人狼物語 三日月国


201 【身内】甲斐なき星の夜明け前

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一日目

村人:1名、人狼:1名、童子龍:2名

【人】 とある書物

 

 世界はまだ、続く
 誰かを傷つけながら、救いながら
 
(0) 2023/02/18(Sat) 21:00:00

【人】 アルカ

 
[例え一戦共闘しただけの相手だったとしても、
 自分たちが今こうなってしまったからこそ、
 同じように苦しんでいないか、
 同じようでなくても気遣いたくなる気持ちくらいはある。

 連絡先とか交換して、
 情報のやり取りが出来たら、
 役に立てることも、ありそうだな。]
 
(1) 2023/02/18(Sat) 21:26:49

【人】 アルカ

 
[相手は世界を滅ぼそうとしていて、
 今の所何とか攻防戦を繰り広げてはいるものの、
 それが出来てしまうような存在だ。
 そんな存在から、洗脳されているような状態であれば、
 信じる心が強ければ気付けたなんて、
 根性論が通用するのだろうか。
 ……とは思ったものの。>>97


 それによって思いつめすぎてしまわないのなら、
 これ以上口論するのも……と結論付けた。
 君が自分なりに考えて出した答えなら、
 簡単に否定して良いものでもないだろうし。]
 
(2) 2023/02/18(Sat) 21:27:30

【人】 アルカ

 
[オレの方だって、
 あくまでオレ個人の身の上を前提にした考えだ。
 敵の洗脳を受けた結果、
 世界に仇なす存在になってしまったことを許せなければ、
 オレは自分の人生の登場人物の殆どに、
 憎しみの感情を向けなければいけなくなってしまう。

 それがキツすぎて無理だから、
 オレの考えはこうならざるを得なかったのかもしれない。]

 
(3) 2023/02/18(Sat) 21:28:09

【人】 アルカ

 
 
             そうか。
             少し落ち着いたなら良かった。


[君の人生はこれから先の方が長いんだ。
 人間だから綺麗な感情だけで構成されている訳ではないけど、
 これから前を向いて、精一杯生きられたなら、
 汚名を返上できるぐらいの徳を積むこともできるだろう。*]
 
(4) 2023/02/18(Sat) 21:28:36
 
 
  子供だった時はこの世界の事情も知らなかった。
  あの時はなす術がなかったけど、
  今の自分には出来ることがあって、
  ちゃんと君を引き留めることが出来て良かった。


[オレの手が温もりに包まれて、強く"生"を感じた。]
 

【人】 アルカ

 
[話が落ち着いたら、準備していた夕食を出した。
 きっと頃合い的には丁度良かったのではないだろうか。
 サラダにシチュー、トーストしたパン、
 小さなオムレツに綺麗な焼き色のソーセージを添えた。
 最近あまり食欲がないようだったから、
 シオンには重かったかもしれないが、
 残ったとしても問題ないから、
 無理しない程度に食べてくれ。]


  そう言えば、君に頼もうと思っていたことがあった。
  オレの持ち物だったクマ、未だ持ってるか?
  あったら明日、貸して欲しいんだが。


[ないならないで構わないけど、
 あるなら持っていきたい用事があった。**]
 
(5) 2023/02/18(Sat) 21:31:05
 

 ……うん。
 アルカ君が確かに、私を繋いでくれたよ



[そうじゃなかったら、私は自分を許せないまま
 自分の命を捨てていたと思うんだ。
 それ位、自分が許せないんだよ。]



 うん。分かった。


[へへへ、と頬をそめて表情が幸せで溶ける。]
 

【人】 シオン

  
[気が抜けてきたらここ暫くの少食故の空腹が
 自分を訴えてくる。
 食べようってなれば喜んでうんうん頷いたよ。
 配膳は勿論お手伝いする気満々だからねっ!

 さて、アルカ君が受け取った郵便物は>>0:66
 目に入るとこにあったかな?
 あれば興味を視線で示すことになったよ。


 美味しそうなご飯なのに
 全部は胃が受け付けてくれなかった……ううう…。]
 
(6) 2023/02/18(Sat) 22:00:57

【人】 シオン

 

 勿論ちゃんと持ってるよ
 それはいいけど……どうするの?


[こてん、と首を傾げた。]**
 
(7) 2023/02/18(Sat) 22:01:28

 - 回想 -

 初めて出会った時
   覚えているかな?


 
 

 
[私にはお気に入りの花畑がある。
 光るのが幻想的でさ すっごい綺麗! って
 それだけの理由でとってもお気に入りなんだ。

 その日もコレクションのぬいぐるみと一緒に
 その場にいたんだ。]
 

 
[私は家族が好き。
 私はお友達が好き

 私はそんな好きな人たちがいる世界が好き


 作ってきたクッキーとお茶を手に
 たまには一人で、ってゆっくりと
 この世界の綺麗さを眺めていたんだ。]
 

 
世界にはね、希望があるんだよ

 でも、誰かが傷ついたりするのもまた事実。


 私は少しでもなくなればいいのに。
 皆が皆、自分に、人に優しくなって
 そうして笑顔が一杯になればいいのに。

   誰も傷つかない世界がほしいな


 夢想家? 
本気だよ。   

 強い願いとして胸にあったんだ。]**

 

 
[なす術なく失ってばかりの人生だったから、
 こんなに必死にしがみ付いたのは初めてだ。

 どんなに手を伸ばしても、
 
には届かないってずっと思ってた。
 それでもオレは、これからもずっと手を伸ばし続けよう。]
 

【人】 アルカ

 
 
 
          [取り戻せる可能性のある失ったものは、
                まだ他にもある。>>0:66
 
(8) 2023/02/19(Sun) 0:14:44

【人】 アルカ

 
[食事が始まれば思ったより食べてくれたし、>>6
 雰囲気も和やかなものになって良かった。
 郵便物が気になっていたようだったけど、
 言うべきがどうか少し迷って、一旦はそのまま。]


  実はな、失踪した母親の居所が分かった。
  会うことになったから、
  クマを持っていこうと思って。


[初戦で戦って生きていると分かったから、
 地道に行方を捜索していた。
 やっと見つけることが出来て、
 一度話が出来ないかと手紙を出した。
 その返事が、今日届いたことを説明した。]
 
(9) 2023/02/19(Sun) 0:15:28

【人】 アルカ

 
[どう足掻いても、最初は居た堪れない空気になるだろう。
 オレだって何の蟠りもない訳ではないし。
 話がどう転ぶかは分からないけれど、
 だからと言って折角見つかったのに、
 そのままって言うのもな。

 失踪して随分経つけれど、
 その間に新たな家庭を築いたりすることもなく、
 慎ましく一人で生きていたようだった。**]

 
(10) 2023/02/19(Sun) 0:16:17
 
 ―
回想


[空を見上げていれば、
 悲しいことを見ないでいられるような気がした。
 近くに空を遮るような、背の高い建物は無かった。
 光輝く花に、眩い星。

 息苦しさを堪えて、視線に蓋をする。]
 

 
[自分の運命はもうどうしようもないと思っていた。
 でも誰かが"誰も傷つかない世界"の存在を願い、
 実現させることが出来たなら……


     オレのような悲しみに満ちた人間は生まれない?

 本当はこうなってしまう前に、
 叶えてくれる人がいたら良かったんだけどな。



     過去は変えることが出来ないから、
     せめて未来の絶望の芽を潰そうと思ったんだ。**]
 

 
[お互いに手と手を伸ばすならさ
 
に手が届いて、つかめると思うんだ。

 私も、手を伸ばすよ。忘れないよ。]
 

【人】 シオン

 

 ……っ!!!

 本当!!? 見つかったんだ!


[その報告に思わず椅子から立って大声を出した。>>9
 ビックリしたんだって。
 すぐ あ、と顔を赤くして座りなおしたよ。]


 あ、成程それで……


[そっかそっか……お母さんの手作りのだもんね
 アルカ君は一度それを捨てかけたけど
 私はずーっと大事に保護して手入れしてたよっ。]
 
(11) 2023/02/19(Sun) 9:02:45

【人】 シオン

 

 そっか……会えるんだ。
 良かったね、うん、
よかった……



[彼のお母さんとは初戦で戦った。
 私たちのように堕ちてしまっていた彼の人。
 ……それから行方が知れなかった人。]

 
(12) 2023/02/19(Sun) 9:03:09

【人】 シオン

 

 アルカ君、私も一緒に行くよっ!
 絶対、何言っても
ついて行くからねっ!


 実際会う時にいてほしくないならさ、
 流石にそこはぐっと堪えて待っているけどさ。

 一人で行かせたりしないよ?



[私だって無関係じゃないもん。
 
実際戦ったのは私だし? ほら、他人じゃない。


 経緯を考えればアルカ君一人で行かせるなんて
 相棒(元になるけど)として出来るわけがないよ。

 反論があるなら聞くよ? 聞くだけ
するよ、うん。]**
 
(13) 2023/02/19(Sun) 9:03:39
 - 回想 -

[雨上がりの虹が出る日
 私たちは出会った。]


 おっ、お客さんだ
 ここを見つけるとはやりますね

 なーんて。改めまして初めまして
 良ければご一緒にどうです?



[人目のない場所で出会った
 初対面の年上の男性に対してはなった第一声。]
 

 

[警戒心ゼロの満面の笑みでどうぞどうぞと
 お茶やお菓子を勧めようとした。

   そして、私たちの運命は始まった────── ]

 

 
[神様から言葉を聞いた。
 色々な知識が頭に入った。

 世界の為に戦う。見返りに願いが叶う。
 戦うのは二人一組。つまり目の前の人と。]



 ……そっか
 そんな事がこの世界であったんだね。
 全然気付いてなかったな……


[ひとまずは吃驚したよ。
 でもすぐ前を向いたんだ。]