人狼物語 三日月国


73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】

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[ぐるり、思考を巡らせたそのとき。
 続いた言葉に、瞬きを、ふたつ。
 ふ、と短く息を吐いて。]


   後悔はしないの。私。今もしてない。
   そのチケットが受け取ってもらえなくても
   後悔はしない。少し早かったなって
   思ってるだけだから。

   ───自分の気持ちに素直になって、
   江戸川さんが好きだとおもったから。

   あなたに照らしてもらえなくたって
   私は自分の人生を明るくできるし、
   暗くするつもりはない。
   自信なくてもいいの。

   …江戸川さん自身の気持ちが聞きたいって、
   先週そう言ったでしょ。


[と微笑みかけ、カップをソーサーに置いた。]
 

【人】 ぷにぷに アポス

[ べたべたな口周りをしっかと拭いてもらえた。さすがわが友。甘えよう。>>1:50
 友人の書いたつくりかたはさすがであるし、思い付く美味しさをというクダリを見るとこちらも大きく頷いた。解るぞその気持ち。これだけ美味しい幸せの食べ物は、やはりおみやげにもしたいが持ち帰りが難しそうだということもわかる。
 ならば今度来るときは他の友人も連れてくると言う解決策が使えるだろう。
 このことは後で友人にも伝えよう。きっと色よい返事が返ってくるはずだ。

 そう考えながらウキウキとしつつ、良い滑り出しという言葉にもおおいに同意する。こくりと全身を使って頷いた。]

 まったくだな!
 ここまでだったか、街…っ!

[ 大はしゃぎである。
 メモを書いたり辺りを見たり、話したり、そんな時だ。]
(3) 2021/05/23(Sun) 3:51:49

【人】 ぷにぷに アポス


 ねこだ。

[ ねこという言葉が聞こえそちらをみる。確かにねこだ。くろいもふもふとした、ねこだ。>>1:51
 しかもくびもとに"おしゃれ"をしているから、仲良しのいるねこなのかもしれない。だとしたら我らにももふもふをしてくれるかもしれない。>>1:52

 顔を見合わせると頷いた。
 そわそわとしながらひょこひょこと近付く。思い切りはねたりはしない。驚かせるからな。
 しかし先にねこをみつけたのは友人であるし、友人のほうが静かに動くことは得意であるから、ねこに近付きもふもふをする権利は友人に"ゆうせんじゅんい"があるだろう。
 そう考え、友人の動向を見守る。だがすんでのところでねこはするりと離れてしまった。あー。

 ねこがうごくと、ちりんと音が鳴る。
 友人を気遣わしげに見る。

 音は少し聞こえてすぐに止んだから、そちらを見るとねこがちょこんと待っている。ようにみえて、]

 おぉ?

[ と疑問をこめた声をあげた。
 友人を見る。気付いたらしく、ねこをみる。]
(4) 2021/05/23(Sun) 3:52:06

【人】 ぷにぷに アポス


 これはチャンスありだろう。
 "わたしをつかまえて"というやつかもしれない。

 ただもふもふされるがままとはいかない、
 "ここう"たる"やせい"の"ち"がきっと流れているのだろう。

[ とは言ったものの。
 暫くし友人が気付いたように言った言葉になるほどな、と頷いた。>>1:53

 確かに追いかけっこなら、これほど待つのは"なめぷ"すぎる。
 きっと別の目的があると考えていいだろう。

 ―― みえてきたな、しんじつが……っ!

[ くくくと含み笑いをしながらゆっくりとねこについていく考えを擦り合わせた。ぴょこんっ。
 しかし、友人のいうように本当に"猫の集会所"につれていってもらえるならば、どうしようか。きっともふもふした空間で、たくさんのもふもふとぷにぷにできるかもしれない。それはすばらしい事のように思え、わくわくとソワソワがまた増した。

 路地裏を通って、一つ曲がって、も一つ曲がって、それからそれから。道順はメモしていない。今から戻る道は見失っている。それでも胸にはわくわくばかりが募っていた。]
(5) 2021/05/23(Sun) 3:52:26

【人】 ぷにぷに アポス

― “うつぎ” ―


[ もっと大きいお店だ>>1:54

 友人の言葉にその扉を見上げた。
 ふわぁ……。
 口があんぐりと開き、そのまま視線を上へとあげて。すぐにキュッと閉じた。看板が見えたからだ。]

 うつぎ……。

[ その前の文字はなんだったか。
 友人がちょっとずつ読むその様子に、心の中でがんばれ…!と応援する。がんばれ!すると苦戦しながらも"としょかん"だと解読してくれ、おお〜と歓声を上げた。それとは別に驚く。]
(6) 2021/05/23(Sun) 3:53:02

【人】 ぷにぷに アポス


 としょかん、だと…っ!?
 こんなおーきいとしょかんがあるのか……っっ!

[ はわぁ〜とまた見上げた。しかし実に良い。自由研究の役に立ちそうだ。そう思っていたら、そのまんまを友人が言ったため、ふふんと笑って同意する。]

 さすが我が友っっ!
 よしっ、ではさっそく行くとしようか…!!

 "みち"のだいだいだいだいとしょかんへ…っ!!
 
(7) 2021/05/23(Sun) 3:53:18

【人】 ぷにぷに アポス

[ 友人が一本を伸ばす。>>1:57
 扉が開いた。……いいかおりがする。

 奥の方から声がした。>>0:1
 友人の後ろから覗いた。そして、]
(8) 2021/05/23(Sun) 3:53:25

【人】 ぷにぷに アポス



 …………………………

 
(9) 2021/05/23(Sun) 3:53:35

【人】 ぷにぷに アポス

[ ぱたん。

 扉が閉まった。>>1:59
 ぽかんとしたままの身体を友人の一本が掴みつるつるとつれていかれる。ぽかん………。]


 ……… な、…なんだろう……。

[ 同じく見た事のない生き物に大混乱だ。
 話し合いタイムにはいる。]
(10) 2021/05/23(Sun) 3:53:51

【人】 ぷにぷに アポス


 あー えー うーん……。
 どうぶつ、だよな…?

 もふもふともいえず…ぷにぷにもしてなさそうな…、
 いやでも一部にもふもふがあったな…?

 どんな形だったか…?
 えーとえーと、まず大きかったな…。
 それで、こちらより友人の方に形が近かったとおもう。
 こんなにつるんとしてなかった…。
 
(11) 2021/05/23(Sun) 3:54:04

【人】 ぷにぷに アポス


 あっ、ああ〜〜っ?
 なんか、なんかせんせえが言ってなかったか、なんか、ほら。

 じっさいには誰も見たことのない、
 でんせつのイキモノのはなしを……っ!!

 たしか、"
にげん
"とかいうやつだっっ。
 まると、しかくと、よんほんでできてるって!

 でもほんとによんほんだったかは…
 ううむ、自信がないな…。

[ 見えたのは一部だけだったように思う。しかもなんだか黒かったような。]
(12) 2021/05/23(Sun) 3:54:34

【人】 ぷにぷに アポス


 でももし、ここがでんせつの"にげん"の店だとしたら……
 もしかして、"にげん"じゃないと、入れないのでは……っ!?

 じゆうけんきゅ〜には、
 おそらくここは欠かせないのに…っ!

[ 他の場所を回ってもそれなりの研究は出来るだろう。しかしこの店の存在をしってしまったならば、この店を調べなければ満足できない体になってしまった。そもそも、]
(13) 2021/05/23(Sun) 3:54:55

【人】 ぷにぷに アポス


 じゆうけんきゅ〜、
 とうしょの予定とはかわってしまうが……、
 あのでんせつのイキモノを調べる、とか………っ!!

 
どうだろう…っ!!?



[ 好奇心いっぱい、勢いいっぱい。
 わくわくきらきらと提案する。

 提案が受け入れられたら、まずはちょっとだけ扉を開けて覗き、そのからだがどういう構造かを観察するところからはじめた。]*
(14) 2021/05/23(Sun) 3:55:09
[お嬢さんの真っ直ぐな目に
 俺はまた口を噤む。
 俺の素直な気持ちを口にしたら
 彼女はどう思うだろう。

 声に出そうとして、口を開いて
 また閉じる。

 お嬢さんが早いんじゃない。
 俺の勇気が足りてないだけ。
 俺自身が幸せになるための勇気が。]

[もしお嬢さんが少し怪訝な顔をするならば]


  せっかくの『デート』なんだろ?


[なんて煙に巻く。
 彼女の都合が着く日があったなら
 その日は店は臨時休業。


 そして、もし当日店にお嬢さんが来てくれたなら
 店の前でヘルメットをふたつ持った俺が
 ハーレイに跨ってお出迎え。
 白馬のご用意は出来ない代わりに
 俺の愛車でドライブしようか。]



  …………お嬢さん、じゃ
  せっかくのデートに味気ねェな?


[江戸川さん、もどうなんだろう。
 一日、俺が素直になれるための時間があるなら
 一歩歩み寄るのは許されるのだろうか。]


  江戸川さん、じゃ他人行儀かね。
  今日は颯介でいい。


[俺はお嬢さんをなんとお呼びしたらいいかな。
 フルフェイスの奥から、小さな声で問い掛ける。]*


[わたしね、待つのは嫌いじゃないの。
 でも、忘れられてしまうのは嫌。
 待ってる間もきっと、私のことずっと
 考えていてくれるならそれがいい。
 だからね、何度だって伝えるのよ。
 あなたが好き。私のことを好きになって。
 いつになったって構わない。
 どうしても無理ならそういって。
 だけど、少しでも希望があるなら
 いつまでだって待てる。]

 


 わたしの幸せは私が決めるし
 わたしの道は私が照らすから
 あなたが幸せだと思うものを選んでほしい。
 私を幸せにするんじゃなくて
 あなたと幸せになりたいんだって。

 


[いつもなら自分の好きな服を着て、
 自分の好きなメイクをして、髪型をする。
 それでよかったはずなのに、どうしてだろう。
 今日だけは、彼のことばかり考える。
 はじめてのデートだ。かわいいって思って欲しくて
 美術館に行くのだし、と、腰回りがタイトになった
 黒のオープンショルダーワンピースにした。
 スカート部分はAラインになっている。
 いつもより少しおめかししたわたし。
 赤のリップは欠かさずに。]


   こんにち…は、


[店の前にたどりつけば、そこにあった
 人影にきょと、と目を開いて思わず止まる。]
 




   え、江戸川さん、バイク乗るのっ!?


[バイクに興味はないのだけれど、
 好きな人が跨って待っていてくれていたって
 それだけで、とんでもないときめきで
 心臓がうるさい。
 「うわぁ、かっこいい」と口に出して
 頬を両手で覆いながらそちらに近づく。
 フルフェイスの奥から聞こえた声に、
 緩む口元は止め切れず、ふにゃ、と崩れる。]

 




   …うん、 飛鳥って呼んで、…颯介さん


[「今日は」って、これからもそう呼んじゃだめ?って
 聞こうとして、やめた。
 せっかく一歩寄ってくれたんだから、焦らない。
 にへら、とまた笑って、近くに寄れば、
 わたしの分のヘルメットを渡してくれただろうか。
 受け取ることができるなら、それを持って
 くいっと引くように体を寄せて。]


    …ね、呼んでみて?


[と上目遣いでお願いする。
 彼の声で、聞きたくて、どきどきと逸る鼓動を
 おさえながらじっと見つめる。
 自分の名前にこんなに特別感を感じるのは
 はじめてだな、なんて考えながら。]

 



[彼が呼んでくれたならはしゃいだだろうけれど
 呼んでくれないなら少々不満そうに「えー」と
 こぼしてから、「後でいっぱい呼んでもらお」と
 声を弾ませて、彼の後ろに回ろうか。]
 

   どうやって乗ったらいい?
   くっついていい?


[そうわざと確認しながらその背中に
 ぴったりと寄り添う。
 広い彼の背中に耳を当てれば鼓動が
 感じられただろうか。それが私と同じ
 速度だったらいいのに、と願いながら。

 ランチで行きたい店の候補を提案しようと。]*


[嬉しそうに約束にはしゃぐ様に
 つい、また口元が緩む。

 素直に自分の感情を表に出して
 好きなことを好きなだけ楽しめるのが
 やっぱり俺には羨ましくて。
 だから、喜ぶ彼女に倣うように
 俺も、自分の「好き」を
 表に出してみようと思って。

 店に行っては約束の日を指折り数えて
 愛機をいつもより丁寧に磨いたりなんかして。
 ─────ああ、楽しい。認める。
 いつもの1人でのツーリングより、ずっと。]

[店の前に愛機と共に佇む俺は
 いつものシャツ姿よりも
 ラフな格好を選んでしまっていただろう。
 だから、いつもよりも華やかな、
 「デート!」って服装のお嬢さんを見て
 ちょっとしくった、と思った。
 隣に並んで恥ずかしくないか、とか
 テンション下がる、とか言われないか、とか。

 でも、いつもより可愛い服のお嬢さんは
 いつもと変わらず明るく笑うから
 俺もつられて、ふにゃ、と笑う。]


  骨董の趣味の延長みたいなモンで、
  知り合いから譲り受けて乗ってンだ。


[手入れを欠かさない愛機を褒められ
 ヘルメット越しの声は上機嫌。
 我ながらちょろい。]

[自分から言い出したくせに
 颯介さん、なんて呼ばれると
 首の後ろがムズムズする。
 にじり寄るお嬢さんへと、
 ぽん、とヘルメットを投げてよこせば
 少し距離が空くだろうか。]


  ……いいから、行くぞ。


[後で、勇気が出たら。
 ヘルメットを被ってもなお貫く視線を避けるよう
 俺は愛機に跨ってエンジンをふかせた。]



  …………振り落とされたくないなら
  しっかり掴まってくれよ。
  俺も、怪我ァさせたくねェし。


[Tシャツの薄い生地越しに
 じわ、と生々しい体温が伝われば、
 ああ、やっぱりこの服は失敗だったな、って。
 背に耳を寄せられたらきっと
 ばくばくと煩い心臓の音まで
 詳らかにされてしまう。

 ちゃんと安全を確認できたら、
 ドゥン、と低くエンジンをふかせて
 晴天の下を滑り出すだろう。]


  この先美味い天丼屋を知ってるし
  なんか小綺麗なイタリアンが出来たらしい。
  行きたいとこ、行こうぜ。


[自分の希望を出した上で
 飛鳥が行きたいところを優先しよう。]

[飯を食ったら、美術館へとまた車を走らせて。

 『香りの文化史 ー 日常から藝術までー』

 中国から伝わったことで花開く香道文化から
 紀元前エジプトの香水瓶、
 アール・ヌーヴォーの豪奢なものまで
 「香り」に纏わるものを集めたもの。
 フルフェイスの下から出てきた俺の顔は
 きっと照れと興奮とで
 頬を赤く染めてしまっていたかもしれない。]


  ほら、行こうぜお嬢さん。


[駐車場から受付まで向かおうとして、つい
 いつもの呼び方をしてしまったのに気付いて
 「あ、」と口を手で塞ぐ。]


[気合いを入れすぎて引かれないか、なんて心配は
 はなからしていない。だっていつだって、
 最高に可愛いわたしでいたいと思っている。
 それが、彼の前ならば余計に。
 そして、初デートと名のついた今日ならばさらに。

 体を寄せようと思っていたのに、
 残念ながらヘルメットは彼との間を
 繋ぐどころか宙に舞う。思わず声をあげて
 キャッチすれば、唇を少し尖らせた。

 お願いにも答えてもらえなかったから、
 不満そうにあとで、を約束して。]

 


 
[ぎゅっと捕まった背中から彼の体温を感じる。
 薄い布越し。微かに動くのは鼓動だろうか。
 エンジン音が響く。
 どうしようもなくドキドキしてる。
 愛しくて、たまらない。
 ぎゅうっと唇を結んで、その体温に酔う。
 伝われ、わたしの鼓動も。あなたに触れるだけで、
 こんなにドキドキするんだよって。
 
 彼が喋ると、体から響くのがわかる。]


   天丼!食べたい!


[お洒落なカフェだとか、小粋なイタリアンだとか
 候補はたくさん見ていたけれど、きっと彼のよく行く
 店なのだろうと、その口調から察することができれば
 その店がいいと即決するだろう。]