【人】 月よりの使徒 ルナ[……読み取れたのは、"機関"の術式。 そして、神に匹敵するナニカの力…… ……それに、学生、異能集団…… 報告にある"委員会"の構成員か。 向こうからは"天界"の天使の痕跡もある。 この事態の収拾の為に遣わされたのだろうか。 複数の力が、このタイミングで動き出した。 そして恐らくその目的は……言わずもがな。] (22) 2018/12/14(Fri) 1:13:57 |
【人】 月よりの使徒 ルナ (………一度、報告に戻るべきか) 一瞬巡らせた思考は、だがすぐに破棄される。 月から星へは「墜ちるに容易く、昇るに難い」。 一度墜ちれば、そう易々と行き来は叶わない。 当代の《管理者》……月神コーネリアスは、 率直に言って、もう、あまり永くはない。 それでも、その残り少ない権能を譲り受けて、 遥々星継ぎ《ネクステラリア》の為に派遣されたのだ、 無駄にすることなど許されない、絶対にだ**] (23) 2018/12/14(Fri) 1:15:42 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a7) 2018/12/14(Fri) 1:29:53 |
【人】 月よりの使徒 ルナ─ 曇り、くすんだ、過去のイシ ── [──── 一説によると。 もしも人間が進化して超能力を得た場合、 何かを見るのに目は必要なく 言葉を交わすのに口は必要なく、 物を持つのに腕は必要なく、 地を歩くのに足は必要なく、 一切の無駄を削ぎ落としたその姿は、 石に近しいものになると言われている。 あらゆる面から見ても、 「彼ら」 は…………いや、 「我々」 ヒトよりも遥かに優れている、筈だった。] (29) 2018/12/14(Fri) 11:48:02 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[だからこそ、月長石《ムーンストーン》は…… ルナルフェルテは、ヒトの調査を買って出た。 月に赴き、かの創星の《管理者》に仕えれば、 必ずや敗北の理由が解るであろうと信じて。 悟られぬよう力を封じ、月の神殿へ昇る。 あの心地よい「集合知の感覚」を手放すのは、 当初は随分と戸惑われたものだ。 そうして幾星霜。気の遠くなる程の長い時間、 月のイシは、ヒトの世を眺め続けた。] (31) 2018/12/14(Fri) 11:49:52 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[一度目の任期の時、彼女は帰還を拒んだ。 二度目の時も、三度目の時もそうだった。 その光景が、あまりにも" "だったから。 そうして幾度となく任期を延長し…… これがこの星への久方ぶりの帰還となる。 以前は五月蝿いほどに感じたイシたちの聲が、 今は掠れたノイズのようにしか聞こえないのは。 力を封じ、あまりにヒトに近付きすぎたせいか。 或いは同胞に、裏切り者と断じられた故か……**] (32) 2018/12/14(Fri) 11:51:34 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a10) 2018/12/14(Fri) 12:05:03 |
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