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リュシーは、負けちゃったけど、シートの上におっきい紙を広げて 傍に色とりどりの絵の具やクレヨンを並べている。 (a0) 2022/03/28(Mon) 21:42:36 |
ラキは、鼻歌を歌いながら、ペンダントを片手にランタン屋へ帰って行った。 (a1) 2022/03/28(Mon) 21:45:55 |
(n0) 2022/03/28(Mon) 22:02:49 |
(n1) 2022/03/28(Mon) 22:03:40 |
【人】 裁縫屋の子 リュシー『花祭りの記念に 絵をのこしてみませんか』 大きく広げた紙の傍に、いびつな看板を立てる。 家から持ってきた絵の具やクレヨン、色鉛筆などを沢山置いて。 せっかくだから、皆の思い出が形に残ったらいいなと思ったのだ。 (1) 2022/03/28(Mon) 22:21:01 |
【人】 風来人 ユピテル「──おうとも、シェルタンの独り占め計画は成功だ〜!」 野うさぎのようにぴょんと跳ねて、一際に軽やかに風は吹く。 参加者達の首飾りの蜜は気付けば忽然と姿を消していて。 「さて、私の勝利は仲間の勝利!勝者への景品は予定通り 作戦の立案者であるかわいい妹分に進呈するとしような!」 (2) 2022/03/28(Mon) 22:39:28 |
【人】 演者 シェルタン「わーい、やったー!」 敗北者だけど喜んで良いのだろうか。 いや、良いのだ。最後に立っていたものが勝者! 勝ったと言い張れば勝者だ! ユピテルから渡された景品を遠慮なく受け取り、嬉しそうに掲げる。 (3) 2022/03/28(Mon) 23:05:31 |
ユピテルは、楽しんだ人は皆勝者だ!いえーい! (a2) 2022/03/28(Mon) 23:10:47 |
【人】 灯集め ラキ「お嬢さんのお誘いに乗っても、 断腸の思いで断っても、 どうせ行き着く結末は同じだったか……」 ちょっぴりだけしょげてる。 今回の遊びで一番揺さぶられた部分はそこと言っても過言ではないのかもしれない。 (5) 2022/03/28(Mon) 23:56:09 |
【人】 行商人 テレベルムゲームでの生存者は少ないけれど。 勝ってしまったからには手にいれてしまった景品。 花弁の入ったはちみつの瓶、ハーブティ。 お花の形をした木の実のクッキーとポプリのセット。 籠にいれて持ち歩いてどうしようかと覗き込みつつ。 「リュシーかニアにでもやろうか……。 ラキ、という奴には、甘い女の子がいただろうし……」 それでも手に入れた勝利に一瞬だけ笑みを深めた。 一瞬だけ。本当に一瞬だけ。 (6) 2022/03/29(Tue) 0:18:06 |
ラキは、揶揄うなよ〜〜 (a3) 2022/03/29(Tue) 0:22:39 |
テレベルムは、からかってない。だが、イクリールの職業が……仲よさそうで良かったな? (a4) 2022/03/29(Tue) 1:01:22 |
【人】 看護生 ミン「まぁ…負けてしまいましたか。残念ですけれど…仕方ないですね。」 勝者にも敗者にも拍手を。 同じ舞踏会を過ごした仲間は、皆等しく健闘したのだろうから。 今はもう少しばかり続く祭りの時間を仲間と楽しく過ごしたいと思うのだ。 (7) 2022/03/29(Tue) 1:35:58 |
【人】 物書き ラサルハグ>>-8 テレベルム 「……出立だろうか?」 なんとなくそんな様な、急ぐ雰囲気を纏う彼を見かけたから、なんとなく声を掛けた。 先日話をした時に、かの白いふわふわ、恐らく妖精族が完治云々言っていた。幾らも意思の強さを感じるのは、その事情だろうか。 首を傾いで、この場では珍しく自分より上背のある彼を見遣る。 「……そう急ぐ事もあるまいよ。 リュシー殿が記念に絵を描こうと、提案していた。 …貴公が筆を寄せてやれば…きっと喜ぶだろう」 杖を持たない手で裾を掴む。 「何、私も祭りが終われば……出立する。 …馬車を予約しているから…、共に行くか?」 言葉には特に何の含みも無い。 年の頃が近く見えるから、多少気安いだけだ。 (8) 2022/03/29(Tue) 3:23:12 |
【人】 物書き ラサルハグ舞踏会の勝者に拍手を送る。なんとも平和な『勝利』だ。 愛らしい景品は分けられ、欲しがる者にはおこぼれが。 どこまでもやさしい催しだ。またも敗北してしまったらしいナフに、通り過ぎざま肩を慰めつつ。 さて、絵に加わっても良いが。自分は足があるから、体勢の問題で協力がむつかしい。 ここに、引っ張って来られたテレベルムがいるかもしれない。 モチーフの提案などで口出しするも一興。 自分は。 その辺の大人を捕まえて、軽く確認と許可のくだり。 祭りの終わりが近いとあらば、ひと働きするも恩返しになるだろう。 杖を支えにしたまま、両の手をぱちんと合わせ。 (9) 2022/03/29(Tue) 3:46:24 |
【人】 魔法使い ラサルハグ魔法使いがひらいた手から、火の玉が空にのぼり。 ぱあん! 上空でそう大きくはない破裂音。 空をさまざまな色彩の光の花弁が彩った。 花火、というくらいだから。この祭りにも相応しいだろう。 指を鳴らせばひとつ、ふたつ、花火は打ち上がる。 (10) 2022/03/29(Tue) 3:52:36 |
ラサルハグは、花火に沸き立つ人々を眺めて、銀の灯火を思い出していた。 (a5) 2022/03/29(Tue) 3:56:26 |
ラサルハグは、魔法使いだ。そのちからはとても強く、ある国境では英雄もかくやという扱いだった。 (a6) 2022/03/29(Tue) 3:57:55 |
ラサルハグは、自分の最初の魔法がなんであったかは、忘れてしまったけれど。 (a7) 2022/03/29(Tue) 3:58:39 |
ラサルハグは、魔法でひとのこころをあたたかくすることは、決してむつかしい課題ではないことを知った。 (a8) 2022/03/29(Tue) 4:00:06 |
【人】 魔法使い ラサルハグ光の花弁は散って弾けて消えていく。 何の事は無いオリジナルの術式だ。 攻撃性などなにもない。 ただ、ひとの思い出になる。こころをあたたかくする。 ひととおり花火を打ち上げて、自分もまたのんびりと空を彩るひかりを眺めた。 人々の笑顔が時折こちらを向き、また新たな花火を見上げている。 花祭りは、賑やかであたたかで穏やかで、 だからきっと、似合いだろう魔法をえらんだ。 (11) 2022/03/29(Tue) 4:06:55 |
ラサルハグは、ぼんやりと白く大きなキャンバスを眺めている。 (a9) 2022/03/29(Tue) 4:08:32 |
ミンは、大きな音と共に煌めく閃光に目を向けた (a10) 2022/03/29(Tue) 4:19:27 |
テレベルムは、ラサルハグにつれられて、花火を見る。まったく、――どちらが魔術師なんだか。 (a11) 2022/03/29(Tue) 4:50:17 |
【置】 行商人 テレベルム店の前で小さな画板を取り出して絵を描き始める。 碧を取り出す、ぬりぬりとクレパスを擦る。 髪は色を混ぜ合わせて、特徴的な翠と碧を使う。 完成したのはパンケーキを食べているアルレシャの絵。 橙を取り出す、ぬりぬりとクレパスを擦る。 髪は色を混ぜ合わせて、特徴的な白といつかの飴色を使う。 完成したのは蜜のかかったワッフルを食べている シェルタンとナフの二人の絵。 笑い合ってる彼らを描いたあと、自分自身の絵を描こうとして。 ふと、鏡を見たところで、筆を置いた。 (L0) 2022/03/29(Tue) 5:03:49 公開: 2022/03/29(Tue) 5:05:00 |
【置】 行商人 テレベルム水晶が揺れて、呼吸が止まる。 ――一度深呼吸をして、別の紙に自画像を描いた。 色の無い髪に色の無い瞳、それを描くのに様々な色を使う。 なんと無情で、そして、心地良い時間だっただろう。 (L1) 2022/03/29(Tue) 5:04:27 公開: 2022/03/29(Tue) 5:05:00 |
ポルクスは、空にひらいた大きな光に、目を輝かせました。 (a12) 2022/03/29(Tue) 6:47:28 |
【人】 行商人 テレベルム>>8 ラサルハグ 「なっ……ラサルハグ?」 は? 被写体にするのは楽しかった、その手の感覚も感情も残っているのに、寝ぼけた気分から覚めた自分にとってはなんとも気まずい気分にさせられた 「……い、今すぐ出ようと思ったがそうだな。 リュシーの為にも絵を描いてやりたい。 まだ全員分描けていなかったから彼らを描いたら―― は? 」結局口に出してしまった。今までの自分の発言からすれば、妙に聞こえるかもしれない其れを打ち消すように言葉を続けた。無表情であることをありがたい。 「一緒に……そ、それも良いかもしれないな。 ラサルハグとはまだ話したかったんだ。 旅の話や、それなら……そうだな」 予約の時間を教えてくれ……と、無表情は少しの困惑を含めて髪を揺らした。 多少健康的に見える彼は、随分と物をハキハキ言うようになったが、その代わり戸惑いを覚えたようだ。 (12) 2022/03/29(Tue) 6:59:07 |
【人】 約束の花 ミン『 花祭りの記念に 絵をのこしてみませんか 』そんな看板を目にして足を止める。 とてもいい案だと思った。 初めて参加するお祭りだけれど、思い出深いものになったから。 そのうち沢山描かれるであろう思い出の中に、自分も入りたくて。 そうして紙の前にしゃがみ込んで、近くの色鉛筆を手に取る。 何を描こうか暫く思案して、思い出の全てを絵にするのは難しいから。 一つ、白い花を描いて。花の後ろには思い出の色を使って虹をかける。 ラサルハグの 紅緋色 、サルガスの藤色 、イクリールの珊瑚色 、ラキの若竹色 、ルヴァの青竹色 。もう少し続くお祭りの中で、思い出の色をもっと貰えたらいいなと思ったので、まだ貰ってない色も。沢山の色を使って沢山沢山虹を重ねていくのです。 でも絵はあまりうまくないもので。 それは虹には見えないかもしれないけど。 それでもいいのです。 それでもいいと、思ったのです。 (14) 2022/03/29(Tue) 8:13:37 |
【人】 魔法使い ラサルハグ>>12 テレベルム 「そうか?光栄だな。…私も、短く話すのみでは 惜しく思っていた。 ………」 リアクションが派手になっている事は十二分に分かるが動じない。 長い睫毛を一往復させたのち、掴んだままの裾を普通に引っ張って踵を返す。元軍人とはいえ力加減は55%程度、問題は無い。 「…では、行こうか。何、すぐそこだ。 顔を見せた方が良い…、長旅になるのなら、猶更。 …貴公は目立つから。顔見知りは、寂しがると思う。 何なら、挨拶回りでもするのは如何か」 ずるずる…… 杖をついて歩く細身の男が、長身の男を市中引き回しにする図。 「ちなみに馬車は…祭りが終わった 翌日の朝 だ。しまったな…もう少し滞在しても良かった。 …良い街だ、そう思わないか、テレベルム殿」 ずるずるずる…… (15) 2022/03/29(Tue) 10:11:27 |
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