人狼物語 三日月国


204 【RP】Queen's endless Tea Party!【R18G】

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視点:


【見】 元魔王 ジャヤート

[そう問いかけていれば>>52]


ええ、はじめまして。
貴女も、女王のご招待を?


[軽く会釈をしてみせれば、私が椅子を勧めるより先に
彼女のほうから手招きをされていて>>53
どうやら、この役目は私より彼女のほうが適任であるようだ。
では私は紅茶を彼女たちに淹れるお役目を頂くとしよう]


フィエ嬢。
少し変わった名前のようだが、
貴女も此処ではない世界から招かれたのでしょうか?

いや、突然不躾でしたね。すみません。
無理に聞こうというわけではないので、ご容赦を。


[言った後で不躾だったかと謝罪の言葉を口にしてから、
アールグレイと銘打たれた茶を三つのカップに均一に注いでいく。

そして。>>61
女王陛下とその為人については、彼女に任せたほうが適任のようだ。
私たちと同じ招待客であると同時に、彼女に厨房を任される料理人。
なんとも不可思議で、そして興味深いお嬢さんだと
ソーサーにのせたカップを差し出しながらそんな感想を抱いた]*
(@54) 2023/03/21(Tue) 15:52:23
(心の叫び)
 おいしーい!
 さくっとしてて甘くて、今まで食べたことがない感じだわ!

 だって海辺じゃすぐに湿気てしまうし、塩味がついてしまうんだもの

 せっかくだし、ここにいる間にいろんなお菓子を食べようかしら?

 わぁ、お茶もいい香り!
 聞いた話ではお茶にもいろんな種類があるっていうけど、これは何なのかしら
 あぁ、さっき聞いておけばよかった!
 おかわりをすれば聞けるかしら? でも恥ずかしい子って思われないかしら?

 いいわ、だって、すぐに帰るんだもの、ちょっとくらい羽目を外してもいいわよね!?

(注:それを「旅の恥は掻き捨て」って言うんだぞ?)

[聞けば聞くほど、描いてしまうのは、残酷な『女王様』ではなく、
無垢であどけない『お姫様』。

無垢で無邪気に踏みにじると言う人もいる。
だけど、そうは聞こえない。聞こえないだけと思いたい。
思いたいけど…周りの声は、それを許してくれないような気がしてしまう。]

【見】 元魔王 ジャヤート

――回想――


…。


[可愛い、と言われて感じるのは>>66]


…貴女のほうがよほどお可愛らしいと思いますね。


[彼女の、魔物たちを見つめる眼差しは優しく、
温かな情に満ちていて。

…悪くないものだと思う。
たとえそれが糧としての効率が良くないものだとしても。

ぴょんぴょん跳ねていた毛玉たちも順に抱きしめられれば、
小さな尻尾をぴこぴこ動かして、全身で喜びを表現する。
地面に降ろされても暫くのあいだはぽてぽてと
彼女の足元で跳ね回っていることだろう。]
(@64) 2023/03/21(Tue) 23:44:56

【見】 元魔王 ジャヤート

―― お茶会会場 ――


ええ。


[それほど、可笑しなことを言っただろうか?>>68
なら、ずいぶんと迂闊なことを口にしてしまったかもしれない。

案の定、此方の言葉に対する反応には
なんとも心配そうな色が感じられる。
…此の地に来てから、人の子との認識の差を感じる。

お叱りを受けるのは此方としては構わないし有難いが、
心配をかけるのは純粋に、申し訳なさを感じる]


…思い出がないというのは些か語弊があったかもしれません。

私の中で菓子を含めた食事の記憶というのは、
己の体験した記憶というより、記録に近いものなので。


[たとえて言うならそれは、頭の中にある書物の、
特定の内容に触れた記述の頁を自力で探し出すに等しい。]
(@65) 2023/03/21(Tue) 23:46:59

【見】 元魔王 ジャヤート



なるほど……。


[一度ケーキの乗せられた皿をテーブルに置けば。

私が魔力で生み出すものとは違い、
今日私の手に辿り着くまでに料理人を含め、
幾人もの手が介されたか。
その『物語』に敬意と感謝を示して。

―――頂きますと、手を合わせよう]


……ん。
これが、甘いというものなのですね。


[嘗て、私に敗れていったあの子たちが憧れたケーキ。
クリームに負けないほどに柔らかなスポンジに
フォークを入れて、一口、口に運ぶ。

見目が美しいだけではなく、
なにより口にしたときのその『幸福感』が
心地よい甘みが、舌先だけではなく身体全体に満ちるよう]


…ありがとうございます。
これは…確かに忘れ難い思い出になりました。
(@66) 2023/03/21(Tue) 23:48:00

【見】 元魔王 ジャヤート

[そして>>72]


…そういえば、自己紹介がまだでしたね。
これは失礼を。

私のことはどうかジャヤート、とお呼びください。
元居た世界では『魔王』と呼ばれておりました。
もっとも今は隠居の身ですが。

私も貴女と同じく異なる世界より招かれた旅人のようなもの。


[そうして、アルレシャ嬢と二人が話している間に
ショートケーキをもう一口。

白い生クリームと、
それと対照的な赤を身に纏った苺の甘みと酸味。
その二つのあいだに立つ、
肌理細やかなスポンジのほんのりとした甘さ。

これは間違いなく、忘れ難い私の思い出になるだろうと
そんなことを思っていたところで>>68>>73>>81>>83>>85]
(@67) 2023/03/21(Tue) 23:48:33

【見】 元魔王 ジャヤート

[……これは、流石に少し驚いた。
まさか自分に矢が飛ぶとは思っていなかったから。

けれどもそれ以上に>>91]


……アルレシャ嬢。


[手にしていたフォークをいったんテーブルに置いて。
立ち上がると彼女の後を追いかけて。
その耳許に一つ、囁いた。]
(@68) 2023/03/21(Tue) 23:48:57

【見】 元魔王 ジャヤート

[アルレシャ嬢に一言囁いてから、先程のテーブルに戻る。]

突然の離席、大変失礼致しました。

[フィエ嬢に先程離席した非礼を詫びてから]


…それで、私の話でしたね。
何を話せばいいか、悩ましいところですが。

私にとっての食事というのは
主に『魔王に対する負の感情』そのものなのですよ。


[怒りや憎しみ、敵意や殺意。そして恐怖。
そういうものを糧として、『魔王』は己の力とする]

無論、負の感情だけが糧になるわけではありません。
ですが、それ以外の感情を摂取するというのは元の世界では希少なことでしたね。

それ以外の人の子にとっての通常の食事は
嗜好品のようなものです。
人間だと酒や珈琲の類ですね。


[他に糧と成るものはないのかと言われると、
厳密には、ある。
だが、此の世界でそれを食したいとは思わない。
それを食せば、私はこの世界の敵になる。]
(@69) 2023/03/22(Wed) 0:10:48

【見】 元魔王 ジャヤート



なので、元の世界では積極的に食事を摂ろうと
思ったことはなかったのですが。


…そうですね。
先程、貴女が話していた思い出の味。>>73
それらを食してみたいですね。
それが、貴女にとっての思い出の味なのでしょう?


[『家族』という人の子たちの群れの最小単位。
恐らくは彼女にとっての起源に由来するであろうものは、
果たしてどのような味がするのか。
やはり興味がある。]*
(@70) 2023/03/22(Wed) 0:11:13
元魔王 ジャヤートは、メモを貼った。
(t13) 2023/03/22(Wed) 0:15:35

(心の叫び)
あ、そうだわ!
まだ気になるものはたくさんあるんだもの

前に一度、入江に来た人がくれた貝の形の「マドレーヌ」とか
リヴァイさんが話してた「シフォンケーキ」とか
シュークリームとかタルトとか、それからそれから

全部は無理でも、できるだけ食べておきたいわ!
だって、もうこんなことはないかもしれないじゃない!

― 閑話 ―

[私は、獣人と言うものが苦手である。

それは、昔の…旅に出てすぐのころの話――。]

獣人って、本当に、動物の耳なのね。
触って…ダメか…そうよね。私も耳に触っていいと言われたら嫌っていうわ。

[動物は好き。可愛いものも好き。
可愛いとは離れているけど、話に聞いた獣人と言うものに会った私は、とにかく浮かれていた。
姿が、聞いたように動物の耳、尻尾がある。
それが不思議で、とにかく話を聞きたいと、その日は長く話していた。

だからだろう…その夜、私は紛れ込んでしまった……悪夢の中に。]

[夢を渡るときの姿は、その時によって違う。
蝶だったり、鳥だったり、4足の獣だったり…。
その日は、ひらひら舞いたいと言う気分だったから、蝶の姿で、夢を渡っていた。

そこで、一つの夢にたどり着いた。
真っ赤な、真っ赤な夢の中。
そこにいるのは、昼間話していた獣人…話したことにより、繋がりが出来ていたのかもしれない。
だから、その日の夜に夢を訪れたのだろう。

が、そこにいた獣人は昼間の穏やかな装いとは違い、とても凶暴で、人を――私を襲っていた。
夢の中の私と、訪れた私。
それがリンクしてしまったのだろう…気づいたら私は獣人に襲われているところだった。
身体に走る痛みと恐怖。急いで逃げて、隠れて…。
すぐにこの夢から出ないといけないのに、痛みと恐怖で、逃げ出し方を忘れてしまった。
痛い。どうしよう。痛い。どうしよう…。

そう繰り返していたら、ふと、痛みがなくなる。
なぜと思うと、いつの間にか獣人がまた目の前に。
なぜと、思う間に、また私は襲われる。

痛みが走り、怖くて逃げだす。
そんな同じ事が、何度も何度も…終わらない。終わりが見えない。

獣人が目が覚めれば抜け出せるかもしれない。
なのに、何度も繰り返すから、瞬きの時間が、永遠のような時間に思えるほど。
痛くて、怖くて――ここで自分はと思うほどに…。]

[悪夢は終わる。終わった…。
イルレーラとウルリア…旅の仲間の二人が助けてくれたから。

終わった事に安堵し、助けてくれた二人に、素直にお礼を言えた。
この時、自分の中にあったプライドが粉々に壊れていたから。
内包魔力が多い、アルの称号を持っているからと、どこか驕っていたと実感したからと。
そして、忘れるなというように、実際の身体に痣が残ってしまった。
何度も切り裂かれた場所に――。

それ以後は、心を入れ替えたように励むことにした。]

[ただね…翌日に会った獣人に、どうしても怯えてしまった。
終わらないと思う恐怖を味わったせい。
それが本人の無意識か、それとも自覚ある願望化が解らないから。
怯える自分に、訝しげられたけど、夢見が悪くてなんて誤魔化すしかなかった。

別に彼が悪いわけではない。
そして獣人が悪いわけでもない。
人だって、そういう夢を見る人はいる。

――ただ、あの体験がどうしても蘇ってしまうから、獣人は苦手になってしまっただけである**]