118 【身内】光の向こう側【R18】
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ん、ふ……あたし、も…… んんっ……
[両手が捕まり、押し付けられるように唇を塞がれて。
咥内を舌が這い回り、
じっくりと貪るようなキスに
たちまち身体の芯が熱を帯びていく。]
すき、
仁志くん、……すき……
ンンンっ………
[会いたくて、顔を見たくて。
顔を見たら触りたくなって。
…触ってほしくなって。
欲望は際限ない底なし沼のようだ。
こちらからも首に腕を回して抱きつき
舌を絡めて深いキスを交わせば
もう我慢なんて出来なくて。
はあ、と切なげな吐息が零れる。]
[上着を脱いで、首を振りながネクタイを緩め、シュルリと取り去って床に放る。ベストを脱いで、それからシャツも。
パンツも、下着も脱ぎ去って全部を晒け出す。]
羽衣恵さんも、脱いで。
[どうしてこの人はこんなにも自分を惹きつけるのだろう。
既に猛った自分のそれにゴムを着ける。]
キスだけで……もう準備できてるの?
[意地悪く尋ねた。
顔を見ればわかる。熱に浮かされて、蕩けた顔。
すごく官能的でかわいくて、とても素敵だ。]
脚……開いて。
[羽衣恵をベッドに横たえて覆いかぶさる。
彼女が恥ずかしがり躊躇うなら、やや強引にでも足を開かせてしまおう。そうして身体を入れて、先端を押し付ける。]
お店で見たとき、綺麗だって思ったよ。
でも、今もすごく綺麗。
[キスだけで、碌な愛撫もしていない。
それでもきっと準備はできているだろうから。
ぬぷっと先端が沈み込む。熱くて火傷しそう。]*
[少し強く手を引かれ、寝室の方へ。
促されるままシャツのボタンを外し、ズボンを脱いで。
ブラジャーはつけていない。
すっかり濡れて濃く色づいたショーツを脱げば
女の匂いが辺りに漂う。]
......な......っ、それは、......だって......っ
仁志くんのキス、きもちいいから......っ
[意地悪い響きにもごもごと言い淀み、
顔を更に赤くする。
本当はキスの前。
彼がここに来るのを待っていたときから
期待に身体を熱くしていた。
あの夜ここで抱かれた日から、
変なスイッチが入ってしまった気がする。]
あ、ちょっ......、
した、あんまり、見ないで......
は、 恥ずかしい、から......
[仰向けの体勢でベッドに寝そべったものの
足を開くように言われて少し惑った。
もじもじしていると強引に手がかかり、
太股を大きく開かされたか。
下生えの方まで
愛蜜でどろどろに濡れた花弁は
ひくりと震えて媚肉を覗かせていた。
抱かれたかったのだと雄弁に語る下肢に
うう、と小さくうめきつつ。]
うん、仁志くん、も......
お店の姿もかっこよかったけど......でも、
やっぱりいまのほうが、
......どきどきする、
[セックスの時の顔もそうだけれど。
目の前で見せてくれるいろんな顔。
それらひとつひとつを知るたび、すきだなと思う。
自分だけの、特別な彼が。]
っ、
あぁんんっ......!!
[と。ぬぷりと先端が沈み、
甘い声をあげて腰が浮いた。
媚肉がやわやわと収縮し、
彼を誘い込むように蠢く。**]
[全部を納めきる瞬間に、ズンと、突き入れた。
────強くされるの好きでしょ?]
入った、……よ
[繋がった、深く。
ぎゅっと羽衣恵を抱きしてめて、唇を繋げる。
そうして、奥の方をゆっくりとグリ、グリと押し付けながら、唇と舌を絡めあう。抱きしめてふれあう肌。上も下も繋がってひとつになったみたいに思う。]
[甘い声、甘い顔。自分にだけ見せる顔、聞かせる声。]
羽衣恵さん、可愛い。
[誘い込まれる、引き摺り込まれる様な感覚。
一気に突き込みたくなるのを抑えてゆっくりと。]
俺を、感じてください。
[絡みつく肉襞、熱い柔肉に包まれて、熱が混ざり合う。]
[腰の動きは緩やかに。]
もっと?
激しい方が好き?
[あえて聞くのは少し意地悪したいから。
入り口近くまで引きぬいて、浅いところを緩めに摩った。]*
んあぁああんっ……!!!
[ずん、と強い衝撃が走って、大きく声をあげた。
とろとろになった膣壁が震え、満ちる彼の熱を歓迎する。]
ぅ、うんっ……あぁあっ……♡
はぁぁん、き、きもち、ぃぃ…っ♡
ひとし、くぅん…… あ、ぁぁ
[腕を伸ばして彼を抱きしめ
再びキスを交わしあう。
ぴったりと肌を密着させながら
奥をぐりぐりと穿たれると
心も身体もひとつになった気がして。
身体の一番芯から多幸感が広がって
頭がぼうっとしてしまう。]
はああ、…んっ、すきぃ、……っ♡
ひとしくん、すきっ…… ひとしくん…!
ちゅる、……んんんっ、ふ、はぁぁぁ♡
[ぐりっと性感を抉るゆっくりした動きに
じわじわと底から炙られていく。
全身で彼を受け入れて、感じて、
甘い泥の中に沈んでいくような心地だった。
戻ってこれなくなってしまう気がして怖いのに
それ以上にこの熱を逃したくなくて。
甘い声で何度も名を呼びながら舌を絡めれば
柔らかな膣肉が性器全体に絡みつく。]
[こうして緩やかに彼を感じているのも気持ちいい。
気持ちいいけれど、次はもっと強い刺激が欲しくなってしまう。そわりと腰を揺らめかせ、]
ん、ぁっ…!!
[入り口近くまで引き抜かれて眉を寄せる。
追いすがる様に襞が痙攣した。]
な、なんでぇ………んんっ………
[空洞を埋めるものがないのが切なくて堪らない。
お預けされた胎の奥がもっと強く彼を感じたいと
きゅうきゅう疼いて抗議する。]
ぁぅぅぅ……………う、うう
[羞恥に顔を赤くしながら小さくねだり
モジモジと腰を振っていた。**]
[小さなおねだりに応えて奥まで突き入れた。
締め付ける、いや、きゅうと締め上げるような羽衣恵の中を、熱い猛りが一気に奥まで貫いた。
それだけで達してしまいそうなほどの快感。]
……っ……は、ぁっ……っ……
[苦悶にも似た表情を浮かべて。
その実は、頭が真っ白になりそうな快感の渦。]
う……いぇ……さ…ん……っ
[同じ勢い、強さで引き抜いて。また、貫く。
繰り返す抽送は力強く、お互いの気持ちいいところを擦り合わせる。]
[両足の膝裏を掴んで、ぐっと押し付け更に開かせると、羽衣恵の腰が浮き上がり、さらに奥を突き易くなる。]
……いい、です…っ…
ういえさ…んの……なかっ……
[絶え間なく与えられる締め付けに、生まれる摩擦が痺れにも似た快感が、腰から全身へと広がる。その強い快感に思わず腰が止まりそうになるが、それよりも羽衣恵への欲が勝って、より一層激しく責め立てた。]
イキ……そうっ…っ
[息も途切れ途切れに、それでも腰の動きは止めない。
もっと快感が欲しくて、もっと快感を与えたくて。]
…どうっ、ういえ…さんっ、は……
[もっともっと、まだまだ。
でも、押し寄せる快楽はそれを許してくれない。]*
あああぁんっ!!!♡♡
[おねだりを聞き届けるように
ずぐりとまた強く貫かれてぞわわっと腰が跳ねた。
きゅんきゅんと待ち侘びたように肉棒に膣肉が絡みつく。
とろとろに焦らされた所を擦りあげられれば堪らず
視界がちかちかと点滅し
それだけで気をやってしまいそうだった。]
ひとし、くんっ、あああっ、!!
すきっ、そこ、そこぉっ♡…っはぁぁあん!
おくぅっ♡ あんっ!ほし、かったのぉっ!ああん!
[見れば彼もどこか耐えるような表情を浮かべていて、
ずちゅ、ずちゅ、と重く力強い突き入れに
子宮が揺らされるような快楽が走る。]
んぁぁぁあ!!!
あ゛ーーーっ♡あ゛ーーーーーっ♡
んんん、それぇ、ぁぁぁ…ッ♡♡
[足を大きく開かされ、
ごちゅ、と更に一段奥まで犯されて
ほぼ絶叫に近い喘ぎが響き渡る。
彼の動きは次第に速まり、激しくこちらを責めたてる。
律動に合わせて両足を彼の腰に回し、
自分からも気持ちいい所を擦り付けるように
ぐりぐりと揺らして快楽を貪っていた。]
んん゛っ♡ひとし、くんっっ!
き、きもち、いっ、 ああ゛ぁぁぁっ♡
すご、きもちい、……よぉぉっ!
やあぁ、もっとぉ、あっあ……!!
まだ、いきたく……ない、のにぃっ!
[もっとこのまま、彼を中で感じていたい。
イきたくないのに、終わってほしくないのに
容赦なく迫りくる絶頂の予感に耐えながら
息を荒くし身悶えていた。**]
だめ……イかせちゃう……
[激しく身体を揺さぶりながら、呟く。
でも,何回でもイかせてあげるから。だから。一番可愛い声を聞かせて、一番可愛い顔を見せてほしい。]
……だからっ、……まず……いっかいめっ
[羽衣恵の動きに合わせるようにして、ちょうどいいタイミングで突けば、さらに奥へと突き刺さるように入り込む。]
[ぐりぐりと奥を擦り付けて、蜜を掻き出し、肉襞を引き摺るように入り口まで後退しては、また奥へ。]
ね……俺もっ……一緒に…っ!
[羽衣恵を責めれば責めるほどに、こちらも絶頂へと向かう。
腰に絡まる脚が逃げることを許さなくて。
快楽を貪るように擦り付けられる腰と、締め付ける中に捕らえられる。]
ういえ、……さん……っっっ!!
[目の前がチカチカと瞬いて、ピクンと腰を跳ねさせながら、ゴム越しに羽衣恵の中で精を吐き出した。]
はぁ……はぁ……っ、一回め、だね
[ずるりと引き抜くと、ゴムを取り払う。
入り口を縛ってゴミ箱へポイ。]
まだ、全然……収まらない。
[二つめのゴムを取り出すと、羽衣恵にそれを渡した。
────被せてください、って。]*
や、あっあっあっ、そこ、ぁ゛ぁぁぁっっ!
ま、まって、あぁぁん♡
イっちゃ、イっちゃうからあぁっ♡
[腰の動きに応えるように奥を突かれれば
雁首が一番弱い所に突き刺さって
その度にぷしっ、と小さく愛液がしぶく。
雁首でずりゅっと抉るような動きに
熱い肉襞が吸い付いて引き摺られ、
柔らかく竿を扱いていた。]
あ、も、らめぇぇ……っ!!
ひとし、くんっ ……っっっ♡♡
ん゛んん゛んぅぅぅぅぅっっっ!!!!
[ナカで彼の物も膨らんで
切羽詰まった声に限界を悟る。
びくびくと大きく体を跳ねさせ、
頭の中が真っ白に染まる。
ぎゅうっと彼に足を絡めたまま
搾り取る様にきゅうううと中が締まった。]
はぁ、 …… はぁ……♡
[ぐたっと脱力すれば足が解ける。
汗ばんだ胸を小さく上下させ、
彼が精液の溜まったゴムを外し、
ゴミ箱に捨てるのを放心しながら眺めていた。]
………う、ん………
[そろそろと起き上がり、ゴムを受け取る。
彼のものはまだ勃ったままだろうか。
何にせよ片手で屹立を軽く扱きながら
口で封を切り、――――ふと思いついて。
ゴムを咥えて彼の下半身へ顔を埋めた。]
ン………、
[亀頭に優しくキスするように
そっとゴムを置き、根本に手を添えて。
器用に舌を使ってゴムを降ろしていく。
苦みが口内に広がって僅かに眉を寄せた。
根本まで降ろしきり、最後にちゅ、と精嚢に口付けて。]
…… でき、たよ?
[まだ絶頂の余韻色濃い眼差しで
上目遣いに彼を見上げ、ねだるように首を傾げた。**]
[羽衣恵がゴムを着けてくれる。それも、口で。
嬉しい反面、誰にそんなこと教わったのかと思うと嫉妬心が込み上げてくる。過去に嫉妬しても仕方ないのに。でも、自分より前に羽衣恵さんが好きだった男がいるって事実に、どうしようもなく嫉妬してしまうのだ。]
……羽衣恵さん……
[それが嫌だとかそういうのとは違う。
変な言い方をすれば、純粋な嫉妬心。
好きだから、本気で好きだから、そんな仕方がないことも思ってしまう。]
好きです……誰よりも。
[今までも、そしてこれからも。
────だから、羽衣恵さんも俺のこと……。]
……上に乗ってください。
[ゴムを着けてくれた。
してくれた、だからもう少しだけしてもらおうと。ベッドに仰向けになって、羽衣恵を待つ。]
いろんな羽衣恵さんが見たい。
[過去の誰も知らないような、彼女の全部を知りたい。
セックスも、それ以外のことも、全部。]*
[見上げた彼はどこか複雑そうにも見える。
単純に興奮してくれればいいなと思っただけで
嫉妬させる意図はなかったから
少し不思議そうに首をかしげた。
名を呼ぶ声にうず、と胎が疼いて小さく尻を振ってしまう。
きっと知らないだろう、
些細な仕草で、視線で、唇が触れるだけで
こんなにもどうしようもなく
身体が熱をあげるのはきみがはじめてだってことを。
今もはしたない女だと思われてしまいやしないか、少し心配なのに。]
......あたしも、すき......
すきよ、仁志くん......
[過去の恋にもう未練などないけれど
きみが望んでくれるのならば
自分の奥深くまで暴いて、
存分に刻み付けてほしいと思う。
好きな所も、弱い所も、
きみにみてほしいとおもう。
セックスもそれ以外のことも。
ちゅ、と今度は唇にキスを落として
仰向けになった彼に跨がった。]
んんんっ......ぁぁぁん......っ
[屹立に秘裂を宛がい、
ずぶずぶと腰を沈めていく。
粘膜を硬くて太い肉棒で
ぞりぞりと擦られる感触に痺れが走り
思わず甘い吐息が口から漏れた。]
ぁ、 んん、......っ やば......っ
はぁぁぁ、だ、だめっ......っっ♡♡♡
[達したばかりで敏感な膣は
快感を拾いすぎてしまう。
途中で動きを止めてぎゅっと目を瞑り、
快感の波が過ぎ去るまで耐える。
その間もきゅんきゅんと中が絶えず
ヒクついてしまうのは堪えきれなかったけれど。**]
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