人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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到着: 和宮 玲

【人】 和宮 玲


[私と言う人間が、どこかズレていると気付いたのは
小学校の頃だった。]
(4) 2020/08/08(Sat) 1:31:47

【人】 和宮 玲


[生まれてから親の愛情を確かに受けて育ってきたと思う。
それは今でも変わらず、両親は私と言う人間に対して
とても良くしてくれている。
愛情を確かに感じることができる。

だから、これは不幸で、不運でしかない。
誰が悪いわけでもない話。
そうなってしまっただけのこと。


和宮玲は痛覚が鈍い。
痛覚以外にも、触覚、味覚、嗅覚も同様である。
視覚と聴覚は正常だったのは幸運だったか。

その際で怪我に気づかず出血が長引いたり
ご飯を美味しく食べられなかったり
手を握られても、その全てを感じ取れなかったり。
全く無いわけではない。
が、明らかに人よりも鈍い。

それが私と言う人間のズレ。
劣っているとは思わないのは、両親の愛情に感謝するべきだろうか。]
(5) 2020/08/08(Sat) 1:38:18

【人】 和宮 玲


[そんな私は高校生になってとある事に気付く。
付き合った男性との何度目かの夜。
それまではモヤがかかったような
破瓜の瞬間さえ、ほとんど何も感じなかったのに

私が慣れたのか、彼が慣れたのか。

交わりの中で私の内から湧き上がった震え、痺れ。
絶頂を迎えたそのとき、正しく私は快感を覚え
更には閉じていたかのような触覚、嗅覚などが冴え渡るのを感じていた。

男の温もり、身体の硬さ、男の匂い。

私は自分が、快感を得ることが出来て
更には一時的にでも、他の感覚が敏感になることを知ると
その日から私はその行為にひどく溺れてしまうようになっていた。]
(6) 2020/08/08(Sat) 1:45:06

【人】 和宮 玲

──美鶴荘・桜の部屋──

[美鶴荘に部屋を取る。桜。
この宿に泊まるのはもう何回目か。10を超えたか超えないか。
それぐらいに利用している。

食事を全て無しにして貰っていて
手にはコンビニで買ってきた適当な食事。
カップ麺などに頼り切らないようにはしているけれど
あまり食に興味が湧かないのでこうなってしまう。

性の開花から既に10年。
27歳、会社員。
いつもは纏めている髪を下ろし、部屋の座布団に座る。]


 …………。

[机の上に置かれている幾つかのお菓子。
それが目に毒だと言わんばかりに机の端によせる。

私は服を脱いで、宿の浴衣に着替えると
帯をしゅるりと締めて、スリップに履き替えて外に出る。
館の備品である手下げにタオルや自前のポーチなど入れて。

ぱたぱた、と。]
(7) 2020/08/08(Sat) 8:37:02

【人】 和宮 玲

──廊下──>>2>>3

[歩いていると向かいから人が見えてくる。
足を止めて窓の外を眺めていたようだけれど
風景に見入っている訳でも無さそうに見える。

それはその横顔から感情の機微を汲み取れなかったから。]


 何を見ているんですか?

[静かにその人に声をかける。
一瞬だと、男性か女性か分からないのは
その纏う雰囲気だろうか。]*
(8) 2020/08/08(Sat) 8:47:00
和宮 玲は、メモを貼った。
(a2) 2020/08/08(Sat) 9:36:15

【人】 和宮 玲


[>>9彼、彼女。
思い出した、彼女の顔を私は見たことがある。
それは湿り気のある情事の最中ではなく
この宿屋にある露天風呂のこと。

互いに湯に浸かっていて
平時とは違う雰囲気だったから
それに気づくのに時間が掛かってしまった。

私は男に抱かれて、幾らかの汚れを落としに。
彼女はどうだったかは分からないけれど
他愛ない会話をしたか、やはりそう言った話をしたか。

ともあれ、彼女が2度目以降の参加だと分かると
少なくとも1度目で嫌な思いをした訳では無いのだろうと。]


 そしたら新鮮味に欠けたかしら。
 玲よ、覚えているかしら。
 ……千秋、さん?

[やや自信なさげな声だったけれど
私よりも身長の高い彼女を見上げながら言う。]*
(11) 2020/08/08(Sat) 9:45:44

【人】 和宮 玲

[>>13湯船で会ったときの彼女は
やや気落ちしていたようだった。
話を聞けていたなら、それは大変でしたね、と
素直に眉を下げて心配そうな顔をしただろう。

その時の私は相手が良かった。
手慣れていて、相性も良く
相手を慮ってくれるような男性だったから。

「ええ、楽しんでいます」と応えて
「……痛くしない方法は知っていますよ」と
声を掛けてみたけれど、どうなったかは分からない。
その内容としては、私が彼女の相手をする、というもので
処女を失うとまで行くかは分からないけど
初めてが痛くないようにゆっくりと相手をすること。

何度か参加して、時間を潰しても
構わないという思いからだったが。]


 えぇ、また。
 求めるものが変わらず合って良かった。
 あの時は、落ち込んでいたようだったから。

[>>13彼女が手を伸ばすのは避けずに
その手が私の髪を触るの見ている。
手入れこそ欠かしていないのだけど
触覚が鈍い分、その髪質が未だ保たれているかは見た目でしか分からない。
どうだったのだろう、それを思いながら。]
(16) 2020/08/08(Sat) 10:20:54

【人】 和宮 玲



  ……千秋さんも、長い髪は似合うと思います。


[穏やかな笑みを浮かべる彼女にそんな事を言う。
彼女のショートヘアはその凛々しさも相まって似合っているが
同じように長い髪も綺麗で似合うだろうと思って。]*
(17) 2020/08/08(Sat) 10:21:08

【人】 和宮 玲

[>>19肌を重ねた相手の名前がパッと出てこないのは
この宿屋が、名を知らぬ相手で合っても
肌を重ねることが出来る淫蕩の場所だからか。

口での奉仕を申し出られれば少しだけ驚いただろう。
処女と言う彼女が、同性相手の対応に手慣れているとは。
実際に彼女の愛撫は、私が感じやすいのを差し引いても
十分に気持ちいいものだった。

不慣れそうな彼女の為に、と始めた事だったが
私にも大きな見返りがあったことだろう。

2つの指が器用に動き彼女の中を開拓していったけれど
それがどれだけ意味が有ったかは分からず。
結局破瓜の痛みは強かったままだったかも。

その痛みさえ私には羨ましいと思えるものだけど。
]
(22) 2020/08/08(Sat) 12:51:57

【人】 和宮 玲

──廊下──

 どういたしまして、かな?
 顔見知りがいると安心するもの。

[>>20安堵を求めるならこのような宿に
来るべきではないかも知れないけど
それはそれ。

宿の予約が取れないのはそうだろう。
>>n0随分と人気なのか、やはり客数が10人ほどというのが大きいのか。
私が5年前から来て、10回も来れているのは
運が良いのか、それともこれほど長く来る人間が居ないのか。
それは分からないけれど。]

 煩わしさがない訳では、無いものね。

 ……頬、痒いのね。

[丸く切って整えた爪で
叶うなら、そっと彼女の頬を触ろうか。

肌がもしかして敏感?

違うか、私が鈍いだけ。]
(23) 2020/08/08(Sat) 12:52:18

【人】 和宮 玲


 えぇ、そう願ってる。
 一つ、良い出会いが出来たけどね。

[>>21にこりと微笑んで
彼女がラウンジに向かうならその背を見送ろう。
身長の高い彼女。

いつまで彼女はこの宿に来るだろうか。

私だけが、やはり長く居続けるのか。
その答えが返ってくることは、ない。]*
(24) 2020/08/08(Sat) 12:52:36

【人】 和宮 玲

─ 少し前・廊下 ─


[>>29指先にキスが落とされるのを見る。
その仕草を見つめ、また『後ほど』という言葉を耳にする。]


 ち、ゅ。

[彼女が去った後に
先程キスを落とされた場所に、自分の唇を当てる。
柔らかな弾力でも感じれば良かったが
そうもいかないようで。

彼女の唇が触れた瞬間が分からなかったのが
少しだけ残念。……ううん、それなりに残念だった。


彼女との『後ほど』がどうなるのかは
分からないけれど
再び会えることを楽しみに思う気持ちがあった。]*
(35) 2020/08/08(Sat) 17:47:01

【人】 和宮 玲

─ 廊下 ─


 ──お久しぶりです。

[温泉に、と行こうとしていたが
声を掛けられてそちらを振り返れば
>>27その顔は最近見覚えがあった。

ちょうど昨年のこと。
その時は女連れだと記憶していたが
今回はどうやら一人のよう。

男女2人ずつだったか、男一人に女二人だったか。
ようく貫かれたのを覚えている。

男の名前を聞いた事は無かったな、と今更に思う。
それでいいか、とも。


さらり、と頭を下げて会釈する。]*
(36) 2020/08/08(Sat) 17:53:47

【人】 和宮 玲

──廊下──

[>>42話していれば記憶も蘇ってくるもの。
彼から後ろから貫かれ、下にいた女性に愛されて、と
挟まれる形でもしていたような。

行為に慣れていたのは男性だけでなく
連れの女性もそうだったろう。
官能の時間を過ごさせてもらった筈。]

 
 そちらは……見事にお忘れになったようで。

[くすくすと笑う。
記憶が確かなら、一度軽く名乗っただけなので
忘れてしまってもおかしくはないのだが。]

 ……玲です。

 思い出しましたか?

[首を傾げれば、黒髪が揺れる。
記憶の中の私も、同じように黒髪を揺らし
名を名乗った筈だったが。彼は思い出すか。]*
(48) 2020/08/08(Sat) 19:27:37

【人】 和宮 玲

──廊下──

 ……私の方が忘れていましたか。

[>>52彼が思い出した言葉を
確かに自分は言ったかも知れない。

ややも素っ気無い言い方は
女連れとあって、同伴に配慮したのかも知れなかったが。
今は連れてないところを見ると、あまり長くない付き合いだったのだろう。]

 縁が合いましたら。

[恭しく頭を下げながら
その場は別れようとするか。
彼も見知った顔を見つけて、声を掛けたぐらいの気持ちだろうから。]*
(61) 2020/08/08(Sat) 21:53:20

【人】 和宮 玲

──露天風呂──

[麗央さんと別れ私は当初の予定通りに
露天風呂へと足を運んだ。

タオルを胸に当てて歩く。
何度も身体を重ね、恥じらいもいつしか薄れてはいたが
かと言って普段から全て恥ずかしさが無いわけではない。

椅子に座り、身体の汗や汚れを落としていく。
シャワーをやや熱くしているのだが
かなりのぬるま湯に感じてしまう。

私は熱への感覚も鈍い。
それが原因で火傷をしたこともある。
男女のまぐわいであっても、男や女の熱を感じることも難しく。

けれど昂り、女として身体が悦びを覚えると
私は熱を感じることが出来る。
それはお腹の中に埋められた雄の熱であったり
肌を重ねる女の肌であったり。

人肌が恋しい。
それが文字通りの意味以上に
私にとっては大切なことなのだ。

身体を丁寧に泡で包みながら
洗い残しがないように時間を掛ける。
これからの為、というのもある。
(72) 2020/08/08(Sat) 23:48:40

【人】 和宮 玲


[髪も洗い終えれば、持ってきた安物の髪留めで
アップに纏めると、ひたひたと床を歩く。]


 …………。

[ちゃぽん、と足を付ける。やはりぬるい。
ゆっくりと浸かるのは何となく。
胸の辺りを腕で押さえて、身体を沈めていく。

温泉を楽しめていないな、とは思う。
でも温泉が纏う雰囲気は好きな方だ。
開放感の中で水に浸かる。

ぼんやりとしながら暫く温泉に浸かっていたか。]*
(73) 2020/08/08(Sat) 23:50:26

【人】 和宮 玲

─露天風呂─


[ぼんやりとしていた意識が
現実に引き戻されたのは>>85声が聞こえたから。
見れば身体に湯をかけながらゆっくりと身体を沈めていく女性が。

スれてない、屈託のない笑顔が
少し眩しくて目を細めた。

少し顎を引いて、そちらの方を見つめれば]

 えぇ、1人です。
 淫蕩の旅ですので。

[お姉さんも、と言うなら彼女も1人だろう。

ただそう言ってから少し気になったのは
彼女は本当にこの宿屋で行われている事を知っているのかと言う疑惑。

顔を見たこともないし、笑顔の可愛らしさ子だったので。]


 ……あの、ここがどんな宿か知っていますか?


[さっき、淫蕩、などと言ってしまった手前
もし彼女が知らないのであれば恥ずかしい話なのだけど。]*
(86) 2020/08/09(Sun) 12:32:07

【人】 和宮 玲


 …………。

[>>87そうなんですね、と彼女は言ったが
多分意味を理解されてなかったと思う。
食べ歩きも、良いとは思いますけれど……。

元気だな、とは思うも
やはりこの宿で行われていることを
知らないのではと思っていれば。

>>88その返答は意外にも
私の予想が外れていた事を伝えてくる。
彼女は知っててここに来たのだという。]

 
 …………。

 好きな人がいるなら
 ここはオススメできないよ。


[好きな人に近づいてみよう、と
そう思ってこの宿に来るに至った
彼女の想いがどのような変遷を辿ったかまでは読み取れない。]
(98) 2020/08/09(Sun) 13:20:14

【人】 和宮 玲


 私は後悔してない。
 とても、良かった思い出ばかり。

 でもきっと、後悔しちゃった子も居ると思う。


[>>90そんな彼女との会話も
長くは続かずに、彼女は先に露天風呂から上がってしまう。

心配ではあるけれど
だからと言ってそこに踏み込むほど
彼女と面識はない。

だからそれ以上気にかける義理は…………。]


 ……疲れたら、桜の間にいらっしゃい。


[その背中に声を掛けたが
聞こえたかは分からない。
私はその後もしばらくは湯に使って居たから。]*
(99) 2020/08/09(Sun) 13:20:33

【人】 和宮 玲

──少し前・露天風呂──

[>>110私にそこまで恋焦がれるような相手は居ない。
これが違う場所であったから
微笑ましい話だと、私であっても感じることは出来たのに。

>>111好きな人に好かれようとする努力をする。
その範囲の話だと彼女は言う。

本当に軽い気持ちで来たのなら良かったのだろうけど。]

 
 その夜くらいは
 傷付いた女の子の為に開けとくわ。

[>>112この館で悪いことが起こるか、良いことが起こるかは
相手次第。よほどの事は無いだろうけど。

願わくば彼女に膝を貸さずに済む未来がいい。

けれど本当に彼女が泣くことがあるとすれば
それはこの宿屋から帰った後の話なのかもしれない。

その、好きな人とはどんな人なのだろう。
答えの出ない妄想に浸り、それから私は温泉から出る。]*
(122) 2020/08/09(Sun) 16:16:39

【人】 和宮 玲

──美鶴荘の噂──

[10回も参加していると不思議な体験もすることがある。
あまり知られては居ないけれどこの宿屋には
……出る、のだ。

それは丑三時の話。
参加したのが、5か、6か。

情事の汗を湯で流し身を清めてから
薄明かりの下、廊下を歩いていた。
照明は敢えて暗くしているところもあるのだとか。
段差など危険なものは無いとのことだが一応注意して歩く。

その廊下は右手側の壁が大きな窓となっており
そこからは外がよく見えるようになっている。
山の斜面が切り立って、逞しい木々が何本も生えている。

それは秋頃だったからか、紅葉が綺麗だったのだが
夜とも慣ればややその色彩も色褪せる。

歩きながらでは危ないと足を止めてそちらを見やる。
すると、ひゅぅ、と風が足下を撫でたのだ。
窓も開いていないのに、風?

私がそちらを見た時に、男の姿が見えた気がしたのだ。]
(142) 2020/08/09(Sun) 18:51:47

【人】 和宮 玲



 …………………………ひぅ。


[目を伏せて、その場に膝から崩れ落ちた。

和宮 玲。
霊感あり。極度の怖がり。]*
(143) 2020/08/09(Sun) 18:52:21
和宮 玲は、メモを貼った。
(a24) 2020/08/09(Sun) 18:55:16

和宮 玲は、メモを貼った。
(a26) 2020/08/09(Sun) 19:23:52

【人】 和宮 玲

─ ラウンジ→ ─


[露天風呂から上がると脱衣所で化粧をする。
ある程度簡単に、けれど普通のお風呂上がりよりは
しっかりと化粧を整えて。

それからタオルなどを備品のバックに詰めて
髪の毛を丁寧に乾かしながら、軽く整えると
椅子から立ち出口の方へ。

ラウンジの近くを通りがかると何やら>>116話込む人達。
中には先ほどの女性も居たか。
私はそちらを見て少し心配そうな顔をしたけれど
その姿が困ってたり、不安そうな訳では、パッと見では無さそうだから。

ゆるりと足先を変えて歩いていれば>>116女性を見つけ
ふわり、と声を掛ける。]


 千秋さん。


[声をかけたのはどの辺りだったか。

私は彼女の後ろから声を掛ける。]*
(146) 2020/08/09(Sun) 19:37:34

【人】 和宮 玲

── ラウンジ ──

 ……、千秋さ。

[>>153私が声を掛けたところで
返って来た言葉は、意味がよく伝わらない言葉。
それでも意図は薄っすらと感じたような気がした。

私から離れようとした?

それが何故だか分からないからこそ
私の足はぴたりと止まって彼女の後を追いかけられなかった。
震えるような声が、はっきりとした聴覚に残響のように残る。

廊下で会った時から
またここで会うまでにそう時間が経った訳では無いのに
……何故?]


 …………。

[きゅっ、と備品の鞄の持ち手を強く握りながら
私は視線を伏せて
それから肩を落としてその場を後にする。

なぜ?の答えが返ってこないまま。]
(155) 2020/08/09(Sun) 20:35:40

【人】 和宮 玲

──廊下→喫煙所──

[歩いて来たのは今時珍しい喫煙所。

高い椅子が、2、3並ぶそこに私はぽすん、と座る。
壁に備え付けられた台に片方の肘を置いて

それから、ごつん、と壁に頭を当てる。]


 ……何かしちゃったかしら。


[小さく呟いた。]*
(156) 2020/08/09(Sun) 20:38:15
和宮 玲は、メモを貼った。
(a31) 2020/08/09(Sun) 20:41:31

和宮 玲は、メモを貼った。
(a32) 2020/08/09(Sun) 20:42:21

【人】 和宮 玲

──喫煙所──

[喫煙所の臭いというのは
感覚の鈍い私には分からない。
ただ、その手狭な空間が心を落ち着けるのに
便利だったからと選んだのだった。

当の私はタバコを吸ったことはない。
味が分からないし、咳き込むから。]

 …………ぁ。

 い、いえ、何も。

[>>160男に声を掛けられて
咄嗟に言葉を返したが
何もしていないのに、喫煙所の椅子に座っているのは

不思議な女に見えるだろうか。

とりあえず、と
隣の椅子にでも手を向けて
座って話さない?他でも誘おうか。

生憎とタバコの匂いのする場所だけど。]*
 
(161) 2020/08/09(Sun) 21:42:49

【人】 和宮 玲

──喫煙所──

 ……鼻がいいのね。
 煙草の匂いが嫌いでしたら
 違う場所に移動しましょうか?

[>>166喫煙所なのだから、匂いがあるのは
知識としては分かるのだが実感が無い。
だから、この程度の事で鼻がいい、なんて言ってしまう。

相手が手を伸ばすのを不思議に思えば
額の辺りに指が当たった…………気がする。]

 
 …………大丈夫、痛くない。

[男の言葉にはそう返す。
確かに壁に額を>>156当てたから赤くなっているのだろう。

でもどんなものであれ
私が痛いと思うことは無かったのだが。]


 貴方はお一人様?


[と、私は言葉を投げる。
連れがいる?と暗に言いながら。]*
(168) 2020/08/09(Sun) 22:32:27

【人】 和宮 玲

──喫煙所──

[>>174男が髪を弄るのを微笑みながら見つめる。
男の人は髪を弄るのが好きね、と思いながらも
そういえば女性にもされたので
長い髪自体が、そういう仕草を誘うのだろうか。]

 お一人様。常連。

[流し目で男の方を見ながら
自分が1人だと言うことと、何回も参加してる事を伝える。
10回、具体的な数字は出さないけど。
引かれちゃうかもだし。]

 まぁ、そうね。
 髪にまで匂いがついちゃうのは……。

[服は浴衣だからまだしも髪までとなると困る。
髪の一房に顔を近づけているのを見れば
匂いを嗅いでいるのか。

少しばかり恥ずかしい気もするが
その男の顎の下あたりに、指をそっと伸ばす。]
(179) 2020/08/09(Sun) 23:33:15