![]() | 【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ [ 耳にかけてる方が可愛いよ。 なんて彼は呟いただろうか。 ] 僕はずっといますよ。 住み込みでここにいるから、休日も。 [ 名前を呼ばれながらのキス。 まるでじゃれあう恋人たちのような。 彼は、たまの休日に熱海の街の方に 散策に出掛ける程度で、 いつもは宿の中で生活している。 ] どうして、この宿にいる自分が好きなの? [ どこまで踏み込んでいいものか、 手探りな状態で質問を繰り返す。 彼女の手を握っていたことに 本人が気づけば、なんとなく、と 答えるはず。本当に他意はないから。 ]* (176) 2020/08/16(Sun) 9:41:35 |
![]() | 【人】 恋塚 暎史−露天風呂・混浴 [ ふっと微笑んだ彼女。 彼の経験則に違わず、 やはり楽しんだ後だったらしい。 ] あれのアルコール度数は30度近い。 泡盛を飲むような感覚と同じですね。 [ 映画は好きだけど嫌い。 自分のことをめんどくさい女という彼女。 理由はあるのだろうけれど、 彼にはその理由を聞くための理由がない。 故に、聞くことはなかった。 ] へぇ。……残念でしたね。 恋愛したいって暗喩だったら、 お姉さんは…のってくれました? [ 体を曲げ、膝に頭をつけて彼を見つめる彼女。 わざわざ、そういうことをいうのには、 彼女の何かしらの感情が働いているはず。 そう思えば、少しだけ距離を詰めただろう ]* (178) 2020/08/16(Sun) 10:26:05 |
![]() | 【人】 恋塚 暎史−過去の話・ラウンジ [ やった、と彼は言うだろう。 耳に髪をかけるだけで可愛らしさがでている 彼女をまだ暫く見せてもらえるから。 ] 僕は実家が遠いから、住み込みにしてます。 人によっては、通いもいますけどね。 結構奥の方にあるから、住み込みの方が楽ですよ。 [ 頬にまで彼女の唇が伸びてくると、 少しくすぐったそうに彼は笑うだろう。 お返しは、耳への口付けで。 ] やっぱり、鈍いんだ。 ……気持ちいいことだけでも、 感覚戻るんだったら、良いことなのかも。 だって、なんであれ…相手の熱を感じながら、 五感が分かるタイミングがあるんだから。 玲って、結構主導権握りたがりに見える。 [ 片手をかさねられると、ふふ、と笑うだろう。 彼女の感覚が鈍いのは察しがついていたから、 そこまで信ぴょう性が低いわけではない。 だからだろうか、いらない一言を言った気がする。 ]* (179) 2020/08/16(Sun) 10:34:35 |
恋塚 暎史は、メモを貼った。 ![]() (a33) 2020/08/16(Sun) 10:49:53 |