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![]() | 【人】 ][『月』 エーリク[ 眠っているだけならば良い。 いずれ目が覚めることがあれば、 どう挨拶しようか、そんなことを考えながら ] 僕、あなたのそういうところが好きだよ。 そしてあまり好きじゃなかった。 [ 穏やかな表情のまま、言葉を続ける。 ] 子供だからね、そう思う人が大勢いると 思うと複雑で。 だから、僕を選んでくれるこういうときは 輪をかけて、嬉しい。 昨日、昨日か――。 [ 互い話すべき相手と話した。は結果論に過ぎないが。 昨日話を聞きたかった>>4:245相手の中に、 自分もいたのだと、思えば、そうなの?と そっけなくしているようでいて、 それでも隠しきれない嬉しさは滲み出ていただろう。 ] (29) 2022/12/22(Thu) 11:27:13 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク どうだろう?いいこと。 いいことなのかな。わからない。 [ 例えば、チェレスタと誤解を解き合うことが できたこと。神と触れ合ったこと。 それらを一口に"いいこと"といえるかは 疑問だが、彼から見てそうみえるなら、 いいことに、数えてもいいのかもしれない。 ] ……ご飯食べてないの? [ 茶菓子は何?に対して、定食>>4:246とか言うらしい なら、 ] 賛成。僕フルーツの乗ったタルトがいい。 前に行った中央の、レストランにしよう? (30) 2022/12/22(Thu) 11:27:29 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク[ 提案が受け入れられたなら、街に向かいながら。 もしくはレストランで注文を終えてから、だったか。 どう返事を返した>>4:247か聞かれ、軽く折った指先を 口元へ当てて ] どうでもいい、と最初は思っていたんだけど。 シトラが泣いていたり、悲しみが少ない方がいいって 言っていて、少し考えて あとは――……チェレスタさんが、 来たんだ、僕の部屋に [ 信じられないでしょう?と問うたのは、 貴方には隠し事はなかったから。 きっと以前に、彼女に対して得体の知れない 恐怖心を抱いたこと、また二人きりになったときの 一幕についても、事細かく話していたから。 ] (31) 2022/12/22(Thu) 11:27:51 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク チェレスタさん 「世界が崩壊すれば自分の手を汚さずに 私を消すことができる」とか言うから……… 久しぶりに、イライラしてしまった。 あ、でもちゃんと分かり合えた、と思う そしたらね、チェレスタさん笑い掛けてくれたんだ 怖くない笑顔で。 ……きれいだったな (32) 2022/12/22(Thu) 11:28:09 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク 苦しいばかりのこの世界でも、 生きていればこういうこともあるのかなって 思ったら、 世界が崩壊するのが少しもったいなく思えて [ やがてお茶が運ばれてきたなら、 それを啜りながらの話だったか。 ] だから、 この世界が僕を壊すまでは、 苦しんで生きる、と伝えたよ。 [ この話の終わり頃には、穏やかな微笑みを添えて。 ] (33) 2022/12/22(Thu) 11:28:24 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク ――ねぇこれから僕たち、どうなるんだろう。 今までどおり、皆で洋館で暮らすのかな。 証持ちが22人揃っても世界の全ては崩壊しなかった 崩壊は止まった、それでも 隔離されていたほうが、安心なのかな。 [ 無論それに不満があるわけではないのだがと続け ] もし、制限が解除されるようなことがあるなら (34) 2022/12/22(Thu) 11:28:44 |
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![]() | 【人】 ][『月』 エーリク 旅行とか、行けたりしないかな。 誰も僕のことを知らない土地に行けたりしたら、 ……慈善事業の一貫でも、人形劇でも、 なんでもいいのだけど また、………演れたりしないかな って ううん、なんでもない。 [ ほんのわずかに、芽吹き始めたこの思いは シトラの涙で、またチェレスタの光で芽を出した。 種を植えたのは、きっとあなただったと思う。 美しい花に成長することはなくとも、 また一から育てる楽しさに、気づくことが 出来たなら上々だ。 相反する、どこか遠くへ消えてしまいたい そんな思いも、やがて薄れていけばいい。* ] (36) 2022/12/22(Thu) 11:29:40 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 ![]() (a0) 2022/12/22(Thu) 13:05:33 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク―― それから ―― [ カルクドラとのお茶会の後。 後日かもしれない。 僕は観念して、自ら薬師の部屋を訪ねたり、 特に用もないのに、シトラを自室に呼び出したり したと思う。 例えば――本当に遠くにいくことが もしかしたらすぐにではなくても、あるかもしれないから。 そうして二人にもったいつけて、 ] ずっと言わなきゃいけないなって 思っていたことがあるんだ。 (74) 2022/12/22(Thu) 23:38:07 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク あの、 [ 視線をさまよわせたり、手持ち無沙汰に、 指を組んだり、解いたりしながら ] 僕はいつも、ごめんねとばかり 言っていて。 でも、――あの、いつも ――……ありがとう [ 告げたなら、微笑んで。 けれど多分次の瞬間には逃げ出していたと思う。 言いしれない、恥ずかしさに襲われて。 やはり僕には過ぎた言葉だったかもしれない。 誰かに見かけられることがあれば、 驚かれるかもしれないほど、風より速く。 立ち去ろうととしたことだろう。* ] (75) 2022/12/22(Thu) 23:38:29 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク―― それまで ―― ――いらっしゃいませ! 今日もいつもの窓際のお席ですね? なんだかいつもと少し……… ああ、髪型変えられたんですね 通りで可愛らしいと思いました いたた、そんな、お世辞じゃないですよ。 [ それはカフェで店員の真似事を していた時のこと。 白いシャツに、橙色のエプロンを身につけて 常ににこにことしている。 ] (76) 2022/12/22(Thu) 23:52:31 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク[ ――その青年の名は、 ミーシア。産まれたときにあまりに 愛らしかったため、女神の名をもじった 名前をつけられ、父母共に他界し、 祖母と二人で暮らしている。 若い頃から女性に間違われることが多く その見た目のためか、男女ともに よく可愛がられるため、愛らしい仕草など お手の物。 皿洗いで雇われたが、愛想の良さから 給仕へランクアップしたのが最近のこと。 好きなことは人と喋ること 嫌いなことは一人でいること 好きな食べ物は――……… ] (77) 2022/12/22(Thu) 23:52:52 |
![]() | 【人】 ][『月』 エーリク[ と、長々続くのだ。 彼の人生を演じているのだから。 ] おまたせしました、ガトーショコラと おいしい珈琲です! [ ――どうせ見つかるはずないと 高を括っている。そのため、普段より 何倍も、弾けた姿を見せることもあるとかないとか。* ] (78) 2022/12/22(Thu) 23:53:08 |
][『月』 エーリクは、メモを貼った。 ![]() (a2) 2022/12/23(Fri) 20:56:46 |
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