人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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視点:


「そうなるよね……俺らには三票しかないけど、手を貸してくれる人はいるかもね。
……ロベリアはシトゥラに入れてくれなさそうだけど」

「割れないかな、俺とシトゥラとナフあたりでいい感じに。今10人だし、ワンチャンなんとかこう」

「まぁでももしものときは頑張ってLW宣言してね!」

現実は、非情。

「一先ずクロノは返事なしだ」
本当に読めない投票になりそうだ。

「俺が選ばれる可能性もないではない。
君も覚悟をしておいてくれ

でも現実は、平等。何かのキャッチコピーみたいだね。

「LW宣言本当に嫌だな……!」

おお、現実。現実よ。非情で平等な現実よ……。

ぴろん、と端末に入った通達を見。

「LW宣言しなくてよさそうだ。よかった」

一安心の声。死ぬより大事なんですかそれ?

「それは死ぬ可能性より大事な話か?」
現実は、ちょっとだけ、やさしい。何かのキャッチコピーみたいだね。

「ギリギリ宣言する羽目になるかもしれないって」

また新しく届いた通達にぽつり。
現実は、やはり、きびしい。

「勝つぞ」

そして今、交渉中。

「ほんっと頼もしいなダスト……」
ダストとか名付けてごめんねって思う。

こうして頼もしい顔をしているが、初っ端やらかしているのである。
ごめんねって思う。いいや、ゴミ自身はそんなに思ってないけど……

「シトゥラ様……」

歪んだ気遣いがまだマシな扱いだなんて……コヨーテのご主人様、大変そうだなあ。
ピチねばも結局押し付けられてるし。

「襲撃と投票の申請は大丈夫ですか?」

ダストの番だとちょっと心配になる。

「大丈夫ですか?」

頼もしいけど。

「完璧にでき……」
一応確認した。

「完璧にできている」
できていない人の発言に見えるなぁ。