人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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  ―――っ


[ ――けど、それすらも
 貴方の"欲"に縫い留められるなら

 頭が溶ける。意識がどろどろと
 雄も、秘奥も、どちらも甘い飴しか与えてくれない。
 徐々に思考も落ち、飴(快楽)のことしか考えられなくなる。


 口だけは嬌声を続けながら
 片目はぼんやりと宙を見つめている。 ]



  ( あつい、ほしい…… )


[ 何を?  
――この上ない、最上の蜜を 
]



[ 熱浮かされた頭に、彼の問いが投げられる
 散々導き、溺れさせ、最後の最後に鞭を打つ

 嗚呼、ひどいひとだ
 ひどくて、つらくて、はずかしくて

 ―――それでも、口を閉ざせる訳がない 
]


  しろさんが、ほしい

  もう、何も考えられないくらいに、溺れたいんだ


[
だから、シロさんをくれよ


 とろけた瞳で、乞うような甘い響きで
 餌待つ鳥のように、慾は大きく口開く *]

[勇敢で、心優しい君の心をかき乱せていると知れたなら
それはどんな甘味よりも私の心を満たすであろうさ
仲間想いで、皆に愛される君が
ただ、私のことを考えて頬を染め上げ
体を火照らせ可愛い反応するのを見れば

自然、口角も上がるというもの

 —―勿論その表情は浮かべる私自身には見えない
 だからこそ、その表情が、君を射る眼差しが
 君の心を乱しているなどとは知らないのだ、けれど


 
ふぃくしょんだと客観的にみるから恥ずかしいんだよ!
 言わせるな、クガネ
]

[時間はいくらでも、あるのだろう?
なら君が可愛く誘ってくれる日を、何時か待つことにするさ

……酒はやめよう。私はあまり顔に出ない性質だが
多少(という名の面倒臭い)絡み酒になるので、
一緒に飲むのはあまりお勧めはしないぞ?]

[松葉崩しとかは中々に絶景な体位であるが
駅弁は……耐久Dだと厳しいかもしれない
だが、護国献身使えば(※ライダーの場合は筋力が上がる)
何とか行ける気がするのだがどうだろうか?
と、期待のまなざしを向けてみるがさてはて

男に矜持(ぷらいど)あるのは十分承知
――だが、腕の中で可愛く啼く姿を見て
でぇとの時の輝く笑顔を見て
囁きに恥じらう顔を見て。可愛いと言わずして何という
特に、ほめられるとうれしそうな顔をするのだから
いやよいやよも好きの内、であろう?

 可愛いよ、愛しい人

……きっとそれを正面から伝えられた日には
私が腰砕けになってしまいそうだな

逆転した立場に立って謎が解ける日が来るのかどうかは、
君の成長と勇気次第で、あろう。な]

[多く涙がこぼれてゆくのは
瞳からも、前からも―――後ろからも]


 まるで”人魚姫”とやらのようだな
 雫を流しすぎて、泡となって消えて、しまいそうだ。

 
 逃がさぬ、がね。


[一度閉じ込めた可愛い人
逃がしたくないという獣が舌なめずり

こうして時折不意打ち気味に見せる
初心な反応が、たまらない

だからこそつい、意地の悪いことをしてしまうだが
そんな私でも、好き、なのだろう?

なら。沢山可愛い所を見せてもらおうか
と、私が思うのも道理であろうて]

 まるで、指に縋るような声よな。
 気持ちよさそうで、何より、だ。


[お前が快楽に従順な姿を見るのが
こんなにも満たされるとばかりに、
喘ぐ様子に瞳の中の慾はちろ、ちろと焔の様に
燃えて、私を昂らせてゆく

最後の抵抗すら猫の甘噛みにも似て
ますます、嗜虐の心を煽るだけだというのに

天然の、誘い上手とはこのようなものか
などと思いながら

最後の一歩、転げ落ちるなら
自ら飛び込んでこいとばかりに


促しを、1つ]

[逃げ場をふさいで、彼の口から求めさせ
”ひどい大人”は、君の無垢を奪い去ろうとするのだ

もう真っ白には戻れない、戻さない
どうか私を、より強く求めてくれとばかりに
ずるい心が、君をより強く捕えようとして


強請る言葉を聞いた時


   心に飼った
が歓喜に、震えた]

 好い子だよ、クガネ。
 ほんに、よい子だ。


[私がけしかけたことではあるが
良い子は、ほめてやらねばと
指を引き抜きがてら、くぱりと内壁見える位に
蕩けた入り口を、開き確認する

熟れて。美味しそうで。これなら切れる心配もない
そう判断すれば、触れてもいないのに
ズボンの金具を外し、緩めた下履きの中から
兆しある自身を取り出して
2、3扱いて硬くさせたあと
君の片脚を抱え、その逞しい腿を私の上体に
押し付けられるほどに上げてしまえば
露になった秘所が触れた外気に、蠢くのが見える

所謂丸見え、というやつではあるが
この体位が一番楽だろう
流石に両方抱えるには私には筋力が足りないし
君も赤子のおむつ替えのようだと抵抗してしまうやもしれないから

入口に先端、押し付け
覆いかぶさるようにして、ゆっくりと
君の中を、暴いていこうか]

 —―  っ、は。

[丁寧に、時間をかけて沈ませる先端を
菊座はしっかり花弁を開き。迎え入れて吸い付いてくる
雁首も、肉筒をも飲み込んでゆくそれの締め付けは
きつい。ほぐしたつもりであったけれど
処女故、食いつき離さぬのが心地よい
貫く際に、止めていた息を吐きだせば
感じる吐精感を押しとどめる
(挿入だけでイってしまえば、早漏と君を揶揄もできなくなる)

涙で濡れる頬に、上体屈めて口づけて
触っていた雄を互いの腹に挟んで、擦って刺激する

推し進める腰が、君の肌に触れあう程になれば
其れで漸く、君も私の肉筒が
君の中に納まったのを知るのだろう

―――深く、深くつながって
このまま1つに溶け合えてしまえればよい

君が質量になれるまでは少しばかり、このままで]

[君の息が整うのを確認すれば
より強く腰を押し付け、彼の内壁を抉る
―――そして確認、するのだ]


 そろそろ、動いてよいか?*

 

[ ――早く、どうなれたらというのか。 >>$82

  まるで人のような姿をして苦しみながら、
  人を殺す怪物の領域へ誘う彼を嫌いに?

  それとも、この手で殺してやれるほど、
  自分を殺せる程に彼を特別に思えたら……?
  
  夜の城に送られた子供たちの様々な痕跡は、
  好いたか懐いたか彼の笑顔の記憶だったり
  決意の刃であったり、流れた涙の痕だったり ]
 

 

[ それぞれは小さな断片でしかなくて、
  ひとりきりで生きた己の想像しか及ばない。
  
  まあ、明るいものでないのは確かだろう。

  断片たちはみば涙に濡れた謝罪で終わり、
  死にたがりの怪物は未だ死を願っている以上は ]
 


   悪いことを聞いちゃった……?


[ ふふ、と息を抜くように笑う。
  子供の無邪気さが罅割れた、乾いた笑い。

  潤いなど知らないからこれが本来の笑いだった。
  だからごく自然に。
  双眸は相変わらずニクスを見たままで、
  指だけが鍵盤の上へ、ぽろぽろと高い音を響かせながら ]
 

 
   あなたはぼくが幼くて、
   誰かが愛してくれるかもしれない。
   諦めは早いよ心配してくれたでしょう……?

   ……でもね。
   それを知ることがあったらきっとここに居なかった。
   陽に弱くてろくに陽射しを歩けない、
   瞳はちぐはぐで、互いの視力もよくはない。

   抜け落ちた色の髪も陽の下じゃただの白髪で、
   要らないってずうっと言われ続けてここに送られて、
   ここがなくなったらどこにも行き場はないんだ。
 

 
[ 責める口調ではなく訥々と事実だけを重ねて、
  それこそ本心から不思議そうに。
  食事をとらずに顔色を悪くしていった彼が、>>$85
  人になりたかったらしき彼が、
  もし、今も……いまも、食べていないなら?

  ただの想像でしかない。
  この問いが彼の逆鱗に触れるのかもしれない。

  けれど、自分は彼の事が知りたかった。
  知りたいからこそ惨めな過去を伝えた上で言葉にし、
  それこそ“期待”するのならと、狡く ]
 

 
   そういう子供だから気にしなくていいんだよ。
   ニクスさまも、食事をとればいいんだ。

   それとも、あくまで人でありたい……?
   ぼくに、そういう貴方を殺させたい?


[ 日誌に綴られた彼女の想いをなぞるように。
  過去にはほんのりと漂うはずの血の匂いよりも濃く匂う、
  薔薇の香気を纏う彼の食事はどうしているのか。

  答えが想像できてしまうせいで、
  響かせたピアノの音まで物悲しく感じて苦笑し、
  だからといって疑問を飲み込んだりはせずに真っ直ぐに ]
 


  ……あなたのいちばんたいせつなものって、なに?


[ 己の過去にはなにもなかったからこそ。
  その疑問を彼へ、そっと、柔らかく投げかけた ]*
 

[ ――そうだ、確かにまだまだ時間はある
 この休暇も。休暇が終わった後も。
 オレとシロさんはずっと一緒に居れるんだ。

 だから、それまでに
 臆病な己にも勇気が湧いてくれたら、良いな


 ……成程。シロさんに酒を飲ますと
 鉄の精神が崩せそう、と。
 それを知ればオレはさぞやあくどい顔をするだろう
 (尚、一緒に呑む場合はオレが先にダウンするかもしれない)
]

[ そんなことでスキルというか魔力を使うんじゃあない!
 でも松葉崩しなどされた日には正常位よりも羞恥やら何やらで
 身も心も大変なことになりそうだ。

 ――そしてまァ、己の中の"好奇心"は健在
 知ってしまった蜜に酔ってしまったのなら、
 貴方の期待の眼差しに応えてしまう日も、いつか来るのだろう
 (でも駅弁とやらをするならやっぱり小さくなりたい…)

 ぐずぐずに溶けた顔や体も恥ずかしいとは思えど、
 貴方がそう言ってくれるなら、己はたちまち羞恥忘れて
 歓喜に打ち震えるのだろう。


 好きで、大好きで、愛してる ]



  なに、いってんだよ……っあ


[ 刹那の恋に身をゆだね、泡沫へと消えていった童話の姫
 オレはそこまで儚い存在ではないけれど、
 今、この身から溢れる"涙"は悲しさからではない。

 貴方に求められ、徹底的に甘やかされている。
 その"嬉しさ"からくるものなのだから ]


  (ああ、そうさ。どんなシロさんでもオレは好きなんだ)



[ だから、どんなに意地悪をされても
 オレはそれを嫌いになれない。
 寧ろ、癖にすらなりそうで。

 ――促し一つで呆気なく
 理性の壁は粉微塵へと消えていく]

[ どんなに慾溺れても、訓練された犬のように
 彼からの褒め言葉には反応してしまう。
 頬赤らめ、汗と涙にまみれた顔で
 その時ばかりは子どものように笑みを浮かべていた。か ]


  んっ


[ 穴から引き抜かれ、心に寂しさを感じる
 されど、響く金属音に次に何が起こるか分かれば
 心はたちまち期待に揺れ動くのだ

 そうして、足を抱え上げられ
 貴方に弱点晒すような姿をさせられれば
 羞恥は、一瞬

 ――秘所に口づける"それ"に、心臓が一際大きく撥ねた

 そして ]



  っ、ああっ、ああぁ……!


[ 快楽に揺蕩っていた頭を一気に揺り戻すかの如き衝撃
 それまでぼんやりしてた意識は響く痛みに覚醒し、
 ぎゅっと目を瞑ってその衝撃に耐えようとした。


 ――それでも、裂ける程の痛みではなく
 あくまで慣れないが故の、であったのは幸いだろう]



  はぁっ、はい…った?


[ やがて、一番きつい部分を超えれば後はゆるやかに
 熱棒は収められる。
 身を屈め、互いの雄同士を擦られれば
 零れるはずだった嬌声も、口づけに呑まれゆく。


 ――奇妙な感覚だった


 本当に入っているのか、と意識を腹に向ければ
 確かに感じる彼の形に、また思考が溶けていく。

 痛みと息を今しばらく収めれば
 ようやく、準備も整っただろう。


 ……そして、はしたなくも
 彼の熱を自覚してしまえば ]



  も、うごいていい、からっ……!


[ 早く溺れたいと、期待に突き動かされ
 オレは乞うてしまうんだ *]




 ( ――――調子が狂う、 )



[そもそもとして、先に崩れたのはどちらか?…うるさいな]



 『お前さんにはさあ、
  人情っつーもんがなんか足りねーんだよなァ……
  被告の未来少しでも考えたことあるか?

  勿論、冷静さは大事だよ。
  平然としてられるからこそ仕事が早くて、
  結果出世出来てる訳だがね』



[昨年の年末、慌ただしい師走の半ばのこと。
所長から突然のお呼び出しを食らい、直々に何を言われるのかと思えば開口一番これだった。

法に照らし合わせ判例を参考にして、妥当な判決を下しているつもりだと答えた。罪人に慈悲はない。
「何か問題が?」と尋ねると、所長は何か思案するように顎に手を添えた。]


 『ん〜……いや。何も。

  そういや面白い仕事があるんだが、
  手の空いてる奴が居なくてな。

  お前さん、やってみねえか?』


 



  仕事でしたら。
  僕で宜しければ、何なりと。


[よく確認もせず常の業務と変わらないものと思い込み、受けてしまったのが全ての発端だった。

渡された資料にレインボーポップ体で踊る、
』の文字。
随所に散りばめられたもちっとした狸のイラストは、マスコットキャラクターのつもりであるらしい。

面食らって思わず糸目が点になってしまったあの日を、僕は一生忘れないだろう。]