人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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 ん……、おぼえとく……、

[殆ど反射的に溢しているような、もっと奥だとかどこが好きだとかに答えるように告げて、好きだと言われた場所を擦り上げて深くを突き上げる。

覚えとくと口にしながら思ったのは、この不思議な場所での数日間のこと、オレの気温がなかった時のことも含めて、全部。

そのうち目が覚めて此処から帰った後も忘れないと思う。いや、絶対に忘れない。]

 これからのこともぜんぶ……、みせて……、

[“もう見せてるのに?“ってことはわかってる。

この先もずっと全部見せて欲しい、それも覚えておくから。

下肢の方は忙しないし、響いてる音や光景は穏やかとは言えなくても、胸の中は愛おしさでいっぱいで、触れた唇の温度や絡めた指の温もりは眩むような快感の中で鮮明に伝わってくる。]


 っ……ふ、かわいい、

[敏感な場所を押し潰して擦ると大きく上がった嬌声に、小さく笑ってしまったけど、睨んでくる潤んだ瞳に、ごめんて、と微笑むと眦に唇を落とした。]

 っ……、それも、あおってる……から……

[“ばか“も“とら“も興奮するからって前にも言った、とは、多分わかってて言ってるんだと思うけど。]

 ん……、っ、イッてい、よ……
 オレ、もイく、から……っ、一緒に、イって……、

[まだこうしていたいと思っていたのはお互い様だったけど、中の挙動が搾るように蠕動を始めなくても限界は近かったから。]

[掠れた声で囁いた言葉に返ってきた声が耳に響くと同時、強く手を握りしめると、最奥に突き上げた先、どくりと劣情混じりの熱が弾ける。

全身が心臓になったみたいにどくどくと鼓動とも下肢の脈動ともつかない音が頭に響く中で、潤んだ瞳に映った色に数瞬見惚れて、頬を伝う涙に唇を寄せた。

柚樹は見せられたものじゃないと思ってるかもしれないけど、泣いてる顔も、綺麗だしかわいい好きだなって、いつも思ってるよ。]*

 
  椿……!?


[彼女の声は掠れていた。
 必死に絞り出した叫びのように思えた。

 その声を聞き取った瞬間、楓は駆けた。声のした方角へ。
 何があったのかまでわからずとも、猶予が無いことだけは理解できたから]**