40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】
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| −明け方・フロア
はよーっす………
[ いっていいなら、眠い。
眠すぎて、二度寝しようかと思うくらい。 人によっては早めに出ていくことがあるため、 ウェイクアップシャンパンの用意をする。 勿論、希望者のみにではあるが。 ]
んぁ……僕も朝から飲んでいいかな。 いや、飲んだら支配人に怒られる。 後で飲もう。
[ ラウンジに向かって、 彼の朝の準備を、と思えば ]
……………… お目覚めに、シャンパンは如何でしょう?* (0) 2020/08/17(Mon) 1:15:01 |
| −明け方・ラウンジ
お客様がいるなら、 僕も少しはまともに戻りますよ。 [ くすっと笑いながら、彼女が差し出してきたものを その手にとって確認する。彼女の予定だ。
3ヶ月後というあたりが、なんとも。 ]
忙しそうですね、相変わらず。 …………どこでもいけますよ。 有休も残ってるし、玲が望む日に会いましょう。
[ 携帯を取り出して、11桁の番号をすぐに取り込む。 シフトを作る時に、休みを申請してしまえば 休みなんてどうにでもなる。
結局あの夜から全く会うことのなかった相手。 酔っている彼女を心配して、 あの日は彼女の誘いを断った。
それが運の尽き。 それ以来、すれ違いばかり。 ]
今回も、楽しめましたか?
[ ワンコールだけ彼女の電話にかければ、 ウェイクアップシャンパンの準備をして、 彼は尋ねるだろう。 ]* (3) 2020/08/17(Mon) 1:46:25 |
| −明け方・ラウンジ
お金も大切だけど、何かを楽しむための 時間の方が僕は大切かな。
[ 残業代が出るけれど、 残業はあまり好きではない。
人員は潤沢な方だから、 そんなに残業代も出ないけれど。 彼女が示した日程を携帯に落とせば、 了解と呟くだろう。 ]
…………楽しかったよ。 久しぶりに、処女貰った。
[ 明らかに、拗ねた。
彼女が名前を呼ばないなら、 淡々とした表情で、 シャンパンを注いだグラスを 彼女に差し出すだろう。 ]* (5) 2020/08/17(Mon) 2:04:31 |
─桔梗の間─
……本当、みなさんお上手ですね?
[可愛げある子、だなんて。
ここに来る人で私を抱いてくれるような人は
口が上手な人が多いと思う。
それを心の底から言ってくれる人は
きっとこんな所にはいないのだろう。
そうやって断じてしまう自己評価の低さが
きっと私を人から遠ざけてしまっているのだけど。]
付け上がるほど気に入ってくれる人なんていませんよ?
……大丈夫ですよ。
お姫様抱っこさせてギックリ腰とか笑えませんし
それ以外の運び方だと
戦友みたいな感じになりません?
[肩を支え合って、「よくやったな相棒」的な。
所謂お姫様抱っこは憧れるけれど
自分の身長でやって貰おうとは思わない。
それはもっとこう、小柄で華奢な子のものだ。]
それは。どちらかと言うと。
敦久さんが、疲れてないかなって。
体よりも気持ちの問題で
いろいろあったでしょうから。
[無くなった指輪。
大事な相手がいたのにここに来ていると言うこと。
それだけで想像はできたから。
彼の中ではもう遠く、消化できている出来事かも知れない。
けど私は、その過去を思って労いたかった。]**
───睡蓮
[ その手が身体を這う。
ぞくぞくとしたものが走り、
目を細めて、小さく鼻母音が抜けた。
設定の裏側に隠された本音のような
言葉が聞こえて微笑む。
唇が降りてきたから、そっとそのまま
まぶたを伏せようとしたのに、
まつげの隙間から覗けば、
なぜか唇のすぐ右側に落ちた。]
なんや、久しぶりすぎて
はじめてどころか、キスの仕方も
忘れてしもたんとちがう?
[ そう囁き、襟元から首に移していた
腕を引き寄せて、後頭部に手のひらを回し、
そのままちゅ、とキスを一つ。]
[ 笑って、腕を緩める。
褒められれば純粋にうれしい。
ほかの男との情事のあとを
残した肌だけれど、これは
見て見ぬふりをするのだろうか?
そんなことをぼんやり考えながら、
かるく身をしならせた。
乳房にかかる手が柔らかく揉む。
指先を甘く噛み、そちらを見て。
その手が己の体から離れて、
帯にかかるのが見えれば、す、と
手を伸ばして制しよう。]
うちにさして?
[ 小さなおねだりと共に、
彼の手の下にある帯の結び目を
掴み、緩めて、解く。
彼の肌が目の前に晒されるのならば、
うっとりと見つめ、その肌にこちらからも
指を、手のひらを、這わせようと。]*
| −数ヶ月後のいつか・ラウンジ
[ 今年もまた冬を迎える。 しかし、彼の服装はそこまで変わらず。 何故か?
室内で働いているから。 勿論、ニットは少し厚手のものに変えたけれど。 ]
御出発前に、ウェイクアップシャンパンは いかがでしょう?泡がはじけて、目が冴えます。
[ ふっと笑いながら、 彼はあいも変わらずシャンパンを配り、 希望者にはカクテルやその他のお酒を 配っていただろう。
誰も見ていなければ、 欠伸を漏らしながら、ではあるが。 ]* (13) 2020/08/17(Mon) 15:49:05 |
| −明け方・ラウンジ
今年で24になる、かな? 僕は元々働きたくなくて、 働くなら1人の時間をしっかり確保できるところが 希望としてあったんだ。
[ できれば不労所得で生活がしたいもの。 彼女の驚いた表情を見て、 くすりと笑いが溢れただろうか。 ]
……玲って、たまに単純な時あるよね。
お目覚めのシャンパンを、どうぞ?
[ 名前で呼ばれれば、 彼は返されたシャンパンを改めて、 彼女の手に差し出すだろう。
先ほどまでとは違う、 優しげな笑みと共に。 ]* (14) 2020/08/17(Mon) 15:53:20 |
| ―明け方・ラウンジ
そんなに離れてたんだ、僕たちって。
[ 彼的には2歳くらいのものだろうと思っていたから、 彼女が言った年齢差に少し驚いていた。
たまに働くくらいがちょうどいい。 馬車馬になるのは、ごめんだと よくバーテンの同僚と話をしている。 女将や支配人の耳にも入っているかも。 ]
おっとりしてるようには見えないから、 キャリアウーマンで頭がキレキレだと思ってた。
……そうだね、仕事なら飲まないと。
[ 笑みを向けてきた彼女が、突拍子もなく 一緒に飲もうと言ってくる。
本来であれば、断らなければいけないところだが、 彼女の感覚が鈍いことを考慮するならば、 彼女にシャンパンの感覚を伝えることは、
仕事である。 ]
(23) 2020/08/17(Mon) 19:15:37 |
| [ いただきます、と彼女よりも先にひとくち。 口の中ではじける気泡。 眠っていた思考も、それにより明るくなるだろう。 ]
そうだな…… あっさりした、白ブドウの味。それに、気泡があって すごく、口の中ではじけるよ。
[ 彼女のほうを向いて、 彼はシャンパンの説明をしていくだろう。 彼女が興味を示して、そのまま一緒に飲んでくれるかは、 彼の説明次第なのだろうと、思いながら。 ]
飲んでみる?* (25) 2020/08/17(Mon) 19:16:02 |
── 桔梗の間 ──
んなことないと思うけどな
[お世辞で言ったつもりはないけど
続く言葉には、否定せず
困ったように眉尻が下がる]
おいこら
まだギックリ腰になるほどトシじゃないぞ
[こつんと彼女の額を小突き。
いつもの調子に戻ろうとした、ところで]
……ああ、そっか
ちあきちゃんには一度見られてるんだよな
[記憶の底に沈んだ駅での会話を手繰り寄せ
ふ、と小さく自重すれば
ようやく頭を撫でる手の意味を知る]
──前にあんたと会った日
[ぽつり、ぽつりと]
家に帰りたくなかったんだよな
だから、どこでもいいから行きたかった
[だから彼女をダシにして、わざと電車を見送った。
他にも残業だといって、遅く帰ったことも数え切れず。
避けるような行動は、
擦れ違いの溝を深めるだけだって気づいていても。
話し合おうとすれば決まって口喧嘩になる日々に
辟易しすぎて]
[左手を持ち上げれば、もう大分薄くなった跡]
あの頃はちょうど、離婚する数週間前くらいだったかな
あんたと話してから何度か思い直して
なんとかしようとしてみたけどさ
結局どうにもなんなくて
嫁さんは愛想尽かして出てっちゃって、おしまい
まあ、確かに色々あったな
[愛してた、けど。
出てってくれた時は、どこかホッとしていた。
そんな薄情な男、こんな風に労われる資格も
ないんだろうけど。
少しだけ彼女の掌へ頭をすり寄せた*]
─桔梗の間─
ですよね。……無理は、させたくないし。
[だから良いんだ、わかってる。
そう言いながら私は
いつかの時のように笑う彼に肩を竦める。
妥協できないなら、折れることができないなら、
お互いに譲り合えないなら。
それは無理が生じて折れてしまうだろう。
だから、と彼の頭をまた撫でる。]
あぅっ?
ぎっくり腰に歳は関係ないですよ。
油断してるといつかグキってしますからね?
[小突かれて、唇を尖らせてみたけれど
すぐにおかしくなって笑ってしまった。
けれどそこから始まるかつての話に
私は静かに耳を傾ける。
ああそうか、大事な人とは別れてしまったのか。
一度生じた軋轢はなかなか解消できないもの。
その話し合いが苦痛なくらいにすでに無理が生じていて
もっとそうなる前に話し合えたら、なんて後の祭り。
でも、大切だったからこそ辛くて
きつかったんだろうな、と。
そう思ったから、手に擦り寄る彼の頭を
ギュ、と抱きしめて胸に埋めた。
窒息しない程度に埋めて、よしよしと頭を撫でる。]
敦久さんって、プライド高そう‥っていうか。
甘えるの、下手そうですよね。
甘えるのが下手だから
辛いとかしんどいとか
本当に大切な人に言えなくなっちゃう、みたいな。
そんなふうに思えてしまいました。
[大切な人だからこそ、傷つけたくなくて。
無理をして、でもその無理が辛くなって。
辛くなったから逃避してしまう。
そんなことは自分にも覚えがあるから。]
だから、甘えて良いですよ。
いろいろ頑張りましたね、敦久さん。
………たまにはこんなのも、良いはずです。
[誰だって甘えたい日はあるもの。
何もかも許された赤ん坊の頃みたいに。
だから、私はしばらくそのまま
彼を抱きしめ、撫でていようと思っていた。]*
| −明け方・ラウンジ
つまり、お互い歳若く見てたってことか… そんなに若く見えるの、僕って。
[ 別に、彼女と同い年くらいに 見られたかったわけでもない。 でも、年相応には見られたかった。
多分彼は、彼女とわかれたあと、 自分の顔と鏡越しに対面するだろう。 ]
いつも、どういたしまして……?
[ いつも、と言われるとふと考える。 まぁ、もしかしたら彼女のために タオルなどを持って行ったことが これまでになかったとは言えない。
彼の真似をして、 彼女はシャンパンを口にした。 ]
……そう、しゅわしゅわ。 感じ取った?
[ 目を大きく開いて、何度か瞬きをすると、 彼女は首を傾げた。 故に、彼は首を縦に振って、 彼女に微笑むだろう。 ]* (58) 2020/08/17(Mon) 23:09:44 |
――睡蓮
そうかもしれへん、なぁ。
やったら、月子がイチから、教えてぇな。
[ 子供が生まれて初めてするような
拙いキスを評されて、
拗ねるでもなく甘えた風にねだってみせた。
後頭部へ添える手がそのまま
口づける動作へ移れば目を細めて、]
[ 甘噛みされた指先に見返して、離した手。
追いかけられて制されれば首をかしげ、
小さな求めにうなずいて。]
してくれるん。 優しいこと。
[ きゅっと結んだ帯が解かれ、はらりと浴衣が開かれる。
伝う手指の感触は空調の効いた室内で、
そこだけ鮮明な熱を伝えて、その軌跡が朱を残すよう。]
月子の肌も。ええさわり心地。
[ 背の低いベッドの上、じゃれ合うように撫で触れて、
くすくすと楽しげに声を向け。]
――そやけど、これは、尋ねてええんかな。
浮気?
それとも、
一人でしてくれてたん? って。
[ 色づいてみえる素肌の様子はこの宿で、
既に誰かと肌を重ねたあとだと知れる。
口にしたのが偽の推測でしかないことは、
どちらにとっても明らかなこと。
だからこその嘘。
このひと時はただの虚構で、夢まぼろし。
嘘に嘘を重ねていれば、
やがてぱちんと弾けて消えても、
それは当たり前の事だから。]*
| −いつの日か・ラウンジ
え、だ……れ………… あぁ……侑紗ちゃん、いらっしゃい。
[ 背中側から聞こえた、彼を呼ぶ声。 振り向いてみると、いつの日だったか、 処女喪失の手助けをした彼女。
彼女の頬には大きめの絆創膏。 流石に、少し彼も驚いただろう。 ]
あぁあ……どうしたの、そんなに痣だらけで。
[ 近づいてきた彼女の左頬に手を添えれば、 親指でそっと撫でるだろう。 バーカウンターに彼女が座れば、 オーダーされたキールを。 ] (65) 2020/08/17(Mon) 23:36:24 |
| はい、それで?
[ 彼は、彼女にグラスを差し出して、 話を真面目に聞くだろう。 途中から、絶対笑うことを堪えることに 必死になっていくだろうが。 ]
無理だわまじ。
よくそんな、コメディ作れたな。
[ 涙を流しながら、彼は別れた経緯を聞く。 笑いすぎて、息ができなくなりそうだった。
カウンター越しに、彼は腕を伸ばす ] (67) 2020/08/17(Mon) 23:36:59 |
───睡蓮
[ こぉ?と確かめるように触れた唇は、
悪戯に食むから、薄く開いて舌先で
唇を濡らし、微笑み返す。]
───そう。思い出した?
[ そう尋ねて。
彼の帯を自ら解き、肌に触れる。
互いの熱を手のひらで確かめるように
撫で、戯れあっていれば、
尋ねられた事柄に、まぶたを伏せて、
首元に視線を落とす。だが、その跡は
自分では視認できるはずもなく。]
浮気なんかするわけないやん。
[ 目線を流すように彼の方に戻し、
眉尻を下げる。]
確かめてくれてもええよ?
[ そういって、伸ばした手をする、と
彼の首の後ろで組めば、引き寄せる。
耳朶を甘く食んで、舌を這わせた。]
[頭を抱かれ、目を丸くして
はぁ、と撫でる手に観念するよう目を閉じた。
やわらかい感触に顔を埋め
乾き始めた汗でひんやりとした肌に額を押し当てれば
とくとくと伝わってくる鼓動が心地いい]
……ふふ
ちあきちゃんはいつも逆のこと言うね
よくお前にはプライドないのかとか
甘え上手めとかなら言われるけど?
でも……大切な人ほど言えなくなるのは
あたってるかもな
大事にしたいと思うほど、全然上手くいかないし
[傷つけたくない
でもこうして誰かと一緒に居たくもあって。
だからこの旅館はちょうどよかった。
明確な次のない、一晩限りの関係。
しんどくなくて楽しくて、ちょっとだけさみしい
それくらいが自分には、ちょうどいい]
[彼女の胸で甘やかしてもらい。
されるばっかってのは好きじゃなかったけど、
割といいもんだな、なんて思い直しながら。
ゆっくりと、顔を上げた]
ありがとな
このまま居たら眠っちゃいそうだから
そろそろ行くわ
ああ、お礼にいつかちあきちゃんが
しんどくなった時には俺の胸貸してやるよ
やわらかくはないけどなー
[軽口を叩きながら布団から起き上がり浴衣を整え。
まだ横たわる彼女の傍らに膝をついたなら]
[にっこりと笑って]
───よいしょ、と
[膝裏と背中に腕をいれて、持ち上げる。
どうだ、と抱え上げた彼女を見上げ得意気に笑えば
危なげない足取りで内風呂の方へ足を進めようか]
……あんた思ってたより重いな
[真っ正直な感想を口にしてしまう辺り、また減点だろう**
| −明け方・ラウンジ
童顔……………… え、可愛い……?
[ 童顔やら、可愛いやら、彼女の口から 思っても見ない言葉が飛んできた。 年上の女性というものは、 そういう生き物なのだろうかと、 ふと彼は考えた。 ]
味は分からなくても、しゅわしゅわがわかれば、 少しはたのし…………
僕と、飲むから?
[ 彼女がグラス越しに彼を見て、 納得がいったように、1人笑った。 彼女は、彼と飲むと楽しいから、 感覚がわかるようになってきたのかも。 そんな感じで結論づけたらしい。
そんなことで、感覚が戻るのなら、 ]
いつでも一緒に飲みましょう? 知ってもらいたいことは、沢山だから。
[ そんなことを、 新しい感覚を覚えた彼女に告げるのだろう ]* (86) 2020/08/18(Tue) 10:36:40 |
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