人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

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4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a1) 2022/09/16(Fri) 0:12:52

【人】 4年生 小泉義哉

―― 夢の終わり ――

――?

[ それは天使の手を取る直前のこと。>>6:122

 義哉は不意に窓の外へと視線を向ける。

 魔法もこちらに呼び掛ける声も、>>6:+187>>6:+188>>6:+194>>6:+195>>6:+197>>6:+199
 義哉には見聞きすることはできなかったけれど。

 何となく、そこに温かな何かがあることを感じる。
 幻かもしれない。けれど、
 もしそれが自分の存在が生み出した結果ならば、
 少しは自分を誇らしいと思っていいのではないかと
 義哉は胸を張った。

 だから義哉は、津崎にもみんなにも、
 最期に会えて良かったと心から思う。>>6:+172]
(83) 2022/09/17(Sat) 3:08:26

【人】 4年生 小泉義哉

[ 義哉は今も自分の死を嘆き悲しむことはない]
(84) 2022/09/17(Sat) 3:08:48

【人】 4年生 小泉義哉

[ けれど、どこか別の世界線で、
 みんなが同じように成長して、
 自分もまた現実と向き合いながらも、
 誰も死なない未来があればいいというのも本心だった]
(85) 2022/09/17(Sat) 3:09:17

【人】 4年生 小泉義哉

[ さようなら、ありがとう、と心で呟きながら、
 義哉はまた一歩、前へと進んでいく。>>6:122]**
(86) 2022/09/17(Sat) 3:09:49
/*

みなさまがた〜〜
ブルベエルでございますですのよ〜〜〜。

この村は月曜日の24時に終了するのですわよ〜〜。
そして、村内で出てきた曲をピックアップさせていただき貼らせておりますが、
出てないわよ〜〜って場合は教えていただきますと、嬉しいのですわよ〜〜〜〜。

/*

あと、とくになにをされても構いませんので、
裸族以外のログもどうぞ、積極的に落としてくださいましね〜〜。

小泉様は幽霊になってもよいのざますよ〜〜。
また美術館建物修繕のちに訪問してもいいのですわよ〜〜。
ぜひ、いろいろ不思議話もしていただいて構わないのですわ〜〜。
よろしくお願いいたします〜〜。

/*

ということで、百万天使ブルベエルでしたー。

わたくしとお話されたい方も呼び出していただき構いませんわよ〜。
小泉様も無茶ぶり現世にかけてもいいんざますのよ〜。**

/*

きゃ!-1000とっちゃったwww

/*

きゃ、みんな優しいのですわ〜〜〜〜

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ 不幸になって初めて、自分が何者であるかわかるのです]
(239) 2022/09/19(Mon) 0:12:50

【人】 母親から見た 小泉義哉

―― 小泉家の後日譚 ――

[ それは義哉のお葬式の日のこと。
 あの子の後輩らしい女の子が>>56>>57
 夫に言い放った言葉に心当たりがあって、
 夫の一声で葬儀場スタッフに追い出された女の子を
 追って、私は話を聞きに追いかけました。

 「……さっきのはあの子の遺言なの?」と震える声で
 尋ねたら、あの女の子は何と答えたかしら。>>-386
 いずれにせよ、私にはそれが
 あの子の本音と分かったから、
 女の子がその場を去った後も、
 私は茫然とその場に立ち尽くしていたのです]
(240) 2022/09/19(Mon) 0:13:10

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ たまには義哉の部屋を掃除しなければ、と
 お葬式からしばらくしてあの子の部屋に入りました。

 泣き濡らしたのでしょうか。
 表紙がよれた数冊のノートが机の上に
 出しっぱなしとなっていました。

 本来なら、母親である私にも見てはいけないような
 あの子のプライベートなもの。
 けれど、私はもう直接本人からは
 教えてもらうことの叶わない、
 あの子の本当の気持ちを知りたいという気持ちを
 抑えることができなくて、
 そのノートを開いてしまったのです]
(241) 2022/09/19(Mon) 0:13:29

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ そこに書かれていたのは、
 夫から言われて嫌だったこと、>>1:43>>3:9
 夫が私を責めるのをやめてほしいという願い、>>3:10
 憧れていたパン屋になれないことへの憤り、>>3:12
 自立したら父親には絶対に会わないという強い意思、

 義哉が幼かった頃、夫の躾が厳し過ぎることは
 分かっていました。夫には苦言を言っても、
 私の出来が悪いからと返されてしまうから、>>3:10
 私には義哉の涙を拭ってやって
 あの子を抱きしめることしかできないと
 思っていたのです。

 離婚という選択肢は頭に浮かんだけれど、
 専業主婦で頼れる身内もいない私が、
 離婚後にあの子を幸せにしてあげることは
 できない気がして……。
 私が夫の暴言を我慢すれば幸せだと、
 本気で信じていたのです]
(242) 2022/09/19(Mon) 0:13:45

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ パン屋のことも夫には何度も説得しました。
 けれど、ずっと折れてくれませんでした。

 義哉にもパン屋になりたいのならなってほしい、
 好きなように生きてほしいと、何度も言いました。
 けれど、あの子は大学に行くからいいと
 いつもやんわりと断って――

 きっと私に気を使っていたのでしょう。
 と、このノートを読めばわかるのですが、
 あの頃の私は、あの子の気持ちを
 きちんと汲んであげることができませんでした。

 そんな思いに耽っていれば、泣き腫らしたのかしら
 とても文字が滲んだページに行きつきました。
 そこに書かれていたのは、]
(243) 2022/09/19(Mon) 0:14:02

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ 「父さんは可哀そうだ」]
(244) 2022/09/19(Mon) 0:14:23

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ そこにあったのはその一文だけでした。
 しかし、次のページを読めば、
 あの日のことを経験して>>5:112>>5:113
 それを書いたのだと察することができました。

 それから綴られているのは、
 夫が求める“普通”と、あの子がなりたい自分との
 ギャップについての悩みと、
 あの子が思い通りに生きたら、私が夫に
 どう扱われてしまうのかに対する不安。

 最後のページに綴られた「逃げたい」の文字に、
 私の瞳からは堪え切れず、涙の雫が流れ落ちました。

 どれだけあの子はこの家にいて苦しかったでしょう。
 どれだけ私はあの子の逃げたいというサインを
 見逃したのでしょう。
 今更、後悔しても遅いのに、
 母親としてあの子に対してできなかったことだけが
 頭に浮かんでは、悔いる気持ちを抑えることが
 できませんでした]
(245) 2022/09/19(Mon) 0:14:37

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ それから、また数日が過ぎ、

 義哉が亡くなってから、
 すっかり意気阻喪といった様子の夫に
 あの子と私の涙で濡れたノートを見せることにしました。

 あの子はきっと夫に見られることは
 嫌がるとは思いました。
 
 けれど、私は夫にも知ってほしかったのです。
 あの子がどれだけ私たちを思いやっていたのか、
 そして、私たちは親としてあの子に
 本当は何を与えるべきだったのか、を

 ノートを読んだ後、夫は子供のように号泣しました。
 彼が何を思ったのかは分かりません。
 ですが、彼もまた自分がどんな父親であったのかを
 わかることがあればいいと、そう私は願うのです]
(246) 2022/09/19(Mon) 0:14:52

【人】 母親から見た 小泉義哉

[ それから、私は「もう“普通”に縛られなくていいの」
 と囁いて、夫を抱きしめました。
 そして、私の胸の中でわんわんと泣き叫ぶ彼を
 見つめながら、その背をトントンと優しく叩きました。

 夫が息子にした行いが罪ならば、
 それをうまく止められずに助長させた私にも
 罪があるのです。

 いくら反省したところで、私たち夫婦に
 幸せや生きやすい人生が待っているかは分かりません。>>6:27
 もしかしたら、夫と別れる未来もあるかもしれないので、
 色々と準備は怠らないようにはしようとも思います。

 ですが、今はただ、罪を共有できるこの人の側で、
 お互いに支え合いたいというのが
 私の本音ではありました]**
(247) 2022/09/19(Mon) 0:15:08

【人】 天国から舞い降りた 小泉義哉

―― とあるお盆の日のこと ――

[ 美術館の災害から>>n0、数か月後のお盆のこと。
 義哉は初めて現世の地へ下ることを神様から許された。

 胡瓜の精霊馬に乗りながら、
 久しぶりの現世の空気を味わっていると、
 やがて精霊馬は、その地上へと降り立った。
 霊体のまま、ふわふわと浮かんで、
 まずは自分のお墓へと向かうことにする。

 そこに見えるのは、両親が2人揃った状態で
 墓前で佇んでいる姿で、
 父親の顔は自分の生前とは違い、
 どこか憑き物の落ちたような穏やかな顔だった。>>247

 両親はうまくいっているのか、と
 少々意外な顔をした義哉だったが、
 幸せで生きやすい人生を送っているのならそれでいい、
 と、穏やかに微笑んで、その場をあとにした]
(257) 2022/09/19(Mon) 1:38:39

【人】 天国から舞い降りた 小泉義哉

[ それから、義哉にはどうしても挨拶したい人がいた。

 天国には毎日挨拶をしてくれる心の声も届いていたし、>>220
 たまにお供えされるクリームパンもいただいていた。>>221
 だから、彼女にはこちらの姿が見えず、
 声も聞こえないとは分かっていても、
 きちんと自分の思いを伝えたいと思ったのだ。

 このお盆の時期まで彼女がクリームパンを
 作り続けていたのかや、
 まだ、出来栄えに満足していなかったのかは
 分からないが、
 いずれにせよ、義哉はお供えがあれば美味い美味いと
 満足そうにいただいていたのは確かである]
(258) 2022/09/19(Mon) 1:39:06

【人】 天国から舞い降りた 小泉義哉

[ ふわふわと漂いながら、
 もし工藤の姿を見つけることができたなら、
 そっと彼女の耳元へ近づいて、内緒話でもするように
 手をあてながら囁いただろう]
(259) 2022/09/19(Mon) 1:39:43

【人】 天国から舞い降りた 小泉義哉

[ それから、工藤から離れて、
 再び現世の空気の中をふわふわと漂う。

 茄子の精霊馬に乗って天国へ戻るまでに、
 もし見ることが可能であったなら、

 デートしている恋人達の姿や、
 いずれ帰ってくる恋人のために
 料理を頑張っている友人の姿、
 仲良く連れ立って遊びに行く後輩達の姿を
 微笑みながら眺めていたかもしれない]**
(260) 2022/09/19(Mon) 1:40:16
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。
(a30) 2022/09/19(Mon) 1:48:14

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ 少年の朝は、いつも焼き立てのパンの匂いで目を覚ます]
(363) 2022/09/19(Mon) 19:21:54

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

―― とある夏の日、どこかにあるパン屋にて ――

[ とある街の駅前にある、自宅に併設されたパン屋にて、
 少年は夏休みの間、お店でお手伝いすることになった。

 お手伝いを頑張ったら、お父さんとお母さんが
 次のお休みに美術館に連れて行ってくれるのだ。

 少年の生まれるより前になる、
 十数年前に地震で倒壊したその場所に、>>n0
 少年は一度も訪れたことはない。

 けれど、写真で建物を見ると、
 なぜか胸が締め付けられるような思いになって、
 少年は「行きたい行きたい!」と駄々をこねた。

 その結果、両親による
 「働かざる者、我儘言うべからず」の方針のもと、
 こうしてパン屋で少年は作業をすることとなる]
(364) 2022/09/19(Mon) 19:22:08

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ お手伝いといっても、
 小学生の少年にできることは限られた。

 開店前や空いている時間に店の前の掃除をしたり、
 夕方の割引きセールとなったパンを
 いくつかにまとめて袋詰めをしたり、
 閉店後の後片付けを手伝ったり。

 それでも、パン屋にいればいつもパンの匂いが漂い、
 その匂いが大好きだった少年は、
 ずっとお店にいたかった。
 まあ、忙しい時間になれば邪魔になるから、
 やれることが終われば、とっとと退散したのだが]
(365) 2022/09/19(Mon) 19:22:27

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ パン屋のお手伝い以外は、少年は夏休みの宿題をしたり
 友達と遊んだりして過ごした。
 
 客商売に向いてそうな性格の両親のもとで育った少年は、
 それはそれは大らかでしっかり者の性格になったもので。
 友達もなかなかに多く、
 話題に乗れないくらいで離れる友人もいなかった。>>1:44

 お父さんとお母さんからは、
 泥だらけになって帰ってきたり、
 部屋を散らかしたままにしたりしていると、
 たまに叱られることはあるけれど、

 友達と喧嘩すれば、両親は慰めてくれて、
 友達と仲直りすれば、自分のことのように喜んでくれて、
 小さなことでも何かお手伝いをすると褒めてくれて、
 そういったことがある度にぎゅっと抱きしめてくれた。

 少しだけ気恥ずかしい思いはあったけれど、
 両親から向けられる一つ一つの愛情表現が、
 少年にはやはり嬉しいものだった]
(366) 2022/09/19(Mon) 19:22:48

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ そんなこんなで過ごす長い夏の日。
 もし少年がお店にいて、
 見知ったお客様が来店したなら、

 「いらっしゃいませ!」と楽しそうな笑顔で
 元気よく挨拶することもあるだろう]
(367) 2022/09/19(Mon) 19:23:14

【人】 将来の夢はパン屋の小学生 来世の 小泉義哉

[ 夏の輝かしい太陽のもとで、
 少年の人生はこれからもずっと続いていく]**
(368) 2022/09/19(Mon) 19:23:44
はー−い、みなさまがたー−−。
村建ての人に天使動かす余力がないようですわよー−−。
ヘタレですわねー−−。

なので、今、天使はお別れしておきますのー−−。

村としてのエンディングはとくに打たないらしいですのよー−。
なので、みなさま方、私のことは気にせず時間いっぱいまで楽しんでくださいましねー。


それじゃ、また会う日まで、ごきげんよう**

【人】 4年生 小泉義哉

―― 天国にてお手紙開封 ――

[ 天国に着いてから
 体感でどれくらいの時間が経った頃だろうか。

 何通かの手紙が届いたため、>>395>>430
 一つ一つ封を開いて読むことにする。

 義哉の傍らにある雲で出来た花瓶の中には、
 白いカスミソウの中に
 一輪のポーチュラカが混ざっていた。>>124]
(431) 2022/09/19(Mon) 23:54:59