人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

──終わりに至る始まりの先──


[ 神託を受けた始まりの勇者は、世界に光を取り戻した。
 しかし魔の根絶に至らず、生き残った邪悪なる者達は
 氷雪に閉ざされし不毛の地へと逃げ延びたという。

 志を果たせず倒れた勇者、しかしその死は無駄ではなかった。
 女神の降臨と共に彼の身に浮かんだものと同じ痣のような紋様が、
 喪われた友の命に嘆く青年に宿ったのだ。

 ────人類は既に諦観を忘れた。
 女神に見捨てられてなどいないことを、新たな勇者が知らしめた。

 これが、女神暦1年の出来事であると、
 聖木を守り勇者を育むことこそが我々の役割であると、教会は語る。 ]
(129) 2020/10/22(Thu) 23:20:45

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ しかし、希望の訪れから永い時が経っても
 人魔の争いに決着はつかず、数え切れない勇者達が死んでいった。

 闇より出る不浄の化身達は、牢獄の如く極寒に追いやられて尚
 絶望的な程に強力な異能を持ち合わせていたのだ。

 苦しい戦いを強いられた人類を、女神は見ていたのだろう。
 遥かなる大樹が世界の中心より根を伸ばし、力を与えるようになった。

 勇者は聖都から旅立った後代々、
 各地で地表から露出する十三の聖木の根を巡ることも務めだ。

 しかし根を孕む土地は、勇者を阻む為か強力な魔物が多く
 時には魔族が現われることすらある大変危険な環境だ。

 故に周辺の教会は、魔法の素質を持つ人材や、優秀な騎士を育て
 最も優れた者を“勇者の仲間”として引き合わせるのが義務とされる。 ]
(130) 2020/10/22(Thu) 23:21:04

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス


[ 神託を受け、聖木の根から力を授かる勇者達は
 代を重ねる毎に強くなり、魔族の土地に────魔王の首に近づく。

 それは死した勇者の器が地に還り、再び聖木に戻るから。

 お前は彼らの未練と力を受け取るのだ。
 そして例え念願叶わずとも、お前の想いも次代に受け継がれる。

 誇りに思うべきだと、変わらない優しげな微笑で使徒は言った。 ]
(131) 2020/10/22(Thu) 23:21:24

【人】 ヤドリギの勇者 フォルクス

[ 田舎者でも知っているようなこの世界の理、
 勇者となった身にはこれからの試練と未来を示す内容。

 旅立ちを前に、改めて聞かされながら。
 歪に作られた人形みたいに、ただ何度も何度も頭を垂れた。
 頷くというにはきっと、酷く不格好な仕草だった。

 聞いているのかいないのか、自分でも分からないその時間に
 教会前で家族と語らい、抱いた決意を思い返していた。
 他のことを考えないように、したかったのだと今は思う。

 ────神託の後、顔を合わせた者達は
 皆嬉しそうにしていて、時には感動を身体で示す如く抱きしめられて。

 あの部屋で起きたことについて口にする機会は、一度も無かった。** ]
(132) 2020/10/22(Thu) 23:21:45
 

[ 神託の実は、伝説通りに赤色をしていた。

 ────粘液に塗れた拳大の、脈打つ塊。

 恐ろしい程に美しく鮮やかに、赤く、
赤く

 管を通して流し込まれる魔族の血液に
            丁度よく似た色彩の。** ]

──寝所──


 触ってみてからのお楽しみ?
 言うじゃない。


[試すような物言いに
今回は怒りを覚えることなく
むしろ心地よい程度の挑発であった。

その視線が下がっていくのも
これほど近ければ手に取るようにわかる。

彼女の瞳には無毛の身体が目に入るだろう。]



  
「恋人」



[彼女の言葉を聞いた瞬間
それはするりとメイベルの心に滑り込むけれど
メイベルには未だ恋人の概念が無い。]


  ────っ。


[だからそれを想像のままに行う。
唇を触れ合わせると互いの柔らかな感触を覚える。
感じたままに唇をもう少し押し付ける。

そうすると、もう少し長く、長くと想いが込み上げて来て
彼女の方のベッドに片手を着いて
更に彼女の方に身体を寄せる。]*

 
 そう、
「恋人」。

 メイベルは誰かを好きになったことはある?

 私はあるよ。
 この世界の相手でも、「原作」越しになら。

[ 目で微笑んで彼女に口づける。最初は軽いキスから。
 次には彼女がもう少し長く押しつけてきた。
 その間にも幾らかの強弱を加えて押したり、引いたりして。]

 
 ……ん。言葉がなくても。
 相手のことを思ってみたり、感じてみたり――ね。

[ 私の近くに手を突くメイベルに頷いて、乗り出した形の彼女へ
 伸び上がるようにして、キスをする。
 彼女へ身体が寄り添えるよう、少し身動ぎして場所を作って。]

 ……ふふっ♪

[ 楽しげな笑い声だけ、投げかけた。
 手をメイベルの裸身へ伸ばす。
 探る先は彼女の腕。どうしようか迷うようなら、
 まずは私のパジャマを脱がせて貰おうかな、って。]*

[ねむたい。一気に眠気が襲って来た。
もういえついたしねていいはずだねる。

床にぶつかってずれる眼鏡が邪魔だが
それを外すほんの僅かな動作すら億劫で
心地好い温度の床に擦り寄って懐く。

げらげら笑う声がうるさいけど
段々聞き慣れてきたら気にならなくなった。

うつらうつらと遠ざかる意識を
引き留めるように引き摺られてむずがるみたいに唸る。
けれど逆らうより従った方が早く解放される気がしたのか
逃げようとしたのか自分でもわからないまま
もそもそ起き上がって歩き出し、自分で寝室迄移動した。

片足土足のままベッドによじ登ってひと心地。
手を伸ばしてボスボス叩いて枕を求めたが
手が届かないまま力尽きて
ベッドの足元1/3くらいのスペースで落ち着いた。]

[夢現に足音を聞いていたら遠ざかって、戻ってきて
ぎしりと小さくベッドが鳴いた。
ガサゴソしてるから何してるのか気になって
眠い目を擦って這いずり転がり近付く。

探し求めていた枕の代理をみつけて
頭乗せたらそれは堅い膝だった。まぁいいか。

欠伸と生欠伸の中間みたいな吐息を零して
伸ばされる薄ピンクを眺める。

ああ、そういえばそんなの買ったな。
なんでだっけ、なんのために?

のるまみっつ。
鸚鵡返しに繰り返して切り離された残りから
真似るように一つ切り離す。
もたつきながら封を切って…
ああこれしってるやつだ、と思い出した。

ちんぽにそうちゃくするやつですね、わかります。

のるまはみっつ。みっつつければいいんだ。
そしたらねていい。
なんてぽやぽやしながら理解して

……目の前の、自分のじゃないファスナーを
唐突に、脈絡なく、遠慮なしに降ろした。]

[ずぼっと強引に手を突っ込んでごそごそすれば
ふにゃっとした感触を捕まえた。
引きずり出すのに少し苦労して
ぐにぐに擦ると揉むの中間くらいの感覚で玩ぶ。

たたせなきゃ、かぶさらないですね、はい。
なんっか気持ちよく無いなぁ感覚鈍いなぁなんて
自分のじゃないから当然なのに不思議そうに首を傾げる。

たたせるの、どうするんだっけ。
半分寝落ちかけてる頭で必死に考える。

『じゃあ、はい、勃たせて。』

いつかの自分の声が頭にこだまして
その時押し付けた小さな唇の心地よさを思い出す。

しゃぶるときもちいい。
だれが?
辺りを見渡して確認して
握ってるちんぽと俺しかいない、なんて納得して。
じゃあしかたないな、と手の中の柔い肉の先を
ぱくりと。唇で食んだ。]

【人】 微睡む揺籃 アリア

――浴室にて――>>116>>117

[ 湯温が変わるとなぜお風呂になったりプールになったりするのか。メイベルの疑問は>>116、言われてみれば答えに困る気がした。そういう場所だから、じゃ納得してくれないだろう。この辺りは本当に子供みたいな(いい意味で)感性だって思った。]


 うぅん……、私の国での習慣、だもん……
 って言ったら、ここはメイベルの国だものね。
 ローマではローマ人のするようにせよ、だわ。


[ 国かどうかはさておき、今の論法では穴がある。
 困ったなと思いつつ、話題が変わるまで適度にやり過ごそうかなんてずるい考えも。子供というのはすぐに興味の向け先が移るものだから。]
(133) 2020/10/23(Fri) 0:27:36
[やり方が良く解らないことに不思議な気持ちになって
なんでだ?って思うけれど
そもそもさせたことはあってもしたことなんてない
なんて簡単な答えに辿り着けない。

先端だけ浅く咥えて、肉の割れ目を舌で擽る。
なんだか不思議な味がして唾液が溢れたから
塗り込めるようにして丸い切っ先を舌の腹で擦る。
まるで飴でも舐めるように口の中を舌が泳ぎ回り
亀頭とその境目迄を撫で廻す最中
時折エナメル質が過敏な皮膚に掠める。

二本の指で輪を作った指が包皮の名残を摺り下げるように
竿を下まで扱いて……
……あ。これならわかる、みたいな顔をして
そのまま上下に扱き始めた。

呑み込む事を忘れた粘ついた唾液が滴り落ちて
それを泡立てる速度で扱く指が、時折
根元で止まっては陰嚢との境目を撫で摩る。

自慰の時、そこを摩る心地よさを思い出して、
むずむずして、無意識に内股を摺り合わせた。*]


  ……誰よ、それ。

[アリアが誰かを好きになった事がある
と言った瞬間に私の心が赤く染まる。
彼女の細い腕を強く掴む。

私たちは
「恋人」
なのに。

──違う。
恋人、みたいな口付けと言うだけで
そんな知らない関係では無いはず。
思考の変化に違和感に気付くが、訂正出来ず。

困惑してると彼女が伸びをしてキスをしてくる。]


  ……ふん。
  触りたいのでは無かったかしら?

  それとも、触って欲しいの。
  あんたの元の体じゃない、その身体を。


[彼女の元の世界について話を聞けているなら
アリアの身体が元々の体でない事は聞けていただろう。]


  ……その身体をどうして創造したの。
  
  あんたもしかして。
  こう言う体型が好きなわけ?


[彼女に誘導されるまま
服をやや乱暴に脱がせれば
私と同じように平らな上半身が露わになるか。]


  教えなさい。

  言わないと……。


[敢えて強制の能力を使うこともなく
頭をゆっくりと沈めて、細い身体に唇を当てると
歯で噛み跡をつける。]*

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 本当に子供、という訳めもないだろうけど、水着の話。>>117
 異世界ながらご多分に洩れずファッション関係の技術レベルは現代と変わらないくらいに高い。無茶なデザインでも仕立てられちゃうあたりは現代以上かも。]

 どんなものであっても、必ず着ること、ね。
 約束するわ。

[ あえて能力は使わずに。
 自分の意志で着ることがこの場合大事だと思う。
 すぐに水着のイメージを構築し始めるメイベルを見て、
 どんなのが良いかなと考えた。]

 ……せっかくだから、こっちにはあまり無さそうな……
 ……だけど私が思い描けるような……
 ……あ。あれだ。


[ 思い付いた。もちろんただ見た目通りじゃつまらないし。
 仕掛けも施しておくことにしよう。
 参考にするのは今までに見た薄い本である。]*
(134) 2020/10/23(Fri) 0:34:11
 
 ひゃ、っ、

[ メイベルの雰囲気が急に変わった。
 怒ったような声にあう、って声にならないまま口を動かしてしまう。
 ごまかすようなキスになってしまった。
 後でちゃんと埋め合わせ、してあげないと。

 ――
「恋人同士みたいに」
そう言い出したのは私なのに、
  私まで呑まれてしまっている事には気づかなかった。]

 ……それは……どちらもだよ。
 ……元の身体じゃなくても……気持ちは、続いてるもん。

[ む、と唇を尖らせるようにして言う。]

 
 どうしてって……

[ パジャマに掛かる手を手伝うように腕と身体を動かして、
 脱がされてしまえば少女そのものの小さな身体が現れる。
 問い詰めるような言い方に、メイベルの身体を眺め返した。]

 体型が好きって訳じゃなくて。
 女の子を主人公で書いてみようって思ったの。

[ 教えなさいと言われれば答えは返そうとするものの、
 少し間に合わなかったか肌にちくりと痛みが走る。]

 ……んっ!
 ……本当、だってば……!

[ お返しだ。噛まれたとこと同じ辺りに手をやって、
 指先でつねるみたいにして返す。
 つるり、と肌が逃げたなら、また摘まもうとするのだけど
 メイベルが躱せば撫でるようになってしまうかも。]*

【人】 怪物皇女 メイベル

──浴室──>>133


 それ、どう言う意味?

 あんたの世界はロマー、だったかしら……

[彼女の口から耳慣れない言葉が出て来たので
ついつい気になってしまう。
まだ1週間しか経っていないから
まだまだ彼女の知識というのは新鮮だ。

だというのに私が持つ知識は
大抵アリアは持っているのでやや不公平である。]


  

  …………何?
  その、のぺっとしたの……。


[>>134彼女が作り出したのは
紺色のシンプルなもので。
あまりデザインなども凝られていない。

胸元に、めいべる、と書かれているので
まぁ良しとしましょう。
私の名前を刻んでいるのは良いセンスです。
(135) 2020/10/23(Fri) 1:08:33

【人】 怪物皇女 メイベル


[私は自分で作り上げた>>117水着を渡し
代わりにアリアが作り上げたものを受け取る。
すくーる水着なのだとか。
こちらの世界ではみた事がない。

足を通してから
上に引っ張り上げるようにして肩紐の辺りを
なんとかパチン、と肩にかける。]


  ……
ちょっと小さいわね……




[どうやらやや小さいようで
肉が少し組み込むようになっていた。
くい、と指でお尻の辺りを直せばなんとか整ったか]*
(136) 2020/10/23(Fri) 1:09:37


  ……んっ!

[ぴりり、とした感覚が胸に走る。
私は自分から避けたりしない。
客人で稀な力を持っているとはいえ
肉体的にはただの人間がすることを
私が避けたりするのは威厳が保たないから。]


 この世界で生きていくなら
 もっと大人の女の方が良いと思うけど?

 そうよ、やっぱり嘘だわ。
 あんたはアリアみたいな身体が好きなの。


[仕返しをして来た手を掴み
もう片方の手も掴んで、両手を彼女の頭の上で
ベッドに押し付ける。]



 それなら。

 私の身体だってアリアは好きになってくれるでしょ。



[私はやはり顔を近づけてアリアの間近で言葉を投げた。
その瞳は翡翠の物にどこか
蒼色
が混ざっている。

そのまま唇を重ね合わせると
今度は長い時間、息が苦しくなるほど口を合わせていた。

彼女が動こうとしても
出来るだけ手を拘束したままで。
本気で振り払えば、動けるでしょうけれど。]*

【人】 微睡む揺籃 アリア

――浴室にて――
>>134
[ 想像を凝らすことしばし、私の手元に独特の光沢を帯びた紺色の水着が出現する。白い糸でしっかりした縁取りがされているワンピース型の水着。この世界ではたぶんあまり流通してはいないだろうそれは、一言で言ってしまうと『スクール水着』である。

 ちなみに広げて見れば胸のところに名前用のゼッケンが縫い付けられていて、「めいべる」と書かれている。平仮名だけど読めるだろうか。読める気もするし謎の記号と思われるかもしれない。

 だけど本題は実はそこじゃないのだ。
 薄い本を参考にしたこのスクール水着の材質が何かといえば――
 
触手
なのです。

 普段は休眠状態で普通の水着と変わらない手触りだけど、
 着用者の体温で温められると徐々に目覚めて活動し出すという一品。

 まずはさらりとした粘液を分泌して性感を高めさせ、
 その後に繊毛を蠢かせてわずかずつ快感を与えていきます。
 やがて着用者が汗やその他の体液を滲ませたなら
 それを糧とする触手は正体を現し、犠牲者を責め始めるのです。

 といっても体液を吸い付くされて死ぬようなことはないでしょう。
 あくまで性的な快感を与え絶頂させるのが存在意義の水着なので。
 そう――(2)1d6回くらい?]
(137) 2020/10/23(Fri) 1:18:13

【人】 微睡む揺籃 アリア

 
 ん。これですか?
 スクール水着といって、私の世界の学校――人間の国にあるよね?
 学校の生徒が泳ぐ時に着るの。

 この世界には無いだろうし、って。

[ そういうフェチがあるのは知ってるけれど、
 私がそうでないことはあえて言っておく。
 メイベルと水着を交換すれば渡されたのは>>117
 セパレートの白い水着。にっこり笑って身体に合わせてみた。]

 ありがと。
 フリル可愛いね。それにサイズもぴったり。

[ まずは下から、次に上用、と身につけていく。
 私が仕込んだような変な感じは今のところない。
 もっともメイベルに渡したスクール水着だって、
 着てしばらくするまでは何の変哲もない水着のままだけど。]
 
(138) 2020/10/23(Fri) 1:28:19

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ 私が言ったのを繰り返すメイベルに>>135くすっと笑う。
 そういうところは素直なんだと感じてしまった。
 名前が書いてあるのも悪い印象じゃなかったみたいだし。]

 んん、ことわざよ。
 こっちの世界にだってきっとあるでしょ?

 五十歩逃げるのも百歩逃げるのも、逃げたことは同じ。
 略して五十歩百歩、みたいな。

[ これは故事成語だったかな。まあいいや、と脇に置いて。
 スクール水着を着ていくメイベルを見ると>>137
 呟きが聞こえて、苦笑する。]

 あ……ごめんね。
 そいえば私も……スクール水着きつかった記憶、あったなあ。
 胸のところがね。今はこんなんだけど。

[ そう自分の身体を見下ろして。]
(139) 2020/10/23(Fri) 1:38:56

【人】 微睡む揺籃 アリア

[ セパレートの水着で覆われて、
 胸の曲線はいっそうなだらかなものになっていた。
 肩が凝るしじろじろ見られるし、大きな胸を厄介に思うことも
 しばしばだった現実世界のボディが少し懐かしい。]

 でも、似合ってるよ。
 活発な女の子って感じがする。
 身体動かすのとか、好きそうな。

[ 見たままの印象を口にして、戯れに泉の水を手で掬って、
 えい、とメイベルの方へ掛けてみた。] **
(140) 2020/10/23(Fri) 1:39:38

【人】 魔砲少女 シオン

―― 躾タイム ――

[魔砲少女シオンの扱う魔法は極めて大雑把である。
 広範囲を纏めて薙ぎ払う大火力は小回りが利かない。

 >>125足元に積もる星にもべと液が伸し掛かっていく。
 血餓竜は咢を閉じた後もその場に残るのだから当然だった。
 何せ形を崩して周辺一帯をべとべとにしてしまうからだ。

 テレビに映るのは巨大猫に纏わりつく大蛇の如き赤竜だろう]


  それならしてごらんなさい。
  そうする間に綺麗に磨いてあげるから。


>>126時間が切れれば魔法も解けてしまう。
 だからと...は手をめいいっぱい伸ばした]


  はい、これで一度は捕まえた。


[...は身震いする猫娘の脇の下に手を入れると
 強調された胸を鷲掴みにした。
 鷲掴みにしたままに二度三度と揉みしだき血餓竜のべと液をつけてしまおう]
(141) 2020/10/23(Fri) 1:39:47

【人】 魔砲少女 シオン

  い〜い?
  次は必ず捕えてしまうからね。


[テレビに映るは猫をもふる魔砲少女の姿であろう。
 当然猫は嫌がるだろうし周囲は悲惨な有様であろうけれど、
 その様なことは些事とばかりに振る舞う。

 耳元で次回予告を告げると...は猫娘を見失ったろう。
 手に残るは胸の感触だけで機敏な姿となった貴女を見つけることは難しかろう。

 ...は足に魔力を集めると地面を蹴って空に飛んだ。
 飛べば公園が赤いジュルを浴びて酷い有様になっていた。
 逃げ出したリーマンも視界の隅で粘液に纏わりつかれているのが見えたがそれは良い]


  魔法が切れる前に帰らないと……。
  あの子も我儘を言わないで大人しく捕まればいいのに。


[...は眠そうな吐息を漏らすと夜空に姿を消した*]
(142) 2020/10/23(Fri) 1:39:54

【人】 魔砲少女 シオン

―― 自宅 ――

[自宅のベランダに降り立つと丁度魔法が切れた。
 魔砲少女の装いが消え普段着の姿となった。

 ...は手首を鼻先に近づけ匂いを嗅いだ]


  うん、イチゴの匂いがする。
  魚臭くないのは良いわね……べたべたするけど。


[...は窓を開けて部屋の中へと入った。
 部屋は殺風景で最低限の家具しか置かれていない。
 箪笥から着替えを取り出し、ふと視線をあげれば伏せたままの写真立てがあった。

 ...はそれを一瞥するとそのままにして部屋を出た。
 向かう先は風呂場である]


  冷えたし温まってから……。
  そう言えばうちの猫はまた夜遊びかしら。
  父さんも母さんも甘やかしすぎよね。


[...はぼやきながらハチワレのために開けられている窓の傍を通って外を眺めた**]
(143) 2020/10/23(Fri) 1:48:45