40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】
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| ──明け方・フロア ふふふ。 切り替えが早いわね。 [ >>0少し前に、彼の独り言がうっすらと聞こえていた。 うっすらと、なので内容までは分からないけれど 今のようにキッチリはしてなかった。] (1) 2020/08/17(Mon) 1:29:35 |
| 迎え酒は大歓迎。 でもお酒を飲む前に、人が来る前に、一つ。
[す、と出したのは茶革の手帳。 開いたページには、今から3ヶ月後の日付。 第2週と、第3週のいくつかに丸が付いている。
更にページの下には、携帯番号らしき11の数字。]
……宿以外でこの丸の日のどれか 2日で遊べたら、と思って。
なかなか……貴方も長い夜を確保出来なかったから。
[平然と言う。
けれどテーブルに置いた片方の手が、少し かた、かたと爪先で音を立てていた。]* (2) 2020/08/17(Mon) 1:30:46 |
| ──明方・ラウンジ 立派な仕事人だね。 [ >>3けれど、くす、と笑う彼は 仕事では見せないような、そんな気がした。] お金はあるに越したことはないでしょう。 ……そう? じゃあ、中頃の……この2日あたり。 [お酒を振る舞う彼だったり 仕事をしたのか部屋に向かう彼を見たことはあるが やはりそれだけ。 あの日、強引にでも迫れば良かっただろうか。 でもそれは、あの日の楽しい雰囲気が壊れるようで きっと出来なかった。] うん。とっても。 恋塚くんの方は? [玲と呼ばれたのは知ってるがちょっと恋塚くん呼びを続行。 何故なら始めにお姉さんと呼ばれたので。 掛かってきた電話番号を登録し、服にしまう。]* (4) 2020/08/17(Mon) 1:54:39 |
─桔梗の間─
……本当、みなさんお上手ですね?
[可愛げある子、だなんて。
ここに来る人で私を抱いてくれるような人は
口が上手な人が多いと思う。
それを心の底から言ってくれる人は
きっとこんな所にはいないのだろう。
そうやって断じてしまう自己評価の低さが
きっと私を人から遠ざけてしまっているのだけど。]
付け上がるほど気に入ってくれる人なんていませんよ?
……大丈夫ですよ。
お姫様抱っこさせてギックリ腰とか笑えませんし
それ以外の運び方だと
戦友みたいな感じになりません?
[肩を支え合って、「よくやったな相棒」的な。
所謂お姫様抱っこは憧れるけれど
自分の身長でやって貰おうとは思わない。
それはもっとこう、小柄で華奢な子のものだ。]
それは。どちらかと言うと。
敦久さんが、疲れてないかなって。
体よりも気持ちの問題で
いろいろあったでしょうから。
[無くなった指輪。
大事な相手がいたのにここに来ていると言うこと。
それだけで想像はできたから。
彼の中ではもう遠く、消化できている出来事かも知れない。
けど私は、その過去を思って労いたかった。]**
───睡蓮
[ その手が身体を這う。
ぞくぞくとしたものが走り、
目を細めて、小さく鼻母音が抜けた。
設定の裏側に隠された本音のような
言葉が聞こえて微笑む。
唇が降りてきたから、そっとそのまま
まぶたを伏せようとしたのに、
まつげの隙間から覗けば、
なぜか唇のすぐ右側に落ちた。]
なんや、久しぶりすぎて
はじめてどころか、キスの仕方も
忘れてしもたんとちがう?
[ そう囁き、襟元から首に移していた
腕を引き寄せて、後頭部に手のひらを回し、
そのままちゅ、とキスを一つ。]
[ 笑って、腕を緩める。
褒められれば純粋にうれしい。
ほかの男との情事のあとを
残した肌だけれど、これは
見て見ぬふりをするのだろうか?
そんなことをぼんやり考えながら、
かるく身をしならせた。
乳房にかかる手が柔らかく揉む。
指先を甘く噛み、そちらを見て。
その手が己の体から離れて、
帯にかかるのが見えれば、す、と
手を伸ばして制しよう。]
うちにさして?
[ 小さなおねだりと共に、
彼の手の下にある帯の結び目を
掴み、緩めて、解く。
彼の肌が目の前に晒されるのならば、
うっとりと見つめ、その肌にこちらからも
指を、手のひらを、這わせようと。]*
| ──明け方・ラウンジ ……君、実は何才? お金より、時間なんて言えちゃうの凄いと思うよ。 [ >>5彼の言葉を聞きながら 私は驚きと感心を露わにするか。 大体その境地に至ったのは、私は最近なので。] ……処女ねぇ。 [私は彼の言葉を聞きながらぼんやりと。 私にとってはあまり意味のないものだった。 痛みも殆ど感じられなかった。 けど私が会う人でそれに悩んでた人もいる。 本当に千差万別だ。] ……ごめんね、暎史。 悪かったわ、機嫌、治して? [淡々とした表情でお酒を出されれると やはり寂しくてなるから、一度グラスを手で押し返す。 彼の生きた表情で、渡されたいのだもの。]* (11) 2020/08/17(Mon) 15:25:26 |
| ──桜の間・CO1時間前── >>9 はい。 [ノックが聞こえれば扉を開けて 千秋、と名乗った彼女を迎えよう。 私はラフなシャツにジーンズ姿。 部屋の中は既に片付けが終えられていて 布団は端の方で畳まれて、置かれている。] いらっしゃい。 ……昨夜はちゃんと楽しめた? [供え付きのお茶を入れつつ 彼女の前に湯呑みを差し出す。 ただ、時間の余裕が潤沢にあるわけではない。 私はすす、と彼女の側により 正座で右隣に座ろう。]* (12) 2020/08/17(Mon) 15:29:50 |
| ──明け方・ラウンジ 24……じゃあ、3つか、4つ年下ね。 お金が舞い込んでくるなら、私も働きたくはないわね。 そこまで嫌ってわけでもないけど。 [ >>14不労所得は大歓迎だけれど。 相手の職場で堂々とこんな会話。 女将に聞かれなければいいな、なんて。] 私って、普段は複雑そうに見える? 単純よ、割とね。 ありがとう、頂くわ。 [彼が笑ってくれたから 私も同じように微笑みを返し。 そっとグラスを受け取るけれど それに口を直ぐには付けない。] 暎史、一緒に飲も? また味を教えて欲しいの。 [朝も早くから 仕事中の男に言う事ではないだろうか。 でも私は、お酒の楽しみ方を彼から教わってる途中だから。]* (17) 2020/08/17(Mon) 17:30:55 |
| ──桜の間── 1週間も? あはは。貴女にとって昨夜はとても良かったのね。 ……嬉しいわ。 [ >>15冗談とは分かっているけれど 冗談を言える精神状況であれば やはり今回は彼女にとって良かったのだろうから。 千秋の手荷物からぽんぽん道具が出てくる。 宿から買ったり……はどうなんだろう。 それとも私物? どちらにせよ、ピアスも縁がなかった私には それらの道具が、工具みたいでちょっと背筋が伸びた。] じゃあ私も横。 ……そもそも方向を決める必要、あったのね。 言われてみれば、そうかもだけど。 [耳のピアスをイメージしてたから 方向があると言われるまで気付かなかった。] (18) 2020/08/17(Mon) 17:38:28 |
| お揃いで良いの。 縁が繋がって、2回も会えたのだもの。
そういう証が残っても良いな、と思ったのよ。
[私としても重たいことをしているつもりはない。 ただ、出会えた記念、だろうか。
痛みに鈍い私だから、抵抗が小さいのは 否定しないけれど。]*
(19) 2020/08/17(Mon) 17:38:40 |
| ──桜の間──
[針が、刺さっていくのを見る。 彼女の指で使用される器具によって 身体に穴が開けられていく。
だと言うのに、その痛みは訪れない。
きっと突き刺さった針を無理やり引きちぎっても 痛みはないだろう。
眉を下げる。 分かっていた。
それでも、彼女がしてくれたこと。 この光景を私は覚えておく。 これから胸に通すであろうピアスを触る度に 思い出そう。片方だけついたアシンメトリーのピアス。] (30) 2020/08/17(Mon) 20:31:39 |
| 分かったわ。 ……ふぅ、ちょっと緊張するわね。
[けれど私には良くても 痛感のある彼女にやるとなると、途端に胸がドキドキとする。 興奮ではなく、緊張で。
先ほど見た行為は、そう難しいものではない。 マーキングをして、ニードルを出来る限り清潔にし 軟膏を塗り、反対側に消しゴムを置く。 それをすれば良い。
私は始め、彼女の左胸につけようとして けれど、右胸にすることにした。
おしぼりを手に持って 歯を食いしばる為に噛む?と聞いてみる。
そうして準備が整えば針を当てる。]
いい? いくよ……。深呼吸して…… 3……2……1……。
[そうして一気に針を押し進め貫通させる。 肉の感触というのはわからない。 けれど、針の先端が反対側に出て ゴムに突き刺さるのが見えると、ほぅ……と息をついた。]* (31) 2020/08/17(Mon) 20:31:58 |
| ──明け方・ラウンジ── そうかしら? むしろ、暎史君はあと1.2歳若そうに見えてたわ。 [ >>23お互いに見えているものが違うらしい。 共通してるのは互いに相手を若く見てることか。] ふふ、そうよ。 お仕事、だから。 [そう、仕事。 ……なんて、勿論それは屁理屈。 私の為に、頼んでる。 そんな我儘を聞いてもらってる。] さっぱりしてそうね。 しゅわしゅわして……目が覚めそう。 うん、飲んでみるわね。 ……いつもありがとう。 [いつも、なんて会ってるわけではないけれど。 あの日、赤い風車の味を教えてくれたことを感謝して。 こくり、と飲む。] (32) 2020/08/17(Mon) 20:46:07 |
|
…………あぁ。
[やっぱり味は]
(33) 2020/08/17(Mon) 20:46:31 |
| [ぱちぱち。]
────ん。
[口の中で 何か、弾けたのを、感じた。]
……しゅわしゅわ?
[私はそれに首を傾げた。]*
(34) 2020/08/17(Mon) 20:47:36 |
| ──桜の間── ……抱き締めると、ぶつかるでしょ? [ >>48それは思い付きだったけど 言葉にするとむず痒いものがあった。 変なことを口走ってないだろうかと思ったけれど 今はその恥ずかしさは置いておく。 もっと集中しないと、危ないから。] ──────────── やっぱり、痛いよね。 [ >>49その息が詰まった音も。 瞳に浮かんだ涙も。 耳や目で、彼女の痛みが伝わってくる。 私はそれを見て、そっと胸に触れる。 これは痛いもの。 ……目を閉じてその暗闇の中 ずきり、としたものを感じた………… ような、気がする。] (51) 2020/08/17(Mon) 21:59:33 |
| そうね、お揃い。 ……ここに可愛いのがついてるって 不思議な感じがするわね。 [ >>49渡されたピアスはせっかくだから 彼女につけてもらおう。 異物がす、っ、と通り、ピアスが突起にぶら下がる。 私も同じように彼女につけてあげようか。 指でその周囲を触っていると、彼女が。] ……ふふ。ありがとう。 貴女の目にそう映るなら、きっと間違いないわ。 [同性であり、女性の扱いに手慣れた彼女に そう言われるのなら、と。]* (52) 2020/08/17(Mon) 21:59:47 |
── 桔梗の間 ──
んなことないと思うけどな
[お世辞で言ったつもりはないけど
続く言葉には、否定せず
困ったように眉尻が下がる]
おいこら
まだギックリ腰になるほどトシじゃないぞ
[こつんと彼女の額を小突き。
いつもの調子に戻ろうとした、ところで]
……ああ、そっか
ちあきちゃんには一度見られてるんだよな
[記憶の底に沈んだ駅での会話を手繰り寄せ
ふ、と小さく自重すれば
ようやく頭を撫でる手の意味を知る]
──前にあんたと会った日
[ぽつり、ぽつりと]
家に帰りたくなかったんだよな
だから、どこでもいいから行きたかった
[だから彼女をダシにして、わざと電車を見送った。
他にも残業だといって、遅く帰ったことも数え切れず。
避けるような行動は、
擦れ違いの溝を深めるだけだって気づいていても。
話し合おうとすれば決まって口喧嘩になる日々に
辟易しすぎて]
[左手を持ち上げれば、もう大分薄くなった跡]
あの頃はちょうど、離婚する数週間前くらいだったかな
あんたと話してから何度か思い直して
なんとかしようとしてみたけどさ
結局どうにもなんなくて
嫁さんは愛想尽かして出てっちゃって、おしまい
まあ、確かに色々あったな
[愛してた、けど。
出てってくれた時は、どこかホッとしていた。
そんな薄情な男、こんな風に労われる資格も
ないんだろうけど。
少しだけ彼女の掌へ頭をすり寄せた*]
─桔梗の間─
ですよね。……無理は、させたくないし。
[だから良いんだ、わかってる。
そう言いながら私は
いつかの時のように笑う彼に肩を竦める。
妥協できないなら、折れることができないなら、
お互いに譲り合えないなら。
それは無理が生じて折れてしまうだろう。
だから、と彼の頭をまた撫でる。]
あぅっ?
ぎっくり腰に歳は関係ないですよ。
油断してるといつかグキってしますからね?
[小突かれて、唇を尖らせてみたけれど
すぐにおかしくなって笑ってしまった。
けれどそこから始まるかつての話に
私は静かに耳を傾ける。
ああそうか、大事な人とは別れてしまったのか。
一度生じた軋轢はなかなか解消できないもの。
その話し合いが苦痛なくらいにすでに無理が生じていて
もっとそうなる前に話し合えたら、なんて後の祭り。
でも、大切だったからこそ辛くて
きつかったんだろうな、と。
そう思ったから、手に擦り寄る彼の頭を
ギュ、と抱きしめて胸に埋めた。
窒息しない程度に埋めて、よしよしと頭を撫でる。]
敦久さんって、プライド高そう‥っていうか。
甘えるの、下手そうですよね。
甘えるのが下手だから
辛いとかしんどいとか
本当に大切な人に言えなくなっちゃう、みたいな。
そんなふうに思えてしまいました。
[大切な人だからこそ、傷つけたくなくて。
無理をして、でもその無理が辛くなって。
辛くなったから逃避してしまう。
そんなことは自分にも覚えがあるから。]
だから、甘えて良いですよ。
いろいろ頑張りましたね、敦久さん。
………たまにはこんなのも、良いはずです。
[誰だって甘えたい日はあるもの。
何もかも許された赤ん坊の頃みたいに。
だから、私はしばらくそのまま
彼を抱きしめ、撫でていようと思っていた。]*
――睡蓮
そうかもしれへん、なぁ。
やったら、月子がイチから、教えてぇな。
[ 子供が生まれて初めてするような
拙いキスを評されて、
拗ねるでもなく甘えた風にねだってみせた。
後頭部へ添える手がそのまま
口づける動作へ移れば目を細めて、]
[ 甘噛みされた指先に見返して、離した手。
追いかけられて制されれば首をかしげ、
小さな求めにうなずいて。]
してくれるん。 優しいこと。
[ きゅっと結んだ帯が解かれ、はらりと浴衣が開かれる。
伝う手指の感触は空調の効いた室内で、
そこだけ鮮明な熱を伝えて、その軌跡が朱を残すよう。]
月子の肌も。ええさわり心地。
[ 背の低いベッドの上、じゃれ合うように撫で触れて、
くすくすと楽しげに声を向け。]
――そやけど、これは、尋ねてええんかな。
浮気?
それとも、
一人でしてくれてたん? って。
[ 色づいてみえる素肌の様子はこの宿で、
既に誰かと肌を重ねたあとだと知れる。
口にしたのが偽の推測でしかないことは、
どちらにとっても明らかなこと。
だからこその嘘。
このひと時はただの虚構で、夢まぼろし。
嘘に嘘を重ねていれば、
やがてぱちんと弾けて消えても、
それは当たり前の事だから。]*
| ──桜の間── ……なるほど……。 [ >>56彼女の言葉に頷く。 音、であれば私も分かる。 抱き合った時に、カチリと鳴るのもしかりと分かる。 それなら……良いかもしれない。 胸に飾られたピアスを少し笑みを浮かべて見た。] さ、裁判官だったの!? [ >>57私は驚いた声を上げて それから慌てて手を口に。大きな声を出しすぎた。 勿論名刺を受け取って私は大事そうに仕舞い込む。 代わりにさらさら、と電話番号とメアドを書いたメモを二つ折りにして彼女に渡す。] (60) 2020/08/17(Mon) 23:31:40 |
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