人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

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[
  ────…また、この 夢 か
               魘されるのにももう慣れた ]*


 [ 真面目に報告しなさいと注意したら煽られた>0:>37
   気性が荒いとかいうレベルで済ませていいのか
   教会の常識から叩き込んでやった方が良いかもしれない

   当然だが、裏で起こった事
   ご機嫌が悪い理由などは知りもしない
   報告されていないからね ]


   ああ、シルビアさん
   今は対吸血鬼用の新たな武器を模索中です

   それと、あの半吸血鬼に
   今は注視しているところです


 [ 特務機関の長が声をかけてくる
   彼女は吸血鬼を完全に滅しようと願う者

   この世界にも派閥の様なものはある
   大抵は吸血鬼を憎んでいる、が
   吸血鬼は当然教会と敵対しているし
   中には吸血鬼を崇めるカルト的な
   よく分からない団体もあるかもしれない ]
 


 [ そして己は

   己の探究心を満たす様な
   研究が出来るなら、そう

  
人は一体何処まで強く在れるのか?
   吸血鬼の不老不死の原理は?
   心と記憶はどこまで結びついているのか!


   だがその為には必要な物が多い
   武器屋は平和では儲からないように
   お金がなければ研究できない
  
争って貰わねば研究できない!


   この世の進歩に犠牲は付き物だ
   化学と魔術の進歩の礎となれ ]
 


 
[ そんな狂った魂の奥に秘めたものを
  1番はじめの目的だったものを

  知るものは誰一人居ないだろう
  手段と目的が歪んでしまったのだから
  己ですら、分からず見失なう ]


 




……… の、解放。



 

 [ ー レポートNo.0319 ー ]

   個体名:クラレンス
   種族 :半吸血鬼(元人間)

   当機関の者が連れ帰って来た子供
   亡くなった彼等の証言と
   No.0319の半吸血鬼化した体質から
   真祖によるNo.0319の吸血鬼化の途中で
   当機関ハンターと真祖が接触したものと考えられる

   以上の経緯により
   真祖を目撃している可能性が非常に高く
   真祖へと繋がる手掛かりとなるだろう

   追記
   前例の元人間半吸血鬼の様に
   自己破壊または逃避の兆候が見られる
   非常に精神的に不安定である為
   記憶処理を行おうと思う

   特定の記憶を抽出する手段を開発し
   真祖への手掛かりを手に入れたい**
  




────あれから1ヶ月が過ぎた



[  相変わらずこの半吸血鬼は非協力的で
苛立ちと不快。疑心が困惑していた。

  よくよく半吸血鬼を観察すると
  時折左手首の袖に触れていること

  あの日から
  ぼんやりと沈思しているようであった。 ]


   ……おい!
   戦闘中にボーッと、してんな!


[  腰から銀の短剣を引き抜く
  呆然と佇立している半吸血鬼に狙いを定めていたグールを
  一気に詰め寄り刺し貫く

    轟ッ…巻き起こる風とともに剣の先から
    赤い、赤い血のような炎が広がり

    半吸血鬼────クレメンスとの間に輪を作る。

   時間稼ぎのようなもの
   グールは超常の炎に弱いので焼け焦げて灰となる。 ]

    雑魚相手怪我すんな
    怒られんの俺なんだぞ!


[  募る苛立ちの正体も、不明瞭のまま怒号する
  チリチリと周囲の地は焼け、腐った肉が焼けて
  不快な臭いが鼻をつく

   それにも況して、この男の様子の奇妙さが不快だった。 ]*

   そんな疑問と違和感ばかり抱えたまま
   日が昇らぬうちに宿へ戻る

   左手の革紐を触りつつ、朝を待った ]**

──酒場の2階──

[酒場の2階は経営者一家の住居スペース
一家といっても今はお兄ちゃんと私の2人だけ

前はお父さんもお母さんもいたけれど
色々あって…うん、いなくなっちゃった

お兄ちゃんも一時期は離れて暮らしていたけれど
それにもおおーーきな理由があるから

今は休んで欲しいのです]


 お兄ちゃーん
 どうしたの?なんか気になることある?


[最近前にもまして出かけているような?
気のせいならいいのだけど、やっぱり心配です

だってあんなことがあった後だし、って言ったら
困った顔をされるかも、しれないけど]


 それとも、地下のことでなんかある?


[私が出来るのは教会の取り締まりの目とかを
ちょっとだけ欺くこと

それも実は教会内部のひとがほとんどしてるし
怪しくない人を、うん、秘密の場所へ案内すること

だからきちんと聞いておけば
多少の力にはなれるでしょう?]*

あの半吸血鬼の注視は引き続きしていて頂戴

  真祖に繋がるかもしれない
 あの子を逃がすつもりはないの。


[ 誰しもが目的如何はあるものだ
 あのハンター見習いの坊やが──復讐に燃えるように

 狂気的な思考の研究者にも嘗てはあったのだろう
 それも私には無関係のこと。]
 
  その為にあの子を、見習い風情を
  ミゲルを相棒につけたのだから。

[ 喪失記憶を刺激するか否か?
 今は誰にもわからぬことだ、ああだが

  ミゲルが勘づく可能性はあった。
  調査資料に目を通す。

  彼らの出身は同じ村────だ。

故にこそ監視につけた。
  故にこそエッセンスとしてヒントを時折与える

  嘗ての知人が人間で成り下がった
  記憶失きものが知人だと言ってくる

   ────どちらも滑稽だ ]*


 [ あれから
   ぼんやりしている、と言われればしていたのだろう

   元より戦闘には非協力的と評されていたが
   それ以上に、自分の命はどうでもいいかと言いたげに
   戦いの場で立ち止まる姿は奇妙だったろう ]


   …………。


 [ 目の前で炎が広がる

   火が嫌いだとか苦手だとかそんな事はない
   灰となり焼け落ちた肉の匂いは当然不快だが
   そんな事も気にしないとばかりに
   燃え残りの小さな火を見つめて ]
 



 ( 怪我をしたからってなんだよ )


 [ 叱られるだろう告げる声
   気にかけられているのは自分ではない
   そんな仲でも当然無かったし
   あまりに今更な事でもあったが

   あの日に出会った同胞らしき者の言葉を
   想起させるには充分だった ]


   ( …自由に生きる権利、か )


 [ ひとつの道しか知らない囲われた者
   レールの外がどうなっているかは知れない
   向こう側はより棘の道かもしれなくとも

   確かにあの言葉は優しかったのだ
   半吸血鬼という身では滅多に触れられない、それが
   忘れられずに、彼を一層悩ませ続けている ]
 


 [ 一通りの怒号を聞いた後に
   自分の剣を抜いて、グールに向けた ]


   …………そう。


 [ 口数も行動も
   そして口答えの回数も減ったその姿は
   やはり奇妙に映るだろうか

   考え事の結論はいつも決まっている
   血をなるだけ吸いたくないと考え続ける限りは
   教会の支配下からは逃れられないのだ、と

   ………緋の目は、なにも見ていない
   態度が不快だと言いたげな、その顔すらも ]*
 

──酒場の2階──

 [ 帰ってきてグラス一杯の水と共に飲むのは
   本来は機関にしか出回らない吸血衝動の抑制薬

   ぐーっと一気に飲み干していれば
   気分の落ち着きと同時に訪れたのは妹の声 ]


   前に買い出しに出た時に
   同胞を1人見つけてしまってね?


 [ 出かけているのは彼の様子見も込み込み

   夜にハンターも連れず1人で出歩いてた事やら
   その明らかに無の境地のような表情だとかで
   何かしらに大きな問題がありそう、と

   赤の他人だろうが気になるだろう? ]
 


 [ たくさん外を出歩く事で
   妹に心配されていることも
   それは多少は…気付いてはいるけれども
  
そうそれは、ふかーい事情込みでね


  教会と同胞達の動向の視察と
  それから半分同胞が暴れたりしないか

   それを見る目は、止められない ]


   どうにも上手くいってないようだし
   どこかで一度、ゆっくりと話をしてみたいよねぇ

   そろそろこっちからアプローチしてみようかな?


 [ ありがたいことに
   妹は少し危ない事でもたくさん協力してくれる

   話合いながら新たな計画を紙に記した
   さてさて、今度の計画はどうなることやら! ]*
 

[  燃え尽くすような──炎が広がる
  チリリッと燃える髪の毛の先

  過呼吸を起こしそうであろうとも
  瞳に恐怖が映ろうとも


   誰も誰も気にも留めない
   こんな暗い昏い世界で

   底に潜む憎悪だけが生きる証だ。それだけでいい。 ]


( …────…火が、こわい )



[  どうせ使わざるを得ないのだ
  グールの爪がこの男に向けられていた時に

  発現したのが気まぐれでなくとも  ]

[  狂気の実験の成れの果て
  ───…超常の能力は人の身には負担しかない。

  成長を止めた体同様に
  精神も止まったかのように ]


  だからっ!
  後ろだっていうんだよッ!


[  グールが2体半吸血鬼の男へ向かっていた
  男の反応は、遅い  ]

( ──────……ッ )

[ 恐怖心を胸の奥に仕舞い込んで
 炎を発現させる。敵を、標的だけを焼き尽くす。

 周囲一帯にグールが倒れている。
 ほとんどが焼失した惨憺たる状態だ。

  きちんと戦え
  能力使わせるな
  一体何を考えてるつもりだ。

  過ることは山ほどあった。

────それでも視線はその赤い目ではなく ]


  アンタ、怪我は?


[ グールにやられた右腕から血を流して
 疲労が濃い気配を漂わせて

  尋ねても届かないことを、尋ねる ]



  ……ホントは、言うなって言われてたけど
  アンタが死んだり逃亡したら

  処分って名前で始末されんの俺の方なんだ

[  親のいない子どもを集めた非人道な実験
  その適性試験を合格しなかった者の末路など

  この半吸血鬼には、無関係だろうけれど

  言い訳には、充分成り得た。 ]

  戦うのが嫌なら、

  その辺で戦ってるフリしてるだけでも
  ……別にいいよ。

  アンタさぁ戦うのは嫌なんだろ?
  お互い、処分も処罰も受けたくないだろ… *

──酒場の2階──

[お兄ちゃんは混血なんだそうです

吸血鬼っぽいとこを私は見たことはないけれど
吸血衝動を抑える薬を飲んだ落ち着いた様子に

うんうん、今日も元気そうと1人で納得して]


  あ、そうなのね?
  うまくいってなさそうなの

  それじゃ心配だよね

[教会に所属してるひとみーんなが悪いと思ってないけど
教会自体はあまり好きにはなりきれないのも本音で

お人好しのお兄ちゃん
それでも誰かのために頑張るお兄ちゃんは

私の自慢のお兄ちゃんなのです! ]


  それじゃ前みたいに誘いこむ?
  うーんとおとなしく来てくれるかはともかく

  来てくれたらお話は、出来るだろうし

  …無理に裏切れってわけじゃないしね

[でも教会の、お兄ちゃんの同胞さんの扱いは

宜しくないのは目に見えていて
お兄ちゃんのスカウト率はかなり高い

抑制剤。
その為だけにやりたくもないことをやらされる

まるで奴隷みたいな扱いは、私も好きじゃない]


 最初は話し合いね、話し合い
 お兄ちゃんのお仲間だけで

[新しい紙に書かれる計画
こう見えてお兄ちゃんは人脈あるし、なんとなんと
共存派のリーダーなんだよ、凄いでしょう!

アジトは酒場の裏の床を細工した地下にあります!]*

──それは1ヶ月の最中の出来事

[  普段変わらぬ他愛の無い報告をして
  打ち込みに要すること、寸時

  尋ねなかったと言えばその通りだ
  でも、あれは、あの特有の編み方は
  ……あの金飾りは…──────。 ]


  『クラレンスは、ファディ地方にいたの?』


[特務機関の中でも特殊な扱いを受けているこの研究者なら
或いは、と思ったかも知れない。

生態を知りたいことを知っていたかはまた別として


 ………ただ、どうしたって知りたかったのだ。
 だってもうあの編み方を知る者はいない筈だから]*



[
   届かぬ優しさなど 意味はないのだ


   それを優しさなどと認識していないから  
               それでも……   ]


 [ 他者も、己のことすらも
   見ようとしない愚か者は

   その火の能力の意味の重さも
   代わりに失ったものも全て、知りやしない

   背後から迫るグール
   考え事から戻ったばかりでは気付けるはずもなく
   後ろだと飛ばされた声で振り返り
   傷を負うことを覚悟したところで
   燃え落ちる人型を、目にした ]
 



   ……何してんの


 [ ハンターだけに大怪我させたら
   半吸血鬼側だって説教ものだ

   どちらかが怪我するなら?
   怪我を負うべきは身体が強くて治りの早い半吸血鬼だ
   そう、教え続けられている
   あくまで教会は人間の為のものなのだから ]


   …………だから、何さ


 [ 自分が生きるので精一杯だ
   同情だとかしている場合じゃあない
   それも散々敵視された相手に、今更…

  
冷え切った心からは礼の言葉は上手く出ない
 ]
 


 [ 戦っているフリだけで欺けるなら
   そうだそうだと話に乗るだろう

   確かに戦うのは嫌だった
   グール程度の相手ならばフリでもいい

   だが試験時間を越えれば
   相手は吸血鬼。本格的に誤魔化せやしない ]


   戦うのは、嫌だけど

   突然、何。
   いつもならさっさと戦えって言うだろ

   調子狂う
   ……まあ死なないようには気をつけるよ


 [ 逃亡は…どうせ逃げる手段などない
   死にさえしなければ互いに守られる
   誤魔化せるうち、ならば

   戦わなくていいと言われただけ
   それでも、語調が少し和らいだ   ]**
  


 [ さらさらっと書き上げられた計画用紙
   たまにちょっと乱暴な方法で
   お客さんを呼び出すこともあるけれど

   そうでないと話ができない時もあるのだ
   ごめんね…とは思うけど、も ]


   断られたらその時、その時
   いつだってそうだっただろう?


 [ 相棒と上手くいっているだとか
   無駄に正義感が強いだとか
   そういう人は喜んで仕事してるから
   邪魔する事は当然出来ない
  
そう、例えば…あの伝説のように?
 ]