人狼物語 三日月国


164 夏の想いのひとかけら【R18】

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【人】 大学院生 須藤 裕也

休憩終わりー。
あ、オーナーだ。
え、久部さんって朝夜番なの?
なんだ、サボりじゃなかったんだあ。
むしろ働き者じゃん、すごい。

[オーナーと雑談していたら久部の話になって、そう聞いてびっくり]

んん、だいぶ落ち着いたみたいだねえ。
また暗くなったら忙しくなるかなあ。

[とりあえずフライヤーに唐揚げをごろごろ放り込んで、ディナー特製にくにくくんハンバーグの解凍を始めた]
(224) 2022/07/28(Thu) 22:08:14

【人】 専門学生 結城 しろは

― 現在 ―

[暫くはその場で久部と働いていたが、
ほど良い所で休憩を貰うことにした。
久部がその場に留まっていたなら
また後で、と告げて離れただろう。

少し離れて海の方に行ってみようかなとも考えたが、
そう言えばまともに昼食も食べていないし
軽く何か腹に入れてからにしようかなと思い寄った。
キッチンの方からは香ばしい匂いが漂ってくる。

……これは、何かな。サザエかな?]

串焼き、一個貰っていい?

[なにやら濡れているオスカーに
ちょっと驚きつつ、そう声をかけてみるなど。>>186**]
(225) 2022/07/28(Thu) 22:11:32

【人】 オスカー

―― 現在 ――


  くくく、そうら喉が渇いたろう。
  炎にくべられたまま飲む生命の水の味はどうだ?


>>194休憩にはいった海賊大名と>>214清姫の話は何やら難しそうなものであった。
交代で去っていく辺世に手をひらり振りながら片手に生命の水(酒)を持ちサザエの口を上にして中に注ぎ込んでいく。
アルコール分はほどなく飛んでいき残るはまろやかな味わいの貝のだし汁である。
これがまた格別に美味いのだ。

清姫も綴もしっかりと働いている中でだが別にサボっているわけではない。
火加減を確認しているだけなのだ、うん。

ところで清姫のことは割と最初の方から清姫と名前で呼んでいた気がする。
最初はちゃんと蛇ヶ原と呼んでいただろうか、すっかりと名前呼びが定着してしまい最早記憶の彼方である*]
(226) 2022/07/28(Thu) 22:12:44

【人】 大学院生 須藤 裕也

ー 回想>>191綴と ー

そう言われてみれば綴るって普通に言うよねえ。
でもごめん、漢字は書けないかもなあ。
ええっとなんだか凄くいっぱいな漢字だったね。

[指でうんうん唸りながら空中で字をなぞってみる]

そうだね! 名字はともかく、名前は読めなくてもそのままになっちゃいそうだし。知れてよかったよ。

[柔らかく笑う姿にこちらもふんわりと自然に笑みが浮かぶ]
(227) 2022/07/28(Thu) 22:13:15
専門学生 結城 しろはは、メモを貼った。
(a44) 2022/07/28(Thu) 22:14:10

【人】 元子役 辺世 流

[いつかの夕暮れ>>202]

「いや、そんな邪魔なんてこと…
えっと、気づかなくてごめん。」

彼女は確かに気がついたらいる、という感じで主張は強くないイメージだったけど、これだけ畏まられるとさすがに悪い気がしてくる。

「確かに店は大変だけど…まあ、生活のためだからさ。働いてお金稼ぐのってやっぱり大変なんだって再確認してる。
綴さんも、うん。働いてお金もらってるのは同じ。だから同じくらいすごいんだよ、絶対。」

特別なことではないけど、すごい事だ。今こうなってきちんとわかった。それだけは、今自分が得たものの中で一番大事なことなのだろう。
(228) 2022/07/28(Thu) 22:16:39

【人】 オスカー

  …………おおうっ!?


[そうしていると>>225唐突に結城に声をかけられ現実世界へと帰還した。
横に視線を送ると確かに本人がそこにおり、自分は完全にサザエしか見ていなかった]


  串焼きが御所望ですか?
  今は壺焼きしているのでこちらならすぐにでも。
  串焼きは……今から焼きましょうか。


[どうやってもお酒のアテであるこれらは裏メニューである。
出来たてのつぼ焼きをトングで掴み皿に乗せて一つ進呈しつつ望まれるならば串焼きも焼いていこう**]
(229) 2022/07/28(Thu) 22:17:32
オスカーは、メモを貼った。
(a45) 2022/07/28(Thu) 22:19:22

【人】 元子役 辺世 流

「あ…待って!えっと…」

離れていこうとする彼女に慌てて、何と言うべきか考える。
あたふたとして、口を開いて

「僕は…夕方はここにいるけど。
本当きれいだからさ…夕陽。

今度来た時は、一緒に見よう?」

せめてと、そう声をかけた。**
(230) 2022/07/28(Thu) 22:19:29

【人】 大学院生 須藤 裕也

危険手当請求しないとねえ。
唐揚げかかき氷あたりを請求したいところ。

あれ? でもオーナーにも手当出さないといけないからとんとんかなあ。あはは。

[何はともあれ、落ち着いたようでよかったと、頷いて
>>193の言葉に]

ああ、小中高と野球やってたからねえ。
今でも草野球やってるよ。
って、なんだかまじまじと見られると照れるね!

[じいっと見られるとなんだかどきどきしてしまってこちらもあたふたした]

わあ、約束だ。
ふふん、子供の頃みたいだねえ。

[なんとなくくすぐったい感じになりつつ、小指を絡めて]

指切った。
(231) 2022/07/28(Thu) 22:35:46

【人】 元子役 辺世 流

[休憩前 早乙女さんと>>208]

「小さい頃はそんな風になるよね。
僕も、実際現場で他の大人達の言ってることは難しくてあまりわからなかった気がする。」

主役が交代してからの話を全部見られるようになったのは中学に入ってからだった。その頃はもう仕事も大分減って、両親の仲も…ああ、あまり思い出したくはない。

「へえ。結構すごいドラマファンだったんだ。
あの頃の子役…そっか。結構いたんだけどな。
あ、でも有名な奴はもう子役じゃなくて普通に俳優になってるか…」

うまく子役から脱皮して立ち位置を再定義できる人間は意外と少ない。それができるのは本物だ。僕は違った。それだけだ。
でもまあ、そんな事はもう今は関係ない。
(232) 2022/07/28(Thu) 22:36:55

【人】 元子役 辺世 流

「来た甲斐あるとまで言われると、なんか照れちゃうな。
こっちも頑張らないとね。

うん、休んできて。今度は迷わないようにね。
僕も、もう少しして人がはけたら休憩するつもり。
さすがに少し足も痛いし。
うん。話はぜひいつでも、また。

そっか。じゃあ、引き続きフロアよろしくね。
僕が言うのも何だけどみんないい人達だしさ。
お互いフォローしてやってけると思う。」

どうやら凹んでるとかそんな心配はなさそうだ、とほっとする。実際初日からは格段に成長してるのはわかるし。
というところで、思いがけない提案>>212

「えっと、でも僕の方が下じゃあ…
いや、えっと。じゃあ、名前で呼ぶね。珠梨……さん。」

僅かに気恥ずかしげになってしまったけどそう伝えて休憩に行くのを見送った**
(233) 2022/07/28(Thu) 22:41:35

【人】 オスカー

―― 回想:結城とスケッチブック ――

>>219小さな呟きは聞き取れなかったが概ね親密になりたいということで間違いはないようだ。
異国の地にて女性と親交が持てるとはこれが夏の魔力というやつだろうか。
自分では一切感じないが。

もしかすると赤くなっているのもその魔力のせいなのかもしれないが、>>220すぐに憂いの表情を浮かべ弱々しくも見える笑みを浮かべるのはやはり絵に対しての思い入れが強いのだろう]


  表現というのであれば猶更に。
  此処の眼が見つめた世界が表現できていれば良いのでは?

  何がいけないのかは私にはわかりませんが。
  なるほど?


[こてり、首を傾げる]
(234) 2022/07/28(Thu) 22:41:55

【人】 オスカー

  今のところ貴女の眼が見た世界。
  その良さを私だけが知っているのですね。


[自分は良いと思う、他の人は知らない。
自分が良いと思うのだから良いのだから]


  見る景色は心の世界とも言えるでしょうし。
  澄んだ綺麗な心をしているのでしょう。


>>221ええ、本当に。
話せて良かったと自分も伝えると取られた手を軽く引いて立ち上がる助けとした]
(235) 2022/07/28(Thu) 22:42:05

【人】 オスカー

  それなら何よりです。
  毎日汗だくになるのですから地獄でしょう。
  解放された時に穏やかになれる場所は清涼と言えましょう。


[描いているところも見ていて良いらしい。
今は完成したところを見ただけで描かれていくところはそれはそれで興味惹かれるものである。

声をかけてくれると言うのだから機会を待つことにしてその時はその場で別れた。
地獄の釜たる焼き場に戻り獄卒のように注文された品を焼き上げていくのはその後のことで、それ以降ほどよく声をかけてもらっては結城がスケッチブックを己の世界にしていく過程を隣でしげしげと眺める姿があった**]
(236) 2022/07/28(Thu) 22:42:09
大学院生 須藤 裕也は、メモを貼った。
(a46) 2022/07/28(Thu) 22:42:57

【人】 元子役 辺世 流

[回想/早乙女さんの初日>>201]

結局、そこからしばらくしても彼女は帰ってきていないみたいだった。
多分、フロア内でも万里達がちょっと心配そうにしていたと思う。さすがに、途中でバックれるみたいな心配は上がってなかったはずだけど。

「あの。今から僕休憩入るんで、よかったら探してきますけど…」

異論がなさそうならいつもの日傘をさし(でないと本当に火膨れができる)ついでに昼食を買うための財布を持ってまあまあ人のいる、パラソルの立ち並ぶ浜辺を探す。
(237) 2022/07/28(Thu) 22:55:54

【人】 元子役 辺世 流

「おーーーい。どこーーー?……あ。」

結構広い海水浴場の隅々まで探すことになるかと思いつつ声をかけて歩いていると、階段のあたりに見覚えのある姿があって

「早乙女さん…?どうしたの、こんなところで。
戻らないから探しに来たんだけど……大丈夫、歩けます?
っていうか疲れてそうだけど…何か飲みます?」
 
日傘で日差しを遮りつつ、些か不安げにそう声をかけた*
(238) 2022/07/28(Thu) 22:57:35

【人】 ファッションギャル 蛇ヶ原 清姫


[オスカーが戻ってきたので、姫はフロアに戻ったわけだけど、ピークの時間を過ぎたせいか、ほんとにすることがない。
することがなさ過ぎて、すべてのテーブルを二回くらい拭いて回った]

 眠くなってきた。

[休憩時間まではまだ当分先で、椅子に座ってボーっとしてると本当に寝てしまいそうになる]

 ……ダメダメダメ、まだ休憩時間じゃないし!

[座っていると眠くなる!
というわけで、姫は三回目のテーブル拭きをするのであった**]
(239) 2022/07/28(Thu) 23:14:54

【人】 元子役 辺世 流

[休憩前 清姫と>>210]

「そっか、やっぱりノリか…
うん。悪気はないんだろうね、きっと。
分かった。気にしないようにする。」

ギャルも色々難しいんだな、と思いつつ明け透けに物を言える姿勢はやっぱり羨ましいな、とか思う。それはいい。

清姫の返事はやっぱりそこからすると、少しだけ不思議に思えた。少なくとも自分のイメージするギャルの姿とは少し隔たりがあった。お前にギャルの何が分かると言われればそれまでだけど。
(240) 2022/07/28(Thu) 23:15:43
(a47) 2022/07/28(Thu) 23:16:08

【人】 元子役 辺世 流

「出会いは求めてなくて…ああ、バリバリ稼ぐんだ…すごいな。
僕も同じだけどさ。万里に強く勧められて来てる。
お金はどうしてもいるからね。」

両親がいた頃に自分名義で購入してくれたマンションの家賃が多少あるけれど、それだっていつまであるかわからない。
生活費はどうしたって働いて稼ぐ必要がある。
ヘビハラの社名は聞いたことがあっても、清姫の真の目的には気づくはずもない。

そのうちにオスカーが戻ってきて、入れ違いに休憩に行くがてら、試しに足裏に貼ってみた。
(241) 2022/07/28(Thu) 23:16:16

【人】 元子役 辺世 流

「うわっ何これめちゃめちゃスーーってきた!!」


「あ…ありがとう蛇ヶ原さん!!これならまだまだ現役で戦える気がする!!何かお礼したいくらい!

じゃあ、休憩……いってきます。」

本当に何か奢るとかそのくらいお礼する価値はあるな、と思いつつ、日陰に休憩しに行ったのだった**
(242) 2022/07/28(Thu) 23:16:31
元子役 辺世 流は、メモを貼った。
(a48) 2022/07/28(Thu) 23:20:33

【人】 専門学生 結城 しろは

[自分の目が見つめた世界が表現できていればそれでいい。
それは確かにそうなのかもしれない。>>234

でも、表現というものは。
それが人に伝わらなければ価値がない。のだ。
私だけが分かっていても仕方がない。

―――なんて、心の声をまるで読んだかのように。]
(243) 2022/07/28(Thu) 23:30:44

【人】 専門学生 結城 しろは


……〜〜ッ、 な、……っ


[
言い方!!!!!>>235

今度こそぼふっと顔から湯気が立ちそうになった。

普通に考えたら相当気障な台詞なのに
それこそ金髪碧眼の「王子様」じみた
外国人の彼が言うと何だか妙に
様になってしまうの、狡いと思う。]

あ、あのねえ……!
さっきから思ってたんだけど!
………そ、そんな、 そういうこと、誰にでも言ってるの?

き、綺麗な心とか、私だけ…とか、その、
………て、照れちゃう、から……………



[胸元でスケッチブックを抱える片手に力を籠め、
もごもご、俯きながら次第に声は小さく。
それでも取った手にきゅ、と力が入ったから、
不快とかそういうのでないことは伝わればいい。]
(244) 2022/07/28(Thu) 23:32:48

【人】 専門学生 結城 しろは

[まあ、そんなわけで。
そんなやり取りの後、言葉通り
時々オスカーに声をかけていたのだった。

描いているところを
まじまじ横で見られているのは
最初は少し落ち着かなかったけれど。

時々会話をしつつ、誰かに見られている
一人でもくもくと描くのとは
なんだか違う趣があって悪くないなと思ったのだった。

完成は数時間で終わったり、
何日かかかったりまちまちだったけれど。
出来上がるそのたび、
どう?と見せて意見を聞いたんだったかな。]
(245) 2022/07/28(Thu) 23:33:34

【人】 専門学生 結城 しろは

[――そして今である。
ぶつぶつと何かを呟いていたかと思えば>>226
何やら大声をあげられて>>229首を傾げ。]

あ、そうか。サザエは壺焼きか。
イカとかと混ざってた。
ううん、壺焼きで大丈夫。
……串焼きも、焼いてもらえるならもらうけど…

[いかにも酒の肴という感じのメニューではあるが
流石に今飲むわけにはいかないので。
ジンジャーエールで我慢しよう。

キッチンが見えるカウンターの隅っこに腰かけ、
ぱたぱたと手で顔を仰ぎながら。]
(246) 2022/07/28(Thu) 23:34:26

【人】 専門学生 結城 しろは


……ところでオスカーさんってさ、
ちょくちょく仕事しながらさっきみたいなこと言ってるよね。

[地獄の業火云々とか>>62
いつぞやの件の時彼を「影の王子様」と評したのは
暗躍してくれたという意味合いの他、
何となくそのイメージがあるからである。
(別に光の王子様がいるわけではない>>122
……まあ、休憩中にはその反動のように
テンション高く遊んでいる姿も目にするわけだが、
それはそれとして。>>88]

もしかしてサブカル好き…っていうか、
ジャパニーズアニメファン……?

[美術専門学生、漫画家志望もイラストレーター志望もいるわけで
当然夏冬の祭典に精通してる人もいっぱいいますよ。
しろははそっち方面の専門ではないものの
友人に頼まれて漫画のアシくらいはしたことありますよ。

そう言うセリフ回しをする手合いに
若干の既視感があったので、
これはただのかまかけ。**]
(247) 2022/07/28(Thu) 23:46:21

【人】 社会勉強 早乙女 珠梨

 ― 回想/初日のこと―

[座り込んでしまったら最後。頭もうまく上がらなかった。
 戻らなきゃ、それはわかっていたけれど――
 遠くに響く波の音を聞きながら、
 手前にあるはずの人の声は遠ざかっていくみたいで。

 ぐるぐる回り出しそうな目をぎゅっと瞑っていた。
 そんな耳元で聞こえた、だれかの声。>>238


  ……ぁ、


[その人の姿をとらえる視界はぼんやりしてた。
 あ、スタッフの人だ。それだけは認識して。]


  えと……すみません、迷子の子がいて
  家族のひと探してたんですけど、なんか
  ひとりになったらぐらぐらしてきて……


[照りつける陽射しが遮られて、少し楽になった。
 遅くなっちゃったよね。戻らなきゃ。]
(248) 2022/07/28(Thu) 23:55:48

【人】 社会勉強 早乙女 珠梨



  だいじょうぶ、です
  すぐに戻るので……っ


[返事して、立ち上がったはずの足がふらついて
 思わず側にいた彼の腕を掴んでしまった。

 そんなに身体は弱くないはずだけど
 涼しい空間で過ごした夏ばかりだったから
 燦々照りの太陽にびっくりしたのかも。

 身体は熱いし、汗が伝う。
 口で言う割に大丈夫な顔ができなかった。*]
(249) 2022/07/28(Thu) 23:56:08

【人】 綴 千翠

― 回想:私と彼と風鈴と 
          オスカーくんと ―


[店に居るより、宿に居るほうが多い私。
それはたぶん、気分が悪くなったらいつでも
休めるようにしてくれているのだと思う。 

お薬による治療を続けている今の私の身体は、
病よりも薬剤の副作用で体調に異変を来すことがある。
入院していた時と比べれば全然楽なのだけれど、
それでも、体温調節が利かなくなって、急に身体に
熱を持ったり、そのせいで脱水症状を起こしたり。

あの日もそう。
前日に体調を崩して休んでて、
少し、落ち込んでたんだ。

宿の廊下、つきあたりの海の見える大きな窓から、
外を眺めていたとき、私は君に話しかけられた。>>204
(250) 2022/07/28(Thu) 23:57:16

【人】 綴 千翠



  …え。



[何の前触れもなく、突然、
君は風鈴について語り出したよね。
初めは私も訳が分からず、きょとんとしていた。]


   う、うん、そうだね。
  風鈴の音色、私も好きだよ


[君がオーナーから風鈴の設置を任されていたなんて
知る由もなく、気圧されるように口上に頷いて、]


  
   ――え


[続けられた言葉に更に目を丸くした。>>205
(251) 2022/07/28(Thu) 23:57:21

【人】 綴 千翠




  私が 一緒に?


[あの時は、彼のいう“そんなわけ”が
どんなわけなのかは全然わからなくて。
…今もだけど、でも思い出すだけでおかしくて、
その度に笑ってしまう。

でもねすごく、嬉しかったんだよ。
手伝ってって、頼ってくれたことが。

とても、とても。]
(252) 2022/07/28(Thu) 23:57:31

【人】 綴 千翠



   ――…そういうことだったのね、オーナーが…

   風鈴はね、ひとなつ荘には私がお客さんだった
  頃からずっと飾られてるんだよ
 
   
[倉庫から運び出した風鈴をひとつひとつ布巾で拭いて、
どれを飾るか選びながら私は目を細めて彼に話す。]

  
  私、風鈴のチリンチリンっていう音、好きなんだ
 こう…そよ風に吹かれて、時折揺れて。
   
  静かに響く鈴の音を聞いてると
 とても懐かしいような…
 ノスタルジックっていうのかな
   
   切なくて…、でも、

     優しい気持ちになれるの


  
(253) 2022/07/29(Fri) 0:01:58