54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】
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[自分の思いが通じたようで、力強く彼が抱きしめてくれる。
そして次々と出てくる提案に、頷いたり茶々を入れたりしていた]
ずっと一緒だよ。年老いても―――死が二人を分かつまで。
[いや、別れさせられたとしても。残された立場でも、先に旅立つ立場だとしても、自分はこの人を思わない日はきっとないだろう、と思ってしまう。
未来を欲しがる自分は彼のような強さがなく、甘えん坊で自分から一歩を踏み出す強さを持たない。
彼が差し伸べてくれた手をすがり、いつだって甘やかされている。
だからせめて、彼が欲しがる家を……家庭を……一緒に支える存在であって、彼に恩返しがしたいと望む]
[せっかく泣くのが我慢できていたのに―――。
泣かされまいと思っていたのに、彼の言葉に抑えていたはずの涙が後から後からあふれてくる。
女の子でもない、大の男が恋人の言葉1つで泣いてたまるかと思った矜持があっさりと崩れさる。
ああ、本当に自分は弱い。
彼はいつだってこんなにしなやかで大らかで眩しいのに。
皆を魅了する魔法使いは、俺をもこんなに魅せてくれる。
鮮やかで、目が離せないだろう。それはきっと永久に]
………俺もだよ。
[言葉が詰まってしまって、それだけを絞り出すので精一杯。
愛してる。
ずっとお前だけを。
触れるだけの口づけ。その拍子に流れた涙が口の端に落ちて、唇を伝わって、少し塩辛くて。
言葉にできなかった思いは、その味と口づけで彼に伝わっただろうか*]
これこれ、恋人を都市伝説扱いはやめなさい。
[実在するんですか?なんて驚いた杏音に見せつついう]
スマホの写真なんてそういう風にしないとそんな見ないもんだろ。
[というのは自分の感覚。後は言った通り、朝起きて最初に見たい人って誰かってなるとそりゃ恋人だな、という簡単な帰結が菊波の中で成されていた]
[ただそんな恋人の献身?は杏音に響いたらしい。
先程のどこか勇気をだしたおねだりをする心細そうな姿はなく笑って赤くなってと忙しい。
まぁ、それぐらい今更なことだといえばそうなんだ。ただ切欠が今になっただけだ。
そうしつつ自分の提案に一度落ち着くように深呼吸をする杏音を見つめて]
杏音と一緒に見てるからな。
[常の皮肉気ではない優しい笑みを向けた]
[そんなロマンチックというのは長続きしないのが菊波という男]
ところで結構寒いがこんなところで抱きしめても総括的には寒くなる一方な気もするんだよな。
そういや、寒いときは抱きしめて温め合うのと、寒いところの灯油をいれにいくのと、杏音はどっちがいい男だと思う?
ちなみに俺は後者なんだけどな。
[なんて聞きつつ、握った手をそっとまた引くようにして川原をゆっくりと歩き出した*]
[私が声をあげて笑うのは、照れてる時。
きっと先輩にも気付かれてるけれど。
殊更何でも無い事のように、軽く答えてくれた先輩だから。
私も明るく応えたい。
私が意地を張ったら、見守ってくれる人だから。
私の好きになった人だから。]
私は先輩の顔を待ち受けにする勇気無いですねぇ。
……スマホ見るたび見惚れちゃったら困るでしょ?
[会えない時間に電話出来なかった意地っ張りは。
スマホの写真データを見詰めて時間を溶かす事もあったようで。先輩の主張には頷けない。]
[時折見せる先輩の優しい笑顔。
真っ赤になってしまうけれど。
切り替えるように問いかける先輩に。]
寒いときは暖房や炬燵で十分じゃないですか?
灯油が必要なんですか??
[生まれ育った場所が違うのか。
冬や寒さに対する価値観が違うのか。
頭に?を浮かべながら。]
2人で一緒に。
炬燵で蜜柑を食べるか。
暖房の効いた部屋でアイスを食べたいです。
[一緒に楽しんでくれる人が良い男だと。
第三の回答を示してみましょうか。*]
確かに見るたびは困るな。
[時間を忘れるような事態は困るものな。って思う。
実際に時間を溶かしているとは知らなかったが]
暖房があるならいいが、炬燵だけじゃ足りないことがあるんだぞ…といっても俺も聞いた例え話だけどな。
[頭に?を浮かべている杏音。それは後に、冬の海を見たときの反応なども含めて出身地の差をより知ることになるのだ。
そんな杏音は結局違う回答をして、その意味するところを察して]
そりゃよかった。それなら杏音のいい男に俺もなれそうだ。
その時は一緒に映画でもみるか。
[一番大事な彼女との相性として一致できそうだな、って笑みを浮かべた*]
[死が分かっても共にいたいと思うのはきっと我儘だ。
彼の言葉、彼の声、彼の存在がただただ愛おしい。自分の口から上手く言葉が出ない事をこれほど呪ったことはないだろう。ただ、抱きしめるばかりで、彼の言葉に、ああと頷いた。愛しているという言葉だけでは現しきれない。いつだって甘やかされていると互いに思い、せめてと恩返しを互いに望んでいることには気づかない。それはなんと幸福な秘密だろうか。
互いに互いを思うが故に抱えた秘密を有したまま
だきあって、涙を流す彼を美しいと思った。
――泣いてくれるのが嬉しい]
……離さないからな。
[覚悟しとけ。と絞り出した言葉に肯き。
重ねた唇は涙の味を飲む。瞳から流れる美しい水滴を、そのまま指で拭い。抱きしめた身体を少し離せば、彼に笑みをみせよう。ないてくれる彼に笑みを見せたいから。美しい笑みを。
何時だって彼に魅せられている
素直になれない彼の素直な部分。
そこがずっと彼はずっと素直だったと思う。]
……しまったな。
食事もまだだった。
[ふと気づいた事実にわらって。
何時もの調子に戻れば、彼の唇にちゅっと軽い口づけを繰り返し、それから腰の部分を撫でた。土産ものをみたり、大きな露天風呂にはいったり、食事をしたり、したいことは沢山あったはずなのに。
抱きしめた肉体が暖かくて離れられない。
このまま、彼を抱くつもりで
指先が臀部をそっと撫で]
……ああ、でも
幸せすぎてこのままずっといたいな
[この穏やかで優しい時間を過ごすのも悪くないと思えるけど。と
彼の身体を緩やかに、柔く優しく撫でた*]
[彼がいうように、本当にずっとこのままでいたく思う。
暖かく揺蕩うようなこの優しい空間。
それに、自分の躰はまだ抱かれ足りないし、彼だって先ほどの状況ではまだ足りてないかもしれない。
だからこそ―――あえて打ち止めようか]
俺はいなくならないし、いつだって俺のことは、だ、だ、抱いてくれていいんだから………だから、今はまず、浴衣を借りに行こう?
[布団の中で自分からぎゅっと彼に抱き着いて、そして彼の頬に1つ口づけてから躰を離す。
こうしたことを言ったのには目的がある。
自分は彼におねだりはできても誘うことができない。できてないと思う。
いつも自分の思考を読んでるとしか思えないほどのタイミングで彼から迫られて、そしてそれを受け入れるだけだ。
これから恋人から夫婦……伴侶になるなら、そういうところもステップアップしないと、と自分で勝手に自分に鍛錬を貸すことに決めた。
こんなバカげたことを真面目に考えているなんて知られたら、呆れられるかもしれないけれど。
彼の永遠のパートナーを目指すのなら、自分から“上手に”“ムードも損なわずに”彼を誘惑できるくらいにならないと、見捨てらるのではないか、と思ってしまう。
彼は優しいから表面上はそんなことはしないだろうけれど……。
でも、自分も彼を手玉に取れるくらいに最高のパートナーでいる努力をしなければ]
[服を取り出して着替えれば、まずは露天風呂の方まで行って。
二人の服は温泉に放り出したままだからそれを回収して、とりあえずできるだけ絞って籠に入れておこう。
外気で冷えて、凍りそうなくらいに冷たくなっているそれは、ここにランドリーサービスがあれば頼もうか。
そして汚した湯を交換しようとしたら、源泉かけ流しの湯らしく自動的に湯が交換されていく仕組みで、どのように掃除したらいいのかもわからなくて困ってしまった。
後で宿の人に話すしかないだろうけれど、何をどう説明したらいいのかと考えたら頭が痛くなってしまった]
支度、できたか?
[濡れた手を手ぬぐいで拭きながら、彼の元に戻る。
甘えたように彼の手をそっと握るのは、温泉の効能がまだ残っているからかもしれない*]
[可愛い。何故こんなに可愛いんだ。
ぎゅっと抱き着いて、いつだって抱いてくれていいんだからと口にした彼にきゅんときてしまった。頬への口づけだって緊張しただろう。そう思えば、振り返った。いつだって自分は耐えきれずにがっついてしまう自覚がある。彼は誘われ上手なのだろう。魅力的な彼を前に、自制が効いていない自覚があるから。
彼の申し出を聞けば、これも自制への第一歩かと思い]
…ああ、そうだな。
浴衣とそれに足湯だったか。
それもあるらしいぞ。
[どうせなら、一緒にいかないか。と誘いだした。
本当は抱き足りない、彼だって抱かれ足りないかもしれない。けれど、恋人の先を目指すのなら、彼の言葉に肯き。自制を身に着けるのも、必要だと勝手に思った。――無茶をし過ぎない、彼に飽きられないよう。呆れられないよう。最高のパートナー。余裕ある大人を装いたくて]
[彼が露天風呂の方へと向かう。
彼が抜けた布団は、少し寒く。着替えするのにもってこいだった。暖かいままだと彼とともに布団の中でもっと過ごしたいと引き込もうとしただろうから。こうとき、率先して動く彼にかなわないなと感じる。
同時にこれからはエスコートするだけでなく
先に動けるようになろうと心に決めて
服を着替えた頃、ちょうど彼が戻ってきただろうか]
…ああ、用意できたけど
[そっちはどうだろうか。と問うも
手を握ってくれるのなら、微笑み。その手をとって、客室から出よう。忘れものはないか。と聞くが、言ってから忘れものをしてもとりに戻ればいいか。と気づき。]
| ── 部屋の露天風呂 ── [涛駕さんは、身体も心も、動作も大きい。] ……教え方が良いからです ありがとうございます! ……へへ [地球の人にとっては常識であろうこと。 丁寧に教えてくれるだけで有り難いのに 真っ直ぐに褒めてもくれるから はにかむような微笑みが溢れてしまう。 >>0] (34) 2021/01/04(Mon) 10:51:36 |
| [そして自分の身体もまた大きい。 >>1 体育座りの形で縮こまってはいるが 90kgを超える筋肉達磨だ。 地球に来てから筋肉の上に脂肪もつきつつある。 オペレーターの方とか、近所の方とか、 お菓子を沢山分けてくれるから……。 そんな自分のことを偶に可愛いと称してくれる彼は とても奇特な感覚の持ち主だ。 何と答えたらいいか解らず戸惑ってしまうものの いつも悪い気だけはしなくて 照れ笑いを浮かべるのだけど。] (35) 2021/01/04(Mon) 10:51:43 |
| [平和に尽力、貢献している涛駕さんは良い。 余り役に立っていると思えない自分は どうにも気が引けていた。 (番組視聴率とか円盤とかよく知らないので) ついネガティブなことを吐き出してしまったが 涛駕さんが吹き飛ばしてくれる。 >>3] 贅沢して、英気を……そうですね [休ませて貰った分、組織の為にもっと頑張ろう。 まずは温泉を楽しもう。気持ちを入れ替え。] は、はい……えっ?!?! いや、それだけはダメです 涛駕さんに足を乗せるだなんて メッソーもありません……! [素肌の肩を叩かれ、大袈裟に水面に波を立てた。 手足を伸ばす、には同意したが一部には拒否を示す。 凡ゆる面で恩人である彼にそんなこと出来るものか。 羽を伸ばすという表現は確と頭に刻んで。] (36) 2021/01/04(Mon) 10:52:34 |
| [一人称が変化したことに気づいた。]
(いま、おれらって言ってた……?)
[気を許して貰えていることの証左に思えて まだ湯に浸かったばかりなのに 頭の中が上せてしまいそうになる。
距離を詰めて貰えたようでうれしい。] (37) 2021/01/04(Mon) 10:53:12 |
| ……っえ、あ、せ、性格、ですか……? [少し考え事をしていたので、こちらも吃った。 >>4 近くに寄せられた顔にどきりとして見つめ返す顔は赤い。 涛駕さんの様子、どこかいつもと違う気がすれど どこがどう違うまではわからなかった。] 断じて、良くはないですよ どう育ったか、ですか…… [余り明るい思い出ではないから そっと目を逸らしながら話し始める。] (38) 2021/01/04(Mon) 10:55:47 |
|
オレの星でオレと妹は異端でした 本来の能力を半分ずつしか持ってなかったから
[妹は正の。自分は負の感情だけが周囲に作用する。 あの星でそれはとても珍しいことだった。]
特にオレの方は世間に疎まれていたので……
迷惑をかけないよう親から離れて 山奥で静かに暮らしました
妹は、親ではなくオレについて来てくれた とっても兄想いの良い子なんですよ
[誰より自身を疎んでいたのは親だがそれは隠して……。 シスコンがシスコンになった由来を話す口調は穏やかだ。 売り込むのを忘れない程、大切な存在。] (39) 2021/01/04(Mon) 10:55:57 |
|
あ、わかりました
良い人間、良い兄でありたいって ずっと思ってきたから今のオレがある
オレの性格が良く見えるんだとしたら 妹のお陰ですね
[話し始めは暗い気持ちだったが 良い結論に辿り着けた。 涛駕さんに視線を戻し、にこりと笑いかけた。] (40) 2021/01/04(Mon) 10:56:09 |
| [人間はゴミ袋に詰めてはいけないこと 下着は履くもの いろいろなことを教えてくれて
共に戦うことを許してくれて 些細なことも褒めてくれて
こんな風にたくさん笑えるようになった。
みんな涛駕さんのお陰だ。
とても、感謝している。] (41) 2021/01/04(Mon) 10:56:25 |
| [他にも何か訊ねられることがあるなら答えよう。 何もないようなら、こちらも訊きたいことはある。
それは例えば、気になる女性の有無、だとか。 ――妹を応援する兄として。**] (42) 2021/01/04(Mon) 10:56:40 |
雪みたいで綺麗だ。
[そうして囁くのは彼への口説き文句。
いや何時だって自分は彼を口説いているのだけど。髪に触れて、湯に足を浸し、身体を寄せ合う。大浴場にいかなくてよかったと思うのは彼の肌を直にみて、我慢がきく気がしなかったのと彼を周囲の目に晒さずに済んだからだ。遠くから旅館客の話し声が聞こえる。
彼の手を片手は弄ぶように指と指を引っ付けては遊び。
気づかれないのをいい事にキスをする。]
なあ、浴衣の着せ方を後で教えてくれないか。
後ひとつお願いがあるんだが。
[それは部屋に帰ってから伝えると
悪戯な足先が彼の足をまたついて、少しだけ下肢に指が触れるが、人の声が近づくのに気づけば、自制すると決めた事を思い出し、すっと離れ、平静を装っただろう。*]
[潤んだ瞳、紅潮した頬。
羞恥を感じながらも素直に従う様子に
愉悦を覚えながら、
熱の籠もった視線で見つめる。
だが、
長い裾が割れて、現れたのは
兆した性器でも物欲しそうな孔でもなく、]
っ、 ……何だ、それは?!
[それらを隠す黒い布地に、目を瞠った。]
[セーマには、半身を
窮屈に締め付けるような文化はない。
余の元を離れている間に
地球に染まり変えられてしまったジャックを
まざまざと見せ付けられた気がして、腸が煮える。]
斯様なモノ、
誰が身に付けて良いと言った?
[低く冷たい声で詰りながら、
布地に邪魔されて見えぬ逸物を
足先で乱暴に小突き、]
余は許した覚えはない…!
[黒靴下の足裏に体重を掛け、強く踏みつけた。]
[ぐりぐりと数度、躙ってから
忌々しそうに足を下ろし
手首を戒める光の輪を解除して、言い放つ。]
そんな胸糞の悪いモノ
さっさと捨てて、準備しろ。
どうすれば良いかは分かっているよな?
[ズボンを寛げれば
直ぐさま、青筋を立てた怒張が頭を擡げ
ジャックの眼前に晒される。
20cmはあろうかという長身が
先走りに濡れて青黒く光り、反り返る様は
半月刀のようだ。
仁王立ちで冷たく見下ろし、
嘗て躾けた通りの、咥えながらの準備を強いる。
ぐずぐずしているようなら
禍々しい色をした刀身で頬をペチペチと張るだろう。]*
―――?!
[囁かれた言葉は、明らかな自分への誉め言葉で。
周囲に誰もいなくてよかったけれど、髪に触れてくる彼の目が明らかに恋人に向けるもので、遠くにいる人の気配に過敏に反応してしまう。
大丈夫かな、と思っていたが、自分の手を弄んでいるようだった彼に口づけられて、もう、と頬を染めるがそれ以上怒るに怒れない]
浴衣?
そんなの俺が着せるけど。
[あと一つのお願いとはなんだろう?と首を傾げるけれど、内容によってだな、と軽く笑って頷いて。きっと彼のことだから、そんなに大したものではないだろう。
飽きてきてしまったのだろうか。
彼が足で足を突っついたり、からかうように指で触れてきたりしている。
まるで子供だなぁ、と思いつつも、だいぶ温まってきたし、戻るのでもいい時間だろうかと思い、湯から足を出す]
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