかけなおした。 「用件はなにかな? イレネオ君。 何か欲しいものでも? 君が欲しがるものを俺が揃えられるかは分からないが、 努力はしよう」 (-413) gt 2023/09/17(Sun) 8:45:19 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ/* こんにちは。エルヴィーノさんかわいい〜ねえ……本当に可愛い……こんなに可愛くてこんな男にお付き合いいただきありがとうございます。レスの前に一旦確認のPL発言を飛ばさせていただきますね。ご了承ください。 こちらは正直アクセルを踏む構えになっているのですが、キャラクター造形等の理由から私がアクセルを踏む想定をしていなかった(誰かの特別になることが忍びない)PCですので、一旦その理由を開示させていただいていいでしょうか。 それを踏まえても今すごく眠い様がいいよ! ばっちこい! という感じなのであればアクセルを踏ませていただこうと思います。 @PCに死ぬつもりはまったくないが、PLはこのPCを殺すつもりである A3日目に処刑(逮捕)されることが決まっており、行動の自由度が低い B今後マフィアに大変な暴を働く予定である こんなところとなっております。 こう、いや別に特別じゃないし貴方の自惚れですけどという感じでしたらすみません。 エルヴィーノさん、本当に可愛く、助かっております。ありがとうございます。 (-414) rik_kr 2023/09/17(Sun) 8:50:49 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡「そうか。悪いな。」 「書いていなかったものだから。」 馬鹿正直にそんな答えを。 注ぐ視線は平坦で、揺れることがない。 そのままに、貴方の黒い瞳が、より黒いレンズに覆われていくのを見ていた。 男が息をつく。 視線が外れる。一度。 店内を無遠慮に物色する明らかな間があった。 ぐるりと見回す瞳の動きは、たっぷりと時間をかけて行われる。 「ふん。」 「良い品揃えだな。」 それは下手な皮肉だろう。 声にはしないが、盗品か密売か、と裏に潜む。 「だが」 「俺は何も買わないよ。」 そこでようやく、瞳は貴方の元へ戻った。 「アレッサンドロ・ルカーニア」 「欲しいのは、お前の身柄だ。」 ポケットに入れたままの手。 銃か何か、用意があるのだろう。貴方が逆らうならば。 (-415) rik_kr 2023/09/17(Sun) 9:00:19 |
【独】 口に金貨を ルチアーノ>>G43 「……なーにしてるんだか。黒眼鏡」 せめて明日まで無事でいてくれよ、と。 苦々しい顔をして不参加の文字を眺めていた。 (-416) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:03:54 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ「おほめ頂きありがとう。自慢の商品でね」 皮肉をそのままぱくりとのみこみ、下手な皮肉をオウムのように投げ返す。 サテ、と前置きもなく、告げられたあなたの言葉にわざとらしく首をかしげて、 「摘発チームの人間じゃないだろう、お前」 動じた様子もなく──いやきっと、あなたが来るのを予想していたのだろう。 薄らとした笑みすら浮かべたまま、カウンターの裏で足を組む。 狭いカウンターの中に遮られて、ふちに沿うようにだらしなく足を真横に放り出す姿は太々しく、 これから起こることを全く予期できていないか、あるいは全てを悟り開き直っているように見えた。 「あの取締法は確かに非常に主観的な判断で逮捕・拘留を行使することが許された歴史的悪法だが、 それは全警察官に許された権利じゃあないぞ」 膝の上で組んでいた手をぱ、と開き、あなたに向ける。 「どういう容疑で俺を引っ張るつもりだ? そのことに、法治国家を運営するにふさわしい根拠があるのか?」 (-417) gt 2023/09/17(Sun) 9:13:02 |
【念】 口に金貨を ルチアーノ「謝る必要はない、要するに格好つけだ。 いい顔見せて好かれたいんだ女には」 完食まではしないでいぞと、置かれたフォークを見て一緒に紙袋に入れていたナプキンを差し出した。 「怪我をするのは他人のせいにしないで自分で背負う、なんて。 色んな見栄のはり方があるんだよ、全部スマートに済ませてこそ一流だがなあ」 自分が出来ているとは言わないが。 あなたの男心を理解しない思考には肩をすくめて構わんと乾いた笑いを返した。 「まったく論理的でもなければ、情動的とも言わん。 ……それにしても男手無しなら稼ぎは厳しかっただろうに。 いい女に育ったなあ? 母親の手腕が最高だったのかもしれんな、親孝行は出来てるのか」 (!12) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:19:05 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡普段より余裕を持って見えた男の表情は、それで結局険しくなったんだろう。 男。25歳。青年、どころか、貴方の前ではまるきり子どもだ。 「お前がそれを語るなよ。」 知った口を聞くな、と。まるで駄々。 ああ、嫌いだ。嫌いだ。 「お前がマフィアなのは事実だろう。」 いつもの渋面を向けている。 それでも、声だけはまだ抑えていた。 まるで何か策があるとでも言うように。探られて痛い腹がないように。 「それに」 「容疑ならある。薬を売っているな。」 (-419) rik_kr 2023/09/17(Sun) 9:31:08 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「それはそれで意外だが まあ、飾らないでいる空間も必要だよな。」 普段は人嫌いという様相でもないから 人が招かれた事が無いと言う事にも少し驚きつつも それが全て“演技”なのであれば納得も出来るというもの。 コルク抜きをコルクへ刺し込みながら んー、と間の抜けた声を出す。 「幾つかは見繕ってきた、かな。 まずはそう、もう少し掘り下げようかな、と。 どうしてそこまで素の自分を隠したがるのか。 何というかしっくりこねぇって言うかさ。」 「その、建て前の自分を演じてきたのに 疲れたから自己破滅を望むっていう落差っつうのかな。 もっと深い理由があるんだろうとは思ってるが。」 ぐり、ぐり、とまわしていけば 太いネジは徐々にコルクに食い込んでいく。 (-420) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 9:40:00 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ/* ご連絡ありがとうございます。 連休も仕事をしているPLなため、ロールの返事はまた夕方になりますが、取り急ぎこちらの返事をば。 アクセルと予定その他全部OKです! もう捕まってしまうのですか……悲しい。 助けようとすると思いますので、牢屋に会いに行きますね。 エピの件も悲しいですが、これがマフィア村。全て受け入れます。 もしかするとこっちも死ぬかもしれませんが、予定は未定です。 イレネオくんも大型犬可愛い……最後までどうぞよろしくお願いします。後ほどまた、こちらの設定などもお知らせいたします。 (-421) eve_1224 2023/09/17(Sun) 9:45:42 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ昨日……もう一昨日になるか、その時とはまた別の、 幸せそうな穏やかな寝息と寝顔。 そんな深い眠りも、約束の前では形無しだ。 だっていつでも、お姫様を起こすのは王子様のキス―― 「……これじゃ立場が逆じゃんかぁ……」 ふにゃふにゃの声と顔。伸ばした手がぎこちなく髪を撫でる。 ライムグリーンの監視カメラは、自分と同じような状態の 素敵な装飾品で着飾った姿を映しただろう。 「肌の出る服、着れないな?……いや、着てもいいけどさ」 ベッドの上で、もぞりと動く。 淫靡さではなく、親愛を込めて身体を重ねて熱を共有した。 それと同時に、気付いた事がある。 「……またシャワー行こうぜ、朝が来る前に」 互いに浴び、擦りつけ、吸い……証明し続けた結果。 そこには『どろどろ』なんて言葉が生易しく思えるほどに、 二人の混ざり物が広がった痕跡が残る。 恐ろしい事に、それにすら――愛しさしか、感じない。 だから提案はしたけど……あなたの手を取って、口を付ける。 狙いは一か所だけ。左手の、薬指に。少し長めに、お返しを。 終わった後に、少し残った頬の朱を自覚しながら。 「あのさ」 ▼ (-422) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 9:46:29 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「好きにしろだなんて……そんなことを言わないでくれヴィットーレ」 無条件に誰かを信じることなどできない。 本当に信じられるのは己だけ。その信条は変えられない。 だが、理由もなくファミリーを疑いたくなどない気持ちは同時に存在できてしまう。 「守らないといけないもの、……そうかい」 それは、なんだかファミリー以外に居るようだなとはこの口からは言えなかった。 本当にすべてを疑ってるような言い方になってしまいそうで、考えたくなかったからだ。 (-423) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:49:36 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオアレッサンドロ・ルカーニアは、 イレネオ・デ・マリアを侮ってはいなかった。 自分がガキの頃に、多くの舐め腐った目を向ける大人に理解らせてやってきたからだ。 子供と大人で変わるのはパンチ力に乗せられる体重くらいなもので、 それが決めるのは極小規模な喧嘩の勝敗のみだということを 男は良く知っていた。 「薬?」 だから、これは。 「――悪いが、覚えがないな」 彼にとっても、悩む場面だった。 「どこの誰にだい。 警察ならきちんとそのへんはっきりしてくれないとわからないぜ」 特に覚えのない容疑で詰められ、ぶん殴りたい気持ちはある。 だがそれ以上に―― 目の前の男は、目標ではないのだ。 (-424) gt 2023/09/17(Sun) 9:49:53 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「だいすきだよ、エリー」 今まで軽口や早口で言っていたものとは違う。 心根の奥底から、そう。 自然に溢れたあなたへの約束の証を耳に沁み込ませて、 きっと霧と闇で見辛い中でもよくわかる、 耳まで真っ赤な顔が、真っ直ぐにあなたを見つめていた。 (-425) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 9:50:40 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → オネエ ヴィットーレ「――ああ、目的の食事は手に入ったからなあ。 早めに帰らせてもらうとしよう、なあに」 またひとつ息を飲み込んで。息苦しくなる気分を抑える。 お互い嘘をつかずに隠し事をするのが癖になっているかのようだ。 「今度ゆっくり酒でも飲みながら身の上話でも零してくれえ。 たまには貸し切りもいいんじゃないか? 俺もそこそこ金も落としているんだ、少しぐらいサービスしてくれてもいいだろお」 「……こんな色男からデートのお誘いだ断ってくれるな」 (-426) toumi_ 2023/09/17(Sun) 9:50:46 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ迷路の中にいる、と。 貴方に指摘されて気が付く、ああそうなんだって。 出口が見えなくて、見つけられなくて、何が正しいのかよくわからない。 だからやっぱりだめなのかもしれないと過った気持ちは、けれどすぐ。 「────」 ……塗り替えられる。 落としていた視線を上げて、丸くさせた瞳に貴方を映した。 不可能ではないと言ってもらえたこと。 大丈夫だって、信じてもらえたこと。 そのどちらもがこの心を打ったから、今度はせり上がってきてしまいそうなものですぐに言葉を紡げない。 とはいえ目の前でみっともなく泣いてしまうのは情けなくて恥ずかしいから。 堪えた代わりに眉を下げて、なんとか笑えた。 [1/2] (-427) mspn 2023/09/17(Sun) 9:51:24 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ「……ありがとう、リヴィオせんぱい。 せんぱいに信じてもらえるの、うれしい、……です」 「せんぱいが言う通りにオレ、きっと迷路の中に居る。 一緒で、ずっと、誰かが望んだ道を歩んでるだけで。 なるところまでは来れたけれど…… 本当にオレはここに相応しいのかなって足元、ぐらついてた」 「居続けるのが正しいのかわからない、です。 でも、わかんなくても。 ……いつかせんぱいみたいになってみたい」 ラベルを貼れず形を掴めない。 そんなものばかりが埋め尽くす胸中にも、はっきりと見える心はある。 それは例えば、貴方へ抱く憧憬、だとか。 「そうなれるの、ずっとずっと先かもしれない、けれど。 その、よかったら見守っていてほしいってねだるのは……」 「……甘えすぎ、ですか?」 [2/2] (-428) mspn 2023/09/17(Sun) 9:53:44 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ/* ヮ……お仕事お疲れ様です……!! 捕まってしまうらしいですね……私もこんなに爆速だと思わず笑ってしまいました。助けようとしてくれる……ありがとうございます…… 全を受け入れる広い心と肩幅もありがとうございます。死なないでほしい〜……と言いつつこちらも死ぬので何も言えません。人の命、儚いですね。 どうかPLさんのことは傷つけたくありませんので、何かあれば遠慮なく仰ってくださいね。設定も聞かせていただける! 楽しみにしています! お返事はこちらも少々後ほどになります。よろしくお願いします! (-429) rik_kr 2023/09/17(Sun) 9:56:49 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ「ううん。 ……誰かに聞いてほしかった、んだと思います。 だからせんぱいが聞いてくれてうれしい」 つまりは告白はこちらの弱さでもあるのだと示しながら。 続く問いには瞬き、首を傾げ、それからうーんと悩む様子を見せた。 「…………」 「……悪いことは悪いことだって、割り切れて。 揺らがない信念のもとに動ける……ひと?」 それは己がそうあっていたい、と願う憧れも含んだ言葉ではあったが。 ひとまずは答え、どうかな……と貴方を窺い見た。 (-430) mspn 2023/09/17(Sun) 9:58:15 |
【念】 日差しにまどろむ ダニエラ「……」 一瞬の沈黙。受け取ったナプキンで口元を拭う。 「お母さんは、亡くなりましたあ。」 「飲酒運転の車に、轢かれて。…でも」 「お母さんが生きてた頃から、支援してくれる人がいてくれたのでえ」 「…親孝行。親じゃ、ないですけどお。」 「その人に、してるつもり…ですう。」 できてるかはわかりませんけど、と。 茶化す素振りなく真面目な口調で言い切って。 「…ごちそおさまでしたあ。」 「ありがとおございます。用意してくれた人にも、お礼、言っといてくださあい。」 (!13) oO832mk 2023/09/17(Sun) 9:58:18 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「? はーい」 名前を呼ばれると本日の書類に向けていた視線を上げる。 いつもの雑談かなと思ったところ……どうやら表情を見れば違うようで。 だから席を立ち貴方の方へと駆け寄って行った。 「どうしました? オレ、何か失敗やらかしました……?」 貴方がそういう表情を浮かべていることは少ないから、過るのは悪い予感だ。 恐る恐ると尋ねている。 (-432) mspn 2023/09/17(Sun) 10:00:36 |
【独】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ/* こちらロールうまおにボコボコにされている図です この実質初日に雨音の中で致しているの、 かなり命の危機を前に盛り上がっているような感覚で 状況的な正しさを感じますね 明日をも知れぬ自分達の身を知って、 それでも明日を掴みに行くぞという強い意志…… 好い……………… (-431) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 10:00:43 |
黒眼鏡は、捨てた。 (a14) gt 2023/09/17(Sun) 10:02:32 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡──ひとつ、袋を片手にまた喫茶店の扉を開ける。 この前会ったばかりだけれど用事ができたので足を運んだ。 なんていうのはただの建前で……こんな騒動の中。 貴方と顔を合わせて少し安心したかっただけかもしれない。 「にーさん、いる〜〜〜?」 呼び出した声はいつものそれとおんなじ。 また不在だろうか、くるり、店内を見回した。 (-434) mspn 2023/09/17(Sun) 10:05:05 |
【独】 黒眼鏡この段階で、アリソンとして活動するプランを捨てた。 予定外ではあるが、許容内ではある。 もちろん、実力で抵抗する選択肢もあったが。 (警官を傷つけるためのプランじゃない。 こいつらは…いや、こいつなんかはまさに、 アリソンには関係ない奴だし) ――そして、そういう状況において。 (俺のプランに、若いもん巻き込むの嫌だなぁ) ――この男は、ああ、まったく、わがままだった。 (-433) gt 2023/09/17(Sun) 10:06:10 |
【独】 口に金貨を ルチアーノ/* やめてくれ落ち着かない、やめてくれ黒眼鏡。 本当に^〜〜〜〜やめてくれんか〜〜〜〜〜〜!!! 俺の情緒を揺らすんじゃねえ!!!!!!!!!!! 俺と秘話をしてないのに俺を揺らすな。 (-435) toumi_ 2023/09/17(Sun) 10:13:29 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ店内は、電気が消えていた。 珍しいことだ。いつもは点けっぱなしなのに。 けれど、アレッサンドロはカウンターに座っていた。 なぜかむっつりと口をへの字に曲げて、 扉を開けたあなたをじっと、黒眼鏡越しに見ていた。 「おう。 どうした」 (-436) gt 2023/09/17(Sun) 10:19:36 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ貴方の答えを聞きながら 窺い見る目の前で、人差し指を揺らした。 答えはNo.であるらしい。 「まあ一般的には正義感がある人間、って思えるよな。 悪人を捕まえて、住民の平和を守るのが俺たちの仕事だから。 だが“正義”ってのは結局個人の物差しでしかない。」 「ニーノにとって悪い事でも 他の人にとってはそうじゃない、なんてザラだ。 俺が思うに警察官に向いてる人間ってのは “他人を思いやり、疑う事が出来る人間”だよ。」 あくまで、ニコロの考え方だ。 警察学校で教わった事などとは違うかもしれない。 ただ、この男はそう思っている。 凝り固まった正義感が生んだ結果こそが 今のこの、法律の施行と言っても過言ではないから。 (-437) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 10:21:30 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡ふん。わざとらしく鼻を鳴らして見せる。 計算された貴方の一挙手一投足。何もかも隠さず放つこちらの感情。 そのどちらの方が人を不快にするかは相手と場合によるものだろう。少なくともこの男は作られた所作が嫌いで、だから貴方の大仰な物言いや仕草が嫌いで、だからこそ、いつだって貴方をよく見ていた。 綻びを見つけようとするように。 「誘ってでもいるつもりか?」 投げた言葉に愉快さは滲まず。 視線を外さないまま、男は貴方へ紙の束を投げやった。 片方の手は未だポケットに突っ込まれている。窮屈そうな動作はしかし、警戒を怠っていないという証拠でもあり、表明でもあった。 「俺は警察だからな。」 「お前たちとは違って親切なんだ。丁寧に説明してやろう。」 「その上で考えろ。自分がまだ、神に祈れる身かどうか。」 それを確認するならば。 並べられているのは、貴方がこれまで客に売った薬の内訳。 それから、顧客の名前。日付。等等。 なるほど、納得出来るだろう。少なくとも、無鉄砲な若者が胸を張って提出するだけのことはあると。 薬の種類は網羅されていないし、 顧客の名前には抜けも欠けもあるし、 日付だってそれが全てではないだろう。 どう見たって詰めは甘い。 ただ一人。 花浅葱の瞳をした顧客に関してだけは、完璧かもしれないが。 (-438) rik_kr 2023/09/17(Sun) 10:30:31 |
【神】 路地の花 フィオレ「あら…アレ、来られないみたい」 カポ・レジームの名を馴れ馴れしく呼びつつ、眉を下げる。 「カンターミネも来られないって連絡があったし、日持ちするものは取り分けておいてあげましょ」 #アジト (G44) otomizu 2023/09/17(Sun) 10:31:38 |
【魂】 口に金貨を ルチアーノ「だから余計なことは……ああ?」 意図は伝わっているのに引き下がらない姿を見てなんとも奇妙な気分だ。 気まずいとも言わない、だが本当にできるとも思っていない故にこの話は止まるはずだったのに。 ちらりとベッドに座る患者の姿を見ればため息を吐いて体を動かし始める。 手元にあった花束を花瓶に移し替えれば、良く見える窓際にでも置いてやってあなたを振り返った。 「 何も考えずに寝れる 意味を分かって言ってんのか?」「できないこと言うな」 頭をかきながら病室を出ていこうとする。 長居をする必要もなければ、これ以上この部屋で話すような内容でもないだろうと。 (_18) toumi_ 2023/09/17(Sun) 10:33:56 |
【神】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ部下が持ってきたカンターミネ風ヅラを被ったテディベアが 席について大人しくしている。お腹を押すと喋る。 《おかけになった電話は現在、電波の届かない所にあるか、 出るのがかったるいなあって思っているのでかかりません》 《情報チームにご用命の際は!XXX-XXXX-XXXXまで!》 《口からどんどん情報が出て来るねえ》 《カフェイン万歳!甘いモノ万歳!》 《なあなあ、最近どう?俺は順調》 などなど。全15種類のどうでもいいセリフが詰まっている。 (G45) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 10:36:13 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ薬指へと、長めの口付け。その隣で煌めくエナメル。 女はとても幸せそうに、へにゃりと笑った。 「――あたしもお」 「…ミネ。だあいすき」 甘えた声で言ってまた肌を寄せる。 あたしの王子様。ずっと昔に、ひとりぼっちの“寂しい”から救ってくれたひと。 いつもと違う姿。頬に刺す朱はもちろん、交じり汚れたその肢体すら愛おしい。 満足するまで、なんてしてると朝が来てしまう。 だからほどほどに切り上げて体を離した。 「…ミネ。あの、ねえ。」 シャワールームへの道のさなか。 ゆっくり、女は切り出した。 「お風呂、終わったらあ。」 「マニキュア。…塗って欲しいんだあ。」 えへへぇ、と少し気恥ずかしそうに。 気付けば、左手の小指のエナメルが欠けている。 (-439) oO832mk 2023/09/17(Sun) 10:36:55 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡電気が消えていた。 珍しいことだから居ないのかなとふと過るも。 ちゃんとカウンターにはその姿があって、瞬く。 なんていうか、うん……すごく、機嫌が悪そう。 どこか昔の貴方を思い出した、ぼんやりと。 「……お、お裾分け……」 貴方の癖を受け継いだ男は、何かあればこうやって渡しに来るので。 今日もその一環だったらしい、カウンターへと寄っていく。 袋をぽすんと置きつつも改めて近くから窺い見ては。 「…………機嫌悪そう、なんかあった?」 素直に聞いた。 (-440) mspn 2023/09/17(Sun) 10:38:38 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオほう、と声をあげた。 「良く調べてるな」 犯罪にはならないよう務めて処理をしていた、薬物類の売買記録。 随分と抜けが多いが、今の取締法施行環境ならば理由づけには十分だろう。 見慣れた名前の羅列を一瞥し、なるほど、と頷く。 どうでもいいことだ。 「執念を感じるね。仕事しながら調べるのは大変だったろう」 ぎ、と椅子が鳴る。 身を前に乗り出して、カウンターに肘をついて。 「では、お手柔らかに頼む。 弁護士は呼ばせてもらえるんだよな?」 ――犯罪をそれと知りながら行う者は、最も法を信じている。 それゆえか、うっすらとした笑みがはがれることも、 その口から神への祈りも罵倒すらも、零れ落ちることはなかった。 「ああそうだ。 これ、アリソン女史は知ってるのかね?」 (-441) gt 2023/09/17(Sun) 10:43:19 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「事前に計画した仕事ってのは、まあ、うまくいかないもんだと思ってね」 黒眼鏡を外して、はー、と溜息。 顔をごしごしと掌で拭ってから、またかちゃりとそれをかける。 ――その時にはもう、いつものようなひょうひょうとした笑みがそこにあった。 「おお、ありがたいね。 こりゃあなんだ? ニーノ」 (-442) gt 2023/09/17(Sun) 10:45:51 |
【神】 門を潜り ダヴィード「ウオーッ がんばれ筋肉…… こんなもんじゃないだろーッ」 そんなことを宣いながら両手に袋を満載して扉を開ける。 追加の酒と料理が机にどっさり届けられた。 「こんばんは、フィオレさん。 暗い気分にはカロリーが効くのでいっぱい買ってきました」 机の上に並べられるのはフライドポテト、コトレッタ、ピッツァに小型のカルツォーネ。 油分たっぷりで味も濃いが、酒のつまみには最適だろう。 他の面子は誰が来ているだろう。 端末を改めて確認し、周りを見渡す。 敬愛するサングラス姿は見当たらなかったが、椅子にきちんとお座りしている緑色のヅラを被ったテディベアを見つけた。 「見えてるかな?先生。 ……元気だなあこれ、一個ほしいかも」 カメラに向かって手をふりふり。ついでに手に持ったポテトをぱくり。 #アジト (G46) NineN 2023/09/17(Sun) 10:46:25 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「んー…それが、ねえ。」 部屋の片隅で、変わらぬ真面目顔。 同じくして日頃に比べれば硬質な声音で迷うように口にして。 ミントブルーがあなたをじいと映した後。 「…なあんて。」 「ふふー。驚きましたあ?」 「実はあ、お願いが、あってえ。」 「“お手伝い”…して欲しいことが、あるんですよお。」 へらり、と笑った。 誰にもバレないように、笑顔を作るのは、得意だ。 (-443) oO832mk 2023/09/17(Sun) 10:46:29 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ揺らされた指を視線で追う。 貴方が伝えてくれた答えには瞬き、そうして。 「正義は、個人の物差し……」 教えてもらえた考えを繰り返した。 数拍の空白を開ける間は瞬きを。 じきに動いた唇はひとつの疑問をあなたへと投げかける。 「……誰かを。 思いやりながらも、疑うんですか?」 この男は幼いころから、他人を信じ続けてきた。 疑いを持つよりも信じて裏切られた方がいい気がして、だから。 貴方の言葉の意味を少しでも飲み込めるようにと、問いの理由はそんなところ。 (-444) mspn 2023/09/17(Sun) 10:48:05 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「へへぇ」 すり、と衣と肌を寄せる音。 俺のお姫様。ずっと昔に、どこにも馴染めなかった自分を救ってくれたひと。 あの時からずっと、一目惚れだなんて言ったら笑われるかな。 笑われないよなあ。だから好きなんだ。いつまでも。 「んー?」 いつもと同じ声と顔。……いや、どっちも今は着崩して。 繋いだ手をふりふり歩みを進める。 「喜んで、俺のお姫様。……にしても派手にやったよなあぁ」 お互いの姿を改めて眺めて、思わず笑う。 頭をあなたに軽く傾けて、二人でくぐった浴場の扉を閉じた。 (-445) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 10:48:22 |
カンターミネは、ダヴィードをリアルタイムでは見れていない。が、後日録音機器とヅラが送られてきた。 (a15) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 10:50:07 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 陽光の元で ニーノ「ふふ、姉さんはいつだってフレッドが心配なんだから」 あなたも同じように大事に思ってくれていることが伝わる度、胸が暖かくなる。 こんな状況下でも、安心して笑うことができる気がするのだ。 「姉さんは大丈夫よ、ただ…」 「子供たちが心配だわ、養育院の経営者が万が一捕まったりするのを考えたら放って置けない」 「だから、なるべく見ておいてあげたいんだけど……」 (-446) otomizu 2023/09/17(Sun) 10:54:22 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「なるほど……? お疲れ、大変だったんだな」 仕事がうまくいかなかったのかと納得。 貴方の素顔を久々に少し見つつも、普段通りの笑みが戻ればほっと安堵した。 「これは〜フルーツとお菓子! 職場のせんぱいがいっぱい果物貰ったんだって。 お裾分け貰ったんだけど食べ切れないから持ってきた。 キウイとかりんごとかざくろとか……」 とん、とん、とん。 カウンターに並べていくのは秋のフルーツ詰め合わせセットだ。 日持ちするなら自分でどうにかもちょっと考えたが、果物は傷みやすいので、と。 「で、こっちはオレが作ったクロスタータ。 苺のやつね、うまくできたからにいさんにもって」 次に袋から一切れ取り出したのはラップで包んだ苺のクロスタータ。 最近せんぱいに菓子作りを学んでいるのは貴方にも伝えていたことだろう、ようやく食べてもらえそうな出来になったのでこちらも渡したかったらしい。 並べてから満足気だったが、ふと味気のないパンを食べていた姿を思い出した。 「……味は甘いかも、食べられるかな、にいさん」 (-447) mspn 2023/09/17(Sun) 10:59:14 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ「そう。 人の為を想い、幸いへと出来る限り向かえるように。 ただ、それには鵜呑みにしない事も大事なんだよ。」 「法律はある程度の社会の秩序を担保してくれるもんだが いつ何時だってそれが正しい訳じゃない。」 混乱が起きないように 律を布くのが法律で、従う事で人々は穏やかに生活が出来る。 その法を下に裁くのが、警察官の職務だけれど。 「本当にそれでいいのか? その言葉は、誤ったものではないのか? もっといい方法があるんじゃないか?」 法を振りかざして人を顧みないのはどうなのだろう。 「それを常に疑い続けなきゃ 俺たちはただの独裁者になっちまう。 勿論、信じる事も大事だけどな。」 (-448) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 11:00:03 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラご、ごくり……。 せんぱいから怒られることは、まあままあるのだが。 同じ階級の貴方から何か……というのはないので。 緊張したのも束の間のこと。 「……あ、あれ?怒られるわけじゃない?」 拍子抜けした様子で瞬き、それから。 「!!!」 "お手伝い"と聞けば分かりやすく表情を明るくさせた。 「よ〜やく決まったんですか? なになに?オレができることならなんでも!」 (-449) mspn 2023/09/17(Sun) 11:01:44 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 路地の花 フィオレ「オレだってそうだよ、ねえさんのことがいっつも心配」 いつものように気遣ってくれる言葉が胸に染み渡る。 電話越しに伝わる声は喜色を帯びたものだと、そちらにも伝わることだろう。 ただ届いた不安を耳にすれば表情を引き締めて。 「……そんなこと、ないのが一番だけどな。 でもどうなるのか全然わかんないもんなぁ……」 「えっと、オレも空いた時間は様子見に行くようにするよ。 ちょうど持っていったらいいかなってものもあったし……」 貴方は変わらない、昔からずっとそうだ。 子どもたちを大切にして、愛してくれる。 そんな貴方がいるから今の自分が居るのだと、改めて噛み締めるような思いを抱きながら。 すればなんだか顔が見たくなってしまったものだし、元より用事もあったことだから、と続けた。 「ねえ、フィオねえって今どこにいる? ちょっとだけ会えたりしないかな、渡したいものあって。 ただのお裾分けなんだけどさ、にいさんには渡したからねえさんにもって思ったんだけど……」 (-450) mspn 2023/09/17(Sun) 11:09:10 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「大人は大変ってことだな」 適当な言葉を言いながら笑っている。 「おお、こりゃいいな。 果物って自分じゃ中々買わねえからな…」 食に興味の薄いこの男なら、なおさらだろう。 カウンターに並んでいくフルーツを見て、 身を乗り出し興味深そうにのぞき込んでいる。 「で――ヘエ、お前こんなん作れたのか!」 そしてクロスタータには本当に驚いたよう目を見開き、 ラップで包まれたそれをあちこち、矯めつ眇めつ眺め回し。 ……ぷは、と突然吹きだすように笑って、 そのままぐしゃぐしゃとあなたの髪を撫でまわす。 「オッサンは甘いモン苦手かもってか? もらうよ。お前すげえな、大したもんだ」 ぐしゃ、ぐしゃ、ぐしゃと――なかなか痛い。 (-451) gt 2023/09/17(Sun) 11:14:39 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「あはー。うん、どろどろお」 頷いて笑いながら、扉の奥へ。 暫くすると、浴室の外に、さぁと雨のようなシャワーの音が微かに響く。 また髪を濡らしてそこを出た。今度は、ふたり一緒に。 ドロドロがなくなっても、赤いしるしは消えていない。 昨日のまま置かれていた眼鏡をかける。視界は良好。 着衣を整えると、鞄から15mlの小瓶が幾つか入ったポーチを取り出した。 ベースコート、ポリッシュ、トップコート。 除光液と脱脂綿、あとは保湿のオイルも。ネイルセットだ。 「じゃあー、お願いしまあす。」 欠けたエナメルを拭い、オイルを塗布。 椅子に座るとその左手を差し出した。 ゆら、ゆらと足がふうわり揺れている。 (-452) oO832mk 2023/09/17(Sun) 11:16:38 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 黒眼鏡「素晴らしい営業努力ですこと。」 家族 「ふふ、お任せあれ♡私達はファミリーじゃない。 支え合わないとね♡」 それが家族っていうものでしょう、と笑って。 腕っぷしが強いだけで全てが解決できる時代は とうの昔に終わってしまった。 今の我々には、守るべきものがたくさんある。 そしてその多くは、ただ殴るだけでは 守れないものばかりだ。 「アタシ達、大人になって世界の複雑さも 見えるようになったけれど……やることは変わらないわ。 路地裏で虫や鼠を齧って生きてた時と同じ……… ただ、生き延びましょう。明日をね。」 泥水を啜ってでも。 生きねば、守るべきものも守れないのだから。 「ふふ♡今日はちょうどとっておきのお酒を出そうと思ってたのよ♡ じゃ、景気づけと行きましょうか♡」 高いわよ〜♡なんてにこにこ笑って。 二人のマフィアは、場末のバーへと歩を進めて。 そうしてその夜はお互い、お酌でもしあったのだろう。 (-453) arenda 2023/09/17(Sun) 11:25:58 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノへらへら顔で、頷く。 怒らないよお、疲れるもん〜とは当人談。 そうやって、人々の油断を狙ってきた。 「えへへ〜、お待たせしちゃったねえ。」 「今あ、ちょっと困ってることお…あってえ」 笑顔には少し気後れする様子だ。 緩んだ口元を、一度閉める。 「……ちなみになんだけどお、ニーノくんってえ」 「警察の外にも、お友達とか、多い方〜?」 これには、少なからず「YES」に近い返答が返る。 女はそう察しつけている。 (-455) oO832mk 2023/09/17(Sun) 11:36:14 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 口に金貨を ルチアーノ後ろ暗い世界に生きた、大人が二人。 隠し事はもはや癖。それでも嘘だけはつかない血の掟。 真実だけを語って真実を隠すのが、随分上手になった。 「ルチアーノ、貴方は間違ってないわ。 貴方のその猜疑心は、ファミリーを守るために必要なもの。」 「ごめんなさいね、今この状況じゃアタシ、 自分の中に抱えたものを誰にも話せないの。だから…」 「今の状況が落ち着いたら、きっと話しましょう。 このお店……で出来るかは、わからないけれどね。」 約束よ、と微笑むヴィットーレ。 その約束だって血の掟。だからきっとその約束は その場しのぎの言葉などではなく、きちんと話すという ヴィットーレなりの覚悟の証。 さぁ、早くお行きなさい。女の子を待たせちゃ駄目よ、なんて 貴方を急かしてお店から追い出したら。 「………さ、私も仕事を終えないとね。」 煙草に一本火をつけて、それを……床に落とすのだった。 (-457) arenda 2023/09/17(Sun) 11:39:18 |
ヴィットーレは、『煙草の不始末』をした。 (a16) arenda 2023/09/17(Sun) 11:40:31 |
ヴィットーレは、火が十分に回ったのを見てから、消防に連絡をした。 (a17) arenda 2023/09/17(Sun) 11:41:36 |
ヴィットーレは、己の店と中に残ったものを、燃え殻に変えた。夜のうちの事だった。 (a18) arenda 2023/09/17(Sun) 11:42:25 |
【独】 口に金貨を ルチアーノ (-461) toumi_ 2023/09/17(Sun) 11:45:13 |
【神】 オネエ ヴィットーレ『ごめんなさい、ちょ〜っと野暮用で いけなさそうかも♡』 『みんな楽しんでね! 後日またお話聞かせてほしいわ♡ ciao:) 』 (G47) arenda 2023/09/17(Sun) 11:47:57 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ湯気も立たせて、手もまた繋いで。 なんなら、しるしは入る前より増やしたかもしれない。 「手ェ震えないように願っといてくれよ、 仕事と一緒にお姫様のお世話で手が過労だから」 へらへら笑いながらネイルセットを手に、 一先ず傍のデスクに並べて、指を鳴らす。 オイルで滲まないように、少し時間を置いてから のんびりとベースコート。乾かす傍ら、口を動かす。 「毎日会えるし、毎日会おう。街で偶然でも、連絡しても」 爪の先端にポリッシュを。集中しても口は止まらない。 どちらにせよ手は震える訳だし。 今度は付け根から。案の定はみ出たから、 はにかみながらリムーバーで整える。 「いつだって、どこだって駆けつける。 約束したしな。安心して、生きようぜ。 毎日、ずっと、どこでも、一緒だよ。エリー」 トップコートでしっかりと保護。 ドライヤーで冷風を当てながら、微笑みを。 最後に、ネイルオイルを添えてマリーゴールドに輝きを。 「……どうよ?」 少しの緊張と共に、小指を恭しく持ち上げた。 (-462) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 11:49:14 |
【独】 口に金貨を ルチアーノ/* >>G47 ヤボじゃなくてボヤだろアホンダラ。 ふざけるなよ、オネエがよ・・・・・・・ゆるさねえ。 ゆるさねえからな!!!!!!! (-463) toumi_ 2023/09/17(Sun) 11:51:20 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「流石に欠席は目立つな」 相変わらず酒は飲みつつ、カルツォーネに手を出しつつ。 ヅラを被せられたテディベアの腹をプキュプキュと押している。 欠席者は気に掛かる所だが、ここで気を揉んでも致し方ない。 酒飲みはいつも通りを貫くだけだ。 (G48) unforg00 2023/09/17(Sun) 12:17:33 |
ペネロペは、塩分と油分とアルコール最高〜。 (a19) unforg00 2023/09/17(Sun) 12:18:19 |
カンターミネは、《今日もいい腕してるねえ》と鳴いた。テディが。 (a20) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 12:19:13 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ男は黙って、真剣な表情を浮かべ、貴方の言葉に耳を傾けていた。 聞き落とさぬように、聞き零さぬように。 その内容は今の自分に足りないものを示してくれている、と思ったから。 「……だから。 思いやれて疑える人が、警察に向いている」 貴方の説明に唱えたい異はなかった。 聞き終えた頃には心から納得して、腑に落ちていた。 「独裁者には、なりたくないです。 今みたいなのはいやだって」 「でもオレ、割となんでも信じがちで。 ……今からでもせんぱいが言うみたいな。 向いているひとには、なれるのかな。 疑い続けるのが癖になったら、今度は信じるのができなくなりそうで……」 弱音ばっかり吐いていてよくないな、とは思うのだけれど。 つい落ちてしまった、情けないなとは頭の片隅に。 (-464) mspn 2023/09/17(Sun) 12:35:02 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡「オレだって大人だけど……?」 聞き捨てならなかったのでついそれだけは異を唱えつつ。 フルーツには興味を示してくれているようだからよかった、と微笑んでいた。 しかしクロスタータに対しての驚愕の声にはびくっと肩を震わせて。 ……なんだかそうやってまじまじと眺められると恥ずかしいんだよな。 「うん」と頷きと共に返した声は小さく、少し視線が逸れていたが。 「……ゎ、」 髪をぐしゃぐしゃに撫でられてきゅっと目を瞑る。 いつものそれよりも力強くて……痛い。 「ほ、褒め過ぎだって! まだ見た目くちゃってなってるし…… あと髪取れる!ちょっと痛い!」 声を荒げたのは照れ隠しも込みだ、むす、と頬が膨らんだ。 でも嬉しいのも間違いないから忙しない感情に顔に熱が灯る。 貴方の顔は真っ直ぐに見られないまま、ぼそぼそと付け足した。 「……なんか大変だったみたいだし。 息抜きにでも食べて」 (-465) mspn 2023/09/17(Sun) 12:42:46 |
テオドロは、アリーチェに「用意ができたら呼べ」と連絡を入れた。 (a21) backador 2023/09/17(Sun) 12:47:16 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「うんうん!」 困ってること、があるのはよくないが。 それでも手伝えることがあるのは嬉しいから前のめりだ。 「……お友達、ですか? ええっと、そういっぱいってわけじゃないけど。 いるにはいます」 「友達じゃないけれど繋がりって意味なら。 多いところもある……かな」 貴方の頼みごとにそれらが何の関わりがあるのかは分からないが、素直に答える。 前者は警察じゃなくても遊びに行く家族のような人や、友達は確かに居るしの意味。 後者は出自からスラムや養育院にはよく足を運ぶから、顔見知りは多いの意味。 「それがどうかしました?」 こてんと首を傾ぐ。 何にも気が付かないまま。 (-466) mspn 2023/09/17(Sun) 12:47:24 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ「そうだなぁ。 ニーノならなれるさ。」 落ちてしまった貴方の肩をポンポンと叩く。 大丈夫だ、と元気づけるように。 「たくさんの言葉を聞けばいい。 俺の言葉だってほんの一意見に過ぎない。 別の奴の意見で見える事もあるしな。」 貴方の姿は、ニコロにとっては眩しいもの。 真っ直ぐに、警察官としての道を悩みながら それでも正しさを探そうとする純粋なものに見えたから。 「信じられるのはある意味では美徳だよ。 誰かの救いになる事だってある。 その感性はきっと、お前を助けてくれる筈さ。」 (-467) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 12:48:56 |
ダヴィードは、家にテディベアが増えるらしい。 (a22) NineN 2023/09/17(Sun) 12:53:14 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡良く調べた。 良く調べても、掴めたのはこの程度。それだけ貴方が丁寧に仕事をしていたということ。偶然、このタイミングで、男に機が向いたというだけのこと。 だが、そう、今。このタイミングであれば。 今であれば、これは充分に効力のある代物。 男は貴方のかんばせを見つめていた。 綻びひとつ、動揺ひとつも見逃すつもりはなかった。 けれどその完璧な微笑が揺らぐことはなくて、歪んだのはこちらの口の端。 「……好きにしろ。」 ああ、不愉快だ。吠え面ひとつ、かいてくれやしない。 そのくせ、今だってそうやって。 さもこちらの知らないことを知っている、そういう顔をする。 「それは答える必要があることか?」 「俺にその義理はない。」 (-468) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:06:06 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「あんたの伝手で助けを得るの、 いよいよもって法令に喧嘩売ってる気がするなあ」 迂闊な真似をするな、と𠮟りつけながら、 ここで漸く抵抗の意志を見せて振り払う。 あんまりにも遅すぎる抵抗な気がしなくもなかった。 「俺にとっては恐怖の象徴ですよ。 以前言った通り。一番ろくでもない手合い。 ……重ねて言っておくが、あんた自体にはそこまで思入れは無いからな」 これはただ突き放す言葉というよりかは、 線引きを明確に示している、切実なところからの発言。 勘違いしないでよねというツンデレ的なものではおそらくない。 「いい度胸ですね……首輪じゃなくて手錠のがいいか? 曲がりなりにも現職の警察なんだから、 度を超えたら普通にしょっ引きますからね。お忘れなく」 (-470) backador 2023/09/17(Sun) 13:24:37 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ男は犬が好きだ。忠実で、利口で、真摯な生き物だから。 とりわけ大きいやつはいい。より温厚で、落ち着いて見えるから。 職業柄自分で飼おうとは思わないが、道で散歩中らしき姿にすれ違えば目で追うくらい、好きだった。 犬のおまわりさん、と歌う童謡に、見る目があるなと感心したことさえある。 反面、猫は苦手だった。 嫌いではない。やはり飼ってもいないから、関わりも少ない。 それでも野良や捨てられたものに出会うことはあるもので、そういう奴らは見るなり威嚇してくるか、哀れっぽく鳴いて縋ってくるかだ。かと思えば道の真ん中で寝転けていたり、怯えて逃げたりする。 気まぐれで、弱々しくて、理解することが難しい生き物。 それが男にとっての猫だった。 貴方は猫に似ている。 面倒そうに仕事に当たる様子。こちらの気遣いを退ける態度。食べ物の好き嫌い。それでいてこうして寄ってくる。 何とも理解し難い。 理解し難くて。 ▽ (-471) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:28:15 |
イレネオは、それが、嫌いではなかった。 (a23) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:28:31 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノむしろ、厭わず分かろうとしてきたつもりだ。今日のように。 それはやはり、身内に対し情深い男の性質によるものだったのかもしれない。 単なる性質。性格。男にとっての常、だったのかもしれない。 だんだん小さくなる声を聞く。 その真意をやはりこれは解ろうとして、再び覗き込むように近づけるのだろう。 息が触れるかどうかの距離。 貴方の頬に朱がさすのが見えただろうか。 どうあれ。 きっと理解した男は、少し口角を上げた。 ▽ (-472) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:29:06 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「いいよお、ちょっとくらい、歪んでもお。」 「それはそれでえ。」 けたけた、それでいて控えめな笑い声。 あんまり笑うと揺れてしまうから、すぐにそうっと落ち着いた。 「…うん。」 「………うん。」 「…………………、うん…」 毎日。どこでも。いろんな場所で。 お互いを守るために決めた、月に2度の逢瀬。 自分の立場を思えば、絶対に捕まってはならないことに変わりはないけれど。 少しだけ、怯えは減った。王子様が傍にいてくれる。傍にいたい。 左手小指に咲いた太陽の花。 艷めくそれを見つめては、目を細める。 …これで、もう、忘れない。 大切なものを、間違えない。 (1/2) (-474) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:33:52 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「…えへへ〜。」 「ミネ、じょおずう。」 ――果報者だ。 大切なものが、ふたつもある。 ひとつはもちろん、あなた。 もうひとつは、…父親代わりの、papà gambalunga 。 そのどちらも守りたい。これからはこの小指を見る度に、そのことを思い出す。 手の甲に記した、メモみたいに。 「ありがとお、…ミネ。」 静かに、万感込めて女は言った。 そうしてまた幸福そうに、へにゃり、と笑う。 (2/2) (-475) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:35:57 |
【独】 法の下に イレネオ/* こいつ童貞のくせになんでこんな自信満々なんだろう 恥ずかしくなってきた まあなんか……好きな人とかいないしいいんじゃないですか? と思ってたタイプだと思います (-476) rik_kr 2023/09/17(Sun) 13:40:13 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「そっかあ。なら、よかったあ。」 「あんねえ、実はあ、家に大量に果物が届いてえ。」 「…冷凍庫、まだ蟹で埋まってるからあ。どおしよおって」 用意していた言葉を吐く。 間延びした声。そこでえ、と続く。 「減らすの、手伝って欲しいんだあ。」 「あの、警察のみんなには、あたしが配るからあー。」 ここまで言えば、質問の意図も伝わるだろうか。 へらりとまた気恥ずかしそうに頬をかく。 「こんな手伝いでも、いいかなあー?」 そうして小首を、こてん。 頷いちゃ、だめだよ、 それは、ただ心に浮かんで蓋をされるだけの、口にはできない言葉。 (-477) oO832mk 2023/09/17(Sun) 13:55:10 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「変わり者へ関わりたくない人間は多い。 仕事上の関係で終わらせる方が楽だしね」 まともに話が出来ると感じているのは一部だろう。 今まで積み上げた"リヴィオ・アリオスト"という人間が、 他者にそうさせてしまっていた。 「どうして、か。保てなかったからだろうか。 心も、体も……俺は案外劣等感の塊らしいからね」 背後のベッドへ背を預け、コルクが抜かれていく様子を眺める。 その表情はいつも通りとは違う、素の"リヴィオ"だ。 「君には話したことがないとは思うが、 俺は親に捨てられて児童養護施設に引き取られたんだ」 「だからね、昔は大人しくて暗い人間だったよ。 …ただ、捨てられた人間だと。要らない人間だと。 そう思う度に生きているのが苦しくてね、 生きるために俺は、そうするしかなかったんだよ」 そのおかげで、今の家に引き取ってもらえた。 要らない人間じゃないって、思えた……はずだった。 「…でも、俺がどれだけ努力しても"本物"には叶わない。 嘘のリヴィオが誰かの目に憧れとか、 そういうものを抱かれる度に俺は……苦しくなったんだ。 生きるために嘘で描いて、その結果苦しむなんて」 馬鹿だろう?男は自嘲するように笑い、視線を落としていく。 (-478) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:02:38 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 口に金貨を ルチアーノ「ああ言えばこう言う…… それは現物が金と等価な時に通用する話ですよ」 本気で、心の底から嫌悪してはいないのか、こちらも苦笑交じりで答える。 「お世辞はいい。価値ある行動だという自負はあるが」 「勘違いされるならそれに任せておけばいいでしょう。 気づくまで好きに言わせておけばよくって…… 事の仔細を掴まずにレッテル貼る相手、普通に願い下げだし」 性格に対しても、デートに対しても同じこと。 あるいはもっと大枠の、出自に関する話にも触れているのかもしれない。 職業に大まかな当たりをつけているというのに、 法に触れても、未だに関係を持つ。気を許しているその所以を。 「俺に付き合っている奴がいないのはいいとして、 あんたって本命がいたらちゃんと身を落ち着けるタイプだったりしますか?もしそうなら1セント単位で見直してやります」 脱いだジャケットを丁寧に畳みながら。 意外でもないが、それなりに偏見はあったもので。 (-479) backador 2023/09/17(Sun) 14:07:39 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「?」 「どうして法令に喧嘩を売ることになるの?」 あなたに自分の立場を話したことはないから、きょとんとした顔。 そもそも逃げ場を作る時点で後ろめたいものがあると言われたら、言い返すことは出来ないのだが。 叱られたのなら素直に手を離す。 何もないよりはカップルにでも見せかけたほうが誤魔化しが効くのではないかとも思うのだが。 「もう、あんまり言われると私でも傷つくわ。……なんてね」 「いいもの、これから嫌でも気になるようにしてみせればいいんだから」 初めからあなたからの感情に期待なんてしていない。きっとそんな余裕もなかったのだろうと勝手に想像して、それなら積み重ねていくしかないのだし。それ自体は苦でもないのだから。 それに、今すぐに新たな線引きをさせることばかりが大事なわけではないし。 「手錠をかけて家に閉じ込めちゃう? でも、お留守番は苦手なのよね。そうなると嫌だから大人しくしてることにするわ」 肩をすくめる。 「って」 「え? テオ、警察の人だったの? 」初耳だ。まあ、と手を口に当ててぱちぱち瞬きを繰り返した。 (-480) otomizu 2023/09/17(Sun) 14:17:32 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「どういたしまして、エリー。」 にへ、と笑顔を返して立ち上がる。 今度はちゃんとした着替えを用意した。 あなたのものと、自分のものと。 「……さあ、少し休んだら俺はベッドのお片付け! そして……『エーコ』は、朝帰りだな? なんか聞かれたら言わせんな恥ずかしいとか言っときな。 じゃなきゃ……首筋にもうひとつくらい付けとくか?」 へらへら笑ういつもの顔。『先生』にしては過激な発言。 その内に幸福と愛を込めて、頬をもう一撫で。 約束の通りに、これはあなたと共にある。 あなたを送り出してなお、魂はあなたと一緒に歩く。 情報を盗んで食らい、生きてきた。 人の口から出る言葉が、次の瞬間裏返るのを知っていた。 カンターミネにとっては、全てが疑う対象でしかなかった。 たったひとつ、あなたを除いて。 これからも、あなたは不動の位置に在り続ける。 何があっても。 (-481) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 14:19:47 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ「ニコロせんぱい……」 ぽんぽんと肩を叩かれながらも貴方の瞳を見つめる。 自分ではなれるかどうかなんて、全然想像がつかない。 それでもせんぱいはそうやって言葉にしてくれるから。 「……はい」 例え未来が上手く見えなくても、教えてもらえたこと。 貴方の言う通りたくさんの言葉を聞く必要があるのだと。 その行為を通して見えてくるものはきっとたくさんあるのだ。 今教えてもらえたみたいに。 「ありがとうございます。 ……へへ、なんかそういわれるとちょっと照れるかも」 「今日はニコロせんぱいに色々話聞いてもらっちゃった。 すみません、折角の休憩中なのに。 でもオレ、話せてよかったです! なんかちょっと、すっきりしたっていうか」 いつか貴方みたいに、己も誰かにアドバイスできる日が来るだろうか。 来たらいいなと思う、だから今はその為に一生懸命を尽くすしかないのだろう。 「そろそろ時間終わりですよね? ……途中まで着いていってもいいですか?」 (-482) mspn 2023/09/17(Sun) 14:22:37 |
【秘】 黒眼鏡 → オネエ ヴィットーレ「利益を出すのが上司の仕事さ」 世知辛いモンだ。そうボヤくが、家族という言葉にはああ、と頷く。 当然のことだ。 「ああ、何もかわらねえ。 前よりちょっと、周囲に若いのが増えただけさ」 泥水のような珈琲をいつも飲んでいる男は、アーア、とのんびりした声をあげて。 「――そいつは楽しみだな。 はいはい、景気よく、景気づけをな」 肩を並べて、日の暮れ始めた街を歩く。 その日は普段あまり深酒をしないアレッサンドロも、妙に酒が進んでいて。 ――あなたをそこそこ遅くまで突き合わせたりしただろう。 「それじゃあ、またな」 去り際、彼はそういってあなたと別れる。 しばらくじっとあなたを見てから、肩を竦めて去っていった。 ――何か言う言葉を考えて、きっとそれが浮かばなくて、そのままに。 (-483) gt 2023/09/17(Sun) 14:26:43 |
【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → マスター エリカ/* 回答遅れており申し訳ありません。 1) 本日の能力行使 能力行使についてのRPが行えていないので、 パスで考えております、遅れてしまってすみません。 もしくは運営及びエリカ女史の今後の動きに作用してしまわないなら、 空振り前提でエリカ女史に設定するのは変ではない……というか、 役職選択したのにパススルーすることに申し訳無さを感じていて空欄にすることを上手く消化できてない感覚がする……(ぐるぐる) 念のためのお伺いとなりますが、どちらがよろしいでしょうか。 2)魔術師の占いについて こちらについては妖精陣営であり、占うと死亡する可能性があること伝えて問題ありません。 また、占うかどうかについても先方にお任せいたします。 その場合RP的にどうするのかな? というのが現状わかっていないため、 先方に予定などあれば伝えられる範囲でお伺いいただけると助かります。 3)ニ者の縁について 問題ありません。 『いつから縁があるか』についてであれば大丈夫です。 伝え方については、『スラムに出入りしていた25年ほど前から』という感じで問題ないでしょうか。 (-484) redhaguki 2023/09/17(Sun) 14:26:56 |
【秘】 Chiavica テオドロ → 路地の花 フィオレ「まさか花屋でもやってると思ってましたか?」 ボランティアとは言っていたから、 まさか勘違いされてるとは思っていないが。 「むしろ、今日それだけ不安がるあたり、 気づいているものだと思っていたが…… ……思えばだいぶ余計なことを言ってしまったな」 警察がここまで気を許しているのって、 結構な弱みになるんじゃないかと思わんでもない。 事の善悪は肩書ではなく人を見るべきだと思っているから、 その道理が通らなかった次点で付き合う気もないが。 「後ろめたいことがあって、 逃げるんだったら今の内ですよ?」 (-485) backador 2023/09/17(Sun) 14:27:09 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ「ないなら、いいさ。 俺も特に興味はない」 なのに挙げたその名前――アリソン女史――には、 ほんの少し感情が揺れていた。 彼にとってそれは、何か嫌な相手の名前なのだろうか。 それ以上、余計なことは口にしない。 アレッサンドロはただ粛々と手錠を受け入れ、連行されるがままになる。 その過程であなたが暴力を振ろうとも、乱雑に扱おうとも、うめき声をあげる程度で抵抗もしないだろう。 好きにしろ、と。 何もかもを、捨て鉢ではなく、さっぱりと受け入れるように。 (-486) gt 2023/09/17(Sun) 14:29:18 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「蟹の次は果物が……?」 以前貴方が話していたPapà gambalungaの新しいお届け物だろうか。 しかし冷蔵庫が蟹で埋まっているとなればそれは大変だろう。 だって果物は傷みやすいし、と。 何も疑わない。だから。 (-487) mspn 2023/09/17(Sun) 14:36:32 |
ニーノは、笑って頷いた。 (a24) mspn 2023/09/17(Sun) 14:37:07 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ涙を流すことの何がみっともないのか。 そう思う心はあれど、君が隠すなら暴こうとは思わない。 代わりに、浮かんだ笑顔に笑顔を返そう。 「誰かに問える君は強い。顔を上げられる君は強い。 だから君は、君なら、 大丈夫 だ」もう一度君に大丈夫を唱え、笑みを深める。 君なら君の道をいつか、見つけられると信じているから。 「そうして悩める君は強くなれるよ。 迷うことは悪じゃない、立ち止まることもそうだ。 諦めてしまわない限り、君の道はちゃんと続いている」 「いくらでも迷っていいから、いつか。 …いつか、君がその迷路を抜けられる日を俺に」 語る男の瞳は細まり、そのまま緩やかに閉じられた。 「──俺に、見せてくれ。見守っているさ、ずっと。 だから俺で良ければ、いくらでも」 (-488) sinorit 2023/09/17(Sun) 14:38:12 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「──任せてください!」 「それぐらいならお安い御用……っていうか。 お手伝い権なくても手伝うぐらいですよ。 いっぱい届くとほんと大変ですもんね〜」 職場に持ってきているのだろうか。 それとも大量だって言うぐらいだから家に置いたままだろうか。 そんなことを考えながらも男はただ。 「あ、ちょっとだけオレの分も貰っていいですか? 家族も食べるかなって思って……」 貴方に頼ってもらえた事実に、嬉しそうにしていた。 (-489) mspn 2023/09/17(Sun) 14:39:12 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「そういうことか。 やっとしっくりきた。 だから疲れて自棄になってたんだな。」 貴方の生い立ち、過去を聞いて ようやっとその点と点が繋がってきた心地になる。 「今も、誰にも必要とされてない不要な人間だと そう思っているのか。苦しかったな、それは。」 ぐり、ぐり、と更にコルクにねじ込んでいく。 「だったら俺はお前を縛っちまうのかもな。 俺にとっては、リヴィオは必要な存在だから。」 (-490) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 14:48:55 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ「────」 ……あ、やっぱだめかも。 過った次の瞬間には一滴だけ零れてしまった。 だってあんまりにも貴方が真っ直ぐに、己を信じてくれるから。 「……ぁー……」 大丈夫の一言を貰えるだけでこんなにも安堵する。 見守ってくれる誰かがいるというだけでこんなにも幸せに満ちる。 己の為にと贈られた言葉ひとつひとつを胸の内、大切に抱きしめながら。 ぐしぐしと目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出した。 「……せんぱい、だいすき」 ありがとうの方が先だったかもしれないとは形にした後に。 だから次いで震えた声で「ありがとう」もちゃんと伝える。 そうして顔を上げればまだ少し潤む瞳を細め、それでもにっと笑った。 「──へへ。 せんぱいのお陰で明日からもがんばれそー……です! ね、オレ、無敵のナンバーツー目指すんで!」 もちろんナンバーワンは既に無敵の貴方だ。 そんな軽口を叩けるぐらいどこか心が軽くなった男の声に、沈んだ色はもう無かった。 (-491) mspn 2023/09/17(Sun) 14:59:44 |
【秘】 マスター エリカ → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ/* いいよ〜〜お気になさらず! お返事ありがとう〜〜 1)能力行使先エリカ指定OKです。こちら余力はありますので、RPをしたくなったら過去時空でもなんでもお付き合いします〜〜! RPがなくても、魔術師様とすり合わせ段階になった際に、エリカへの監視の何某かを反映させて状況諸々を設定するのもOKです。 2)こちらの項目の内容をそのまま先方に伝えました。返答があり次第お知らせします。 3)ありがとう〜 二人からOKが出たので伝えました! そんなところかな、しまむら様の心身共にのすこやかをお祈りしていますなのだ。可能な限りしまむら様の良きように村にお付き合い&おたのしみくださいませ〜〜〜ということでCiao!! (-492) 66111 2023/09/17(Sun) 15:16:33 |
【神】 門を潜り ダヴィード「やっぱりみんな忙しいんですかね。 ここにあるやつ全部食べちゃいましょうか」 興味を示していた人数を考えると、結構な量を買ってきていたため、ものすごいカロリー摂取量になるので。 つまりは冗談なわけだが、下品にならない程度にもりもり食べている。 「油、塩、サイコー……」 炭酸水でそれらを洗い流す姿は、あと数年で立派な酒飲みになることだろう。 #アジト (G50) NineN 2023/09/17(Sun) 15:24:22 |
【教】 pasticciona アリーチェ「それだけでも十分すぎるくらいよ。 彼の頼みなんかじゃなくて、私の勝手な我儘だから……」 「ありがとう。勿論、わかってる。 ……自分と部下だけじゃなくて、孤児院との繋がりまで色々と隠そうとするのは普通よりきっと大変そうで…… もし回せてもらえるならきっと助かるし、私も少しだけ安心できるから……」 丁寧に頭を下げた。 (/28) poru 2023/09/17(Sun) 15:25:53 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「は……ぁ?」 鼻と鼻が触れそうなくらい近づいた、その至近距離。 皮肉に皮肉で返された。……気がする。 いや、あなたはきっと、自分とは違って発言に他意などあるまい。 それなのに、笑みを浮かべた顔が、なんだか楽しそうに見えるのは何故だろう。 「……僕は誰も好きになんてならないよ」 好きで仕方ないのはキミだけだろと、苦し紛れにそっぽを向く。 我ながら本当に、猫のよう。 けれども自分のそんな感情は、もう、どこかに捨ててきたはずで。 新しく大事な人を作れば、失った時の喪失感が増すから、嫌だとそう思ってたからこそ、人の厚意を素直に受け取るのを避けていたのに。 それなのに。 掴んだ手を離さないでいてほしいと思ってしまっている。 そんな自分が、一番信じられなかった。 だから寝かせろと言ったのは自分なのに、あまりの羞恥で仕事が終わったらすぐ逃げ出してしまいそうだ。 ……多分、きっと、直ぐにあなたに捕まってしまうけれども。 (-496) eve_1224 2023/09/17(Sun) 15:28:34 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ「ふふー。だいじょおぶう。」 「だあれも気にしないよお。」 母が亡くなってから、家はひとり暮らしだし。 そうして頬に触れた指先に面映ゆさを感じはにかんだ。 「…じゃあ。ミネ。」 ――大切な、あたしの王子様。 「いってきまあす。」 ひらりと手を振り、立ち去る指先に。 塗ったばかりのマリーゴールドが、煌めいていた。 あたしが、まもるよ。 …絶対に。 (-497) oO832mk 2023/09/17(Sun) 15:29:16 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 陽光の元で ニーノ千草色の瞳は貴方を見返せば 僅かに細められて、笑う様子を見せる。 「気にすんなって。 こっちこそ色々と聞かせて貰ったんだしな。 スッキリしたなら良かったぜ。」 貴方に時間を言われれば、ゲ、という表情に変わるのだから 人懐こい犬のようにくるくると目まぐるしい。 「やっべ、もうそんな時間か。 おう、いいぜ。途中までな。 そっちは見回り再開か?」 (-498) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 15:32:03 |
【人】 Chiavica テオドロ「慌ただしいですねえ、街も。 こうしてみると効果があるんだかないんだか」 警部補たるもの、たまの見回りも仕事の内。 そんなこんなで街を眺めていると普段と比べて、身を縮めてそそくさと歩く人間たちが多い気がする。 警察の目が怖いなら猶更堂々としているべきだというのに。 叩く気になれば埃やそれ以外がいくらでも出てきそうだ。 (こんなので手柄上げて、 あの署長代理に取り入りたいわけでもないしな……) 自分にとっての価値と、誰かにとっての価値は、 いつだって違うものだとはわかっているが、にしたって。 今日も諸々の未然防止のために、 皮肉屋の警部補は程々に目を光らせている。 #街中 (74) backador 2023/09/17(Sun) 15:34:33 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ/* お仕事終わりました。お疲れ様です! イレネオくん大型わんこ可愛くて、犬好きのPL大歓喜です、ありがとうございます、拝みます。 突然の赤差分に仕事中に呻きました。 さて……こちらも造形を説明しておかねば、少々不義理(多角という意味で)をしてしまう可能性があるかと思ったので記させて頂きます。 エルヴィーノの子供の頃に幼馴染のルチアーノと、初恋の少女ラーラがある日突然姿を消しました。 というのも、ルチアーノは両親が殺されて、マフィア入りした。(置いていかれた) ラーラは養育院育ちの孤児なのですが、マフィアに唆されて麻薬中毒になり、その後廃人状態で徘徊したところ交通事故に遭って半身不随になりました。(置いていかれた) 入院の後今は更生施設に居ますが、半身不随のまま精神も止んだ状態です。 もう恋愛感情はありませんが、この事で重く歪んだ感情がどうしてもあって、ラーラをサポートし、義体装具士を探しています。 これが人の人生を左右するような傲慢なやり方、幸の押し売りなんですね。 ルチアーノに関しても同じで、犯人探しをしようとしたりマフィアをやめさせようとしたり、そんなことをしています。これも幸の押し売りです。 そして、もう置いていかれるのが嫌なので、大事な人を作ろうとしないようになりました。 夢を見るのも、薬物のことを知ってて見て見ぬふりした事などからの後悔があるからで、それで不眠にもなりました。 なのでなかなか、自分の中の新しい感情を認めようとはしません。 イレネオくんを可愛いなと思ってしまってるのは確かなのですが、こういう所は不器用です。 あとはRPの流れ次第なのでなんともですが……イレネオくんとは少し違った意味で、ルチアーノを特別に思っています。 幼馴染は絶対に壊れることがない関係だといって安心しきってるんですね。 なので彼とのRPの進み次第では、不義理な状態を作ってしまうかもしれません。 長くなりましたが、ご理解くださると幸いです。 生まれた感情に、最後には名前をつけてあげられるといいなと……そう思いながら最後までやっていこうと思います。 どうぞよろしくお願いします。 (-499) eve_1224 2023/09/17(Sun) 15:34:38 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ己の息を呑む音が聞こえて、 落ちた視線も勢いよく持ち上がった。 それはどちらも無意識で、君の言葉を聞いたが故に。 「……………は、君ってやつは。 俺を口説いたところで何も渡せないぜ」 僅かな間の後、ようやく引き出した言葉は冗談めかすもので。 少し崩れた笑みが君の瞳に浮かぶのかもしれない。 「…それに君に必要なのは、君の幼馴染達だ。 あまり多くに手を伸ばすなよ、掴めるのには限度がある。 そうやって沢山口説いてると後が大変だよ」 なんでもないように言い切って、 けれど深いため息が男の口から零れていく。 そのまま持ち上がった手が自身の髪を乱して、 複雑な感情の中、もう一度下手な笑みを作った。 (-500) sinorit 2023/09/17(Sun) 15:34:54 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ女は。 「そっかあー。頼りになるう。」 笑顔のあなたに。その首肯に。 さも嬉しそうに、へらりと笑った。 誰にもバレないように、笑顔を作るのは、得意だ。 「もちろん、ニーノくんの分も、いいよお。」 「じゃあ、今日仕事が終わったら、家に呼ぶねえ。」 「ほんとたくさんだからあ、覚悟しててえ。」 暢気そうな声でそう言って、この場は一先ず解散。 定時の後、「それじゃあ行こっかあ」と女はあなたに声をかけただろう。 (-501) oO832mk 2023/09/17(Sun) 15:35:54 |
【影】 日差しにまどろむ ダニエラ子どもの頃から、あまり思いを顔に出さない方だった。 だけど、笑おうと思えば笑うことだってできる子どもでもあった。 行ってらっしゃい、とか。 大丈夫だよ、とか。 そういう特技がこの日常に活きているんだと思う。 活きていたんだと、思う。 気付くとこの笑顔が本当なのか嘘なのか自分でもわからなくなっていて。 そのことに気付いたその日から、少しずつ、狂っていっていたんだろう。 (&0) oO832mk 2023/09/17(Sun) 15:36:22 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 月桂樹の下で ニコロ返される笑みにこれまでの会話が貴方にとって重荷になっていないと知り、安堵した。 最後にもう一度墓石を撫でてから立ち上がり、変わる表情には肩を揺らし笑って。 「はい、オレもすっかり忘れちゃうところだったけど。 見回り再開します、今日の仕事はそれだから」 「せんぱいのお陰でさっきよりもちゃんと、皆のこと見て歩けそう」 だからと感謝をもう一度伝え、そうして貴方と共に歩きだすことだろう。 伝えた通りに道の途中までは一緒に、道中は他愛ない会話を添えて。 別れるときはまたハーモニカ聴かせてくださいね、なんてねだってから駆け出していく。 遠ざかる背がしゃんと伸びているのは、貴方がくれた元気のお陰だった。 (-502) mspn 2023/09/17(Sun) 15:53:24 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ま、要らん世話かもしれんしな」 「あんまり期待はしすぎんなよ。 工作するにしてもこっちの足跡も残さないようにせにゃならん 俺らまで捕まったら元も子もないからな。」 気休め程度に思っとけ、と念を押して。 「あんたこそ、自分の身の回りに気を付けておけよ。 マフィアに好感があるならなおのことだ。 揚げ足を取って告発しようって輩が居るかもわからん」 (/29) unforg00 2023/09/17(Sun) 15:57:00 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「欲しいなら欲しいって言えば良いだろ。」 絞り出すような言葉に静かに返す。 「確かにテオとアリーは大事だが アイツらは自棄を起こすほどじゃないし 俺が勝手に守ってるだけだ。」 「俺が居なくても上手くやれるのは ようく知ってるよ。だが、お前はそうじゃない。」 ようやく差し込み終えた栓抜きを 緩く引っ張り始めた。 「必要っつったら必要なんだよ。 今の俺の本音を知ってるのは、署じゃお前くらいなんだから。」 (-503) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 15:57:33 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ男が再び瞳を開く頃、一滴の涙は既に落ちきって。 映るのは目元を擦り、顔を伏せながらも声を絞り出す君だった。 だいすきだと伝えてくれる君へ「俺もだよ」と返し。 ありがとうを伝えてくれる君へ 「礼を言われることじゃない」と男は笑う。 結局、言葉を受けて下を向き続けるか。 あるいは、上を見て、前に進もうとするか。 それを選ぶのは自分自身他ならないのだから。 「はは、その調子だ。君がそう名乗れるようになること、 俺は楽しみに、期待して待っているよ」 いっそナンバーワンになるほどに高く。 君の心が強く、いつか形を掴めますようにと願って、 君へと手を伸ばしその頭を撫でようとするのだった。 (-504) sinorit 2023/09/17(Sun) 15:57:52 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ覚悟してて、なんて言葉にはくすくすと笑っていたが。 「は〜い」なんて間延びした声も呑気に返していた。 そうして定刻後、声を掛けられれば待ってましたと言わんばかりに近寄る。 そのまま二人で貴方の家までを歩いて行くのだろう。 朝に比べれば少しマシなようには思うが、それでも街中に漂う緊張感は変わらない。 道中に交わす会話は普段通り他愛ないものと、それから。 「──そういえば本当にこうなっちゃいましたね。 やっぱり現実になると、少し無理矢理すぎるなって思うから……その内少しでも落ち着くと良いんですけど」 貴方にだけ聞こえる声でそんなことも呟いていた。 (-505) mspn 2023/09/17(Sun) 15:59:24 |
ペネロペは、仕事が一つ増えた。 (a25) unforg00 2023/09/17(Sun) 15:59:42 |
【秘】 歌い歌わせ良く見聞きし カンターミネ → 日差しにまどろむ ダニエラ「そりゃあ……よかったかなあ?」 気にしてくる奴が傍に居ないのを喜ぶべきか、 気にしてくる奴が傍に居ないのを心配するべきか。 まあ、後者は自分だからいいと言えばいいのか。 そんな事を勝手に考えてひとり頷く。 「はいよ、エリー。」 ――大切な、俺のお姫様。 「いってらっしゃい。」 身体は手を振り見送り、心は共に。 それから部屋に戻ってさあて、と一声。 「……ベッド買い直した方が早いかなこれは」 スプリングどころかその下まで水気が落ちていそうなほどの、 約束と……愛の結果を見て苦笑した。 (-506) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 16:07:04 |
【魂】 花浅葱 エルヴィーノ「……ちょ」 「……! ラーラ、ごめん、また来るよ」 ラーラを放置するわけにもいかないから、挨拶を添えて。 言うだけ言って病室を出ていこうとするその背を、慌てて追う。 施設の中であなたが話を再開させるわけはないだろうから、きっとたどり着いた先は施設の外だ。 門を出て、道路に出てからのことだろう。 新品のキマった出で立ちで、堂々と歩いていくその背を捕まえた。 「……なんだって出来るよ」 紡いだ返事はそんな言葉。 警察をやめろだとか、死んだ体としか寄り添えないみたいに言われたら、今はまだ困る……が、多分そういうことではない。 言ってる意味を正しく理解できてるかは……わからないけれど。 そういう話 、なのだとしても。「この間は、気持ちよさそうに寝てたじゃないか」 「僕は随分久しぶりのことだったんだ……あんなの」 出来ないと言われるのは、大層不満で唇を尖らせた。 (_19) eve_1224 2023/09/17(Sun) 16:07:48 |
カンターミネは、経費ってどこまで適用されるかな……と考え始めた。 (a26) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 16:08:57 |
【人】 法の下に イレネオちょうど昼時。 男は赤茶の紙袋を抱えてぼさっと立っていた。そうしてちらちらと、顔を傾けて袋の中身に繰り返し目をやっていた。 入っているのはカスクートである。ここらでは評判のいいパン屋のもので、昼食用にと買ったものだ。 朝方の発言の有言実行。自分の分と少食な先輩の分。一応半分に切ってもらってきたから、彼が半分だけでいいと言い張ったら、自分で食べてしまうつもりだった。 が。 「……買いすぎたな。」 買いすぎたのである。 昼時のこと。パンは運良く焼きたてで、季節柄新商品なんかも出ていて。時々買いに行くからには顔も覚えられていて、おすすめなんかもされてしまって。 そうして温かく接してくれるのが快くて、じゃあそれも貰います、なんて。 言っていたらいつの間にか5種類のカスクートを手に入れていた。 パン屋側もよく売ったものだと思う。さてどうしようか、と首を捻った。繰り返すが昼時、そこそこの人が昼食のために出払っている。 残っているメンツは忙しそうで、声をかけるにも気が引けた。 誰か、食べてくれたらいいのだけれど。隅の方に寄って、肩身狭そうでいる。 #警察署 (75) rik_kr 2023/09/17(Sun) 16:12:05 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡「せ、せかんどおぴにおん?…………。」 余りに神とは程遠い単語を聞いたものだから、 即座にその意図が通じず目をぱちぱちとさせて。 暫くの間のあと、ようやく腑に落ちたかのように頷く。 「ざ、斬新な視点だわ…… いえ、神の教えを知る身としては大問題なんですが……」 「……相手が誰に救われたっていい、か……」 困惑と動揺が綯交ぜになった曖昧な表情を向ける。 自分の信仰とは大きく異なるものだけど、 アリーチェの悩みを的確に抉る言葉でもあった。 思う所は山ほどあったけど。 けれど深く物思いに耽る前に目の前に花束が突き出されて、 「……あら。それは困りましたね、それだと」 「"その括り"だと、私も中に入れなくなるんです」 穏やかな表情のまま髪を軽く掻き揚げて、墓地の方に視線を移す。 「共に入って共犯者になりましょうか?」 無論、声色に無理強いをする様子は微塵もなく。 (-507) poru 2023/09/17(Sun) 16:21:30 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → オネエ ヴィットーレ/* Ciao!竹中です。 ちょっとしたご相談にやってまいりました。 アリーチェさんとのロールで『ヴィットーレさんと孤児院の関係の隠蔽を手助けしてあげてほしい』と頼まれまして、 ペネロペは(必要であれば)無理のない範囲で手伝うつもりでいます。 が、ロール上はヴィットーレさん側のよきようにして頂ければと思います。必要なかったでも、間に合わなかったでも、いい感じに隠蔽したでも。 お好きなものをお選びください。お店遊びに行きたかったね。敬具。 (-508) unforg00 2023/09/17(Sun) 16:22:01 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「あー。うーん、取締法〜?」 目的地は、そう大きくもないアパルトメント。 街中を少し歩いて、そう遠くない距離にある。 「パオロさんも、逮捕されちゃったんだっけえ?」 「…あんまり話したことなかったけどお、本当にマフィアと繋がり、あったのかなあ。」 そんなことない、パオロはただの真面目な巡査。 今頃何をしているかなんて、考えない方が絶対にいい。 「…とか言ってたらあ、あたしたちも捕まっちゃう?」 「繋がりがあったって、信じるしかないよねえ。」 「どんなに強引でも、それが決められたことなら」 「あたしたちは守らないと、だしい。」 「…やっぱり、あんまり考えすぎると、苦労するよお。ニーノくん。」 ね、と顔を覗くようにして笑いかける。 誤魔化す意図も込めて。だって、歯が浮くような台詞だ。 先日、あなたと同じ話をした時にも感じたこと。 その法を、女は悪用しようとしている。 (-509) oO832mk 2023/09/17(Sun) 16:27:40 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ「なんでそんなにパンを……?」 そろそろ昼休みかと、資料室から戻ってきた時のこと。 何やら隅の方で、形見狭そうに突っ立っている後輩がいた。 昼も食べさせるとは宣言されてはいたけれど、まさか、全部昼食用だと食べさせられるんじゃないだろうかと訝しむ。 流石に無理だ。 #警察署 (76) eve_1224 2023/09/17(Sun) 16:31:39 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡貴方の黒は揺れない水面だ。 凪いだ海面のように、それよりもっと強固に、こちらが与える何も響かせない。 だからこそ、貴方自身が起こした揺れはよく目立った。 男は調べ始めるだろう。アリソン・カンパネッロについて。 その過程で貴方に迫ることも、或いはあるのかもしれない。 淡々と手錠をかける。立ち上がらせて引き連れていく。署まで貴方を連行する間、男はひとまず何もしなかった。 従順な相手に暴力を振るえるほど、これは獣ではないらしい。そのあたりが未だ残る甘さで、真っ当さなのだろう。 落ち着いた貴方の態度に、苛立った様子こそ見せたかもしれないが。 程なくして。 貴方はこの男と二人、取り調べ室に入れられることになる。 手錠はつけられたままだった。いくら従順でも立場が立場。油断するなということだろう。 後ろ手にドアを閉めた男がしたことは、まず眼鏡を外すことだった。 「さて」 「どんな気持ちだ、ルカーニア。」 (-510) rik_kr 2023/09/17(Sun) 16:35:22 |
【人】 Chiavica テオドロ「あなたは何をしている」 これは巡回に行っていない方の時間軸。 書類を纏めていたら良い匂いがすると出所を探ってみたら何故か隅の方で縮こまっているのが居るときた。 幼馴染もやっていた、今警察署内でブームが来ている挙動なのかもしれないな。漠然と脳内で茶化していた。 #警察署 (77) backador 2023/09/17(Sun) 16:51:29 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ/* わ〜い! 設定の共有ありがとうございます、お仕事お疲れ様です! 把握しました! 可愛い設定でニコニコになっちゃった……そして多角関係について、誠実な対応ありがとうございます。 当方PLとしては多角フリーですので五臓六腑を墓まで様次第では多角ドンと来いという感じです。PCは犬属性ということでお察しなのですがその時はその時で。今すごく眠い様が挟まれるのが苦手じゃなければ、ですが…… お相手いただけて嬉しいです。最後までよろしくお願いします! (-511) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:02:36 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ頭を撫でられると反射でつい目を瞑ってしまった。 それもすぐに開けて、己が目標として憧れる貴方の顔を見つめる。 未だ未熟な心はすぐに揺らぐ、視野だってきっと広くはない。 それでも与えてくれた愛情を躊躇いなく受け止める術だけは十分に知っていたから。 「リヴィオせんぱいに期待してもらえるなら、 がんばらないとなあ」 綻ぶ口元はふにゃりとした柔らかなもの。 ほんのちょっぴり、自分からも撫でてくれる手に擦り寄るように頭を押し付けたりしていた。 そんなやりとりがちょっと落ち着いた頃に、すっかり冷めきったパネッレをひとつ摘まんで。 「ご飯こうやって一緒に食べれて、うれしかったです。 でも今日は雨降るんだっけ……そろそろ食べ切らなきゃかな」 もそ、と口に運んで咀嚼し、後にオレンジジュースも飲み切る。 食事を片付けていく途中、ちらっと貴方を見上げた男は本日最後のおねだりを。 「ねえリヴィオせんぱい。 オレがんばるけど……また、もし。 ちょっと下を向きそうになったら、せんぱいに甘えても良いですか?」 「そうじゃなくても、またせんぱいの話色々聞いてみたいし…… ごはんとか……こう……」 いいかなあって、向けているのは期待を込めた瞳だ。 (-512) mspn 2023/09/17(Sun) 17:03:39 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「パオロさん……そんな風には見えなかったんですけど」 少しだけ視線が落ちそうになる、のを堪えた。 ふるふると軽く首を横に振ってから、貴方の言葉に耳を傾けつつ。 顔を覗かれて笑みを見せてもらえれば、少し眉を下げて笑う。 「心配してくれていますか? ありがとう、ダニエラさん」 「そうですね。 ……前話したときはもう、深く考えなくていいかもって思ったんですけど」 貴方なりの励ましの言葉だと、男は勝手に受け取っている。 だからこそ素直に頷けないことにほんの少しの申し訳なさを感じながら、それでも抱いた感情を言葉にした。 込められている意図も今は、見える筈もないから。 「簡単に答えが見出せなくても、やっぱり考えていたくて。 人を思いやること、信じること、疑うこと。 全部大事だってせんぱいが教えてくれたんです。 法律が絶対に正しい訳じゃなくて、そこを疑うことをやめたら……ただの独裁者になってしまうって」 「すぐにどうにかできることじゃないかもしれないけど。 ……考えて、オレなりの答えを見つけて、できることがあるならしたい。 ただの下っ端が何言ってんだ〜って感じですけどね」 気恥ずかしそうに頬を掻いた。 (-513) mspn 2023/09/17(Sun) 17:08:03 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ (78) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 17:14:49 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ貴方の言葉に、これはふうん、という顔をした。 納得がいったような、いっていないような。 信じたような、信じていないような、そんな顔。 金色の瞳はもう一度、貴方のかんばせを浚って逸れた。そのまま左の方を向く。 よく聞けば、直角に曲がった道の先の方から足音が聞こえてくるのがわかるだろう。このままでいると、そろそろよくない噂を立てられそうだ。 ゆるり、近づいた顔が離れる。 添えられていた手も、手のひらから指の先。順に遠ざかって、男は一歩引いた。 「先輩。」 首を傾げて道の先を伺う。まだ誰も来ないことを確かめて。 「待っていますよ。」 最後に、もう一度。 これは貴方の方を見て。 そうして額を指の背で軽く小突いて。 では、と立ち去ろうとするのだろう。なにもなければ。 今晩にも、貴方を捕まえるのを楽しみにして。 (-515) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:15:40 |
【人】 法の下に イレネオ>>76 エルヴィーノ >>77 テオドロ >>78 ニコロ 「あ。」 初めの目当ての先輩が来て、説明しようと口を開ける。 「お疲れ様です。」 ところに、また新しい先輩が来て、タイミングを掴み損ねる。 「えっと。」 どこから話そうか、と整理しかけたところまた一人。 先輩三人に囲まれたところでこの体躯が動揺することはない。 ないけれど、さすがに立て続けに来られると参った。嬉しい悲鳴と言うやつだ。 「……。」 「食べますか。」 結局。 説明を全てすっ飛ばして、結論だけを口にした。 一緒に袋の口をそちらに向ければ、よりパンの美味しそうな匂いが濃くなったはず。 #警察署 (79) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:22:47 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ「あー。ありますよねえ、そういうことお。」 「ついつい美味しそうで、買いすぎちゃってえ。」 なんの騒ぎだろう、と寄ってきた女。 どうやら見ただけで全てを察したらしい。 したり顔でうんうん、頷いている。 #警察署 (80) oO832mk 2023/09/17(Sun) 17:23:17 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Chiavica テオドロ「お花屋さんだとは流石に思ってないけど……」 「意外ってこともないわね、よく似合ってるわ。聞けば納得。 同時に、あなたがあれだけ難儀だなんだって言ってたのもわかる気がするわ」 ボランティアだからこそ、仕事のことを忘れて話したいこともあるだろうと。あえて詮索を避けていたのだ。 「不安だったのは、立場に関わらず連れて行かれるかもしれないと思ったからよ。一般人でもいつ難癖つけられるか分かったもんじゃないじゃない」 「警察だからじゃなくて、テオだから心配だったし不安だったの」 こちらはこちらで、またあなたの事が知れちゃったなと上機嫌。 一向に離れるつもりも、敵意を向けるつもりもない。いつも通りの女がそこにいる。 肩書きを気にして生活するような人間なら、ここまで何も聞かずにいるわけもなく。 「逃げないわよ、住所教えてもらうんだから」 「今さらそんなこと言ったって離れてあげないわよ?」 (-516) otomizu 2023/09/17(Sun) 17:24:59 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → コピーキャット ペネロペ/* ワッ……!ご連絡ありがとうございます! 了解しました!良い感じに使わせてもらおうと思います! 二人とも優しいね……ンチュ……… (-517) arenda 2023/09/17(Sun) 17:25:41 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → オネエ ヴィットーレ/* どうぞよきようにお使いください Chu……🐈(既読ねこ) (-518) unforg00 2023/09/17(Sun) 17:28:11 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ結構まともだな。 そんな感想を抱いて、愉快そうに口元を歪める。 まったく、こいつの先輩に比べたら大分マシだ。 …昔話を喜ぶ若者はいないから、やめておこう。 そんな、恐らく本人に知られたらより気分を害するであろう思考をいったんおいやり、 取調室の椅子をぎいと揺らす。 手錠をかけられ、黒眼鏡も外した。 そこにいるのはアレッサンドロ・ルカーニア。 ファミリーに所属するカポ・レジーム、つまりは悪党だ。 「そうだな、思ったより快適だな。 10年ぶりに入るが、リフォームでもしたか?」 (-519) gt 2023/09/17(Sun) 17:28:33 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G51) unforg00 2023/09/17(Sun) 17:35:10 |
カンターミネは、《待て!これは罠だ!落ち着いて目薬をさせ!》とテディが喋った。誰かが腹を押したらしい。 (a27) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 17:38:21 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡そう。男はまともだった。 そうであると自負していた。そうでなければならないと自負していた。 真っ当に真面目な司法の番人。男が自認する素顔はそれである。 だからこそ。 今の貴方が好ましい。いつもの飄々としたそれより、余程。 「気に入ってくれたようで何より。」 「お前に長く住んでもらう家だからな。気合いも入る。」 (-520) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:44:59 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → オネエ ヴィットーレ「……ばか、わたしが怒れるわけないじゃない。 それとも、わたしに怒って欲しい?」 流れ滴り落ちる血を止めたくて、花の刺繍が入った白いハンカチをその手に押し付けようとする。貴方が頑なに力を込めるなら暫しの後に諦めるだろうが、そうじゃないなら患部を拭おうとするだろう。 こんな様子の、こんなにも小さなヴィットーレを見たのは初めてだった。 いつも明るく、話しているだけで元気が出るような朗らかな気のいいオネエの姿の内に、どれ程の苦労を背に隠して抱えて来てくれたのか。 考えるだけで込み上げてくるものを必死に押し留めた。 泣きたいのに、泣けていない人だっているのだ。 どうしてもそれだけは堪えきった。 貴方の言葉を聞いていく度に胸が締め付けられるように苦しい。 一言一言が、その悲痛さを痛いほど教えてくれるから。 貴方のその食いしばるような判断に基づいて平和を享受した者の誰が、その事を責められるだろうか。 どうしたらその痛みを少しでも和らげる事ができるのか、考えても考えても答えは何一つ出なくて。 ただ、貴方が振り返った時、 咄嗟に体が動いて、貴方に抱き着く。 「それでも、優しいわよ、ばか、ばか、」 「謝らないで。貴方に救われたわたしだっているのよ、」 「善良でも善良じゃなくても、 わたしにとっては大切な、最高の家族、なんだから」 (-521) poru 2023/09/17(Sun) 17:46:23 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ (82) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 17:48:06 |
カンターミネは、《今《今日もいい腕して《今日も《今日もいい腕してるねえ》。連打にも対応している。 (a28) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 17:49:51 |
【人】 花浅葱 エルヴィーノ「なるほど……? まぁ、皆食べるなら全部とは言われないで済みそうだね」 大分大きいので、事前に切ってくれてる半分だけもらうことにした。 あんな法案が施行されたあとだというのに、なんとも呑気な昼食風景である。 #警察署 (83) eve_1224 2023/09/17(Sun) 17:54:24 |
【人】 法の下に イレネオ三人の先輩方よりは遠巻きに見ているだろう後輩たちにも、男は目をやって。 目だけではなく袋の中身が見えるように向けて、無言のまま問いかけた。食べるか。 もちろん腹いっぱいだとか、忙しいのなら、無理にとは言わないけれど。 「助かります。」 みんなで食べようという案が出れば、ようやくほっとしたように肩肘を張るのを辞めた。 そして袋の中を指さして味の説明をしていく。内訳は定番のハムチーズにペッパーマヨソースがかけられたもの、えびとアボガドとサーモン、トマトとレタスと卵のもの。それと新発売のチキンとマッシュルームのホワイトソースに、クリームチーズとハニーマスタードの商品だとか。全部半分に切って、ふたつずつ。 各々手を入れて持って行っても構わないし、こちらが配っても構わない。いい感じになればそれで。 #警察署 (84) rik_kr 2023/09/17(Sun) 17:59:13 |
カンターミネは、《どこ触ってるんだよエッチな奴》《自爆スイッチ作動。半径5m以内を破砕します。5,4,3,2...》 (a29) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 18:07:58 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ「どうかな。この悪法が改定されれば、思ったより早く出られるかもしれないぞ」 せせら笑うように口元を尖らせて、 あなたの対面でふてぶてしく椅子に背中を預けて座る。 「それで、今日の日程は? 尋問までお前がするのか、仕事熱心なことだよ」 (-522) gt 2023/09/17(Sun) 18:09:37 |
【人】 Chiavica テオドロ「挙句さらっと巻き込まれたし。 昼の用意はあるんですが……」 それはそれとして内容物を見る。 中々美味しそうではないですか。この付近で言うとダニエラの言っていたベーカリーの物でしょうか? 案外挙動が素直な警部補は既に一つ手に取っている。 #警察署 (85) backador 2023/09/17(Sun) 18:09:49 |
【人】 口に金貨を ルチアーノ>>73 リヴィオ 「いや食事までは」 と言いかけて、まさかと口元を抑え少しの間黙りこくる。 自分が多忙を理由に食事を抜きかける日が来ると思わなかったのだ。 「……すまないな、レディ。 今日は顔合わせと癒やしを貰いに来たのでね。 ゆっくり味わってこそありがたみが分かると言うもんだが、 彼に分けてもらうことにするよ。 俺が注文できない分はここにおいておくから、また来るよ」 そう言って自分の分の金額を支払えば商品は頼まず、あなたのスープを半分貰うようだ。 意図は想定とは違うだろう、わざわざ頼んで飲み込む時間よりもそれを選んだまで。 朝から漸く腹に入れたのがスープだけになるのは多分しばらく気づかれることはない。 「 連中と同じになるのは気に食わないが、今日ばかりは…… 」しかし本人の何らかのプライドが自らの食事の不摂生は許してないようだった。 #路地裏 (86) toumi_ 2023/09/17(Sun) 18:12:19 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペお返しにオイルサーディンを一つ奪ってやろうかと 思ったけれど……思っただけだ。 「へえ……そうだったんすか。迷惑な話すね…… よそモンが勝手に縄張り荒らしてったのか」 「……センパイの言う通りっすわ。 オレたちの代は抗争なんかなきゃいいですねー。 世知辛い世界なのは知ってますけど、 オレセンパイたちに居なくなられるのは嫌す」 水のボトルは相も変わらず寂しそうに 端の方で佇んでいて、やっぱりまだ封は切られていない。 とはいえロメオもまあまあ飲んだのだし、 そろそろ人の事も言えなくなって来たか。 「まあ」 「オレもうっかり居なくなるかもしれないすけど。 その前にオレの事いいように沢山使ってください」 (-523) susuya 2023/09/17(Sun) 18:12:20 |
【秘】 pasticciona アリーチェ → Chiavica テオドロそんなわけで後日。二人の休日が被った日。 丁度焼き上がるタイミングを逆算して、あなたにいつ頃に来て欲しいと連絡を入れた日の事。 1LDKの広さのする小さな部屋は、玄関の外でもお菓子の甘さが少しだけ漏れ出ている。 鍵はいつも通り連絡した後には開けてあるから、小奇麗に……少々靴がなさ過ぎる玄関を開ければ、キッチンでちょうどトルタアルリモーネを焼き上げた所だった。 「いらっしゃい、テオ!お腹、空かせてきてくれたかな」 そういってリビングの机にまずは一切れ、とばかりに皿に取り分けてその正面に座る。 勿論、円状のこれを全て食べろと言っているわけではない。 もし貴方が満腹できたとしても、その一切れの一口さえ食べてくれれば本人は満足する事だろう。 「……お菓子はいつも通り焼けたのに、外は大変なことになってるんだね。今も。……マフィアの人たちも、きっと大騒ぎなくらい。……大丈夫かな」 ここはいつも通りに、随分と質素な部屋だ。 アリーチェが母と暮らしていた頃は物が比較的雑然と置いてあったものだが、教会に引き取られ就職し独り立ちをした後のこの部屋では最低限の家具が置かれているだけで少々寂しいほどだ。辛うじて机にかけられたテーブルマットのレースが女っ気を醸し出しているくらいである。 (-524) poru 2023/09/17(Sun) 18:12:48 |
【人】 月桂樹の下で ニコロ (88) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 18:15:29 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G54) unforg00 2023/09/17(Sun) 18:16:01 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>69 ダニエラ 「あ?」 「ん? ……あ。あー。朝客の」 足元の猫にやっていた視線は、 聞き慣れた声を聞いて上を向く。 その先にあったのは貴女の顔だった。 見慣れたはずの顔と記憶を一致させるのにやや時間がかかったのは、いつも見ない場所に居るからだろう。 「こんちは。今日もお日柄よく」 「オレねー……困ってんの」 なー、と足元に。ナア、と返ってくる。 「野良猫に懐かれて動けなくなっちまった。 コイツずっとオレの足元に居るんすもん。 動いても纏わりついて蹴りそうになるし」 「持って帰るわけにも行かねーし……」 「あんたは何してたんすか」 (89) susuya 2023/09/17(Sun) 18:18:42 |
【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ「医者も神も、自分のいいように言う分には同じ、と。 俺の持論で…不信心者ですまんな」 少し――なんだか気恥ずかしそうに笑う。 ぱちぱちと瞬くあなたの瞳に、黒く澄んだ瞳を合わせて。 「だがまぁ、たいていのやつはそうだろう。 助けるのがよっぽど悪い奴で、のちのち利用するみたいな話じゃなけりゃあな」 その言葉を吐く時のアレッサンドロは、自嘲と自省とその他もろもろ、なんとも微妙な表情だ。 つまりはそういうことをやっているのだが、 神に懺悔しても自分が楽になるだけだとよく知っている。 だからつとめて何も言わず、花束を揺らす――が。 「あんたが?」 興味深そうに首をかしげて。 …にー、と。歯を見せるように笑うと、 「――共犯者があんたみたいな人なら、神様も目こぼししてくれそうだ。頼めるかい、悪党仲間さん」 あなたの肩にガッと腕を回して――よけようと思えば避けられる程度だが、まごうことなきセクハラだ――墓地の方へといざなった。 ただその前に。 「ちなみにあんたの罪は、聞いた方があなたの助けになるやつかい? 面倒なことを頼んだお礼がしたいんだがね」 ――肩を組むにしろ組まないにしろ、耳元でぼそりとこう尋ねる。 デリカシーも配慮もないが、言う通り、お礼の気持ちではあるのだろう。 (-525) gt 2023/09/17(Sun) 18:19:44 |
【教】 pasticciona アリーチェ「あ、はは……やっぱり逮捕されそうに見える?私。 ……結構ミスばかりして迷惑かけているから、 恨みを買ってないとは言い切れないわね、困ったわね」 「でも私がいなくなったら、ペネロペ。 ここの景色を独り占めできるわよ?落ち着けるかも」 なんて冗談めかしていって。 わかっているとは言いつつも、まだ内心「自分が捕まる可能性」への実感は抱けていないようだった。 それが楽観視のしすぎだったと思わされる機会は果たして来るだろうか。 (/30) poru 2023/09/17(Sun) 18:23:29 |
カンターミネは、《このセリフを聞けたらラッキー!発生率2500分の1!》 (a30) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 18:24:16 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ「…んー。そっかあ。」 そういうところも含めて、「苦労する」って、思う。 それと同時に好感を抱く。 そんな不要なものは、見ないふり。 「えらいねえ。ニーノくんはあ。」 「…あたしは、んーー。」 軽く、眉を寄せる。口尖らせて、その間、革靴が床をたたく、たたく。 「やっぱり、我が身がかわいいかなあ。」 それは、混じり気のない本心。 あの法案に捕まる訳には、絶対にいかないから。 「…幻滅、したあ?」 角を曲がる。往来を1本、離れていく。 (-526) oO832mk 2023/09/17(Sun) 18:25:14 |
カンターミネは、《ペネロペの噂。実は家では裸族らしい》《ダヴィードの噂。虫歯の治療が怖いらしい》嘘も混じっている。 (a31) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 18:25:52 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「…………」 「マフィアにゃもったいねーなぁ。お前」 こんな悪党どもの巣窟に居ていい奴かね、なんて内心笑った。 実際悪党どもの巣窟に居る訳だし、 他所に行ってほしいわけでもないのだけれども。 随分まっすぐで素直に見えたものだから。 ロメオは貴方を『善人』だと思っている。 行いの正邪ではなく、人としての形が。 「うーす。いつも頼りにしてます……あ」 「なんだよ。あげようと思ったのに交換になった」 言葉こそ不服そうだが緩んだ顔でそれを受け取って、 カスタードの零れそうなパンの欠片を口の中に放り込む。 「……はあ。ずっとこんな感じだといいんだがね」 (-527) susuya 2023/09/17(Sun) 18:27:51 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 黒眼鏡通知が来ればすぐに端末を開き、 文面に目を通して。 「……そりゃそうだよな〜〜。すっげ忙しそうだったし」 ふう、と息を吐いた。 朝からアジトでの姿を見かけていたので。 そんな事を言いながら店まで足を運び、 中に入れば聞いた通りの荷物、あとおだちん。 『お疲れさまです。今持ってきます』 『わざわざ用意してくださってすみませんね。 なんかあったらすぐ呼びつけて下さーい』 ……そんな文面と一緒に、 おだちん袋の前でピースサインをしている写真も送り付けた。 いい迷惑。 そんな感じで、貴方の用意した珈琲は つつがなく無事に送り届けられただろう。 (-528) susuya 2023/09/17(Sun) 18:35:00 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ (90) oO832mk 2023/09/17(Sun) 18:39:14 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ奪取を敢行されなかったオイルサーディンは、 何事もなくオリーブオイルの中で揺蕩っている。 「なに、やけに素直じゃねえの。 後輩からたいそう好かれてて先輩としちゃ身に余る光栄ってね」 或いは、元からだったかもしれないが。 何にしても、見知った顔に居なくなってほしくないと思うのは きっとあなただけではないのだ。 「そんじゃたーくさん役に立ってもらう為に お前にゃしぶとい奴で居てもらわなきゃなあ」 俺が隠居できるくらいまでな。 そんな無理難題を言いながら、またグラスを傾ける。 そろそろ良い時間になってきた頃だろうか。 グラスとつまみが空になれば、自然と解散となる頃合い。 (-529) unforg00 2023/09/17(Sun) 18:43:27 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G55) unforg00 2023/09/17(Sun) 18:47:32 |
【神】 渡りに船 ロメオ「失礼しまーす」 バゴ 、とか文字にするならそんな感じの、ほぼ破壊音と言っても差し支えないドアの開く音。 両手が塞がっているので足で開けたせいだ。 裏腹に丁寧なあいさつを添えて食事会の席にやってきた。 「黒眼鏡の旦那から珈琲のお届け物。ポット何個分か」 「オレラスク揚げてきたんで食って下さい。 シナモンシュガーが嫌ならガーリックソルトのも 作ってあるんで……あ」 そのままつらつらと言葉を並べて、 持ってきたものの説明と一緒に開いているところに どんどんと並べていき。 「余ったニンニクでアヒージョとペペロンチーノも作ったけど」 「すごい量すね。ハハ」 そのまま自然な流れで着席した。 珈琲の為のミルクと砂糖も持って。 #アジト (G56) susuya 2023/09/17(Sun) 18:48:36 |
カンターミネは、ぺふ。テディベアは倒れた。《どこ触ってるんだよエッチな奴》誤作動だ。 (a32) shell_memoria 2023/09/17(Sun) 18:53:04 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「ま、逆に無害だと判断されて目をつけられないかもな。 実際どうなるかはなってみないとわからねえもんよ」 逮捕されそうに見えるか、にはそう返して。 「あんたが居なくなったら酒が出てこねえじゃん。 こんな夢の中に一人で居てもつまんねえし」 さっさと起きて仕事してた方がマシだね、と 頬杖ついて口を尖らせそう続けた。 (/31) unforg00 2023/09/17(Sun) 18:54:48 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ>>89 ロメオ 「はあい。せーかいですう。子供舌のお。」 へらりと笑う。 そうしてもう少し近寄――ろうとして、足を止め。 「あー。」 「あたしはあ、お仕事中でえ…。」 「……お困りなんですねえ。」 何となく、時勢柄職業を口に出しにくい。 誤魔化すつもりで話を戻して、うーん、と唸る。 「あー。そうだあ。」 「ちょっと、待っててくださあい。」 にこりと笑うと、その場を離れた。 暫くすると、ビニール袋を2つほど揺らして、戻ってくるだろう。 そのうち1つの中身は猫缶だ。取り出してみる。 (91) oO832mk 2023/09/17(Sun) 18:55:06 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「おう」 派手な入場には片手をあげて応えた。缶ビール片手に。 完全に酒飲みに来てる人。 「保存容器でも持ってくればよかったな。 まあ余りは食べ盛りとでけえのに頑張ってもらうわ」 つまりは完全に丸投げである。 こちらもあれこれつまんではいるが。 #アジト (G57) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:01:41 |
ペネロペは、最悪部下も呼ぶか……と考えながらテディベアを座らせ直した。 (a33) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:02:09 |
【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ「はいはい」 髪を撫でまわしながら、大人大人、なんて言葉が透けて見えるような頭の叩き方。 恥ずかしがる様子すらも楽しそうに眺めると、 あなたの頭をがっしと腕で抱え込んで――これはヘッドロッグだ。 ぐりぐりとこめかみをはさみこみながら、嬉しそうにクロスタータとフルーツを掴む。 「ああ、もらうよ。 ……はー」 「いや、ほんと、トシ食ったわ」 ぐりぐり、ぐりぐり。抑えられているので、男の顔は良く見えないが。 なんとなく、その声は嬉しそうで、寂しそうだった。 「なんだ、髪セットでもしてんのか? 色気づいて〜〜」 (-530) gt 2023/09/17(Sun) 19:02:51 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ「…………っ」 足音に一気に現実に引き戻された。 別に悪いことをしているわけではないけれど、ここは署内なのだ。 離れていく顔にほっとして、 離れていく手が少しだけ残念に思う。 そんな事を思っている事自体、自分が自分ではないような気がする。 結局逸らせなかった視線だけを、あなたの動きに合わせて動かしたら、額に衝撃を受けて……、 ―――待っていますよ。 そこから先は。 資料を調べていても、どこか上の空になってしまった。 通りすがりの同期に心配されてしまいそうなザマで、ひどく滑稽だったに違いない。 「……本当に待ってた」 仕事を夜勤者に引き継いで署を出てみれば、あなたが門の前で待っている。 まさに忠犬通りの行動が、ガラガラに崩れてしまいそうな平常心を更に揺らした。 (-531) eve_1224 2023/09/17(Sun) 19:06:41 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…………君ってモテるだろ」 もう一度深いため息を吐き出して、 君の表情を伺うように翠眼が揺れた。 「俺がそんな人間に見える?くらい言えたら良かったんだが、 ここまで話して言えることはないな……困ったな」 断言された内容が本当にその通りで、 今更否定したところでなんの意味もない。 諦めたように一度肩を落として、 何を言えばいいかと言葉を探す。 「……そんなこと言われると、惜しくなるだろ」 自棄になって破滅を望み進んだ先で、 欲しかった言葉が真っ直ぐに向けられて、 描こうとした終わりに、ほんの少し未来が欲しくなった。 本当の自分としての未来を。 「君ってやつは本当に、お人好しだな……」 (-532) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:06:42 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ貴方の答えを受け取り、それに返答を返す前。 尋ねられれば瞬いて不思議そうに。 「? どうして?」 そうは思わない、は既にその声音に表れていた。 「身を守るのは大切だし立派なことですよ。 無謀に動くより、ずっと」 「ダニエラさんが自分を大事にできているってことじゃないですか」 それほどの価値を自身に見出せている証左に他ならない、とも。 だから今度はこちらが貴方の顔をそっと覗き込んで、笑った。 「なら、オレは嬉しいです。 きっとお母さんだって……は、決めつけすぎかな」 でもそう思いますよって、表情に暖かさを滲ませて。 (-533) mspn 2023/09/17(Sun) 19:07:20 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ/* お返事ありがとうございます。 向こうとはそういう方向に進むかはまだ未知数ですので、どうなるかはわかりませんが……、多角にならなかったとしても、重い関係性を引きずることだけは確実ですので、先に連絡をさせていただきました。 挟まれることになりましたら、ぺしゃんこになるまで潰してやってください、全を受け入れていく所存です……! あと2時間後に牢屋……悲しい。 取り調べにかこつけて会いに行ったりしますね。 (-534) eve_1224 2023/09/17(Sun) 19:12:34 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡ぜ〜〜〜ったい思ってないなこれ……なんて考えていたわけだが。 次いでがっしと抱え込まれた後── 「──いだだだだッ!」 悲鳴が上がった。昔から変わらないやつ。 「ちょッ、痛いって、嬉しいんじゃないの!? 悪いことしてないだろ!もー!」 「身だしなみぐらい気を付けるし!大人だもん!」 どんな思いが声にその色を滲み出させているのかわからなかった。 顔を見られたらもう少しわかったのかもしれないけれど、叶わないので。 とりあえず今は突然のヘッドロックに抵抗するべく、腕辺りをべしべしとしながら「ぎぶぎぶぎぶ!」と喚いている。 (-535) mspn 2023/09/17(Sun) 19:13:04 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「……」 頭をかき何やらイライラとした様子で顔を出した男。 片手で掴めるパンを手に取れば口に咥えたまま ガタン! と音を鳴らしながら椅子に座った。「あ"ーくそったれがあ……」 ご機嫌斜めらしい。 しかし食事の空気を悪くするつもりはないのかすぐに切り替えられ、時間を取らねば大体何を聞いてもまともな返事は帰ってこないだろう。 #アジト (G58) toumi_ 2023/09/17(Sun) 19:13:18 |
ペネロペは、でけえ男には派手な入場をせにゃならん決まりでもあるのか?疑問に思った。 (a34) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:19:34 |
【鳴】 渡りに船 ロメオその驚きには静かな頷きを返した。 そうなのだ。酒の度数は馬鹿に出来ない。 この世には99度とかいう度数の酒もあるのだから。 「うん。青い酒って言うか、青い飲みもんはあんま」 それだけを言って、貴方が飲みたい事を主張すれば 黙って一口目を譲る。 グラスが傾けられて透き通った青紫が注がれていくのを ロメオはじっと見守っていた。 「……アハ。大人だろ」 「ちなみに青い酒が駄目なのは薬混ぜられるからだぜ。 睡眠薬とか水に溶けると青くなるようになってるから、 万が一混ぜられても気づかないんだよ」 それからケロッと笑顔になって、 何故駄目なのかのネタ晴らしをした。 ちゃんと一口飲んでから告げる辺りに 少しばかりの悪戯心と悪意があるからこれは良くない。 「オレが悪い大人じゃなくてよかったな。フフ」 「良い酒だろ。オレは好き」 勿論そんな事するわけじゃないけれど。 貴方は敵じゃないのだし。 (=4) susuya 2023/09/17(Sun) 19:20:26 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 陽光の元で ニーノ「もちろん俺も嬉しかったさ。 誘ってくれてありがとう、ニーノ」 前を向き晴れていく君の心とは対照に、 曇り空の広がる空は今にも雨が降り出しそうだ。 この時間を名残惜しく思う気持ちはあれど、 そろそろ解散の時が近付いているのかもしれない。 「…あぁ、俺で良ければと言っただろう? いくらでも、甘えてくれて構わない」 「また、食事も行こう。俺の話は……はは。 何か、いい話題を考えておくよ。 君も、聞きたいことを考えていてくれ」 隣へと置いたカップを再び手に取り、 残るジュースを飲み干して、 立ち上がった男は君へと手を差し出した。 「次も、楽しみにしているよ」 (-536) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:21:14 |
リヴィオは、この『 』が希望になるよう願った。 (a35) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:22:22 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「えぇ?そうですかね。 貫禄とか……そういうのがないのは認めますけど」 そういうのは年齢で身につくものでしょうし。 焦ってどうにかなるものでもないし……。 そんなぼやきを続けた男は、ある意味『善人』ではあるだろう。 その善性を発揮する相手が、己の認めた好意を寄せる相手だけだという点を除けば。 「あはは。そもそもロメオさんがくれたものですけど。 今日は俺の勝ちですね」 そんな、たわいもないおしゃべり。戯れ。 「ずいぶんお疲れみたいなことを言うじゃないですか。 やっぱり何かありました? ……でも、俺もそう思いますよ」 幸せで、当たり前な日々が大切だからこそ。 失われてから本当の価値に気づくくらいなら、この今が早く昔になればいい。 (-539) NineN 2023/09/17(Sun) 19:26:14 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「素直なのが取り柄でーす。 この今の環境が気に入ってんすよ。アジトも、メンツも」 酒のせいかいつもより柔らかい笑い方をして、 確かめるように言葉にする。 特に素直なのもきっと酒のせい、という事にしておく。 「こんなデカい穀潰しが簡単にくたばるわけないでしょ。 貴方がそう言うんなら、オレはそうしますよ」 無理難題であっても、望まれるのであればそうでありたい。 そしてそれは自分の望みとも一致するかもしれない。 「ちゃんと隠居できるまで居てくださいね、あんたも」 「その為にはまずそこの水を飲んでもらわなきゃあ……」 そうして用意した物が無くなった頃合いに、 とうとうピ、と水のボトルに指を差した。 「その間に片付けときますんで」 (-540) susuya 2023/09/17(Sun) 19:28:27 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「さてね。少なくとも恋人が出来たことはないな。」 きゅぽん、と音を立ててコルクが抜ける。 芳醇な香りが漂うかもしれない。 「お人好しで結構。 惜しくなったなら迷わず掴めよ。 後悔するぜ。この先マジで何が起こるか分かんねえぞ。」 貴方のグラスに赤ワインを注ごうと寄せる。 (-541) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 19:32:17 |
【人】 渡りに船 ロメオ>>91 ダニエラ 「ふ。そう、子供舌のね」 近付こうとしてやめた事にも、 仕事についてを言い淀んだ事にも、 小首を傾げるがそれ以上の追及はない。 今はバイトと客、それだけの繋がりで そこまで踏み込もうとはしない。 時勢柄、はお互い様だし。 「んお。はーい……」 待てと言われて何も聞かずに素直に待つ姿は、 大きめの犬のようだったかもしれない。 それからちゃんと帰ってきた貴女の手に持つものを見て、 「あー」と気の抜けた声を上げた。 缶が開けば猫はそちらに興味を示す。 またフニャアと鳴いて、やっとロメオの傍から離れた。 二人の間にちょんと座って見上げている。 (93) susuya 2023/09/17(Sun) 19:34:13 |
【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡「確かに悪法だろうな。お前たちにとっては。」 さぞかし都合が悪かろうと鼻で笑った。 男とて理解している。自分の集めた捜査資料は不十分だ。 自分に出来たことは、ただ諦めないことだけ。 そこに運良く、不十分を十分にしてくれる法が、外から齎されただけ。 そしてその不十分さを埋める情報を得られるかもしれない機会が、今与えられている。 組んだ手に顔を寄せれば口元が隠れた。 「任せられた。光栄なことだよ。」 「日程、日程ね。」 「お前が進んで口を回してくれれば、すぐ終わる。」 (-542) rik_kr 2023/09/17(Sun) 19:39:07 |
【神】 門を潜り ダヴィード「もう虫歯の治療なんて怖くないんですけど。 ちゃんと定期的に通ってますよ」 なんて言いながら、テディベアに向かっていーっと歯を見せる。 ともかくってなんだともかくって。と思わないでもないが、子どもであるのは何ともし難い事実であるので不服の表情をとるだけにした。 二人が到着しても、以前人数に対しての料理過多が加速しているような気がする。 「ニンニクのにおいってどうしてこんなに…… あとで牛乳を飲めば消えるんでしたっけ?」 それでも出来立てのいいにおいには抗えず、いそいそと新しく追加された料理に寄っていくのであった。 #アジト (G59) NineN 2023/09/17(Sun) 19:40:44 |
【秘】 日差しにまどろむ ダニエラ → 陽光の元で ニーノ陽だまりのような笑みに、言葉に。 眼鏡の向こう、ミントブルーが2、3度瞬く。 「…お母さんは」 「どおだろおねえ。」 在りし日の母を思い返せば、きっとそれでいいと言ってくれる。 今の自分を、肯定してくれる。 だから悩むように思い浮かべたのは別の姿だった。 リスクを嫌う人だった。それでも、と女は自分の意思でここまで来たけれど。 「わかんないなあ。」 「今度お墓参りのとき、聞いてみよお。」 笑いかけると、考えたことを横に置く。 遠くにアパルトメントが見えてきた。あそこだよお、と指さして、てくてく。 鍵を挿して捻る。解錠の音がした。 「ちょっと待っててえ」 振り返り、半分開いた扉の向こう。 たくさんのダンボールが積まれた部屋が、ちらりと見えた。 (-543) oO832mk 2023/09/17(Sun) 19:42:51 |
【影】 日差しにまどろむ ダニエラ――躊躇。 しては、いけない。 ここまできたら。もう。 ううん。ここに来る前から。 あの人との関係に気付かれたかもしれない時点で 。(……ごめんね) それは、音にしてはならない言葉。 後ろ手に閉めた扉の奥で、ひとり、口を引き結ぶ。 (&1) oO832mk 2023/09/17(Sun) 19:43:02 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「へいへい、そんじゃファミリー大好きロメオ君に 居心地の良い環境を提供し続ける為にも長生きしますかね」 あなたが笑えば、こちらもへらりと笑みを返して。 冗談めかして、ほんの少しの言質として、そんな答えを返す。 水のボトルを指差されれば、 仕方ないなと言わんばかりにやっと手を伸ばした。 「片付けは任せた」 なんとも不精な男。 片手をひらひら振ってお片付け宣言に堂々と甘えていた。 (-544) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:49:01 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → pasticciona アリーチェ「……怒ってくれた方が、楽かもしれないわ。 でも……貴方は、怒るの慣れてないものね。」 そんな者は全部自己満足だ。 ただ自分が罪の意識から逃れたいがために 求めてしまう、現実逃避の結果。 ……貴方が怒らないというのなら、 ヴィットーレは力なく笑う。 本当に優しい子なんだから、と。 抵抗はせずにそのまま大きな手がハンカチに包まれる。 髪色より暗い赤に、ハンカチが染まっていく。 振り向けば正面から抱き着かれて、 思わず目を丸くした。 こうしてしっかり触れ合うのはいつぶりの事だろう。 昔より大きくなったんだな、と今更ながらに思う。 ……アタシ、もうこれ以上あの孤児院に、泥を塗りたくないの。 ………このお店も、燃やすわ。アルバムとかいろいろ、 あの子達に繋がりかねないものがたくさんあるから。」 「……お願い、アリーチェ。もしアタシが捕まっても……」 過去の繋がりを悟られないためには……『赤の他人』で あり続けなければならない。 貴方の体をぎゅぅ…と抱きしめて……… ヴィットーレは貴方に、酷いお願いをしたのだった。 (-545) arenda 2023/09/17(Sun) 19:49:55 |
【秘】 Chiavica テオドロ → pasticciona アリーチェ待ち合わせにはいつだって早く着くようにしているが、人の家に上がる場合はそうともういかない。 代わりに時間ぴったりに扉が開くという几帳面さを見せたところで、職場で見るよりいくらか険の少ない顔つきの男が現れる。 「……別に、いつも通りだよ。 今日だって食べたいもの食べて生きてます」 少ない手荷物を適当な場所に置いてから、向き合うように座って。 いただきます、と一声かけてから早速手を付け始める。 本題だからさっさと食っておきたい。そんな気持ちの表れ。 「大丈夫かどうかと言われたら…… 多分、大丈夫ではない。強引なやり口の代理が来てしまったもんだ」 「だからといって俺たちにできることはない。 精々目を付けられないように祈ることしかできないでしょう」 他人の心配よりも自分たちの心配をするべき。 そうでも言いたげに、深々と溜息を吐いてからトルタを一口。 目が覚めるようなレモンの香りがして、うん、と頷く。 自分の家もまた、必要なもの以外は置かれていない故に、 飾り気のない部屋は寧ろ落ち着くとさえ思えた。 (-546) backador 2023/09/17(Sun) 19:50:55 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ犬は飼い主を裏切らないもの。 それはもしかしたら、お互いに。 だからこれは、約束通り貴方を待っていた。 門の前、外壁にもたれた男の衣服は黒い。大柄ではあれど闇に紛れてしまうようだ。夜のおかげで目立たなくなったこの男を、貴方は気付かないふりをして帰ったって良かった。 呟きを耳にすれば、だから、笑うんだろう。 自分は約束を守った。 一方的に押し付けた自覚はあった。 貴方も約束を守った。 一方的なそれを受け入れてくれた。 「言ったでしょう。」 そうして歩み寄れば、かつん、と靴を揃えて止まる。 10数cmの高みにある瞳は、今は厳しいものではない。 (-547) rik_kr 2023/09/17(Sun) 19:54:07 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「これからだろ、多分。 貫禄の事を言うならオレもじゃねえの〜?」 コーヒーカップを傾けながら首を傾げる。 背丈である種の圧はあるだろうが、それは貫禄ともまた 違うものなのだろうし。 「負けたわ……トホホ」 そんなふうにふざけた返事をできるのも、 ロメオにとっては気を許した数少ない人数しかいない。 戯れにも相手が必要で、今回はそれに恵まれた。 「いやあ。別に? なんとなく色々考えてるだけ」 「人生って油断してると落とされるから」 世知辛い事をなんとなく気怠そうにぼやいて。 「や。やっぱ疲れてるのかもしれん。ちゃんと寝なきゃな。 昨日銃のメンテナンス頼まれてずーっとやってたから……」 (-548) susuya 2023/09/17(Sun) 19:55:29 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G61) unforg00 2023/09/17(Sun) 19:56:23 |
【人】 無敵の リヴィオ>>86 ルチアーノ 「OK、仲良く分け合おうか」 意図は違うとしても形は同じ。 黙った理由を問うこともなく頷いた。 元々自分が持ちかけた話を断る理由もない。 取り皿を貰えるようマダムに頼み、 運ばれてきたスープをきっちり2人分に分けて片方を君に。 「ありがとう、レディ。それじゃあいただきます」 両手をきっちりと合わせてから料理への感謝と敬意を述べる。 スプーンで掬って運んだスープは確かに高級な店には劣るが、 気持ちは込められているのだろうと笑顔が浮かんだ。 「…うん、美味しいね。ほら、君も早く食べるといい。 空腹よりも多少腹を満たす方が頭は回るからね」 君の用事を全く把握していないものの、ご利益を求めるくらいだ。 頭が回せる状況にしておくべきではと勝手にも考えての言葉。 実際のところは必要のないことなのかもしれない。 #路地裏 (94) sinorit 2023/09/17(Sun) 19:58:08 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ飲み物を無言で勧められると一気に煽りため息を隠さなかった。 しかしその際同僚を目に捉えればなにかを思いついたように悪い顔をする。 また突拍子もない事かもしれない。 「ロメオ、偶数と奇数どっちか選んでくれえ」 ゲームだろうか、まだパンを咥えながら携帯を取り出して何やら操作をしている。 #アジト (G62) toumi_ 2023/09/17(Sun) 19:58:16 |
【独】 口に金貨を ルチアーノ/* 運営との相談で魔術師の占い先が変更になりました。 ヴィンセンツォは明日になり、別の機会に。 今回分はマフィア陣営に。 偶数がカンターミネでと奇数がネロ。 そこそこ最悪な質問だったな。 (-549) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:00:20 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → コピーキャット ペネロペ「やった〜。センパイ大好き〜」 なんとも棒読みだが、一応心は籠っていた。 ふざけた返答でも返答は返答で、 長生きしてくれればいいという気持ちは本当なので。 「ちゃんと酒抜いて寝てくださいよ。 二日酔いでやらかしたら助けられませんからね」 それは自分もまあまあ同じなのだが。 貴方が水を飲んでいる最中に片付けは済ませて、 飲みかけのボトルはちゃっかり持ち帰るために袋に入れて。 「お駄賃ありがとうございました。話もできてよかったす」 またのご利用お待ちしてまーす、なんて気の抜けた挨拶をして、ロメオはそのままその場を後にするだろう。 背の丸まった後ろ姿の足取りは、きっと来た時よりも軽かった。 (-550) susuya 2023/09/17(Sun) 20:02:55 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード/* おはようございます、本編がもう二日も始まっているのに既知相談にきたルチアーノです。 こちら10年ほどマフィアの所属しているのですが、 公開スプレッドシートにある黒眼鏡とペネロペとの交流を把握していてもよろしいでしょうか? あとそちらの自認が犬っぽいことなど把握できたりするでしょうか?知れなくとも問題ありません。(あだ名や呼び名などの問題です) 大変このタイミングで恐縮ですが、よろしくお願いします。 問題なかった場合此方からもお伝えできることがありますので何卒。 あとすみません、何年前に此方に所属していらしたか、把握漏れですみませんが教えていただけると幸いです。 (-551) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:08:56 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「ね、これからですよ」 付け加えるように。 先ほどのもったいない、という言葉に返答するように。 「いつか後悔したとしても、それは未来の自分にさせておけば。 この道を選んだから、今は頼れる先輩がいて。 美味しいパンがお腹いっぱいに食べられる」 これからの道がどれだけ険しいものだったとしても、生きてきた道を後悔する日が来たとしても、その時には取り戻せるものではないから。 今を楽しく生きて、その楽しさを大切にしよう、というわけだ。 「銃のメンテナンス?何丁分ですか? ……というか、何時間寝ました?休憩は? 珈琲飲んだらダメじゃないですか」 なんとも小言の連続。詰問というよりは労りの色が濃いが、うっかりそういうことを漏らすと、こうなってしまうのだ。 (-552) NineN 2023/09/17(Sun) 20:10:36 |
ルチアーノは、奇数なと言って操作したあと携帯をしまった。 (a36) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:15:26 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 法の下に イレネオ気づかないふりなど、誰が出来ようか。 居たら居たでこうやって困るくせに、居なかったら絶対に傷ついていた自信があるから始末に負えないとはこのことだ。 明るい灰色のスーツは、闇夜のような黒の前に立つと対象的で。 昼間はそこまで気にならなくとも、この時分になればその差はくっきりとわかってしまうことだろう。 「……僕の部屋で良いかい?」 昼間と同じように、10cm高い視線を見上げて。 別に、あなたの部屋でもいいし、どこかホテルに泊まっても構わないけれどと提案した。 きちんと寝るという目的だってあるから、少なくとも車の中などというのは避けたいと思っている。 車の運転はどちらも出来るだろうが、2台でいくのは面倒だろうか。 1台はここに置いておけば良いと、行く場所が決まれば、家主の車に乗って出発するだろう。 尚、あなたの事だから、途中で何か夕食になるものを買ったりするかもしれないが、この男は何も言われなければそんな物忘れてしまっている。 (-553) eve_1224 2023/09/17(Sun) 20:18:52 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 門を潜り ダヴィード「ふーん……意外と今を生きんのね」 「そんじゃあ後悔させないように、 ちゃんと頼れる先輩でいましょうかねえ」 ロメオにとっては楽観的にも聞こえるその意見は、 それでも前に進んでいく上では正しい思想だと感じた。 今から後悔して立ち止まっていちゃあ、 いつかは何もできなくなる気がするから。 であれば自分が彼に出来る事は、後悔の材料にならない事だ。 「何丁……?何丁だっけか。 これ全部やっといてくれって雑に渡されたんで……」 「3時間半は寝たよ。 割と十分だろ、寝られねえ時に比べりゃ」 なんとなくコーヒーカップを両手で守りつつ、 こてこて首を傾げながら思い出しつつ答える。 その内容には……小言に値するいくつかの問題はあるのだが。 この男にとっては割と日常だし些事ではあった。 (-554) susuya 2023/09/17(Sun) 20:20:58 |
ロメオは、頭上のハテナマークを増やした。何だったんだろ。 (a37) susuya 2023/09/17(Sun) 20:22:02 |
【鳴】 陽光の元で ニーノそそそ……と貴方にグラスを戻しながらも。 「エッ」 ケロっと明かされたネタ晴らしにはそんな声が出た。 飲む前に言わなかったのはつまり、とほんのちょっぴりじっとりとした視線を向ける。 「も〜〜〜……揶揄ったな? ロメオさんが悪い大人だなんて思ってないけどさあ〜。」 それでもびっくりするのはびっくりするから唇を尖らせて。 「というかなんでそういうの知ってるの? もしかして常識……?」 オレが無知すぎるだけか……?と零しつつも自分のカクテルにも口をつけてみる。 口内に広がったのはお酒とは思えないほどの、甘さ。 やっぱり度数はきついのだけれど先程のよりは飲みやすい感じがして、「デザートみたい……」を呟いていた。 (=5) mspn 2023/09/17(Sun) 20:23:03 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 日差しにまどろむ ダニエラ「うん、聞いてみてください」 死者は何も語らないけれど。 それでもこちらから語り掛けるのは自由だから。 貴方が思い浮かべている姿が、母ではなく違う誰かであることも知らないまま。 あ、そろそろ着くんだなと思えばてくてくとこちらも大人しく着いていって。 「はーい」 返事をしつつも扉の間から見えた部屋。 段ボールがたくさんあって、あれがもしかして……?と首を傾ぐ。 それなら一人で処理しきれなくて大変だろうと納得もの。 出来る限り持っていこうだなんて考えながら、貴方が戻ってくるのをのんびりと待っている。 (-555) mspn 2023/09/17(Sun) 20:25:42 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → マスター エリカ【魔術師ロール】 金ならある、手段ならある。 どんな方法でも構わない、足がつかないように調べる術は手に入れてきた。 自分の知れない情報など無いと、そう思いたい。 そう思えるだけで安心する。 結局信じられるのは己だけだから。 「――次は、」 告げた名前はヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。 瞬く間に駒はその男を調べにいくのだろう。 ―――だが。 何かトラブルがあったのか数時間後駒の一人が警察に捕まった。 また一人、もう一人居なくなったところで男は情報を調べさせるのを止めさせる。非常事態だった。 「なんだってんだ……!? おい、一体、っ……」 今までに無かったことだ頭が痛くなる、暫く眠ってないからか調子が悪い。 あの男を調べることになんの不吉があるというのだろうか、せめてそれなら。 ヴィットーレの言葉がよぎる、ああ嫌だ、そんなことを考えたくないのに。 どうして信じられないだけじゃなくて疑わなければいけないんだ。 しかし皮肉にもその時頭に浮かんでいたのは、アジトで見かける二人の顔だった。 それが離れることはなく男の思考はそればかりで埋め尽くされる。 そうして暫く男の方にその賽は投げられた。 (-556) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:26:29 |
【秘】 コピーキャット ペネロペ → 渡りに船 ロメオ「今更二日酔いには負けねえよ。何年やってると思ってんだ」 何年もやってるのはこの稼業なのか酒飲みなのか。 ともあれ傲慢は自信の表れでもあった。 「あいよ。またなあ愛しのロメオちゃんよ」 酒やつまみのお持ち帰りはご自由に。 酒飲みは妄言と共にひらりと片手を振ってあなたの背を見送った。 (-557) unforg00 2023/09/17(Sun) 20:28:39 |
【秘】 黒眼鏡 → 法の下に イレネオ「まったく、そうだ。 作ったやつの人間性を疑うよ」 呆れたように背筋を伸ばして、 くんにゃりと脱力。 だらしなく背もたれを活用しながら、視線が左右にわずか揺れる。 「何話しても捕まえるんだから、証言なんかいらんだろー? 適当に書いといてくれや。 寝不足なんだよ、最近。 ああ、お前ンとこの警官、睡眠薬今後どうするのかちゃんと聞いとけよ? あれ、ルート通さんと入ってこないからな」 (-558) gt 2023/09/17(Sun) 20:31:27 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 口に金貨を ルチアーノ/* ワンワンワワン。たまに取り出せるポメでございます。 把握OKです!あまり表立っていると組織的によろしくないかな、と思いつつもペネロペさんと黒眼鏡さんには程々に奢ってもらったり生活を援助してもらったりしているので、ルチアーノさんがご存じでも全く問題ないと思われます。 10年前の時点でお二方との交流を把握されていた場合、当方からもお伝えすることがあるやもしれません。 犬っぽいのはおそらく自覚がないのですが、アジトにいる際に黒眼鏡さんかペネロペさんが一人で現れた際は絶対に尻尾を振って(比喩)話しかけに行く姿から、なんかそういう感じに見えててもおかしくないかもしれません。 実は今判明したんですが何年前からの所属か明確に決めていませんでした!!!!!!!!!!!!!!! 年齢から考えると3年ほど前になるかと思います。 以上のガバも含めまして、よろしくお願いします。 (-559) NineN 2023/09/17(Sun) 20:32:44 |
【神】 コピーキャット ペネロペ「賭けでもやってんのか?ルーカス」 偶数奇数、携帯をしまう様子を見て。 適当に冷やかしているだけだ。答えはあってもなくてもいい。 「仕事に響きそうだしこんくらいにしとくか」 空になった缶を置けば酒の代わりに珈琲を一杯。 砂糖一つ沈めてかき混ぜた。 #アジト (G64) unforg00 2023/09/17(Sun) 20:34:41 |
【秘】 マスター エリカ → 拷問吏 ネロ/* Ciao! 運営です、役職的な確認事項を持ってきました。 魔術師様がネロ様を占おうと思っているそうです。ネロ様が妖精陣営でないことをお知らせしても大丈夫ですか? (占ってもシステム的な死亡が起こらない=逮捕は起こらないことを通知しても構いませんか?) 実際に占うまでのおたのしみでもOKです。どうでしょう? の、お知らせが様々の結果この時間になっていました。すまんね!! こちら秘話更新までに確認できていなくてもお気になさらず〜〜!! 魔術師くんから占われますよの通知だったと思いくださいませ、なところです! (-560) 66111 2023/09/17(Sun) 20:36:04 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 月桂樹の下で ニコロ「…そうかい」 それは君が幼馴染に夢中だったからかもね。 漂う香りとともに余計な言葉は飲み込んで思うだけに留める。 「………分かっているさ、分かっているよ。 しかし今更覚悟をするってのは案外勇気がいるものなんだ」 それは、これまでして来なかったことだ。 嘘で身を固めて、掴もうとしなかったものだ。 注がれるワインを眺めながら躊躇うように手を伸ばして、 触れる直前で指先を握りしめた。 (-561) sinorit 2023/09/17(Sun) 20:41:37 |
【秘】 陽光の元で ニーノ → 無敵の リヴィオ感謝を伝えられると、ああ誘ってよかったんだなって思えて。 甘えることを許されれば、向ける好意は膨らんでいくもの。 差し出された手には少しばかり驚いて瞬いていたが、それでもすぐ。 喜色に満ちた満面の笑みを浮かべれば── 「……はい!」 ──指先を伸ばし、重ね、その手をぎゅっと握った。 ……その後は、ゴミをきちんと片付けてから共に歩く。 真面目な話を多くしたから、帰路の道中は他愛のないものを。 例えば明日せんぱいが着けてくるピンの予想とか。 例えばねこって好きですか?とか。 話していればあっという間に分かれ道の場所。 最後は手をぶんぶんと振りながら別れたのだろう。 そうして一人、家へと向かって歩いて行く最中。 貴方から貰った信頼と勇気を忘れぬよう。 胸の内で大丈夫を繰り返し、ずっと抱きしめていた。 (-562) mspn 2023/09/17(Sun) 20:42:03 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 渡りに船 ロメオ「そりゃあ、ね。 こうなる前にひととおり後悔はしましたから」 さらりと流したその言葉は、でも嘘ではなくて。 貴方に昔の話をしたことはなかった気もするが、なんとなく口をついて出てしまったもの。 「マフィアに拾われた子ども」であったことを、貴方が知っていても知らなくても、必要以上に触れずにいてくれるだろうという信頼からの気の緩みだ。 「いやっ……ア〜 ウー…… 時にロメオさん、この後の予定は?」 目に手をやり、唸り、頭をぶんぶんと振る。 なんだか忙しそうな挙動を一通り済ませてから、なぜかあなたの予定の確認が入った。 どうにか……休ませないと……という気持ちが目線に滲んでいる、かもしれない。 (-563) NineN 2023/09/17(Sun) 20:44:46 |
【秘】 法の下に イレネオ → 花浅葱 エルヴィーノ「良いんですか。」 よくよく聞き返すのは、男の癖らしかった。 この男はいつも、いいか、という問いに対し、本当にいいのか、と尋ね返す。いいのだろう、と勝手に受け入れて頷くということをしない。 それは人によっては嫌がられる態度だ。 貴方には、自分の選択を確認させることになる態度だろう。 俺を部屋にあげていいんですか。そういうこと。断られるなんて思っていないくせに、癖で確認だけはするのが厄介。 きっと貴方は頷いてくれるんだろう。 ならばと、こちらは運転を申し出た。人に車を運転させるのを貴方は嫌がるだろうか。そうでないなら、「寝不足の人間に運転させるわけにいかない」なんて押しきったはず。 街灯に照らされた夜道を滑るように抜けていく。 夕食の話も出したろう。きっと貴方の反応は芳しくないから、軽くつまむくらいのものだけ買っていく。 (-564) rik_kr 2023/09/17(Sun) 20:47:09 |
【神】 口に金貨を ルチアーノ「賭け?」 顔を上げて一応目上の人間の顔を見る。 「…………そおだな、これは賭けだなあ。 俺が勝つか負けるか結果が聞きたいか? 今度ペネロペが運転する車に乗せてくれるんなら色男の勝負運を見せてやっても良い」 愉快そうでもない絶妙な顔であなたを誘えばそのまま新しい酒に手を出して目を伏せる。 こちらはまだまだ飲みたい気分であった。 #アジト (G65) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:49:35 |
【教】 pasticciona アリーチェ「無害……本当にそう思われればいいのだけれど。 教会に迷惑だけはかけたくないから、 せめて、捕まるなら……」 ひとりでじゃないと。 決意表明のように呟いてから、 あなたの答えには少し嬉しそうにはにかんで笑う。 「話し相手としては認めてくれてるみたいで、よかった。 次に会ったときは、お望みのお酒を頼むわね」 なんて笑って、今宵の夢は仕舞いとなるだろう。 (/32) poru 2023/09/17(Sun) 20:49:36 |
【鳴】 渡りに船 ロメオ「はあい、揶揄いました。すみませんでした」 反省の色があんまり見られない返事をしつつ。 「新聞かなんかで見た。 護身のために気を付けろみたいな感じの……」 「嫌だろ。酒飲んでただけなのに事件に巻き込まれるとか」 ここにあるのは純粋なカクテルだ。そんな心配はない。 マスターの目がある限りはそんな事も許されないだろうけど。 そしてこれを知ったのも同じファミリーの先輩に 教わったからなのだった。 こういう細かい嘘の数はもう覚えちゃいない。 「それ甘いんだ。いいな」 「俺も次は甘いの頼むかな……頼んだ事無いのとか」 先輩ぶるのはそこそこに、 自分も冒険してみようかなんて気持ちにもなった。 二人で初めてのお酒を頼むのも悪かないな、と思ったので。 (=6) susuya 2023/09/17(Sun) 20:52:24 |
【人】 法の下に イレネオ配ったり、勝手に持って行ってもらったり。 腹にものを入れて置いてほしかった先輩。 外回りで腹が減っているだろう先輩。 書類仕事で糖類が必要であろう先輩。 弁当と一緒に食べてくれるらしい後輩と、 働き者の後輩もひとつ選んで行った。 そうやってだんだんかさが減っていく。いい具合の頃に自分の分も確保したんだろう。 答えた店名は貴方 >>85 も知るものだった。彼女が言っていたものとは同じかどうか。 きっと誰かが言った通り、 >>88 存外楽しい昼食になったはず。 何もかも動き出す直前の、最後の穏やかさかもしれなかった。 #警察署 (95) rik_kr 2023/09/17(Sun) 20:53:35 |
【人】 日差しにまどろむ ダニエラ>>93 ロメオ 「おー。作戦せいこーう、ですねえ。」 がさがさ。袋の音を立ててしゃがみ込む。 開けた缶を地面に置いた。 ゆっくりと離れて、あなたの掛けるベンチの傍へ。 「…改めましてえ。」 「ご無事で何より、ですー。」 大袈裟だ。 あなたは猫にまとわりつかれていただけのはずである。 楽しそうにへらりとした顔で言って、もうひとつの袋の中身を取り出した。 カップのコーヒー。 蓋を開けると、ミルクと砂糖はとっくに溶かされているらしい。 つまり、おまけだ。 (96) oO832mk 2023/09/17(Sun) 20:54:39 |
【秘】 月桂樹の下で ニコロ → 無敵の リヴィオ「…大丈夫だ。怖がらなくていい。」 注ぎ終えたワインボトルを一度置いて。 躊躇いを見せる貴方をじっと見つめる。 自分が掴むことは容易いけれど、これはきっと。 貴方が自分で掴むことに意味がある、と思ったから。 「全部受け入れるから。」 貴方がどういう思いを持っていたとしても 惜しくなってくれたのならば、拒みはしない。 穏やかな笑みを浮かべたまま、見守るだろう。 (-565) ぴんじぃ 2023/09/17(Sun) 20:54:43 |
【神】 コピーキャット ペネロペ (G67) unforg00 2023/09/17(Sun) 20:55:17 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 門を潜り ダヴィード/* ありがとうございます、そうですね……。 10年前丁度までルチアーノは黒眼鏡の直属の部下でした。 その後黒眼鏡が昇級するきっかけの事件があり離れることになり、違うメイドマンについていました。 しかしその人からも5年前に離れています。 マフィアに入った頃から黒眼鏡とペネロペには特に面倒を見てもらっていますが、10年前から5年前にかけては物理的に近くにいたわけではなく仲のいい交流がよくあった程度になります。 13.4年いることになってるでしょうか。 新米で可愛いですね、つまりルチアーノには5年前辺りから張り付いている上司がいません。上からの指示はよくもらっていますが。 そんな感じです。昔の人から呼ばれてるのは猫かどら猫です。よろしくお願いします。 (-566) toumi_ 2023/09/17(Sun) 20:57:41 |
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