54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】
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[俺だって傍にいたいんだぞ。って。
先輩の言葉に赤くなって言葉に詰まる。
気障な言葉なら笑えるのに。
ふとした時に、言葉に詰まって固まってしまう。
部屋に誘ってもらって。
最初は自分から行きたいって言ったのに。
ドギマギしてしまって。
不意に強く意識してしまって。
お誘いを2回に1回は断ってしまってて……。
嫌われたく無くて、誘われなくなるのも寂しくて。
お断りした後は毎回凹んで。
もう1度誘ってもらえたら、勇気を出して受けるのだ。
一緒に居るのは好き。
2人で居るのも好き。
先輩を甘やかしたいって思う。
でも甘やかされるのは……、やっぱり少し苦手だ。
心臓が煩くて、自分を保てないんだもの。]
[先輩の憎まれ口には、べーって舌を出して。]
本当に落ちたりはしませんー。
[なんて、まるで子どもみたいなやり取り。
そんな憎まれ口の応報を繰り広げて、少し心を落ち着かせて。
何時もの笑顔になんとか戻るのだ。
……別に、お髭だけで好きなわけじゃないんだけどな。って。
思ったけど口にはしません。
お髭も好きなのも本当なので。
賢者は沈黙の尊さを知っているのです。]
[先輩とご飯を食べるのは好きだ。
自分も一緒に手を合わせる。
お弁当を楽しんでくれる先輩に。]
ありがとう。母のメニューなんです。
運動会の時、家族で食べるの。ご馳走でした。
[嬉しそうに笑うと、自分もおにぎりを口にして。]
その台詞を言う人は、食べる前から相手に惚れてるんじゃないんですか?
まあ、料理が下手でも結婚したいと思ってくれるくらい、惚れられたいものですけどね。
『俺が杏音を食わせてやるー。』みたいな。
あ、それじゃ稼ぎの話しになっちゃうか。
[マフラーの話しといい、相変わらずどこかロマンティックが足りない。
そんな現実的な杏音さんは、2年時に学科をしれっと変更していた。]
[普段料理をしているのか聞かれたら。]
いえ。普段は母に甘えてます。
母の料理が一番美味しいので。
でもカレーとか。簡単な物は時々作ったり。
早く家に帰れた時は、お手伝いしながら教えてもらったりはしてます。
我が家は皆大げさに褒めてくれるので。
やっぱり喜ばれると嬉しいから。
だからまあ、あの……。
ありがとうございます。
喜んでくれて、嬉しいです。
[ポツリと言って。
大きな口で、はむりとおにぎりにかぶりついた。*]
ああ、運動会のか、どうりで食べやすいわけだ。
……嬉しそうだな、杏音。
[料理の味付けの工夫としての食べやすいという評価とともに、過去を思い出してか嬉しそうな笑みな杏音を微笑ましく見つめ]
確かに言えてるな。もう言うことありきって感じだ。
実際胃袋を掴まれたっていうぐらいの感動があるだとか、料理の味関係なしにってのはあるのかもしれんがな。
いや、それは経済的なものだろ。
[稼ぎだな。って同意しつつ、ロマンチックなシーンというのには少々理解を得られないものがあるのは似たもの同士ではある、なんてあっさりと同意が得られたが]
でも一部思えるところがあるな。
一緒に食事を取ってるときの互いの空気間が好きだとか。
後……食べ物を粗末にしないとこを好ましく思うとかな。
[丁寧な所作で食べれなくても大事に食べることってのは重要である。特にこうして作ってもらったものとかな]
大袈裟にほめてくれる…なんとなく想像がつく。
[思うに堂々と自分を可愛い。というのは、普段から――それこそ家族から言われなれているのだろうなっていうのは、時に出てくる家族の話題も含めて想像されていたことだ
と、料理の説明を聞きつつ真っ先に思ったことを呟いて]
いやいや、礼を言うのは俺のほうなんだけどな。
手料理を作ってもらうだけじゃなく、杏音と向き合って…あ、今は隣り合ってだが、一緒に食事をとる相手が俺だっていうのも含めて嬉しいからな。
[普段の明るさよりも、控え目に喜ぶ杏音の可憐さにどきりとしつつ、おにぎりをもぐりと口に含み、賑わいに耳を、目を桜に向けながら。心はどうしても彼女を見てしまって]
……綺麗だな
[主語の足りない言葉を口にした*]
[先輩も、私と一緒にご飯食べるのが好きだと思ってくれてるなら、嬉しい。
その言葉には、素直に微笑みを零して。頷いた。]
そうですね。
ご飯を食べる前に手を合わせるところとか?
一緒にご飯を食べてて……
幸せな気持ちになれます。
[何気ない仕草が、好きだなって思う。
そう言う事の積み重ねは、確かにあった。]
空先輩もお料理しますよね。
普段からされてたんですか?
[お部屋にお呼ばれした時。
エプロン姿を見たこともあった。
どんな手料理が得意なんだったっけ?]
[そうして一緒にお弁当を食べて。
嬉しいと。言って貰えて、幸せにはにかんで。
並んで座って、桜と、菜の花と、川の水を見て……
穏やかな日の光と。優しい風と。
風に吹かれて、舞い落ちる花びらと。]
…………そうですね。
[目を細めて同意して。
ふと、隣を向いて、先輩と目が合ったなら、目を細めて微笑みを交わした。*]
[陣営が人狼で一瞬びびったわたしが通りますよ、っと]
お布団を寝取られる日々もなんだか懐かしいな。
そんなにわたしのお布団が好きなら
いっそ毎日同じ布団で眠る様にしたって
わたしは一向に構わないんだがね。
[もぞもぞ断りなく隣に潜り込む。
わたしの布団ならば断りなど必要あるまい。
お待たせ、きみの枕ですよ、と
声に出しはしないが腕を差し出しておいた。
わたしの分の枕?無くても変わっても問題は無いな。
なんなら床でも眠れる
]
[胸を押し返す腕から伝わる微かな震え。
思わず漏れ出る、甘い声。
────見逃す筈がない。
満足げに目を細め、口端を上げる。]
ふっ…、
そんな目をして、
誤魔化せるとでも思ったか?
粗相しただろう。イケナイ子だ。
[詰る言葉にも関わらず、声音は甘い。
帰り方を忘れても
主の声だけはしっかり覚えていた。
褒める訳にはいかぬが
そんな駄犬っぷりも愛
おしい。]
[だが、ケジメは必要だ。
今のように許可なく達した時、
度々使ってきた電磁拘束具を取り出し
僅か7ミリ秒という速さで
抗う両手と首を繋ぎ、戒めた。]
仕方ない。躾け直してやろう。
[酷く楽しそうにそう告げると
顎を強く掴み、
顔を背けられないようにして唇を奪う。
更に、舌で抉じ開け
唾液を飲ませようとするだろう。
まだ歯を食いしばったままであったり
抵抗するようなら、態と腕を引き、首を締め上げる。
意識が落ちれば、
苛烈な痛みで目覚めさせられることは
ジャックも熟知している筈だが、
さて、素直に受け入れたかどうか。]*
[やぁ!ひと仕事終えた僕だよ!!]
……?
どうしたんだい丸まっちゃって。
[どげねの頭をなーでなで]
[陣営が人狼は僕も一瞬心臓止まったよね。
人狼陣営な君も素敵だよ(?)]
と、……うん?
僕は既に毎日同じお布団で眠っている気分でいたよ。
君のお布団が好きというか、
君のお布団だから好きなんだ。
ここで横になっていれば僕は落ち着けるし、こんな風に自然と君が隣に来てくれるだろ?
[君が潜り込む為のスペースはばっちり確保済みだ。
(※そもそもアザレアくんのお布団です)
差し出された腕を遅かったじゃないか僕の枕とばかりぎゅ、と掴むと遠慮なく頭を乗せて、君の背へと腕を回した。
そういや僕が腕枕した事もあったなぁ。
しかし床で寝るのはなるべくやめて欲しいね僕の心臓に悪い。
どうしても床に倒れたい時は呼んでくれ。僕が敷き布団になろう]
[好戦的な顔も好みだ。
狼の性質がそうさせているのだろうかと思ったが、疑問は口にでて、彼を驚かせる結果になったか。
何か間違えたことを言っていたのだろうか、そう思った脳内に生憎フィンランドはなかった。ここでフィンランドの風習を彼が口にすれば、全裸でフィンランドに行きたいのか。と更に明後日の方向へ飛びかねなかったので、彼が驚いた状態だったのは正解かもしれない。…寒さでおかしな方向に行ったのかも。
慌てて首を振る彼に否定されて
違うのかとぱちぱちと瞬きを返した。]
…鬼走は、見られるの好きなんじゃ
[美しき誤解である。
きゃんきゃんと喚く犬のような姿が可愛くてきゅんとしてしまった。彼の姿に思わず頭を撫でたくなりながら、どうやら何か違う事を考えているようだと思考顔。そうしている間に、何だか彼は恥ずかしそうにしていて。
んっと顎に手をやり、それから]
……違うか。
鬼走は、俺を興奮させるのが好きなんだな。
俺と沢山いちゃいちゃしたい?
[彼の顔に自らの顔を近づけさせ
じっと瞳をのぞき込めば、そうだろと尋ねた。温泉の中でのにゃんにゃんで熱が冷めるような人間ではない。指先で耳の裏に触れて、其処を擽るように摩り。それから、ふっと甘い笑みを浮かべれば、彼の手を引き。]
なあ、鬼走。
着替えって持っているか?
[持っているのなら。と
彼を露天風呂の方へ連れていき、そのまま、お湯の中に抱きしめて落ちようとした。持ってきていなくても、浴衣があるのだから問題はないだろうという短絡的な考え。ああ、雪見酒もいいなと、考えながら、お湯の中へ*]
[互いの積み重ねに幸せを見出してくれる杏音への同意に嬉し気に笑みを浮かべ]
料理するっていっても普段からというか一人暮らしだからな。
切って焼いて、あとは調べて作れそうなもの作るだけ、焼き物揚げ物、鍋、あとホットプレートとか便利だな。
この前の冬だったら豚のみぞれ煮とかつくったが美味しかったな…………大根するの大変だったけどな。
[髭面のエプロン姿という経済的にも気分転換的にも実用性も兼ねての姿をみせて、その時はカルボナーラとかを作ったりしたのだろう。]
[お弁当を食べながら一息、風景とお茶とを楽しみながら、まばらに聞こえていた音も、周囲の色もどこか遠く、ただ近くにいる人ほど鮮明に思えて]
ぁあ…来年はもっと綺麗になってそうだな。来年も、再来年も…楽しみだ。
[微笑みを恋人と交し合う。来年も再来年で一応は院も終わる、そこから大学卒業をしてどうなってるかはわからないけれども、こういう風に過ごしていけたらいいなと思えたことが自然と口から漏れ出していた*]
[空先輩の語る料理は、十分立派だと思うのです。]
揚げ物が出来るなんて、もう、十分すごくないですか?
この間いただいたカルボナーラも美味しかったし。
みぞれ煮も、美味しそうです。
大根するの手伝いますから。
今年の冬に、作ってふるまってはいただけませんか?
……温まりそう。
[美味しそうだと思う心のままに。
小さな約束を積み重ねて。]
[先輩と過ごす穏やかな時間。
空先輩の口から、来年と再来年と……
未来を語る言葉が出るのが、染み入るように嬉しい。
照れて固まってしまうのとは、また違う。
幸せな感覚。]
来年も、再来年も。またお弁当作ります。
また一緒に食べましょう。
[幸せそうに細めた目で微笑んで。
お弁当を食べ終わった手を、隣に座る空先輩の手に、そっと重ねた。
気付かれたら頬を染めて、知らんぷりしながら。
はらはらと桜の散る景色を、眺めて時間は過ぎて行った。*]
アザレアくん…………
[▽うでまくら の こうかはばつぐんだ!
キネレト は すいまにあらがえそうにない]
[想像通りの、自身よりさらに体躯に恵まれた
隻眼の美丈夫が、目の前に居た。
敵対組織の首領と対峙しているというのに
不思議と敵愾心が湧いてこない。
それがここの温泉の効果であると
気づくことはこの先あるのかないのか。]
[呆気なく達してしまった自分自身が
向けられる機嫌の良さそうな表情が
見抜いた事実を突き付けてくる甘い声が]
……ッッ
[全てが悔しいのに、身体は悦んでいる。
背筋に走るゾクゾクが止まってくれない。
……、強くなってすらいる。
この男に掌握されることが、気持ちよくて堪らない。]
ッあ、く……、
[光の輪が首と両手首に巻きつき
輪同士引き寄せ固定してしまうのは一瞬で
言い訳をする余地もなかった。
あったとして、墓穴を掘る以上のことが
出来たかはわからないものだが。]
── 夏の花火大会 ──
[空先輩とお付き合いを初めて、時々すごいなって思うのは、先輩は良く家まで迎えに来てくれることだ。
お花見も、今日の花火大会も、如月町でのデートで。
先輩の家も如月町にあるのに、わざわざ迎えに来てくれる。
往復大変じゃないのかな?と、最初は酷く申し訳なかったけど。
私の母は、そんな先輩を高く評価してくれて。
父にもとりなしてくれたりしてるようなので……
少し遠慮しながらも、先輩に甘えてしまっていた。
今日は如月川で花火大会の日。
母に頼んで、浴衣を着付けてもらってた。
水色の花は、先輩の名前の空の色。
ピンクの帯が、可愛くて。
来年は自分でも着付けられるように、なんて。
母が色々教えてくれた。
出来上がった浴衣姿を、家族皆可愛い可愛いと手放しで褒めてくれて。
先輩と一緒に見る花火が楽しみで。
私は家で、先輩が迎えに来てくれるのを、ワクワクして待っていた。*]
[躾け直すと言いながら顔が近づいてくる。
顎を掴む指の力は強く、
捩って顔を背けようとしても微動だにしない。]
っ何故だ、何故オレに拘……っ、ン……!
[唇が塞がれれば
咄嗟に口を閉じ上下の歯を噛み合わせた。
言い切ることは叶わなかったが
聴こえはしたはずだ。
後で答えを得られることはあるだろうか。]
[組織に戻れと部下を送られるたび拒否してきた。
確かに自分の能力は星ごと滅ぼされてしまう程
脅威なものかも知れない。
けれどセーマには他にも有能な駒は幾つも在るし
妹を捕らわれた不条理、負の感情を
戦闘力に換えてきた自分だけ戻されたところで
前ほど組織の役に立つとも思えない。
エロ同人的な
夜伽の相手という意味においても
かわいげのない自分などより適した者は沢山いて
彼の立場ならば選り取り見取りだろう。
首領自ら出向く程の価値が自分自身にあるとは、
到底────…。]
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